109 Soul River
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―狭間に―
……、 ――― そっか。
[「旅立つ」という言葉をセシルは使った。 オーボエの音と重なると、「還る」とも。]
―――あーぁ。残念、 もっと、 したかった なぁ―――……
[未練、泣き笑いのような表情のまま 目を閉じる。アコーディオンの音色が オーボエと穏やかな和音を奏でたのと同時、 瞬きの間の後、青年の姿は、掻き消えた―――**]
(56) azuma 2013/01/13(Sun) 19時頃
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[暖かい、陽光。眩しい。光はじく、緑。 淀まない、途切れない。 広がる、どこまでも、豊かに。]
[余韻、残るまま、緑、掻き消えても、 静かな、洋館。物音、足音、聞こえる。]
―――っ
[視界、歪ませる。涙脱ぐいつ、 嬉しくて、手が震えて……屋根、 落ちそうになって。 それでも、落ちないよう、あけたまま、窓 近づいたところ、薄墨色、ゆれた。]
(57) うに 2013/01/13(Sun) 19時半頃
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……………御帰り………
[鮮やかな文字、こぼれた。 かすれた文字、還す。 泣きながら、笑えること、しった 震える手、滑った。
覗きこんだ窓、乗り出した身に、落ちる。]
(58) うに 2013/01/13(Sun) 19時半頃
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―現世:ある病院で―
[――― ――――
痛み。 だるさ。 全身。 の、
―――薄く、開く と 「色」 が みえた
コバルトブルーではない、]
……ぁ、
[――「先生、意識が戻ったみたいです」 ――「持ち直したか……!」 とか、
そんな、声]
(59) azuma 2013/01/13(Sun) 19時半頃
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―現世:ある病院で―
……―――
[ぼやけた視界、――――そのまま、目の奥が熱くなる。痛くなる。きつく瞼を閉じる。 泣いていた。
かなた、洋館で聞いた音も声も姿も、 確かに青年の記憶の中に残っていた。
――強い、未練を焼き付けて]
(60) azuma 2013/01/13(Sun) 19時半頃
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イアンは、延長どうしたいかねえ……
azumi 2013/01/13(Sun) 19時半頃
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…………出来るよ。
[此処、じゃないけれど。 自分、ではないけれど。 ヘクター、でもないけれど。 ヘクター、のように、 明るい、音、引き出すこと
掻き消えた、姿。 一度、リード、口、離して、 青、消えた、名残の、アズールブルー。 見つめた後、もう一つ、オーボエ、鳴った……*]
(61) うに 2013/01/13(Sun) 19時半頃
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ベネットは、ひゅーへく、てどにいちにん!
うに 2013/01/13(Sun) 19時半頃
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[変わらない姿が、そこにはあった。 泣いているのを抱き締めたのが、つい昨日のようで。 時間を越える魔法が世界に存在するのなら。 それは、多分、今]
待たせたね……ごめんね。 でも、もう。
[音を重ねても、大丈夫]
何もかも、全部置いて来た。 私の……いや、僕の人生は、幸せだった。 あの時、君が還してくれたから。
[手を、差し伸べる。 握った手から震えが伝わった。 引き寄せて、頬を寄せる。 それからしっかりと、抱き締める]
(62) namba 2013/01/13(Sun) 19時半頃
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後悔も、未練も、何一つない。 だから、ずっと。 ずっと、一緒にいられる。
[柔らかい陽射し、窓から差し込む。 彼の眼差しと一緒に]
覚えててくれて……ありがとう。 逢いたかった。 逢えて、嬉しい。
(63) namba 2013/01/13(Sun) 19時半頃
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セシルは、延長は、他の方次第で。僕らは無事再会。[抱き締めながら]
namba 2013/01/13(Sun) 19時半頃
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―現世のお話― [―――さて。
聞くに、タデウス・シェニエが発見された時の有様はなかなかに酷いものであったらしい。 背の刺し傷は勿論だが、 少々本人には伝え難い「暴行」の跡もあったそうだ。
その部分の記憶がなくて助かった、 というのが正直なところである。]
……いや、まあ、オレはいいんですけど、 アコーディオン、どーなってますかね。 ……やっぱ、見つからない?
[医者にそう聞いたときは、流石に呆れた顔をされた。]
(64) azuma 2013/01/13(Sun) 20時頃
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テッドは、延長か!どうするかな!1回くらいあってもいいんじゃないか明日の接続状況次第だが!
azuma 2013/01/13(Sun) 20時頃
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[変わらない姿。 あっち側、変わって言った姿、から、戻っている。]
…………セシ……ルっ
[差し伸べられた、手。暖かい。 落ちた。その先。 変わらない、暖かさ。柔らかい、頬。 抱きしめる、手。 ぎゅ、と、オーボエ、握ったまま しがみつく。]
まってた……待ってた……っ
[ぼろぼろ、涙、毀れた。 泣きながら、降る文字、頷く。 待ってた。還した。その意味、意味があった、と] [降る文字、前、同じように、耳、くすぐる。 泣いて。でも、そのまま、笑う。]
(65) うに 2013/01/13(Sun) 20時頃
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……――もう一回、 やるっきゃないかなぁ、……
[根無し草は再び漂うことになる。 まずは病院代を払わねばなるまい――と、 窓の外を見ながら思った。
夢の中の、演奏の音が 耳の奥に残っている。]
(66) azuma 2013/01/13(Sun) 20時頃
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[遠くて、見ていること、辛くて、 幸せそうな姿、忘れられそうで、 けれど。]
見てた、ずっとみてたっ ……俺も……忘れないで、くれて、嬉しい。 [今、こうしてここにいる。 いつか、見るの、怖かったこと セシルに、綴れるだろう。 いま、こうして、抱きしめてくれるのだから 音、毀れるように、あふれる。]
(67) うに 2013/01/13(Sun) 20時頃
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/* ログ追いかけながら話したい、ってやりかただと なかなかONできないのはつらいよなあ…… シンデレラタイムだと本当大変そうだった。
(-178) azuma 2013/01/13(Sun) 20時頃
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/* 延長なぁ。1回はあっても良いかな、とは思うが、接続時間次第?
