65 In Vitro Veritas
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― 非常階段→ ―
[>>207自分と同じ顔をした口元が、 引き攣るように吊りあがったのを見た。]
?
[否定された事に単純な疑問を覚え、 暫くはその顔を、じっと見つめていたけれど。 >>281明かりが灯り、その背がこちらを向けば それを追うようにして、歩き出した。]
…てんい そー
[追う事に夢中になっていれば、モニター前で止まるその背にぶつかりそうになって、踏みとどまる。]
(286) 2011/09/27(Tue) 23時頃
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/* 天衣想地《テンイ・ソウチ》
って単語がふと頭を過ぎった俺をどうかしてくれ。
(-83) 2011/09/27(Tue) 23時頃
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[緑がかった灰の眸は、錆び付いたまま。 その眸が見つめる先のモニターに映し出される映像、それは]
……
[吐息すら洩れぬ唇に右手を軽く当てて、 次から次へと映像と音が流れるモニターを見詰めていた。]
(292) 2011/09/27(Tue) 23時頃
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[映し出されるのは自分達の「サイゴノシゴト」そのもの。 身体を切り裂かれて、取り出され、捨てられる。
そんな残酷な現実とも言える数十分の映像を、 その眸は瞬きすることなく映し出して。]
……
[決してその映像の意味が分からないわけではない。 しかしそれでも彼女の心に起こる感情に変化は無く いつも通り ただ受け入れる のみ。]
(297) 2011/09/27(Tue) 23時半頃
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[>>294目の前の、自分と同じ顔をした彼女が膝をつく。 モニターから目を離して、そちらを向くのは無表情のそれ。 しかし足元はどこか焦るように、 彼女の横にぱたぱたと駆け寄って。]
いたい だめ
[自分の頭を撫でた後、少し屈んで 彼女の頭を優しく撫でたのだった。]
(300) 2011/09/27(Tue) 23時半頃
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/* やだーもー牧野さん超かわいいもー
ウェヒヒ
(-85) 2011/09/28(Wed) 00時頃
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/* 俺の手から 逃げ出した…だと…?
面白い、どこまでも追いかけてみせよう
[荒ぶる鷹のポーズ]
(-86) 2011/09/28(Wed) 00時頃
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っ
[相変わらずその表情は変わらなかったが、 触れた瞬間に辺りを劈くような悲鳴が響けば、 頭に置いた手を、ぴくり、戸惑うように離してみせて]
…たの し ?
[逃げ出したその背は、子供達に追いかけられていた赤毛を思い出させて。 彼女が楽しいのか、そうでないのか。
其の答えを知るべく、気がつけばその背を追って走り出していた。]
(312) 2011/09/28(Wed) 00時頃
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/* すごく…ターミ●ーターみたいな感じがします…
(-88) 2011/09/28(Wed) 00時頃
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/* <●><●>三三三 <アハハハハハハハハハハハハ
(-89) 2011/09/28(Wed) 00時頃
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……
[その悲鳴が只事では無いのは分かった。 それでも、彼女をそうさせている理由は分からない。
ただひたすら、純粋に其れを問うように 彼女を追う足を速めていったけれど、 運動が得意ではない分、その差はどんどん開いていってしまうだろうか。]
(318) 2011/09/28(Wed) 00時頃
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/* 牧野リンダ、逃げ出したーァッ!!! 自分のクローンである存在、リーネから逃げる、逃げる!! しかしリーネも負けてはいない、追って来る!! 無邪気にその背を目指してタッチしようと追いかける!!
そして、あーっとここでセシルが割り込むかーーー!?
