人狼議事


164 天つ星舞え緋を纏い

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


狩人も立ち入らない深い森の奥からやってくる、“人狼”は、ひそかに人間と入れ替わり夜になると人間を襲うという。隣国の出身でありながら戦功名高く、Sirの称号を賜った若き英雄、Cointossと配下の聖貨騎士団は、この魔物の噂を重く見ていた。

恒例になりつつあった臨時徴税を収めた村人たちは、水車小屋で招集の命令を受け、不安を覚えつつも集会所へと集まるのだった……。


【人】 病人 雷門

嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。

(0) 2014/02/12(Wed) 20時頃

稲荷のお告げ (村建て人)

 
 
 
──それは、遠い昔のものがたり。
 
 
 

(#0) 2014/02/12(Wed) 20時頃


稲荷のお告げ (村建て人)

ある夜、天から星が落ちた。
星の雨は里の裏山へと降り注ぎ、そして、何処かへと消え失せた。

それから、幾年、時は過ぎ。
星の雨の事など、皆、口にしなくなった頃。

年に一度の、祭りのその日。
陽が月に喰われ──眠れる星に目覚めを促した。

目覚めし星は銀と黒。
相反し、戦う運命を帯びたもの。

──それ宿した者が望む望まざるに関わらず。

銀と黒は、戦うために動き出す。

(#1) 2014/02/12(Wed) 20時頃


稲荷のお告げ (村建て人)

 
 
天より下りし、天つ星。
強き力持つ禍つ星。

その行く末は今は知れず──ただ、里には小雪が舞い落ちる。

(#2) 2014/02/12(Wed) 20時頃


稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2014/02/12(Wed) 20時半頃


説法師 法泉が参加しました。


【人】 説法師 法泉

『へえ?新しい住職さんが来なさったかい?』

『いやいや、いつの間にやら勝手に居着いたって噂ですよ。だいぶ...生臭だとか』

『そんでも弔いひとつするのに隣村の坊主を呼ぶよりマシでしょうよ』

『そういうこって。経だけは読むようですからねえ。まあ...包むものを包めばの話ですが』

(1) 2014/02/12(Wed) 21時半頃

【人】 説法師 法泉

『そういや、ばさまが、この間の隣の家の葬式の時、おかしな事を言い出しましてね。ありゃあ、以前に居た小僧さんじゃないのかい、と』

『小僧さん?ああ、そういや前の住職が寺に棄てられた子供を引き取って育てていた事がありましたっけねえ』

『へえ、ですが確か、すぐにどこかへ逃げ出してしまった筈で。誰も顔など覚えてやしませんし、ばさまも大概惚けちまってますからねえ』

(2) 2014/02/12(Wed) 21時半頃

【人】 説法師 法泉

[風の噂は荒れ寺の破れ放題の襖の奥にも届いたか]

[届いたとても、昨夜の酒の残した酔いに、*坊主が起きる気配は無い*]

(3) 2014/02/12(Wed) 22時頃

説法師 法泉は、メモを貼った。

2014/02/12(Wed) 22時頃


落胤 明之進が参加しました。


【人】 落胤 明之進

─ 神社の境内 ─

[ひぃ ひゃらら]

[ひぃ ひゃ]

[大気震わし、響くは笛の音。
ゆると響く、それを奏でるのは少年と青年の狭間の年頃の若い男。

古くからある神社の境内、その一角にある白梅の巨木の下に座り込み、横笛奏でる姿は、どこか高貴な雰囲気をふわりと纏う]

……ん。

[やがて一曲、奏で終えた青年は静かに視線を上へと上げる]

だいぶ、綻んできたなぁ……。

[呟き見やる、視線の先にはゆるく開いた白梅の花]

(4) 2014/02/12(Wed) 22時頃

【独】 説法師 法泉

/*
こんばんは、設定出し間に合ってないのに入村一番とかいう珍しい事をしてしまった、ふかふかです。
毎度お世話になります。まあ、中ばれはもういいんじゃないかにゃー(つか、他がバレバレぽいんで、もう、イロイロ無理)
今回もヌマタローじいちゃんとか、抜け荷の人とかとも迷ったりしたんですが、多分、この設定の中でしか使えないんじゃねえか?な、気がしたので、坊さんです。多分平安あたりの設定だから、寺はあるはず、だ!(ほんとか?)

(-0) 2014/02/12(Wed) 22時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/12(Wed) 22時頃


【独】 落胤 明之進

/*
と、いうわけで。

村建て準備はしていても、入村準備は全くしていなかった村建て、ゆるりと参上です。

……いやあ、見切りだなあ、見切ったなあ。
しかし、今やらないと多分できなくなってしまうので、それならば、と踏み切ったのでした。

ともあれ、しばしの間皆様どうぞよしなに。


……ところで。
稲荷のお告げの横のパルックさんの存在感……半端ない。

(-1) 2014/02/12(Wed) 22時半頃

子守り 日向が参加しました。


【人】 子守り 日向

 ― 裏山の麓 ―

[村外れの、少し開けた場所は、子供たちの格好の遊び場だった。
 冬の寒さもなんのその、子供たちは薄着のまま、はしゃぎ声を上げて駆け回っている。
 そんな彼らの輪から少し外れた場所に、やや年嵩の娘が佇んでいた。
 背に赤子を負うたまま、ぼんやりと神社のある方向を見ている]

『日向ねえちゃん。どうしたんだ?』

[その様子に気付いた子供の一人の問い掛けに、娘はゆっくりと視線を戻し]

 ん。笛の音、聴いてた。

[切れ切れの単語で、ぼそりと答える。
 それを聞いた子供は怪訝な顔をして]

『えー? 笛の音なんて聞こえないよ。変なねえちゃん!』

(5) 2014/02/12(Wed) 23時頃

【人】 子守り 日向

[笑う子供に、娘はゆるりと瞬き]

 そうか。聞こえなかったか。

[それ以上何を言うでもなく、口を閉ざす。
 子供はしばらく娘を見詰めていたが、やがて興味が失せた様子で、遊びの輪へと戻っていった]

 あたしにだけ、届いたか……。

[娘はゆっくりと、背中の子を揺らす。
 笛の音は確かに、風に乗って娘の耳まで届いていた。
 それは一曲を奏で終えると、余韻を辺りに染み渡らせながら消えていった>>4]

(6) 2014/02/12(Wed) 23時頃

手妻師 華月斎が参加しました。


【人】 手妻師 華月斎

─ 長の屋敷 ─

[梅綻ぶ季節、祭りの時期。
里の各所にある梅の木は、つけた蕾を大きく膨らませていた]

今年もええ花咲きそうやんなぁ。
なぁ、雷門小父?

[縁側で仁王立ち、梅の木を見上げながら家主へと声をかける。
けれど同意の問いかけに返る声は無く、視線を転じると難しい顔をする里長の姿が見えた]

雷門小父、どないかしたん?

[あちこち旅をしたために癖付いた奇妙な訛りで再度呼びかけると、空を見上げていた里長がようやくこちらを見る。
問いには「何でもない」と誤魔化すような笑いと共に言葉が返った]

ほーかぁ?
なんや呆けたんと違ぅやろな。

[その反応に最初こそ訝しそうに首を傾げたものの、表情はすぐさま揶揄うものへと変わり、怒られないうちに、と草履を履いて庭へと出る]

(7) 2014/02/12(Wed) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

祭りかぁ?
準備やったら恙無く進んどるんやないかね。
わいは手伝い行かんけど。

手は商売道具やかんなぁ。

[つまり手伝って手に負担をかけたくない、と。
手妻を生業とする男は堂々と手伝わない宣言をして胸を張った]

(8) 2014/02/12(Wed) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

ふはは、様子見るくらいやったら行ってくるで。
夕方にゃ戻るわ。

[男──華月斎は家を持たない。
家族の住む家はあるのだが、数年前家を出る際に父親と大喧嘩したために戻るを良しとしていなかった。
父親からも家の敷居を跨ぐな、と言われている
そのため、里へと戻った際には里長の家に泊めてもらっていた]

さぁて、だぁれかおるかいねぇ。

[足向く先は祭りの準備の気配がする方。
急ぐでもなく、ゆったりとした歩みだった]

(9) 2014/02/12(Wed) 23時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/12(Wed) 23時頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/12(Wed) 23時頃


【独】 手妻師 華月斎

/*
書いてたらなんか訛りっ子になったのでそのままGO。
どうも、龍猫です。

華月斎は一度使ってみたかったキャラなのだが、存外手妻が難しくてどうしよう状態wwww
何故属性を命にした自分…。

とりゃーず明日は6時起きなので早寝予定で低速…。
明日を乗り切れば余裕出来るはず…!

(-2) 2014/02/12(Wed) 23時頃

【人】 落胤 明之進

─ 神社の境内 ─

[吹き終えた横笛の手入れをして、懐へとしまった後、ゆっくりと立ち上がる。
穏やかな時間の流れる里の中でも、特にゆるりとした時を感じさせてくれるこの場所は、幼い頃からの気に入りの場所だった。

母と二人で移り住んだ当初──未だ里に馴染めぬ頃、他者に気兼ねなく過ごせる場所、として通い詰めたから、というのも少なからずあるが]

さて……怠けている訳にもいかないか。

[祭りでの自分の役目は、楽の奉納ではあるけれど。
だからと言って、準備を怠けるわけにも行かず。
綻び始めた白梅に軽く指先を触れた後、ゆるり、里へと下る石段を降り始めた]

(10) 2014/02/12(Wed) 23時頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
明之進:くろねこさん

ここは確定。

日向:すずかけさん
法泉:mooncalfさん
雪客:ふかさん

すずかけさんは合ってるんじゃないかと言う根拠無き予想。
あとは当てずっぽう(

(-3) 2014/02/12(Wed) 23時頃

【独】 説法師 法泉

/*
よいしょ、と(
あ、wiki施設追加すまんです、くろねこさん。
神主にしときゃ問題なかったんだけどねえ...あの顔怖いんだも...

