65 In Vitro Veritas
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
― 当直室 ―
[ゆっくりと、体を起こす。 目の傷、重く、疼くような痛み。 水を、と、掠れた声で呟きながら、立ち上がる。 足元、折り重なるように“眠る”、壊れた二人を一度見下ろし。
――― 水を求め、壁に手をつき、歩き出す。
ニックと縺れ合った際、落としたらしいボールを、左の手で必死に持ち。かふ、と、口から漏れるのは、血の味の混ざった乾いた咳。 突いていた右手、 不意に開いた、スタッフルームへと繋がる扉。
かろうじて倒れなかったものの、よろめきながら、一歩、二歩。 その部屋に入れば。]
コーダ、さん
[掠れた細い声は、彼>>1に届いたか。 狭い視界では、彼の笑みにも気付けない。彼の触れている物も、わからない。 ぐらぐらと、痛みと疲労で飛んでしまいそうな意識を、必死に繋ぎ止めて。]
(2) 2011/10/04(Tue) 19時頃
|
|
……あ、
[歩み寄るコーダの姿>>3に、顔を綻ばせる。
けれど ――― それは、ちゃんとした笑みだっただろうか。
距離感の捉え辛い、隻眼の視界ではコーダまでの距離がわからなくて。]
こー、だ、 さ
[小さく、名を呼ぶ。
壁に背を預け、そっと右の手を、その姿に伸ばす。 左の手は、胸元に。サインの入ったボールを、抱くようにして。]
(8) 2011/10/04(Tue) 20時頃
|
|
ありが、とう ……ございます
[コップを受け取り>>>15、顔を左に傾けながら、笑む。]
[コーダの事考えなど、思いなど、少しも知らなかった。わからなかった。 自信には、おりじなるを憎む理由が、理解できなかったから。
イワセはキャッチボールを教えてくれると、ヤキュウを見に連れて言ってくれるのだと言ってくれた。 じゅうろくばんのおりじなるは、涙を流す自分にハンカチを貸してくれた。 リーネのおりじなるは、目を抉った自分の治療をしてくれた。
――― それは、ここに来てから見てきた、触れてきた世界の違いか。
甘い世界で生きてきた“赤毛”は、人を疑う事を、知らない。]
[故に裏切られる。]
(40) 2011/10/05(Wed) 01時頃
|
|
[コップの縁に唇をつけ、舐めるように水を飲んでいく。 痛みからの熱か、その水はひどく、甘く感じられて。 途中、やってきたコーダのおりじなる>>11に、隻眼を向ける。 けれど、その二人の会話の内容も、碌に理解できなくて。]
……おりじ、なる、に……
[視線を向け、告げられた言葉>>23。]
イワセ、に……?
[壁に背を凭せ掛けたまま。 コップ片手に、ずるずると、蹲る様に座り。]
………
[かくり、と。 首が右に傾ぐ。
――― 壊れたのならば、変わり、を?]
(41) 2011/10/05(Wed) 01時頃
|
|
いれかわる
[瞬きながら、繰り返す。]
俺が、イワセに、 ……?
