56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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― 夜・緑騎士団詰所 ―
『いいか、お前ら。 今日は重大な話があるから、心して聞け!』
[毎晩行われる全団ミーティングの席。 ディラック団長により、まるで結婚の発表でもするかのような調子で始まった『重大な話』は、されど騎士団員の間に動揺を引き起こした。
見張り当番を除く全団員への休眠命令――それは殆ど、開戦前夜と同義。 驚く団員たちの中にヤニク・ヴァロキエの姿もあっただろうか。]
(118) 2011/06/30(Thu) 02時半頃
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[彼は騎士団長の隣に立ち、驚く団員たちの様子を眺めている。 しかし、収まらないざわめき。 団長の目配せに小さく頷き、鋭い声を放つ]
―――― 静粛に!
[その声に、騎士たちはしん、と静まり返る。 騎士団長がその後を引き継いだ]
『つーわけで、休眠命令だ。 今日はしっかりメシ食って、風呂入って寝ろ! 命令だからな!』
[質問を受け付ける間もなく、2人は連れ立って退出する。 その命令の知らせは、砦中に加速度的に広まるだろう**]
(120) 2011/06/30(Thu) 02時半頃
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/* かっこいいいなああああ………!
ごろごろごろ。
(-83) 2011/06/30(Thu) 08時頃
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/* でもあれだね、
後継問題が知らないとこで勝手に終わってて(しかも相手は苦手なイアン)、娘……立場的に相当せつない、だろうなと。
なにか、たくさんできればいいんだが……!
(-84) 2011/06/30(Thu) 08時頃
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― 夜・緑騎士団執務室 ―
[幾つかの場所に顔を出した後執務室に戻り、出陣の最終確認を進めていたが、不意に気になったことを騎士団長に問うた]
赤騎士団はこのまま指揮系統不在で出陣となるのでしょうか。
[何度も討議して、結論の出ない事項だ。 難しい顔をする彼に、団長は『そんなことより』と問いかけた]
我々の後継、ですか?
『俺とお前のどちらか……あるいは、両方が死んだ時。 どうすんのか考えてんのか。 まさか赤騎士団の失敗を繰り返すつもりじゃねぇだろうな』
[団長の声色は厳しい。]
(145) 2011/06/30(Thu) 18時半頃
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[腕を組み、瞼を軽く伏せる。考え事をするときの癖だった]
それは……、 考えていないわけではありませんが。
[呟くように口にすれば、団長は返答を促す。 暫く逡巡したが、やがて伏せた眼を開き考えていた名を告げた]
……ヤニク・ヴァロキエが、適任だと思われます。 弓の名手として人望を集めており、公国への忠誠心も高い。 多少、問題はありますが……。
[今日のミーティングに件の男が遅刻したことを思い出す。 しかし、混乱状況で誰よりも冷静に動いていたことも事実で]
(146) 2011/06/30(Thu) 18時半頃
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[ヤニクが主に剣士たちから反感を買っていることを問われれば]
それは些細な問題でしょう……私という前例がありますから。
[若い団員たちは知らないだろうが、弓を紋章に掲げる緑騎士団にて、視力が弱く、弓を人並み以上に扱えない自分への風当たりもまた強かったことを思い出す]
いえ、まだ本人の意思を確認したことはありません。 本人と……それから、参謀に。今夜中に話しておくべきですね。
[騎士団長は『それがいい』と頷き、2人は確認作業を再開する。 まさか当のヤニクが今、参謀を捕まえようとしているとは知らず。]
(147) 2011/06/30(Thu) 18時半頃
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/* 狼たちのシーンがかっこいいのは凄く眼福なのだけど、
そろそろ動き出してくれない、かな……! と念を送ってみる。 赤騎士団の問題で随分停滞してる印象なのらー
出撃まで作戦に関する打ち合わせ全く無し・朝になったら勝手に団長副団長になってました、は、公女様の鶴の一声があっても流石に無理がある、んじゃなかろうか。
(-89) 2011/06/30(Thu) 19時頃
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/* 考えすぎかもしれない、けどね!
(-90) 2011/06/30(Thu) 19時頃
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/* そしてぼっちな我が娘はマジヒロインである。
父は応援を影からおくるよ!ふぁいと、おー!
(-91) 2011/06/30(Thu) 19時頃
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/* おお、念が届いた!
さーてどうしよっかなー
(-93) 2011/06/30(Thu) 19時半頃
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[赤騎士団長・副団長就任の一報が緑騎士団に入ったのは、交代で睡眠を摂ることにした団長が詰所に戻った後だった。 眉間に皺を寄せ、厳しい顔で執務をこなしていたが流石に驚き表情を変える]
……レッドフィールドと、ベネットが?
