65 In Vitro Veritas
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>>139 ネ…。 ……。
[ネクの名を呼ぼうとして、やめる。 彼女の体から少し力が抜け、意識を失ったのがわかった。 眠った、ということは、そうしたいと体が求めたのだろう。 ソレを咎めるロボットがここにはいないのだから、寝かせておいてあげたほうがいいだろうかと、声をかけるのをやめた。 それからリーネと目を合わせると、彼女が不安を感じているのがよくわかった]
…大丈夫、きっとちるはなにも何か理由があったんだよ。
[目がこんなになってしまうほど蹴る理由など、想像もつかないけれど…少しでもリーネを安心させたくて、微笑む。 けれど、自分の感じている不安が、その笑みを困惑にゆがめた]
……リーネは、どう思う? 自分のオリジナル…怖い? 私は…ホリーは怖くないと思う…。 私たちはオリジナルのためにいるなら…何かしてあげたい。
(143) 2011/10/01(Sat) 19時半頃
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[そのほうが、いつもの仕事よりずっと『そうする理由』がはっきりしている]
でも、意味もなく痛くされるのは…いやだ。
[そういって口をつぐみ、少しリーネを見つめたあと、流石にネクをここに寝かせるのもためらわれて、リーネと協力してネクを近くの部屋のベッドへと運んだだろう**]
(144) 2011/10/01(Sat) 19時半頃
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能力者の所在が、まったく分かりませんね。
まぁ導師はいきなり殺されてしまったわけですが!ヽ(゚∀゚;)ノ
(-62) 2011/10/01(Sat) 19時半頃
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[そして、しばらく黙り込んでから、その青灰の瞳、 同じ色の瞳がセシルの首筋に視線を移す。 同じ顔、同じ髪、同じかたち。
きっと、掠れた声は、自分が聴くものと聞こえるものでは違うから、同じとは感じないかもだけれども。 同じ設計図からできた、その人に。]
――……オリジナル… 自分のオリジナル、なんですよね。貴方が。
だから、言っておきます。
イワセを殺したのは自分です。
[その目つき瞬時、鋭く、その瞳を射抜く勢いで走った。]
(145) 2011/10/01(Sat) 19時半頃
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/* >>145 なんでーーーー!?(ぶわぁぁぁぁ
なんでイワセ殺したんですかぁぁぁぁぁ!!(えぐえぐ
(-63) 2011/10/01(Sat) 20時頃
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/* 赤さん……(ぶわっ
(-64) 2011/10/01(Sat) 20時頃
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―― B1階/廊下 ――
[リーネと言葉を交わして分かれた後。 ぐるりと一周してみたけど、出口はやっぱり無いらしい。 食べれそうなものもなく、結局収穫無しで戻ってきた頃か。 廊下に何人か集まっていて]
……クロ、ネク、リーネ。 どうしたの?
[女子会の輪の中に入っていく]
(146) 2011/10/01(Sat) 20時頃
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……ネク、それ、どうしたの。
[そしてすぐに気付くだろう。 鮮やかな鮮血。 自然と声のトーンが下がる]
(147) 2011/10/01(Sat) 20時頃
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[なぜだと問われると思う。 だから、その顔から視線そらさず、ただ、喉に自分で触れて…。]
だって、赤毛、いいやつなんです。 自分のこと、自分より優れてると思うからって、〜さんづけしちゃうような奴なんです。
イワセは、目を怪我してた。 そしたら、イワセは、赤毛を殺して目を取るのだと思った。 だったら、取られないように、してあげたいと思った。
それだけです。
[そう告げて、やっと視線を落とす。 だけれども、そこから、小さく震え、やがて自嘲の笑みを浮かべる。]
なのに……。 赤毛はばかだな……。
(148) 2011/10/01(Sat) 20時頃
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>>146 あ、ニック…。
[ネクを運ぼうとしていたところに、ニックがやってくる。 ちょうどよかったと顔をほころばせ、声をかけた]
ネクが眠っちゃったから、近くの部屋のベッドに運ぼうと思って…手伝ってくれる?
[見ればネクが目を負傷しているのはわかってしまうだろうけれど、理由をわざわざ話し、下手に不安を与えないほうがいいだろうと気遣って、自分からソレを説明することはしなかった]
(149) 2011/10/01(Sat) 20時頃
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セシルは、俯いて、目をぎゅっと閉じる。
2011/10/01(Sat) 20時頃
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自分から、目をイワセに……。 きっとイワセのほうが、赤毛より、ずっと、 たぶん、ずっと、いい、生き方をしてるのに。
[赤毛が自らの目を抉ったことは、たまらなくショックだった、から。 青灰の瞳は涙は流さないけれど、 声はなお、掠れて聞こえただろう。]
(150) 2011/10/01(Sat) 20時頃
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>>147 え…っと…。
[どうしよう。 ネクは、オリジナルに気をつけて、といっていた。 ならば、ニックにも伝えるべきだろうか? …いや、しかし、ニックのオリジナルはさっき、階段の下で壊れていた。 ならば言う必要もないだろうか…。 そんな葛藤のあと、ためらいがちに口を開く]
…わ、わからない…でも、とにかくネクを寝かせないと…。 …あ、そ、そうだ! 階段の下で、ニックのオリジナルが壊れてたよ!