(-4) 2014/02/12(Wed) 23時半頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
くっ…くろねこさんのところに絡みに行きたかったがリミットが…!

(-5) 2014/02/12(Wed) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 通り ─

[華月斎は人の鼓動が溢れる場所──人が賑わう場所が好きだった。
故に人多き場所を求め、都を目指した。
そこで出逢ったのが、今生業としている手妻の技。
華麗な手捌きもさることながら、華月斎が虜になったのは、ひらひらと舞う半紙の蝶だった。
それに見惚れて門戸を叩き、胡蝶の舞を真っ先に習得した。
胡蝶の舞に関しては、師も驚くほどの上達振りだったと言う。
それからは人が賑わう場所を求めるのではなく、人が賑わう場所を作ることを好むようになった。
自らの技で人を楽しませ、その場を賑わせる。
手妻師は華月斎にとって天職であった]

んー。
今やとガキ共は裏山ん方かいね。

[手妻を喜びそうな観客が見当たらないことにぽつりと零す。
裏山の麓は華月斎が幼い時から子供らの遊び場だった。
今もおそらくそうなのだろうと、懐かしみながら推測し視線を巡らして]

(11) 2014/02/13(Thu) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

………げ、あかん。

[視線の先、遠くに見えたのは実の父の姿。
向こうはまだ気付いていないようだが、鉢合わせるのは絶対に避けたい]

ほんに面倒やんなぁ。
どっかでやり過ごさんと。

[分かりやすく慌てふためくと、身を隠す場所を求めて村はずれへと駆け出した**]

(12) 2014/02/13(Thu) 00時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 00時頃


【人】 子守り 日向

『日向ちゃあん。ちょっと手伝ってー』

[名を呼ばれ振り返ると、見知った顔の女性が手招きしていた]

 ごめん、おばちゃん。今、子守り。

[勝手に遊べる年頃の子らはともかく、背中の子を放っておく訳にはいかないと、断りかけたのだが]

『ああ、大丈夫大丈夫。鍋の番頼もうと思っただけだから。
 準備の手伝いに来てくれた男衆に配ろうと思って、たくさん煮込んでるもんでねー』

[見ると催事用の共同のかまどに、大きな鍋がかけられている。
 まだ火をつけて間もないのか、湯気はほとんど上がっていない]

(13) 2014/02/13(Thu) 00時頃

【人】 子守り 日向

 わかった。それなら、出来る。

[娘が頷くと女性はほっとした様子で]

『そりゃ助かった。炊き上がったら、日向ちゃんも一緒に食べていいからねー』

[その言葉に、表情に乏しい娘の顔が僅かに緩んだ。
 親は既になく、かといって独り立ちするに足る能力もない娘にとって、誰かを手伝ったことに対する報酬が日々の糧を得る唯一の手段だった]

 ありがと、おばちゃん。

[礼を言うと、早速鍋の前に陣取って火の調節をし始めた]

(14) 2014/02/13(Thu) 00時頃

【独】 子守り 日向

/*
この時代にこういうのあるのかな。
祭りだしありってことにならないかな。

(-6) 2014/02/13(Thu) 00時頃

日向は、つい両手を火にかざしたりしている**

2014/02/13(Thu) 00時半頃


【人】 落胤 明之進

─ 通り ─

[石段を降りて通りに出たなら、耳に届くのは人のざわめく声。
その様子に目を細め、人の集まる方へと踏み出す姿には、一人で調べ奏でていた時にごく自然に纏っていた雰囲気はほとんどない]

さて、と……。

[それでは何か、と見回した、視界を掠めたのは慌てふためき駆け出す姿。>>12]

…………。

[ふと、掛けて行くのと反対側を見やった。
見えた姿に、く、と短い笑みがこぼれる]

(15) 2014/02/13(Thu) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

……相変わらず、なんだなぁ。

[小さく呟く声音には、どこか呆れた響きと共に、一欠けらの羨望が滲む。
もっとも、それをはきと示した事はないけれど]

…………。

[浮かんだ感傷を振り切るように、軽く、首を左右に振る。
同世代に比べると細身の体躯は、力仕事には向かない。
故にできる事は限られているのだが、やれる事はやる、というのはいつもの事]

何か、手伝える事、あります?

[だからこの時も、いつもと変わらぬ様子で場にいる人々に声をかけ、できる事を探す所から始めていた。**]

(16) 2014/02/13(Thu) 00時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 00時半頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 00時半頃


【独】 落胤 明之進

/*
うむ。

しっかりキャラを詰める余裕がなかったからか、今ひとつ動きの方向性がつかめていない。
後二日で上手く波に乗れればいいんだけど。


と、いうか。
喋りの方向性がどう考えても某神魔と同系列になりそうなのはどうしたものか。
でも、なんとなく一人称『私』にはしたくないんだ……w

(-7) 2014/02/13(Thu) 00時半頃

村の設定が変更されました。


ひとづかい トリが参加しました。


【人】 ひとづかい トリ

[小雪舞い散る裏山に]

[ぱさり、飛びすぎるのは鳥の影]

[里から届く、賑やかな声]

[それに添うよに、一声鳴いて。**]

(17) 2014/02/13(Thu) 10時頃

ひとづかい トリは、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 10時頃


村の設定が変更されました。


機織り 雪客が参加しました。


【人】 機織り 雪客



      [とんとんからり、とんとんからり]
 
 

(18) 2014/02/13(Thu) 10時半頃

【人】 機織り 雪客

[規則正しい音だけが響く部屋、織り機の前に女が独り。]

[年のころは二十歳すぎ。
3年ほど前に輿入れで村を出たものの、つい半年ほど前に戻ってきた女は、この家で一人住まう。
戻ってきたばかりのころは、その理由を村のものに聞かれはしたが、曖昧に言葉を濁すばかり。
口さがない年寄りたちは好き勝手に理由を想像したものの、結局正確なところなど、誰も知る由はないだろう。]

(19) 2014/02/13(Thu) 10時半頃

【人】 機織り 雪客

[音が止む。
女は、切れ長の瞳を織られた絣の布へ向ける。
半年ほど前に戻ってきてからは、無表情が基本な女の顔も、このときばかりは僅かに笑みが浮かぶ。]

さて……あと一機か。

[立ち上がり、ん……と伸びすれば、聞こえてくる、家の外を通りがかった子供たちの笑い声。
途端に笑みは消え、薄い唇を*歪めた。*]

(20) 2014/02/13(Thu) 10時半頃

機織り 雪客は、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 10時半頃


【独】 機織り 雪客

/*
というわけでどうも、焔です。

和チップでRPわーぃっ、バトるぞーひゃっはー><*

と思ってたら、ちょいっと急な用事で東京に飛ぶ羽目になりまして。
なんかもうねぇ……非常に申し訳なくorz

(-8) 2014/02/13(Thu) 11時頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
は、雪客は女性。[すっかり忘れていた]

となるとふかさんが法泉か?

(-9) 2014/02/13(Thu) 18時半頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
今日は中身が大体死んでるので超低速です。
途中で寝てたらすまん。

(-10) 2014/02/13(Thu) 18時半頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
後ろ(テレビ)で「だっぺだっぺ」連呼されて、描写書く時に口語に「だっぺ」つけそうになるwwwwww
そっちの訛りやなかwwwwww

(-11) 2014/02/13(Thu) 21時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ →荒れ寺 ─

[情けない姿を見られていたなどとは露知らず、華月斎は村はずれへまっしぐらに駆けて行く。
やがて視界に見えてくるのは荒れに荒れた古寺の影]

…っとぉっと。
ここまで来りゃあ見つからんやろ。

てぇ、あーあー、随分荒れたもんやなぁ。

[駆け足から歩みへと変えて荒れ寺の前へと立つ。
両手を腰に当て、住職が居た時よりも傷みが増した寺を見上げた]

(21) 2014/02/13(Thu) 22時頃

【人】 手妻師 華月斎

……ようけ遊びに来たっけぇねぇ。

[住職が居た頃は話を聞きに来たり、父と喧嘩して駆け込んだりと、ちょくちょく足を運んだ場所。
里を出てからは疎遠となり、住職が没した後は足を運ぶこともなくなっていた]

流石に誰も居らんのやろか。

[風の噂は耳にしておらず、久々に訪れた寺の中を覗こうと歩みを進めた]

(22) 2014/02/13(Thu) 22時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 22時頃


【人】 落胤 明之進

─ 広場 ─

[声をかけ、頼まれたのは祭りで使う山車の支度の手伝い。
明坊は細っこいから、と言われて浮かべたのは苦笑]

……そろそろ、『坊』という年齢でもないんですけど。

[とはいえ未だ二十歳は超えぬし、細い見掛けが頼りないのは否定すべくもない。
広場へ向かい、組み上げられた山車の飾りつけの手伝いを始めた]

ああ、大丈夫ですよ、このくらい。
……やだなあ、もう。
これでも一応、家の畑は自分でやってるんですから、この位の重さはどうって事ありませんってば。

[色々詰まった木箱を二つ、重ねて持てば大丈夫か、と声を掛けられ。
思い切り眉を寄せてこう言い返した]

(23) 2014/02/13(Thu) 22時頃

【人】 落胤 明之進

(……見た目頼りないのは認めるけど、そんなに言わなくてもいいじゃないか)

[歩きながら、過ぎらせるのはそんな思い。
幼い頃は余り気にしなかったが、ここ数年は男子と認めてもらえぬように思えてどうにも気に障る。
故に、何となく不機嫌なものを感じながら木箱を運び。
山車の近くにそれらを下ろしてから、ふ、と空を見上げた]

