309 【誰歓】【飛び入り歓迎】学園の七不思議3
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[ その手助けができないのは歯痒いけれど。 君達ならきっと大丈夫だと。 暇を持て余した三年生は、 再び雪のグラウンドに降り立つと。 ]
消える魔球とか投げてみたいけど、 当たってもノーカウントなのかな?
[ 一人首を傾げながら。負けず嫌いの王子様は、 再戦に備えて雪合戦の練習に励んでいた。 ]**
(+3) 2021/01/02(Sat) 10時頃
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戻ってきたのか。
[ ーーー戻ってこれたのか……?
吹雪に包まれて白い世界になった。 そして次に目を開けたらそこはどうやら校舎前にいた。 戻ってきたと確信するには情報が足りない。 あの時は吹雪いていた。 今は綺麗な夕焼けだ。 振り返ると見え覚えのある合宿所。
手にあるソレらを見て。 夢ではなかったと戻る前のことを思い出し、
はーー。と息をつく。
ーーーー戻ってきたんだ。 ]
(+4) 2021/01/02(Sat) 16時頃
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前はあんな学校だったんだね。 みんなが無事に戻れますように。
[ 校舎の中に入り 壁に手を当てて改装前の先ほどまでいた学校を思う。 当時は子供達の元気な声で溢れていたんだろうな。 その様子を見ていた妖達がいてーーー。]
(+5) 2021/01/02(Sat) 16時頃
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オスカーは戻ってきている…よね? お風呂かな?
[ 彼女も一緒に戻ってきたはずだが どうやら姿は見えなかった。>>+0 戻ってきた場所が違うのか。 うんそうだきっとお風呂だ。雪合戦したし。汗かいたし。 僕も入りたい。 最後の理由が一番大きいがそうとなれば行動が早かった。]
(+6) 2021/01/02(Sat) 16時頃
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― 浴場 ―
ん、いいお湯……。 気持ちいい……ね。
[ ふ〜〜と大きく息を吐く、 チャプ……とお湯を手で掬ったり 白い湯気をのんびりと見つめて温泉を堪能する。 身体に温かさが浸透していく。 雪のように白く、滑らかな肌が 温泉でさらに磨かれたようだ。]
(+7) 2021/01/02(Sat) 16時半頃
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[ そうして静かな時間が過ぎた頃 ヨアヒム先生がやってきた>>+1 まさかオスカーに連れてこられたとは思いもせず 突然やってきた先生に驚き。]
先生の…えっち。
[ 赤く火照った躰を隠すように手で隠し ー(湯船に浸かったままであったが)ー 目を伏せ、恥ずかしそうに先生を見た。]
(+8) 2021/01/02(Sat) 16時半頃
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ふふふっ、冗談ですよ先生。 お背中流しますよ。
[ ヨアヒム先生の反応を見て満足し すぐに安心させるように先生に笑いかける。]
先生、無事で良かったです。 僕とオスカーも戻ってこれました。 もうすぐ皆も戻ってこれると思いますよ。 大丈夫です。 信じて待ちましょう。
(+9) 2021/01/02(Sat) 16時半頃
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そうだ先生、 ロビンがパウンドケーキの心配をしていましたよ。 どうしました?顔色がーーー… 僕にこっそり教えてください。 うん、うん、半分食べてしまった…。なるほど。 大丈夫ですよ先生。 半分残してくれてありがとうございます。
[ 半分残ってたよ……! そうロビンに心の中で呼びかけた。]
(+10) 2021/01/02(Sat) 16時半頃
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[ ほかほかぽかぽか 浴場を後にし心も体もほかほかだ。]
オスカーは……
[ 浴場には姿が無かったみたい。 んー、と思考を巡らせ彼女の性格なら もしかして……。と思うところへと向かった。]
(+11) 2021/01/02(Sat) 16時半頃
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消えたらカウントされないんじゃないかな?
[ オスカーの姿を探しグラウンドへ。 またもや完全防備の格好をし 今度は赤い運動帽が無いので雪と同化するレベルの白さだ。
もしかしたら雪合戦の練習に、 そう思えたのはオスカーの性格を考えた故だ。 予想通りのその姿が見えて、 おかえり。とふんわり微笑みを向ける。 そうして呟きが聞こえたならそう返事を返して>>+3]
(+12) 2021/01/02(Sat) 17時頃
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早速練習?熱心だね。 消える魔球は相手の視界から雪玉を消すんだよ。 会得できたらすごい必殺技になるよ。
でもねオスカー。 あの時の僕に向けた君の本気、覇気があったよ。 ソレを思い出して? あの時の君の闘志、すごくドキドキさせられたよ。 闘志を乗せた君の雪玉は鋭く重いんだ。
練習付き合うよ。 あの時の延長戦…するかい?
