199 Halloween † rose
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『……それって、僕褒められてます?』
[くすりと笑って、沖元さんの感想に意地の悪いツッコミを入れる。 お供え物の理屈には、なるほどと相槌を打って。]
『事情がわかりそうな相手に心当たりがあれば良かったのですが、残念ながら、僕には何一つ。
これがもしも夢じゃないのなら、ですけれど。 沖元さんは、この状況を元に戻したい、ですよね? …幽霊モドキを、増やしたくないから?』
[手品師であり、おそらくは同郷の彼を、僕は深くは知らないから、問いかける。]
(+5) 2014/10/24(Fri) 22時頃
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[わざとらしい笑顔に、僕は数秒だけじとりと視線を向けるも、まあ、その話は置いておいて。]
『……よくわからないけれど、何となくは、わかりました。』
[不安げな視線の沖元さんに、曖昧に笑って軽く息を吐く。 理解にはきっと遠いけれど。]
『…困らせてごめんなさい。 髪、腕を伸ばしたって整えてあげられないのも、ごめんなさい。』
[彼なりに考えを伝えようとしてくれたことは分かったから。]
『まあ、僕のことはそのうち考えるとして、折角ハロウィン三度な訳ですし、出かけなくていいんですか? …それとも、流石に飽きちゃいました?』
(+6) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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『いえいえ、どういたしまして。 お役に立てたのでしたら、嬉しいです。』
[感謝を素直に受け取って、ゆったりと微笑み返す。]
『僕は、別に会いたい人は…』
[シーシャさんやロチョウさん、あとキリシマさんにはお菓子を渡ししたかったけれど、この身体では無理なこと。]
『伝言まで頼んでしまうのは、ご迷惑でしょう。』
[遠慮を口に、苦笑する。 夢の中で幽霊モドキになってもなお、僕は良い人でいたいらしい。]
(+7) 2014/10/24(Fri) 23時半頃
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/* ふぁかわいい
(-21) 2014/10/25(Sat) 00時頃
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『……ありがと、沖元さん。 暇で暇で寂しくなったら、遊びに行くかもしれません。』
[彼の部屋番号を聞くと、背中を見送る。
沖元さんの言うように、自由を満喫するのも、きっと悪くない。 のびのびと、何にも縛られる事無く。]
『もしかしたら、僕はこのままを望んでいるのかな?』
[一人きりになった廊下で、自嘲気味に、呟いた。]
(+8) 2014/10/25(Sat) 00時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/10/25(Sat) 00時半頃
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―騒がしい街中―
[ホテルの前で子供の集団とすれ違っても、当たり前のように、お菓子を強請られる事はなかった。 するりと脇を通り抜け、誰にも見つからない街中を歩く。
人ごみの中、二日前の今日には捜しても見つけることができなかった姿を見付け。>>@28>>@29 手を上げて声をかけようとするものの、かけて気づかれる筈もないと、口を閉じ手を下ろす。
そのまま何となく、キリシマさんの背中を追いかけた。 ぶつかり人の波に飲まれることのない身体は、意外と便利だと感じた。]
(+9) 2014/10/25(Sat) 15時頃
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[キリシマさんの入って行った一軒の店の前。 出会った時に彼は自分を薬屋だと言っていたのを思い出す。]
『ごめんください。』
[無断で入るのは躊躇われ、自国の言葉でぽつりと言ってみる。 OPENの看板があるのだから、入ってもいいのだろうけれど。
店の前で、うろつき。 姿が見えていれば不審人物でしかないだろうが、幸運なことに僕は今、幽霊モドキである。]
(+10) 2014/10/25(Sat) 15時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/10/25(Sat) 15時頃
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[不審な幽霊モドキの僕店の前をうろつき、地面に自分よりも不審な跡を見付け、眉根を寄せて。]
『これって』
[もしかして、と呟こうとした所に、扉の開かれる音がした。]
(+11) 2014/10/25(Sat) 16時頃
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……来客中お邪魔しマシタか、ごめんなサイ。
[顔を上げ、へら、と笑う。 夢のような世界でも、僕はイントネーションを少し間違えている。]
ああ、でも、キリシマさんに名前覚えていただけてたのは、素直に嬉しいデス………あれ?
[咄嗟に、気付くのが遅れたけれど。]
キリシマさん、僕に話しかけてマス? 見えている?
[首を捻りながら、招かれる店内へ。]
(+12) 2014/10/25(Sat) 16時頃
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[大人しくしていろと言われ、逆をしたがる僕ではない。 ただ、珍しさにきょろきょろと見回したりはするけれど。
カウンターの上には、小さな生き物がいるようだ。 いや、リアルなぬいぐるみかもしれない。
大人しくしていろ、が僕以外に向けられたかもしれないなんて、考えもしなかったけれど。]
……『生きてる?』
[動きが見える。 ぬいぐるみではなかったらしい。 何となくこちらを向いているような。 この小さな生き物にも自分が見えているのだろうか、軽く手を振ってみる>>188]
(+13) 2014/10/25(Sat) 16時頃
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[キリシマさんを悩ませてしまったらしい。>>@47 見えている事は確認できたので、まあいいか、と僕の分の思考は投げた。 考えて、何かがわかるような気もしない。]
わ……わー! すごいデスね、変身しマシタね?! 何デショウ?! 神秘的デスね?!
