78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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/* きゅ? 見せてくれないのね?
きゅぅー。
(-3) 2012/02/11(Sat) 03時頃
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[消えろという男を黙って睨みつける。 させない。 誰か傷つけることなんて、させない。]
――、――騒々しい男は、嫌われるわよ。
[強がりを言いながら、立ち上がろうとしたけれど。]
(36) 2012/02/11(Sat) 03時頃
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ドゴォォォォォォォォォォォォン!!!!!!
(37) 2012/02/11(Sat) 03時頃
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きゃあぁぁぁぁぁーーーー!!!
(38) 2012/02/11(Sat) 03時頃
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[真下からすごい力で突き飛ばされるように跳ね上がって、 どさりと空中要塞《EDEN》の上に落下した。]
は、ぅ……んん……。
[重力のまま、全身を強く打ち付けて気が遠く―……]
だ、め……オネ、ガイ。
[祈るように言葉を零して、意識を手放した。**]
(39) 2012/02/11(Sat) 03時頃
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/* うん? ゆーべはなんか言ってるなあとてけとーに読み飛ばしたんだけど つまり150年前の原因がそのときの観測者《ホロウ・スコルプス》なの?
うーん。まあいいか。気にすることではない。アタシのことじゃないし。
(-6) 2012/02/11(Sat) 21時頃
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― 空中要塞《EDEN》 ―
[ヤニクは、逃げられただろうか。 そんな心配をする間もなく手から零れた意識。
意識の中の虚の空間に、 過去の世界の観測者《ホロウ・スコルプス》の記憶が、点々と光っていて―。 連綿と続くそれぞれの記憶の光の中で、一際昏いものがあった。
―150年前の記憶。
紐解けば、それはただひたすらに、”後悔”の言葉しか見えない。 星刻図に現れたよくない兆し>>8を妄信し、それを排除せんとし… 氷血の日蝕《アイスブラッディー・イクリプス》を引き起こす原因>>6:185となってしまった。
他に方法を考えるべきだったのだ。 けれど、手助けを求めた鳳凰にそれを断られ>>48、 途方にくれた彼女に出来たことは…単純にその災厄の種をどこかへ隠し去るという幼稚なこと。]
(103) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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[コトが大きくなってしまったことに、彼女はひたすら自身の行動を悔いた。 悔いて悔いて悔いて。最後には自分の殻にこもって外に出なくなった。 そのときにこもったのが、六極の泉《ラキ・ユニヴァー》だ。
自分の全てをかけて祈りをささげ― (実際それがどう影響したのかは本人にもわからないけれど、) 氷血の日蝕《アイスブラッディー・イクリプス》が収まったとき、 世界の観測者《ホロウ・スコルプス》はその星命《イノチ》を燃やし尽くして、神のもとに召された。 それが、真実。
彼女が救った逸話は、当時の星詠みの使徒《スコルピオン》が言い始め、残っただけのこと。
氷血の日蝕《アイスブラッディー・イクリプス》が 予期していた災厄と比べて大きかったのか否かは今となってはわからない。 ただ記憶に残っているのは、後悔の念しかないからだ。]
(105) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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[なんてことは、ハーフの天使には直接関係しない過去の話。 世界の観測者《ホロウ・スコルプス》は同じ魂の生まれ変わりではなく、 あくまで記憶を引き継ぐだけ。
だからその時々で考えも想いも…性格も違う。 きっと150年前の彼女は、とても心配性で思い込んだら妄信してしまうタイプだったのだろう。
そして今の世界の観測者《ホロウ・スコルプス》はといえば… もしかしたらその記憶を垣間見ることがあったのならば、 なにか思うところはあるのかもしれない。]
(106) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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― 空中要塞《EDEN》 ―
[ぴくん、と指先が動いて、触れた土が小さな音を立てる。]
―――、―――ん。
[息を吸ったら一緒に土を吸い込んだ。]
げぇっっほ!!!っっ! ちょ…いったぁ……。
[咳き込んだらアバラの辺りが痛んだ。]
こんなときにあの子がいてくれたら…
[手を伸ばし、掌に星刻図を出す。 描き出される星命《イノチ》、強く光る中に探している力は…やっぱりなかった。]
(117) 2012/02/12(Sun) 01時頃
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んもぉ、誰が、治してくれるってのよ…。
[下にはすでに二人(ヤニクと飛雲)の気配はなかった。 逃げられたならいいけど、と思いながらがっくりと手を下ろして、 新たな大陸の源である泉へと這う様に近づいて、 水をと水の上に顔を出し――。]
うっそ!ちょ、ありえないし!!!! なんなのよっ!ムリムリ、超ムリ!
