285 【突発誰歓RP】逢魔ヶ時に会いましょう
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/* アアアアアア引き留められるううう
(-39) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ やがて男は急きたてられるように豪邸を後にし、 振り返らず地を踏みながら 行き先を反芻する。
歩いて、止まって。 歩いて、止まって。
時折、長くその場に佇んで 逢魔が時の空の色を眺めたり ]
" London Bridge is falling down, Falling down, Falling down. London Bridge is falling down, … My fair lady. "
[ 音だけの旋律を口に上らせながら 罅割れを踏んでは閑静な住宅地へ進んでゆく。 ]
(136) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ 周囲には人の気配がない。 男だけに見える影の姿も。
地震が起きる前には落ち着いて綺麗で 穏やかな街並みだっただろう、そこを 一人きりで歩いているだけだ。
それなのに鼻歌の裏では 延々と同じ内容を呟き続けている。
違う。違う。違う。違う。 ]
" ワタシは捨てられたわけじゃあない。 "
[ それでも重い歩調は先へと歩み、 暫くあとに一軒の家の前へと辿り着いた。 ]
(137) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ 小奇麗な家だ。 隣の二軒の間にちょこんと挟まるようにして 赤く塗られた屋根が顔を覗かせていた。
庭には月桂樹の木が一本。 よく手入れされた芝生は青々と茂っている。
案の定と言おうか、 矢張り住人の気配はない。…どこにも。
それを幸運と言うべきか、 それとも不運と言うべきか?
男は躊躇なくその家の玄関口まで足を延ばし ]
(138) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ 玄関口を施錠するドアノブを掴もうとして …小刻みに震えている自分の手に気が付いた。
何度も触れたことのある場所だ。 ( 何年も昔の話とはいえ? ) だから震える必要など、ない。 …ないのに。
( 家を出た日のことを思い出すから、 )
" 拒絶された日のことを思い出すから "
手のひらに力を入れることが出来なかった。
―――― 弾かれたように手を引いた。 ]
(139) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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……だから来たくなかったのに。
[ 独り言ちるけれど、 とはいえそうも言ってはいられない。
時間は迫っているし、 男は…知りたかった。
どちらの街にも籍を置き、 どちらの街をも行き来する自分が 帰れる場所は、 …戻れる場所は 一体どこにあるというのだろう。
一度は離別を選んだ家族の許か。 それとも影と暮らしてきた地下劇場か。 ]
(140) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ 帰りを待つ人間など、どこにいるのだろう。 ]
(141) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ この時ばかりは、 先ほど別れたばかりの相手も、 約束をした小さな友達も、 保護者のつもりの女のコのことも、 始終顔合わせるご近所の店も、 押しかける教会の聖母のことも、 贔屓にしている何でも屋のことも、 何処かへと飛んでいってしまっていた。 ]
[ …沈黙する扉だけが、そこに。 ]
(142) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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" 誓いましょう。 ワタシはワタシをアナタ方の誰も知らぬ 辺境の片隅に匿す。
そこまでは誰もワタシを探しに来ない。 信じなさい。これでアナタ方は救われる。 "
[ 扉を開けようとすることは結局、しないまま。 洗礼じみた文句を投げかけ、……、
野花を一輪。玄関先へ置くと 踵を返してゆっくりとその場を後にした。 ]
(143) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ 片や自分を捨てたもの。 片や自分が捨てたもの。
表と裏のどちらにもいて、 そのどちらにも属さない。
" 境屋 "。
その名前こそが男のすべて。
他には何も、 …何もない。 ]
(144) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ 割れた地面の上を、 舗装された道路の上を、 敷地と道路を区切る柵の上を、 硝子で造られた建物の上を。
境を横切るように、 踏みつけるようにして 男は歩いていく。
何処へ行くと決めているわけでもない。 ただ暮れなずむ空の下を何処までも。
―――― 何時までも。 ]*
(145) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 00時頃
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[>>66政府と聞けばより>>62注意喚起の言葉と 今の状況がよりマッチングしていくのを感じた。 >>65眠れる薬──即ち自害用の薬物の 提示が成されている辺り、明らかに何かしらの 検討を持って対策を練っていたのか。
はたまたは偶然なのか、 あらゆる構想を練っていたのか、 余りにも理解しがたい事態にも? …やれやれ、溜息は大きく溢れるわ。]
他殺の次は、自殺、か。 人生で二度も死ぬとは思わなかったぞ。
[政府、となれば…考えられるのは 表の街にある政府庁舎、その内部だろう。 道順は問題ない、知っている。]
(146) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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/* しかしなこいつは残る気しかないぞザーゴくん… 天使になれなかったことが最大の後悔だからな… 死ねてしまったのならひっそり消えようと思っていたんだ…
(-40) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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/* ザーゴくんにほだされそうな勢い((
(-41) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[──何故政府に行けば良しと判断したか?
