261 甘き死よ、来たれ
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――う、ぁ
[メリーを投げられると、身体が宙に浮く感覚に受け取ることはできずに、ぬいぐるみが地に落ちた瞬間、叩きつけられたような痛みに蹲る。 少しだけ呻くも、這いずってメリーを抱き抱えると]
わからない、けれど―――
[何なのかと問われれば私自身も理解は追いつかない。] ……ありがとう。
[返してくれたことへの礼を告げ、弱い笑みを浮かべて、目的であった食糧も水も得ることなく、覚束無い足取りでシェルターの外へ向かおうと。
これ以上の醜態を見せてしまったら、殺されてしまうだろうから、せめて最後に、クリスマスを、やり直したいと思ったのだ。 彼が追ってくることがなければ、 そのまま鈍足で荒廃した街を歩く。*]
(66) 2016/12/16(Fri) 18時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/16(Fri) 18時半頃
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/* やばい、そろそろ〆に入りたいくらいネタがない。 まだ19時なってないぞ! 5時間あるぞ!!
(-21) 2016/12/16(Fri) 19時頃
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アイリスは、トレイルに話の続きを促した。
2016/12/16(Fri) 19時頃
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/* 促しは毎回、文章を変えるような気持ちでいたけれど 冷くんとの接点なさすぎて変えられなかった……
(-22) 2016/12/16(Fri) 19時頃
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/* いいこと思いついたぞ!! 焼死しよう!!!
桜クリスマスツリーのとこは、みょんこさんたちがいるから そこで死にまくるのもなって思って別のとこ行こうと思うのです。
(-23) 2016/12/16(Fri) 19時半頃
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/* 本当に〆ができつつあるんだけど!w しかしあれだな、このままだとソロールで終わってしまうな。 春がいない……(しょぼん
(-24) 2016/12/16(Fri) 19時半頃
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/* >>0:24 この黒猫は私だ。
>>0:47 あいちゃんはその人に、自分をおくりたかったんだね。
>>0:67 私は、今でも変わらず 幸せなままです。
(-25) 2016/12/16(Fri) 19時半頃
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[エフは、私がどんな風に見えたのだろう。 少なくとも、この目の状態を見れば、 誰だって震駭するだろうけれど、 それにしても、動揺の仕方が酷かったな、なんて。 私はそんなに醜いかしら?
とろとろと落ちていく眼球は 片栗粉を濃く溶かした水のようだ。 ほろり落ちる水晶体は、コンタクトレンズのような 茶色の虹彩を持っていた。
不思議と、強い痛みは感じずに ひんやりとした掌に包まれているような感覚。
それもやがて溢れきってしまえば、眼窩の奥に 脈絡膜、視神経、いわば人の体内である 充血したピンク色が覗く。]
(80) 2016/12/16(Fri) 20時頃
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……私、もうすぐ死ぬの?
[それはそれでいいのかな、なんて、無価値な私は思う。 まだ無事な片目で、片目だけになったぬいぐるみの瞳を見つめる。 違和感は以前から、あったといえばあったし、 なかったといえばなかった。
強いて言うならば、 何故私は、大切な人に渡し損ねただけのプレゼントを こんなにも大事に持ち歩いているのだろう?]
(81) 2016/12/16(Fri) 20時頃
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晴は、私のこと、好きだったかしら……。
[自信がなくて、眉を下げる。 友人として、親友として、思い合っていたのは確かだけれど それ以上の想いを抱いてたのは、私だけなのかもしれない。
臆病だったから。想いを打ち明けることをしなかった。 眠る彼女の頬に口接けて、満足をしたふり。 本当は唇と唇を触れさせたかったし、 柔らかな肌に触れたかった、 彼女だけのものになりたかった。
真っ直ぐに瞳を見つめて、好きだって言いたかった。]
もう叶わないね。
[路地裏の猫は、時折撫でてくれる彼女を想う。 正体を隠したままで、喉を鳴らして、擦り寄った。]
(82) 2016/12/16(Fri) 20時頃
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貴女のものになりたかったなぁ。
[拾って欲しかった。 飼い猫になって、貴女のそばにいたかったな。 ずっとずっと、一緒にいたかったな。
過去形の願望を抱いては、すべてが打ち砕かれていく。]
メリー、メリー。
[こぽりと、右腕の一部と肩の付け根が隆起して、肉が露出する。 ぬいぐるみの綿がはみ出している部分と、おんなじ。
不思議と血は流れないが、右腕はだらりと力なくぶらさがる。]
(83) 2016/12/16(Fri) 20時頃
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[手を繋ぐように、左手でぬいぐるみの手を持って 煌くイルミネーションを眺める。
本当はね、こんなふうに、デートスポットで リア充っていうのを、するつもりだったのよ。
恋人じゃないけれど、手を繋いで お酒を飲んでいい雰囲気になったら、 好きって、言いたかったの。
愛してるなんて、そんな言葉は まだあの時は言えなかったけれどね]
……あいしてる。
[貴女がいない今なら言えてしまう。 やっぱり私は、臆病者だ。]
(84) 2016/12/16(Fri) 20時頃
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[きらきら、きらきら。 イルミネーションが幻覚だということに気づかない。]
綺麗ね、そう思うでしょう?―――…藍。
[本当は、消えることのない、 ごうごうと燃え盛る炎の前で、 その赤を、見つめている。
私はメリー。 貴女に全てを捧げたかった、黒猫です。*]
(85) 2016/12/16(Fri) 20時頃
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/* ねこぢる!?ってなって ちょっと電波なやつかなと思って聴きに行ったら 綺麗な曲だった。 なんでねこぢるなの……
(-29) 2016/12/16(Fri) 21時頃
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/* やばいな、ここまでNPCを愛した子はあんまりいない。 全くいないわけじゃないけど、あんまりいない。
(-30) 2016/12/16(Fri) 21時頃
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/* 言い訳していい!? 私ね!春すっごいすきだったの!!ほんとに!! 晴→春に気持ちが移ろうなんて、素敵だなって思ってたの!!