[水鏡に映ったのは、土がついて汚れた顔と、 くしゃくしゃに乱れた銀色。 指先を見れば、金色の爪がいくつが剥がれ落ちていた。]
ないし。ありえなすぎだし。 つか……次見つけたら、アイツ、マジぼこる!!
[何度も言うが。 それを口にしているのは愛とマゴコロの天使である。]
(118) 2012/02/12(Sun) 01時頃
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帰って直さなきゃ…。 あーあ、スカート破れちゃったし…。
[それはきっと、這って移動したからだろうけれど。 とにもかくにも、このまま誰かに会うなんてまず考えられない。
しかし、帰るにしても、どこへ?と。 自分の家はネオ=イルーナが壊滅した時点でなくなってしまった。 残るは、飛び出してきた実家…王都だけ。]
えー…。
[すごい勢いで渋った。 今更どの面で帰るのかと。 しかし、背に腹はかえられない。
むっとしながらも、その選択をせざるをえなかった。]
(120) 2012/02/12(Sun) 01時半頃
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ああ、でも。 その前に、ここ……。
[せっかくの新しい”可能性”を、いない間に奪われでもしたらと思うと 容易にここを離れてはいけない気がした。 ポケットに入れていた奇跡の結晶、星の芽《テュケイロン》。 試行錯誤している間に、これがきっとこの大陸の鍵なのだと気付いていた。 これがなければ、この大陸は機能しない。]
これ持ってたら、平気かな…。 ごめんね、北極星《シメオン》、南極星《セレスト》。 コレ借りていくわ。
[星十字《アスタリスク》に手を合わせ、泉に手を入れる。 ぐるりと手を回しそこに転移の扉を作ると、落ちるように飛び込んだ。]
(121) 2012/02/12(Sun) 01時半頃
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― 王都のはずだったが違ったらしい ―
きゃっ!
[転移術なんてはじめて使った。 記憶に記されている一例を真似てやったつもりだけど… 地面から1mほど宙に出てきて、声を上げながら落ちた。]
いたたた……ぁ。
[尻を押さえる。 いい加減翼の使い方をちゃんと覚えるべきだと思っても後の祭。 あたりを見回しながら、どうも王都ではなくその外らしいと気付いたとき、 なにかざわざわしたものを感じて、顔を上げた。 目に入ったのは、大鎌《サイス》を振る弟と、巨大な電子人《ロボット》]
え…なに? アンタ、何で戦ってるの?
[自分の顔が汚れてるのもうっかり忘れて、声を上げた。]
(123) 2012/02/12(Sun) 02時頃
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はぁ? 成り行きって…無闇に傷つけるのはやめ…
[怪訝そうにいいながら、弟が対峙している相手を見る。]
――――、―――。
[鋼鉄の天女―電子人《ロボット》に息を飲んで。 でもそこに背負った因果《カナシミ》に誰かと面影をダブらせる。]
あんときの、おばちゃん…?