(-179) waterfall 2013/01/13(Sun) 20時頃
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―現世のお話―
いつかまた、会えるといい な。
[呟くとひどく苦しくなった。 逢えるものか、何処の者とも分からないのに。 ちゃんと“旅立った”のなら。 全部忘れているかもしれないのに。
“天使”にちゃんと聞けばよかった。 後の祭りだ。まったく、未練でしかない。 苦笑を浮かべて片膝を抱えた。]
ああ
もう
オレって ほんっ と 莫迦なのな
(68) azuma 2013/01/13(Sun) 20時頃
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/* ヘクターの場合はシンデレラってのもあるが、接続始めの時間も遅かったしなぁ。
(-180) waterfall 2013/01/13(Sun) 20時頃
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時間取れないのはなー。 いろいろたいへん。
最近は通勤中鳩からーと思うと、凍って冬眠しちゃうから、通勤時間にログ読めないのが痛くてなぁ。
あと、あいぽんは長文読みながら反応するの向いてない……脊椎反射的な短文瞬発ログなら出来るんだがなぁ。
(-181) ふらぅ 2013/01/13(Sun) 20時頃
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―現世のお話―
[自分の指に口付ける。
窓の外には青い空。 楽器が見つかったという報せが来るのは、 もう少し後のこととなる。]
(69) azuma 2013/01/13(Sun) 20時頃
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/* RPでもガチでもよく聞くのは、 発言できなくても、こまめにログが見られると ON時間は短くても参加しやすいとは聞くかなぁ。
(-182) うに 2013/01/13(Sun) 20時頃
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[待っていた、と。 その言葉に思わず涙腺が緩む。 途方もなく長い年月だったろうに。 その間、傍にいれなかった分。 これからは彼が泣く時には、必ず隣にいよう。 嬉しい事も辛い事も全部受け止めてあげよう]
ずっと、僕の事を……?
[見ていたと言われて目を見開く。 薄っすらと涙が、陽光を弾いた]
(70) namba 2013/01/13(Sun) 20時頃
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[彼の涙をいつかのように、指で拭い。 一度抱き締めていた手を離して、 オーボエを傷つけぬよう注意しながら 彼を窓の内へと抱き下ろす]
僕も、忘れたりしなかった。 今度は君を泣かせたりしないって。 そのために、生きてきたよ。
見てるだけで、辛い思い、させたかもしれない。 でも、もう離れなくて良いから。 だから。 僕からの贈り物、受け取ってくれないかい。
[真っ直ぐに彼の瞳を見ながら、笑った]
(71) namba 2013/01/13(Sun) 20時頃
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>>-181 そうだなぁ。 何も考えなくて良いログだと打てるんだけど、鳩からだとログ確認しつつは返事を打てなかったりする。
(-183) waterfall 2013/01/13(Sun) 20時頃
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/* ログ見てTo Doリストを頭に作ってから オンするのとでは精神的にも余裕が違うのはある。 把握漏れとかも少なくなるので。
完全に断絶状態から遅い時間にオンすると 把握がきついのでほぼ突入状態になるけど……。
鳩では最近はログは書かないな。 こまめにチェックすると不在時の行動が リアルタイムと同じ精度で脳内で作れるのはある。
(-184) namba 2013/01/13(Sun) 20時半頃
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/* 取り敢えず一回しておくわ。
(-185) azumi 2013/01/13(Sun) 20時半頃
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うん、中間に時間取れて、その時にそれなりにログに進展あれば、それ読み込んで仕事中に次の動き練れるんよね。
最近その時間も取れんでのぅ……
(-186) ふらぅ 2013/01/13(Sun) 20時半頃
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/* やっぱ、こまめに見て 情報を把握しておくのと置かないのじゃ 違うよなあ……見れない状況じゃつらいし。 セシルの謂うTO DOはなるほどと思った。
(-187) azuma 2013/01/13(Sun) 20時半頃
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[頷く。一度、二度。 幸せなセシル、笑って 見れていたわけ、じゃないけど。 指、拭われる。その、感触、 最後の感触、同じ指先。 くすぐったさ、暖かさ、嬉しくて。 嬉しいのに、強請る、ように、また涙、こぼれる。]
…………贈り、物?
[室内、屋根裏、下ろされる。 ゆるく、首かしげ、 笑顔のセシル、見つめ返す。 セシルの綴る文字、それだけで、嬉しいのに。 空いた手、セシルのシャツ、袖、そっと、つかむ]
(72) うに 2013/01/13(Sun) 20時半頃
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/* 延長おつおつですー。
(-188) namba 2013/01/13(Sun) 20時半頃
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[初めて向かい合った墓には、「Hubert=Ridley]と書かれていた。年数を数えれば24か5でなくなったらしい。 何を思って母を守ったのか、知らない。
母を横目で見ると、黙祷を捧げていた。]
……。
[ピアノを弾くのが好きだったらしい。 母は、その音を聞いたことはなかったと、言っていたけれど、何故だろう。 彼の音は、知ってる気がする。
帰りに、彼の両親が住んでいるという家に寄った。 挨拶をすると、出迎えてくれて、彼の写真を見せてもらえた。 いつも、笑っている写真。 ピアノを弾いている姿も。
でも、どの写真の笑顔も、何処か寂しく映って、なぜだか泣きたくなった。]
(73) waterfall 2013/01/13(Sun) 20時半頃
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