159 せかいのおわるひに。
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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どうせ、殺されるわみんな。…みんな
/* 死ねばいいのに */
(0) 2014/01/15(Wed) 22時半頃
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まもなく、巨大な隕石の衝突で、世界は終わりを迎えます。
人類に逃げ延びる道はありません。
全世界にそのことが知らされた翌日から、世界は一変しました。
水道や電気、ガスは使えます。どうやら電話も通じるようです。
けれどもうそこに“法”はなく。
なにがあってももう、お巡りさんは来てはくれません。
公共機関はストップしています。
いつもどおりに過ごそうとする人。自暴自棄になる人。
あなたは、どうしますか――――?
(#0) 2014/01/15(Wed) 23時頃
――――――――――――――――――――――――せかいのおわるひに。
(#1) 2014/01/15(Wed) 23時頃
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[ねえ、知ってる? この世界、終わっちゃうんだって]
(1) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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[これまでの、決して長いとはいえない人生、私は我慢を強いられてきた。 厳格な両親の口癖は「将来のため」 私は「将来のため」に、ずっと我慢を強いられてきた。 自由なんてものは、私にはなかった]
(2) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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「駅前に美味しいケーキ屋さんができたんだって!」
「今日の放課後、カラオケ行かない?」
「今度の休みさ、あそこの遊園地行こうよ!」
「可愛い雑貨屋さん見つけたんだ。今日の帰り寄ってこうよ」
(3) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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[休み時間、そんなわずかな時間ですら、予習や宿題に明け暮れている私のすぐそばでやりとりされる、楽しげなクラスメートの会話は、私には縁のない世界だった。 毎日毎日、私の時間のすべては学校と塾の往復と、そこでの勉強に費やされた。 具体性を伴わない「将来」とやらに、私の時間はすべて捧げられた。捧げ、させられた。 将来というのがいつなのか、どんな風に私の我慢が報われるのか、明確な答えは何もないまま]
(4) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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[そうして、ようやく答えを得た。私には、将来なんて、なかった]
(5) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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うそつき。
[同じニュースがすべてのチャンネルで放送され、繰り返され続けた日、私は両親に向かってたった一言、そう言い放った。 だって、そうじゃないか。 私は「将来」とやらのために、今までずっと、ずっと、ずっと、何もかもを我慢させられてきたのに。 楽しいこと、楽しいもの、何もかもを、諦めさせられてきたのに。 私の我慢に意味はなかった。私の我慢が報われる日は永遠に来ない。 だから私は、我慢することを、やめた]
(6) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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「どこに行くんだ」「家にいなさい」
[身支度を整えて家を出て行こうとする私に、両親はそう言った。 笑ってしまいそうになる。うそつき、そう言った私に、何も言葉を返せなかったくせに。 まだ私に我慢を強いようというんだろうか。でも、もうその言葉に従う意味は、どこにも見出せない。 もう十分に私は我慢した。そして、その我慢は全部全部全部無駄だったのだ。 だから私は返事をしなかった。振り返りもせず、家を出た。 私はもう我慢しない。せめて、最後の日を、好き勝手に生きる。 やっぱりその決意には具体性が欠けていた。 でも、ひとつだけはっきりと決めていた。 もう、この家には帰らない]
(7) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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[好き勝手にうろうろしてみて、私は早速失望することになった。 クラスメートたちが楽しげに話していたケーキ屋も、カラオケも、雑貨屋も、カフェも、ボーリング場も、どこもかしこもやっていなかったのだ。 遊園地にいたっては、電車が動かないので、たどり着くことすらできなかった。 考えてみれば、当然といえば当然だ。世界が終わるんだから、皆働くことをやめたんだろう。私が勉強をやめたように。 でもそれでは私は、今まで我慢してきたことを経験する機会はやっぱりないままということになる。 つまらない。なんてつまらないんだろう]
(8) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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楽しいこと、ないかなあ。
[結局私は、駅前広場のベンチに座っている。こじ開けられて目茶苦茶になった自動販売機をぼーっと眺めていた。 ここは、ずっと束縛されて生きてきた私が、唯一ちょっとだけ休憩を楽しむことができた場所だ。 塾から帰ってきてこの駅に着くと、乗るバスをひとつ遅らせて、駅前のコンビニでチョコレートを買ってここで食べる。 冬の夜は肌が切れそうなほど空気が冷たくて、酔っ払いなんかもいたりして、だけどこの場所でささやかな自由を味わうことが、私の唯一といってもいい楽しみだった。 でも、今の私は自由なのだ。あの、我慢を強いられていた頃と同じことをしたって意味がない。時間帯は違うとはいえ。 そう思うのに、何も思いつかない。 ……ああ、そうか]
私、自由をもてあましてるのか。
[今までまったく手に入らなかったものが、突然ぽんと転がり込んできたから。 どう扱えばいいのか、わからないのか]
(9) 2014/01/16(Thu) 00時半頃
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/* よろしくお願いします。人くるかな…(緊張
中身が隠せるなんて、思ってないですから…(遠い目 縁故組みにくいし、絡みにくいと思いつつ、また世界の終わる村をやってもいいなと思った時、このキャラしか思い浮かばなかったんですよねー。 チップはマユミ、ハルカと悩んでデメテル。
150+14
(-0) 2014/01/16(Thu) 01時頃
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デメテルは、いつもチョコレートを買っていたコンビニにも目を向ける。やっぱりそっちも目茶苦茶に荒らされているようだった。**
2014/01/16(Thu) 01時頃
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ーー 自宅 ーー [閉じられた両目、命を得た時から何も映していなかったそれに今日ばかりは感謝するべきなのかもしれない 荒らされた自宅の惨状、きっと滅茶苦茶に壊された思い出達の亡骸も見ずに済むのだから]
なあ、これからどうしようか……
[慰めるように擦り寄ってくる愛犬を撫でて、力なく笑った**]
(10) 2014/01/16(Thu) 02時半頃
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眠ぃ。
[欠伸をしようとしたまま、顔が強張った。 その肌を刺すような寒気は厚着をしてもなお、剥き出しになった顔に風と共に吹き付けてきて、思わず顔を顰める。]
(11) 2014/01/16(Thu) 11時頃
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だりぃ。
[羽織ったジャンパーに両手を突っ込みながら歩く夜の街は、壊れていた。 嘗ての普段であれば、それなりに賑わっていただろう街並みも、今は生き物の姿すら感じられない。 目の前に広がるのは治安の悪い国の騒動のように、荒れ果てたまま放置された景色。
ガラスを割られ賞品を持ち出されたままの店、捻じ曲がったままになっている街灯、塀に衝突したままの車、まるで人間に先立って死に急ぐようにして、そこに晒されている。此処に存在していた人間は家に引き篭もったのだろうか。まだ生きている街や都市に移っていったのか。
壊されたままの世界。 目に付く限り、死体が転がっていないのが逆に不思議なぐらいだった。]
(12) 2014/01/16(Thu) 11時頃
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[暴動も火災も過去の話か。
ただただ冷え切った街。田舎の小道を歩いているような空虚さ。 草木の代わりの鉄筋、土の代わりのアスファルト。 違うのはよりいっそう生気を感じさせないところか。
犬猫のような動物も見当たらない。危機察知能力が人間よりも高いとされる彼らは我先にと何処かへと逃げていったのだろうか。何処にだかは知らないが。]
こつこつこつ。
[自分の足音――音の立つような靴ではない。ただのスニーカー。代わりに口で擬音を発しながら歩いていた。息が白い。マスクでもしてくれば良かったと何となく思った。乾燥している。]
(13) 2014/01/16(Thu) 11時頃
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― 駅前広場 ―
[電車に乗ろうとして駅に向かっていた。今歩いている道は学生だった頃の通学路に似ている。だからなのか迷いの無い足取りに任せたまま歩けば、自然と高架線が見えてきた。無論電車など走っていない。]
ん? あ?
[今までは見ないと思っていた死体を見つけた。否、死体ではなさそうだった。]
廻されっぞ。
[それが若い女であると認識した辺りで足を止め、そう声をかけていた。一人でいると、こんなところにいると、等のそんな前提の言葉も抜け落ちていたが。**]
(14) 2014/01/16(Thu) 11時半頃
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―駅前広場―
まわされる?
[それが、私に掛けられた声だと理解するのに、少し時間が かかった。 突然掛けられた声に、私はマフラーで口元を隠したまま、瞬く。 まわされる。……ああ、輪姦のことかと理解した。 成績はいい。この国で一番の大学が志望校だったくらいには。もっとも、生まれながら頭がいいわけではなく、私には勉強しかさせてもらえなかったからだけど]
殺されないなら、別に。
[私は性交渉というものをしたことがない。自由を手に入れて、何でもやっていい今の私は、別に死さえしなければ何があっても構わないと思っていた。 死ぬのは嫌だ。世界が終わってしまうまでに、私はできるだけ未体験のことを経験して、自由を満喫しなければいけない。まだ死ぬのは都合が悪い]
どこに行くの? 電車は、来ないよ。
[ベンチに座ったまま、私はそう言って相手を見上げた。 質問に答えたのだから、今度は私が質問する番だ**]
(15) 2014/01/16(Thu) 12時半頃
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ふぅん。
[返ってきたのはどこかあっさりとした答え>>15。視線をその表情に向ければ、彼女はどんな顔をしていただろうか。明るく前向きな意思から発せられた言葉には感じなかったかも知れないが、ぞくりと背筋に染みた寒気の方が堪え、意識を持っていかれる。
夜通し歩いていたせいか、冷えた地面から靴底を通して爪先が冷え切っていた。立ち止まった事で微かな痒みすら覚える。うっすらと日差しが射した今でも尚、それは大して代わることはない。]
(寒ぃ。)
[自分から声をかけた癖に、既に関心を失いかけていた。知らず駅の方へと歩きかけた時に、今度は逆に問いかけを受けた。]
――でんしゃ?
(16) 2014/01/16(Thu) 14時頃
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[そんなもの来る筈等ない。 騒ぎが広まった頃には真っ当に動く電車など一両もありはしなかった。暴徒やマニアが勝手に動かしたりした事はあったかも知れないが。そこまで思い至った辺りで再び足を止める。]
(そりゃそうだ。)
[電車が来ないことなど判っていた癖に、自分は電車に乗ろうとしていたらしい。
そこでもう一度少女を見た。 彼女は自分の返事を待っている。問いかけに答えるべきなのだろう。が、どう答えていいやら思いつかない。]
タクシーも、ねぇよなぁ……。
[幾らかの時間と引き換えにした言葉と共に、藪睨み気味に視線を彷徨わせる。 駅前広場にはタクシー乗り場もバス乗り場も存在していたが、電車と以下同文の有様。一度ため息をつく。白い息は夜ほどは映えなかった。]
(17) 2014/01/16(Thu) 14時頃
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そこ、冷たくねぇ?
[そう声をかけてから、特に断るでもなく自分も彼女の座るベンチへと腰をかける。背もたれに両肘を乗っけるようにして背中をつけ、首を空に向けた。こちらに向けてやってくる隕石とやらは無論見えない。
肝心の何処に行くかという問いに答えていなかった事に気付いたが、自分でも何故夜通し歩いていたのか、何処を目指していたのか覚えていなかった。
なので再度問われない限りはこのまま黙っていようか――と思ったところで、切れた事に気付いてジャンパーの懐をまさぐる。
緑色の瓶を模した駄菓子の容器を取り出して、端の一部が不自然に欠けた白い錠剤を手に取り自分の舌の中央に乗せてから口を閉じる。
歩いていた何かを思い出し、近くに居た誰かを共に自分の中で忘れるまで、口に含んだそれが舌の上で溶けるのに意識を向けていた。**]
(18) 2014/01/16(Thu) 14時半頃
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/* ラムネ入れ忘れた
(-1) 2014/01/16(Thu) 14時半頃
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タクシーもない。
[私にかけられた言葉なのかはよくわからなかったけど、ため息と一緒に吐き出された言葉に私は頷いた。 タクシーもない。 というより、働いている人が、いない]
(19) 2014/01/16(Thu) 18時頃
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[家を後にして、今まで行ってみたくても行けなかったところを回って、そうして知ったのは、そのことだった。 ケーキ屋も、カラオケも、雑貨屋も、カフェも、ボーリング場も、なにもかも。働いている人はいなかった。 家には帰らないと決めていたから、どこで寝ようか悩んだ。 思い出したのは、クラスメートたちが休み時間、ひそひそと楽しげに交わしていた会話。 「あそこのラブホ、従業員とまったく顔を合わさなくていいシステムだから、バレないよ」 そういう場所なら、働いている人がいなくても使えるんじゃないか。そう思って行ってみた。 結論から言うと、ラブホテルは使えた。 使えたけど、満室だった。 現実逃避に皆さんお盛んだったらしい。 それともあれか、生命が脅かされると、無意識的に種の保存に走りたくなるんだろうか。 馬鹿みたい。そんなことは不可能なのに]
(20) 2014/01/16(Thu) 18時頃
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[結局、昨日の夜はデパートに行った。 入り口はこじ開けられて、食品売り場は目茶苦茶に荒らされていたけど、上の方の階はそれほどでもなかった。今更お金があったって仕方ないもんね。あ、本とかCDとかゲームなんかは持ち去られていたけど。 でも、私の目当てはそんなものじゃないから関係ない。 寝具売り場。そこにディスプレイしてあるベッドで昨日は寝た。 売り物の高級毛布と枕を拝借したので、とても快適だった]
(21) 2014/01/16(Thu) 18時半頃
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冷たかったけど、もう平気。
[ベンチが冷たくないかと聞かれて、今度こそそれは私に向けられた質問で、私はそう答えた。>>18 最初座った時は冷たかったけど、もう私の体温とすっかりなじんでいる。 冷たくないかと聞いておいて、結局座ったその人にちらりと目を向けた。 この人も自由をもてあましてるのかな]
ラムネ?
