297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
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[良いではないか。 良いではないか!
誰かと共におりたいという願いは、いつだって。 切実で、だからこそ尊くて。
良いではないか。 それが叶うよう、願ったって。]
(108) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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[良いではないか。 私自身が、願ったって。
大切な妹と、共にありたいと。 願ったって。]
(109) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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[それなのに、それなのに。
どうしてか私は。
あさちゃんに、あさちゃんのままで、いてほしくて。
狂おしいほどに、矛盾した思いを、抱えあぐね、
抱きしめる腕に力籠め。]
(110) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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[――さて、と。 呼吸を整えて、"姉"に向き直る。
実際――いまのは。 "姉"が知っていれば、気付かれたら問答無用で消されてもおかしくない。 いや――知らなくとも、なにか警告したというだけで、という可能性もあるけれど。 彼をこのまま、見逃してくれるのだろうか? あるいは、私は?]
――あっ……、
[抱き寄せられれば(>>107)――なすがまま、に**]
(111) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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――社――
[こちらの声と対話するように、風がざわめいていた。 その度、紫陽花が揺れ動く。 それを静かに待って、待って。 ざわめきが落ち着いた頃に、場を辞す前にと深々頭を下げた。
来た道を戻るように鳥居の脇を抜け、今度は山の奥、神木のある方へと*]
(112) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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―立ち去るより前―
へ?……、ぇ、おらんくなるなんて、そんな…──
[朝顔の言葉に情けなく眉尻を下げたが、>>103 続く言葉はまるで謎かけ。 本を読むを楽しみとする身としては、気にかかる。]
…朝は20で……この騒ぎの元は、4…?
[繰り返しながら、はた、はた、と瞬く。 この騒ぎの元、と言われると、看過することはできない。]
……なぞなぞみたいやな。 わかった、調べてみる。ありがとうなあ。
[そう、答えたのだ。]
(113) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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/* …………えっ?(今度は本当の本当に本当!)
(-31) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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[はらり、はらり、ゆく道に、 ──雪片のような、花が降る*]
(114) 2019/07/13(Sat) 01時頃
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