291 Fate/Goddamned Omen
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「 蒼穹の果てに神が座すと云うだけで 鶯鳥は飛ぶを止めましょうか。 金烏は上るを止めましょうか。 フ───...朕の成すことが気になるのなら いちど登らせてみては如何でしょう 」
(199) 2019/02/11(Mon) 10時頃
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易々と心中吐露なんざ致しませんとも 契つた以上、蜘蛛糸塔が何たるかを重ねれば 世界を見下しも、再編もし無いのは慥か。 何が欲しいかノ純粋な問い掛けにすら 細めた狐目をかざりながら>>149 音譜のはねる様な声色で、微笑し、 「 では...... そなたのこころを 」と
悪食トモ、浪漫寸に浮かされた輩ニモ、 何方トモ取れる事を紡いだものですから
(200) 2019/02/11(Mon) 10時頃
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「 そなたも共に登つてはドウです
斯様なる灼熱の大地に居つては、 いずれ手足も焼け落ちましょう 」
( ─── パチン、...と扇を確り閉じまして )
(201) 2019/02/11(Mon) 10時頃
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その頃だつたでしょうねい 雀に突かれも、鼠に齧られもしないうち >>183人の子が漸くト姿を見せたのですから 風に棚引く闇色御髪をいちど、かき纏め 薄らとくちびるを持ち上げておりました。
>>185 既に手付き≠ナありましょうか。 人であるはずの身を其の様に言われるのですから 蹄がゆくのを視線のみで追い掛けながら 繰る、...と扇を宙に泳がせておりましたが、
>>194何処ぞへ連絡を取ろうとするを 闇の帳の下がつた瞳に映しても居たのです。
(202) 2019/02/11(Mon) 10時頃
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「 ヨグ。
既に手付き≠ナあるらしいトモ、 それは間違う事無ク朕の$lの子でしょう 瓢箪ですらない、腹には隠さぬよう…… 」
……とは言エ、先程此方の身を 魔訶不思議な黒霧列車で運んでくれた事を 思えば、忠告も本気では告げられますまい
(203) 2019/02/11(Mon) 10時頃
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そうして 砂塵の踊る視界に白尾の引く扇を踊り併せ すこぅし……風の流るるを和らげましょう。 生贄に出されるが如くの人身を護るために。
うだる風と熱砂に煽られ、たえるさまを 見るのもおかしと思える気持ちもあるにしろ
繰る、と横薙ぎに扇を泳がせば 此方身の足元に緑の芽が生える。白花咲く。 白雲は天に游ぎ、風のうなりも弱くなる。
(204) 2019/02/11(Mon) 10時半頃
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裸足のうらに、 自らの足場のみに咲きほこる、 白花小花を踏みながら。 人の子にも声掛けましょうか。 お話は嫌いではありませんし 何ヨリ、供物───魔力は欲しいのです。 ……其の為の人の子と思つておりマスし。
「 そなたは…… 嵐の側の人の子ですか。 」
( …あ。一応は ヨグがくわぬよう見張っておりますよ すこぅし離れた場所からでもねい )*
(205) 2019/02/11(Mon) 10時半頃
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陰陽師 稲荷は、メモを貼った。
2019/02/11(Mon) 10時半頃
陰陽師 稲荷は、メモを貼った。
2019/02/11(Mon) 16時半頃
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/(ヤバイ進んでる)(焦る)(下書き書こう)
(-22) 2019/02/11(Mon) 17時半頃
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/*(でもこれ全部拾ったら喉やばいやつだ)
(-23) 2019/02/11(Mon) 17時半頃
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人の子同士の抗争も、国盗り合戦も 蜘蛛糸のなかから見守っていた時分も ときの流れのなかにはあったでしょう 英霊として、霊基<からだ>が刻まれる前も 刻まれて以降、幾重に流るる時のはざまにも。
(279) 2019/02/11(Mon) 19時頃
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>>233>>234 美味しそうなものが 手付き≠フこととは思いませんで ただ、しかし、先程此方身を砂塵から 守つてくれたそなたのこと 余計過ぎる手出しはしなかろうと ……思つておりましたが———————
(280) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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天の原 あかねさし出づる光には いづれの沼かさえのこるべき
(281) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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相反するものが御座いましょう こと、世界を跨いだ境界線の鬩ぎ合いですので >>244まもる¢、が現れるのも仕方なし。 >>237世界の消滅すなわち死 いきる者としては理不尽な外部の敵に ほろぼされる事になりマスから >>247約束を反故するのも致し方あるまい。
(282) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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ですけどね......