[取り出されたお菓子の容器。そこから出てきた白い粒に、ぽつんと呟く。 ラムネなんかではおなかは膨れないと思うけど、私には関係のない話だ。 ちなみに私はかばんの中にたくさんカロリーメイトを詰めてきた。ご飯の代わりに食べることは、こんなことになる前から珍しいことじゃなかったから、買い置きがたくさんあって助かった。 そういえば、どこに行くのかという質問に答えてもらってないことを思い出したけど、特につっこむことはしなかった。 なんとなく聞いただけで、特に興味があるわけでもなかったから]
(22) 2014/01/16(Thu) 18時半頃
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決めたよ。 もう決めたんだ。
[病院の屋上で、ぽつりと呟く少女がひとり。
彼女は入院患者であるからして、病院の屋上にいること自体はなんらおかしくない。 しかし。 おかしくなってしまった世界が、少女にこんな言葉を吐き出させていた]
(23) 2014/01/16(Thu) 20時頃
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[町のどこかのケーキ屋や雑貨屋やカフェやデパートと違って、 この病院はまだ、病院としての機能を保っている。 それでも医者の数も患者の数も減った。 患者に至っては動かせない者以外はほとんど退院状態になったと言っていい。
誰だって世界の終わる時にはあんな、白くて冷たい部屋じゃなくて、 大切な人のいる温かい場所で過ごしたいんだ、と。 おぼろげながらに理解はしたが、結局少女はそれを実践せずに今日までを過ごしてきた。
そして、今日]
(24) 2014/01/16(Thu) 20時頃
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今までありがとう。 わたしは、今日、病院を出まーーーーっす!!
[空に向かって叫ぶ。 医師や看護師への宣言は昨日済ませてきたが、 入院中、一人ただ暇を潰すのに、何度となくお世話になったこの場所への宣言がまだだったから。
どこかすっきりした表情を浮かべつつ、思う。 さてこれからどこへ行こう]
学校ってどうなってるのかなぁ?
[去年の春先から入退院を繰り返す少女にとって、 学校は毎日当たり前のように行く場所ではない。 だからこそ特別な思いを寄せるのか。
やがては病院を出て、軽やかな足取りで学校への道筋を辿り始める**]
(25) 2014/01/16(Thu) 20時頃
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/* ふいー
世界が終る系の村に入るのが4回目なので。 偶数回目なので 2回目同様のアッパーな感じでいきたい
よろしくお願いします・∀・
(-2) 2014/01/16(Thu) 20時頃
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/* じわじわと人が増えてきました。ありがとうございますありがとうございます…! なんとか8人は集まってくれたらいいなあ…
(-3) 2014/01/16(Thu) 20時半頃
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[ラムネを味わっている?男の人にちらちら目をやりながら、私はお兄ちゃんのことを思い出した。 横に座っている男の人は、お兄ちゃんと同い年くらいに見える。 家には帰らない。それは揺るがなく、決めていることだけど、お兄ちゃんのことだけは気になっていた。 お兄ちゃん、どうしてるのかな。家にいるのかな。 お兄ちゃんは、メールが読めない。 あとで電話しよう]
(26) 2014/01/16(Thu) 21時頃
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ひとつぶでさんびゃくめーとる。
[エネルギーと呼ぶに相応しいか否か、何にせよ唾液と口の中の温度で溶かしたそれを摂取した事で体温ぽかぽかと温まってきたせいか、不意にそう呟いた。
その言葉は大分前に呟かれた錠剤に対する反応>>25であったようだが、文意が繋がっていない上に、時間の経過から気付かれなかったかも知れない。]
く、くぅぅぅぅぅぅ…。
[凭れ掛かるよりは弛緩した身体を委ねていただけのベンチから腰を上げ、大きく伸びをした。]
(27) 2014/01/16(Thu) 21時頃
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ん? あ、あー。誰? お嬢たん。
[伸びをして、腕を回し、首を回しかけたところで、この場に自分以外の人間がいた事に気付く。向けられていた視線>>26に反応する。]
…たんじゃねえ。 さん。ん? ちゃんの方がいいのか?
[ぶつぶつ言いながら、片手で前髪を梳くように指を入れる。]
ん? もしかして何か楽しいこととかあった? もし、なんかあんなら俺にも教えてくんね?
[身体が温まってきているからか、薄く口元を綻ばせながら目を細めつつ尋ねた。]
(28) 2014/01/16(Thu) 21時頃
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それ、お菓子の箱に書いてた。 見たことある。
[不意に聞こえてきた呟きに、首を傾げた。>>27 コンビニでチョコレートを買う時に、近くにあったお菓子に書いてあったフレーズだ。キャラメルだったと思うけど。 キャラメルを持ってるの? キャラメルが食べたいの? よく、わからない]
キャラメルなんか、持ってない。
[よくわからないけど、もしかしたら強請られているのかもしれない。そんなことを思って、とりあえずそう返事しておいた]
(29) 2014/01/16(Thu) 21時頃
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[お嬢たん。そんな呼ばれ方をされて、思わず顔をしかめた。 さん付けでもちゃん付けでも変わらない。そんな呼び方をされるのは居心地が悪い。それも、お兄ちゃんと大して歳の変わらなそうな人から]
デメテル。 呼び捨てでいいから。
[これ以上気持ちの悪い呼ばれ方をしないために、名前を教えた]
楽しいことなんて、ないよ。 やっと自由になったのに、お店はどこも閉まってるし。 つまんない。
[足元に転がっていた石ころを蹴飛ばしながら、相手の顔を見ると、むしろそっちの方が私より楽しそうな顔をして見えた。口元、ほころんでるし]
そっちこそ、なにかあった?
[急に口数も増えたし。首を傾げて問いかける]
(30) 2014/01/16(Thu) 21時半頃
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[今となれば金目のものも意味が無いのに店屋ではなく民家に踏みいったのは結局のところ何か理由があったわけじゃないのだろう。 避けようがない厄災により理不尽に命を奪われることに沸き上がる怒り、恐怖、鬱憤、自暴自棄、あるいは狂気 それらを誰かにぶつけたかったのだろう。そんな人間はきっとこれからどんどん増えて来る そうして両親のように殺されるのだ]
惨めだよね。
[自分だけが殺されなかったのはきっと、目が見えなくて貧弱そうだからか。 あの二人は最期まで庇おうとしたりはしてくれなかったな、最初から期待もしてないけれど。]
(31) 2014/01/16(Thu) 21時半頃
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[いっそ殺してくれればよかった。あの男のように自分を見て殺意を失う者ばかりでは無いだろう。 この目ではきっとその内は二人と同じ道を辿るのに]
ビクター、デメテルはどうしてるかな
[出ていってしまった妹の名前を出せばどことなく悲しげにビクターが鳴いた あの子にはせめて最後の瞬間まで生きていてほしい、本当ならばその上を。彼女が「解放」されて幸せを掴み大人になることを願いたかったけれど それはもう叶わない。]
(32) 2014/01/16(Thu) 21時半頃
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デメテぇ、ぇ、ぇ、ル?
[最初のお嬢呼びかけに対する嫌悪感に気付いていたのか、そうでなかったのか、どちらにしろ素直に名前を呼び捨てにする。が、舌が縺れているのか滑舌が悪いらしく上手く繰り返せられない。]
デメテル。デメテル…、デメ、テ、ル。 うっしゃ、覚えた。
[舌の上に乗せて転がすように何度か繰り返しながら、言い終わると口元を引き締めるようにして笑う。]
ねぇか? 楽しいこと? こんな人気の無い場所…だよな? 人、いねぇよな。
[見回す。少なくても視界内には人の気配、生き物の気配を感じ取れなかったらしく、繰り返しつつも話し相手に確認を求めるような言い方で結論付ける。]
んな場所にいんだから、面白ぇ事でもねぇ、ならなんでいるかって気になったんだなぁ。
で、ねぇのか。店も。 そりゃ、つまんねーな。
[蹴り飛ばされた石ころに視線を追った。自分と彼女以外に動いているものだった。力なく転がって、遠ざかっていく。]
(33) 2014/01/16(Thu) 21時半頃
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なーんかあったってなあ。 んー、カラオケボックスで騒いで、飲んで、あとなんかしたっけな。
[前髪を握り締めた格好のまま止まっていた手を動かし、乱れた髪を整える。]
あー、そうそう。 歌ってたら盗んだバイクで走り出したくなって、バイク探してたんだよな。歩いて。
[軽く右、そして左と順に首を曲げて、関節を鳴らす。]
知らない? そういう歌、あったんでなあ。 で、携帯で誰かと話して――いや、話せなかったのか? どっちだったっけ?
[腕を組んで軽く後ろに首を傾けた。]
(34) 2014/01/16(Thu) 22時頃
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そんで、デメテ…テ、テ、ル?は、そのキャラメルの店とか…ん? なんでキャラメルなんだ? まあいっか。
[無意識下に拾っていた単語>>29が唐突にぶりかえし、思考に混ざり込んだが、結局処理しきれずに弾き飛ばした。]
(35) 2014/01/16(Thu) 22時頃
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[言い辛そうに私の名前を繰り返す相手の姿に、変なの、と思った。口には出さなかったけど。 たとえばツェツィーリヤなんて名前だったら、言い辛いのもわかるけど、デメテルはそんなに言いにくくないと思う。 覚えた、と笑う姿に、やっぱり変な人だと思った。 だって覚えたって、もう世界は終わるのに。覚えた名前を呼ぶことがあと何回あるだろう。 だから私は名前を聞いたりしない。名乗られたら覚えるけど。暗記は得意だから]
……目、見えないの?
[人がいないことをわざわざ私に確認されて、眉を寄せた。とてもそんな風には見えないけど。 私のよく知る目の見えない人と、今私の横にいる人は、まるで違って見える]
(36) 2014/01/16(Thu) 22時頃
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[「うそつき」そう言葉を残して家を出る妹を止めることは出来なかった 両親のデメテルへの教育は異常としか言えないもの、今までよく耐えてきたと誉めてあげたいぐらいだ。
いつだっただろうか、両親にもっとデメテルを普通の女の子のように扱ってあげてほしいと言ったことがある 返って来たのは頬に走る痛みと熱、そして罵声だった
「あんたがそんな目で産まれてきたから悪いのよ!」
ーー妹の不幸は自分のせいだというのに、彼女に二人分の重荷を背負わせていたのに……それらは全て無駄なものと化したのに どんな声で止めれば良かったというのだろうか?]
(37) 2014/01/16(Thu) 22時頃
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なんとなく。 ……帰巣本能、みたいな感じ。
[楽しい事なんかないのに、こんなところにいる。そう指摘されて、少し考えてから私はそう答えた。 帰巣本能。たぶん、そういうことなんだと思う。 ここが私の家だなんて、おかしいけど。でも、たぶんどこよりもここが、今まで私が自由でいられる場所だった。 お兄ちゃんの部屋も悪くなかったけど、両親が留守にしている時しかゆっくりできなかったし]
(38) 2014/01/16(Thu) 22時頃
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ああ、大丈夫だよこれぐらい……
ふふ、くすぐったい
[切られたらしい顔の傷をビクターが舐め、ふっと思考が途切れる きっと近くに転がっている両親の死体も刺されているのだろう、それより妹が気掛かりな自分を世間は非情と罵るのだろうか。 床から立ち上がり、風が吹き込んでくるほうへ顔を向けた。窓を割って入ったのだろうか もうこの家は最期を過ごすには使えないし、いたいとも思わない]
(39) 2014/01/16(Thu) 22時半頃
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カラオケ?
