291 Fate/Goddamned Omen
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いきる、わるくない
すき
[鸚鵡返しに、反芻する。 そうっと、天を仰いで。 それから、大地を見下ろして]
すき
[むずむずと、くすぐったげに。 けれど、嬉しそうに呟いた]
(255) 2019/02/11(Mon) 17時頃
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神都 きょうみ、ない、わけじゃない けど、神都のひと、いやいやする しかたないし 神都は、ちょっと、こわい
うん こわいはにげる、へいき せかい、きえちゃうは にげられない、へいきじゃない だから、がんばる
[夜色は、大地の色を見上げて]
(256) 2019/02/11(Mon) 17時頃
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[屈み込むその手が毛並みを梳くのを、 眸を細めて心地好さげにしていたが。 額に落とされた口づけに まぁるい眸をぱちっと開いて]
────、
[それから、首を伸ばせばその毛並みを 彼の胸元にすりすり、と押し当てた。 夜色の、星のように淡色の散った、 その大きな巻き角でうっかり傷つけてしまわないように。 柔らかな喉を摺り寄せるような仕草でもって]
(257) 2019/02/11(Mon) 17時半頃
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ありがと、すき、 すき がんばる、いっしょ
[ぱた、と耳を揺らして身を離したなら。 彼が一歩、前へ出るのを見守った。
薄っすらと、此処まで来たなら。 察する事がない訳ではない。 外から来た人は、きっと敵なんだ、って。
それぞ、彼のように“わるいこ”でもなければ。 そう、理解したのだ**]
(258) 2019/02/11(Mon) 17時半頃
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ヨグラージは、ウツギの後ろでひとつ、心を落ち着けるように尻尾を揺らした◇
2019/02/11(Mon) 17時半頃
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── 少し遡って>>263 ──
[黒山羊は、そう、汎人類史においても、 こと西洋では悪魔と親和性の高い生き物であったし。 それが、“たべちゃいたい”などと出会い頭に発したなら、 怯えさせてしまうのも無理からぬ事]
その、おいしそうなの あなたのと、ちがう?
[美味しくない。 そう告げる彼女は確かに、ご馳走には見えなかった。 強いて、あの“脚”はとても良い匂いがするけれど。 匂いだけだ、何せ柔らかそうじゃあないのだもの。
食べてはいけない、と窘められたのもあって。 すん、と匂いを嗅ぐに留めて距離を取ったのだった]
(274) 2019/02/11(Mon) 19時頃
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[嵐の外、異なる歴史。 ルーラーの問い掛けと、それに対する少女の答え。 耳を揺らして、聞いていた]
はてるま、のっか
[耳慣れぬその名を。 やはり、拙く反芻して、呑み込んだ]
(275) 2019/02/11(Mon) 19時頃
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── そうして、今 ──
[その名を聞いていたならば、 無学な人魔といえど多少、 思い当たる事もあったのかもしれない。
ただ、今は かみさま と認識した人の背を、 夜色は見詰めていたのだった。 かみさまが、かみさまである事には 何ら変わりはなかったのだから。
神の手というのは、優しいもの。 それは、先程撫でてくれたルーラーの手も。 だから、神様同士が争わねばならない事にも 実感というものは湧いてはこなくて]
(276) 2019/02/11(Mon) 19時頃
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[けれども。 先程、この毛並みを慈しんだその手が 虚空より弓を取り出すのを見たならば>>271。 黒山羊はひたと、その獲物を目に焼きつけた]
せかい、どっちか きえなきゃ、いけない
[誰の定めた残酷であろう。 世界の定めた、残酷であろう。
────大丈夫、不条理には慣れている]
(277) 2019/02/11(Mon) 19時頃
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[雷の奏でる音に、毛並みがぞわりと逆立つ。 雷、それは文字通り、神の武器。
ぐ、と四つ足に力を篭めた。 後退るなんて事はしない。
だって、この世界を護ってくれる、と。 そう云ってくれた、 かみさま だから。 黒真珠の双眸はその雷の行く先を、 ひたと見据えていた事だろう**]
(278) 2019/02/11(Mon) 19時頃
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[例えば、世界が消えそうであると知っていて。 消えたくない、と願ったならば。 それでも、手を貸してくれただろうか。 と、仮定を語るは今はきっと愚に違いない]
ちから、かしてくれる ほしいもの、こころ
[そう語ったルーラーの、その言葉の意味は、 果たして何であったのだろうか。 幼い人魔は、計り切れなかったのだろう]
(337) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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[ひと度、問いを投げかける姿>>284へと 視線を巡らせた折にその色を見たであろうか。
凪の黒、夜より深い宇宙の黒が、 さざめく様を────>>285]
(338) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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はな
[残念、という言葉に。 嗚呼、やはり、とも思ったのだった。
瑞々しい緑も、可憐な花も。 黒山羊にとっては遠き幻。 その幻を見る事が叶ったのならば、 その時、正なる世界は、どちらであったのだろうか]
(339) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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るーらー あなたのせかいは、きっと、はながきれい
でも あなたの、せかい、あらしのむこう
このせかい、きえたくないって、したら あなたのせかい、はなも、ちっちゃう
(340) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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僕、は
あらし、いらない でも あらしといっしょに、きえるの、いや
だから あらしといっしょに、 あらしのむこうの、せかい きれいなはなの、さくせかい
ばいばい、する
[幾星霜の花を摘む事になったとしても]
(341) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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[約束を違えたとて。 目的までは、違えまい、と。
雷の鳴り響く狭間、黒山羊は告げた]
(344) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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/* フェルゼさんww 笑わせないでwww
(-34) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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[雷の矢が放たれて、 大地へと、穿たれたのは大樹の柱]
────、 な、に
[と、と、と脚に力を篭めて。 空を見上げようとした、その折だろう。 雷を放ったその姿が、変化したのは>>314。 長い黒髪、花を頂いた、女神の姿。 目を瞠るような暇はなくて。
巻き上がった砂に思わず、飛び出していた]
(347) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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[響いた、地鳴り。 膝を折る事なく、衝撃をしなやかに受け止めて、 山羊の足は熱砂を踏んだ]
だい、じょ、ぶ !