(24) 2014/02/13(Thu) 22時頃

【人】 子守り 日向

 ― かまどの前 ―

[蓋を取ると、茹で野菜の香を含む湯気がぶわっと立ち上がる。
 具材はこの季節らしく、根菜や葉物が主のようだ。
 灰汁を掬っていると、子供たちが鍋の様子を覗きに来る]

『ねえちゃん。おれも味見ー』

 だめ。これは、祭りの準備した人のもの。

[せがむ子供に緩く首を振り、言い含めるように言って]

 でも、手伝いするなら食べていい。多分。

[ふと思いついたように、そう付け加える。
 明らかに目を輝かせる子供らを見て、勝手な約束をしたかと思いつつも、子供でも出来ることはあるだろうと思い直し]

 飾り付けとかなら出来るだろ。おばちゃんたちに聞いといで。

[その言葉に、子供たちははーいと威勢よく返事しながら駆け出していった]

(25) 2014/02/13(Thu) 22時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 22時半頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 22時半頃


【人】 子守り 日向

[子供たちは、どうやら祭りの日に家々を飾る紙の花飾りの製作を仰せ付かったようだ。
 不揃いな出来上がりになることは容易に想像がつくが、そこはご愛嬌という所か]

 ん、……あれ、明にいか。

[子供たちを追っていた視線が、山車の近くに細身の青年の姿を捉えた。>>23>>24
 その場の一員というより、大人たちに混じってという感があるのは、外見のせいだろうか]

 でも、ちっとは力仕事、出来るんだな。

[ふうん、と一人頷いている。
 と、背中でもぞりと動きがあった]

 ああ、起きたか。

[むずかる声に慌てて立ち上がると、あやすように背中を揺らした]

(26) 2014/02/13(Thu) 23時頃

【人】 落胤 明之進

─ 広場 ─

「そういえば」

はい?

「明坊、舞はやらないのかい?」

……楽はやりますけれど。
俺は、母ほど白拍子の技に長けてはいませんから。

[一通り仕込まれてはいるが、祭りで披露できるものではない、と。
やや素っ気無い口調で告げながら、山車の決められた場所に紙垂や造花をつけていく。
何年も手伝っているからか、作業の手順は慣れたもの]

(27) 2014/02/13(Thu) 23時頃

【独】 子守り 日向

/*
花飾りはこういうの想定。
http://store.shopping.yahoo.co.jp...

(-12) 2014/02/13(Thu) 23時頃

【人】 落胤 明之進

[そうやって手を動かしていれば、不機嫌な様子も自然と消える。
そんな所がまだ幼い、と見られがちなのはともかくとして]

……っ。

[作業の合間、ふと、広場を見回す。
直後、中央に組まれた櫓の上から、声が上がった。
はっと見やれば、上で作業していた男の使っていたらしい鉈が地へと落ちる所で]

(……ゆっくり、落ちて!)

[とっさに念じたのはそんな事。
それに応えるように、鉈は途中、酷く緩慢な動きを取り。
下にいた男たちが避けてから、鈍い音を立てて地に刺さった]

(28) 2014/02/13(Thu) 23時頃

【人】 落胤 明之進

……危ない、なあ。

[櫓近くの騒動を見つつ、は、と一つ息を吐く。
返る同意に頷く仕種に滲むのは疲れのいろ。

いつからかははっきりと覚えてはいないが、気がついたらできるようになっていた事。
頻繁には使わないものの、こんな時には半ば無意識の内に使っている力。
それが何か、の自覚は──今の所ないが]

「……なんだ、明坊。もう疲れたのか?」

[それが、異様な気だるさを齎す事だけは、知っていて。
疲れ滲む嘆息に、返す言葉はなく、少し休め、とのお達しをもらう羽目となっていた]

(29) 2014/02/13(Thu) 23時頃

門下生 一平太が参加しました。


【人】 門下生 一平太

[何時の頃からか。
祭りが近づき里が活気づくにつれて、落ち着かない心地を覚える様になったのは。
楽しみで浮足立つ、というのともまた違うような。
故に、この頃になると失敗の数も増えて]

……嗚呼、無理、だ。

[つい先程も、外の声に気を取られた隙に床へ零してしまった墨は、拭けども拭けども綺麗になる気配を見せず。
やがて諦めと共に吐息を零し]

まぁた、叱られてしまうなぁ。

[黒い染みは今作った一つにあらず。
今は外へ出ている家族のそれらへの反応を思い、肩を落とし。
道具の片づけを始めてからも、幾度か溜息は落ちた]

(30) 2014/02/13(Thu) 23時頃

【人】 落胤 明之進

……別に、そこまでしなくてもいいんだけど。

[などと言っても、聞いてはもらえない。
気遣ってもらえるのが嫌な訳ではないが、認められていないようで悔しい。
そんな思いを抱えながら隅まで行けば、目に入るのは子をあやす姿>>26]

……あれ、日向も手伝いに?

[そう言えば、さっき子供たちの賑やかな声もしたな、と思いつつ、投げかけるのは問い一つ]

(31) 2014/02/13(Thu) 23時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 23時半頃


【人】 説法師 法泉

― 荒れ寺 ―

[かつての本堂だった板の間に、布団ひとつ敷くでなく、坊主はごろりと横になっている]

ふわあ...

[寝るに飽いたかあくびをひとつ]

(32) 2014/02/13(Thu) 23時半頃

【人】 子守り 日向

 ん。

[名を呼ばれ顔を向けると、明之進が近くまで来ていた。
 先程、櫓の辺りが何やら騒がしかった事>>28>>29を思い出すも、その場で何があったかまではここからは見えず。
 ただ、投げられた問いに頷いて]

 そう。鍋の番、頼まれて。

[答えてから、はたと瞬き]

 明にいは、手伝いもういいの?

[他の人の作業はまだ終わっていないようだが、と目線で示す]

(33) 2014/02/13(Thu) 23時半頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
やべぇ寝てた。

って起きたら縁故希望と坊主がっ。

(-13) 2014/02/13(Thu) 23時半頃

【独】 門下生 一平太

/*
バトル村なので時間が取れるか分からなくてCOはしなかったのだけども。
つい設定が浮かんでしまって、しかも人数足りないってんで、参加したいのとリアルの時間の少なさとの間で悩み抜いた結果、ふらっと入ってしまいました。
華月斎様のメモ見て弟になりたいなーと思ったらつい(

頑張る心算ではありますが、参加がぐだぐだになってしまったらごめんなさい。

(-14) 2014/02/13(Thu) 23時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 23時半頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 23時半頃


【人】 説法師 法泉

[祭りの支度も坊主には関わりない。故に賑わい始めた村の空気もてんから無視で、居眠りを決めこんでいたのだが]

あ、いかん。

[ふいに、ぱちりと目を開け、声をあげた]

いかんぞ、酒が...

[切れておった、と、舌打ち漏らし、大義そうに身を起こした]

(34) 2014/02/13(Thu) 23時半頃

説法師 法泉は、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 23時半頃


【人】 落胤 明之進

[鍋の番、という返事>>33に、竈の方をちらりと見て。
ああ、と納得した所に向けられた問いに、苦く笑う]

俺としてはよくはないけれど、休め、と言われてしまって。

[答える声には微かに疲れの響きが残る]

一休みしたら、また、戻るよ。

[それでも、こう付け加えるのは半ば意地。
大人しい外見に似ず、異様に負けず嫌いな所があるのは良く知られた事]

(35) 2014/02/13(Thu) 23時半頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 23時半頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 荒れ寺 ─

[徐に開けた荒れ寺の板戸]

ぉあ!?
人おったんかいな!

[開けると同時に聞こえた声と見えた姿>>34に、ビク、とあからさまに驚いてついつい大声に]

(36) 2014/02/13(Thu) 23時半頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 23時半頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 23時半頃


【人】 説法師 法泉

おっては、悪いか?

[戸を開けるなり大声あげた手妻師の姿に>>36胡乱げな目を向け、返す声は不機嫌も露わ]

なんぞ用か?
弔いなら、明日にしろ。この寒さじゃ、一晩や二晩は腐りゃせぬわ。

[相手を誰何もせず、言い放つ]

(37) 2014/02/13(Thu) 23時半頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
こら兄弟対決やることんなりそかいね。
戦い方どないしよwwwwww
大雑把にしか決めてへんwww

(-15) 2014/02/13(Thu) 23時半頃

【人】 子守り 日向

 ん?
 具合が悪い……というのとも、違うか。

[明之進>>35の顔を覗き込むように見る。
 病的な顔色の悪さはないようだが、口調はやや疲れが混じっているようではあった]

 そっか、なら……一足先に、食べるか?