[あれ、カラオケボックスも行ったんだけどな。 私が覗いた店は閉まってたけど、開いてたところもあったのかな。 そんなことを考えながら話を聞いていたけど、話がどんどんよくわからなくなって、私は眉を寄せる]
バイクで走る? 歩いて? 電話で話したけど、話せなかった?
[私の名前とキャラメルは混ざるし、支離滅裂だ。 まるで酔ってるみたい。 ラムネしか食べてないのに、変なの]
(40) 2014/01/16(Thu) 22時半頃
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確かに今は良く見えないな。
[血管が破れているのか、眼球の白い部分が滲むようにかなり赤く染まっていた。]
まあ鮮明に見なくちゃならねぇもんなんか、そうそうねぇだろ。 あー、それで歌詞間違ったんだよな。
[会話が飛び]
漢字のルビが読めなかった訳じゃねぇんだぜ。 俺、小学校の頭脳テストで学年一位だったんだからな。英検も準一級だったし。
[暫くの間、戻ってこなかった。戻ろうともしていなかったのかも知れなかったが。]
(41) 2014/01/16(Thu) 22時半頃
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きそーほんのうね。
[その癖、不意に飛び込んできた単語>>38には食いつく。放流する時も多く、気付かない場合も多かったが。]
気が付いたら還ってきていただっけ? 里心あれば水心? あ、違うなそれ。なしなし。
[口元を引き締めて考えるように語尾がおとなしくなっていく。落ち着く無く動いていた身体の揺れも収まっていた。]
路上生活ってわけでもない…よな。 着てるものからして、そう汚れてねぇし。
[思考を働かせれば、こんな状況でなければ彼女は迷子か家出少女に見えただろうか。]
まあ、いっか。 この辺にどっか学校ない? 小中高は問わねえ。
[目の前の少女が学生年代のように思えてまた尋ねた。自分の中で思考がどっかに飛んだ結果か。]
(42) 2014/01/16(Thu) 22時半頃
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じゃあ、行こうか
[どこへ何の為に、目的なんてないけれど デメテルを探すにしても妹が誰かに殺められないことを望むのならばきっと傍にいないほうがいいのだし。 それ以前に彼女は自分と一緒になどいたくないかもしれない、加害妄想かそうではないか判断出来ない暗い考えは今はしまっておく]
……サヨナラ
父さん、母さん
[杖とリードを持って扉を開ける 冷たい空気を感じながら一度だけ振り返って、慣れ親しんだ暗闇の中に二人の死体を見出だそうとした 暗闇はいつまでも暗闇のまま、唇を結び静かにそこを出ていった*]
(43) 2014/01/16(Thu) 22時半頃
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― 通ってた学校へ ―
[何週間かぶりに歩く町の風景は、すっかり様変わりしていた。
荒れ果てて、静まり返っている。
それでも、大通りの惨状なんかに比べれば、 学校のそれはまだマシな方だと思いたい。
正門は開け放たれ、体育館には誰かが寝泊まりしていたことを示して毛布がいくつか並べられていた。 その光景を眺める少女の脳裏には、 テレビのニュースで見た、自然災害時の避難所の風景が浮かんでいた。
おそらく体育館を避難場所とするために、学校の門を開放したのだろう。 そのままとなった門は、いよいよもって世界そのものに見切りがつけられ避難者もいなくなった今となって、 学校を懐かしんだ少女の来訪を拒まなかったという次第]
(44) 2014/01/16(Thu) 22時半頃
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そういえば。 校舎の窓ガラスを壊して回ったとかそんな歌、なかったっけ?
[ガラスの割られた窓の向こうから校舎内を覗き込みつつ、 誰にともなく呟く。
うろうろしていてふと足元を見れば大きなガラスの破片を踏みそうになって、 反射的にのけぞった――らバランスを崩して尻餅をついた]
(45) 2014/01/16(Thu) 22時半頃
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いたた……、あーあ。
[手をついた先にも、ガラスの破片。 左の手のひらを見ればほぼ横一線に数センチ、血が滲み始めている。 見事に切った]
………。
[しかし血までもそのままにふいっと手のひらから視線を外してまたうろうろし始める]
ここに、……あった!
[やがて校舎裏の倉庫に辿り着くと、「園芸部」とラベルの書かれたシャベルを見つけて持ち出した。 ちなみに少女は園芸部ではないので、 無断借用ということになる――今さら咎める者はいないだろうけれど]
(46) 2014/01/16(Thu) 22時半頃
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見えないの?
[全然見えないわけじゃなさそうだけど、良く見えないという返事に眉を寄せた。>>41 やっぱり思い出すのは、置いてきてしまったお兄ちゃんのことだ。 お兄ちゃんは、私のことをよく気にかけてくれていた。 私のために意見して、殴られたのも知ってる。 お兄ちゃんは、気にすることないのに。 私が生きているのは、お兄ちゃんのおかげなのに。 面と向かって言われたことがある。 「トレイルを一人っ子にするわけにはいかないから、お前を産んだ」って。 両親の言う「将来」という言葉に、お兄ちゃんと両親が含まれていたことには気づいていた。 つまり私は、お兄ちゃんが盲目じゃなかったら、生まれてきていなかった。 だから、私が生きているのは、お兄ちゃんのおかげなのだ。 生まれてきたかったのかどうかは、よくわからないけど]
(47) 2014/01/16(Thu) 23時頃
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[シャベルを右手で引きずるように持って、倉庫から移動する。
やがて辿り着いたのは、葉をすっかり落とした背丈の高い木々が並ぶ場所。 春になればこの木々が一斉に色づいてやがては花びらを舞い散らせるのだが、 その様子を目にすることはもう、ない]
………。
[左の手のひらを見る。 もう乾いていた。 だから両手でシャベルを持って、一番古臭い樹の根元を掘り起こしにかかり始めた]
(48) 2014/01/16(Thu) 23時頃
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/* どういうことなの何がどこに飛んでそうなったのか実に気になる >>42
(-4) 2014/01/16(Thu) 23時頃
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[小学校の頃は頭が良かったという話に、神童、という言葉が思い浮かんだ。 神童は、大人になれば、ただの人。 目の前の人は、ただの……というか、支離滅裂な人に見える]
そう。気がつけば、ここに来てた。 癖……みたいなもの、かな。 ホームレスじゃないよ。
[息苦しい世界の中で、ここだけは呼吸がしやすかったから。 つい来てしまった。そんな感じだと思う]
高校なら、この近くにあるけど。 何しに行くの?
[学校もやってないと思う。学校で一番勉強していた自信のある私が行ってないんだ。律儀に行ってる人がいるとは思えない。 いや、そんなことはどうでもいい。世界が終わるのに、どこにあるかもわからない学校に、今更何しに行くんだろう]
(49) 2014/01/16(Thu) 23時頃
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? 視力はわかんねーけど、別に眼鏡が入用って程じゃねぇ。
[目が見えない事への懸念に対し、聊か声色>>47が異なっていた気がする。特に何かを察した訳ではないが。目から血を流して倒れていた人間を思い出す。ああ、誰かそんな人もいたっけなという感傷を過ぎらせた。だが、知らない人だ。]
デメ…テ、デメテ、テ、テ…ル。
[覚え難く、言い難いと思った。サルティンバンコとかだったら一発で覚えただろうに。]
デメテルの原点がここってことか。 何か思い出があったりすんのかね。
[それは楽しい思い出か。辛い思い出か。知る由もない。そう言いながら見回す。あちこちで壊れたものが広がるだけの世界。蹴転がされた小石も既に動きを止め、無の世界の中に溶け込んでいた。
静。静かだった。
だからなのか、彼女の声がやけに良く耳に届く気がした。理不尽だと思いつつも通り過ぎて五月蝿いと思った。もっと小声で喋らないかなと念じた。聞き取れないだろうが。]
(50) 2014/01/16(Thu) 23時半頃
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エルゴットは、聞き取れないだろうが。→それだと聞き取れないだろうが。
2014/01/16(Thu) 23時半頃
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ん? 一番つまんねえトコってどこだったかなと思ったら、学校だったかなってな。
[確かさっきつまらないとボヤく少女が目の前にいた。そこから思い立った飛びに飛んだ発想。]
今がつまんねーなら一番つまんねーとこ行けば、逆に楽しいかも知んねーじゃん?
[二ヘラと口元が緩む。きっと頭が悪い笑い方だろうなと自分でも感じるぐらいには。]
(51) 2014/01/16(Thu) 23時半頃
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……そんなの、見えないうちに入らないよ。
[眼鏡が入用な程じゃない。その言葉に、肩の力が抜けた。 眼鏡も要らない。そんなのは、本当に見えないうちに入らない。眼鏡が要るという人だって、私からしてみれば見えないうちに入らない。 私の知っている見えない人というのは、杖と、盲導犬が必要な人だ]
デメテル、だってば。
[私の名前を噛みまくっているのを見れば、ああやっぱり神童は大人になればただの人だという確信を強くする。 ちなみに私は神童じゃない。私の成績がいいのは、単なる努力だ]
別に原点ってほどの何かがあったわけじゃないよ。 ここでだけ、一休みできただけ。
[一休み。そう、それはほんの一休みだった。それすら、ここでしか許されなかった気がしてたんだ。 体の、というより、心の。 夜の駅前広場は、いつもほどよくざわついていて、まぎれてチョコレートを食べる私のことを放っておいてくれる空気が心地よかった。 今は、うそみたいにしんとしてて、なんだか空気がよそよそしい気がする。 せっかく私、自由なのにな]
(52) 2014/01/16(Thu) 23時半頃
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[学校が、一番つまらないところ。 楽しげに語られるその話に、私はマフラーで口元を隠したまま、相手と同じように笑みを浮かべる。 私の笑みは、楽しそうというより、苦笑いだったかもしれないけど]
一番つまらないところは、やっぱりつまらなかったよ。 だから私、飛び出してきちゃった。
[そこは、学校じゃなかったけど。 私の知っている一番つまらないところは、学校じゃない。 家だ]
学校に行くなら、桜通りまで行けばわかると思うよ。 あの坂道の通りの、一番上だから。
[どうして学校って、高いところにあることが多いのかな。 通っていた高校は、ちょっとした丘の上だった。 桜の季節には桜通りというだけあって、桜並木がとても綺麗だったけど、今年の桜はもう見れない]
(53) 2014/01/16(Thu) 23時半頃
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だよなー。
[彼女の言葉>>52に妙な拘りを感じる。彼女の言い方は、そうでない人間の存在を強く顕しているように聞こえた。もう少し近づけば彼女の表情もはっきり見えるかもしれない。近づかずとも見開けば見えたかもしれない。それでも、薄目でピンボケのままでいたい気があった。見えていないのか。見たくないのか。]
ああ、だな。 出目金のデメに、ウイリアムテルのテル。 知ってる知ってる。
[ピンボケの彼女の輪郭に対し、出目金の頭部を脳内で移植する。名前の強調を繰り返す彼女の声>>52には仮にこちらを下げたものはあってもそこに強さは無い。視力の話題の方が彼女には大きいらしい。]
俺も飛び出したけどな。 今から幾らか前だったかな。
ああ、俺がまだ学生だった時な。
[それは当たり前だったが、自分で言う限りはどこか当たり前でない。主語は学校だけではない。全てから飛び出した。そこに学校も含まれていただけ。]
(54) 2014/01/17(Fri) 00時頃
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桜通り…ね。 なんか覚えているようないないような。
[何だか面倒くさくなってきた気持ちと、ここまで来たら行ってやろうかという気持ちが合い混ぜになる。桜の花はいつだったか。今は梅か。まだ早いか。]
まあ、つまらないものをつまらないと確認するのもいいか。 カラオケやゲーセンも飽きたしな。
[電気が通っている店で、屯っている連中に混ざって遊んだ気がする。いつの間にか一人だったが。いや人はいたか。TV画面に映る歌詞の存在は覚えているが、人間の存在は覚えていない。第一、それは昨日の事だったか、なんて考えも少し過ぎった。]
(55) 2014/01/17(Fri) 00時頃
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徒歩で行けるなら盗んだバイクで走り出さなくてもいいのか。 校庭でドリフトしてミステリーサークルとか作れるかと思ったんだがな。
[そもそも何故学校に思考が向かったのか忘れかかっていた。思い出そうかどうか迷った辺りで、急に身震いした。]
ううっ、何か寒くなってきたな。
一休みもいいが、風邪引く前にどっか行ったらどうだ? 下手なところより、人のいない場所の方が安全、なのかも知れないがな。
[言いながら脳裏に血に塗れた少女が過ぎる。誰だったか。他人か。が、すぐに寒気が勝って思考が途切れる。この寒さは自分の中からきているのか、外気がそうなのかも判断しないままそう言い切ってから、教えられた方向に向かって足を向ける。]
(56) 2014/01/17(Fri) 00時頃
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学校に人なんかいねぇよな。
[歩き出したまま、そう尋ねたのはデメテルにだったのか。ただの思い付きを口に出しただけなのか。]
(57) 2014/01/17(Fri) 00時頃
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そんな覚え方、ある? ギリシャ神話の女神様だよ。
[出目金のデメに、ウイリアムテルのテル。 デメテル、と覚えるより、よっぽど覚えにくくて大変だと思う。 思わず少し笑ってしまった。 失礼なことをされている気もしたけど、いやな気持ちはしなかった]
飛び出したの? 飛び出したのに、行ってみようとしてるのは、後悔してるから?