[小動物が人と同じ姿、しかも美形になるのを見て、思わず感嘆。 彼が何を啜っているのかは>>189 よくよく思い出してみると、病院で見かけるアレのような気も少しするのだけれど…まあ、これもぽいっと放り投げておく。
五月蝿いと店主に怒られるかもしれないと気付き、口を噤むのは遅かった。]
(+14) 2014/10/25(Sat) 16時半頃
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[睨まれたら大人しく口は閉じる。 キリシマさん曰く、変身男の名前はニコラエさんというらしい。]
……スーツ貸してあげるナラ、下着も貸してあげればいいノニ。
[幽霊モドキは、思わずぼそり。]
(+15) 2014/10/25(Sat) 16時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/10/25(Sat) 16時半頃
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下着、新品とか、持ってないんデスか?
[ニコラエさんを見送った後。
服装にはあまり執着がなさそうだとは思うけれど、代えくらいはあるのではと、返された言葉にさらに返し。]
いえ、死んだというか… 寝て起きたら、こうなっていマシて。
[さっきのやつ、つまりニコラエさんは人を殺すようには見えなかったが、キリシマさんの口振りからすると、そういう可能性もあるらしい。
不思議な生態の謎の生き物に要注意、と脳内でマークは付けておくことにする。]
(+16) 2014/10/25(Sat) 17時半頃
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[キリシマさんが、薬品臭の上からタバコの香りをまとい、近付く。
どうせ触れはしないのだからと、逃げることをしないでいると、首の匂いをかがれた上に、間近で不思議なことを言われた。]
…どういうことデショウね? 僕も知りたいデス。 僕は、死んだのデショウか。 それとも、今僕の目が見てるこの現実みたいなものは、夢?
[慌てても仕方がないから、落ち着いていられる。
意地の悪い問いかけでもしている気分で、僕は、薄く笑っている。]
(+17) 2014/10/25(Sat) 17時半頃
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ハロウィンが繰り返し…… 丸一日寝過ごしたりしていないナラ、三回目のハロウィンを過ごしていることになりマス。 今は、幽霊モドキではあるのデスが。
[薄情なのか、そうではないのか。 僕の代わりに悩んでくれているキリシマさんとは対照的に僕は平然としている。 むしろ、悩んでくれるから、逆に落ち着いていられるのかもしれない。]
お力になれずスミマセン…って僕が言うのも何ですケレド… ちょ、煙いデスよ!
[ちゃんと煙の香りはするが、咳は出ない。 ぱたぱたと手を振っても、煙は揺らがない。 気分の問題というやつだ。]
(+18) 2014/10/25(Sat) 18時頃
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/* ええのう〜〜〜〜〜(によ
(-65) 2014/10/25(Sat) 20時頃
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お仲間デシタか。 奇妙なこともあるものデスねえ。
[世間話の調子で言葉を交わす。 何やら作業を始めるのを、興味深く近寄って覗き込みつつ。]
同胞、巻き込んだ、怪物……と、言いマスと。
[うーん、と脳内、少し情報を整理して。]
つまり。 …キリシマさんも、ニコラエさんみたいに変身できマスか?!
[わくわく期待の眼差しを向ける。]
(+19) 2014/10/25(Sat) 20時半頃
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…まあ、色々と理解が追い付きマセンが。 別に、キリシマさんのせいではないのなら、貴方が謝ることジャナイと思いマス。
それに、僕は………
[言いかけた言葉を少し、飲み込んで、出すべきものを選んで、笑みに乗せる。]
今そんなに、困ってマセンし。
(+20) 2014/10/25(Sat) 20時半頃
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/* ノーパンってこすれて痛そう #いたそう
(-68) 2014/10/25(Sat) 21時頃
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明之進は、お店に新しいお客さんが来たら、その人に自分の姿が見えるのかそわそわするだろう。
2014/10/25(Sat) 21時頃
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器用じゃないことなら、出来るんデスか? と、いうか。 怪物っていう括りに、キリシマさんも入ってマスよね?
[話しながら。 手際よく何かを、とは言っても薬屋であるキリシマさんが作るものだから薬なのだろう、作成工程を眺める。]
…キリシマさんって、面倒見が良いのか悪いのか、わかりまセンねえ。
[思わず苦笑する。 危険なやつを管理するとか、幽霊モドキの状態を懸念するとか。 面倒くさいと放り投げて構わない事だと、他人の僕が思うのに。]
僕は、困っていまセン。
ハロウィンが繰り返されるって言うことは、僕はたった一日行方不明になっているだけデス。 ハロウィン当日に僕が居なくてはならない用事もありまセン。
……ああ、でも。
(+21) 2014/10/25(Sat) 21時半頃
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[ごそごそと懐を探し、小さな小さな包みを取り出した。 渡しそびれていた、星の欠片のような白い砂糖菓子。
着物に挟んでいたからだろう、幽霊モドキと同質のものになってしまった。]
約束したのに、渡せなくなりマシタ、ね。
[僕は困ったような笑い顔になる。 本当に、少しだけ。]
(+22) 2014/10/25(Sat) 21時半頃
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……つまり、ええと。 キリシマさんは、ゾンビのようなもの、デス? だとすると、存在自体が珍しいものなのデハ。 あとは……沖本さんみたいに霊能者みたいなものではなくても、僕が見えるノモ特殊能力…?
