30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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[濃厚な むせかえるような香り。
拾い上げた花弁を口にした。薄いそれに歯を立てると、ほのかに苦い。]
蒼薔薇は確か……。
[再び歩を進め始める。]
(150) 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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>>149 ああ、先輩……
[ごめんなさい、はとても小さく……。]
動けない? じゃ、何か欲しいものがあったら持ってくるよ。 もしくは移動したいなら、手伝う。
(151) 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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ルーカスは、ディーンの姿が視野に入ったような気がした。
2010/09/08(Wed) 21時半頃
ディーンは、ルーカスに、再度少し聲を大きくして「薔薇園に行くのはお勧めしないぞ?」と言葉を投げた。
2010/09/08(Wed) 22時頃
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――生まれるってとってもお腹がすくものなんだ。
(-38) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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―――……
[翡翠はセシルを見つめて何か謂いたげに。 声にはならず代わりにただ甘い吐息ばかりが零れて、
傷の残った掌が、何か握ろうと緩く開閉される。]
(152) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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──まあ、「蒼薔薇」が咲いてるわけはない、か。もし咲くなら、世紀の大ニュースだもんな。
[たどり着いたのは、花を付けていない一本の老木の前。]
[暫しそこに佇んだまま、じっと薔薇の木を見つめ
つ、と伸ばした手は、枝を掴み そのまま折りとった。]
(153) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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ルーカスは、ディーンに、すみません、と会釈を一つ。
2010/09/08(Wed) 22時頃
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>>152
ああ、うん まだ、約束、叶えてないものね。
[何かを握ろうとするフィリップの手。それはビー玉を探しているのかな、と思った。
フィリップの声が出ず、深い呼吸をする口唇。 また、口付けたくなる。 見蕩れてしまう。
そう、ぼんやり、気がつけば見蕩れていて…。]
(154) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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[折った枝から、荒々しい手つきで葉をむしり取る。 枝を握る手にも葉をもぎ取る手にも、幾つもの傷が付いているが、意に介する様子はなく。] ……この木を丸裸にするの、どれくらい時間がかかるんだろうな。
[温度の感じられない視線を、目の前の植物に向けた。]
(155) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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―廊下― [寮内はまるで無人であるかのようにひっそりと静まり返っている。
少し前であればディーンがいたシャワー室の前に来ると、ロビンは足を止める。 そぉっと窺うように中に歩を進めるが、既にそこは無人。 しかし、水脈(みお)の如く濃密な薔薇の香りの軌跡残り、確かにそこに薔薇の棘に呪われた者が居たと示していた。
ふと思いつき、着衣を無造作に脱ぎ捨ててシャワーブースに入る。 熱い湯を全身に浴びるのは、穢れを洗い落とす為ではない。羞恥でもない。 「何事も変わっておらぬように装わねばならない」という邪知がそうさせるだけだ。]
(156) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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― 中庭/薔薇園 ―
[ルーカスはかけた聲が聴こえないのか、薔薇園の中へとフラリと行ってしまう。ディーンは溜息を吐くと、洗濯物を終えたこともあり、彼の人の後をつける。 右眼だけの視界にも、ルーカスの奇異な行動は見てとれて。 相手の視界にきちりと入るような位置につけると]
―――……何をしているんだ?
[右眼の紫は薄い色でルーカスの手元にある手折られ葉をむしり取られて行く枝を見ながら、問いかけた。]
(157) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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…… て、
[深く、浅く呼気が零れる口許から声が零れて。 掌は緩く握られて動きを止める。 探し出せなかったものに、翡翠が潤んで]
… いて…
…い て…よ…
[甘く乞うように繰り返してふるりと身体が震える。 見上げる姿は無意識に誘うかのような空気を醸しだしていた。]
(158) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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[ルーカスが自らの枝を折ったことを蒼薔薇は感じている。]
(愚かな)
(何を勘違いしている)
(愚鈍な輩め)
(159) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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ディーンは、葉がむしり取られる度に、身体に倦怠感を覚えるのは、生気を吸い取られているからであろうか。
2010/09/08(Wed) 22時頃
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あ、ディーン先輩、ですか。
何を、か。そうですねえ、もしかしたら化け物退治になるかもしれない事、ですかね?