[目を落とした、コップの水面。 思い出す、同じ赤銅色。晴れやかな笑顔。]
………
[コーダの返答>>44を、耳を澄ませて聞いていた。 無理だという、言葉。
それは、同意するしか、なくて。]
(47) 2011/10/05(Wed) 01時半頃
|
|
俺は。
[ぽつり、ぽつりと。]
……多分、イワセには、なれないです。
なれない、じゃ、ないですね。……なりたく、ないです。
[左手のボールを抱きしめるように。 右手のコップに縋る様に。
零す、零す、自分の言葉。]
……俺は、俺なので、
イワセだけじゃない、誰にもなれないし、なりたくない、です。
[目を細め、笑む。 歪なものになりながらも、笑う。]
(48) 2011/10/05(Wed) 01時半頃
|
|
……だいよう、ひん、じゃない
だって、俺は。 ……イワセに、起きて、ほしかっ、た、から
[それは、只、そう、純粋に思っただけ。 壊れることも、壊れたことも、何一つ理解できていなかったから。
けれど其れは言葉にならない。 上手い伝え方が、思い浮かばない。―――だから、伝わらない。]
……だいようひん、じゃ……ない……
[右の掌、握る、コップ。
水面が、小さく、揺れる。*]
(55) 2011/10/05(Wed) 02時半頃
|
|
なぜ、 って。 それは、イワセが、 目を壊してた、から だから起きないのかと思って、だから
……だか、 ら
[落とす視線、揺れる水面。 壊れていく、音。
自分というものが何なのか、自分は一体何なのか。 全てがわからなくなり、そうして。]
……ちがう、俺は
[イワセの代わりとして生まれた自分。]
俺は、 違う、 だって
[イワセの替わりとして生きる、自分。]
(63) 2011/10/05(Wed) 15時半頃
|
|
[震えた指先。 落ちるコップ。
からん、と、アクリルのコップは乾いた音を立てて、転がる。 零れた水が、広がる。
広がる水面に一つ、二つ、朱交じりの雫が落ちる。]
……どうして、 コーダさんが、決めるんですか コーダさんは、何なんですか あなたは あなただって、俺と同じ、 くろーん、なのに
俺のこと、なのに ……俺のことなんだから、 俺が決めたって、 いいじゃない ですか
どうして、選ばなくちゃ、いけないんですか あなたの、言葉を
[それは、駄々を捏ねる子供のようにも見えたかもしれない。
けれどそれは本心以外の何物でもなく。]
(64) 2011/10/05(Wed) 15時半頃
|
|
俺は、イワセになれません
イワセの代わりだったかもしれない、でも、替わりには、なれない なりたくない
でもそうやって拒んだら、 あなたは
[涙を拭い、青灰の眸を真っ直ぐ見据える。
コーダの手に握られた麻の紐。 きっとそれで、彼は自分を壊す。
壊れていたイワセの姿。首に巻きついていた紐。
握り締めた左の手、硬く、重い、ボール。]
(65) 2011/10/05(Wed) 15時半頃
|
|
……俺たちを産み出したのは、おりじなる達、なんですよね そうして、俺たちを壊すのも、おりじなる、なんですよね
[笑む。
へらり、と。]
だったら、 俺を壊そうとする、あなたは
おりじなるの方の、ニンゲンに、見えますよ
(66) 2011/10/05(Wed) 15時半頃
|
|
俺を壊したければ、どうぞ あなたの選択肢を選ぶくらいなら
ここで、壊れたいって 思います
――――、 コーダ
[笑顔は、きっと、その手が伸びても消えない。*]
(67) 2011/10/05(Wed) 15時半頃
|
|
/* <むずかしいことわかんないです(べそり
(-14) 2011/10/05(Wed) 16時頃
|
ドナルドは、セシルの、コーダの目を、笑みながら、見つめる。
2011/10/05(Wed) 16時頃
|
そうでしょうか。
だって、今まで俺たちを、 くろーんを壊してきたのは、 おりじなる、なんでしょう?
なら、
[ね、と。
首傾げ、わらう。]
[青墨は、虚ろに。]
(70) 2011/10/05(Wed) 16時半頃
|
|
/*>>81 あたまいい!
え ええええええ
(-17) 2011/10/05(Wed) 22時頃
|
|
[何も考えていなかった、と、言ったら、また、甘いと言われるだろうか。
けれど、急に放りこまれた非日常。 日々を何も苦悩なく過ごしてきた自分には、混乱を齎すものでしかなく。
その上で、冷静に、今まで生きてきた日々とは全く異なるであろう“未来”の事など、考えられる筈が、あっただろうか。]
……あ、 ―――
[掠れた、声。 身を起こそうとしたけれど、身体に力は入らず、そのまま崩れるように、倒れる。 頬に触れる、零れた水。 赤銅色を、濡らす、透明な水。 熱を持った傷に、身体に、その冷たさは酷く、心地よく感じて。]
(94) 2011/10/05(Wed) 23時半頃
|
|
[眠る様に、目を閉じる。]
たぶん、 おれ は
[ここで、こわれるとおもいます。
笑んだ唇が紡ぐのは、音にもならない、細い“声”。]
(95) 2011/10/05(Wed) 23時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る