233 逢魔時の喫茶店
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[ゴドウィンからグラスを受け取り、>>1:330 ケイのスシや、様々なつまみが一通り並ぶ頃には ブローリンやヴェスパタインも顔を見せるだろうか。
透明な液体からは、独特の香りが漂う。 アルコール濃度が掴めないそれを、ちびりと舐め。
ゴロウや、旧知の者から語られる故人の話に耳を傾け、 ケイやコテツの用意したスシや、 ブローリン達の用意したつまみを堪能して 暫しの間、和やかな時間を過ごしたか。
かち こち かち こち。
現の世では平等に。>>0:151 持ち主が消えても尚、時を刻む音に睫毛を落とす。]
(2) 2015/08/05(Wed) 02時頃
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[夏の夜に。雨の日に。塗りつぶされた追憶に。 ――置いて行かれたのは、どちらだろうかと。]**
(3) 2015/08/05(Wed) 02時半頃
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/* ブローリン>>4 来ないのかーすれ違い失礼しました プロから何かと齟齬ったり巻き込んで申し訳ない
なんとなーく、今日の▲▼はエフとリツでしょう、 と予想しつつ事故防止にホレさんに委任しとこ。
(-0) 2015/08/05(Wed) 02時半頃
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/* 色々読みつつ考えて。 もーちょい考えはするけど、トレイル的に ヴェスパタイン一直線になりそうだなあ、感。
ブローリンも視野に入れて動いてたつもりなんだけど。 不器用で臆病で色々抱えているものの、 悪魔の囁きや誘惑に絆される系ではなくなってしまっ……
でも、ヴェスパタインはゴロウさんのとこ 行きたいんじゃないかなあと思うわけで 堕ちるとしたら、失恋した後だろうなあ、と。 それすらも吹っ切りそう。不幸根暗キャラ難しい
あぁあぁあぁあぁあぁ みんな!もっと太く真っ直ぐな矢印出そう! (ブーメランぐっさり)
(-1) 2015/08/05(Wed) 02時半頃
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/* 推定二十歳を境に、姿を消した養父。 消息不明。息子は、生きてると信じて疑わず。 棄てられたのでなく、置いていかれたんだと受け止めてる。
ヴェスパタインについては。 年に一度ほどしか訪れない、謎めいた客で。 いつの間にか会える日を楽しみにするようになるんだけど、
いつかあんたも居なくなるんでしょうと。 どうせ、おれを置いていくんでしょうと。
――こんな面白味も価値もない人間、 相手にするわけないんでしょうと卑屈になりながら、 それでもやっぱり追いかけちゃうんだ。
願っちゃうんだ。 「 、 」……って。
(-2) 2015/08/05(Wed) 02時半頃
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/* あー消したい。恥ずかしい。寝よう!!!!
(-3) 2015/08/05(Wed) 03時頃
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[強奪した酒の代わりを、>>1:*21 手際よく店主がグラスに仕立てればそれも横からかっさらう。
ホレーショーとトレイルでは、 肝臓の機能が大人とこどもほどの差があるのだが。 それでも彼の酒を求めるのは、ひとえに美味いから。 ――その濃さ故、ひとくちで満足できるからという理由もある。]
おー…イイ匂いしてきたねえー
[休日手当についてはよろしくーと片手を挙げ。>>1:*22 覚束ない足取り、語尾を蕩かせてもモップ掛けくらいは可能で。
そのうち厨房から香ばしい香りが漂ってきた。>>1:*20 既にアルコールでふわふわの頭で食事をすれば、 血液は消化のために胃に集まり、益々回転が鈍るだろう。
だからといって、食べない選択肢はない。]
(*0) 2015/08/05(Wed) 21時半頃
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コテツー。休憩しよー
[変わらず力仕事をメインに働いている彼へ手招きして、 人間ふたりと、小鬼と、蛇男。
テーブルを囲う面子は何とも奇妙で、むさ苦しいが 今に始まったことでなし。
さすがにワインはやめておこうと、 気に入りの炭酸水をグラスに注ぐ。 茶色をまとったキノコからは芳醇なバターの香りと、 こくのある塩気。]
これが、前に言ってたやつ?