[幾分わざとらしく話題を変えようとして、どうかしたのかな、と先ほど見たものを説明した]
(151) 2011/10/01(Sat) 20時頃
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女子会wwwwwwwww言われたwwwwwww
(-65) 2011/10/01(Sat) 20時頃
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ベネットは、声が聞こえて意識は浮上する。
2011/10/01(Sat) 20時頃
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……さっき、あっちの部屋。 ベッドあったから、そこでいいかな。
[クロに言われ(>>149)ネクの身体をそっと横抱きで抱え上げる。 その動きは優しさに満ちていて、同じ手で二人殺しているとは思えないほど]
……ねえ。 なんでネクは怪我をしてるの? 誰かに……オリジナルに、やられたの? やっぱりあいつらは、僕たちを壊す気なんだ……
[他の人がオリジナルにどんな気持ちを抱いてるかまでは思い至らず。 また、自分のオリジナルがお世辞にも性格がいいとは言えなかったため怒りを込めてそう呟いた]
→ 当直室 →
(152) 2011/10/01(Sat) 20時頃
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セシルは、そこまで言うと、一旦黙り込んだ。
2011/10/01(Sat) 20時頃
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[当直室にある仮眠用のベッド。 そこにネクを寝かせようと移動する傍ら]
……僕のオリジナルが? ……そう。
[壊れていた、と聞かされて。 それだけ呟いた。 全く興味の無さそうな声。 勿論知っている。自分で壊したのだから。 それに、あいつは“クローン”を予備としてしか見ていなかった。 そんな奴に、興味なんか無い]
(153) 2011/10/01(Sat) 20時半頃
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ちるはなに、何もしないでね。
[何かして良いのは自分だけ、だって「私の」オリジナルなんだから。
会話する声に、意識が戻り真っ先に口に出たのはそんな言葉だった]
危ないから、ニックさんもクロさんも、リーネさんも近づかない方が良いよ。 けが、するよ。皆には、してほしくない。
……ッ、くう。
[一時的に薄れていた痛みはまたぶり返したけれど、リーネの肩から身体を起して]
(154) 2011/10/01(Sat) 20時半頃
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― →当直室 ―
[この言葉で怪我をさせた相手が誰だかわかったのだろう、というよりあえて名前を出した節がある。 クローン達に「散花ベネディクトは危険だ」と、知らしめる。出来ればオリジナルにも同じ事を広げて伝わって、側に誰も居なくなれば良いとさえ思った。
身体を支えられて移動する。痛い、熱い、動くと本格的にずきずきする衝動がぶり返してきた]
あつい、のど……かわいた……
[ニックのオリジナルが壊れていた。そうだ、さっき躓いた。邪魔だった。 元々良い印象もそう無かった、じゃああれは罰が下ったのだろう。
……ならば、自分の怪我も、罰なのだろうか?]
(155) 2011/10/01(Sat) 20時半頃
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―B2・手術室Pamela―
[衣服を整え――矯正下着は下着は留め具が壊れていたので諦めた――散らばったメスを数本拾い上げる。 本当はもっと殺傷能力の高い武器がよかったが、仕方ない。 床に落ちていた鞄はいざというとき邪魔になると判断して、端末だけ尻ポケットに入れ、残りは置いていくことにした。 エプロンも邪魔だとそこに捨てる。
はあ、と重く暗い吐息を吐き出すと、手術室を出た。 どちらに進むか迷った結果、先に地下二階2を虱潰しに探すことを決め、隣の手術室の扉を開けた。
いなければ、次、次、と。 誰かに出会うまで、それを繰り返す]
(156) 2011/10/01(Sat) 21時頃
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― 地下2階 空き部屋 ― [>>142 赤毛は何をしてああなったのか、 それは知らないことだったからどういうことか、わからない。 話をしてる場合なのか思ったけれど途中、足音を聞いた気がする、彼のことは誰かが対応してくれるだろう、と。
眉根を寄せたまま、自らのクローンへと、向き直る。 青灰の同じ色の瞳、特にどこと視線を定めない。 同じ顔、同じ髪、同じかたち。
掠れた声が耳に届く。他人が聞けば二重音声となるのだろう。 同じ者であるということを意識する、 同じ、けれど相手の考えていることはわからない]
(157) 2011/10/01(Sat) 21時頃
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[>>148 流れていく言葉をただ聞いている。 論旨は実に単純だ。つまりは、殺される前に殺した、ということ。 自分の為ではなくて、あの赤毛の為に、だ。]
君は……自分のことならどうなろうと、 どうとも思わないと思ってた。 なにせ、君は俺だから。
―――教えなければよかったな。
[>>150 悲しんでいるその姿を見る。 結果は自らの――自分とクローンとの、行為の帰結。 そう、己のクローンを自分と切り離されたものとして、 個人として考えることはできない。]
岩瀬を殺したのは、“俺”なのか。
[沈黙の中零れる呟き、自らのクローンが人を殺めることが出来る、それは自分もそういう存在なのだということ]
(158) 2011/10/01(Sat) 21時頃
