215 【誰歓】エンドローグ
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だって、分かんないんですもん 賢い反応なんて、やり方なんて、そんなの! ばかなんて、言われなくたって、わかってる……
[ずっと、賢くなんてある必要はなかった。 難しいことは何も考えなくたって、嘘やお世辞なんてなくたって、真っ直ぐであることが美徳だった。 きっと、ここに至るまでに、いろんなものを取りこぼしている。
パンクしそうなくらいに恥ずかしくて、消えてしまいたかった。 ひどい、とは思わなかった。知ってる。バカなのも、みっともないのも。 知ってるんだ。だから、騒ぎ立てないで欲しい。バレないように秘密にしていたい。 そう思っていてもどこかで、いつまでもそれが保たないことも察している。
彼は正しい。そのことがどうしようもなく身に沁みて痛い。]
(172) nabe 2015/02/13(Fri) 23時頃
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[向けられる視線や言葉>>154が、なんだか予想していた通りで。 顔を上げた。目が合った気がした。弱っちい、かわいそうな子を見る目に思えた。 こうなるのを知っていた。かなしい、と思ったが、自業自得なのでそう思う資格もないかもしれない。 ふい、と視線を逸らす。
梶の言葉>>153は、もう叫びのようだった。切実な声。 ちがう、と反射的に返す声が掠れた。]
ちゃんと、居場所があったら、あんなことしてない 自分の、自分だけの居場所なんて、
[麻痺したような頭の片隅で、寂しかったのかな、と思う。 彼も寂しかったのかな。自分に居場所がないこと。 どこかに、ちゃんとぴったりはまる場所が欲しかったのだろうか。 それが見つからない世界を、もう嫌いになってしまったのかな。
たぶんそのときはじめて、彼が生身の、同年代のひとりの男の子に見えた。]
(174) nabe 2015/02/13(Fri) 23時半頃
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そんなもの、実感できてたら、きっとここにいない
[自分で言葉にして、今までで一番すとんと胸に落ちた。 どうしてこんなところにいるんだろう。どうしてわたしたちだったのか。 彼らのことを深く知っているわけでもなく、これからもきっと知ることはないけれど、なんとなく、そう思う。
もう、あとはきっと、それでもあの世界に期待できるか、とか。]
(175) nabe 2015/02/13(Fri) 23時半頃
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[そう言ってから、聞こえた言葉>>164に、体を支配していた感傷や悲観が抜けていくようだった。
ああ、これから作れば良いのか。作れるかな。作れると良いな。 そう思えてしまう。そんな希望を抱いてしまう内は、きっとまだ大丈夫だ、と。
生きていける、と思ってしまう自分の甘さを、もう少しだけ大目に見てやりたい。 次はきっと、同じ間違いを繰り返したりはしないから。]
……なんか、最後にカッコ良いの、ずるいなあ
[照れ隠しのように笑う。誤魔化すように言った言葉は、深く考えたわけでもなかった。 自分に向けられた言葉ではないと分かっていたって、背中を押されたようで。 なんとかできるかなあと、思わせてしまったのは、彼の言葉>>164だったので。
その声が自分に向けられたこと>>169への動揺に、背が跳ねた。]
(184) nabe 2015/02/13(Fri) 23時半頃
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[じわじわと、顔に熱がのぼっていくのがよく分かる。 ――ああ、君まで赤くならないで>>169くれ、意識してしまうじゃないか!
しまいには、プスプスと煙でも立ち上るんじゃないかと自分で思うくらいに、熱かった。 叫び出したい気持ちを堪えて、これまでの人生にないくらいに考えて、考えに考えてから、ゆっくりと口を開いた。]
わたし、相当に、ばかでどうしようもないですけど、 たぶん千秋さんが思っている以上に
[卑下が先に出てきたのは、きっと空っぽ人間の性だ。けれど、]
でも、ちゃんと、居場所、作れるように、がんばろうって思えたんです だから、その、また、会いたいんです 次こそ、ちゃんと胸を張って会いに行きます
――なので、また今度、って言っても良いですか
[勢い込んだが、やはり、声はしぼんでいくようで。 ああ、慣れないのだ、こういうのは。 それでも、赤い顔を上げて、今度こそちゃんと真っ直ぐに視線を向けた。*]
(188) nabe 2015/02/14(Sat) 00時頃
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/* お返しギリギリまでかかってご、めんなさいあああ
(-299) nabe 2015/02/14(Sat) 00時頃
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― 扉の前 ―
[凛として、という言葉が、とても好きだった。 それは、身を正すことを、手足の運び方を、纏う空気を、全てを指して。 凛と、背を張って、声も張る。あの頃、後悔を知らなかったのは、きっと自信に満ちていたからだ。
この身を満たしていたものをすべて投げ捨ててしまった今、自分はこれから山ほどの後悔を知るのだろうが、 それも悪くはないだろう。これまでに知らなかった分も、色々なものに触れて、思い悩めば。
一歩、踏み出せばそこは、白く眩く、冷たい世界。 これから、何が待ち受けているのだろう。過ちの精算だって、しなくちゃいけない。
きっと大変だ。しんどいだろうなあと思う。
だからこそ、真っ直ぐに立て。視線は遠く、先を見よ。 何にも挫けぬよう、背筋を凛と張って、振り返ることなく。 眩い光の中へ、一歩踏み出した。**]
(199) nabe 2015/02/14(Sat) 00時頃
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