[東洋の神秘、ショウユとバターの融合は、 キノコから滲む旨みと合わさって、成程酒が進む味だ。 オイルパスタも美味い。]
(*1) 2015/08/05(Wed) 21時半頃
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[食べ終わったら食器を洗って、 再び床やテーブルを磨くが動きは更に緩慢になるだろう。
ホレーショーが煽るグラスの中、氷が融ける音には、 瞬き程度の反応をみせて。]
(*2) 2015/08/05(Wed) 21時半頃
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−『ファミリア』−
[適量のアルコールは、 気持ちを高揚させるし舌の滑りも滑らかになる。
故人の思い出話の合間、 新人時代の失態や昔話を暴露されて慌てるのも一興。]
うっさいなー…… 知らなかったんだからしょーがないだろ
[なるだけ素面を保てるように少しずつ日本酒を飲み、 スシを摘まんでぶすくれるのは、 トレイルが贄となる番となったから。]
(64) 2015/08/05(Wed) 22時頃
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[どちらかといえば夜の方が話題は豊富だが、 さすがにそこまで口を滑らせることはないようで。
昔、壮年の東洋人が旅行中に店を訪れた際、 椅子に座って『レイコー』と口にした。
客の出身地ではアイスコーヒーを指す言葉らしいが、 そんなこと、トレイルは知る由もない。
養父は生きる上で必要最低限の一般教養は学ばせてくれたが、 それも欧州のもので、 もっといえば魔物や人外に対する処世術の方が主だった。
悪夢に悩まされたら獏に添い寝してもらえ、とか 悪魔や死神の甘い囁きには気をつけろ、とか。
それはさておき、何がなんだかわからないまま トレイルは至極真面目に、応えた。]
(69) 2015/08/05(Wed) 22時頃
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『どうも。俺の名前はトレイルっす』
[コーヒーを頼んだ、太鼓のような腹をした男は 茹蛸のように顔を赤らめ、なにごとか喚いていたっけ。
後から失敗したことを知ったし、 言うほどたいしたミスでもないと思うのだけど。 たまにこうしてネタにされることは、ある。
人間の客は普通、 来店してまず自己紹介したりしないということ。 レイコ、というのは女性の名だと学んだ日のこと。]
(71) 2015/08/05(Wed) 22時半頃
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/* びっくりするほど面白くなくて恥ずかしい ねむ、眠いんス…
(-24) 2015/08/05(Wed) 22時半頃
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[その後は、ぼんやりした面持ちで ゴドウィンから酒を強請り、 ゴキゲンになったホレーショーや周りの会話をただ聞くだけ。
ヴェスパタインの服装についての揶揄には、 少しだけ噴き出し、思い出した。
幼少の頃。まだ人と人でないものの区別がつかない頃。 一度店で出くわした際、養父に珍しい服だと声をかけ 「アイツは侍だよ」と嘘を言われたこと。 サムライ。その響きがやたらかっこいいと、思ったこと。
二桁を越える年月が経っても、ほとんど変わらない相貌に、 察しがついたのは店員になってから。]
(73) 2015/08/05(Wed) 22時半頃
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[コテツとヴェスパタインの土産の顛末が知れれば、 反応と「甚平」について知りたくて経過を見守るし。>>59 他にも誰かから声がかかれば適宜応えて。
ふらりと消えたホレーショーが戻り、 コテツから休業の伝言を受け、休業を知った後は、 日本酒を口にするペースを少しだけあげた。
解散した後は、追悼会の参加者としてでなく 『ファミリア』の客として、暫くのんびり過ごすつもりで。]
(74) 2015/08/05(Wed) 22時半頃
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[壁に描かれた、艶めかしい衣装に身を包む乙女。 さすがに絵画に対して嫌悪感は抱きはしない。
それ以外に女性の気配がないことを不思議に思っても、 理由については気づかないまま。>>0:79
昼に交わした些細な会話の後からずっと、 巡る疑問の答えは、出ないまま。>>3]**
(81) 2015/08/05(Wed) 22時半頃
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日本、かあ……
[多くはないが、多少は知っている東洋の地。 憧れと興味がないわけではないが。]
ゲイシャ、って何するひと? ニンジャと……サムライはー?
[定期的に食材調達で方々に出向くケイもまだ知らないという。 この中では一番詳しそうなコテツに、 昔養父に教えてもらった東洋の騎士の存在についても尋ね。]
(*9) 2015/08/05(Wed) 23時頃
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――…居る……?