[ 誘うようにオスカーに微笑みかけた。**]
(+13) 2021/01/02(Sat) 17時頃
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[ 背にかかる声に振り向いて。>>+12 誰もいないと錯覚し、一瞬瞳を瞬かせた後。 雪と同化した完全武装に、小さく笑う。 ]
やっぱり? でも球が消えたら、みんな楽しんでくれるかな。
[ ただいま、と応えれば。 彼と同じ顔で微笑んで。 ]
おかえり、フェルゼ。 [ 彼も戻っていると聞いてはいたけれど。 実際に目で確かめられたなら、やはり安堵して。 ]
(+14) 2021/01/02(Sat) 17時半頃
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雪合戦。 付き合ってくれるの? なら、喜んで。
[ 相手としては、申し分ない。 弧を描く唇を向け、フェルゼ対峙すると。 雪玉を握った拳をぎゅっと強く握りしめ 大きく肩を揺らせば、
夕陽に照らされた二人分のシルエットが、 雪のグラウンドに踊った。 ]**
(+15) 2021/01/02(Sat) 17時半頃
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うん。だたいま。
[ オスカーの笑顔は人を安心させる効力があるね。>>+14 ふふっと笑って雪を手に取り雪玉を作りながら。]
見世物としては注目の的になっちゃうね?
んん?消える球…一発芸になりそうだね… 僕もそろそろ考えておかないと……。
[ 手に持った雪玉を眺めながら 何かできないか?といつになく険しい顔で考える。]
(+16) 2021/01/02(Sat) 18時半頃
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いいね、その表情。 僕も熱くなれそうだよ。
[ 対峙するオスカーに気分が高まる。]
雪玉は自分の手の平で包み込める位の 大きさがベストだよ。 僕は少し小さめなのかな。 手に馴染む感じで固すぎると滑るから 程よく固めて…と。 この加減が難しいよ。相手に当たった時も 痛すぎない固さが大事なんだ。 でも雪玉作ってる時って楽しいよね。
[ 自分流になってしまうがそんなアドバイスを はさみつつ]
(+17) 2021/01/02(Sat) 18時半頃
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消える魔球は理論上ではわかるんだ。 相手の視線から雪玉を消す 言うならば注意を逸らす。 ミスディレクションだね。 球を高く上げて行方を見せなくする。 ぶれる球で錯覚させる。 考えられるのはそういう方法だけれど 理論上では可能な方法だけれど 実際どんな感じになるかやってみよう。
[ そうしてオスカーに向かって雪玉を投げる。 あの時と同じように20球を投げてみる6は鋭い球が 向かっていったようだ。]
(+18) 2021/01/02(Sat) 18時半頃
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[ 消える魔球も試してみたけど これは、なんていうか難しい。]
うーん…難しいね消える魔球。 難しいものじゃなくって 消える魔球なら投げた時に飛散して消えるくらいの 面白い方が楽しませられるかもね?
消える魔球でびっくりさせてる隙に 相手に当てる…とかね?
[ 難しいことを考えるよりインパクトがあったほうが 楽しいよね。なんてふふっと笑う。*]
(+19) 2021/01/02(Sat) 19時頃
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ミスディレクション。 それならバスケの試合で覚えがあるね。
いざ、尋常に───…
[ 号令と共に、大地を蹴る。 鋭い球のうち5球が、正確にこちらの身体を打つ。 フェルゼのアドバイス通りに作成した球は20。 回避の姿勢のまま勢いを殺さず、 雪面を駆けながら腕を振るった。
甘いコースでは届かない相手なのは分かっている。 20のうち12個の球が、 角度と方向を変えて、それぞれ君を狙う。 ]
(+20) 2021/01/02(Sat) 19時頃
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うん。私もね。 みんなに驚いてもらえるの、好きだよ。
[ ふわりと笑顔をこぼせば、一瞬足を止めて。 手の中に残しておいた、最後の一球を真上に放る。
一見すれば大暴投。 ただ、僅かにカーブがかかった球は、 スピードに乗せた他の球とは違う速度で ゆっくりと緩やかな放物線を描いた後。 そのままフェルゼの頭上に落ちる計算。 ]**
(+21) 2021/01/02(Sat) 19時頃
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ハハハッ!凄いねオスカー。 飲み込みが早すぎて驚いたよ。
[ こちらに届く球を手で弾いたのが合図のように 四方八方から飛んでくる。鋭いその球の連打に 避ける方も全力だ。>>+20 ステップを踏むように足元からくる雪玉を避け バック転で綺麗に回避する。アクティブに避けていくが、 それでも12球のうち8球は 当たっているので急成長に驚いた。]
(+22) 2021/01/02(Sat) 20時頃