[飛び出した、つまらないところ。 世界が終わるっていうのに、そんなところに行こうとしているのはどうしてだろう。 後悔している?私も後悔する? ううん、私は後悔しない。 後悔する時間も、きっとない]
(58) 2014/01/17(Fri) 00時頃
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盗んだバイクで走るのも、いいかもね。 徒歩でいけるけど、上り坂だから。
[おまわりさんなんかいない。 自動販売機が荒らされたって、デパートが目茶苦茶にされたって、誰も何も咎めたりしない。 盗んだバイクで走るなんて、きっとどうってことない]
でも、バイクだと、もっと寒いかも。 どっか……どっか、ねえ……。
[風邪を引く。 風邪を引くのと、世界が終わるの、どっちが早いだろう。 あったかいものを飲みたい気はした。どこかにあるかなあ]
学校。どうかな。 よっぽどの物好きなら、いるかもね。
[昨日、寝る場所を探した時、保健室はどうだろう、と少し考えたことを思い出した。 保健室の布団は薄くて寒いだろうと思って、それはやめたんだけど]
(59) 2014/01/17(Fri) 00時頃
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じゃあね。
[結局、名前は聞かないまま。 学校に行くらしいその人に、手を振った]
(60) 2014/01/17(Fri) 00時頃
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レイプ被害者だったり、それで産まれた娘を誘拐された挙句引き篭もったりするような女神様だっけ? 全然覚えてねぇや。
[鬼子母神的な女神様が脳裏に浮かんだ。出目金少女の手にはいつしか出刃包丁が装備された。]
あの頃はつまんなくても、今なら少しは違うかもじゃね。 後悔はねぇかね…あんのかね?
ま、暇なんだよな。多分。
(61) 2014/01/17(Fri) 00時頃
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「じゃあね」
[その言葉は背中で受けたが、どこか小さく聞こえたのは自分が距離を取ったからか。
小さく拾ったその声は存外、いい声だった。
絶叫したら、喉が割れるような大声だったら、悲痛が込められていたら、また違った響きになるのだろうか。逆に、楽しそうな声ならば大声はあまりない。
またあそこに行ってみたらあの声を聞こえるだろうか、そんな幾つかが不意に思った。*]
(62) 2014/01/17(Fri) 00時半頃
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いや、よく覚えてるじゃない。
[全然覚えてないと言いつつ、デメテルのエピソードの主に駄目な方を列挙するのにつっこんでしまう。 まあ、ギリシャ神話の登場人物にろくなのはいない]
暇なんだ。 やり残したこととか、ないの?
[その問いかけは、私自身に跳ね返る。 やり残したこと、ないの? 世界、終わっちゃうよ?]
(63) 2014/01/17(Fri) 00時半頃
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ーー 街中 ーー [何処へともなく歩くのは初めてのことでなんだか新鮮だった。それに長く出歩くことなんて許されなかったから 静かすぎる外は不安を煽る、日常を歩めなくなった人々は今どこで何をしているのだろう。 独りは嫌だな、なんて思っても小学部から高等部まで盲学校にいた自分は旧友を探すのは困難だ。 ただ歩く、妹の声でも聞こえないかと耳を澄ませて]
(64) 2014/01/17(Fri) 00時半頃
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/* デーメーテールにアレしたのは弟なんだよな。。。 僕お兄ちゃんだから、そういうのないから、うん。
(-5) 2014/01/17(Fri) 00時半頃
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[見送ってから、携帯電話を取り出した。 電気は死んでない。抜かりなく充電器も持ってきたから、昨日はデパートのコンセントで充電した。 勉強に明け暮れていた私に、連絡するような友達はいない。私が連絡をするのは、一人だけだ。 きっと目を瞑っていても操作できる。 息をするように慣れた手順で、お兄ちゃんの番号にコールした]
(65) 2014/01/17(Fri) 00時半頃
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[緩やかに時間は流れる。 桜の木の下を掘り返すなんてことをしている少女を見咎める者も今のところなく。
目的のものはそれなりに深く埋められているようで、 その深さに到達するより先に体力がなくなる方が早かった。 シャベルを手放してその場にしゃがみ込む]
もう先が見えなさすぎ……! せめて誰か手伝ってくれる人がいれば……って、 そんな人来るわけないかぁ。
[ため息。 思いついて、それを実行に移すと決めたからには、ここで手を止めたくはないのだけれど、 掘り起こす前に世界が終ってしまいそうな気もしてきて]
あーあ……私ったら何をやってるんだろう。
(66) 2014/01/17(Fri) 00時半頃
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……あ
[流れ始める女性のバラード曲、これはデメテルからの電話だ。分かるようにすぐに出れるようにと個別に設定されている]
もしもし、デメテル?
[すぐに取り出して慣れた動作で通話のボタンを押した ビクターは歩みを止めて、きっとこちらを見ているのだろう。]
(67) 2014/01/17(Fri) 01時頃
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児童文学にあったからなぁ、その手の神話。
[図書室、図書館。本は幾らかの知識と多くの雑学を与えてくれた。学校に行ったら図書室に行ってみるのもいいか。]
ムキになってやり残しを見つけてやり遂げるより、貴重な時間を無駄に費やす贅沢を満喫する方が楽しくね? 楽しくねぇか?
[貴重で大事な時間を浪費する――そんな享楽に耽る自分。イマココに他人がいた。出目金の声と姿を借りた自らに降りかかる糾弾>>63に顔を背けたくなる衝動に駆られた。]
ん? 何か俺、久々に誰かと喋ってね。
そう言えば女子って男に頭を撫でられるのって嫌悪しか感じないってのと、嫌いじゃないってのと意見が二分してたけど、デメテル的にはどっち派?
[無駄な時間を過ごしているとはやっぱり思えない。そういう事にした。]
(68) 2014/01/17(Fri) 01時頃
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坂道嫌い。 帰るか。
[教わった道を歩き出しかけて、挫折しかかる。戻れば彼女はまだあそこにいるだろうか。]
んー、あ?
[ちょっと迷って周囲を見回し、一軒の民家。さほど荒れていないそこに目を向けた。]
(69) 2014/01/17(Fri) 01時頃
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もしもし、お兄ちゃん?
[数回のコール音。お兄ちゃんはすぐに出てくれた。 ベンチに座ったまま、思わず身を乗り出すようにしてしまう]
お兄ちゃん、今どこにいるの? 元気にしてる?
[離れてたのなんて、そんな長い時間でもない。 だけど、お兄ちゃんに朝の挨拶をしないなんて、初めてだった。 それに、今は世界が終わる前だ。何が起こっても不思議じゃない]
ビクターも、元気? あの……あのね、お兄ちゃんのこと、置いてっちゃって、ごめんね。
[私に将来なんてなかった。 そのことがわかって、私は頭が真っ白になって、思わず感情のまま家を飛び出してしまった。 そのこと自体に後悔はないけど、一人で出てきてしまったのは、失敗だったと思っている。あの時、お兄ちゃんも連れて行くべきだった]
……怒ってない?
(70) 2014/01/17(Fri) 01時頃
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― 学校 ―
おー、いけるいける。 やるじゃん。
[車のガレージ。そこには車は無く、代わりに電動の自転車――実際は後部籠のついた三輪車があったので拝借する。三輪電動アシスト自転車でゆるゆると、坂道を一気に登り、目指す学校へと飛び込んで行った。]
あ、これドリフトは無理…ぐはっ。
[開け放たれた校門をのろのろと走りぬけ、気分良く校庭に向かったまま、急ハンドルを切ろうとするが、色々な意味でダメだったらしくあえなく横転した。]
(71) 2014/01/17(Fri) 01時頃
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―少し前―
[児童文学という言葉に頷いた。そうそう、そんな本を私も読んだことがある。でも、ギリシャ神話って児童文学の題材としてどうなんだろう。 さっきこの人が列挙したデメテルの例だけを見ても、子供に読ませる話じゃない気がするんだけど]
ムキになって見つけるより、かあ。
[なんだか今までの一連の会話の中で、一番その言葉がぐっときたかもしれない。 そう。世界が終わるっていうのに、やり残したことっていうのは、ムキになって探さないと見つからないらしい。 人生なんて、そんなものなんだろうか。その程度? それもいいのかもしれない。だって、後悔する暇もないだろうし]
(72) 2014/01/17(Fri) 01時頃
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/* 前デメテルチップ使った時、名前作るのが大変でした。 デメテルのままじゃなんかアカンな、だったので。
(-6) 2014/01/17(Fri) 01時頃
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/* >>72 残り全て無駄会話ですねわかりますw 無駄大好きw
(-7) 2014/01/17(Fri) 01時頃
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/* そろそろダウナーに戻るか。
(-8) 2014/01/17(Fri) 01時頃
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頭を撫でられる? 撫でたいの?
[唐突に飛んだ話に目を瞬く。これも、貴重な時間を無駄に費やす贅沢を満喫する一環なんだろうか。 私もその満喫というのを味わってみることにして、まじめに考えた。 私の頭を撫でる人なんて、一人しかいない。 お兄ちゃんに頭を撫でられるのは、嫌いじゃない。むしろ好き。 だけど、男っていうのは、お兄ちゃん以外の人ももちろんいるわけだ。 そんなシチュエーション、想像できないけど、そこは贅沢な時間を満喫すべく、想像してみる]
……相手による、かな。
[結果、出てきたのはそんな中途半端な結論だった。 お兄ちゃんに撫でられるのは嫌いじゃない。 だけど、ほかの男の人……そう、たとえば、父親に頭を撫でられるとしたら。 想像してみようとしただけで吐き気がした。 私の頭を撫でようとする父なんて、想像できないけど]
(73) 2014/01/17(Fri) 01時頃
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今……どこだろう、分からないな でもビクターがいるから大丈夫だよ。ああ、僕もこの子も元気さ
[長年生き別れていたわけじゃない、けれどその声を聞くのはなんだか久しぶりに感じてほっと安堵し口許を緩ませる どこなのか聞かれれば>>70いきなり答えられなくて少し苦笑いはしたけれど]
……気にしなくていいよ。デメテルは何も悪くないんだ 怒る理由が何処にあるんだい?心配ではあるけど、ね。
変な人に追い掛けられたりとかしてない?こんな時だからね、気を付けるんだよ
[健気な子だ。こんな兄をまだ気にかけてくれるらしい 自分だって心配で仕方ないと問いを投げる、そうして兄妹で会話していればまるで何もない日常が戻って来たようにすら錯覚してしまいそうだ]
(74) 2014/01/17(Fri) 01時半頃
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/* エルゴットって大抵いいキャラしてるよね
(-9) 2014/01/17(Fri) 01時半頃
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あーあ、もう休んじゃおうかなぁ。 保健室のベッドなんて病院と変わらないけど、……え?
[寂しい寂しい冬の桜並木から校舎の方へ。 しゃがみ込んだまま視線を移した少女の視界を、 三輪電動自転車が横切っていく。>>71
それは進行方向そのままに校庭に突入していき、]
ええええええー。
[追いついた時には校庭の真ん中で横転していた]
(75) 2014/01/17(Fri) 01時半頃
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何これ、誰もいない学校の校庭でひとり自転車レーシングしにきたの? それにしては乗り物がかわいすぎるけどっ!
[よく見たら車輪が三つついてるし。 ともあれ、横転している三輪自転車に近付くと運転手に声をかける]
だいじょうぶでーすかー?