[ゲイシャが。ニンジャが。サムライが。 姿をくらました人狼が。――冷を纏う、精霊が。
世界のどこかに、もしかしたら日本に。 居るかもしれないという願望は勿論抱いている。でも]
そー、だね。そのうち あっちのレイコーも飲んでみたい、し
[ケイの提案に、本人ほど朗らかには笑えなかった。 探して、見つからないことが怖いとは、言えない。]**
(*10) 2015/08/05(Wed) 23時頃
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[人の世の短さについては充分すぎるほど知っている。 ケイや、コテツの人生の中では、信号待ち程度の。
ただ、待つだけで終わっていいのか。 もどかしい気持ちはあれど探しに、会いに行く勇気は――無い。]
じゃー、いつかのための社員旅行に向けて 働きますかー
[数えきれないほどの生と死と出会い、 別れて生きてきただろう彼らの達観が時に羨ましく、眩しく。
ケイの真意や、ニンジャが実在するかは別として。 希望ある未来を語ることは楽しいと、目を細め。 フォークとナイフを、モップに持ち替えた。]**
(*11) 2015/08/05(Wed) 23時頃
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/* ウッ…… あーもーだめだ。これは、だめだ。 昨夜の自分を処分したいと思ったけどできないわ。
なんでこんな、喋るの見るだけでドキドキすんの。 悔しい。
とっととあたってくだけで楽になりたい。
>>94 よ、翌日移行でフォローを入れるつもりが間に合わなかったんです……
(-33) 2015/08/05(Wed) 23時半頃
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/* 暑さで目が覚めたーついでにちょい読み ゴドウィンさんまだ来てないのか 48h更新とはいえ24h内に顔が見えないと心配になってしま、う
元々コア遅めっぽいし大丈夫だとは思うのだけど
そんでヴェスパタインに絡んで貰えただけで嬉しく、そんなチョロい己に悔しみ抱いて寝るスヤァ……
(-41) 2015/08/06(Thu) 02時頃
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[この中で一番日本に近しいであろうコテツも、 実のところさほど詳しくはない様子。>>*17>>*18
彼の、密かやなコンプレックスの起因は知らない。>>*19 それなりの年月共に過ごし、気を許しているからといって、 すべてを打ち明けられるほどお互い真っ直ぐは育っておらず。]
ダンサー、ねえ?
[ゲイシャについての曖昧な説明には曖昧に頷く。 酔っ払いの会話なんてこんなものだ。
発端となった旅の話は個人的なものだったのか。>>*20 てっきり全員で行くものかと思っていた。 それでも、賛同を得られれば。>>*15]
(*24) 2015/08/06(Thu) 16時半頃
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んじゃ、お金貯まったら、行こう [給料が下がるのは困るが、 こんな機会でもなければ外には出ないだろう。ケイ以外。 ――実現しようとしまいと、未来の話ができるのは悪くない。
その前の、ニホンシュを仕入れる話についても賛成の手を挙げた。]
いーね。あれ、美味かった、し
[先ほどのグラス強奪事件については>>*12 まあまあ、と誤魔化し笑いを浮かべて。 ワインはそのまま飲むよりも、サングリアの方が好きだから 敢えて今は手を出さず。]
(*25) 2015/08/06(Thu) 16時半頃
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[そんな、前向きで楽しい旅行計画。 雲行きが怪しくなったのは店主の一言から。>>*23]
飛行機……?あるわけないじゃん
[トレイルが養父に拾われたのは、 街ひとつ隔てた離れた森の奥だが、列車で移動できる距離。 鉄の塊を飛ばしてまで行きたい場所なんてあるはずもなく。]
――…落ちない、でしょ いざとなったらコテツ達が支えてくれるよ
[蛇男と小鬼の秘めたる力がいかほどかなんて知らないからこそ、 そんな無茶振りとも言える信頼を。]*
(*26) 2015/08/06(Thu) 16時半頃
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いっそ、ケイの背中に乗ってとか……だめー?
[アリエナイ提案を重ねて、しゅわしゅわする水をひと飲み。 酔っ払いの話なんてこんなものだ。]
(*27) 2015/08/06(Thu) 17時頃
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/* びっくりするぐらい中身のない会話でサーセン… 普段酔っ払うことないからわかんね!