[また戻る、と付け加えた青年に、鍋の方を示し問い掛ける。
 本来なら作業終わりに皆で食べてもらうためのものだが、具材には既に火が通っているし、先に一杯くらい食べても問題ないだけの量はあった]

 お腹の中あったまってる方が、力出るだろ。

[言って、山積みになっている椀の中から一つを手に取った]

(38) 2014/02/13(Thu) 23時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/13(Thu) 23時半頃


【人】 門下生 一平太

……飯炊きには未だ早ぇかな。

[家には今は二人しか居ないから、昔は母のものだった役目も自然と此方へ回って来ていた。
書道具を片付け終えた後、ゆったりと立ち上がって、空を見て]

少しくれぇ、見てっても構わねぇかなぁ。
……構わねぇよな。

[家業やら家事やらの諸々の事情があって、ここ数年祭りの準備への参加はしていない。
尤も要領が悪いから、昔からあまり手伝わせてもらえはしなかったのだが。
参加していないからこそ、今それが何処まで進んでいるのか、というのは余計気になるもの。
そんな訳で己に都合のよい結論を出して、家を抜け出した]

(39) 2014/02/14(Fri) 00時頃

【人】 落胤 明之進

具合が悪いんだったら、逆に大人しくしてるさ。
邪魔にはなりたくないんだし。

[そうでなくとも、父親の知れぬ連れ子、という立場は肩身が狭い。
気にかけぬ者も多いのだが、色々と思う所はあったから]

一足先に、って。

[向けられた問いかけ>>38に、一つ、瞬く。
鍋の中で煮えているものが何かはわかるから、少し、戸惑うものの]

あ、じゃあ……少しだけ。
身体、冷えてるのは確かだし。

[長く境内でぼんやりとしていたから、冷えているのは間違いない。
だから、ほんの少しだけ苦笑しつつ、こう言って頷いた]

(40) 2014/02/14(Fri) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 荒れ寺 ─

だぁれも居らんか思うとったんやわ。
荒れてもうとるしのぉ。

[戸口に立ち、板戸に手をかけた態勢で寺の中を見回す。
不機嫌そうな声>>37に返しつつ視線を向けると、続く声にけらけらと笑った]

そない用向きで来たんと違か。
むかーしよぉ遊びに来とった場所やったんでなぁ。
懐かしゅうて来ただけや。

[言って、草履を脱ぎ無遠慮に本堂の中へと上がる]

(41) 2014/02/14(Fri) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

住んどるんに手入れしてへんのか?
あんさん、ここの新しゅう住職なんやろ。


………あんれ。
あんさん、どっかで会うたこと、あるか?

[本堂内を見回した後にもう一度住職らしき者へと視線を向けて、何かに気付いて徐に近付いて。
じぃ、と顔を見詰めながらそんなことを口にした]

(42) 2014/02/14(Fri) 00時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 00時頃


【人】 説法師 法泉

― 荒れ寺 ―

[>>42近付けば、坊主の身からは酒の匂いが濃く漂う]

ふん、手入れしようがすまいが、わしの勝手よ。

[余の事には答えずに、そこだけを言い返し、無遠慮に見つめる視線から逃げようともせず、にやりと笑う]

さて、左様な口説き文句は女子にするものだと思うたが、お前、衆道の気でもあるか?

(43) 2014/02/14(Fri) 00時頃

【独】 説法師 法泉

/*
うーむ、ちょっと目標の時代小説風綴りが難しいのです。
やっぱ、入る前に鬼平あたり読んどくんだった。

(-16) 2014/02/14(Fri) 00時半頃

【人】 子守り 日向

 そういうもんか?

[明之進>>40の言葉に、僅かに首を傾ぐ。
 出自や彼の立場に関して思い至れるほど、娘はまだ大人の社会に関わってはいない。
 村の生まれでないことは知っているし、彼の纏う雰囲気に一種独特なものを感じることも、ごくたまにありはするのだが」

 ん。休めって言われてるんだし、別に怒られることはないだろ。

[とは言いつつ、彼が少しだけと言うのに頷いて、汁気と細かめの葉物を主によそい]

 ほれ。火傷しんようにな。

[木製の匙を添え、明之進に差し出した]

(44) 2014/02/14(Fri) 00時半頃

【独】 子守り 日向

/*
火傷しん? 火傷せん?
なんとなく前者なんだけど方言の気がしてきた。

(-17) 2014/02/14(Fri) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 荒れ寺 ─

だぁれが口説いとるかい。
むかぁしあんさんみとぉ奴と会うた気ぃすんやけどなぁ。

[気のせいやろか、と右手が頭を掻く]

えぇけど酒くっさいなぁ、あんさん。
生臭してええんかぃ?

[しばらく難しい顔をしていたが、漂う酒気>>43に揶揄うように笑って]

…やけど、こないに荒れてしもたら、前の住職も悲しむやろなぁ。
大事にしたらんと罰当たんでぇ?

[ほんの少しだけ悲しげな表情をしてから坊主に背を向けた]

ほな、邪魔したなぁ。

[ひら、と後ろ手に手を振り戸口へと]

(45) 2014/02/14(Fri) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

―広場―

おぉ、花飾りか。懐かし。
ようできてるなぁ。

[準備に忙しい広場の一角、何やら熱心に作業している子らの手元を覗きこんだ。
仮に一平太が此処に混ざったとしたら、彼らの作るものと大差ない歪な花が出来上がることだろう。
当人も分かっているから下手に手出しはせず]

へぇ、手伝ったら飯貰えんの。
……あれ、ひなと明之進か。

[子の返答と指差しに合わせ、見遣った先には年近い姿が二つ。>>38>>40
丁度手渡されるところ>>44を見たらしい子がずるい、と声を上げた]

(46) 2014/02/14(Fri) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

うん、そういうもの。

[首を傾ぐ>>44のに、真顔で頷いた。
子供めいた意地が強いとはいえ、そこは譲れぬものだから。
里の一部からは、類推される生まれから、いつかいなくなる子では、と思われているらしい、と知っているから。
余計に、里での在り方や居場所には拘ってしまう部分があった]

それで怒られたら、その時は、倍頑張るさ。
……ああ、うん。
そこは、気をつける。

[椀を受け取り、火傷を注意されて、頷く様子は神妙。熱いのは、どちらかというと、苦手だった。
救った一匙をしっかり冷ましてから口に入れると、温かさがゆっくり染み渡る。
それが、気持ちを鎮めてくれるようで、ほっとしたように一つ、息を吐いた]

(47) 2014/02/14(Fri) 00時半頃

【人】 説法師 法泉

― 荒れ寺 ―

坊主は皆同じに見えるものらしいからな。

[頭を掻く手妻師に>>45返すのも笑みのまま]

神職が神酒を頂くに、坊主が酒を飲んではいかん理由があるか?

[生臭と言われればそう嘯く]

(48) 2014/02/14(Fri) 00時半頃

【人】 説法師 法泉

[罰が当たるという言葉に目を細め]

......親不幸もんに言われたかあないわ。

[笑みを含んで、ひそりと漏らした呟きは、立ち去る手妻師の耳に*届いたか否か*]

(49) 2014/02/14(Fri) 00時半頃

説法師 法泉は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 00時半頃


【人】 手妻師 華月斎

─ →外 ─

坊主は節制するもんやと思うとったが、違ぅたかな。

[けらけらと、笑う様子は消さずにそのまま外へ。
さして耳聡いわけでも無いため、ひそりと呟かれた言葉>>49を耳にすることは無かった]

(50) 2014/02/14(Fri) 01時頃

【人】 子守り 日向

[こちらの問いに、明之進は真顔。>>47
 心情の深い所までは思い遣れずとも、軽々しく否定の言葉を掛けられるものでもなく、小さく頷くに留めた。
 それから、彼が匙を口に運ぶのを見詰めて]

 前向きなのは、いいことだと思うけど。
 そんな、気負い過ぎなくても。

[ぽつり、呟く。
 それ以上は言葉が続かず、所在なさげに視線を彷徨わせていた所で、広場を歩く一平太>>46に気が付いた]

 あれ、一にい?

[家の仕事で忙しいのか、祭りの手伝いに参加していない彼を、物珍しそうな眼差しで見た]

(51) 2014/02/14(Fri) 01時頃

【独】 説法師 法泉

/*
寝る前にのぞのぞ。
そうよね、ここは気づかない方が美味しいよね。>>50
なんか過去ねつ造しとくべきやなあ。

しかし、縁故スパイラルは避ける!初回落ち希望だから!(お

(-18) 2014/02/14(Fri) 01時頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
法泉と絡めたー、満足やー。
後は雪客も突っつきたいとこなんやけどなぁ。

で、一に対してはどんな反応にしよかね。
あちらさんはどんな風に考えとるやろなぁ。
親不孝もん言われたので、お袋は俺が出てった後に没して、葬儀にも出れなかったとしたいところ。
あ、墓地行こう墓地。

(-19) 2014/02/14(Fri) 01時頃

【人】 落胤 明之進

[頷き返す、その思う所は知れぬけれど、否定を返されぬのであれば、それ以上は言葉を継がず]

……別に、気負ってはいない心算だけれど。

[ぽつり、呟かれた言葉>>51に苦笑で返して、匙を動かして]

……え?

[ずるい、と聞こえた声>>46の方を見、そこにいる姿を認め]

……珍しい。

[素でこう呟いたのは、祭り準備の場で一平太を見るのが久しぶりだったから]

(52) 2014/02/14(Fri) 01時頃

【人】 門下生 一平太

お疲れさん。

[終わったら食えるんだろう、と先の子を宥め。
声が掛かった>>51のでそちらへ向かう。
その視線が物珍しげなのに気づいたかは不明だが、もう一つの呟き>>52は聞き取れたから]

うん、ちっと時間空いたからなぁ。

[そんな風に返事をした]

(53) 2014/02/14(Fri) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ →墓地 ─

[荒れ寺から出て、さてどこへ行こう、と考えた時。
ふと視線を巡らせた先に盛り土が並ぶ一画が見えた]

あー……。
場所、聞けず終いやんなぁ…。

[数ある盛り土のうちの一つに、華月斎の母が眠っている。
里を出て居る間に没したため、華月斎は葬儀に参列することも出来ず。
それがまた確執となって実家に戻ることが出来ずに居た。
そのため、母がどの場所に眠るのかさえも聞けず、墓参りすらも出来ずに居る]

──…堪忍なぁ、お袋。

[せめて言葉だけは、と。
離れた場所から小さく呟き、しばしの間、盛り土が並ぶ一画を見詰めていた]

(54) 2014/02/14(Fri) 01時頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
この時代だと現代のような墓石はないだろうし、と悩んだ挙句盛り土にした。
木の枝か石くらいは置いてると思うんだけどねぃ。

(-20) 2014/02/14(Fri) 01時頃

【人】 子守り 日向

 なら、いい。
 余計な疲れとか、溜めても仕方ないし。

[苦笑する明之進>>52に頷く。
 『余計な疲れ』の原因は、もしかしたら別のところにあるのかもしれないが、それは娘の知る所ではない]

