75 サプリカント王国の双子
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―応接間―
[ディーンが何か、呟いたその言葉の詳細までは分からない。 ただ、明らかに動揺の色を示し、立ち去ってしまった妹王女。 その背に揺れる黄金色の髪。
嗚呼、こんなときの例の"王子様"はどうしているのかと、 再度思い起こすのはお付きのシメオンのこと]
――――…。
[茫然と、暫し立ち尽くしてしまったのも無理はない。 それは心配というよりは、純粋な驚きからくるもの]
エゼルレッドさんと、なにかあったのでしょうか。
[雨音の最中、落ちた呟き]
(8) 2012/01/14(Sat) 01時頃
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―――この雨では、庭園の花も落ちてしまうでしょうか。
[窓の外へと目をやりつつ、続けた言葉。 奇しくも誰かが、 散る花を憂いて同様の言葉を零したことは知らず。
ちら、と視線は庭師の青年へ向けられた後、 姉王女の傍へと歩み寄る]
先程は失礼、プリンセス・シルヴァーナ。 "此処でも出来るお話"のお相手をして頂いても?
(10) 2012/01/14(Sat) 01時頃
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[許可を得れば、礼を述べて席へと腰かけて]
――――…御心配ですか?
[姉王女の視線が、何となく扉へ向かいがちな気がして。 自分も同じように、妹王女の去って行った方へ視線を向けた]
本当に仲が宜しいのですね。 シルヴァーナ様とミッシェル様は。
[それは素直に、感心するような口ぶりで]
(13) 2012/01/14(Sat) 01時半頃
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[自分の問いに、迷いなく答える姉王女>>16。 微笑ましげに見守るオリーブ色は、 返ってきた質問にはたと瞬いた]
私と兄ですか。さて、―――…。
[濁しがちに告げる相手の気遣いを想い、肩を揺らして]
笑われてしまうかもしれませんが。 私は昔、兄と同じ道を目指していたこともあるのですよ。 美しく人を飾る業。
憧れて学んではみたものの、どうやら向いていなかったようで。
[おっとりと笑みを浮かべた]
王女様方には負けますが、仲は宜しいかと。
(20) 2012/01/14(Sat) 02時頃
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兄ほどの腕を持つ人間は、国中探してもいないでしょう。 …そして、兄に彩られる貴女様も御美しい。
[薄く微笑み、さら、と生成りを揺らす]
今のお召し物は、シメオンさんの見立てでしょうか。 まだ僕より随分と御若いでしょうに、よく気が付く方ですね。
[自分の顔を見つめた相手の、思案までは分からず]
ふふ、ありがとうございます。
シルヴァーナ様は、 何かを習ったことはおありですか?
[笑わない、との言葉に返すのは、 少しだけ照れたような子供っぽい表情]
(25) 2012/01/14(Sat) 02時半頃
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ほんの少し、御戯れを。
[鞄より紙とペンを取り出して、 数分でさらさらと描きあげたのは姉王女の姿絵。 デフォルメされながらも、繊細さと可憐さは損なわれず。 モノトーンで描かれた絵、最後に髪飾りに赤を引いた]
私に向いていたのは、此方。
[指先でそっと紙を撫でた]
(26) 2012/01/14(Sat) 02時半頃
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―応接間―
僕は28―…、些か頼りないようで、 歳より若く見られることも多いですが。
[問いかけ>>29には、冗談めかして返す。 若くというよりも幼くといった方がより正確か]
多才でいらっしゃる。 シルヴァーナ様ならば、きっと真摯に学ばれていたのでしょう。
[並び立てられる習いごと>>30は、 教養高い王女に相応しい物と感じる。 続く評価は世辞という訳ではなく、 此処までの姉王女の自覚を持った応対を反映してのこと]
――…それ以外に貴女様が、学びたかったこと、は。
[零した問いは、何かに憧れて>>24との言が印象に残っていたから]
(42) 2012/01/14(Sat) 17時頃
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[描かれた姉王女。白黒であっても分かるだろう。 紙の中の"彼女"が纏うのは、先の蒼いドレスと翡翠の首飾り]
あなたは、美しい。
[細まる眼>>30へ返すのは、にこりと邪気なく微笑むオリーブ色]
どうか悲しみから、早く解放されますように。 …その為に出来ることがあるならば、何でも致しましょう。
(43) 2012/01/14(Sat) 17時半頃
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……例えば。
[ひらり。
姉王女の描かれた紙を、細い指先で持ちあげる。 そっと隠された弧を描く口元。潜められた声。 続く言葉は、きっとシルヴァーナにしか届かない]
僕ならば、あなたの望んだものになれる。
あなたの真実が、どんな姿であれ。 あなたの真実が、どんな想いであれ。
伴侶とも、よき友人とも、 誰の目をも"欺いて"御覧にいれましょう。
[囁きは、非情な優しさと残酷さを持って紡がれる]
(47) 2012/01/14(Sat) 19時頃
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[そしてゆっくりと立ち上がった]
クイーン・グロリアは貴女様を深く愛していたのですね。 だからこそ、シルヴァーナ様は其れに応えようとなさっている。
[誤魔化す様な笑み>>45を想い返しつつ、向ける視線は穏やかに]
語学。素晴らしいではありませんか。 北欧の言語ならば、嗜みが少々。
[皺にならぬよう、 懐から取り出した本に姉王女が描かれた絵は挟まれる]
拙い絵を失礼しました、プリンセス。 貴女様を此れ以上休ませなければ、僕が叱られてしまいそうだ。
(48) 2012/01/14(Sat) 19時頃
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[シルヴァーナの様子が如何であれ、柔らかな眼差しは変わらない]
良き縁、良き関係になれるといい、と。
[先の言葉を発した時点>>47では、 "噂"の真相など知りはしなかった。 そして相手の反応を見た今、心中で一つの結論へ辿り着く]
……Happy Endは御嫌いですか?
