159 せかいのおわるひに。
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[キャサリンの手をとって、オクラホマミキサーを踊る。 イケメン男子、イケメン男子……と考えてたら、男子という年齢ではないけど、少なくとも女性ではない人の姿に気がついた。 くるりと回りながら、マフラーの下で私はぽかんと口を開ける]
ねえ、あの、運動場の真ん中に立ってるのって……。
[踊るのはやめないまま、キャサリンに話しかけた。 もしかしなくても、あれは]
錠先生?
(0) 2014/01/22(Wed) 00時頃
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こんな曲だったっけ?
[うろ覚えだというキャサリンに、ちゃんちゃちゃんちゃちゃんちゃちゃん♪なんて私もうろ覚えのメロディを口ずさんでみる。音痴ではないと思うけど、なにしろうろ覚えなのでちょっと怪しい]
ふふっ、ありがと。
[私と踊るのが嫌ってことじゃない。その言葉に、私はマフラーの下で口元を緩めた。 私と違って、キャサリンには友達だっていっぱいいるだろうに。 世界の終わる日に、大して親しくもなかった私と二人、こんなところで踊ってる。 それが嫌じゃないと言ってもらえるのは、ちょっとうれしかった]
(10) 2014/01/22(Wed) 00時半頃
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[ちょうどまたターンのタイミング。くるりと回るとぽかんと口を開けるキャサリンの顔が、目に入った。 うん、やっぱり見間違いなんかじゃないらしい]
錠先生――――!
[踊るのをやめないまま、声をかけた。 先生に、私たちはどう見えてるんだろう。 大して仲のよかったわけでもない受け持っていた教え子たち。片方はひたすら勉強しかしていなかった優等生で、もう片方は病気で休みがちだった生徒。 そんな取り合わせが、世界の終わる日に、こんなところで踊ってる]
こんにちは――――!
[そんなことを思いながら、私はやっぱり踊り続ける。 キャサリンの息が切れないかは、ちょっと気を使ったけど]
(12) 2014/01/22(Wed) 00時半頃
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[声をかけると、人影はこちらに向かって走ってきた。うん、間違いなく担任の錠先生だ。 こんなところで? うん、私たち、何してるんだろう?]
えっと、職員室でお茶をいただこうと思って。 それで……。
[キャサリンに会って、「面白いこと」を手伝うことになって、そうしたら、キャサリンが原稿を消すって言って……]
……思い出の埋葬に来たんです。
[ぽろっと自分でも思ってもみなかった言葉が出てきた。 そうなの? そうだったの、かな]
隕石なんかに消されちゃう前に、私たちで消そうって。 それで、キャンプファイヤーできたから、踊ってるんです。
[うん、我ながら、よくわからない]
(16) 2014/01/22(Wed) 01時頃
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えっ。
[名前を呼ばれた。とてもとてもよく知ってる声がした。 錠先生に返事しながらでも止まらなかったステップが、止まってしまう。 フォークダンスは、終わった]
お兄ちゃん!?
[どこどこ、ときょろきょろと辺りを見回す。 校舎の方とは方角が違う。大丈夫だとは思うけど、声を聞いたら気持ちばかりが焦った]
お兄ちゃん、どこぉ――――っ!?
(20) 2014/01/22(Wed) 01時頃
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[お兄ちゃんから返事が届いた。門のところ。目を凝らす]
キャサリン、先生、ごめん!
[話がまだ途中なのを謝って、私は弾かれたように門に向かって走り出す。 ああ、私、お兄ちゃん探すって言ったのに。 探して、会いに行くって言ったのに。 お兄ちゃんの方が来てくれた。会いに来てくれた]
お兄ちゃん!!
[門の前に立っているお兄ちゃんとビクター。 お兄ちゃんがバランスを崩さないように、杖を持っていない方、ビクターのハーネスを持っている方の腕に飛びついた]
(27) 2014/01/22(Wed) 01時半頃
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うん、やっと会えた。 お兄ちゃん、会いに来てくれて、ありがとう。
[ぎゅっと腕に抱きついて、お兄ちゃんの顔を見上げた。世界が終わる前に、間に合った。ちゃんと会えた。 けど、見上げたお兄ちゃんの顔には、うっすらと傷があって、私は眉を寄せる]
お兄ちゃん、怪我してる。 どうしたの?
[またあの人たちが何かしたんだろうか。私が思い通りにならなかったから。 あの人たちは、自分の思い通りにならないと、私やお兄ちゃんに八つ当たりする。そのことは、よく知ってた。 私のせいなのかな]
もう痛くない? ごめんね。
[足元では、ビクターがバサバサとしっぽを振ってる。お仕事中はあまり構っちゃ駄目だから、頭をぽんぽんと軽く叩いた]
ビクターもありがと。
(33) 2014/01/22(Wed) 01時半頃
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フランクさんが?