[珍しい、と呟く明之進に頷きで同意を示しつつ、こちらへ来た一平太>>53の方を見る]

 そっか、今は休憩か。
 相変わらず忙しいんだね、一にいんとこ。

[家の事情を思えば準備に参加出来ないのもやむなしと、そこを咎めるつもりはないのだが]

 でも、なんでまたここに。

[気になるものでもあったのだろうか、と、一平太へ疑問の眼差しを向ける]

(55) 2014/02/14(Fri) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎


……えぇかげん見ん行くかぁ。

[祭りの準備がどうなっているかを見に行く予定が、随分と回り道をしたものだ。
故郷で家族に会わないようにするというのが土台無理な話なのだが、避けたいものは仕方が無い。
祭りの準備が行われている広場へ向かうのにも、やたらと周囲を見回している姿が見られたとか**]

(56) 2014/02/14(Fri) 01時頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
挙動不審な兄ちゃんがゆく。

(-21) 2014/02/14(Fri) 01時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 01時半頃


【独】 手妻師 華月斎

/*
>考えるのめんどくさくなったのでアンバー=琥珀でFA。

昨日名前決める際にSNSの非公開日記に落とした書き込み。
適当にも程がある。

(-22) 2014/02/14(Fri) 01時半頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
昨日考えてたバトル方法(SNSに落とした分)。

----------ここから----------

蝶:目晦まし
鳥・哺乳類:物理攻撃
 ただし日本に生息していて人里で見れる、書物で見れるものに限る。
 竜虎はセーフ…? 若干アウトかもしれん。
蟹・海老・甲殻類:物理防御
 ネタでしかない気がするが入れておく(

ダメだ、こいつギャグ担当だろどう見ても。

----------ここまで----------

目晦ましと物理攻撃はともかくとして、物理防御は考え直した方が良いかも知れない…。
とりあえずギャグ担当は継続します(

(-23) 2014/02/14(Fri) 01時半頃

【人】 落胤 明之進

……ん。そうだ、ね。

[余計な疲れ、という言葉>>55に、苦笑の面持ちのまま、頷いて]

そうか。
そっちも色々と、大変そうだな。

[一平太の返事>>53に、小さく返す。
いないのが父か母かの違いこそあれ、親子二人暮し、という共通項を持つからか、口調は妙にしみじみしていたとか。
ともあれ、食べながら話すのも、と椀の中身を味わいつつ、ふと思い出して]

ああ、そう言えば。
兄さん、戻ってきてるようだね。

[名はいわずとも知れるだろう、と略しつつ。
先ほど、華月斎を見かけた事をさらりと告げた。**]

(57) 2014/02/14(Fri) 01時半頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
あ、説明不足。

能力:生命付与・付与対象の操作
ただし他属性の力がかかっているものに対しては効果が薄い。
基本は紙などで作った動物使役。
生命付与は生物型限定。
無機物の形(武器など)にしてもその力を発揮させることは出来ない。
自身を活性化させての肉弾戦も可。
力に慣れてきたら治癒も可能…なはず。
ただし時間をかけて行うためバトル中は無理。

と言うのが現状での設定。
属性:命ってバランス取るの難しいよね、命そのものを扱えるんだもんよ。

(-24) 2014/02/14(Fri) 01時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 01時半頃


【独】 手妻師 華月斎

/*
リークされた!!www

[いい加減寝ろ]

(-25) 2014/02/14(Fri) 01時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
うん。
ようやく、キャラの方向性が安定してきた。

しかし、最低人数無事到達、か……!
陣営のバランスもとれてるし、どうにかなる、か、な。


……心配なのは、リアル天気だけだな、うん。

(-26) 2014/02/14(Fri) 01時半頃

【人】 門下生 一平太

まぁなぁ。
ふたりだし、色々することがあって。

[家族が四人だった頃にはこの時期、兄の後ろにひっついて回ったものだったが。
数年前に兄が抜け三人になり、更に数年して母が没し二人になり、いつしか祭り当日くらいしか顔を出さなくなっていた。
口調はのんびりとしているが、口許を歪めて作る笑みは、少し苦みを帯びて居る]

一番準備進んでるの、此処かと思ったから。
参加はできねぇけど、気になってたんよ。

[疑問>>55にはそう返して。
それからさらりと告げられた言葉>>57に、ひとつ瞬いた]

(58) 2014/02/14(Fri) 02時頃

【人】 門下生 一平太

……嗚呼。
今年も来てたんか、華月斎様。

[兄の身を案じつつ亡くなった母親の葬儀>>54と前後して、一平太が彼の本名を呼ぶ事は無くなった。
かつての勘当騒動は里でも有名な事だから、きょうだいの関係であることは噂話ででも知れるだろうけれども。
まるで他人のように芸名を紡ぐ口調からも表情からも、感情はきっと読み取れない**]

(59) 2014/02/14(Fri) 02時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 02時頃


【人】 子守り 日向

 そっか。そんでも、こっちを気にかけてくれて嬉しい。
 ……って、あたしが言うことでもないんだけど。

[>>58苦味を帯びる笑みに取り繕うように言うものの、何か言葉の選び方を間違えたような気がする]

 それでも、祭り当日は来られるんだろ?
 年に一日くらい、いつもの仕事とか忘れて、楽しむ日がないとさ。

[少しでも気分が晴れるように、とそう問うてみるのだが。
 話題が彼の兄の事に移ると、一平太の口調から感情が消えた>>59]

 ん。華月さんが……。そうか。

[手妻師である華月斎は、子供たちに大人気だ。
 日向個人としても彼に悪感情がある訳ではないのだが――
 一平太の様子を見れば、難しい顔をして口を閉ざすしかないのだった**]

(60) 2014/02/14(Fri) 02時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 02時頃


【人】 落胤 明之進

[さらりと告げた言葉に対する返し>>57は、感情読めぬもの。
予想はしていたものの、硬い呼び方に小さく息を吐く]

(……色々、あるんだろうけどな)

[一平太の抱えるものは、自身には計り知れぬもの。
だから、余計な事は言えない、とは思うものの。
幼い頃に、『兄』という存在を内心羨んでいた身としては──やや、複雑なものがあるのは否めない。

そんな思うところは、椀を空にするのに託けて飲み込んで]

……ごちそうさま。
さて、それじゃ、俺は山車造りの手伝いに戻るよ。
先にもらった分、しっかりやらないとね。

[場に落ちた苦いものを取り払おうとするように、上げた声は常と変わらぬ明るいもの。**]

(61) 2014/02/14(Fri) 10時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 10時半頃


【人】 機織り 雪客

[子供の頃は楽しかった筈の祭りも、今では女にとって興味のないもの。
とはいえ、織物を頼まれれば断れぬ女は、織り終えたばかりの祭りの飾り等に使う織物を風呂敷に包み、自宅を出、広場へ向かった。]

(62) 2014/02/14(Fri) 13時頃

【人】 機織り 雪客

― 広場 ―
[やけに耳についてしまう子供の声に、女が僅かに顔を顰めたのはほんの束の間。
平穏装い、山車の支度を支持する人々に軽く頭を下げてから近寄り、声をかけた。]

これ……頼まれ物の織物です。
足りなければまた声を掛けてくださいな。

[風呂敷を解けば、鮮やかな色彩の織物。
にこにこと笑顔浮かべた年寄りの一人が声をかけてきた。]

『せっちゃんの布は相変わらず綺麗だねぇ。ありがとなぁ。これで祭りもまた華やかになるわぁ。
ああそうだ、せっちゃんも鍋食べてお行きよ。もうぼちぼちいい頃合な筈だよぉ。』

(63) 2014/02/14(Fri) 13時頃

【人】 機織り 雪客

[指差す方、ちらと視線投げれば、子をあやしながら鍋の番をする子守や、子守とそう年の変わらなさそうな少年たちの姿が見えた。]

……いえ、お気持ちだけ。
ありがとうございます。

[もう一度お辞儀してから踵を返す
 その背を見送る年寄りは一つため息落として*呟いた*。]

『あの子も、3年前に村出るまでは愛想のいい娘さんだったのにねぇ……。』

(64) 2014/02/14(Fri) 13時頃

機織り 雪客は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 13時頃


【人】 門下生 一平太

[日に日に弱っていく母がしきりに気にするので、いよいよという時に兄宛に文を出そうとした事があった。
とは言え宛て先も知れず、父に尋ねると破り捨てられてしまった。

――奴はもう家の者では無い。
――呼ぶ必要等無い。
――奴自身がそう望んだのだ。

父の言葉は何処までが本気だったのか。ただ意地を張ったのかも知れず。
出て行った側もきっと、そこまで考えて居た訳ではないだろう。
けれども聞かされた側は、そういうものかと納得してしまった。
それならば己が兄と呼ぶ事も厭われるに違いないとも、また。
無論、それを本人に確かめた事は無かったけれども]

(65) 2014/02/14(Fri) 16時頃

【人】 門下生 一平太

―広場―

そりゃぁ、年に一度だもの。気にはなるさ。
当日は流石に生徒さんたちもいねぇだろし。

[父は書を教えていて、家には毎日のように生徒が来る。
一平太の仕事はその補佐と、身の回りの世話。更に己が習う時間も別にあって、一日が過ぎて行く。
それでもまったく時間が無いわけではなくて、年に何度かは休みを取れる日もあった]

嗚呼、子供らは喜ぶなぁ。

[己は別に憎んでいるわけでもないし、兄を避ける事もしない。会えば話もする。
ただそれが昔と違って、『よそのひと』に対する接し方になっただけだ。
それが、他の目には拒絶しているようにも映るのだろう。
今のように決まって重くなってしまう空気には気づいていたから、己から話題に上げることは殆ど無い]

(66) 2014/02/14(Fri) 16時頃

【人】 門下生 一平太

おう、がんばってな。
子供らに文句言われんように。

[明るい声>>61に、少しだけ揶揄う色を混ぜて返して]

ほいじゃ、もうちっと見てから帰るよ。
ふたりともまたなぁ。

[そう告げてから、かまどの傍から離れて行く**]

(67) 2014/02/14(Fri) 16時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 16時頃


【独】 手妻師 華月斎

/*
おおっと、ネタ振りきたー。
これはお袋没した後の祭りの時に親父に食いかかるターン。

(-27) 2014/02/14(Fri) 17時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 数年前 ─

[それは母が没した後に行われた祭りに参加すべく里へと戻った時のこと]

何で連絡寄越さんかったんや!
縁切った言うてもこないな時は連絡の一つくらいするもんやろ!!