[何度かすれ違い程度で顔を合わせたことはあるが結局名前は知らないし、 最初に見たときとはかなり別物になってしまっているけど。]
(127) 2012/02/12(Sun) 02時半頃
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わかった。 還してあげれば、いいのね。
[彼女に何があったのかはわからない。 けれど、抱えた因果《カナシミ》が癒えれば…。 それを想って、弓を引く動作をした。]
どうか、想いが届きますように。
――浄魂の詩《ラヴァーズ・コンチェルト》
[放たれる一本の矢は淡い紅色。 まっすぐに鋼鉄の天女へ向かっていく。 当たっても痛みを生まぬ矢は、因果《カナシミ》を融かすもの。
そしてもう一度弓を引けば小さな淡い紅色の矢が、 青い桃花を桃色に染めていく。]
(128) 2012/02/12(Sun) 02時半頃
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/* 遅くまでごめんよぅ。 せめて主賓は丁重に送ろうかと思って、考えてしまった…。
(-19) 2012/02/12(Sun) 02時半頃
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―――。
[誓いをと問う弟をちらと見て、 彼は彼で彼女のことを知っているのかと思った。
救いたいという想いは同じだ。 だからこくりと頷いて、鋼鉄天女《ドール》を見た。]
お説教?へえ、アタシも聞きたいなあ。
[もちろん、自分が説教を受けるという視点ではない。 けれど、あまり言葉を交わしたことのない彼女が どんな説教をするのか見てみたいのは事実で。]
だから、その悲しみに―癒し《アイ》を。
[青から桃色へ変わっていく桃花に目を移し、 舞ってきた花びらを受け止めて、口付けた**。]
(132) 2012/02/12(Sun) 04時頃
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[鋼鉄の乙女はしぶとかった…いや、それとも。 とにかく、浄化を耐えた挙句に見覚えのある筋者を呼び出して、 王都に向かって放出した、その一連の動きは…複雑な思いで見るしかなかった。
まだ―弱い。 まだ――、足りない。 まだ―――、まだ。
ふ、と黙りこんで、凶運の男が飛んでいった方向を見る。 眸は珍しく深刻さを見せていた。
しかし焦りはしなかった。 風雲焦がす聖火の城壁《Blaze Wall》があることは知らないけれど、 もっと強い存在がいるのを知っていたから。 …と、それよりも。]
あいつ…っ! マジ痛かったんだから!絶対ぶっ飛ばす!
[飛んでいった筋者に向かって、むきになった。]
(202) 2012/02/12(Sun) 22時半頃
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[それから、再び鋼鉄の乙女を見て、]
幻想、ね。 じゃあ、そういう言い回しはしない。 理想を抱かない者には、未来だってやってこないものよ。
それとも…その悲しみが大きすぎて、未来も見えないかしら。
[言いながら、再度見えぬ弓に矢を番えるモーション。 指は矢尻を握ったまま、先に向けた浄化の力―救いの手の行方を見据えた。]
(203) 2012/02/12(Sun) 22時半頃
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/* やっぱふくちゃんはふくちゃんだわ…愛してる。
(-38) 2012/02/12(Sun) 22時半頃
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/* そんなに復活したいのか、弟よ…。
(-43) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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―――、っ。
[いい夢を。 その声に、弓をひき絞る手が震える。 打ち付けた肋の辺りが、また痛みはじめた。]
本当に、イイ夢ならありがたいところだけど… いやぁな予感がする…
[何かを計算しているような声に、眉をひそめた]
(238) 2012/02/12(Sun) 23時頃
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――、。
[回るリールが一つずつ止まっていくのに、 ごくりと唾を飲み込んだ。
ずきずきと痛む身体が、 もう弓を構えているのが限界だと訴えている。]
(252) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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/* はあ……………。 明日からはちゃんとコミット進行にしよう。
(-47) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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/* あー、1週間とか、あれだよな。 その間にやっておきたい絡みとかやりにくいよねー。
ほんと、なんで1週間なんだろ…意図が、わからないから、なんともなあ。
(-48) 2012/02/12(Sun) 23時半頃
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/* 低空飛行なのが水没しそうだ。 やばい。
(-50) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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うる、さい。
[言い返したら、肋がずきりと痛んだ。 落ち着こうとして大きく息をすっても…然り。]
ぎゃく、よ。 楽にしてあげんのは…アタシ。
アンタの背負った因果《カナシミ》は… 傷ついたこの星には、ちょっと重荷なのよね…。
(263) 2012/02/13(Mon) 00時頃
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[隣でなにか言っている声が聞こえる。 しかし、痛みの方に神経がいってしまって聞こえない。]
うるさい。 アンタは黙ってて…。
[目を向けず、弟へ言い捨てて、]
素敵でしょ? 最後にイイモノ見れてよかったじゃない。 さあ、そろそろ…楽に、してあげる。
[そして、絞りに絞った矢を――放した。]
(299) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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[弟の手が触れたのは矢を手放す直前。]
ばか!なにしてんのよ! じゃま、しないで!
[なにを入れようとしているのか。 何を言っているのか、わからない。 集中が切れないようにするのが精一杯だから。]
―うるせえ。盛って悪いか。 だまれ、チビ。
[Bか、といわれてこめかみに怒筋。
―ぶっ殺す。
矢を放ったときに思っていたのは…そんなこと。**]
(304) 2012/02/13(Mon) 00時半頃
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