(283) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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「 英霊<サーヴァント>をなのるならば、 こちら側≠フ者かと思っておりましたが 貴方のうまれはどちら≠ナす 」 問うたのは、不可思議ですから 本来どちらに居るべき存在であるのか むこうを捨てさる覚悟があるのかの、問。
(284) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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>>249愚問かどうかはわかりませんが 繋ぎかけた縁を切≠驍ルうへゆかれたのなら >>256うすらと押し上げた瞼のした 黒黒宇宙のイロをさざなみ立たせ…
(285) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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―――― 性悪く 思うこともありましたが ふう....と、惜しむ息吐くだけに留めましょう。
(286) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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逃げ続ける運命の敷かれた人生など 神に見放されているにひとしい。 すべてのいきとしいける者 穏やかな陽のもとで 嫋やかな月のもとで 微笑つて過ごすべきと想い、
(287) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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けれど故郷を想うようなものでしょう 罪人が牢獄のなかで憂うように つぎなる幸などなかなかに目指せますまい。 「 残念……そなたの頭に花冠を のせてやりたかったものです。 」 ですから此方身、寄り添うふたりを他所に フイ—...と人の子のほうへ寄つたのです。 扇の外したくちびるから、憂い言葉を残しまして。
(288) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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いまや指間に入り込む砂など一粒もなく 歩むたび、花々は咲き誇るだけでございましょう。 >>264そのまま其の方へ寄りまして そなたの姿すら映さぬ黒曜の目にみとめましょうか。
(289) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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「 波照間乃花…いいえ 朕の人の子≠ナ十分でしょう そなた以外に人は見えませんから 」 やはり向こうの人の子らしい 名には興がむきませんでしたので…と、言うよりは 此方のほうがよろしかろう。 言い換えるに、絆れべるの噺。
(290) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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死んだ様な大地に息吹くものが>>208 彼を騒めかせているとはしりませんので とくに気にさせる素振りも見えぬのなら 此方は幾花びらを開かせながら。
(291) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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────── 問い掛けには睫帳をふるわせ やわらかに、口端を持ち上げ...眇めたでしょう。 「 ええ…そなたの言う通り。 むこうの世界にあまた居る、 神のうち、ただひとりにございます。 」 ( 眇めた視線をふたたび曝し そなたの澄んだ瞳をみさげまして、 )
(292) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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「 真名────オシャ。 至高神…あるいは、天神・厄莎と。 」
(*10) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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つげた名に関して、識らずともよい。 何せ世界ニ消えゆくばかりの神話ですから 此方のなにを見ても、思い当たらずとも怒るまいよ。
(293) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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「 それで…人の子。 そなたは朕の供物か?…贄か? ・・・・・・ 梯子を降りた神の顔を 拝みに来たわけでもないのでしょう 」 むこうの世界生命が掛っていると言うならば わかりきった問答の先を求むるのは、一概に 朕がその様な神であるからにあい違いない。
(294) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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霧が立ちこめて、 日が射す方向は見えなくても、 身を寄せる所はあるかと迷わされないようにしよう ( ............この玉体を求めよ、と謂う )
(*11) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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して、幾らも言葉をまじえられぬうち むこうの世界にあるべき姿とも違かろう
この世界に喚ばれた彼の英霊から 一矢投じらるるのならば>>273 灼熱の大地を飛ぶ雷鳴の矢など 益々生きるに優しくないと思いながら―――― ええ、胎内ヨリ武器を取り出すよりは 避けるほうがよろしいのでしょう。
(295) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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「 おや… 」と 困つたふうに声を出しながら、 詫び入れる言葉もなく、隣立つ 手付き≠フ彼女を腕に抱えましょうか。 「 縁を結ぶのならば殊更、 そなたのそれは不愉快ですので 空のむこうで祓いましょうか 」 ヨグが美味しそう≠ニ言うそれを 緩と動かした目線だけで指し示しながら …なにせ供物は綺麗でなければならない
(296) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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ソウして、タンッ…と 灼熱大地を蹴りだし、空へ躍り出ましょうか。 弓持つ者にとつては飛ぶ鳥落とすなど 容易いことでしょうから、 即座、彼女を俵のごとくに担ぎ直し 扇をひとふり…と、宙に揺らしまして。
……いえ、彼女が自分で避けられるなら 此方の腕も足も必要なかつたでしょうが、
(297) 2019/02/11(Mon) 19時半頃
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