88 吸血鬼の城 殲滅篇
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うちも3時のお茶にすっか?
ドナルドの悲鳴をつまみつつw
(-601) enju 2012/05/06(Sun) 15時半頃
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こっちも雷雨がやってきた。 停電にならないとよいが。
雹降ってるとこあるのか? 危険ないとこに退避してくれなー
(-618) enju 2012/05/06(Sun) 17時半頃
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[クラリッサの眉をひそめさせた心の動きを、誓いの言葉のままにあろうとする実直な年若い騎士は察していない。 ヘクターの愛のように、一であり全である形もあるものを。
まだ器も経験も足りぬようであった。]
(221) enju 2012/05/06(Sun) 18時頃
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[自分の掌におさめた白い指がわずかに強ばった瞬間には罪悪感を覚え、続く言葉に愁眉がひらく。 許すではなく、捧げると告げられた声に焦がれるほどの信頼を感じて。]
感謝 いたします。
[かしこまった礼をしたヒューは、しばし、そのまま固まる。
ヘクターはヒューの血を吸わず、その術も教えていなかった。 模範といっては先ほど金髪の剣士が襲われたのを目撃したくらいだったが、吸血鬼というよりは人狼に喰われたようなあれをクラリッサに試すことはまかり間違ってもできない。
血を飲むのだ、口を使えばいい、それはわかっているのだが──]
……は、
[喉が引き攣るのは、血への渇望ではない、きっと。]
(222) enju 2012/05/06(Sun) 18時頃
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[不慣れな騎士を導くように、クラリッサが自ら亜麻色を流して細い首筋を晒してくれる。 祈るように閉じられた瞼が決断を促した。]
失礼をば──、
[声が震えるのがわかった。 指先を伸ばし、クラリッサの顎に触れて、わずかに顔を仰のかせる。 殺した息にも揺れる睫毛。 その距離。
あとは引き寄せられるようにゆっくりと唇を寄せれば、短い赤毛が白い肌に被った。]
(223) enju 2012/05/06(Sun) 18時頃
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[ぷつりと、牙が柔らかい抵抗を穿つ。 滴ったのはほんのわずか、紅玉の髪飾りほどの血。
唇に含んだ雫は甘く軽く綿菓子のような味がした。 昔日の優しい思い出にも似て。]
(224) enju 2012/05/06(Sun) 18時頃
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[不意に身体中に力と幸福感が駆け巡る。 浄化の光が刻む痛みが鎮まってゆく。
これが血の糧──吸血鬼の正餐。
愛するものの命の味。]
(225) enju 2012/05/06(Sun) 18時頃
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姫の命をわけてくださり、ありがとうございます。
…終生、忘れません。
(226) enju 2012/05/06(Sun) 18時頃
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[そっと触れていた指先を離し、上体をたてる。]
初めに知ったのが姫の血であったから、 おれはこの先、人の血に貪婪に狂うことは、決して、ない。
あなた以上に求めるものなどないのですから。
(227) enju 2012/05/06(Sun) 18時頃
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飢えても浅ましからず。 あなたに相応しい騎士であらんと精進します。
[確固たる意志をこめて微笑み、誓った。]
(228) enju 2012/05/06(Sun) 18時頃
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初めてのチュー(!)は姫にと! ずっと望んでおりましたっ
しあわせ。
(-638) enju 2012/05/06(Sun) 18時頃
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吸血ロールドキドキである。
このシリーズ3回、おでかけ戦で2回吸血鬼村に行ってるけど、今まで一度も吸血したことがなかったという事実。
(-640) enju 2012/05/06(Sun) 18時頃
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クラリッサ周辺人物のそれぞれのスタンスの違いがオイシいなと思いつつ、 ヘクターに完敗の敵わなさが嬉しくもあるぜ。
ロードだなあ。
(-645) enju 2012/05/06(Sun) 18時頃
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こっちもあと髪飾り渡せば姫を解放できるかと。 長らく引っ張って申し訳ない。
(-646) enju 2012/05/06(Sun) 18時頃
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ヒューの食糧調達考察
当人も自戒してるし、衝動に流されて殺戮、というのは今回みたいなトリガーないとやらないと思うところ。 騎士モードに戻っているので、闇討ちできんし。
親の仇をとりたい! だけど、まだ若輩で非力だ…、というような少年に 「剣の指導をしてやる。代わりに血をもらおう」ともちかけて 遮那王と鞍馬の天狗みたいな修行をする──とか浮かんでるんですが。 血が足りなくならないように、レバカツ差し入れたりしつつ。
弁慶バージョンで、橋の上とかで待ち伏せて 「勝負しないか。おまえが負けたら血をいただく」というのもアリだけど、うっかり噂になってしまうのも問題だなと。
(-648) enju 2012/05/06(Sun) 18時半頃
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村の中では呑まない騎士だったおれは、リアルでは毎晩、呑んでいましたとさ。
今日はキッチンドリンクのビールからスタートでどこまで行くかなw
では、終了前には戻る!