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[ 最後の一球>>+21 高く上がるその球はブレて一瞬のうちに見えなくなる その雪玉を目で追いかけるうちに ボフンッ。と背中から仰向けに倒れる。 その顔の横に雪玉が落ちた。]
まいった。これが消える魔球か… オスカー、おめでとう。
[ 夕日に照らされるグラウンドで 目を丸く輝かせてオスカーの方を見上げた。**]
(+23) 2021/01/02(Sat) 20時頃
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君のおかげだ、フェルゼ。 私一人だったら、 ここに至ることはなかった。
[ 戦いの激しさを示すように、肩で息を吐く。 呼吸が落ち着いてきたのなら、 まるで映画のワンシーンの様な台詞を吐きながら 雪に沈むフェルゼへと近寄って。
どさり。自身もその横に倒れ込む。 …… なんとなく、そのまま隣に並んで。 彼の見ている景色が見たくなって。 ]
(+24) 2021/01/02(Sat) 20時半頃
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綺麗だね。
[ 頬を茜色に照らされながら、僅かに首を傾けると 隣にいる彼に笑いかけて。 ]
早く。 みんなと一緒に、見たいな。
[ 刻々と色を濃くしていく夕焼けに向かって 寂しそうに洩らした。 ]**
(+25) 2021/01/02(Sat) 20時半頃
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[ ーーーフェルゼも来るだろう?>>2:180
見上げた夕日が眩しい。 ボフンと倒れたその時に眩しさに目を取られ>>+23 頭にふと甦ってきたその言葉と青い空。
卒業の寂しさが薄れたようで 嬉しくて、少し…せつなくて、 「楽しみにしてる。」 なんて恥ずかしそうに言ったよね。
卒業はお別れじゃない。 それは離れた縁を放さなければ 繋がっているからだ。
今の楽しさがこれからも続くと思えば この先の未来も楽しいものになるだろうと 冬の空に望み願った。]
(+26) 2021/01/02(Sat) 21時半頃
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[ 隣に倒れたオスカーと一緒に笑い合う>>+25
静かに流れる雲、 綺麗なグラデーションのオレンジ色の空、 頑張っているだろう皆へ頑張れと空に向かって応援する。]
うん。皆に早く会いたいね。
……でもね。 君とこの夕焼けを二人占めできた今の時間も 僕にとっては大事だよ。 二人だけの夕焼けなんて豪華だね。
[この夕焼けの輝きを心に記憶するように はあ、と吐いた息は白く空へと吸収された。**]
(+27) 2021/01/02(Sat) 21時半頃
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なんだか、フェルゼの方が王子様みたいだ。
[ 負けてられないな。 くすっと吐いた息は、透明な空気を伝わって 彼まで届いたかな。 ]
うん。私も忘れないよ。
君と見上げた空も、 交わした雪と言葉の事も。
[ 次第に色を変えていく空を瞳に焼き付けて。 激闘の後に訪れた静かな時間の流れ。 惜しんでいる自分に気付きつつ、身体を起こす。 ]
(+28) 2021/01/02(Sat) 22時半頃
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ん、身体を動かしたおかげで。 なんだかちょっとスッキリした、かも。
[ 帰還直前、ジャーディンとの事は、 小さな靄となって心の奥に残っている。 どうやら自分は“男女”の恋愛には疎い様だから 彼の内心を推し量ることも、 気の利いた台詞も吐けそうにない。 どうしても、傷つける結果になるのなら。
せめて、無事戻って来た彼の前では笑っていよう。 そんな風に心に決めて。 ]
(+29) 2021/01/02(Sat) 22時半頃
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[ それでも、どうにも晴れぬ思いを、 受け止めてくれたフェゼルへと。 彼がまだ寝転がったままならば、 すっと片手を差し出して。 ]
ありがとう、フェゼル。 私と友達でいてくれて。
今、この場にいてくれて。
[ 心からの感謝を伝えた後。 夕陽を背に大きく伸びをすると。 帰ってくる誰かのために、せめてお茶でも淹れようと 校舎に向けて、雪を踏みしめた。 ]**
(+30) 2021/01/02(Sat) 22時半頃
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王子様……? ふふっ、オスカーと一緒の王子様になれて 光栄だよ。
[ 黒と白でモノクロコンビだね? 柄じゃないのは自分でもわかっているけれど オスカーには自分がそう見えていたのなら 光栄なことだと素直に喜んだ。]
(+31) 2021/01/02(Sat) 23時半頃
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どういたしまして。 僕もオスカーが友達で嬉しいよ。
[ 差し出された手に自分の手を重ね しっかと握る。 握った手から伝わる熱が心地良く感じた。
校舎に向かうオスカーに続き校舎へと目指す 皆ももうすぐ帰ってくるのかなと期待して。**]
(+32) 2021/01/02(Sat) 23時半頃
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