白もちょっとは進められるかな? 昨日早寝した分今日はコア長めに取ろう、 リツとエフのお出迎え楽しみだなあ。
(-72) 2015/08/06(Thu) 17時頃
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− 昼:cafe ≪Twilight≫ −
[出勤途中、ふぁ、と大きな欠伸が口から零れた。
鎖骨に届くか否かの位置で揺れる毛先は、 寝不足な主人と裏腹に元気よく、右へ左へ跳ねたまま。
昨夜の出来事を思い返しながらの足取りは、 いつになくゆっくりとしたもの。]
地下に、休憩室があるなんて 知らなかったなあ……
[『ファミリア』に初めて訪れたケイに向けての、 ゴドウィンの説明はトレイルの耳にも届いた。>>149 言われてみれば心当たりはいくつかある。]
(182) 2015/08/06(Thu) 17時半頃
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[それまで居た筈、いなかった筈の者が ふらりと姿を消したり現れたり。
『良かったら少し休んでいかないか?』と 声をかけられたことも何度かあった。]
悪いけど 知らない人間と一緒じゃ休まらないから
[誘いの"本意"など想像すらしないまますげなく返し。 顔を覚えられたのか声がかかる頻度は減っていったが、 いつでも、トレイルの答えは同じだった。
――ただ、ひとりを除いて。]
(183) 2015/08/06(Thu) 17時半頃
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『へーき』 『いつまでも子供扱いすんな』
[数年前。>>96 いつの間にか外見の年齢も、背丈の差もほどんと縮まった頃。
うっかり垣間見られてしまった己の弱さに、 案じられることのうれしさよりも強がりが優った。 あの後のことは深く覚えていない。
ただ、あの日を境に。 外で飲む酒の量をよりセーブするようになったし、 夏が近づく度、どこか浮ついた気分になって。 戯れのようなからかいに、以前とは違い、 言いようのない口惜しさが滲むようになったのは確かだ。
――理由は、解らない。まだ、気づけない。]**
(184) 2015/08/06(Thu) 17時半頃
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[そういえば、ゴドウィンの言によれば 休憩中のヴェスパタインを起こしに行ったのは ブローリンとのことだったが、終ぞ姿は見えなかった。
買い出しの礼代わりの甘夏のタルトは、 そのまま己の腹に納まる。
彼の生業についても、トレイルは詳細を知らない。 無意識の日常の中で、軽い契約を結んでいることも。>>0:103
昼もそうだが、夜の店を訪れる客に対して 素性や事情なんてものは、 一介の店員が気にするものではないと考えているし、 魑魅魍魎の類を店主が招き入れるはずもないという信頼故。]
(186) 2015/08/06(Thu) 19時半頃
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あー……今日はケイ、休みだっけ んじゃベーグルサンドとアイスコーヒー
[途中。立ち寄ったパン屋にアップルデニッシュを見つけ。 差し入れにどうかと考え、却下を決めたのは いつの間にか携帯に届いていたメールの数々を見てのこと。
返信はしない。 用件は既に済んでいるいるようだから。
店主が奮闘しているなんて夢にも思わないまま。>>147>>148 自身の食事だけ確保して定められた時間に店に着いた。
いつも通りを装いながら、メールを確認した後。 少しだけ早足になった気がするのは、きっと気のせい。]
(189) 2015/08/06(Thu) 19時半頃
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はよーございます 何、珍しいことしてんね
[裏口から入り、 サロンエプロンを身に着け顔を出した時には 既に立派なホットケーキが配膳された後だったか。
誰が用意したかなんて確認するまでもない。それ。]
――なんか、いいことでもあった?
[店主と、ヴェスパタインの間に聳え立っていた 目に見えない壁が融解したなんて知る由もないが。
どことなく、昨日より和やかな空気と甘い香りに。>>130>>137 揶揄するように店主に向けて緩く微笑み。]
(190) 2015/08/06(Thu) 19時半頃
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いらっしゃい。昨日はどーも
[続けて、数少ない客に向けても同じように笑みを向ける。 ゴロウが早速の来店を果たしてくれたことは単純に嬉しい。]
今日のコーヒーはどう? それね、「味わい深い」やつ
[食事と会話を楽しむ彼に、 水を取り替えるついでに尋ねた。
昨日、ゴドウィンへ向けての注文を聞きながら、 こういう覚え方の方が彼には合っているのだろうと判断して。]
(191) 2015/08/06(Thu) 20時頃
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[客がふたりきりで、既にオーダーも済んでいれば 正直することなどほとんどない。 昨夜休業だったこともあって、今夜の仕込みも十分。]
――…あんたのは随分、甘そうだね
[ヴェスパタインの前にある皿と、グラスの中身。>>157 外見に似合わぬ、女子が好みそうなそれらも 本人の嗜好ならば咎めるつもりは勿論ない。
美味そう、とほんの少し喉を鳴らすに留めた後。]
昨日の、酒。うまかった あんたが持ってきたやつでしょ?