[お兄ちゃんと仲のいい、ご近所さん。驚くと同時に納得する。 お兄ちゃんが一人でここまで来るなんて、現実的じゃない。電話をした時点で、お兄ちゃんは現在地がわからないくらいだったんだし]
そっか。フランクさんにも後でお礼を言わなくちゃ。
[そんな話をしていたら、火事のことを心配されて、うっと私は言葉に詰まる。 困ったな。なんて説明しよう]
怪我は全然ないよ。私は大丈夫。火傷も、してない。 あのね、この火事……私が、やったんだ。
[後悔してないけど、ちょっとばつが悪い。声が小さくなってしまう]
(37) 2014/01/22(Wed) 02時頃
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亡くなってる人がいて。でも、どうしてあげることもできないから、せめて火葬しようと思って。 それなら、隕石に消されちゃう前に、学校も全部私の手で葬っちゃおうって思って。 だから、火をつけたの。
[わかってもらえるかわからない。私も、自分の気持ちをうまく言葉で説明できない。 自信がなくなって、お兄ちゃんの腕に抱きつく私の腕の力が緩む。 結局両腕は、力なく垂らされることになった。 おずおずと上目遣いでお兄ちゃんの顔をうかがう]
お、怒る?
(38) 2014/01/22(Wed) 02時頃
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[お兄ちゃんは、嘘が下手だ。 自分で料理しようとしただけ、なんて。 内容といい、声の調子といい、もうちょっとなんとかならないかってくらい下手だった。 それが、お兄ちゃんのいいところなんだけど]
痛くないなら、いいんだ。
[私から隠そうとする、都合の悪いこと。やっぱり、私が出て行った後、あの人たちは荒れたんだろう。 お兄ちゃんに悪いことをしてしまった。心がちくんと痛むけど、お兄ちゃんが隠そうとしてることをわざわざ追求したりはしない。
そう、思い込んで。 私は、お兄ちゃんが本当に隠そうとしていることには、気づかないままだった**]
(40) 2014/01/22(Wed) 02時頃
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―少し前・運動場―
あたっ。 え、えへへ。やっぱり駄目でした?
[ぺちんとおでこを叩かれて、反射的に変な声が出た。 真摯に説明しても、やっぱり駄目だったらしい。誤魔化すような笑みを浮かべつつ、でも私はやっぱり反省も後悔もしてなかった。 というか、両親以外の人に叱られるのなんて、どれくらいぶりだろう。思い出せない]
先生、担任してる生徒の名前をうろ覚えなんて酷いです。
[キャサリンは私をかばってくれた。今更、私の評価なんてどうでもいいのに。 どうでもいいけど、キャサリンの気持ちはうれしい。 そしてキャサリンの名前を自信無げに呼ぶ先生は酷いと思う。 マフラーで口元は隠したまま、私は先生を軽くにらんだ]
(50) 2014/01/22(Wed) 22時頃
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―現在・門のところ―
[先生は、こんな日にどうして学校に来たんだろう。そんな疑問は、だけどお兄ちゃんの呼ぶ声にどこかにいっちゃった。 キャサリンと先生に断って、お兄ちゃんのところに行って、自分がやらかしたことを白状する。 お兄ちゃん、怒るかな。 反省も後悔もしてないけど、先生に叱られたって、わあ叱られた、新鮮、くらいの感想だったけど、お兄ちゃんに怒られるのは、ちょっと、困る。 だけど]
……!
[お兄ちゃんは、頭を撫でてくれた。いつも通りの、優しい手で。 お兄ちゃんは、怒ってなかった]
うれしい……? お兄ちゃん、さすがにそれは、ちょっと変だよ。
[くすりと笑うお兄ちゃんに、私も思わず笑ってしまう]
(53) 2014/01/22(Wed) 22時頃
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私ね、我慢しないで、やりたいことやろうって思ったの。 そうしたら、こんなことになっちゃった。
[そう言って、私は燃える学校を見つめる。自分がやったことの結果を見つめる]
あと、最期にやりたいこと、かあ……。 お兄ちゃんと一緒にいられたら、それでいいかなあ……。
(54) 2014/01/22(Wed) 22時頃
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[お兄ちゃんは、やりたいことはない? そう聞こうとしたら、お兄ちゃんに質問された。 私はこっくり頷く]
うん。ちゃんと火事だー!って知らせながら火をつけたし。 錠先生がいたけど、ちゃんと気づいて出てきてくれたよ。
[やりたいことだったけど、さすがに誰かを焼き殺すつもりなんかなかった。 そう言うと、お兄ちゃんはおろおろしはじめる]
フランクさん?
[それが、お兄ちゃんのやりたいこと? 私はまたこっくり頷く。お兄ちゃんに見えないのはわかってるけど、癖なんだから仕方ない]
うん、いいよ。 一緒に探そう。
[お兄ちゃんは私のお願いをかなえてくれた。 今度は、私がお兄ちゃんのお願いをかなえる番だ]
(55) 2014/01/22(Wed) 22時頃
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/* お兄ちゃんには地上で無事に会えたことだし、ちょっと行き過ぎたブラコン路線で行こうかなーと。 あくまでも家族愛ということで。
というか、お兄ちゃん片思いでフランクさん後追いして、狼が誰か襲撃したら、村終わる…?