[人選は安牌であり、それ自体に驚きは無い。 しかしその知らせはあまりにも唐突だった。 昼間擦れ違った青年の苦笑>>0:46を思い出しながら]
一体何があった。 まさか、公女殿下が手を回されたのか……? [ともあれ、と席を立つ]
(161) 2011/06/30(Thu) 22時頃
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― 赤騎士団執務室前 ―
失礼、ヴェスパタイン緑副騎士団長、だが。 就任の報を聞き挨拶に参った。 新騎士団長と副団長はご在席か。
[ノックをして返事を待つ。そこには他の騎士達もいただろうか。 いない、という返事を受ければ、簡単な祝福のみ述べて帰っただろう]
(162) 2011/06/30(Thu) 22時頃
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/* 間違えてメモ剥がしてしもた。 そんな機能すっかり忘れていたとなんとか。
(-96) 2011/06/30(Thu) 22時頃
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/* 役職予想のお時間なう。 智:イアン・ベネット・オスカー 鳴:___・___ 霊:ヴェス・___・____ 邪気悪魔:公女殿下?(セシル関連) 笛吹き:バーナード?(取り寄せが誘い込み?) 片思い:___ 人犬:___
(-99) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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[促しに応じて入室し、イアンとベネットの顔を見る。 左手を真っ直ぐに伸ばし敬礼をした]
イアン・レッドフィールド赤騎士団長殿。 ベネット・ファーレンハイト副団長殿。 この度の騎士団長・副団長職就任、誠におめでとうございます。 緑騎士団を代表し心から祝福申し上げる。
非常時につき略式のご挨拶になること、お許し頂きたい。
[儀礼じみた口調で緑騎士団副団長としての挨拶を述べ。 上げていた腕を降ろし、個人としての挨拶を続ける]
ともあれ、おめでとう。 ……何があったかを問い質したいが、 それはこの有事を乗り切った後のことだな。
(172) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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ヴェスパタインは、真面目くさった声だが、冗談を述べたつもりでいる。
2011/06/30(Thu) 22時半頃
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[返礼に前騎士団長の面影を見て、ふ、と微笑む]
昼会った時とはまるで別人のようだな。 戦が終わったら是非、祝杯を交わしながら伺わせてくれ。
[穏やかな調子で語りかける。 が、イアンにはぎろりとした視線を向けて。]
向いている向いていないの問題ではないだろう。 全く……、上に立つ者としての心得を説き尽くしたい所だ。
[されど、その口許は笑んでいたかもしれない。]
(185) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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さて、早速仕事の話をしたい所だが――。 どうやらそれどころではないようだな。
[ベネットの机の上に積まれた書類を見遣って。 その惨状の上に、手に持っていた数枚の紙束を新しく置いた]
我が騎士団の配備計画書だ。 本当は参謀室交えて打ち合わせを行いたかったんだが、な。 優秀な両参謀殿の仕事を信じることとする。
夜明けまでにざっと目を通しておいてくれれば有難い。
(186) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[イアンとベネットのやり取り。既にお互いを信頼している様子の姿に、「緑騎士団の飴と鞭」と例えられる自分達の姿を重ね合わせる。 否、もしかしたら自分達よりも――]
……不思議だな。 それぞれでは頼りない2人が、揃えば頼もしく見える。
まるでずっと前から、私には見えない絆で繋がっていたようだ。
[独り言のように呟いた言葉は2人の耳に入ったか。]
(190) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[困るだろうことは重々承知で、わざとイアンではなくベネットに渡したことは口が裂けても言えない。 常日頃身に纏っている厳格さを忘れ、そんな内緒の茶目っ気を起こす程度には、赤騎士団両団長の就任は嬉しい知らせだった]
それでは、私はこれで失礼する。 今後とも両騎士団の為、そして公国の為に協力して行こう。 宜しく頼む、団長・副団長。
[入室したときのように敬礼を向け、 引き留められなければ、執務室を出ようと。]
(194) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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― 赤騎士団執務室を出て ―
[自らの執務室に戻る前に、ソフィアと話をすることにした。 目的は赤騎士団に指揮系統が復活したことによる計画の手直しについて、そして騎士団長職後任の話題。 彼女の姿を見つけたのは参謀室か否か。いずれにせよ、声を掛けながら扉を開いた]
失礼する、カテーリングラード参謀……。
――― ヤニク・ヴァロキエ?
[参謀と話すヴァロキエの姿を認め、首を傾げる。]
何故ここに。 探す手間が省けたが……。
(202) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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/* ヴェス的には>>198に激しく同意。
>>199 バーナード 食うなwwwwwww
(-109) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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[ばつの悪そうな様子>>213を感じ取り、眉根を寄せた]
注意……ああ、それもあったな。 ヴァロキエ。お前、これで今月何度目の遅刻だ。 上官には敬礼を欠かすな、敬語を使えと何度言えばいい。
[逃げ出される前に淀みなく注意を叩きつけた。 この男を自分の後釜――ひいては将来の騎士団長になどと、やはり血迷ったか、と今更自分の判断に疑いを持つ。 それでも適任は彼以外にいないように思えて]
赤騎士団の新団長にイアン・レッドフィールドが任命された。 副団長はベネット・ファーレンハイトだ。
[だがやはり躊躇いは捨てられず、世間話でひとまず茶を濁す。]
(220) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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/* 約束追加。 ・ベネット:酒を飲みながら就任の経緯を聞く。
(-114) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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