[横転した三輪自転車を運転していた若者と、 地面を掘って多少は泥にまみれた少女の遭遇。
わりとシュールな絵面になるとかそういう、面白がる気持ちは一切なく、 この時はひたすら相手を心配していた]
(76) 2014/01/17(Fri) 01時半頃
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/* りすぺくつふぉーひとりレーシング(前村参照)
そして泥にまみれたとかぬかしてみたけど相手に見えてる気が! しない まぁいいか(←
(-10) 2014/01/17(Fri) 01時半頃
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―現在―
[どこなのかわからない。つまりお兄ちゃんは、家にはいない。 その答えに、心配と安心が混ざった、複雑な気持ちになる。 どこかわからないのは、心配。 だけど家にいないのは、安心。 あんな家、いたっていいことない。なにより私はもう二度と帰らないと決めてる。お兄ちゃんが家にいる限り、私はもう二度とお兄ちゃんと会えない]
どこかわからないって、心配だよ。 でも、元気で、よかった。
[お兄ちゃんの声は、いつもと同じで穏やかだ。いつものお兄ちゃんだ。 ああ、とても息がしやすい]
(77) 2014/01/17(Fri) 01時半頃
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私は大丈夫だよ。 今ね、駅前広場にいる。 昨日はね、デパートの寝具売り場で寝たの。 お布団がすごくあったかいのにうそみたいに軽くてね、枕も目茶苦茶気持ちよくてね。 ぐっすり寝ちゃった。
[そんな報告をしながら、やっぱり会いたいなと思った。 お兄ちゃんに会って、ビクターは、まだ仕事中だから頭は撫でられないけど。 会いたいな。会いたい]
(78) 2014/01/17(Fri) 01時半頃
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え? ああ、そっか。
[撫でたいのと聞かれて若干戸惑ったような反応を示した。当然直結するだろう展開は、想定外だったらしく少し口ごもる。そこに肯定も否定もなかったが、手が伸びる気配もなかった。]
昔の知り合いが、知人以上友人未満でも平気で撫でてたなぁとか思い出してみた話だったり。
[何故か会話が発展>>73した事に驚きつつ、それが自分の一発言前>>68がきっかけだとも気付かず、普通に続けていた。]
まあその後高確率でホテルで繋がってたみたいだから何を今更なんだろうがな。
(79) 2014/01/17(Fri) 01時半頃
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― 校庭 ―
回るわ、これ…。
[世界が回っているのか、地球が回っているのか。実際のところ回っているのは目でしかなかったのかも知れないが、転がったままでいると呼びかけられる声>>76が聞こえてきた気がする。]
あれ? 出目金?
[そう言えば出目金と喋っていた気がする。水槽があって、出刃包丁があって、そこまで考えた時に拓けた視界に人間が飛び込んできた。どうやら駆けてきたらしい。ところどころ衣服が血で汚れていた。実際は血ではなく泥であったようだが。]
解体される?
[シャベルが出刃包丁で、包丁は出目金で、目の前の相手は女性で、そんな乱雑に積み重なった思考が一旦遮断される]
あ――ぅぇっ。
[込み上げる嘔吐感。近い相手から顔を背けて、そのまま地面に向けて吐瀉した。]
(80) 2014/01/17(Fri) 01時半頃
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/* あれ? 愉快な子になってるな俺。 おかしい、そんなはずじゃあw
(-11) 2014/01/17(Fri) 02時頃
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[分からないなんて言えば当然そう返ってくる>>77 もっとましなことを嘘でも言えば良かっただろうか、なんて思ったりもして小さく乾いた笑いを溢した]
それは良かった。安心したよ そうか、駅前かい。そういう拓けた場所のほうが安全かもしれないね
あはは、いいな。僕も寝てみたいかも
[報告>>78に相槌を打ちつつ、最期を迎える前に行うには大胆かつ自宅に乗り込んできた男よりずっと明るい行為が可愛らしくくすくすと笑う そうしながらふっと思い出す…両親のことは果たして伝えるべきなのか、そうではないのか]
(81) 2014/01/17(Fri) 02時頃
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―少し前―
[撫でたいの?という私の質問には、戸惑った反応が返ってきた。>>79 どうやらそういうことじゃないらしい。やだな、こういうのを自意識過剰っていうような気がする。 いや、でも、こんな唐突にそんなこと言われたら、誰だってそんな風に思うよね?別に私が特別自意識過剰ってわけじゃないよね?]
そうなんだ。 ちょっと唐突だったから。
[説明に頷きながら、私は自意識過剰じゃないという主張をこっそりしておく。 あれ、それとも唐突じゃない?ギリシャ神話にそんな話があったりしたっけ]
うわ、ちょろい。
[昔の知り合いのさらに知り合いの女の話になると、思わずそんな感想を呟いてしまった。見ず知らずの人への感想として、失礼とは思いつつも。 でも、そんな質問をしたってことは、私もちょろそうに見えたんだろうか。 まあ、殺されないなら輪姦されても別にとか言ってしまったし、仕方ないかもしれないけど]
(82) 2014/01/17(Fri) 02時頃
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……
……デメテルはこれからどうするんだい?
[少しの間沈黙した後に別の話題を振った、それが正しかったのかは分からないけれど。 ただ、今はこれからが。終わりへ向かう短い道程が大事だと思って**]
(83) 2014/01/17(Fri) 02時頃
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―現在―
うん、私は大丈夫。 人気はないけど……あ、でも、少し前まで、お兄ちゃんと同じくらいの歳の男の人がいたよ。 ちょっと変わった人だったけど、お喋りしたんだ。
[昨日の夜の報告の後は、今日のことを報告する。 電話の向こうで、お兄ちゃんはくすくす笑っていて、つられたようにマフラーに口元をうずめたまま、私の声も弾んだ]
お兄ちゃんに会えたら、連れて行ってあげるのに。
[今日寝るところは、探す必要はないけど。その前に世界が終わっちゃうから]
お昼寝するのもいいと思うよ。 やみつきになっちゃうかも。 ビクター、私の匂いをたどって、お兄ちゃんをここまで連れてきてくれないかなあ。
[無茶なことを言ってるって、自分でもわかってる。 でも、お兄ちゃんがどこにいるかわからないなら、ビクターの本能にかけるしかないし]
(84) 2014/01/17(Fri) 02時頃
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やみくもに出歩くなんて、お兄ちゃんらしくないね。 どこに行くつもりだったの?
[そんなことを尋ねたら、お兄ちゃんから聞き返された。>>83 うーん、とのどの奥でうなって、考える]
私ね、やったことがないことが、やってみたかったんだ。
[私は今まで、勉強しかさせてもらえなかったから]
でもね、お店閉まってて。できないことばっかりだったの。 だから、ちょっとがっかりして、ぼんやりしてたところだったんだけど。
[だけど、だけどね。見つかった。 私、やりたいことができた]
私ね、お兄ちゃんに会いたい。 だから、これからお兄ちゃん探すね。
(85) 2014/01/17(Fri) 02時頃
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[ムキになって見つけようとしなくても。 やりたいことは、きっとほかにもいろいろあるとは思うけど。 だけど、今一番やりたいことは、きっとこれで間違いない]
お兄ちゃんを探して、会いに行く。
[そう宣言したら、お兄ちゃんはなんて返事しただろう。 じゃあお兄ちゃん、またあとでね。そう言って、私は電話を切った]
よし。
[携帯電話は、かばんじゃなくてコートのポケットに入れる。そうして立ち上がった]
行こう。
[最後にやりたいことは、見つかった。 だから私は歩き出す。 お兄ちゃんを探して、会いに行く。 「またあとで」の約束を、守るために**]
(86) 2014/01/17(Fri) 02時頃
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無論、強くもするが。
[ことばはひとをよわくする。その逆説部分だけ口から漏れた。距離が近づいたのか、声が大きくなったのか、デメテルの言葉>>82が一つ一つ刺さる。内容にではなく、ただ声が刺さる。]
あ、いや。何の話だっけ?
[意味不明の漏らした言葉に対しては、有耶無耶にして話を続ける。と言っても何を続けるのか。]
ああ、ちょろいんだ。
[意識の離れた空虚な言葉。会話として成立しているか否かはわからなくなっている。喋る事無く、殴って押し倒せば楽だったと思いつつ、その行為の何が楽なのか自体がわからなくなっている。むしろ自分はその手の危惧へ警告をした側という記憶も途切れている。 会話相手の出目金の手から出刃が消えていた気がして、自分がそう感じた事に、身震いを覚えた。→>>56]
(87) 2014/01/17(Fri) 02時頃
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― 校庭 ―
あー、寒ぃ、わ。
[ほぼ胃液のみの吐瀉物を、そのままにしながら顔を上げる。血の気が失せた青白い顔のまま、身体を震わせる。傍に誰かいた事を忘れたまま、ゆっくりと立ち上がる。水のある場所を求めて。**]
(88) 2014/01/17(Fri) 02時半頃
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/* 狼希望に見えそうなロールかも。
(-12) 2014/01/17(Fri) 02時半頃
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―少し前―
うん、何の話だろうね。
[聞かれても、私にも良くわからない。>>87 いきなり頭を撫でられる話になって、強くする?何を? やっぱりこの人の話は支離滅裂だ。 それとも、神童だったみたいだし、天才の話は凡人には理解できないってことなんだろうか。 私は1から順番に教えてもらわないと理解できないのに、1の次に100の話をしているとか、そういうことなんだろうか。 わからない。とりあえず私の脳内では、頭を強く撫でられすぎて、摩擦熱で頭から煙が出ているイメージ図が作成された]
いや、私はちょろくはないですから。
[思わず丁寧語で主張してしまった。 こう、違うんだ。 不本意ながら輪姦されてしまうのと、頭を撫でられてころっとホテルについていってしまうのは、こう、次元が違うと思う。 我ながら何言ってるんだと思いながら、そんな会話を交わした後、学校に行くというその姿を何とはなしに見送った。 深い意味はない。壊れた自動販売機を眺めていた時と同じ程度にしか、意味のない視線だった**]
(89) 2014/01/17(Fri) 02時半頃
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……し、失礼、失礼よ。 もしくは無礼、この……無礼者ぉー
[そりゃあぱっと見た限り見知らぬ相手に出合い頭に「出目金」だのなんだのと言われたものだから。>>80 苦々しい表情を浮かべたままとりあえず右手を差し出そうとして、 手がちょっと泥で汚れているのに気付いた。 コートの裾で拭って、テイク2]
とにかくほら、立てる? だめならつかまればいい。 わたしは解体なんてしないから………、あっ。
[顔を地面に向けてから嘔吐するまでの一連の動きを見て、一度は差し出した手で口元を覆ってしまうが]
……よ、よく見たらただの乗り物酔いって可能性もあるじゃん。 ってか、むしろこれただの乗り物酔いでしかないよ、うん。
…………きっと、そう。
[それでも心配そうに視線は泳ぐ。 ここで立ち尽くしたままでは何もはかどらないのに]
(90) 2014/01/17(Fri) 02時半頃
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あ、あのっ、
そっちじゃないよ、 その、……水飲み場は!