(-652) enju 2012/05/06(Sun) 19時頃
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>>-651
されたかったのか…(じー
(-653) enju 2012/05/06(Sun) 19時頃
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はふ。 クラリッサの文章に酔ってござる。 文章が流れるように情景を紡ぐのう。
あと2時間であるし、ぼちぼち〆ねばと思いつつ浸る。
(-684) enju 2012/05/06(Sun) 21時半頃
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>>-681 >個人的な一番最初のミッションは、新しい服か縫い物セットを手に入れること
食糧調達より差し迫った需要ww
今の状況を民間人に目撃されたら、 ジェフリーがビリビリしたように見えますねw ご無体なw
(-688) enju 2012/05/06(Sun) 22時頃
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[血を介した交歓が呼び覚ましたクラリッサの揺らめき。 潤む瞳と甘い陶酔の表情を目にして、ヒューの裡に掻き立てられたのは、まだ官能を知らぬゆえに危険のない憧憬。
あえかなその放埒の一瞬を、ただ手の届かない美しさと思った。]
(270) enju 2012/05/06(Sun) 22時頃
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[送られた優しい言葉と約束に、もう一度、クラリッサ前に膝をついて頭を垂れる。]
そのお言葉を胸に刻み、 夜の影、風の刃となって御身、お護りさせていただきます。
── 我が血と魂(ヒュー)にかけて。
(271) enju 2012/05/06(Sun) 22時頃
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[ポケットの中で何か鳴った気がして、指を差し入れる。 取り出してみれば、紅玉の髪飾りであった。]
あぁ──これを。 ドナルド・ジャンニから託されました。
[彼は「アンタが持ってるべきだ」と渡してくれたのだけれど、それを本来の持ち主に返さないという選択肢は実直な騎士にあろうはずもなく、両手を添えてクラリッサに差し出す。]
(272) enju 2012/05/06(Sun) 22時頃
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先代から、お聞き及びでしょうか。 おれとドナルドは、いまや「血の兄弟」です。
[今、彼が彷徨う苦界は知らず。 結ばれた絆を、どこか喜ばしげに知らせる。]
(273) enju 2012/05/06(Sun) 22時頃
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どうか、彼にもお言葉を賜らんことを。
…照れてフテくされるかもしれませんが、彼の居場所は──きっと、
これから、ここに。 おれたちと 共に。
(274) enju 2012/05/06(Sun) 22時頃
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真剣勝負だぜよ。
(-706) enju 2012/05/06(Sun) 22時半頃
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もらったもんは倍にして (←
血統的にはクラリッサもヘクターの「子」ですけど、ヒューの認識では別格すぎて、姉認識はしておりませんですはい。 姫は姫です。 ヘクター以上に、手出しとか絶対無理。
(-723) enju 2012/05/06(Sun) 22時半頃
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>>-716 人けのないところに連れ込み宣言
(-727) enju 2012/05/06(Sun) 22時半頃
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>>-717 ノーライフキングかっけぇ
300年後くらいのこの国がいろいろ心配。
(-728) enju 2012/05/06(Sun) 22時半頃
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園芸絵師さま、さすが手が、もとい筆が早い。
…可憐だ。
フードに透かし模様が入っていて高級感っ
(-742) enju 2012/05/06(Sun) 23時頃
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[クラリッサの唇をこぼれる礼の言葉、眼差しに触れる度に灯火のともる気がする。]
はい、話はいずれ。
[ゆったりとした時のあること、それが嬉しい。 討伐隊のエリアスという名にはすぐには反応できずにいたものの、容姿を聞けば頷く。 最後に見たときは亡骸だったが、優しい魔法が施されたのだろうと。]
承知しました。 その話も──お聞かせください。
(291) enju 2012/05/06(Sun) 23時半頃
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