人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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視点:


【人】 掃除夫 ラルフ

薔薇の木を燃やすんだって、ベネットは言ってた。
木を殺したら、自分がどうなるんだろうって思わない?

──…ディーン。
君と言う人間は、
乞われれば、誰にでも手を差し伸べるの。

これは、どうして、と聴いて答えが返る事なのかな。

[ディーンが外に出るような格好にまで衣服を身につける所は、あの夜は見なかったなと思う。薔薇の香が招いた事だとしても、部屋の中には外とは異なる親密さがあったような気がしていたとも思う。ラルフは首を傾ける。]

瞳の色が、紫水晶みたいに色々に変わってく。
それが、ディーンの心の裡を映すのか。
薔薇の呪い──ただ外部からもたされたものなのか……。
俺には何だか分からない。

──可笑しいね。
俺も、ディーンにとっては、
大勢の中の一人に過ぎない事が分かっても、
時間は巻き戻らない。

(114) 2010/09/09(Thu) 17時頃

ラルフは、ディーンに首を傾けたまま、淡く微笑んだ──。

2010/09/09(Thu) 17時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 17時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 17時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[自ら詰める一歩よりも、ディーンからの一歩が重く感じられると思う。身を遠ざけかけて、ラルフは其処に留まり。ディーンの言葉に耳を傾ける。
 まず返ってくるのは、選択に対する躊躇の無い言葉。燃やすと言う選択にやはり眉をひそめてしまうのは、ディーンの生命を案じるだけではなく。ラルフが、セシルの内に蒼薔薇の見ていた世界を視た所為かもしれない。]

薔薇の木は物質だから、燃えれば灰になるけれど。

呪い──身体に傷として具現するあの茨と毒棘は、
あの蒼薔薇が、見詰め続けて来たものの所為で実体化した
……なんて言うんだろう。
願い、欲望、ただドロドロとして気持ちの悪いだけの何か。
逢引の森に澱んだ情念なのか、な。

かつては美しいものもあったのかもしれない。

(129) 2010/09/09(Thu) 19時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[呪いを映し出すディーンの瞳を見上げ、それから薔薇園のある方角に視線を移す。]

それは、ディーン。
燃して消してしまえるものなんだろうか。
呪いは──炎で、力ずくで壊れ──解けるのかな。
君が吐く、そのたまらない薔薇の呼気も消える?
サイラスを壊した、ロビンにあれだけの事が出来たその君は何処へ行くんだろう。

[それは医務室でフィリップの問い>>117(その時は分からないと答えた)に遅れて答える想いになるのかもしれない。]

(130) 2010/09/09(Thu) 19時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ラルフは、倒れているロビンを覗き込み、意識の無い華奢な下級生の臀部、ディーンが貫いていた場所を、蔑むような表情で踏みつける。それから、伏せていた睫毛を上げてディーンを視た。胸を締め付ける感情に耐えるかのように。]

──…ディーン。
俺は、君が欲しいよ。
人間の全てが欲しいと言う願いが
到底不可能なものだとしても。

このまま、ロビンを階段の下まで、
蹴り落としたい衝動に
簡単に身を任せられそうな位に、俺は

[言葉が嘘では無いと言う風にロビンを一段だけ階段から蹴り落とし、細い非常階段のディーンと同じ段に立つ。]

(131) 2010/09/09(Thu) 19時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

君に、今の全部を、持っていて欲しいんだ。
──何も失わないで欲しい。

[指切りを願うように差し出された手を取る。
 けれども、指に指を絡め契るためではなく。
 図書館で見慣れた手、指先の硬く変質した皮膚、ラルフを抱いた手、誰にでも差し出される(と思っている)手。ラルフはディーンの手に愛しげに頬を寄せ、口元に運ぶ。熱を耐えていたような息を零す。それから、広げた指を先から根元まで一本ずつ口に含んでは丁寧に舐め、ディーンの深紫の瞳を上目に見上げた。]

ディーンが行く事を選ぶなら、待つよりも。
俺は一緒に行きたいよ。

[複雑な色をはらんだ銀灰は、共に行く方法は無いのかと問うように**。]

(132) 2010/09/09(Thu) 19時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 22時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 22時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

……ディーン。

[唇の端に添えられた指。頬を包まれ、真っ直ぐな眼差しに射抜かれて、それ以上の言葉を失う。揺れていたラルフの瞳は一度伏せられ、落とされて、またディーンをじっと見詰め返す。彼は共に行こうとは言わない。それは選ばないのだと。]

じゃあ、視てる。
──あの蒼薔薇の最後を。
それから、ディーンの事をずっと

[ 此処で見詰めている ]
[ それだけしか出来ないなら ]
[と囁くような声で。薄くくちびるを開いたまま、微笑みきれない表情を浮かべた。]

ディーンが苦しむよりも、
自分が痛い方が遥かに良いのに、俺にはその選択肢が無い。
否、──ううん、それでも、良いよ。

それから、大勢の中の一人でも仕方無いと思ってる。
一度、明け渡してしまった心は戻らないから。

(152) 2010/09/09(Thu) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

……嗚呼、何を伝えたいのか、
今のでは良く分からなかったね。きっと。

俺は待つのは嫌だけれど、それだけしか出来ないなら
せめて、ずっと全部を此処から見詰める。
蒼薔薇の呪いの行く末を。ディーンの事を。

それだけなんだ。

[なんとか言い直して、視線を落としかけ──ディーンの表情が困ったように揺れた事に気付いた。合わすだけのくちづけは、髪を撫でられるよりも深く、あやされ慰められているように感じる。]

…うん。
良いよ、ディーン。

[心から笑みを返す事は無い。ただ、ディーンを困らせたい訳では無かったから、くちびるは微笑の形を作り、偽りではない同意の言葉を返す。]

(157) 2010/09/09(Thu) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[心から笑う事が出来そうにないと言う事実に、翳る心。
 ディーンの声で振り返る。ロビン──そう、立ち上がっているロビンだ。先刻までは閉じられていた大きな瞳は開かれ、人形のようにカールした睫毛がやけにハッキリと見える。状況が動いた事に安堵している自分を見付けた。]

──…ロビン。
トニーを眠りの世界へ連れて行ったのは、君?

(160) 2010/09/09(Thu) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

君を信じて、待ってるよ。
──…ディーン。

[笑みを保つ事は今の自分には難しい。
 けれども、決めた事だけは伝えなくてはと、明瞭な声で答えた。
 夫々の言葉に返ってくるロビンの答えに想う事は、あちら側へ連れて行かない事の意味。それはラルフの知らないドナルドの選択でもあるのだが。]

此処で待ってる。

(165) 2010/09/09(Thu) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[何時の間にか傾き始める太陽。
 西から射し込む光の暑さに、ロビンの物とは異なる単純な汗が薄く肌に滲む。
 はり付く前髪をかきあげて、首を傾ける。ベネットは医務室で待っていてくれているだろうか。遅いと不安に成り始めてはいないだろうかと。]

(166) 2010/09/10(Fri) 00時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/10(Fri) 00時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

サイラスより大分軽いだろうけど
運ぶのなら、手伝う。

医務室で、ベネットが待機してくれてる。
多分、薔薇の木を焼く準備をしながら。

(173) 2010/09/10(Fri) 00時半頃

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