30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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[棚を物色していて目に付いたのは、茶色の瓶。 「ポピヨン・ヨード」と書かれた瓶を開けると、独特な匂いが鼻を突いた。]
よし、痛いかもしれないけど、我慢してね。
[ピンセットで摘んだ脱脂綿を瓶の中の褐色の液体に浸して、トニーの傷口に。
薔薇の香りは消毒薬の匂いで消されてしまうだろうか?]
(9) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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─ 医務室 ─
そっか、我慢できたんだ。 えらいえらい。
[つい、と顔を背けるトニーに、そう声をかけた。]
話をしたい相手?
なら、行ってきたらいい。あんまり遅くなると、朝食が無くなっちゃうから、ね。
[気をつけて、と廊下に出たトニーを見送った。]
僕もそろそろ出ようかな。
[眠り続けるユーリーに、視線を投げると、医務室を後にした。この時間ならば、ポリッジを食いっぱぐれる事はないだろう。]
(132) 2010/09/08(Wed) 18時半頃
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─ →食堂 ─
……トニーは、ユーリーに囚われたりはしない、かな。
[薔薇に囚われた者に、周りの誰かが囚われてしまう時もある。囚われた誰かが、別の誰かにとって特別な存在だった時に。]
トニーには、ユーリー以外にも「誰か」いるんだなあ。
[少しだけ安心する事が出来た。]
(133) 2010/09/08(Wed) 18時半頃
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[何故だか他の誰も来ていない食堂。]
──薔薇でも見て来るかな。
[雑談する相手もなく、早々に食べ終わると、ふとそんなことを思いつき。]
(134) 2010/09/08(Wed) 18時半頃
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─ 薔薇園 ─
暑い日が続いてるのに、よくまあ萎れもせずに繁ってるなあ。
[感嘆とも呆れともつかぬ口調で、色とりどりの咲き誇る花々を見る。
ふと、足元に目を向ける。
幾ひらかの、赤い花弁。]
……自然に散ったって感じじゃないな、これ。
[一枚手にとって、しばらくじっと見つめて]
そういう事も出来るんだな……。
(147) 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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[濃厚な むせかえるような香り。
拾い上げた花弁を口にした。薄いそれに歯を立てると、ほのかに苦い。]
蒼薔薇は確か……。
[再び歩を進め始める。]
(150) 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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ルーカスは、ディーンの姿が視野に入ったような気がした。
2010/09/08(Wed) 21時半頃
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──まあ、「蒼薔薇」が咲いてるわけはない、か。もし咲くなら、世紀の大ニュースだもんな。
[たどり着いたのは、花を付けていない一本の老木の前。]
[暫しそこに佇んだまま、じっと薔薇の木を見つめ
つ、と伸ばした手は、枝を掴み そのまま折りとった。]
(153) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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ルーカスは、ディーンに、すみません、と会釈を一つ。
2010/09/08(Wed) 22時頃
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[折った枝から、荒々しい手つきで葉をむしり取る。 枝を握る手にも葉をもぎ取る手にも、幾つもの傷が付いているが、意に介する様子はなく。] ……この木を丸裸にするの、どれくらい時間がかかるんだろうな。
[温度の感じられない視線を、目の前の植物に向けた。]
(155) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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あ、ディーン先輩、ですか。
何を、か。そうですねえ、もしかしたら化け物退治になるかもしれない事、ですかね?
勝手な思い込みですけど。
[青空の下で、この所謂「書斎の人」という印象の上級生に会うのは珍しいように思う。]
(160) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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はい? 「私も化け物」……って、それどういう
って、先輩?
[異な事を言うな、と思う間に、よろめくディーンを見て、慌ててそのそばに駆け寄った。]
(165) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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ルーカスは、ディーンを急いで引き起こした。
2010/09/08(Wed) 22時半頃
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先輩?どうしたんですか。って言うか、大丈夫ですか?
[何故、ディーンからも薔薇の香りがするのだろう。]
え…… ちょっと待って下さいよ。蒼薔薇に呪われた身……って、
そんな……。
[助け起こしたディーンの口からは、俄には信じ難い、だが、目の前の少年を見れば納得せざるを得ない話。]
ごめんなさい、──何てこった。
(173) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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ルーカスは、ラルフに話の続きを促した。
2010/09/08(Wed) 23時頃
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ごめんなさい、先輩……。
歩けますか?もしだめなら、僕が担いでいきますから。
[地面に何枚も何枚も散らばる薔薇の葉を見て、後悔に苛まれながら、ディーンをせめて日陰に連れて行こう、そう思った。]
(188) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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ルーカスは、蒼薔薇が芽吹くのを見て、息を呑んだ。
2010/09/08(Wed) 23時頃
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わかりました。
じゃ、僕の肩に掴まって下さい。四阿まで行きましょう。
[確か、ここと校舎との中間あたりに、小さな四阿があったはずだ。 立ち上がり、ディーンの手を引いて立ってもらうと、蒼薔薇の元から離れるべく歩き出した。]
(196) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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─ 薔薇園→ ─
……だから、今まで蒼薔薇は無事だったのかな。
[肩に掛けられたディーンの手から、痺れのような、熱のような、不思議な感覚が伝わってくる。 それは体の下の方へ流れていくような気がして。
その感触の事を頭から追い出そうと、これまで何となく不思議に感じていた事の一端を口に出した。]
(203) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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─ →四阿 ─
ふう、着きましたね。
[屋根の下、憔悴の色濃いディーンを長椅子にかけさせる。
誰が忘れたものか、棕櫚で出来ているらしい団扇があったので、手にとって、ディーンに風を送る。]
──ずっと昔から、「蒼薔薇の呪い」って話はあったらしいんです。 小さい頃に、その話を初めて聞いた時、「そんなおっかない木なら、何で切っちゃわないんだろう」って不思議でした。
こんな事になるからだったんですね。
[なんて馬鹿なんだろう、と吐き捨てると、ディーンを心配げに見つめた。]
(218) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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あれ?
[どこからか微かに聴こえてきた音に気付いて、ふと手を止めた。]
気のせいかな、ハーモニカの音しませんでしたか? ハーモニカだったら、セシルかな。
[昨日見つけたハーモニカは、やはりセシルのもので間違いなかったのだろうか。
再び団扇を使いながら、優しい音色に耳を傾ける。]
(230) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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