>>>初 回 吊 り<<<
(-33) 2016/12/16(Fri) 21時頃
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/* みょんこさあああん、あああ めるちゃんそこを変わってくれ!! せつねえ!!
しかし、私は このあとにもみょんこさんの本気が見れると思っている。
この人は、すごい。
(-34) 2016/12/16(Fri) 21時頃
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/* 独りで逝き奴〜〜〜wwww
わたし!これ!! さみしいけど、縁故がないね!
(-35) 2016/12/16(Fri) 21時頃
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/* 陽菜子ちゃんがんばって!!応援してます!! 周りへのエンカウント率の低すぎる陽菜子ちゃんに 涙がちょちょ切れそう。
(-37) 2016/12/16(Fri) 21時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/16(Fri) 22時頃
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[幸い聴力は、衰えていなかった。 辛そうだね。ぽつりと聞こえた声に、>>105 私は少しの間を置いて、振り向く。]
……醜いでしょう?
[眼窩も剥き出しで、 隆起し肉が見えた箇所も幾つか。 けれどそれを隠そうとはせずに。
彼の顔を見たことは何度かある。]
(107) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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あなたは、冷くん?
[誰かが、彼の名をこっそり教えてくれたっけ。 私が彼に見惚れていた、なんて言われたけれど 別にそういう意味じゃない。 綺麗な顔立ちだと、感心していただけだから。]
……辛そうに見える? そうね、でもそんなことないの。
[どちらともつかぬ言葉を紡いで、 細める眸は片側だけ。]
(108) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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よかったら、聞いてくれるかしら。 私の――…
[ゆいごん、と、言おうとしたけれど よく考えたら、生きている人に 何かを伝え損ねた相手などいただろうか。]
そうね、私のちょっとした、気持ち。
[口許に笑みを添え、失われた目に触れる]
後悔がない死を 迎えて欲しいの。 無茶な話かも知れない、けど
幸せを感じて死ねたら、すてきよね。
[彼に語りかけるというよりも、独白のように。 私は、――おそらくそれが、叶うから。*]
(109) 2016/12/16(Fri) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/16(Fri) 22時半頃
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美人? ふふ、当たり前のこと言うのね。
……なんて少し前までは言ってたでしょうけど
[けど、と言葉は止めたけれど 彼の本音ならばそれは嬉しいことだと>>115、また相好を崩す。]
知っていてくれたのね。だけど残念。 藍は、こっち。
[と、片腕に抱いたぬいぐるみを示して]
私はメリー。
[冗談めかしたり、嘘をついている態はなく、告げる。]
(120) 2016/12/16(Fri) 23時頃
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……うん。 つらくもない、くるしくもない。
冷くん、最期にそう言ってくれて、うれしい。
[藍は、メリーは、どちらも幸せだから 名前のことは気にならないし、
よかった。
その言葉で、生きていたことを肯定された気持ち。 とても晴れやかに笑った。]
……じゃあね。 声、かけてくれて、ありがと。
[まるで明日も会えるような、そんな所作で手を振って 冷に、静かに背を向けた*]
(121) 2016/12/16(Fri) 23時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/16(Fri) 23時頃
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/* めっちゃもろたwwww
(-41) 2016/12/16(Fri) 23時頃
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アイリスは、トレイルに感謝し、炎を見つめる。
2016/12/16(Fri) 23時頃
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/* もしもし、私メリーさん。 今あなたの後ろにいるの。
さんをつけるとやばいなこれw
(-42) 2016/12/16(Fri) 23時頃
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[焔という名のイルミネーションを眺め 少しの思案。
「あいちゃんはその人に、 自分をおくりたかったんだね。」>>0:47
……みょんこさんは、すごいなって。
そう、黒猫は私だ。>>0:24
どうしてわかったのかしらね。
くすりと笑みを浮かべて、 夕空に舞い上がる炎を眺め、
ぬいぐるみをきつく抱きしめる。 ああ、少しだけ苦しいなって、腕を緩めた。]
(125) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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[人格移入型 精神性身損傷症。
もしこの世界に医者がいて、医学が更に進んでいたら。 感染症というよりは、精神病の一種として そんな病名をつけていたかもしれない。
人格が無機物に入り込んだ結果、 無機物の破損が、身体の損傷を起こす いわば、思い込みで自らの身体を破壊する異常な状態。]
(126) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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[感覚がないとは言え、身体が酷く傷ついているせいか、 ぼんやりとした意識は幸福な幻覚を視せた。
記憶は、過去ではなく今、ここにある。 晴と過ごした日々は手を伸ばせばすぐそこに。
私は、今でも変わらず 幸せなままです。>>0:67]
(127) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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[だけど、貴女は隣にいないの。]
(128) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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[終わりにしよう。 黒猫のぬいぐるみを、火の中に投げ込んだ。
ぬいぐるみはすぐに炎に呑まれ]
―――あ、……
[燃え盛る場所からは離れているのに 産毛が焼けて、私の肌は爛れ、やがて炎に包まれる。 肉の焼ける匂いは、異臭を放ち]
ぁ……ぅ、あ……
[呻き声もすぐに消える。 口から喉に熱が入り、呼吸をすれど肺に酸素は入らない。
やがて、やがてすべてが燃え尽きて 焼死死体は、骨と焼け焦げたわずかな肉を残して、 ごろり、と転がり、何も語らない。**]
(129) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/16(Fri) 23時半頃
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