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[いつもより膨らんだ胸に、どこかぎこちない歩き方。 手には隠す気もなくメスを握りしめ、笑みもなく、昏い視線を彷徨わせるさまは他者にどう映っただろうか。
時折、思い出したように。 殺してやる、と呟いた]
(159) 2011/10/01(Sat) 21時頃
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ベネットは、何部屋か先にある空き部屋にセシル達がいることはまだ知らない*。
2011/10/01(Sat) 21時頃
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……ちるはな? ねえ、そいつにやられたの? ネク……どうして。
[何もしないでね。 はっきりと聞こえた。 どうして。 ちるはな……確か、ネクのオリジナル。 そいつに怪我させられたんだろうに。 何故]
[ネクの意思も尊重したく。 けれど同時に、他の皆が傷つけられる不安も大きくて。 葛藤の狭間で揺れる]
(160) 2011/10/01(Sat) 21時頃
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/* ベネットへの殺意:2(0..100)x1 ネクの気持ちの尊重:92(0..100)x1
(-66) 2011/10/01(Sat) 21時頃
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/* 圧倒的ではないか我が軍は
やっぱり仲間のことがとても大事なのね。 というわけでまだベネットには手を出さない。 リーネも心配そうだったからリンダも保留。
まあ流れ的にベネットがネクをキリングするターンだと思うんだ。 ネクに票が集まりますようにー。 PL視点ではネク投票なんだけど、PC視点で投票すべきなんだよ……ね……? そうなるとクローン側には入れれないのよな。ぷふー。
(-67) 2011/10/01(Sat) 21時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/10/01(Sat) 21時頃
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[岩瀬の方がいい生き方をしている、 歴然たる社会の差は確かに存在する。 犠牲を強いるもの、強いられるもの、けれど幸福は他者が図れるのか]
――……わからない。
[そう、たとえば蝦江の言葉は、確かに暴言といえた。 けれど生まれたときから植えつけられた価値観だ。
“それ”しか知らず、生きているのは彼らも自分達も同じだ。
無知が罪だというのなら、 何が、誰が悪いのか。]
――……、ッ、
[たまらず湧き上がる嫌悪がある、 口元を押さえこみ、一度、壁に手をついた。]
(161) 2011/10/01(Sat) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/10/01(Sat) 21時半頃
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― 回想 ― [それは、予想もしていないことだったから、反応が出来なかった。 或いは――予想はしておくべきだったのかもしれない。けれども、まだ非日常に対する心構えが出来ていなかった、という方が正しいか。]
ぐッ……やめ……ッ!
[助けを求めて叫ぶような余裕すらなく、首に巻きついた何かに力が込められる。
皮膚が痛い、息が出来ない、何かがこみ上げるような感覚。 ―――苦しい、苦しい、苦しい。]
なん、で……俺、は……ま、だ……。
[それは、言葉にすらなっていなかったかもしれない。 もう、もがくのすら苦しくて。徐々に朦朧としてきた意識を、すとんと手放した。]
(+15) 2011/10/01(Sat) 21時半頃
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>>158 [君は俺、イワセを殺したのは、俺、というセシルに、顔をあげる。]
――…違う。 自分は、貴方じゃない…。
[それはきっぱりと、 あえてきっぱりすぎるほどきっぱりと言った。]
それとも、貴方も、殺しますか? 貴方も、誰かを、殺しますか?
[そのとき、 その同じ瞳はすうっと細まり、掠れ声は、そのあと
小さな笑い声をたてる。]
(162) 2011/10/01(Sat) 21時半頃
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>>161 [具合悪げに壁に手をつく姿。 その姿に瞬きをして、なお、観察するように…。]
――…どうしました?
[そして顔を覗き込むように…。]
貴方が壊れかけると、自分も壊されるんですよね。 つまり、貴方は自分を殺すんだ。
自分を殺しますか?
[問答のように、それは問われる。]
(163) 2011/10/01(Sat) 21時半頃
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[ガーゼなんて、勿論無いから。 目に入ったうちで一番柔らかそうな布を彼の眼窩に詰めてゆく。 時折彼の洩らす呻き声が聞こえれば、唇を噛んで処置を続けた。
きつく岩瀬の眼帯を巻けば、彼はまるで、岩瀬本人の様で。]
ごめんなさい…。
[子供の様に無く彼に、言わなければよかったのだろうか、と罪悪感を感じてしまう。]
岩瀬さんは、きっと喜んでる。 貴方が、眼をくれたから。
[彼の背を撫でて、そう声を掛けたけれど。 何だかとても寂しくて、心が苦しい。]
(164) 2011/10/01(Sat) 21時半頃
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/* つ、使うのを渋られてしまったー。
もったいないですか、俺なんかにガーゼは、もったいないですか。(しゅん
(-68) 2011/10/01(Sat) 21時半頃
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