[里長に母の事を聞き、実家へと押しかけて父の胸倉を掴み。
憤りの感情を隠すことなくぶつけたことがあった。
その時の父の反応は冷たいもので。
腕を振り解き、お前は家族でも何でもない、お前が選んだ道だろう、などと言われ。
敷居を跨ぐなと言ったはずだ、と家からも追い出された]

……ああ、そうかい。
ええわ、あんたにこないなこと望んだわいが阿呆やったわ。

[憤りはそのままに、自嘲と落胆を含んだ複雑な表情を浮かべ、華月斎は父に背を向ける。
それ以降、弟からも芸名で呼ばれるようになり、家との縁は完全に切れたものと受け止めた]

(68) 2014/02/14(Fri) 21時頃

【人】 手妻師 華月斎

[仮に連絡が来たとしても、興行に出ていればどのみち参列出来なかっただろうけれど。
親の死に目にすら呼ばれなかったことは華月斎に大きな衝撃を与えた。
その日、悔し涙を流したのは知るのは恐らく里長だけだろう。
それからと言うもの、父からは目の敵にされ、顔を合わせる度に罵声を浴びせられるのが面倒で極力避けるようにもなった]



[そんなことがあっても里の祭りに参加するのは里長からの依頼であるため。
母が存命中は祭りの日だけでも会えるように、との取り計らいからだった。
勘当されているため、文を書いたとしても父に破り捨てられてしまう。
直接会話は出来なくても、祭りに参加していれば無事な姿を見せることが出来るだろう、との言葉を受け入れ、祭りには演者として参加するようにしていた。
没してからは来る理由もなくなっていたのだが、祭りを盛り上げて欲しいと言う、世話になった里長の願いを受け入れ参加し続けている]

(69) 2014/02/14(Fri) 21時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 通り ─

……あ゛ー、いやーなん思い出した。

[腕を組み、広場に向けて通りを進みながら、不機嫌そうに眉根を寄せる。
母のことを思い浮かべていたからだろう、葬儀に参列出来なかった時のことを思い出してしまったのだ。
気持ちを切り替えるために一度顔を伏せ、大きく溜息を吐く。
そうしてから顔を上げると、広場からやってくる一つの影>>64が目に入った]

── あんれ。
雪ぅ、雪やなか?
おまえ、嫁行ったんと違たん?

[最初は目を細めて、近付いて相手が判別出来た時には目を見開いて相手に声をかける。
3年前の祭りの時に嫁に行ったと聞いて、去年の祭りでは見かけなかった姿。
問いに返答はあったかどうか。
返る声があるなら、それが何であれ、「ほーなんか」と納得の態を見せてその時はそのまま別れた]

(70) 2014/02/14(Fri) 21時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 21時頃


【人】 子守り 日向

 ― 広場 ―

 そりゃ、違いないな。

[一平太の言葉>>66に、祭りの日の子供らのはしゃぎっぷりを思い口許を緩める。
 あの空気の中で真面目にお習字は難しかろう。
 それから、どこか他人事のような一平太の呟きを聞いて]

 ん。がんばれ。

[明之進>>61から空の椀を受け取り、手伝いに戻る彼へ声を掛ける]

 一にいもな。祭りん時にでも、また会おう。

[一平太>>67にもそう言って、離れる二人を見送った]

(71) 2014/02/14(Fri) 21時半頃

【人】 子守り 日向

[そうして、かまどの前にはまた、背負った子と二人きりになる。
 準備の人達は、もう一働きしたくらいでこちらに来るだろうか。
 そう、ぼんやり仕掛けた所で、背中の子が声を上げて泣き出した]

 おっと、いかん。ほれ、ほれ。

[立ち上がって何度も揺らすが、どうも火がついてしまったらしい。
 しばらく考えた後、帯からすっと取り出したのは風車だった。
 竹ひごに紙を貼り合わせた簡素なものだが、風を受ければくるくると回る]

 そら。これやるから。

[むずかる子に握らすと、くるくる回る様子に泣くのを止めて目を見開き、それから弾けたように笑い出した。
 明るいその声に、娘もほっと息をつく]

 面白いだろ。かあさんがよくこさえてたんだ。

[そう言って、目を細める。
 冷たい風に回る風車に、懐かしく少し寂しい思いが胸を過ぎった]

(72) 2014/02/14(Fri) 21時半頃

【人】 子守り 日向

[父と母を相次いで亡くしたのは、娘の歳が十を数えた頃のこと。
 流行り病に父はあっけなく命を落とし、看病していた母も間も無く伏せった。
 医学の覚えのある村人を呼び、娘も見様見真似ながら必死に看病したが、母もまた快復することはなかった]

『日向、こちらへおいで』

[ある日、母が苦しい息の中、そう呼ぶことがあった。
 言われるがまま枕元に膝をつくと、母はこちらの右手をやせ細った手で取り]

『日向、これからお前に、大事なものを渡さにゃならん。
 その役目を、お前に負わせるのは心苦しいけれど……』

 え、なに、かあちゃん。
 急に役目と言われてもわからんよ……。

[首を振る日向に、母はいずれわかると言ったきりで、やがて力尽きたように瞼を下ろした。
 それっきり、母が意識を取り戻すことはなく]

(73) 2014/02/14(Fri) 21時半頃

【人】 子守り 日向

[他の大人を呼びに家を出ると、冷たい風が腰帯に差した風車を回した。
 娘には何故かその風が、母を乗せ運び去るように感じられた。
 娘の耳が、他の人に聞こえぬ音を聞くようになったのは、それから後のこと*]

(74) 2014/02/14(Fri) 21時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 21時半頃


双子 夕顔が参加しました。


【人】 双子 夕顔

─ 長の屋敷 ─

[里で一番大きな屋敷。
その庭で遊んでいる、面影にまだ幼さの残る少女が一人。]


てんてんてんまり


       てんてまり


[鞠の弾む音にあわせて、小さく歌を紡ぐ少女に笑みは無い。
それというのも祖父が最近作り笑いをするようになったからだ。
祭りも近いというのに、祖父は何を憂いているのだろう。]

(75) 2014/02/14(Fri) 21時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 21時半頃


【独】 手妻師 華月斎

/*
一への感情が定まらぬ。
芸名で呼ばれるのが辛いから避け気味ではあると思うんだが。
絶対割り切れてねーからな、こいつw
あぁでも数年経ってるし、流石に慣れてきてるかねぇ。
壁があると感じてるのは確定。

(-28) 2014/02/14(Fri) 21時半頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
もそもそ悩んでたら雷門小父の孫が来とるΣ
現状奇数で黒多め、か。

どうせならもう一人…!

(-29) 2014/02/14(Fri) 21時半頃

【独】 双子 夕顔

/*
開村可能人数には達してるから…とは思ったのだけど。
やっぱり入りたくて入ってしまいまし、た。

風邪ぶり返さないようにしっかり暖かくします!

(-30) 2014/02/14(Fri) 22時頃

【人】 双子 夕顔

─ 長の屋敷 ─

[屋敷に居る大人達は、皆祭りの準備に追われている。
自分も何か手伝うべきかとは思ったけれど、母が亡くなってから祖父はやけに心配性になっていて。
だからこうして、祖父の目の届くところで遊んでいるのだけれど]

あ。

[鞠が外れて、てんてんと転がっていく。
追おうにも屋敷の外、門を越えていってしまって。
数拍躊躇った後、祖父を振り返り]

おじいさま。
鞠を、取ってまいります。

[すぐに戻るとは言わないで、外へと出ていった]

(76) 2014/02/14(Fri) 22時頃

【独】 双子 夕顔

/*
さて、何処行かせようかなこの幼女。

幼女というには少し育ってる気がしなくもないが。

(-31) 2014/02/14(Fri) 22時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ →広場 ─

[広場へと近付くと人の賑わいが徐々に増えていくのが感じられる。
華月斎が好む雰囲気。
自然、表情にも笑みが浮かんでいた]

よーぉ、準備どないやぁ?

