人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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【人】 小僧 カルヴィン

[折れる枝の音に、闇の中動く紅石榴]

 ……そこにいるのは、誰?

[樹上より降り、
 下駄の音鳴らす月の佳人を庇うように、音のなる方を睨む。

 己が喰われる分には厭いはしないが、
 それでもこの美しい人が喰われのは厭だと。

 その思いが自然と、前へ―――…]

(543) 2010/08/06(Fri) 10時半頃

【赤】 執事見習い ロビン

 ――返り討ちが関の山か。

 坊主にも謂われた。
 喰らうなら報いを着せると

[溜息]

(*38) 2010/08/06(Fri) 10時半頃

【人】 記者 イアン

― 食堂近くの廊下 ―

 そうか…… 
 ……ああ、そう言えば法泉殿と宴のとき一緒だったか
 こんなときだが、おめでとう

[夢、幻に泡となって消えても
 新たな夢、幻があるならばそれでいいかと
 法泉の花になったことには祝辞を述べて]

 ……わかってる。
 血塗れな手で触れてしまってすまなかったな

(544) 2010/08/06(Fri) 10時半頃

【人】 記者 イアン

[警戒か拒絶か冬の様子は青年に冷たく
 ただ、それも当然かと背にその軽い足音を聞きながら
 己が右手をぼんやり見
 本郷の言葉を思い出し、
 主にもこの血濡れの手では逢えぬと遠く想う。
 
 そうして旧友の視線に気づかぬまま食堂の戸をくぐれば
 軽いものを食堂のものに頼んだ]

 ……そういえば、初めの宴の日
 此れは何の祭りかなぞと言っていたがありゃなんだ?

[お盆を受け取りながら、ふと気になったことを口に出して]

(545) 2010/08/06(Fri) 10時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

お前が勝手に誤解して、去っただけでしょうに。

彼の朧月の方は、血を分け共に生まれたわたしの半身。
しばらくぶりに再開した兄弟の情、ただのそれだけ。

[互いに年経て変わり、今は守るべきものを持つ身同士。
 もうあの頃には戻れず、戻らぬ。]

あの方と遠い昔を共に重ねた月日は…お前には重いだろうか?
されど、それよりも長い時を、これからお前と重ねていきたいと…

(546) 2010/08/06(Fri) 10時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…出ていらっしゃい。
出てこれぬなら、潜む獣として…
[帯に収めた懐剣に手を添え、枝踏む音にそちらを睨む。
 己を庇おうと出る子の健気さに、胸が痛い。]

(547) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 小僧 カルヴィン


 なよたけの君が還りたいと願う月の都は、
 あの方の元ではなかったのですか?

[枝の音が鳴った方へ、意識を残しつつも。
 ぬばたまの闇夜の髪へと指先を伸ばして]

 ……僕は、あなたの傍に在っても善いのですか?
 あなたが月に還る足枷となりはしませんか?

 僕はそれが一番つらい。
 お傍で侍れたとしても、心焦がす月が新月の侭なら。
 とても寂しい……。

[紅石榴から一つ、雨が降る]

(548) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 執事見習い ロビン

 束の間かもしれないが……ありがとう。

[硬い声音で礼を謂う。
喰らってやるも、ひと気があってはそれも難しい。
そも、この身では太刀打ち出来るか怪しい。
警戒は解かず]

 血塗れた手は、前から?
 これからも
 ここの誰かが病を持っていれば
 人として生きてきた、その相手に……おなじことをする気?

 それが、誰であっても

[謝罪にはそう問うた。
食堂にたどり着き、食事はやはり自分で用意すると奥へ向かう]

(549) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 門下生 一平太

[誰何され、出てこいと言われ。
諦め混じりに歩を進めた]

お邪魔をしてすみません。
私は獣ではありません。

[両手を軽く挙げ答える。
強張った微笑は寒さを堪える夜の顔]

(550) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 執事見習い ロビン

― 食堂 ―
[間も無くして、果実と水を手に戻る。
人の手が加わらない食事
場を離れずイアンの傍へ]

 あれは、売り言葉に買い言葉というんだよ。
 ……頭に血が上ったのは覚えてる。
 何を口走ったかまでは、覚えてないけど。

[初日の退出時の事だろう。
あの時口をかりたのは、目覚め開く前の人食花
誤魔化すように眉を寄せて笑った]