[だから、最初に言ったではないかと]
(56) 2012/01/14(Sat) 20時半頃
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―――…。
[潜められた使用人の声>>55を耳聡く拾い上げ。 けれど聞こえぬふりをして、にこりと薄く微笑んだ]
貴女様と共に時間を過ごせたこと、光栄に思います。 "プリンセス"・シルヴァーナ。
どうかご自愛を。
[去る背に頭を深く下げれば、さらりと生成りが流れる。 姉王女を見送った後、黒い傘を持ち直し、自分も扉の外へと]
(57) 2012/01/14(Sat) 20時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/14(Sat) 20時半頃
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―庭園―
[黒い傘。銀の刺繍もレースも、嵐のような雨に濡れる。 雨足が強ければ、吹き込む風に 肩口や生成りの髪をも濡れるが気にする素振りはなく。 くるりくるりと傘を回しつつ、 ゆったりとした足取りは水浸しの石畳を行く。
気の毒な"見張り"の使用人は、 やや離れた屋根のある場所から目を光らせている様子だった]
―――――…。
[美しい庭園。花を護る為か、一部に掛けられた覆いの布。 それでも庇いきれず、散って地面へ落ちる葉と花弁。 繊細に丁寧に整えられていたであろう木々は、 泣いているように滴を落としながら垂れる]
(62) 2012/01/14(Sat) 22時半頃
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―庭園―
嗚呼。雨が止まないうちに来れて良かった。
[呟く声。雨音に掻き消されて、聞いた者はいない。 オリーブ色は殊更子供のように、愉しげに揺らめく。
かつて迷いこみ、見惚れる程に美しかった王宮庭園。 それが風雨に晒され荒らされる様子は―――…。 心底、心が躍る]
(78) 2012/01/15(Sun) 00時頃
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[美しい物が好き。それが壊れる所はもっと好き。
美容師には"向いていなかった" 装飾する対象が人ならば、流石に迂闊に壊せない。
作家というのは"向いていた" 物語なら幾らでも壊せる。永遠に続く幸せなんてない。 書店に並ぶ、エリアス=ブローリン作の数々のHappy Endの物語。 誰も知らない"その続き"の御話]
……。
[懐から取り出したのは先程の本>>48。 記されているのは、数々の物語の"真実の結末" 挟んでいた、王女の姿絵を描いた紙を取り出した]
(79) 2012/01/15(Sun) 00時頃
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[絵に関しても同じく"向いていた" 可憐に繊細に作り上げた絵、数瞬もあれば容易に壊してしまえる。 蝶の細工のライター>>1:109は、 自身が描いた絵を燃やすのに使っていたもの。
もっともこの嵐の中では、絵を燃やすことは叶わないが]
…ふふふ。
[黒のインクは水に溶けない。赤のインクは水に溶ける。 髪を彩る花に差した赤色は、 濡れて溶けだし絵の中の王女を赤く染める。
とはいえ、別段、姉王女を手に掛ける気などなかった。 情熱はもっと違う所へ注がれていた。 そう、具体的には―――――…]
(80) 2012/01/15(Sun) 00時頃
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―庭園―
[きぃ、と雨音に混じり鳴き声が聞こえた]
リリィ?
[振り返れば雨をも厭わず、此方へ駆けてくるリスザルの姿。 おっとりと瞬きを零している間に、獣は地を蹴って飛びついて来た]
おっと、…どうしましたか。
[よろめきながら、何とかリリィを受け止める。 同時、手放された黒い傘。 雨土で汚れたままの身体を抱き止めれば、服は泥で汚れて。 普段の賢いリリィとは思えぬ行動。 それは何処か動揺しているように、…怯えているようですらあった]
(91) 2012/01/15(Sun) 00時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/15(Sun) 00時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/15(Sun) 01時頃
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―庭園―
[やや遅れて、見張りの者が駆けて来た。 半分は客人の身を案じて。 半分は容疑者の動きを警戒して]
……いえ、僕は大丈夫ですけれど。
[ざあざあと雨に打たれっぱなしになりながら、 大丈夫も何も無いが。 リリィの背を撫でながら事情を尋ねる。 聞けばこの賢い獣は、シメオンを傷つけたとのことだった]
は? リリィが?
[よく見れば、泥汚れに混ざって、 リスザルを受け止めた服には赤黒い痕が僅かに見える]
(102) 2012/01/15(Sun) 01時頃
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―庭園―
――…この子が人を傷つけたという話など、 ついぞ聞いたことがありませんが。
[小首を傾げる。 濡れた生成りは流れることなく、水を滴らせるのみで。
漸く使用人に拾いあげられた傘を受け取り、 今更ながら差しかける。 …せめて、リリィが此れ以上雨に濡れなければ良い]
はて。
[怯えた様子。異常事態に混乱していると考えればそれまでだが。
混乱して言うといえば、応接間での庭師の様子。彼が犯人か否かといえば、定かではないが。疑惑があるならば警察に詳しい調査を受ければ、白黒は分かるだろうと思っていた。 そういえば名の他に、何処かあの面影を見た記憶があったような]
(113) 2012/01/15(Sun) 01時半頃
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[見下ろせば、足元には件の本と紙切れが落ちていた。 絵の方は既に泥水の中、元の状態が判別も出来ない。
…その光景に、蘇りかけた記憶は、止まり**]
(116) 2012/01/15(Sun) 01時半頃
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