78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
10日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
― 星の使命《-セカイノヤクソク-》 ―
(31) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
|
|
[南極星《セレスト》は知らない。
来るべき時の為にその身に星(せかい)を構築している事を。]
(32) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
|
|
[南極星《セレスト》は知らない。
星(せかい)を創るには星動天核《ティケイルコア》が必要だが、それは膨大な量の星命《テュケー》がひとつの"聖命《エウケー》"を抱いた時に生まれることを。]
(33) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
|
|
[南極星《セレスト》は知らない。
その身である第六の匣《BOX》は、無の匣《NOTHING》と表裏一体《ふたつでひとつ》であることを。]
(34) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
|
|
[南極星《セレスト》は知らない。
七つの禍の匣《BOX》全てが開放された後に現れるのが、無の匣《NOTHING》である事を。
無 ―― すなわち、零番目の匣は、禍ではなく"可能性"である事を。
(35) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
|
|
第零の匣《BOX》 "創星"
南極星《セレスト》の身に構築される、星(せかい)こそが、"それ"である事を。]
(36) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
|
|
[破戒《貪慾》と、再生《創星》。
矛盾しているようだが、表裏一体のそれを、南極星《セレスト》は、その身に宿す。]
(37) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
|
|
[第零の匣《BOX》を具現化する際に必要な星命力《テュケイリア》と星動力《イリアコトン》は、北極星《シメオン》と南極星《セレスト》で供給し
そして、二人が新たなる星(せかい)の太陽と月になる。
これが、 星の使命《-セカイノヤクソク-》 だった**]
(38) 2012/02/03(Fri) 01時半頃
|
|
― 少し前: ドゥ・シアーラ海上 ―
[ザバアアァァァアアアン……と、渦の中に何か>>2:575が墜ちた。
しかし、南極星の興味はそこには無く。]
どうして、だって?
[>>2:503 オスカーの声を聞いて 南極星は ゆらり、と宙に浮く。
海水を含んだ白いスカートと、黒に染まりつつある髪は、涙のように重く滴を垂らし、その瞳からは血のような紅玉《ルビー》がとめどなく溢れては、海に零れた。]
(332) 2012/02/04(Sat) 17時頃
|
|
―― 君には聞こえないの?
[彼にも"ナニカ"の声>>183が聞こえるなどとは思わなかったが。]
光の斬撃に切り裂かれ、絶命の縁にありながら助けを乞う"命"の声が。 割れた世界の飲み込まれた"命"の絶望の声が。
星命《テュケー》を吸われ枯れながら、北極星《シメオン》に救済を願う"命"の声が!!!
(333) 2012/02/04(Sat) 17時頃
|
|
[元来、星命《テュケー》は生命だけを指すものではない。>>0:23 祈りや願い。願望を叶えようとする"気持ち"あるいは"感情"も、星命として吸収される。
南極星《セレスト》には、星命を吸い星動力《イリアコトン》を生成するだけでなく、北極星《シメオン》へとその"願い"を伝える役目もあった。
だが、今。 地上から聞こえてくる"助けを願う声"は、南極星《セレスト》にとっては苦痛にしかならない。]
(334) 2012/02/04(Sat) 17時頃
|
|
願われても、乞われても、 ボクには、救えない――……
[震える小さなその声は、海街へと撤退する鳳凰に届いただろうか。]
(335) 2012/02/04(Sat) 17時頃
|
セレストは、海上で鳳凰の姿を見送った。
2012/02/04(Sat) 17時頃
|
― 少し前: ドゥ・シアーラ海上 ―
[空を、白い鳥が群れをなして東へ飛んでいく。
凶運《サイヤク》在る海の街から、金十字の護りある砂漠のオアシスか…あるいは、結界に守られた幻想ノ刃隠れ里アルマ・テルムへと逃げるのだろうか。
その様子を見て、南極星は弱々しく微笑する。]
(336) 2012/02/04(Sat) 17時頃
|
|
……鳥、か… シメオンは鳥が――動物が、好きだったね。 彼らは純粋で、人間のように己の欲望のまま、やたらに北極星《僕》を頼らない。 なーんて言って。
[その様子を思い出すと、涙がまた、一つ溢れた。]
…っく…シメオン…本当に――もう、"居ない"の…?
(337) 2012/02/04(Sat) 17時頃
|
|
[泣きじゃくる。海面がざわざわと音を立てる。
と。
>>264 突然腕を乱暴に掴まれ、目を瞬いた。]
―― い、痛いよ! 何を、するの!? それに……ボクは君の兄弟じゃない!
ボクの兄弟は…シメオンだけだ!
[堕天使を睨みつけるが、続く彼の言葉にその紅玉は色を失う。]
………ボク、の、ちから……? 嫌だ――イヤだああああああ!!!
(338) 2012/02/04(Sat) 17時頃
|
|
[ イィイイイィィィイイン―――… ]
――――ッ!!!!!