(551) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 小僧 カルヴィン


 夜光さま……。

[姿を現し見えた顔に、ほっと息を吐いた。
 寒さを湛えるその顔には、
 何処遂げなく冬を纏う友の面影を見つつ]

 いえ、此方こそ。
 先程のお話もあって……申し訳ありません。
 

(552) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 懐刀 朧

― 大広間→自室 ―
[>>525常より平静に欠けた鵠の声を聴く。
弟弟子の名を強く呼んだ華月のことも。]


 ―――…その呼び名は堅苦しいな。


[主と、そう変わった呼び名。
ぼやいたのは虎鉄を運んでいる間のこと。
高嶺は虎鉄には触れず、だから彼の冷たさを知らない。
りん、鳴る音に目を遣れば首振る鳥の名の姿。
何か、あったか。それとも何かを思うたか。]

(553) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 記者 イアン

― 食堂 ―

 なればこそ、大事にな

[束の間の][そうさせるのは己が刃かもしれぬと
 特に初日の退出時が青年とその相棒に
 注視されている冬色を
 手にかける可能性は……極めて高い]

 ああ、前も、これからも。
 それが散る花として俺が選んだ道だ。
 誰であっても、獣となり人を喰らうならば誰でも
 時には無辜の者とて

[当然の非難か。喰われる人を守るためではなく、
 復讐で道を選んだ青年はそうとだけ
 …それ以上は自己正当化にしか過ぎず口にしない]

(554) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 記者 イアン


[粥と漬物、副菜と豆腐がのった卓を盆に乗せ
 箸をつけながら自分よりもさらに軽い食事を手にする
 ロビンの返事を聞く]

 ……さよか。あの時は月瀬と本郷も賑やかに
 舞台袖を沸かせてくれてたな。

[覚えていないという以上、本当か嘘かはわからぬが
 追求をしても無駄かと話題はずらして
 眉よせ笑うのを見る]

(555) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 門下生 一平太

[鳥に伝う筋が見え、申し訳ないと思った。
それと同時にこの鳥が消えたら、とも思う。
落花に替わり、月へと一矢報いれようかと]

…ふ。

[わらうような吐息。
月がそれを許すわけ無いだろう。
今この時、笛以外、何も持っていないのに]

いいえ。あんなお話あればこそ。
警戒するのは、当然でしょう。

[頭を振れば、編まれた髪がまた崩れて。
軽く波打つ黒が揺れた]

(556) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[こぼれ落ちた涙へ伸ばす指先は、朱滲む白の包帯姿。]

枷などでは、無いよ。
寧ろ…伴にいてくれなければ、わたしは月の向こうへ連れ去られてしまう…。

[雛鳥をそっと手元へ引き寄せながら。]

夜光、そなたはそこで何を?
[出てきた姿に未だ警戒を解かず。

 庭に隠れていたことならば、雛鳥も同じであろうに。
 月の瞳が曇るのは、恋に狂うている故か。]

(557) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

―大広間→高嶺の部屋へ>>553

……、…
では、高嶺様…?

[戻した、が。
そういう問題ではないのだろうか。
自分の体温を確かめるように手を握りしめた。]

――、…

[高嶺の視線に気づけば]

どう、か されましたか

[喉に声が少し引っかかって掠れた。
自分で驚いたか、喉元に手を触れて
申し訳ありません、と詫びる]

(558) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【人】 執事見習い ロビン

― 食堂 ―

 …………束の間を肯定された気がする。
 血塗れた手を、私に?
 
[眉を寄せる]

 イアン、キミは
 選んだ道に、大事なものは無いの?
 誰であっても……無辜のものも
 それでは病持つものと大差ない

[赤く熟れた果実を手にとる。
嗚呼
この赤が血であれば
この身が肉であれば]

(559) 2010/08/06(Fri) 11時頃

【独】 呉服問屋 藤之助




  (生贄の、  鳥)



 

(-128) 2010/08/06(Fri) 11時半頃

【人】 執事見習い ロビン

 セシルは

[月瀬をそう呼ぶ]

 私の代わりに、怒ってくれたんだった
 本郷さまにたてついて

 ……具合は、大丈夫かな

[しゃく、と食む音が立つ。
残してきた相手を思うように、視線を遠くへ]