[やがて身を震わせながらも立ち上がった相手へ指を差して示すのは、 彼が歩き出した方とは逆方向にある、蛇口の並び。 彼を見て何か飲ませた方がいいと思っていたように、 彼自身も水分を必要としている、そう直感的に思って]
………ほんと、寒くなってきた。
[ぶるりと身を震わせる。 風もないのにそれをよせつけまいと、 ずり落ち気味の赤いマフラーを口元までもってきてから、]
(91) 2014/01/17(Fri) 02時半頃
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ほら、こっち。 わたしも用があるからついでに案内してあげる。
[告げて、歩き出す。 普段の歩みの遅さに輪をかけてさらにゆっくりと**]
(92) 2014/01/17(Fri) 02時半頃
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/* 一種の体調不良フラグ 薬でどうにかするかは未定 >>91
学校で謎の一人作業を始めたことについては、うん、先に兄妹会話の機会があればいいと思って 別にデメテルに会いたくなかったわけではないのよぉー
さてプロでどこまで壊れ性能を発揮しようか
(-13) 2014/01/17(Fri) 03時頃
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……意味ねぇじゃん。
[窓の枠に頬杖を付いて外を見ながら呟く。 ──意味ない。全部、無意味だったと思えてくる。 いつか死に逝くのが生き物の定めだとしても、あの日からずっと独り身を守り抜いて来たことに意味がないと思える。]
意味、ねぇ。 どうしたらいいんだろうなぁ、俺。
[チラリと同じニュースばかりを流すテレビの画面を見やる。 世界が終わるなら、今更生きてたって仕方ないと思えてくる。
──生きてたって、仕方ない。 左手の薬指に嵌めたプラチナの指輪を眺めながら、心の中で小さくそう呟いた。]
(93) 2014/01/17(Fri) 19時半頃
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地図抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/01/17(Fri) 19時半頃
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/* あと二人ぐらい来ないかしら。
自分がログが伸びてて関係性が出来上がってしまっている村には入り辛くなる人なので、ちょっと伸ばし過ぎたかもと猛省。
(-14) 2014/01/17(Fri) 23時頃
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[てくてくと、行く当てもなく歩き始める。 目的はある。お兄ちゃんに会うことだ。 だけど、お兄ちゃんはどこにいるのかわからない。 だから私も、どこに行けばいいのかわからない。 だけど、探すと決めたから。 じっとしてはいられないから、私はどこかに向かって歩いていく]
喉、渇いたな。
[かばんの中には、食べるものはいっぱいある。カロリーメイトとかカロリーメイトとかカロリーメイトとか。 だけど、飲むものは入ってなかった。 お金は少し持ってるけど、店はやってないし、自動販売機も目茶苦茶だ。 あったかいものがほしいけど、贅沢を言ってる場合じゃないのかもしれない]
(94) 2014/01/17(Fri) 23時半頃
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地図抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/01/17(Fri) 23時半頃
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― 学校の水飲み場 ―
[冬場の冷たい水道水で手を洗うと、近くのベンチに座り込んだ。
手をこすって息を吹きかけるだけでは寒気はおさまらない。 数回試した末ついに、寒いのをどうにかするのを、やめた]
……。だいたいどうして終わっちゃうのが今日なのかなぁ。 数日先ならもっと色んなことができたのに……。
分かってる。 分かってるよもちろん、わたしが気付くのが遅かったせいだって。
[もはや人目もはばからず独り言を繰り返す少女。 ベンチの上で膝を抱えて、それでも最初は前を向いて喋っていたのだけれど、 しだいに俯き始める。落ち込んだ、もしくはすねた人のように]
(95) 2014/01/17(Fri) 23時半頃
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/* とりあえず思考形態は固まってきたが赤希望じゃないのよー 狂った道理ではあるけどいざって時手が鈍る系の
気付いた。今の世界が理想的であるって
(-15) 2014/01/18(Sat) 00時頃
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/* いや違うなー ここが理想的だからこそ誰かの死を望んでいない系だな
(-16) 2014/01/18(Sat) 00時頃
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[てくてく。てくてく。 いつの間にか、私の足は高校へと向かっていた。 学校には、当然水道がある。水道があるということは、水が飲める。 もっといいもの飲みたいけど、あまり贅沢は言ってられない。 なぜなら、カロリーメイトは喉が渇くのだ。口の中がぱっさぱさになるんだ。 飲み物と一緒じゃないととても無理。というわけで、私はまだ朝ごはんを食べてない。 おなかすいた]
さっきの変な人、ほんとに学校行ったのかな。
[また会うかもしれない。別にいいけど。実害はないし]
(96) 2014/01/18(Sat) 00時頃
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地図抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/01/18(Sat) 00時半頃
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先生とか、どうしてるんだろ。 学校、行ってたりするのかな。
[マフラーの下で呟いて、私は今度は担任の先生の顔を思い浮かべる。 先生は、割とまじめな人らしい。クラスメートの女子たちが、そんな噂話をしていた気がする。 なんでも、亡くなった奥さんに操を立ててるとか、何とか。 「それに比べて、あの先生は、奥さんいるのに生徒に手を出したんでしょー?信じられないよねー」なんて比較されて、叩かれてたのは物理の先生だったっけ]
(97) 2014/01/18(Sat) 00時半頃
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本当に世界最後ならいいけど。
[今日はエイプリルフールじゃないよな、なんてカレンダーを確認する。 ──うん、違う。デマ…でもなさそう。 それって勉強教えなくてもいいってことだろうか。 なんというか、それって──]
悲しい、なぁ。
[少し寂しいという感情とどこか似通ったソレ。 世界が終わるなら、思い出の詰まったこの家に居るのも悪くはないが、どうせなら外を出歩きたい。 お気に入りの白いジャケットを羽織り、必要最低限のものをワンショルダーバッグに入れて家を出る。
鍵、は……なんとなく掛けとこう。 がちゃりという施錠の音を聞いて閉まっていることを確認してから歩き出す。
さあ、どこに行こうか。]
(98) 2014/01/18(Sat) 00時半頃
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[わいわい騒いでいる声>>90がしているらしいが、あまり良く見えていない。見ていないからかも知れないが。]
ん…。
[目の前で何かが過ぎった。近くにいた彼女が水のある場所を指で指し示した動作だった>>91ようだが、動きだけしか意識に入らない。それでもつられるように首は動き、方向を変えていた。]
(99) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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暗ぃ…なぁ…。
[電気のついていない校舎に向けて言ったのか、自分の視界の暗さについて漏らしたのか、独り言のようにポツリと口から零す。酸味の残る息を漏らしながら、
ゆらゆらと身体を左右に揺らしながら蛇口を目指す。近くで指示されたり、若しくは隣で支えられたりしていたかも知れないが、抵抗も反応も示す様子はなかった。]
(100) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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…ああ、冷たい。 うひゃあ、冷たい…。
[蛇口から勢い良く溢れ出す水に、身を竦める。ゆっくりと金属製のバルブに手のひらを乗せ、手を震わせながら水の勢いを弱くしていく。]
ん…。
[弱くしたせいで、上手く口の中に運ぶ事ができないらしく何度も何度も啜るように少しづつ水を含んでは吐き出していた。
ここまで付き添いの彼女は様子を見ていたか、それともすでに離れていた>>95か。]
(101) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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/* ローテンションの時はなるべくト書きは三人称。
(-17) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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[まじめというなら、たぶんというか、絶対私もまじめだと周りに思われてたんだろう。 なにしろ、休み時間も勉強に明け暮れて、昼休みもご飯を食べながら参考書を読んでたんだから。 でも、私は断じてまじめな人間じゃない。 私には勉強しかすることができなかっただけだ。 親の監視の目がないところだとかそんなのは、関係ない。 強迫観念を植え付けられて、私は一分一秒を惜しんで勉強することしかできなかったんだ。 よくわからない「将来」のため。 私の。そしてお兄ちゃんの。そしてきっと、大嫌いな両親の、将来のために]
(102) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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/* いざとなれば多角でもいいから、先生かデメに会いに行ってもいいけど、多分この二人が会う流れかな。
(-18) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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[どこか遠くの方で、悲鳴が聞こえた。 別の方向からは、派手なクラクションの音。 昨日、あちこちうろうろした時、通りかかった大通りではたくさんの車がカーチェイスしていた。 見たことのないようなスピードで。ブレーキ壊れちゃったの?その車、アクセルしかついてないの?って聞きたくなっちゃうようなスピードで。 何か、たぶんガラスが割れる音。怒声。轟音]
壊れてく……。
[こうやって、世界が壊れていく。 人間が壊れて、世界を壊していく。 だったら、世界をおしまいにするのは、隕石なんだろうか。 隕石が世界を終わらせるというニュースが、ニュースを見た人間が、世界をおしまいにしちゃってるんじゃないんだろうか]
……哲学みたい。
(103) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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ふ… ふああ…。
[水飲み場の周囲は水浸しになっている。彼自身の袖も、服の胸元辺りも濡れている筈だったが、幸いジャンパーは防水性なので水滴が付いている程度に留まっていた。]
眠くねぇ… つうか寝てた、か。
[血の気が引いて青白くなっていた頬が微かに紅潮しているのは寒気のせいか。右を向いて、左を向く。彼からは人の気配を感じていないらしく、口に出る言葉も独り言そのものだ。]
(104) 2014/01/18(Sat) 01時頃
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/* デメデメしかいないっぽい?
(-19) 2014/01/18(Sat) 01時半頃
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……。
[水飲み場に貼られた鏡を眺めている。
自分の顔か、自分の背後に映る世界をか。
鏡に映るは、感情の抜け落ちた顔。 焦点の定まらないはっきりとしないぼんやりとした眼と、閉じきれていない唇。 身体の震えも、揺らぎもなく、身じろぎ一つ無くただ固まっていた。]
(105) 2014/01/18(Sat) 01時半頃
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/* こうやって無駄にログを伸ばすからダメなんだ私orz
(-20) 2014/01/18(Sat) 01時半頃
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― 少し前 ―
暗い? どうして? こーんなにいいお天気じゃない。
[ふと漏らした、といった風に聞こえた言葉を聞き咎めて思わず問いを投げていた。>>100 真上を、空を指差す。 視線は上に向けてはいなかったがそこに青い空が広がっているのは間違いないわけで]
(106) 2014/01/18(Sat) 01時半頃
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こんないいお天気の日に世界が終わるなんて……って思いそうなものだけれど、何も嘆くようなことじゃない。 お天気だって平等、なんだから。 つまり……あっ。
[持論を展開しかけたが、青年の歩みが想定コースからずれ始めているのに気付いてなしになった。 修正はジャンパーの袖を引っ張って行われた。 抵抗がないと気付いてから遠慮がだんだん抜けてきたがそれでも強くは引っ張っていない……つもり。
その後は青年が水を含む様子を傍で見ないことにした。 手を洗うという自分の用事を済ませた後はさっさとベンチに座って現在に至る。>>101]
(107) 2014/01/18(Sat) 02時頃
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―高校―
[学校に着いた。 私の通っていた高校は、まあ日本で一番の大学に行けと言う両親が行かせた高校なだけあって、進学校だ。 でも、ふたを開けてみれば、休み時間のクラスメートの会話は「ばれないラブホ」だの、「先生が生徒に手を出した」だのなわけで、まあつまり大したことない]
……あ、職員室。
[どこでもいいから水道に足を向けようとして、思い直した。 職員室なら、水道だけじゃない、ポットだの紅茶だのコーヒーメーカーだのがあるんじゃないだろうか。 盗んだバイクで走り出すことをなんとも思わなくなった私は、職員室に侵入して紅茶を拝借することも、やっぱりなんとも思わなくなっていた]
(108) 2014/01/18(Sat) 02時頃
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[だけど、その途中。 人影が見えた気がした。さっきの変な人かと思ったけど、どうも違う。 驚いた。こんな日にも学校に来る物好きはいたらしい。 それとも、実は今日も授業があったりした?私、サボりってことになってる?まさかね]
あれ。
[思わず声を上げたのは、その人がクラスメートだったから。しかも、あまり学校に来ない。>>107 あなたも、さっきの変な人みたいに、飛び出したから今になって来る気になったの?なんて言いそうになって、やめた。 この人が来なかったのは、飛び出したからじゃない]
(109) 2014/01/18(Sat) 02時頃
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あーあ……。
[水浸しになった水飲み場を見て、苦笑交じりの一声をあげる。>>104 あの調子では服も濡れているに違いなかったけれどタオルはないし、 そんなことよりどうしてこの学校に来たのかが気になっていた。
だから諸々を問おうと再度近付いて、]
ねぇ、………。
[鏡に映る青年の顔に目を奪われていた。>>105 感情の抜け落ちたそれに別の人の顔がオーバーラップする。
そう、それは。 世界がおかしくなるずっと前、病を患ったばかりの少女が浮かべていた表情、そのもの]
(110) 2014/01/18(Sat) 02時頃
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ンあ、ぃぃてん…き…かよ。
[誘導されている最中、耳から拾われてきたらしき返事>>106をゆっくりと咀嚼するように繰り返す。言いながらも顔を特に空に向けてあげることは無かった。]
黄色い太陽も、ンまあ平等だなァ。
[徹夜続き等で言われる表現を漏らしていたが、会話として成立している反応よりは呟きに近かったかもしれない。]
(111) 2014/01/18(Sat) 02時頃
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/* ごめんよデメテルタイミングがまずかったかもしれん……っ
のーん
(-21) 2014/01/18(Sat) 02時頃
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デメテルは、クラスメートの傍にはさっきの変な人がいて、やっぱりまた会ったなあと思った。
2014/01/18(Sat) 02時頃
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……んあ?
[どれだけの時間呆けていたか。ぴくぴくと痙攣するように瞼が動いたかと思えば、がくんと身体をビクつかせる。]
なん…だ…ここ?
[張り付いていた表皮を剥がすようにゆっくりと顔の形を変えて表情を作っていく。置物から生物に入れ替わる作業のようにじっくりと。
傍にいる少女の存在>>110に気付いていたとしても、声をかけられていたとしてもそこまでは反応は乏しいか、ずれていたかのどちらかでしかなかった。]
あれ? 俺、寝てた?