[角を振るように、視界を覆う砂塵を抜けて。 ぶるる、っと毛皮に振る砂粒を払い落とす。 此方を案ずる女神の声には>>316、 ぴょん、と軽く跳ねるようにして応えた]
(348) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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[たん、たん、と弧を描きながら僅か遠巻きに。 そうして、ひとつ身を震わせれば、 厚ぼったいローブの裾から泡立つ黒霧が吐き出される。
触れるものを消滅させる、虚無の霧《void mist》。 黒山羊の周囲に漂うそれは瞬く間に濃度を増して、 背後に聳える宇宙樹との間に積み重なっていく]
こっちは、ぜったい いかせる、ない、ない
[宇宙樹は壊してはいけないもの、と。 そう、教えてもらったのだから*]
(349) 2019/02/11(Mon) 21時頃
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/* 共鳴窓でお話がいっていた気配。 見逃して、貰える。
[見えない窓にありがとう]
(-37) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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/* 迂闊に神様と約束してはいけない、 を地で行く展開なこのこの。
(-38) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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ヨグラージは、ウツギにこくん、と大きく頷いて見せた◇
2019/02/11(Mon) 21時半頃
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[砂塵の下から飛び出した勢いのまま、 諾足で緩やかに辺りを見詰める黒真珠は、 女神の声音にちょっぴり嬉しそうに ぱたり、と耳を振ってみせた>>366]
むり、しない がんばるまえに、しぬの、ない まもって、もらうのに、しんじゃう、ない
[その姿が瞬く間に形を変えれば、 また小さな眸でその様相を見詰めていたが。 今は、油断もならぬもの。
疼く好奇心も今は狩り場の心で抑えつけて。 ぴり、と緊張と共に次の動きに注視している*]
(372) 2019/02/11(Mon) 21時半頃
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/* もふもふ枠に定着しつつあるもふもふ。
(-40) 2019/02/11(Mon) 22時頃
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/* いざとなったら人魔の群れを? という気持ちと、その絵面のカオスさに慄く僕が居る。
アズにも何かこう、顔見知り縁故を振りたかったりする。 何処かで逢えたらいいなって。
(-44) 2019/02/11(Mon) 22時頃
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みらい
[当たり前に存在するものであり、 明日にでも奪われるやもしれぬもの。 それが、未来というものだった。
命を落とせば、総ては再び零へと帰る。 輪廻転生。 同じ体、同じ存在として生まれ落ちる事など、在り得ない]
いきる わすれる、いや、なくなる、いや
[こくりと、頷いた]
(391) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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[だって、神様に逢ったんだ。 神様が、生きておくれと云ってくれたんだ。
地を這い、魔を喰らうけだものだとしても。 今までにも増して、いきていたい、って。 いつか、誰かにこの話を伝えたい、って。
思う事は、おかしくなんかなかっただろう]
(393) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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[黒霧を手繰りながら、見上げた中空。 聞こえたのは、少女の悲鳴>>383]
────、 なに、
[泣いている? それとも、苦しんでいる?
ただ、ふっと、悪魔の声が途絶えたのが分かった。 祓われていく、憑き物の気配。 ひたりと、渦巻く黒の気配を強めた。 熱砂はひやりと、闇砂へと変わる。
見上げても、少女の容貌は人魔の目では 捉える事はできなかっただろうけれども*]
(397) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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[番えられた、二射目を視界の隅に>>396。 追撃が留まっている理由を知るには及ばず。
ただ、何か。 何か、思う処があるのだと見遣れば、 黒山羊の周囲で蠢く、深く澄んだ虚無の漆黒もまた、 ひたひたと辺りを揺らすのみに過ぎず*]
(399) 2019/02/11(Mon) 23時頃
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/* 64発言。 ひらがな片言なのは割と発言喰ってるよね。
(-50) 2019/02/11(Mon) 23時半頃
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[黒山羊の耳が、視線が、新たな来訪者を感知したのは。 いずれの頃合いであっただろうか>>404。
戦線が解かれぬ限りは、 宇宙樹の前には黒い霧が立ち込めているが、さて。
ぴくん、と揺れた、耳と尻尾。 大柄な姿は遠目にも分かりやすかった事だろう]
あるしゅ
[彼方にも。 恐らく、黒山羊の姿は分かりやすかっただろう、が。 こちらの事が裏で何やら協議されていただとか、 そんな事までは預り知らぬものであって*]
(411) 2019/02/12(Tue) 00時頃
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ヨグラージは、ツヅラとはもしかすると多少の面識があったかもしれない◇
2019/02/12(Tue) 01時半頃
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