[山車や飾りの準備をしているところを回り、景気の良い声で訪ね歩く。
手伝え、との声があがることもあり、それに対してはけらけらと笑ってひらりと手を振った]

あー、堪忍堪忍。
わいは本番備えて養生しとかんとあかんねん。
なんもしとらんわけやないで?
わいはわいのやることやっとんのや。

[のらりくらりと生業を理由に手伝いからは逃げて、しばしの間広場での準備を見て歩く]

(77) 2014/02/14(Fri) 22時頃

【人】 双子 夕顔

─ 通り ─

[屋敷の外、村中は祭りの準備でてんやわんやとでも言うべきか。
忙しげだが楽しそうな村人達を伏し目がちに見つめ、そらして。]

てまり。

どこまで、いってしまったかしら。


[てんてんころころ、転がっていってしまった鞠を探す。]

(78) 2014/02/14(Fri) 22時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 22時頃


【人】 子守り 日向

 ― 広場 ―

[広場がにわかに騒がしくなり、そちらを見れば華月斎の姿があった>>77
 会話の内容まではわからぬものの、のらりくらりとした態度は見て取れる]

『あ、手妻師のにーちゃんだ!』
『にいちゃん、手妻見せてー!』

[どうやら花飾り作りに飽いていた様子の子供たちが、祭りの花形を見付けてそちらに駆け寄っていく]

 こらぁ、まだ本番じゃないんだよ。

[そう声を掛けるが、制止するような大声を出せる性分ではなく。
 子供たちも、そんな日向の言う事を聞くはずもなかった]

(79) 2014/02/14(Fri) 22時頃

【人】 双子 夕顔

─ 通り ─

[立ち止まって、周囲を見回すも鞠らしきものは何処にも見えず、眉を下げる。
草陰にでも紛れたか、もしくは誰かに蹴られるなり拾われるなりしたのだろうか。]


…さがして、みましょう。


[まずは草陰に隠れている可能性を信じて、草葉の間を覗き込んだ。]

(80) 2014/02/14(Fri) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

─ 広場 ─

うん、それじゃ、また。

[一平太>>67と日向>>71、それぞれから向けられた言葉に頷き山車の所へと戻ればちょうど、新たに届いた織物>>63が広げられている所。
その鮮やかさに、知らず、短い感嘆の声が上がった]

『ああ、戻ったか。でーじょうぶかぁ?』

[声に気づいた男が振り返って問うのに、はい、と頷いて、飾り付けの作業に加わる。
長く使われてきた山車は、色鮮やかな織物を纏い、一気に華やかさを増していた]

(81) 2014/02/14(Fri) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 広場 ─

お。   おぉ?

[わらわらと、手伝いをしていたらしい子供達>>79が華月斎の周囲を取り囲んだ。
こんな状況も慣れたもので、華月斎は子供達と視線を合わせるためにその場にしゃがんで]

こーら、手伝いほっぽらかしたらあかんでぇ?
手妻は祭り当日のお楽しみや!

[自分も手伝いはしていないのに、子供達に偉そうに言う]

おまえら何作っとったん。
……花飾りかぁ。
それくらいやったらわいも手伝うたろかいな。
ほれ、一緒作んで。

[立ち上がると子供達の背を叩いて先程まで居た場所へと。
子供達が手妻手妻とむずがっても、花飾り作りの場所へと向かって材料を手にした]

(82) 2014/02/14(Fri) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

『そういやあ、明坊のとこのお袋さんは、祭りには?』

……ん。調子が良ければ、見に来る、とは。

『舞は、もうやらんのかねぇ』

……多分。

[その辺り、はきと確かめてはいないが。
数年前から体調を崩しがちになった母に、舞える体力があるかは疑わしい。
それでも、装束や舞扇、太刀は今でも大切に仕舞われ、手入れも欠かされていないから、白拍子への情熱は絶えてはいないのだろう、とは思っている]

『一回だけ、祭りの時に舞ってくれたっけなぁ……ありゃあ、見事なもんだった』

……ええ。

[その時の事は、自分も覚えている。
凛とした、という言葉そのままに舞う母の姿はいつもとまるで違っていて。
けれど、その祭りの後、自分に一通り技を教えてからは、舞う事はなくなっていた。
理由を問うても教えてはもらえず、『お祭りには、明が舞うといいわ』と笑ってはぐらかされるばかりだった……いや、割と本気なのかも知れないが]

(83) 2014/02/14(Fri) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

こないのはな、あーしてこーしてこないにして…。

[そこで見せる手技はただ花飾りを作る動きではなく。
手妻を行う時のように独特の動きを絡めて作り上げていく]

……おろ、花に誘われたようやんなぁ。

[途中、材料の切れ端を使って簡易的に蝶を作り出し、懐から扇を出して蝶をひらりと舞わせた。
即興の、普段使わない材料で作ったにも関わらず、舞う蝶は生きているかのように漂い動く]

(84) 2014/02/14(Fri) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

……舞、か。

[それ自体は、嫌いではない。
白拍子には女性が多いが、男性の舞手もいる。
里を離れ、それで身を立てる事もできなくはない……とは、思うのだが。

生まれてから、数年を過ごした都。
そこに戻るのは、何故か、怖くもあった]

(85) 2014/02/14(Fri) 22時半頃

釣り師 沼太郎が参加しました。


【人】 釣り師 沼太郎

…ほっほっほ……何か騒々しいと、そうか祭りじゃったか。

[里の中央を流れる川べりに座り込み、糸を垂らす一人の老人があった。傍らの魚籠にはまだ魚影はなく、水面の浮きは沈む様子を見せない。]

この間やったばかりじゃと思うとったがなぁ。全く……移ろいの早い事よのぅ……。

(86) 2014/02/14(Fri) 22時半頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
さーんどいーっち。
相変わらずのタイミングでござった。

(-32) 2014/02/14(Fri) 22時半頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
も一人きたー!
渋いな!!

(-33) 2014/02/14(Fri) 22時半頃

【独】 双子 夕顔

/*
おおお、沼太郎さんだ!

沼太郎さんのグラはご一緒するの初めて!
初めてはテンションあがるなぁ、ひゃっほい

(-34) 2014/02/14(Fri) 22時半頃

【人】 釣り師 沼太郎

[暫し祭りの用意に追われる喧騒に耳を傾けていたように虚空を見つめる。が、しばらく経つとその頭が大きくカクンと揺れ、]

…………おぉ、寝てもうたか……。
今日はやめにしておくかの…これだけ騒がしければ魚も驚いて出るに出れまいや。

[溜息と共に持ち上げた釣糸には、舟をこいでいる間に食いちぎられた餌がぶら下がっていた。]

(87) 2014/02/14(Fri) 22時半頃

釣り師 沼太郎は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 23時頃


【人】 子守り 日向

 ……慣れたもの、だな。

[子供らに視線を合わせ、言い聞かせる華月斎>>82
 それでも子供らは手妻をせがんでいたようだが、手伝いに加わった華月斎が蝶を舞わせるのを見れば、わあと歓声を上げて見入っている]

 あたしも、ああして子供らの気を引ければいいんだけど。

[元の口下手もあってか、赤子はともかくやんちゃな年頃の子となると、手に負えないこともある。
 その辺り、手妻師はさすがだと思う。
 と、背中の子が、そちらをじっと見ているのに気付いて]

 ん、近く……行きたい?

[訊いて答えがあるはずもないが。
 なんとなく、鍋の方を気にしつつも、そろそろと華月斎の方へ近付いていく]

(88) 2014/02/14(Fri) 23時頃

【人】 門下生 一平太

―広場―

[日向に見送られた後も、暫く広場を見て回った]

その布、きれいな柄ですねぇ。
……成程、雪客さんの。

[途中老人の持つ織物>>64について尋ねれば、作者の名前が出る。
それと共に相手の表情が若干翳るのを見て、瞬く。
戻ってきた彼女の変化については聞いてはいるのだけれども。
それから少しの間、他愛ない話を続けて]

(89) 2014/02/14(Fri) 23時頃

【人】 双子 夕顔

[ざわざわ、草を掻き分け覗き見る。

川の向こう、竿を持ったまま舟を漕いでいる老人の姿>>87があった]


…おさかなつれた時は、わかるのでしょうか。


[他人事ながら、あれで釣れるのだろうかと心配になる。
呟き、向こう岸にまわって声をかけようかと考えたところで、一角に留まった目が丸く変わった]

(90) 2014/02/14(Fri) 23時頃

【人】 双子 夕顔



てまり。

    あんな、ところに。


[川の水面、集まった岩の一角に赤い鞠が引っかかっていた。
比較的底は浅く、歩いていって取りに行けなくはない距離。]


……とりに、いかなくては。

[着物の裾をたくしあげて帯に挟むと、むき出しになった足を川へと踏み入れた]

(91) 2014/02/14(Fri) 23時頃

【人】 落胤 明之進

─ 広場 ─

……。

[は、と小さく息を吐く。
そう言えば、何故、都からここへと移り住んだのかは、聞いた事がなかった気がした。
都での暮らしは、贅は尽くさずとも、不自由などは全くなかった……と、思う。
母の生まれ故郷だというこの里での暮らしも決して嫌いではないが、それまでを捨ててまで選んだ理由は、わからない]

……祭りが終わったら、聞いてみるか。

[そんな呟きをもらした直後に、飾り作りの子供たちのいる辺りが賑わい出す。
ふと見やれば、目に入るのは、舞い飛ぶ蝶。>>84]

『相変わらず、見事なもんだなぁ』

[同じ方を見ていた男の言葉にひとつ、頷いて。
しばし、その舞に見入っていた]

(92) 2014/02/14(Fri) 23時頃

【人】 門下生 一平太

[老人と別れた丁度その時、広場の一角で子供の声が上がる。
釣られるように振り向いた目は、ある一点で止まった。
先程声を掛けた花飾りを作る子らに紛れた一人と、合間を舞う蝶>>84]

……。

[僅かに目を細める。
感情の色は矢張り見え辛かった]

(93) 2014/02/14(Fri) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 広場 ─

[ひらり] [ひらり]

[花飾りの周囲を舞う蝶は最後にふわりと花へと止まり。
その刹那、扇で花の上を浚うように撫で上げる。
再び姿を現した花の上に、蝶はもう居ない]

ほい、終い。
続きは祭りでなー。

[完成した花飾りは完成品が集められた場所へと置いて、見入っていた子供達に笑いかけた。
しかしそこは子供、何名かはもっとと不満の声を上げる]

ほな、手伝いしっかりしよった奴にはもっかい見せたるわ。
なんもせぇへん奴には見せへんでー?

[にぃ、と意地悪げに口端を持ち上げて交換条件を出した]

(94) 2014/02/14(Fri) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

……お、日向。
なんや、子守か?