[振り向きもしなかった事から、恐らくは鏡越しにキャサリンの存在>>110を明確に把握した時の第一声はそうだっただろう。]
(112) 2014/01/18(Sat) 02時頃
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[そんな、見覚えの――というより身に覚えのありすぎる、 生気の抜け落ちた者を前にした時間は唐突に終わった>>112]
…………寝てない。 寝てないよ。あなたが実は目を開けたまま寝られる人だとしてもやっぱり、うん。
現にさっきまで水飲んでたじゃない、ほらぁー。
[相手が振り返ってジャンパーの胸元が見えないなら、 指差して示すのはさっき青年が触れていた蛇口の辺り。
胸中では、乗り物酔いの人から徹夜明けの人に、認識を改めつつあった。 さっきの呟き>>111も相まって]
(113) 2014/01/18(Sat) 02時半頃
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そっか…。
[ようやく振り返り、さっきあった少女と同世代の少女がいた事を知覚する。]
まァ…、そうだな。 喉は渇いてない。
[足りていない文脈ではあったが、自分の中でだけは筋が通った返事をかえす。]
えっと…避難してきたと、か?
[少女を一瞥する。彼女の格好にやや眩しそうに目を細めながら。*]
(114) 2014/01/18(Sat) 02時半頃
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/* デメテル待機してそうなのと、 キャサリン、多角は大変かなとか。
でももうタイムアップだったかも?
(-22) 2014/01/18(Sat) 02時半頃
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[仲のいい友達というわけじゃない。そもそも、友達なんて呼べる人は私にはいない。 こちらからわざわざ声をかけるようなタイプの人間でもない。 だから私は、軽く頭を下げて、一応無視はしていない、とアピールしつつ、こちらからは声をかけずに通り過ぎる。 「紅茶入れるけど、飲む?」なんて、仲良くもない人をわざわざ誘うようなことはしない。 今までそんな対応で何の問題もなかった。クラスの中で、私は空気のように扱われてた。 たまに、ノートを見せてとテスト前に愛想笑いを浮かべて声をかけられることはあったけど]
(115) 2014/01/18(Sat) 02時半頃
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[青年が再び動き始めたのは僥倖と言えた。 出なければ彼から視線を外した先で、鏡に映る自分の表情にとらわれてしまっていたかもしれない。
学校では見せないようにしている、青年と負けず劣らずの青白い顔。 世界が終わる前から、世界の不平等さを嘆きもしたこの、顔]
そう……寝てたかどうかはもういいのね、うん。
[青年がもういいならこの話は水に流そうそうしよう。>>114 続く問いには軽く首を振って、]
違うよ。
あなたこそ……どうしてここに?
[青年が乗ってきた三輪自転車と、盗んだバイクで云々の歌は、少女の中で結びつくことはない。 問いを待ちながら、鏡から遠ざかろうと踵を返したところで、 別の少女がいるのに気付いた。 クラスメイトの……デメテルだ]
(116) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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[驚いたようにしばらく目をぱちくりとさせていたが、 彼女が頭を下げたのにだいぶ遅れて、慌てて軽く頭を下げる。>>115
いつもならそれで済む話だ。 もっと声をかけようとか、どこへ行くんだろうとか、 考えてみたこともなかったのに]
……今面白いことやろうとしてるんだけどさぁ。 よかったら、……手伝ってくれない?
[気がつけばそう言ってデメテルを呼び止めていた**]
(117) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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/* 相変わらず発言の切りどころを難しく考えるお年頃
とりあえずデメテルに負感情(頭いいことへのやっかみ)はあんまり持ってない感じでいきます 健康か否かの前では頭の良し悪しは些末なこと
(-23) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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[上履きに履き替えたりなんて、しなくていいよね。 きっとこの校舎も、なくなるんだろうし。 そもそも校舎が残っても、先生も生徒もいなくなるんだし。 そんなことを考えながら通り過ぎようとしたら、呼び止められた。>>117 驚いた]
面白いこと?
[その言葉に興味を引かれる。 私には、やってみたいことがいっぱいあった。 いっぱいあったけど、結局それは全部できなくて、駅前広場でぼーっとして、そして今はお兄ちゃんを探している。 だけどこの人は、今日で終わってしまうこの世界で、面白いことをやるって言う。 それが本当なら、見てみたい。そうだ、私は「面白いことをやる」というのも未体験なんだ。 「クラスメートと一緒に、何かをやる」というのも]
いいよ。
[気がつけば、私はそんな返事をしながら頷いていた。 おなかすいてるのに。職員室で紅茶を入れて、カロリーメイト食べようと思ってたのに。 こういうのを魔が差したって言うのかもしれない。それとも、勢いって言うのかな**]
(118) 2014/01/18(Sat) 03時頃
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……ああ、いいンだわ。
[自分から向けた話題も、尋ねられた事柄も、等しくいい加減な処理で片付けようとしているかのように、短く言葉も意思も足りていない発言でやり過ごそうとする。もう、別に、等の単語すら省いていた。]
動くバイク、ねぇよな。
[何かこびりついたものを振り払うかのように、一度ゆっくりと頭を振った。鬱陶しい髪が乱れる。]
ねぇな、ここには。
[少女が距離と意識が自分から離れた事>>116に気付く様子も素振りも見せず、そんな事を微かに呟いたかと思えば、ゆっくりと歩き出す。問われた事も置き去りにして。]
(119) 2014/01/18(Sat) 03時半頃
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…だりぃ。
[屋内の水のみ場であればそこから、野外であればいつしか屋内に入り込んでいた。ポケットに両手を突っ込み、襟を立てて首を竦める。足取りは覚束無いが、揺れる身体程には、方向はブレていなかった。
同行の者がいようといまいと一顧だにせず、一階の渡り廊下を歩き続け行き当りにたどり着くまで歩き続けた。**]
(120) 2014/01/18(Sat) 03時半頃
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地図抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/01/18(Sat) 10時半頃
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……これは酷い。
[確信めいた口調で目の前の惨状に、そんな言葉を漏らす。
自動販売機やコンビニ、スーパー。 荒らされたそれらの状態は確かに酷くはあった。 こんな状態では、学校も荒らされているのではという一抹の不安が過ぎる。]
…………あっ。
[自分の職員室のデスク。 そこには大事なものが置いてある。
──写真。 最後に彼女の病室で、2人並んで撮った写真。 最後の妻の笑顔。その2日後に彼女は亡くなった。 此処がこんな有り様では、写真屋なんて開いてないだろうし、現像はもう出来ないだろう。メガを持っていたとしても。]
(121) 2014/01/18(Sat) 11時半頃
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イッヒ!?何でイッヒつけんのさ! 最初からフンバルトデール…でいーじゃねーかよ。 つか人の名前ディスりすぎだ、鬼才すぎるぜ!
[廃屋と化した近場の民家に潜り込んで、まだ使えるコンセントの前に胡坐をかきながら、まだ生きているアーカイブを眺めている。
外国風に便意を表す何とかは下品から言葉遣いの羅列を貰い、下品な笑いをもたらしてくれた。]
(122) 2014/01/18(Sat) 14時頃
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[そのまま暫くアーカイブを眺めては笑っている。]
ひははは!
はは…
はー、
はぁ。
あー、死にてぇ。
[端末の充電器を抜くと端末自体はポケットに、充電器は鞄にしまった。]
飽きた。
(123) 2014/01/18(Sat) 14時頃
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いや違うだろ。 もう死ねるのか。そうかそうか。
なぁんだ、頑張って死ななくて良かった。 優しいよなー勝手に殺してくれるんだもん。
めーちゃんめーちゃん早く来ておくれ。 大地じゃなくてまずは俺にキスをしておくれ。
[知らない人の家から、外に出る準備を始める。 誰も居ないのをいいことに、昨日はここで寝ていた。]
(124) 2014/01/18(Sat) 14時頃
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…おはようございます。
[外に出ると、まずは町並みに向かって一言を告げる。 普段に切り替えるための儀式を行うとぶーらぶら。
当ては無い。精々、面白いことの一つくらいあればいいかなと思う程度のことだろう。]**
(125) 2014/01/18(Sat) 14時頃
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/* 身長 150+6cm 年齢14+[1d6]歳
(-24) 2014/01/18(Sat) 14時頃
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/* ちびか。 年齢間違えた1
(-25) 2014/01/18(Sat) 14時頃
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/* ちびというかただの成長途中になってしまった。
(-26) 2014/01/18(Sat) 14時頃
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[自分ぐらいの男と会ったらしい>>84そうなんだと相槌を打ちながら、その人に妹と一緒にいてもらったほうが安全なのではと考える しかし、「変わった人」らしいので提案にはいたらなかった
ビクターを頼る無茶な話には苦く笑って、尋ねられたこと>>85には答えられずに聞き返す]
やったことがないこと……
[想像したのはごくありふれた、普通の少女なら非凡でもなんでもないこと きっとそれは実際とそう違わないのが悲しかった。]
(126) 2014/01/18(Sat) 21時頃
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[だったけど。 その時、お腹がぐうと空腹を訴えた。 うん、やっぱりそろそろ限界だ]
ごめん、私朝ごはんまだなの。 先に食べていい?
[略奪も起こってるみたいだし、食べ物を持ってることは、あまり軽々しく口にするべきじゃないとは思う。 だけど、キャサリンは同い年の女子だ。しかも病弱。私でも太刀打ちできるだろうし]
職員室で紅茶飲もうと思って。 ……一緒に飲む?
[一応そう声を掛けて、職員室に向かって歩き出す。 駅前広場で会った変な人は、いつの間にか姿が見えなくなっていた。 楽しいこと、見つかったのかな]
(127) 2014/01/18(Sat) 21時頃
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……デメテル
[この最後の日にも夢見た楽しいことを出来なかった少女は、代わりに自分を探すという 一緒にいていいのだろうか?最期ぐらい、ずっと彼女を縛り付けていた盲の兄から解放されたほうが…]
……ああ、分かったよ。君がそれでいいなら 僕も電話越しにじゃなく声が聞きたいからね。
待ってるよ。
[それでも、自分にとってはデメテルは大切な妹で、会いたくないわけもなく 制限ばかりで自主的になど何も望めなかった彼女がそう言ってくれるのならば、断るなんて出来るわけもなく 通話が切れた携帯をポケットへ。何処かから聞こえる悲鳴に破られた静寂に、心臓の上に手を当てた*]
(128) 2014/01/18(Sat) 21時頃
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ーー それから ーー [またビクターと共に歩き暫くすれば、何か硬質なものに指先が触れる それに手を触れさせ、なんなのか探っていればそこに自分達の文字、“点字”を見つけて]
……公園か
[記された名前は知っているもので懐かしさを覚える、ここにいれば見つけやすいかもしれない。]
(129) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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/* お兄ちゃんに会いたいと言うたびに、会えないフラグな気がする妹です。 しかし会わない方がいいのかもしれない、とも思う。 デメテルのブラコンはちょっと度を越してるというか…… 家族愛では片付けられない気が。
(-27) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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…………、いいの?
[自分で誘っておきながらちょっと驚いてしまった。>>118 少女が知るデメテルは勉強ばっかりやってる頭のいい女の子で、 ノートを見せてもらおうと他のクラスメイトに混じって声をかけたくらいの付き合いしかない。それも一度か二度のこと]
……やったぁ! それじゃ、まずはこっちに、
[湧きあがる嬉しさに表情をほころばせた後、桜の木の下まで案内しようと振り返りかけたが、 お腹の鳴る音が誰かの空腹を訴える。>>127 これまたデメテルのものだった]
(130) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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いいよ。もちろんいい。お腹すかせたせいでまた中断するわけにもいかないし。
紅茶。………あったかいもの。
[こくこくと頷くと、デメテルの後をついて職員室へと向かう。 寒いとかなんとか言ってたあの青年も案内しようかと思ったけど姿は見えず。 ため息だけこぼして、校庭の方を一度振り仰いだ。 屋内――校舎内に入ったとは考えてなかったため]
(131) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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変な人。
ううん……違う。 おかしくなった世界でそんなこと言っちゃいけない。 じゃあなんて言ったらいいのかなぁ……。
(-28) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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[上履きに履き替えたりしない。土足で校舎に入り込むと、挨拶もしないで職員室に足を踏み込む]
紅茶、紅茶は……っと。
[きょろきょろ見回して、水道の横にポットとコーヒーメーカーを見つける。 ティーカップに二杯分、ポットに水を入れると沸騰のボタンを押した。 ポットがお湯を沸かしている間に、来客用のカップを並べる。 紅茶のティーパックはいろんな種類があった。 ダージリンにアールグレイ、アップルにカモミール]
紅茶、どれにする?