(-16) 2014/01/22(Wed) 22時半頃
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/* まあ、会えないまま先に墓落ちしてたら、ばりばり恋愛感情抱いてる設定のつもりだったんですけどねw 寝てるお兄ちゃんにこっそりキスくらいは考えてましたねw
しかしキャサリンとどうして友達じゃなかったんだデメテル…親友ばりに仲いいように見えるよ…w 第一弾のセレストクラリッサを思い出してならない。
(-17) 2014/01/22(Wed) 22時半頃
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/* 賞金稼ぎかと思ったら、フランクさん狼かあw だったら襲撃発生しても、終わりませんねwww あ、もしかして、お兄ちゃんは後追いで落ちるだろうと踏んで、私襲撃で兄妹殺し? ふおお。
(-18) 2014/01/22(Wed) 22時半頃
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うん。
[お兄ちゃんの言葉に、またこっくりと私は頷いた。 キャサリンがお兄ちゃんに会いたがっていたことは覚えてた。だけど、お兄ちゃんは本当に心配そうで、その原因は私が学校に火をつけたせいで、だからそっちを優先すべきだ。 フランクさんが見つかったら、キャサリンにお兄ちゃんを紹介しよう]
謝らなくていいんだよ。 だったら私も、探しに来てくれたこと、謝らなくちゃいけなくなっちゃう。
[探しに行くっていったのに、探しに来てくれたのはお兄ちゃん。 お兄ちゃんは火事で心配してて、その火事を起こしたのは私。 私の方が、謝らなきゃいけないことがいっぱいだ。 すぐ謝るお兄ちゃんを、めっ、とたしなめながら]
ここで別れたの? どっちの方に行ったか、お兄ちゃん、わかる?
[お兄ちゃんは見えない分、気配には聡い。 フランクさんがどっちに向かったのかわかるか尋ねながら、歩き出そうとした]
(66) 2014/01/22(Wed) 22時半頃
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そっか。
[火事で、慌ててただろうに、フランクさんはお兄ちゃんにずいぶん気を使ってくれたらしい。 会えたら、色々お礼を言わなくちゃ]
運動場の方に来てたら気づいたと思うんだ。 だから、反対の方かな。 ……!?
[あてずっぽうで歩き出すお兄ちゃんについていくように、歩き出した時。 今何か、鈍い、声みたいなのが。 思わずお兄ちゃんの方を見る。 お兄ちゃんにも、聞こえたみたいだった]
(71) 2014/01/22(Wed) 23時頃
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/* お兄ちゃん、ゴルフのドライバーはポケットには入らないよ…!
(-26) 2014/01/22(Wed) 23時半頃
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[お兄ちゃんの手が、杖を落とす。杖を失った手を、私はぎゅっと握り締めた]
う、うん。
[唇を噛み締めて、私は頷く。きっと気のせいだ。気のせいであってほしい。でないと……でないと。 フランクさんが、火事のせいで、危ない目にあったら。 つまり、それは私のせいなんだ。 だから、きっと大丈夫。大丈夫でないと、いけない]
たぶん、こっち。
[唇を噛んだまま、私は何かが聞こえた方へ歩き出した。 お兄ちゃんの歩調に合わせるのには、慣れてる]
(75) 2014/01/22(Wed) 23時半頃
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フランクさーん!
[お兄ちゃんの手を引いて、燃える校舎の崩壊には巻き込まれないように気をつけながら、歩く。 見えないお兄ちゃんの代わりに、なにも見落とさないように、きょろきょろしながら目を凝らして]
私はここですよー! 校舎の中も、もう誰もいませんよー!
(80) 2014/01/22(Wed) 23時半頃
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――――……!!
[そうして歩いて、私は、見つけてしまった。 一瞬でも見なかったことにしたいと思ってしまった私は最低だ。 口に出さなくても、息を飲んだ気配に、私が何か見つけたことなんてお兄ちゃんは気づくに決まってる。 見なかった振りをしたくなったのは、良く知る人の酷い姿を見たくなかったからなのか、自分の罪から目をそらしたかったからなのかは、自分でも良くわからない。 ビクターが吼える。その声に、思わず肩が跳ねた]
ふ、ふらんくさん。
[握ったお兄ちゃんの手を、思わずぎゅっと握り締める]
(85) 2014/01/23(Thu) 00時頃
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[お兄ちゃんに、手を振り払われた。 見えないお兄ちゃんが、フランクさんに駆け寄る。 それなのに、私は動けなかった]
わた、し。 私の、せい?
[私が我慢しなかったから。 私が、やりたい通りに、自由に振舞ったから。 だから、こんなことになったの?]
(92) 2014/01/23(Thu) 00時頃
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デメテルは、トレイルが硝子の破片を手にするのを、呆然と見つめた。動けない。何も言えない。
2014/01/23(Thu) 00時頃
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/* 14ptだから何も言えないんですよね(そういう意味じゃない
(-32) 2014/01/23(Thu) 00時頃
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