[同じように水を注ぎ足す際、 ほんのり感じたリキュールの香りに、 そういえば、と思い出したことを追加した。]
(194) 2015/08/06(Thu) 20時頃
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ふうん。まあ、いいけど いつもこれくらい頑張れば昼も儲かるのに
[正直、今以上に昼の客足が増えれば トレイルには少々しんどい環境になるのは間違いない。 だから、これも本心からの願いではなくて。
いつも通りの笑み。>>193 しかし問いに対して少々はぐらかし感を受けての応酬だ。]
まじで。あーでも飯、買ってきちゃった 売れ残るようなら、もらう
[何しろ本日厨房の要はオフだ。 一度あることは二度あるかどうか知らないが念のため。 天変地異も引き起こしかねないほど珍しい店主のやる気は 是非、店員より客に向けてほしい。]
(196) 2015/08/06(Thu) 20時頃
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[まだこの店の"普段の姿"を知らないゴロウに。>>195]
珍しいよ もしかしたら今年最初で最後かも
[少々大げさに揶揄してみせる。 その後、コーヒーを口にして固まる様子に気づけば そっとシロップやミルクの入ったピッチャーを寄せて。]
ね? ……"味わい深い"でしょ
[苦笑いを湛えながら、どうぞと促す。 尋ねる前に、新鮮な水を運んだ理由が伝わっただろうか。
こういった嗜好品は個々で好みが分かれるし、 曲りなりにも店主が淹れる、いわば店の看板だ。 いくら正直なトレイルも、不味いという表現は使わない。]
(201) 2015/08/06(Thu) 20時半頃
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トレイルは、ホレーショーにドンマイ、とアイコンタクトを送った。
2015/08/06(Thu) 20時半頃
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[ケイのコーヒーをどのようにして飲んだか聞いてのお節介。 どうやらホレーショーのものはそのまま挑むようだ。>>211 昨日もけっこうな量の酒を消費していたようだし、 もしかしたら二日酔いなのかもしれないとは裡だけの予想。]
でしょう? 慣れると病みつきになるよ
[にこやかな笑みを返すトレイルの手には、 カウンターの奥には違う店舗のロゴいりのカップ。
ほどなく扉が開き、視線を向ければ>>202>>213 太陽に熱せられただけでない、温い空気が店内に対流する。]
いらっしゃい、エフさん と……リツ、だっけ
お好きな席にどーぞ
(215) 2015/08/06(Thu) 21時半頃
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[二人を繋ぐ指先は、見てみぬふり。 前髪の間から覗く双眸を少し開いた程度の反応。
腰を落ち着ける先が決まれば、水を運び。 注文が決まれば、適宜用意するだけ、のつもりだったが。]
――…何か、いいことありました?
[いつも通りの特大のあくびに、思い描くのは>>203 日向で干されたシーツのような、ほかほかと、幸せ。
夜も昼も顔お出す常連客。 これくらいの詮索、許してもらえるだろうか。 返事があっても、はぐらかされても気に留めることはない。]
(217) 2015/08/06(Thu) 22時頃
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おはよ、何。コテツも飯、まだなの?
[前後して顔を見せた店員には、 同僚同士ならではの軽くて雑な挨拶を向ける。>>204
昨日ヴェスパタインから贈られた土産を取り出しながら、 店主との会話に耳を向けているのを感じて。>>207
尋ねはしても、手を動かすつもりはない。 料理の腕は彼の方が断然、上だから。]
(221) 2015/08/06(Thu) 22時頃
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/* 本日も多角がんばろうな時間がやってきました。
人間には呼び捨て。 人外でも店員なら呼び捨て。 人間でも年上っぽかったらさんづけ。
ヴェスパタインは意地でも名前呼んでやらない……
(-81) 2015/08/06(Thu) 22時頃
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[コテツとゴロウの間で交わされる 『サムライソード』の言に、ほんの少し眉が揺れた。 昨日の会話の一部と、昔を思い出して。>>97>>98]
いいんじゃない、コテっちゃん
[睨まれる程度では、ひるんだりしない。 実際ほんのり空気が冷えたかもしれないが、だとしても 火照る頬には有難く、酔っ払いの記憶は曖昧。
それはそれとして、刀よりは食べ物の方が似合っていると コテツに向けて重ねて首を振ってみせる。]
(223) 2015/08/06(Thu) 22時頃
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えっ。ワイバーンて、あのお客さん?