[片方のティーカップにアールグレイのティーパックを入れながら、キャサリンの方を見た]
(132) 2014/01/18(Sat) 21時半頃
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[自身が出会った二人の少女による俄女子会の賑わいを他所に、廃墟と化した校舎の渡り廊下を歩いていた。
尋常の廃屋と違い、埃や塵に塗れてはおらず、日が昇り始めた後の時間のせいか、そう荒れ果てている感はない。ニュースの後、どれほどの人間が学校にやってきていたのかは判らないが、そう大挙して押し寄せる場所としては魅力に乏しいのか。]
邪魔…かねぇ。
[一度左耳を押さえる。耳よりは触れる手先の方が冷たい。水を汲んだ際に濡れた手は、何処を拭うでもなくそのままになっていた。そして、耳を覆うように押さえた仕草に意味があったのか、押さえた側の左を向いた。
非常口らしき鋼鉄製の扉があり、それは半開きになっていた。]
(133) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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ーー 公園 ーー [ベンチに座り、注意深く音を伺うがここは静かで自宅のように血の匂いもまだしない。 異様な静けさと、人間の張り裂けんばかりの叫び、今日自分が訪れる場所はその二択ばかりだ。]
人って簡単に壊れるんだね。
[ぽつりと呟いた]
(134) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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失礼しまーす。
[小声で挨拶して職員室へと入る。 だが靴は履きかえておらず土足のままだし、 入室前にコートやマフラーを脱ぐこともしない]
一緒でいいよ。
[すでにティーバックの入った片方のカップを指差して応える。>>132 直後、目線はすぐにエアコンの方へと向いた]
せっかくだから部屋もあったかくしちゃえ。
[リモコンを探して、エアコンを作動させるためのスイッチを押した]
(135) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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ー 自宅 −
[カリカリカリカリカリカリカリカリ。 一心不乱に机に向かって書き続ける。 原稿用紙は床に溢れ、廊下も埋めているが誰も気にする者はいない。 書いているのは色んな半生。 星の半生。 国の半生。 街の半生。 家の半生。
そして自分の半生]
死ぬって判ってるのに。 俺何してんだろうな。
[自嘲と共にペンを置いた]
(136) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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/* どうしよう希望変えた方がいいのか…… 議事の仕様だと編成にない役職を希望している時におまかせ希望と同じことになるか否か分からないんだよなー まだ賞金いなくなるかわかんないけd
(-29) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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/* っておっさんキャラまたキター!
(-30) 2014/01/18(Sat) 22時頃
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[非常口から中庭に出る。中庭には誰が植えたものか、石榴の木が一本生えていた。]
違うん、か?
[扉を潜った先の光景を見てから、振り返って自分が今出てきた建物を見る。眉を顰めて、目を閉じた。]
(137) 2014/01/18(Sat) 22時半頃
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/* 社交的なキャラが女子だけな件。
(-31) 2014/01/18(Sat) 22時半頃
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[書いても書いても足りないのに。 もう時間が無い。 今日この日が終われば、続きは書けなくなってしまう]
嫌だ嫌だ。
[賞を目指して書き溜めた作品はもう陽の目を見る事は無い。 足元に広がる原稿用紙ももう誰も読む事は無い]
駄目だ駄目だ。俺が書きたいのはこんなんじゃない。
[今更そんな事を言っても仕方ないと判っていても 堪え切れないのだ]
はぁ……。
[溜息と共に根が張る程座り込んでいた椅子から立ち上がる。 頭にブドウ糖を補給しなければ良い物語は書けない。 そう頭の中で言い聞かせ、原稿用紙の海を掻き分けて 外へと向かう事にした]
(138) 2014/01/18(Sat) 22時半頃
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[遠くで人の声か音がして、そちらとは逆の方へと歩き出す。]
寒ぃ。
[屋内は野外よりは暖かかった。そうでありながら、再び身を外に晒して、寒さに震えている。肩を竦め、首を縮め、背中を曲げるようにして、歩きだす。両手をポケットに入れたまま、歩き出す。歩き続ける。]
(139) 2014/01/18(Sat) 22時半頃
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[一緒でいいというキャサリンに頷いて、もうひとつのカップにもアールグレイのティーパックを入れる。 キャサリンがエアコンの電源を入れるピッという音と重なるみたいに、ポットがお湯を沸いたメロディーを鳴らした。 二杯分しか入れなかったもんね。沸くのが早い]
あそこでいいよね。
[カップにお湯を入れると、職員室の片隅にある、来客用の応接セットに持っていく。 なんだか不思議な気持ちだった。世界が終わる日に、友達でもない女の子……って、そもそも私、友達いないんだけど……と、こんなところでお茶を飲むなんて]
(140) 2014/01/18(Sat) 22時半頃
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/* こう救いの無い世界っていいよね。 と思わず飛び込んだよ。
(-32) 2014/01/18(Sat) 22時半頃
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……ほんと、人少なくなったもんだ。
[数日机に向かっている間に、また随分人が減った気がする。 何処に逃げても、いや逃げると言う単語さえ 当てはまらない今の現実。
ここから消えた人達は何処へ行ったのか。 彼らの足跡はもう誰にも見えないのか。
そんな事を考えながら家を出た。
物騒は物騒なので親父が残したゴルフクラブの ドライバーを護身用に肩に担いで、鍵を掛ける]
生きてる奴いるのかね。
[自分以外全部死に絶えたのではと余計な想像力が 膨らんで、思わず身震いした]
(141) 2014/01/18(Sat) 22時半頃
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[空腹を訴えているが、まず最初に覗いたのは近くの家。 家族愛とは何か、人間の本能とは何かを書きたくなる 家族の家がそこにあった]
顔見ないうちに死んでるとか無いよな?
[顔なじみの情も相俟って、 自分が外に出掛ける理由の一つにはなっていた]
留守か?
[人気が感じられず、嫌な予感もしたが、 勝手に入るのもまだ何となく憚られる。 空腹を満たす手段を探しながら散歩といこうかと 勝手知った街を歩き出した]
(142) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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[応接セットのテーブルに紅茶を置いてから、斜め掛けしてたかばんをソファに置いて、コートを脱いだ。 キャサリンがエアコン入れてくれたし。 簡単にたたむとかばんの横に置いて、ソファに座る。 アールグレイを一口飲んでから、かばんを開けた。 どれにしようかな。うん、これかな。 ちょっと考えて、取り出したのはメープル味のカロリーメイト]
……朝ごはん、食べた?
[包みを開けて頬張りながら、キャサリンを見た。 カロリーメイト、まだたくさんあるけど]
(143) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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もう湧いたの?
[リモコンが鳴らすピッという音に重なっていてもそれは聞こえた。>>140 ぱたぱたと足音を鳴らしてポットまで近付いて、 お湯とティーバックの混ざり合う光景にしばし目をやっていた]
もちろん。 わたしねぇ、あのソファーに座ってみたいって思ってたんだ。 高価そうじゃん。
(144) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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それにしても……。
[何かが足りない。 革張りのソファーの感触を楽しもうとする前にそのことについて考えてみたが、 なかなか浮かばないしデメテルはもう座ってしまっていたので、考えるのを、やめた。
エアコンは作動しているけれど、完全に温まるにはまだ遠い。 そう思ったからコートは脱がずにマフラーだけを外してソファの端に置いて座った]
まだ。 そもそも、最近食欲あんまりなくてさぁ……。 売店……病院の。そこから食べ物持ってきたんだけど手はつけてないの。
[だからデメテル>>143が出したカロリーメイトにも手は伸びなかった]
…………。
(145) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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[けど、何が足りないのか、カロリーメイトのおかげで思い至ることができた]
それ、美味しいけど、お茶菓子と呼ぶには何か違うと思う。 これとかどうかなぁ。
[告げて、ポケットから取り出したのは、まだ封も切っていないチョコレートの箱]
(146) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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あ〜あ。また店壊れてんなぁ。
[欲望と絶望を剥き出しにした人達によって 一部壊された店舗を見つけて溜息を吐く]
俺の原稿じゃ、まだこの店綺麗なままなのにな。
[また書き直しだ。 街に出る度に溜息が増えて困る]
失礼。
[そこはこの店を街を棄てて 何処に逃げたか判らない住人のいた痕跡のみ。
奥に入り込むと網膜に焼き付ける様に見渡した。 冷蔵庫を開けるとまだ傷んでいないパンもあって]
(147) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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折角なのでいただきます。
[食パン6斤入りの袋を手にすると、誰もいない空間に頭を下げた。 折角の最後になるかもしれない食事。 空の下で食べたいと自然足は公園へと向かう]
(148) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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きっと私たちが、この応接セットの最後のお客だね。
[座ってみたかったというキャサリンに笑って、ちょっと芝居がかった口調でどうぞ?とソファを勧めてみた。 もぐもぐとようやくありつけたメープル味のカロリーメイトを食べながら、キャサリンの好みはわからなかったから、かばんから一通り並べてみる。 チーズ味、フルーツ味、チョコレート味、ポテト味。 だけど、そのどれにもキャサリンの手は伸びなくて。 せっかく大盤振る舞いしてるのに]
食欲ないの? もう、ご飯を食べる機会だってそんな何回もないのに。
[まあ、最後の晩餐がカロリーメイトっていうのもなんだかなあという気はする。 最後……最後、かあ。 最後のご飯は、お兄ちゃんと一緒に食べたいなあ……]
(149) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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あ、チョコレートだ。
[ちょっとセンチメンタルな気分になっていたところで、キャサリンのポケットからチョコレートが出てきた]
え、いいの?
[チョコレートは好き。駅前広場で休憩する時、毎回コンビニで買うくらいには。 だけど、買い置きなんてものは家になかったから、持ってなかった。 もう手には入らないだろうし、カロリーメイトチョコレート味で我慢するしかないと思ってたから、うれしい]
(150) 2014/01/18(Sat) 23時頃
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――世界が終わる、か。
(151) 2014/01/18(Sat) 23時半頃
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吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
2014/01/18(Sat) 23時半頃
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/* 道連れ系の役職が多いし、8人だとあっという間に終わっちゃう? やっぱり狼減らして囁き狂人入れるべき?と悩んでいたら、芙蓉さん来た…! ありがとうございますありがとうございます。
(-33) 2014/01/18(Sat) 23時半頃
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[世界が終わる、らしい。]
……そうね。 私は。
[実感はない。それでも。]
(152) 2014/01/18(Sat) 23時半頃
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[どうぞ?とソファを勧められれば、こちらもお芝居の中のお嬢様みたいにしずしずと腰を落とした。>>149
よかった。ちゃんと楽しめてる。 もうすぐ終わる世界。 誰もかれもが皆平等に、死を待つだけの世界を]
そうだよねぇ……。 あれもこれも全部、最後の晩餐とか最後のデザートになるのに……残念。
[弱々しく苦笑いしながら、眼前の最後のカロリーメイト(フルーツ味)をつんつんつついてみた]
(153) 2014/01/18(Sat) 23時半頃
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もっちろん。
私が持ってても宝の持ち腐れになるだけだから。 ささっ、どうぞどうぞ、これを献上いたしますのでお受取りくださいませぇー
[またも芝居がかった動作で、チョコレートの箱をすすっとデメテルの方に押し出した**]
(154) 2014/01/18(Sat) 23時半頃
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吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
2014/01/18(Sat) 23時半頃
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―勤務先(肉まんあんまん手作りのお店)前―
……なんだい、この有り様は。
[店舗は見る影もなく破壊し尽くされていた。清掃を試みている店員もいたが、もうすぐ滅ぶこの世界で何をしていけるのかと、女は諦めの表情を浮かべた]
何個かだけでも、蒸せないかなぁ。
[調理器具の点検を始めるが、しばらくしてそれも無意味だと気づいてしまう]
(155) 2014/01/18(Sat) 23時半頃
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世界が終わるから。 私、ケーキがいっぱい食べたかったんだ。 だけど、店がやってなくて。
[最後のデザート、というキャサリンの言葉に思い出して、私はそんなことを言う。 休み時間、直前の授業で出た宿題を片付けながら、小耳に挟んでいたクラスメートたちの会話。 評判のケーキ屋の話。行ってみたかったけど、閉まってた。 キャサリンは、行ったことあるのかな]
でも、チョコレートも好きなんだ。 だから、うれしい。 ありがとう。
[コートを脱いだ時にマフラーもはずしちゃったから、口元を隠すものは何もない。 口元を緩めて、芝居がかった調子で押し出されたチョコレートを受け取った]
……もったいないね。
[早速ひとつ口に入れながら、呟く。 美味しいのに。美味しいものが、目の前にあるのに、食べたくない。食べられないなんて]
(156) 2014/01/19(Sun) 00時頃
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