[こちらに近付いて来た>>88のに気付き、視線をそちらへ。
背の子が見えれば、隠したはずの蝶を指先で摘んで、ひらひらと子の目の前で動かして見せた]

(95) 2014/02/14(Fri) 23時頃

【独】 落胤 明之進

/*
ここに来て、ここまでふえる、とはっ……!

さて、ちょっとろるは停止して、日付変更後に落とすものをちまちましておかない、と。

(-35) 2014/02/14(Fri) 23時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 23時頃


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 23時頃


【人】 双子 夕顔

[ちゃぷ、ちゃぷ。

水の抵抗のみならず水温の冷たさのせいで、どうしても歩みは遅くなる。
まだ数歩も歩かぬ内に痺れてきた足に、誰か大人を頼るべきだったろうかと思う。
けれど、祭りの準備で忙しい村人達に鞠を取ってなど頼めない。
後に回せば、鞠は水を吸って沈んでしまうだろう。]


おかあ、さま。


[あの鞠は、死んだ母が自分に遺してくれたものだから。
冷たさを堪えて、止まりそうな足を動かし、手を伸ばす。]

(96) 2014/02/14(Fri) 23時頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
今更ながらに属性:命をやりきる自信が無い(お馬鹿

だが木彫りの熊で遊びたい…!
[そんなことばっか考えている]

(-36) 2014/02/14(Fri) 23時半頃

【人】 子守り 日向

[手妻が終わるのを見て、ぱちぱちと、控え目ながら手を叩いた>>94
 不満の声を上げる子供らに、わがまま言って……と困った顔をするが、そこは華月斎も慣れたもので。
 交換条件が出され、子供らは慌てたように作業へ戻っていく。
 さっきまでのだれた空気と違い、みんな真剣そのものだ]

[そんな様子を眺めていた所に、華月斎から声を掛けられる>>95]

 あ、華月さん……お久しぶりです。

[ぺこ、と小さく頭を下げ。問いに頷いて肯定を示す]

 鍋の番も、しないといけないんだけど……あ。

[ひらひら舞う蝶に、背中の赤子が声を上げながら手を伸ばす。
 明るい笑い声に、ほうと息を吐いた]

 やはり、華月さんにはかなわないな。子供ら笑わすのは。

[悔しいような、羨ましいようなで、子の様子を見つつ苦笑する]

(97) 2014/02/14(Fri) 23時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 23時半頃


【人】 釣り師 沼太郎

[帰り支度を整える。結局空のままの魚篭の軽さに、さて夕飯の当てがなくなったわい、と困った風もなく頭を掻く]

帰りに青菜でも買うて……む?

[ふと視界の隅にとらえたのは、自分と同じように川べりに立つ少女の姿>>91。はて、水に映った顔でも見ているのかと思っていると、目の前で少女が裾をたくし上げて川へと入っていくのに目を見張る]

(98) 2014/02/14(Fri) 23時半頃

【人】 双子 夕顔

[手が届くか届かないかの所で、足が縺れた。
転ぶまではいかないが、少しだけ袖が水面について、濡れる。
冷たい。

着物を濡らして帰ったら、祖父が心配するだろうか。
嗚呼、そうだ。早く帰らなくては。]


て、まり。


[ゆらり。
水面に映る影が、不自然に揺れて。

ころんと、鞠が少女の手元に転がった]

(99) 2014/02/14(Fri) 23時半頃

【独】 門下生 一平太

/*
そういえば検索した時のあまりの不遇イメージに惹かれてうっかり地属性にしたんですが(
地属性+闇 ってことで、土に埋まった死体操ったりしたら……ダメかなぁ。とか今考えていた。
ゴーレムもどきは使う予定ではありますが。

(-37) 2014/02/14(Fri) 23時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 23時半頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 23時半頃


門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 23時半頃


【人】 釣り師 沼太郎

こ、こりゃ、待たんか童!

[あわてて少女の入った地点まで駆けより、一瞬躊躇うもすぐに自分もざぶりと川に入っていく。

それほど深い川ではない。が、年に数件とはいえこの川で溺れる者も出るのだ。足のつかなくなることはないとしても、入った水の冷たさにぶるりと震える。彼女の身長では足ん先だけともいかないだろうと危惧した]

この寒いのに川で遊んだりしたら風邪を引くわい……そうだほれ、祭りに行けんくなるぞ。

[いいつつざぶざぶと少女の下に近づく。]

(100) 2014/02/14(Fri) 23時半頃

釣り師 沼太郎は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 23時半頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 広場 ─

[ちょっとした演目披露は子供達だけでなく、他の者の手も止めてしまっていた>>92らしい。
とは言え、注目されることが仕事であるため、視線が集中することに対しては特に思うところは無く。
そのため、弟>>93もこちらを見ていたことには未だ気付けずに居る]

おぅ、久しゅうに。

[真剣に作業をし始めた子供達に笑いを零しつつ、日向の挨拶>>97に短く返して。
日向の背に居る子供が明るい声で笑うのに、柔らかく目元を緩めた]

子守に鍋ん番もかぁ、忙しいのぉ。

……ん?
まぁ、ガキ共はこーいうん好っきやかんなぁ。
わいの仕事とガキ共の好みがかち合っとるだけやろ。

[ひらひらと動かしていた蝶を手を伸ばす子の下へ。
子が掴むのなら、そのまま渡してしまうつもり]

(101) 2014/02/14(Fri) 23時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/14(Fri) 23時半頃


【人】 釣り師 沼太郎

む、あれは……そうか、鞠を取ろうとしたのだな。

[少女の進む先に、岩にかかるように揺れる赤い球を見つける。しかたがない、と息をつき]

よいよい。どれ、儂が一つとってくるからお前さんは岸に上がって、

[待っておれ、と続けようとしたところで、ざぶり、と進んできた足が止まる。
はて、と目をこすると、いつのまにやら少女の手元に鞠が転がっている。ほんの瞬きをするまではもう少し届かなかったと思ったが]

……いま、影が動いた…ような?

[狐につままれたように呆けていたが、水の冷たさに気が付き、『川の流れで動いたのであろう』と理屈をつけてみた]

(102) 2014/02/14(Fri) 23時半頃

【人】 釣り師 沼太郎



 [どこかで、そうではないと囁く自分もいたが]

 

(103) 2014/02/14(Fri) 23時半頃

【人】 双子 夕顔


てまり。

よか、った。

[手の中に転がり入った鞠は、表面こそ濡れているものの重みは然程変わっていない。
中まで浸水はしていないとわかって、寒さで白く変わった肌が仄かに熱を戻した。

そうしていると、ようやく自分が立てる以外の水音>>100が耳に届いて顔を上げ]


あ…

  ごめん、なさい。

[自分が雷門の孫であり養女でもあることは、村のものなら知っているだろう。
急いで川から出るべきだとは思うも、一度止めてしまった足は再び動かすのは困難で。
鞠を落とさぬように抱えて老人を見ると、何やら呆けているようなその表情>>102にきょとりと瞬いた]

(104) 2014/02/14(Fri) 23時半頃

【独】 門下生 一平太

/*
ぽちぽちと設定のようなものを。
昔から己の望みとか感情を二の次三の次にするのが当たり前で、命令とかもあんまり疑問も持たずに受け入れてしまう子。の予定。
やりたいことを過程はどうあれ貫いている兄様に憧れとか嫉妬とかも多分本当はありつつ、自覚はしていない状態です。

(-38) 2014/02/14(Fri) 23時半頃

【人】 双子 夕顔



おじい、さま?


[何かあったのだろうか、と。
血の気のひいた唇で、問うように紡ぐ。]

(105) 2014/02/15(Sat) 00時頃

村の設定が変更されました。


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2014/02/15(Sat) 00時頃


【人】 子守り 日向

 ― 広場 ―

 ん。でも、ご飯、もらえるし。

[忙しくとも苦ではない、と、華月斎>>101に答える。
 それに、鍋の方は実質見守っているだけだ。
 と、そろそろそちらも気になってちらりと見る]

 そうだね。みんな、楽しみにしてる。
 本番も、子守りの子ら連れて見に行くよ。

[蝶を追い掛けるように手を揺らしていた背中の子は、近付いて来た蝶をついに捕まえたようだ。
 華月斎に放され手の中に残ったそれを見て、手足をばたつかせ喜んでいる。
 その様子に、よかったねぇ、と声を掛けた]

 あたし、そろそろ鍋の方に戻らないと。
 ……手妻、ありがとう。

[子供らに代わって、というように、ぽつりと言って頭を下げた]

(106) 2014/02/15(Sat) 00時頃

【人】 釣り師 沼太郎

……おぉ、すまぬすまぬ。
じじは呆けるのが仕事じゃて……む? なんじゃ、雷門の嬢じゃったか。

[はた、と気づいて目の前の少女に目を向ける。水に浸り、唇からは鮮やかな色を失いながらも手にはしっかりと鞠を持っている。
雷門の家と言えば、里に二つとあれほど大きな屋敷はない。今度の祭りにも何かしらの援助の手が出ているのだろう。二人が童の時からそうだったはずだ。]

よいよい、じじが送って行こう。どれ……よいしょ、と。

[これ以上浸からせるのはまずいだろうと、少女の両脇に手を入れそのままえいと持ち上げると、岸に戻っていく。]

(107) 2014/02/15(Sat) 00時頃

【人】 双子 夕顔

[けれどすぐ、我にかえって]


ごめんなさい。

おみず、つめたい、のに。


[自分を見て川の中に入ってきたのだろう、と。
老人が近付いてきた理由に気付いて、謝った]

(108) 2014/02/15(Sat) 00時頃

【人】 双子 夕顔


ありがとう、ございます。


[凍えた身体は、簡単に持ち上げられる。

沼太郎に運ばれながら、礼を言って。
呆けるのが仕事>>107と言われれば、そうなのかと素直に受け取った]

(109) 2014/02/15(Sat) 00時頃

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