[ふうむと唸り、火葬を嫌った理由に合点がいきながら、色々と喋る。]
いい奴では無いのデスか。 なるほど。
[キリシマさん本人がそう言うのなら、そうなのだろう。 ただ僕は、自分で見たままを信じるつもりだけれど、言葉の上では納得して見せ。]
(+23) 2014/10/25(Sat) 22時頃
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…あーあ。 約束したのに、渡せないナンテ。
[食べる振りをしてくれたキリシマさんを見て。 からりと何も無かったように笑って、僕は小さな金平糖を包みなおし、着物の懐に仕舞い込んだ。]
11月が来たら、ハロウィン終わってしまってマスけどね。
[新しい約束は守られるかどうかはわからない。 現に、一つ目の約束は形になっていないのだから。]
(+24) 2014/10/25(Sat) 22時半頃
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僕には、燃やす手段はありまセン。
[怯えのジェスチャーのキリシマさんに、肩を竦める。 理由を納得すれば、自分を嫌う事にも筋が通る。]
沖本さんは、人間だと思いマス。 僕を見て、でも天国…? させなきゃいけない、というのではなかった様子ナノで、見えてるだけ…? 僕と同じような服装の方デス。
[登場人物を増やすなといわれてももう遅い。 登場したからには、教えておく。]
ハロウィン、飽きマシタか。 折角怪物っぽい行事ナノに。
[冗談を口にし、笑う所に、新しい客人がやってくる。
話に夢中になっていたけれど、そういえば、話し声のようなものがきこえていた気がしなくもない。]
(+25) 2014/10/25(Sat) 23時頃
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明之進は、キリシマさんの大きな声に、ちょっと驚いた。
2014/10/25(Sat) 23時頃
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/* かげつのね、 日本語だと おかまことばじゃないところ すき
(-85) 2014/10/25(Sat) 23時頃
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/* キリシマメモがしぬほどかわいい
(-91) 2014/10/25(Sat) 23時半頃
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/* ┏┯┯┯┯┯━┓ ┃二階へ││ ┃ なんかもっそもそ作ってた薬屋見取り図。 ┠┼┼┼┼┼階┃ 店内は細長い。多分こんな感じ ┃地下へ││段┃ 定位置はカウンター内側。 ┣┷┷┷┷┿ ┫ ┣━━━━┛ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃(調合場等) ┃ 地下:倉庫 ┃(棚もある) ┃← 一階:店舗(窓ナシ) ┣━━━━━┓┃ 二階:住居(家具少なすぎ)(窓あり) ┃カウンター┃┃ ┣┳━━━━┛┃ ┃┃ ┃ ┃┃ ┏┫ ┃┃ ┃┃ ┃┃薬 ┃┃ ┃┃棚 ┃┃ ┃┗━━┓ ┃┃
(-93) 2014/10/25(Sat) 23時半頃
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[ばたばたと、少し外の音が大きくなって、静かになって。 何が起こったのかよく分からずに、首を傾げて。
耳打ちされた内容。 聞かれて困る内容ではないと思うのだけれど。 というか、店に入ってきたお客さんには、僕はやはり見えていないらしい。
しかし、内緒話っぽくした方がいいのだろうか。
僕もキリシマさんの耳元へ顔を寄せて、ぼそぼそと会話する。]
…僕以外に。 もしかすると居るのかもしれませんが、見てはないデスね。
(+26) 2014/10/26(Sun) 00時頃
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ああ… なるほど。
[つまりは、現状僕が見えなければ、キリシマさんが一人であれこれしているように見えるのだと。>>@76 電話だ、と言い訳するのに笑ってしまいそうになるのを堪える。]
あれ、ロチョウさん。 ……も、僕が見えないデスよね。
[新しいお客さんに隠れるような彼に、確認するように軽く手を振る。>>275]
(+27) 2014/10/26(Sun) 00時頃
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キリシマさん、僕はそろそろお暇しマスね。 しばらく街をうろうろして、ほかに僕みたいに幽霊モドキになった人、探してみマス。
もし見つかったら、お知らせに来マスよ。
[そうすれば、力になれるだろうから。 キリシマさんには嫌われていると知っているから、少しは役に立って見直されてみたいものだ。
接客の邪魔もしないように。 僕は笑ってキリシマさんへと手を振ると、店に入ってきた二人とすれ違い外へと出る。
彼らを避けて扉へとぶつかった肩には、何の感触も残らない**]
(+28) 2014/10/26(Sun) 00時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/10/26(Sun) 00時頃
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