…実況終わり
(-92) 2011/09/28(Wed) 00時頃
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リンダは、リンダを追いかけている途中、セシルの手に引っ掛かった。
2011/09/28(Wed) 00時半頃
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[夢中で追いかけていれば、伸ばされたセシルの手に気付かず。 その手に引っ掛かり、走りながらでも体勢は崩れた。
――――ドサッ]
あ う
[次の瞬間、身体が冷たい床にぶつかる音。 頬から転んだのだと分かるのは、かなりの時間を要しただろうか。
何故なら、彼女は26年間ずっと怪我をした事が無かったのだから。 怪我をすれば―――…]
(329) 2011/09/28(Wed) 00時半頃
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…?
[激しくぶつかった頬を起こし、手の平で撫でてみる。 其処は既に腫れぼったくなっていて]
っ い
[転んだ時に打ち付けた、他の場所。 膝や肘などもあちこちが痛んだ。]
(333) 2011/09/28(Wed) 00時半頃
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/* セシルズが好きすぎる
(-98) 2011/09/28(Wed) 00時半頃
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/* おかしいな、セシルグラ苦手だったはずなのに
(-99) 2011/09/28(Wed) 00時半頃
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いた い
[>>341コーダに似た彼に起き上がらせてもらっている間も、 全身を走る感覚に打ちひしがれるように、ふるふると震えていた。 指を針で刺した時とは、また違った長く続く「痛み」 経験したことが無いものだった。]
……あ
[追いかけていた彼女は、もう姿が見えなくなっていた。 どくんと鼓動が波打つのを感じるが、その感情が何か分からない。 表情にも表すことの出来ないその感情。 >>344伸ばされた手の代わりに、彼の服の袖をぎゅうと掴むことで、何とか表現しようとしていた。]
あ あ
[アリガトウを言うべきか、それともこの感情を伝えるべきか。 その葛藤の間で揺れて、口から零れる言葉は断片ばかり。]
(347) 2011/09/28(Wed) 01時頃
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[受け入れることしか知らない 酷く空っぽなこころ]
[自分のこころが さまざまな感情で満たされても なお]
[背後から零れ出る それら を感じ取っていた]
(354) 2011/09/28(Wed) 01時頃
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[―――…しかし 受け入れる、彼女は 全てを。]
(357) 2011/09/28(Wed) 01時頃
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/* …分かりやすすぎる狂信COだな。
狼ズCOし始めてるし、良いよね。
…ね?(焦り
(-100) 2011/09/28(Wed) 01時頃
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[前髪の隙間からちらり覗く眸は、 やはり何かを訴えるように掴んだ袖を見ていたが 言葉をかけられ、立ち上がらせてくれたのなら]
ありが とう
[三回目のお礼は、お辞儀をせず その青灰をしっかりと見詰めて言う。 ぽつりと響いた問いには、少し間を置いてから首を傾げて]
わからない から
[漠然とした答え。 自分に似た彼女が楽しいのか、楽しくないのか。 それ以外の意味も、彼女の心にはあったのかも知れないが 出てきたのは、その一言であった。]
(364) 2011/09/28(Wed) 01時半頃
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/* すごく…掛け合いづらいよねこいつ…
セシルまじごめん(土下座
(-102) 2011/09/28(Wed) 01時半頃
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リンダは、セシルから暫くは眸を逸らさなかった。
2011/09/28(Wed) 01時半頃
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/* しゃー!飴そーい成功!
間違ってないかどきどきやでェ
(-103) 2011/09/28(Wed) 01時半頃
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[袖を掴んだ手は、少しの間硬直していて 強く振りほどかない限り、離せないかもしれない。 呆然と与えられた現実を受け入れるのに時間は掛からないが、 言いようのない感情を整理するのには、慣れていない。]
………
[彼女のことが知りたいのか、と問われれば は、と気付かされたように眸を一瞬、見開かせて。 こく、こく、と二度小さく、頷いただろう。
スタッフルームに足を向ければ、流れに身を任せるように。 喉の渇きは感じなかったが、その心は、どうだったか**]
(373) 2011/09/28(Wed) 01時半頃
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ひつじ リンダは、メモを貼った。
2011/09/28(Wed) 01時半頃
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