勝手な思い込みですけど。
[青空の下で、この所謂「書斎の人」という印象の上級生に会うのは珍しいように思う。]
(160) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 22時半頃
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― 薔薇園 ―
化け物退治、ね……――― 私も、化け物のようなものか。
[ルーカスが葉をむしる度に、倦怠感に襲われるのは、蒼薔薇が失くした生気をディーンから補おうとするからだろう―――……酷い眩暈に襲われる。
ルーカスの答えに、言葉を返す最中に、ぐらりと傾ぐ身体。 それは、遠まわしに蒼薔薇の精が、ルーカスの行動を阻止しようとしているかのよう。]
(161) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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[身支度を終えるまでは然程長くない。 まだ湿り気を帯びた髪から水滴が滴るのも構わずに、再び駆け出す。 今度は惑わされず、開ききって散りかけた薔薇の馨りを追おうと、最後に「その人物」を見かけた地点から順番に捜索を始める――]
(162) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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>>158
[フィリップは声もうまく出せないようだ。 だから耳を傾けて、
それが、今そこにいていいことを示しているのを確かめると、またぎゅうと抱きしめた。]
――……フィル先輩…… ごめん、フィル先輩が、やっぱりオレ、大事…。
[そして、見上げてくる口唇に、やっぱり口唇を合わせたくて、顔を近づける。]
(163) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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[廊下を抜け、人の気配のする空き部屋の前を通り過ぎ、そして、]
(164) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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セシルは、ふと、痛みを感じて、腕をみた。
2010/09/08(Wed) 22時半頃
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はい? 「私も化け物」……って、それどういう
って、先輩?
[異な事を言うな、と思う間に、よろめくディーンを見て、慌ててそのそばに駆け寄った。]
(165) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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― 屋根裏部屋 ―
――……
[フィリップにまた口付けようとした時、腕に痛みを感じて、咄嗟に押さえる。]
――……ぁ?
[見れば、白いシャツの二の腕の部分に赤い染みがついた。]
(166) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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見つけた。
[次なる餌食を求めて彷徨い歩く赤毛の獣の姿を見出し、口の端を吊り上げた。]
(167) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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ルーカスは、ディーンを急いで引き起こした。
2010/09/08(Wed) 22時半頃
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[抱きしめられると直に触れる温かさに 掠れた吐息がまた零れて。]
―――…ん、 … ……
[セシルの声がちゃんと届いているのかもわからない。 ただ口付けられるのならば…其れを拒むことはなく。 甘い行為を―――…拒む、はずがなく。
伏せられた翡翠の中に宿るのは蒼の欠片。 長い、長く深い行為の中で陥落した身体は 目の前の彼を求めて、けれども目の前の彼ではなく]
…セシル…
[それは悦びの声、極上の甘さを教えてくれた 蒼い花の名前は 知らないから…そう、呼んで、
けれども口付けがないのなら、痛む声が聴こえたのなら。 ふと不安を抱いた時のように…翡翠が見つめた。]
(168) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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―――……はっ、ぁ
[傾いだ身体はそのまま地面にくずおれる。 呼吸を整える為に息を吐けば、傍に寄るルーカスには蝶を誘うような薔薇の匂いがすることだろう。]
私は、蒼薔薇に呪われた身だからな。 お前が、アレを傷つけると、どうやら生気を吸い取られるらしい。
やれやれ、私だけなら佳いのだがね。 おそらく、アレを傷つければ 生命に危険あるものが私以外にも居そうだ。
[聲は聴けずとも、裡に巣くった薔薇の根は、同じ呪いを受けた物に繋がっている。 助け起こされながら、事情を説明した。]
(169) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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――……血?
[行為の最中、服は脱いではいなかった。 だけど、今、違和を覚えて、白いシャツのボタンを外す……。
その肌に、全身のところどころに、赤いポツリとした傷ができていた。
それは、まるで、葉を引きちぎったあとのような。]
――……あ
[そして、その傷の一つ一つから、細く、血が流れはじめる。]
(170) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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[蒼い茨の紋様は既に半身に拡がっているようだ。 外から見える部分だけでも、アイパッチの下から首筋に掛けて、侵食が進んでいる。 熟れた馨りは末枯れる薔薇のそれ。 酷く消耗しているように見えるのは、ドナルドの精気が吸われ尽くされる寸前であるからか、それともルーカスが本体である蒼薔薇の樹に損傷を負わせた所為か。]
(171) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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ロビンは、ドナルドにゆっくりと近付いてゆく。**
2010/09/08(Wed) 22時半頃
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(フン 忌々しい)
(これぐらいで、滅びるぐらいなら)
(宿木を食って出る)
[蒼薔薇がセシルの中で、
薄く嗤った。]
(172) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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セシルは、庭の老木が本当に小さな芽を出した。
2010/09/08(Wed) 22時半頃
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先輩?どうしたんですか。って言うか、大丈夫ですか?