[先ほどよりも更に強い共振に。 どくり、と、"貪慾"の匣《BOX》が歓喜の声《オト》をあげる。 地上の"命"から星命《テュケー》を吸い上げようと――蠢く。]
(339) 2012/02/04(Sat) 17時頃
|
|
やだ…やめ… やめてえええええええええええええええええ!!!
[南極星の意志とは裏腹に。 その身体は星命を吸い、遠くからでもはっきりとわかるほどの眩しい白銀《ヒカリ》を放つ。
先程とは比べ物にならない程の渦は、やがれ大津波となって港街へ迫っていく>>266]
(340) 2012/02/04(Sat) 17時頃
|
|
止めなくちゃ…… シメオン…シメオン…
[>>267 腕を離されるが、力なく呟くだけで身体が動かない。 背後に現れた黎《クロ》が呟いた言葉にびくりと肩を震わせて振り向く。]
……おわ、り…? ボクの、せい……?
[>>319 そして、皓《シロ》の視線を追うように
…… ゆっくりと、足元を見下ろして。]
(341) 2012/02/04(Sat) 17時頃
|
|
いやあああぁああああああああ!!!
[星が、啼く。
それは音を超えではなく、衝撃となって世界を翔け抜けた**]
(342) 2012/02/04(Sat) 17時頃
|
|
[かつて、勇者《レティーシャ》と星の使命《-セカイノヤクソク-》を企てた際>>361、太陽《サイモン》は言った。]
『そう、"可能性"は、優しくなど、ない。 零の匣《アレ》は、使い方次第で希望にも絶望にも成り得る。
しかし、不安定なモノだからこそ、 "可能性《ゼロ》"は"無限大《インフィニティ》"の力を秘めている。 相手と同等の性能《スペック》があれば、盤面をひっくり返す事も難しくないだろう。
いや、それだけじゃない。 』
(375) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
|
|
『既に観測された運命をも、書き換える事ができるかもしれない。』
(376) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
|
|
[ところで、勇者は覚えているだろうか。 或は、太陽の使者たる鳳凰ならば、耳にしたことがあるかもしれない。
太陽《サイモン》が零の匣《BOX》に仕掛けた、もう一つの鍵――
七つの禍の匣《BOX》が全て開放される前に、零の匣《BOX》を強制的に開く方法がある事を。
その方法を彼はこう、匣に記した。]
(377) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
|
|
『幻想ノ刃で我を穿け《Εμένα με σπαθί μαχαίρωμα》』
(378) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
|
|
―― ドゥ・シアーラ海上 ――
[来いよ、と差し出された手。 あの時>>2:98 取る事ができなかった手と、重なる。
それを、信じられない物を見るような眼差しで見つめ――
オスカーに向けて、恐る恐るその指を伸ばし始めた。]
(379) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
|
|
――ごめんね、オスカー。
[しかし、伸ばしかけた手は、彼に届く前に止まってしまう。
唇を無理やり笑みの形にねじ曲げて、力なく首を振れば、 こつん、と紅玉が一粒、オスカーの額に落ちた。]
ボクは一度、北極星《シメオン》の手を離してしまった。 世界の希望たる北極星《シメオン》を地上から奪い 沢山の"命"を殺した。
崩壊《ウルヴェレア》は、観測された。 その原因の一端は、ボクが起こしたもの ―― だから
そっちには、行けない。 ボクは、希望《シメオン》には、なれない。
(380) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
|
|
ありがとう、オスカー。 もし、こんなことにならなかったら
友達に――なれてたかなあ?
[また一つ、紅玉が零れた。]
ごめんね、ボク……行かなきゃ。 せめて、命が少しでも苦しまないでいいように。
[そう言って、南極星は港街を目指して*翔んだ*]
(381) 2012/02/04(Sat) 20時半頃
|
|
― 港街:ドゥ・シアーラ ― [波が引いていくのを待って、南極星は壊滅した街に降り立つ。 観光地として栄えていたの姿はそこには無く、聞こえるのは賑やかな喧騒ではなく、不運にも即死を免れた"命"の呻き。]
――ごめんね。 痛いよね? 苦しいよね?
[南極星は呟くと]
ボクがその、星命《テュケー》を吸うから。 せめて、安らかに。
――安らかに、眠ってください。
[そうして、ひとつひとつの星命を吸っていく。 石畳が割れて覗く大地の上に、紅玉をぽつり、ぽつりと落としながら。]
(441) 2012/02/04(Sat) 23時頃
|
|
[嘗て街道だったと思しき道を歩きながら、星命《テュケー》を吸い上げていく。被害が比較的少なかった町外れからは離れているようで、声>>454 >>461 は聞こえなかったが。]
―――?
[誰か>>444 に呼ばれた気がして、ふと顔を上げ、 宇宙《そら》を仰いだ。]
北極星《シメオン》は、ボクを信じている…? ボクの何を――
[掌に視線を落とす。繋げられなかった手。
コロリ、と転がった紅玉を握り締める。]
(481) 2012/02/05(Sun) 00時頃
|
|
/* セレスト 28回 残1000pt注目
きねんぱぴこ
(-140) 2012/02/05(Sun) 00時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
10日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る