[ケイのフットワークの軽さから、 てっきり飛べるものだと思い込んでいた。
旅の思い出話は語られれば勿論聞くし、 SNSはやっていなくとも、写真を見せてもらうことは日常。 それでも、必要外のことは訊くことがないため 長らく店員同士の付き合いがあれど、知らないことは多々ある。
どう考えても飛行機の方が便利かつ安全なのだが。 人間嫌いと非日常が日常の半分なこともあり、
アナログ極まれりな乗り物への関心が高くなるのは仕方ない。]
(*29) 2015/08/06(Thu) 22時半頃
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/* プロからずーっと思ってて言いそびれてたことなんですが ケイの優しさと気遣いが、すごい。 伊達に長生きしてないね!って余裕を感じる おまけに面白い
コテツは可愛い。ホレさんも可愛い。 そりゃトレイルの人間不信が長年解消されないはずだわ。
ここにいれば、幸せだもの。傷つかないもの。
(-85) 2015/08/06(Thu) 22時半頃
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[クリームソーダの毒々しさを隠さない緑と。 バニラアイスの白。子供の頃、好きだった。 もちろん、甘いホットケーキだって例外じゃない。
どちらもコーヒーの美味さが理解できなかった頃のこと。]
まあ、確かに。ね ホレさんはやればできるひとだから
[綺麗にデコレートされたふかふかの生地に、 真っ直ぐに向けられる賞賛には素直に頷き。>>228 ひとくち分取り分けられたフォークの行方を追えば。]
――…えっ、いや、
[予想外の軌道を描き、目の前にやってきた。 そんなに物欲しげな視線を送ってしまっていただろうか。]
(238) 2015/08/06(Thu) 22時半頃
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[甘い、あまい。誘惑。 丁重に断るのが正しいと、解っているのに。
逡巡の間に、フォークから チョコレートソースが零れそうになったを見て。 慌てて差し出されたそれを、手首ごと掴んで固定し。 空いている手で髪を押さえ、素早く口に入れる。]
ん、…… …
[触れた部分がひどく冷たくて驚いたが、 それよりも己の行動の方に、混乱して言葉がでない。
奪われた体温を補うように口元に手をあて、 美味い、と告げる代わりに咀嚼しながら繰り返し頷く。]
(243) 2015/08/06(Thu) 22時半頃
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[ごくり、喉を震わせ甘い塊を嚥下しながら、 ヴェスパタインのくちびるが紡ぐ秘めた声にも、頷くだけ。
今度とは、いつだろう。 彼はいつまでこの地に留まるのか。 聞きたいことは山ほどあるが。何より。
コテツに土産を渡すと聞いて、俺には?と 昔のように素直にねだれず、拗ねていたことを思い知り。]
ごちそうさま あとは、ごゆっくりどーぞ
[会釈し、精一杯店員の態を繕いながら厨房に戻る。 ホレーショーの作ったパンケーキは確かに美味かったが、 リキュールの甘さに喉を締め付けられそうで。
残りのアイスコーヒーを勢いよく吸い込む。 浮気者を責める視線には、今更でしょうという顔で。>>245]
(249) 2015/08/06(Thu) 23時頃
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/* 恥ずかしい。 一回跳ね除けたかったけど他に取られたらやだーって ツンを維持できないこの、この……
(-88) 2015/08/06(Thu) 23時頃
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/* あぁあぁあぁあぁあぁって叫びたい。
(-89) 2015/08/06(Thu) 23時頃
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[エフと、リツ。 周りの目を気にしてか、ほどなく解かれた指先も。>>224 見ないふり、見ないふりと己に言い聞かせていることこそが しっかり視界に捉えている証。]
んー。顔っていうか、雰囲気?がね あったかくて、こっちも眠くなりそう [いいことが、あったと。>>236 素直に認めるエフに、ほう、と頷き向ける先はリツ。 さすがに彼へは、何も言わない。つもりだったが。]
――…いやじゃ、ないんでしょ
[24時間ぶり2度目の台詞。 何やら考えこんでいる様子では、届かないかもしれない。>>250 それはそれで構わない程度の、囁きが零れた。]
(254) 2015/08/06(Thu) 23時頃
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やー、無理なら別にいいんだけどー
[時折顔を見せるワイバーンと、同僚と。 命を預ける対象としてどちらを選ぶかなんて考える余地はなくて。
そもそも、社員旅行として出かけるのに ひとりだけ乗り物扱いするのも酷かと気づいたのは後のこと。]
――…おお、おお……?
