65 In Vitro Veritas
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― スタッフルーム ― >>6:94>>6:95
[立ち去ろうとしたとき、床に崩れる音がした。 立ち止まり、振り返る。
赤毛の顔は、もう、血や涙やそのコップの水に濡れていて、 微か眉を寄せる。
閉じられた瞼を見たとき、もう、死ぬのだと思った。 それを見て持っていた麻紐はポケットにしまうけど…。]
――……おれは、なんだ?
[生きている声が聞こえ、その傍にしゃがみ込んだ。話は聴くと…。 それでも笑んだ唇を見て、空気音のつむぐ声首を傾げるが、なぜか言いたいことは伝わって…。]
そうか。
(2) 2011/10/06(Thu) 10時頃
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何か、してほしいことはあるか?
[それでも握られているだろうボール。それはあの時投げていた布玉ではなくて、イワセの持っていたもの。]
もう、それを投げて遊ぶのは無理か……。
[その返事はあっただろうか。 少し話せたら話しただろうし、願いがあれば訊くだろう。仲間として。
また眠ったように感じれば、とどめはささずにその場を立ち去る。]
(3) 2011/10/06(Thu) 10時半頃
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― B2階へ ― [階下に降りると、そこにまた倒れている遺体が増えていた。リーネのオリジナルとわかれば、それは、ニックがやったのだろうと思った。]
ニック……もう、止まらない ん だな。
[彼はきっと、自分がセシルを殺さないとわかれば、彼に手をかけようとするだろう。 それは阻止しなければならない。
なぜなら、オリジナルを失ったクローンの価値はなくなる、からだ。]
いや、それだけじゃない な。
[考えてから、呟く。 彼をセシルを殺さない理由、それは、
彼から学びたいことがまだある からだ。 本当は、ヴァイオリンが一番学びたかったけれど、あれはすぐにできるものじゃないこと、コーダは感覚でわかっている。 そのほかにも、元の世界に帰るつもりなどないコーダは、彼の世界、ソリテスのことをもっと知りたかった。
きっとそれを教えてくれるのはセシルしかいないから…。]
(4) 2011/10/06(Thu) 10時半頃
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[そして、本当はもう一つ、理由がある。 だけれども、それはコーダ自身も気が付いていない。]
(*0) 2011/10/06(Thu) 10時半頃
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――……俺が、オリジナルの世界で生きていけるようになるなら、 もう、いらないし……?
[そう、口に出して呟いたけれど、 でも、少し、引っかかる。
何かが引っかかって、何度か瞬いて考えるけれど、形にならない。 ただ、いまは、彼は必要なのだから、生かしておかねばと思う。 それをニックが殺そうとするなら……。迷いなく、彼は自分を選ぶだろう。自分であるものは殺させない。
殺すのは自分だと、もう一度告げるだろう。]
(5) 2011/10/06(Thu) 10時半頃
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― リーネの元へ ―
[そして、セシルと入れ替わるように、リーネの姿を見つける。 セシルとは、すれ違ったかもしれないが、そのときには、もう話はしなかった。
ただ、そこに青ざめて立ち尽くしているリーネに気が付けば、寄って……]
どうしたの?
[セシルと同じ掠れた声が優しく、リーネに話しかけるだろう。 ただ、セシルと違い、コーダは、リーネの願いは聞き入れることができる。]
(6) 2011/10/06(Thu) 10時半頃
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[そう、さっき、リーネのオリジナルは壊れてしまっていたから…。 強く生きる気がないのなら……。
価値のないクローンは、壊してあげる。 それに戸惑いはない。]
(7) 2011/10/06(Thu) 10時半頃
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わかった、 リーネ……君を
壊してあげるね?
[その頭を撫でて抱き寄せ、耳元でそうつぶやいた。 飴色の、セシルの同じ髪がリーネの頬を擽っただろう。願いをきいてあげるよ、と言った彼女の表情はどうだっただろう。 優しい指は、髪から後ろの首に回り、その細い首筋をなぞってから…。もう片手を宛がうと、徐々に締め付けていく…。]
(8) 2011/10/06(Thu) 10時半頃
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[手に込める力は表情とは裏腹、優しい顔で、両手はその首を絞め、親指は顎の下の薄い皮膚を突き破るように押し上げた。
宙にすっかり浮いたリーネの身体が何度か痙攣する。それは、イワセのときと一緒だと冷静に思いながら…。やがてその動きが完全に止まれば、力を緩めた。]
どう、これでいい?
[もう口をきかないリーネ。だらしなく開いた口からは、唾液が流れ、その身体はどんどん冷たくなっていく。]
ああ、うん、わかったよ。
[それは、どう聴いたのか、ただの幻聴なのか、きっとコーダ自身の幻聴だったかもしれないけれど。 何かつぶやくと、リーネの身体を抱き上げる。]
(9) 2011/10/06(Thu) 11時頃
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― 牧野の遺体の元へ ―
[運ぶのは、さっき見たリーネのオリジナルの元、 そして、その身体をオリジナルの横に寝かせた。]
これで、いいんだよね。 いっしょ、がいいって、言ったよね?
[それは、きっと幻聴。 もしくは、どこか、コーダ自身の深層心理であったこと、コーダ自身は気が付いていない。
リーネの声がそう聞こえたから。 オリジナルといっしょがいい、
そう聞こえたから、そうしてあげたのだと…。]
おやすみ
[そして、リーネの口と瞼も綺麗を閉じた。**]
(10) 2011/10/06(Thu) 11時頃
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セシルは、コーダは満足すると、またどこかへ**
2011/10/06(Thu) 11時頃
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