ああ、ずっと裏の街で生きていた蕪が 私が>>62一言も言わなかったW政府Wの名を スラリスラリとすぐに答えるとも思わんしな! おおよそ聞いたばかりの言葉なのだろう、 頭を片手で抑えながらふつふつと、思っていた。]
(147) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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/* >>132 はーーーーーーーーーーーーーん いい子過ぎるなああああザーゴくんんん
(-42) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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/* だって天使になれなかったんだモン…(拗ね)
(-43) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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/* ソフィーちゃん辺りにぶん殴ってもらって 帰るぞオイ!って言われたら帰るかもしれないが ダメなんだ…優しさではこいつはほだされない…
(-44) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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/* 本当にザーゴくんが天使でありがたみしかない(拝む) ごめんなこんな拗らせたやつでごめんな
(-45) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[>>123ウサギは一人だと死んでしまうというが、 一人で娘は行くと言うておった。
生きて帰るか、否か。 生きるために死するか。
それを考え抜いて決めると彼女は言う。 それは>>125たった二択であり、 どうして考えるのかと蕪の彼は言う。]
……。
[私は、どうなのだろう。 生きたいとも、死にたいとも、深くは考えたことはない。
ただ、此処で死んだら……探求を諦めるのと 同じことであるように、感じた。 (良いではないか、生きる術を探求なんて!)]
(148) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ レンという男はこれまでの生をそれはもう楽観的に 生きてきた。 いつか来る、人より早い生の終わりまで楽しく 生きれれば良いなと ただそれだけを胸に生きてきたのだ。
だから突然来た"死"は己にとって受け入れがたく また、もしかしたら救われるかも、という希望に みっともなくも縋り付きたくなるくらいには 確かにこの狐は"人間"だったのだ。]
[ (人間……"人間"として良いのか?) ]
(149) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ 己は生きたい でも、中には生きたくない人もいる>>51
だから、彼女がそう述べた>>52時――己は、 呆気に取られるしかなかった。]
え?なんで…… だってロイエさん。このままじゃ死んじゃうんすよ? そんなの誰だって――
[ 嫌じゃないか
それを口にするには、彼女は余りにも儚すぎた 遠く離れていく彼女を止めることは出来なかった。]
(150) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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………
[ 行こう、というA>>116の言葉に我に帰る そうだ。もう一度死んで現実に戻らなければ そうして己は――オレは ]
Aさん ――世の中には、進んで"死にたい"と思う人が居るんすか? なんで死にたいって思うんでしょう 人は誰しも生きたいと願う生き物じゃあないんすか?
[ ただ遠くを見て問いを投げる自分は―― きっと理解できないものを見る眼をしていた。]
(151) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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……すみません。変なこと言ったっす 表街の政府んトコ行きましょ。 オレ、また腹ぶっ刺して死ぬのは嫌っすからね
[ へへ、と笑う表情は少し元気がない
新たに芽生えた"難題"に青年は悩み、それでも 脚を動かそうとする。
――時は近いのだ *]
(152) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/11(Thu) 00時頃
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[>>126気を付けてね、の声。 >>123駆け抜けようとする、ウサギ。
ああ、それを眺めてはいたが、どうにも そのまま不思議な世界へと彷徨う穴の中へと 消えて行ってしまいそうではないか。
アリスにしては可愛げはないが、口を一つ。]
どうするつもりか分からないが、 一緒に生きてくれよ、寂しいと死ぬのだろう?
[それがなんと返されるか分からないが、 >>124この横に政府に行きたいと言う存在が いるので、私は彼を連れ立つだろうよ。]*
(153) 2018/10/11(Thu) 00時頃
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[ ティエークちゃんは、ちゃんと帰れたでしょうか。 ソフィーさんも、ザーゴさんも。
逢魔が時のような空を眺め、 書類を燃やしながら思うのは、そんなこと。
ちゃんと帰れていればいい。 あの優しい人たちは。
火をまた一つ、また一つと 灯しながら思うのは、そんなこと ]
(154) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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[ ……せっかくワクラバさんに覚えてもらったのに、 死んだらまた、忘れられちゃうのかな。
紙片が炎に包まれて、 風に巻かれながら、消えました。 最初から何もなかったかのように、跡形もなく。
それはちょっと残念、かな。 そう思いますが、私の足はやはり動きません ]
(155) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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[ エルゴットさんにも、 もう薬を渡せなくなってしまいます。>>0:567
ああ、でも。 もうあの境を渡ることはないから、 報酬を渡す必要は、ない、のですけれど。 ただ、眠れるかどうかは少し心配で、]
(156) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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[ 冗談に笑った日を、思い出して、>>0:569 ]
(157) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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[気の赴く侭に生きてきた蕪頭。 若し兎の胸中が知れたとて>>122、 “そふ為たひならば為れば良い”と、 怒ることも無く脅えることも無く、 ぐわン と首を振るふのでしょう。
(兎の気持ち等解らぬ故に理解も出来ぬ侭。)
然し、語れる事が無ひのなら、 其れヲ察する事も出来ぬまま。 男の様に、 言葉ヲ懸けることも為ぬので御座います>>153。]
(158) 2018/10/11(Thu) 00時半頃
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