[そんな酔っ払いの戯言も丁寧に聞き入れてくれる蛇の、 誠実さと優しさと努力の結果として現れた姿に。>>*31]
(*36) 2015/08/06(Thu) 23時頃
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べ、勉強しとく…… ……ふは、
[リクエストした手前、コテツほど盛大に笑えなかったが。 悔しそうに床を叩く尻尾と、小ぢんまりとした翼が可愛くて。
近々図書館で旅行に関する本でも借りてみようか、なんて考える。 普段はもっぱら、写真集とかばかりなので。]
(*37) 2015/08/06(Thu) 23時頃
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ごめ、だってさあ…… やーだ、死んじゃう
[コテツに向けて振るわれる尻尾の先に、 矛先は来ないと解っていても半歩退き両手を挙げる。 口元にはへらりとした笑みを浮かべたまま。
ワイバーンに払う旅費がいかほどか解らないが、 何れにしても公共の乗り物で行くのが無難だろう。
働き、お金を貯めてなんなら積立をしているうちに ホレーショーやトレイルの、 飛行機への偏見も薄くなるかもしれない。 (ならないかもしれない。)]
(*40) 2015/08/06(Thu) 23時半頃
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そうだ、コテツ 着替えるならバックヤード使いなよ
[東洋独特の衣類らしい「着物」と「甚平」の違いは、 身に着いていない状態では理解が難しく。
どのタイミングで着替えるにも、 この場でストリップショウが開かれるとは 思わなかったが、念のため。>>235]
ああ、あと ベーグルサンドもあるよ スモークサーモンと、 ベリーとクリームチーズのやつ
[昼食を食べ忘れたという彼に。 ついでとばかりに選択肢を、追加。
譲るのは、どちらかひとつのつもり。]
(270) 2015/08/06(Thu) 23時半頃
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[エフとリツ、それぞれの注文は店主が承るだろうか。
持ち込んだアイスコーヒーを飲み終えれば、 カトラリーを磨いたり、洗い物をしたり。 グラスが空けば、水を注ぎ足す。
――いつもの通りの、昼営業。 しかし今夜は、 いつもと違う、"何か"が起きそうな気配。>>263>>269]
(273) 2015/08/07(Fri) 00時頃
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/* 押すべき更新ボタンを間違えて 赤窓に打ってたロルが消えた悲しみ
人狼あるあるだね
ゴドウィンさんはやっぱ深夜コアのひとなのか でもっておれは、こんな調子で、いいのだろうか
(-95) 2015/08/07(Fri) 00時頃
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/* リツ>>281 生憎ご期待に添えられるようなものはありません 店員たちが仲良くわいわいしているのを見て どうぞ羨ましがってください!
(-97) 2015/08/07(Fri) 00時半頃
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そりゃあ、そーなんだけど、さあ
[ケイが命に関わるようなこと、 するわけがないと信じてる。信じてるったら信じてる。
でも、警戒を怠ってはいけないと養父に教わった。 例えそれが誰であっても――養父自身に対しても。]
ケイって見かけによらず真面目だよねー 試乗第一号は誰だろ?
[もはや彼を移動手段にする選択肢は消えたも同然だが、 自尊心からか、熱心に変化を繰り返す姿にはエールを送って。
もしも、――もしも、その翼が。 二人分の荷重に耐えられるほどの規模にまでなったとしたら。 それはそれで楽しそうだと目を細めた。]
(*42) 2015/08/07(Fri) 00時半頃
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[そんな、酒を交え雑談を交えた夜の大掃除。 終わったのは、普段の営業時間よりは短く。 もしかしたら大差なかったかもしれない。
ふあ、とあくびをかみ殺すことすらできなくなった頃には、 テーブルも椅子も元の配置。 床も、それなりに磨きがかかったことだろう。
ホレーショーが日ごろから、言う通り。>>244 あくまでこの店は、夜の営業が本番だ。
これで明日以降も、 お得意様を招く準備はばっちりと満足げに店内を見渡した。]*
(*43) 2015/08/07(Fri) 00時半頃
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トレイルは、ホレーショーにホールは任せろーと片手をひらり。
2015/08/07(Fri) 00時半頃
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[人の夢―― なかでも、あまり良くない夢を好み、喰らう、獏。 トレイルも昔、何度か世話になったらしい。
母親に捨てられ、奈落の底に堕ちる夢。 母親を、養父が喰い殺す夢。 すべての人間に、見放される夢。 店を訪れる人ならざる者たちに、軽蔑される夢。
その都度、うなされるトレイルを抱きかかえ、 養父がエフの元へと運んでくれたらしい。 トレイル自身には、すっかりおぼろげな記憶の数々。
そういえば。 養父に喰われる夢は、不思議と見た覚えがない。 いっそ、と。望みさえしたことなのに。]
(291) 2015/08/07(Fri) 01時頃
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そう? 意外と、美味いかもよ
[甘いものは好まない様子のエフに、>>272 おどけた調子で勧めるが勿論、無理強いすることはなく。
マイペースに、眠気に忠実に沈む意識に、 ひっそりとおやすみなさい、を告げる。
夢を見ないだろうという言葉の真意は察せられなくとも。 それが、悪い意味でないことくらいは、解るつもり。]
(292) 2015/08/07(Fri) 01時頃
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[次にドアベルが鳴り響いたのは、 ホレーショーがリツの注文を受けた後か。]
いらっしゃい、ブローリンさん
[男の体調や顔色については、 前髪に阻まれ伺い知れないが猿の方は絶好調らしい。>>288
冷蔵庫から冷えた炭酸水を取り出し、グラスに注ぐ。 カップに放る砂糖の塊は、三個。 昨日あげそびれた、タルトの分までおまけして。
どーぞ、と差し出す。 手の届く距離に猿のブローリンがいれば、 零すなよーと笑顔を見せながら軽く頭を撫でるだろう。]
(294) 2015/08/07(Fri) 01時頃
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[エフが眠りに堕ちる、少し前。 ゴロウとの遣り取りと、聞くともなしに聞きながら。>>280]
あれ、覚えてないの?