(560) 2010/08/06(Fri) 11時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[波打つ黒を紅石榴に収めながら、
 引き寄せる月のかいなに身を寄せ、その背に腕を回す]

 ならば……鳥はずっと月の傍らに。
 今生も、死してなおあなたのお傍に――……。

[囀る声は月にだけ。
 聞えればよいと小さきもので。

 警戒を解かぬまま、夜に光る花を見詰める主に、
 その身をゆだねる様に預けて]

(561) 2010/08/06(Fri) 11時半頃

【赤】 執事見習い ロビン

 居心地が、悪い
 視線で犯される気分だ。

[遠くを見遣り、眉を寄せる]

(*39) 2010/08/06(Fri) 11時半頃

小僧 カルヴィンは、門下生 一平太の思惑を知る由はないけれど、もう二度と。月の傍を離れぬと、見詰める紅石榴は雄弁に語る。

2010/08/06(Fri) 11時半頃


【人】 門下生 一平太

何も。
…寒くて歩いておりました。

[借りた羽織をまた引き寄せる。
霞の月を見る黒檀は、恨みがましい色混じる]

(562) 2010/08/06(Fri) 11時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…闇に潜んで、人には言えぬことでも?

[縋る愛しい子を守るように袖に包んで、髪を解いた夜咲く花を見る。
 解けてうねる髪は、無数の蛇のようにも見えた。]

(563) 2010/08/06(Fri) 11時半頃

門下生 一平太は、小僧 カルヴィンの紅石榴に向く時は、強い羨望浮かばせて。

2010/08/06(Fri) 11時半頃


【人】 記者 イアン

― 食堂 ―

 その可能性は宴参加者すべて大いにあるな。
 ……獣が喰らう可能性もの。

[ロビンの言葉は獣に対する恐れが薄いなと
 先日は頭を撫でたその小さな姿に
 脳裏で冷静に思う己がいる]

 ……大事な者はあるさ…亡き主チャールズ。
 そうだな……復讐に駆られた犬なればこそ

[……獣と大差ないと言われるのは
 獣に対する嫌悪もあって、聊か眉がよるが
 平静を装い粥を口に運ぶ]

 ……ああ、セシルとは月瀬のことか。
 誰ぞそれはと昨日から思っておったのだ
 刷衛殿とが背負っておったの
 ……仲がよいなら見舞ってやれば喜ぶのではないか?

(564) 2010/08/06(Fri) 11時半頃

【人】 懐刀 朧


 ……、…
 …私の花と成ったのなら、お前もまた高嶺だ。

 ――…下の名は…、朧という…。

[>>558戻す鵠には笑みが零れる。
憂いとも、煽る色とも違うもの。
その後教えるのは高嶺ではない下の名前。

掠れる声に黒檀が見るのは二つの花と、倒れた――]


 ……恐れているのか…?


[訊くのは、何に対してか。]

(565) 2010/08/06(Fri) 11時半頃

【独】 記者 イアン

/*
T・オウガの「駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは豚と犬」なんて言葉を思い出した。ヨアヒムが豚、イアンが犬ってだけだが(笑)

(-129) 2010/08/06(Fri) 11時半頃

【人】 小僧 カルヴィン


 夏といえど、夜は冷えます。
 夜露は花にも宜しくないかと……。

[羽織を引き寄せる黒檀が、主へと善からぬ色を見せれば、
 そう囁いて]

(566) 2010/08/06(Fri) 11時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…あぁ。そうだな、戻ろう。

[雛鳥の手を引いて帰り際ちらりと見返り、夜光る蛍を射抜く視線は酷く鋭く。
 何か在れば容赦はせぬと投げる氷の刃のような。

 下駄の音はただ踵を返す。]

(567) 2010/08/06(Fri) 11時半頃

【人】 門下生 一平太

潜んでいたなど。
貴方とは、違います…!

[声昂らせ言い返す。
睨むというより泣きそうな眼は、花落ちた時の誰かのよう]

…迦陵殿のお言葉はごもっとも。
失礼させて頂きます。

[形ばかりの一礼をして。
月と鳥に背を向けた**]

(568) 2010/08/06(Fri) 11時半頃

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