[何故、ディーンからも薔薇の香りがするのだろう。]
え…… ちょっと待って下さいよ。蒼薔薇に呪われた身……って、
そんな……。
[助け起こしたディーンの口からは、俄には信じ難い、だが、目の前の少年を見れば納得せざるを得ない話。]
ごめんなさい、──何てこった。
(173) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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セシルは、身体に細く流れはじめた血を隠すように、またシャツを羽織る。
2010/09/08(Wed) 23時頃
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[真紅の獣は、近しい気配を感じて振り向く。 その顔に表情は無く、不覚刻み込まれた目元のクマ。 その鋭い隻眼だけは爛々と、獲物を見つけた肉食獣のように。
蒼薔薇の木が傷つけられるたびに、呪いの茨が食い込むのか、苦しそうに息を荒げた。]
(174) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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─ 至る医務室>>106 ─
[サイラスを運ぶ時、ディーンが右側を選んだ理由にはすぐに気付かなかった。ラルフの声に耳を傾ける時のディーンの仕草、赤が強くなった左の瞳の色に違和感を感じながらも、無自覚に左を支える。]
──…… 俺じゃなく、他の人だったら ディーンを刺すのかもしれない。
でも、俺は、 中等部3年の春、自分の身に起きた出来事を思い出すんだ。
あの時の自分を、外から眺めたら どんな風に見えるんだろう──。 周囲の彼等にはどう映って居たんだろうって。 でも、多分まだ、正視出来ない。 まだ、赦せない。
[あの時とあの時に繋がる自分の弱さが。 正確には場所はベッドじゃなく、旧校舎のトイレか……と顔を背け、左手で視界を遮る長い濃藍の前髪に触れる。]
(175) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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[それから、ディーンの顔を見る事が出来ず、前方を向いたままで言葉を続けた。]
それだけじゃない。 ……嫉妬、だ。
ディーンに呪いを移した者への憎しみ。 俺が、ディーンを傷付ける事は出来ない、よ。
[声は震える。サイラスの肩から背を一面に覆っていた茨の蒼を目裏に浮かべながら。けれども口元には微笑を浮かべたまま、銀灰の色をディーンには見せずに。 もしも、サイラスと同じような事が起きれば、自分はその者に何をしでかしてしまうか分からない。ディーンからすれば、ラルフは彼を慕う大勢の中の一人、たまたま昨日抱いただけ──なのかもしれない。けれども。]
(176) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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─ 医務室>>107>>108 ─
[抱く想いを銀灰に秘めて、医務室へ。 医務室の白い鉄パイプベッドで眠るユーリィの姿は、長い銀糸の髪とその容貌も相まって茨姫のよう。浮かび上がった刺青のような蒼の茨蔦で、この少年もすでに呪われた身である事がわかる。]
──ユーリィの行方不明は、 そう言う事だったんだ。サイラスと同じ。 ユーリィを見付けたのはやっぱりトニーなのかな。
…… 薔薇の 香りと、 刺青のような茨の刻印。 まるで、呪われてるみたいだ。
(177) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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[ディーンの視力に問題が有る事に気付いたのは、彼とは思えない力で手首を掴まれた時。]
──…ッ まさか、そっちの目 見えてな、い、 元々、視力が悪かったからじゃなく。ディーン? 薔薇の所為、な、の。
[自分で突いた傷口を見られる事への抵抗と拒絶は、ディーンの片目が奪われたのだと言う衝撃で止まる。もっとはやく部屋に入っていれば、それともサイラスがディーンに口づけた時点で──嗚呼。
手当てにぎこちない声で、ありがとうと言った後、沈黙が落ちる清潔な医務室内。両手をディーンにのばす。指先で触れるのは、視力の失われた紫水晶の近くのディーンの頬。首をただ横に振った。]
(178) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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