[――なんて、揶揄を挟んでみる。 踊っていたとしても、それは夢の中のことだとか、 実際がどうだったか、なんてことは関係ない。
ひとくちぶんのリキュールが齎した、悪戯。 その後に続いた、二日酔いの際の主な症状については。]
(301) 2015/08/07(Fri) 01時頃
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ああ、……そうか、なるほど 二日酔いの、所為
[あの夜も、あの夜も。――昨夜も。 胸が締め付けられるような、 言葉にできない切なさに襲われたのは、酒が原因かと、 ひとり納得したように呟いた。
だからといって、飲むのを止めるつもりはない。 決して強いとは言えないが。
身体を熱くし、こころをぐるりとかき乱す。 甘く、時に苦く。人を惑い狂わせ、
舞い上がるような、溺れそうになる感覚が。 たまらなく――…。]
(307) 2015/08/07(Fri) 01時頃
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[――好き、なのだ。 自覚しているよりも、きっと、ずっと前から、今も。]
(-104) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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[ケイがオフの穴埋めか、 昼間にしては珍しく働く店主が調理を終えて 甘い香りと共に再び姿を見せれば。>>297>>298
お疲れ、の代わりに空のグラスを差し出す。 まあ、何でも好きなもの飲んで休めよ、の気持ちで。
猿のブローリンがリツやゴロウにじゃれる姿は>>302 微笑ましく見守り。 ヴェスパタインの言う通り、冗句について 何とも楽しい反応を見せてくれたゴロウには。>>309
無言で柔らかく笑みを返そうとしたのだが。]
(310) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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……ぷっ、はは ごめん、冗談。まだ見てない
[不安そうに念を押すものだから、思わず吹き出してしまった。 まだ、と言ったのは今後の可能性に期待して。
お詫びに、アイスコーヒーのおかわりをサービスしようか。 トレイルが淹れた、何の変哲もないそれを。]
(311) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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/* ゴドウィンさんを置いてってる感がマッハで でもどうお触りしたらいいのやら
入りにくく、感じてないといいのだけど……
(-106) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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[そうして、暫く時が過ぎ。 エメラルドグリーンの蜜が湛える泡が小さくなった頃。>>306]
さっきの。あれだけど ――次の休みは、空いてる
[酒を交わす誘いの返事を、届けた。>>305 ひとより寿命がながく、 歩みが緩やかな男にとって一年とはどれほどの長さだろう。
そんなに待っていられない。 来年の今日が100%訪れるわけでは、ないのだから。]
場所は? どこでもいいよ [グラスに水を注ぎ足しながら、尋ね返す。
肝心の"次の休み"がいつか、そう遠くないはず。 会計が終わるまでに確認すればいいやと、今は曖昧に。]
(314) 2015/08/07(Fri) 01時半頃
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[子供みたい、と称されまた口惜しさが滲んだが。>>304 先の仕草を振り返れば、当然か。
くちの中が甘いものと、 仄かなアルコールで満ちていたから何も言い返せなかった。 何か言葉を発しようとすれば、
自分でも予想がつかない浅ましい何かが、 零れてしまいそうで。
代わりに前髪の狭間から、少しだけ長く、ちゃんと。 己の双眸に、黒糸を纏う瞳を、映した。]**
(318) 2015/08/07(Fri) 02時頃
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