199 Halloween † rose
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悪魔の体って便利ね。 でも悪魔とかどうとかの前に、アタシにとってシーシャはシーシャだから。 勝手に気にかかっちゃうのよ。
[触れた額は少し熱を持っているよう。でもこの人ならざる体は、これくらいの打撲はすぐ治ってしまうのだろう]
……ちょっとね、ややこしいことになったのよ。 このループに巻き込まれたひとりが、この世界から少しズレた領域に入り込んでしまったみたい。生きたまま存在が消えて、幽霊になったみたいに。
……ループを起こしてる力の流れに、取り込まれたのかもしれない。
(@30) 2014/10/25(Sat) 01時半頃
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[>>142 返された手の、指先を握りこむといくらか温かい。 問いかけには、小さく頷いて]
生まれつきね。見えるだけ、聞こえるだけで、触れも祓えもしないけど。
[干渉はできない。ただあるがままを受け入れる癖がついた]
狼男……?
[軽口のようにもたらされた情報。 騒動の核心に近いそれに、目を大きく瞬く]
(@31) 2014/10/25(Sat) 02時頃
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――…本人の自己申告だけで、はいそうですか、って殺す気にはならないわね。 その気にさせるには説明が足らないわよ。
[そんな簡単なものじゃないでしょ、と軽口に合わせて笑みを作る。けれどそれもため息まじり。 狼男、というのに心当たりがないから、まだ会っていない相手だろう。 何を思ってそんなことを言ったのか]
まぁ、話をしてみたいとは思うけど。 でも、ちょっと、ずいぶんね。
[殺せと言われてシーシャはなんと答えただろうか。思い馳せつつ、苦い笑みが浮かんだ]
(@32) 2014/10/25(Sat) 02時頃
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[年季の入った金の天秤に小さな重りを乗せ、片方の皿には何やら謎の材料。正体は企業秘密。 陶器の鉢と、並ぶガラス瓶。複数穴の開いた木箱からは、何か蠢く音がする。
調合の方法はアナログだ。 多めに材料を取り出すと、擦り、混ぜ合わせ、複数の混合物を作って行く。 完全に危険物扱いの植物は慎重に調合して。しかしそれは、単に魔を払う種の薬草だったりするのだが。
何やら科学の実験のような道具を取り出し、加工は次の行程へ。 複雑に曲がりくねったガラスの管やボトルは、その殆どは魔女の家から押収した物。 購入すれば高いのだが、未払いの薬の代金としては相応だろう。
溶かし込みすっかり怪しい色になった汁を火に掛ければ、もう後はする事がない。
ヒトであればコーヒーなど飲んでゆったり過ごすのだろうが、生憎飲食をするように身体は出来ておらず、 頬杖をつきながら、コポリ泡立つソレを眺めていた。]
(@33) 2014/10/25(Sat) 02時半頃
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キリシマは、薬の調合中は禁煙。**
2014/10/25(Sat) 02時半頃
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まぁね。でもこんなに大掛かりに巻き込まれたのは今回が初めてよ。
[>>154 恨まれるのも呪われるのも、そういうものだと受け入れていたらいつのまにか過ぎ去っていた。 今回は目的が見えない分、不気味さが残る。 シーシャが評する狼男の様子に、思考を巡らせつつ小さく唸る]
その狼男に、ループを起こす理由がないなら。 起こした誰かに利用された? もしくは……、 うーん、その人が今回の鍵になってるのは、間違いないんでしょうけど。
[考えてみるが、本人やその周辺を知らない以上この辺りが限界だ]
……何か、焦ってるのかしらね、その人。
[ぽつりと呟いて]
(@34) 2014/10/25(Sat) 03時頃
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あぁ、これ?
[>>155 片手に持った紙袋。 そうっと小箱を取り出すと、かけられていた赤いリボンを解く]
届け物だったけど、もう間に合ったわ。
[箱を開けると、赤いバラの蕾を象った砂糖菓子。甘い砂糖の匂いとともにバラの香りが広がる]
アンタの好みとはちょっと違うかもしれないけどね。 ……いつものやつ、言わないの?
[あの台詞は仮装の時の限定だろうか。 目を細めて、彼の言葉を待った]
(@35) 2014/10/25(Sat) 03時頃
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それはなかなか稀有な事態ねぇ……
[>>164 自分の70人分といったら気の遠くなるような時間だ。自分がここまで無事に生きていることからしても、案外この怪奇の領域にも、規律は厳然としてあるのかもしれない。 それを破ったとなれば、その理由はなんなのか]
その同居人さん?が、何か知ってるってことはないかしらね。
[変わったやつ、というのは同じ狼男だとかそういうことだろうか。
焦りという言葉はシーシャにはしっくりこなかったようだけど、自分はその狼男を知らないからこそ可能性のひとつに見えて]
(@36) 2014/10/25(Sat) 03時半頃
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冗談じゃなくなるかもよ? みんなが幽霊モドキになって、そのままずっとハロウィンが続いたら……
[>>165 まだどこか呑気に構えた風のシーシャに、冗談になりきらぬ声で。
箱を開いて現れた蕾を見て、シーシャの顔にわかりやすく疑問符が浮かぶ。 くす、と小さく笑って頷くと、その箱を差し出して]
まだ一度も、ちゃんとした形ではお菓子をあげてなかったでしょう?
[昨日も結局、お菓子は一緒に稼いだもので、しかも彼の総取りですらなかった。 それはそれで、ひとつひとつは大切な思い出と結びついているのだけど]
これは、シーシャのためのものよ。
[拒否でもされない限りは、彼の手に乗せてしまうつもり]
(@37) 2014/10/25(Sat) 03時半頃
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変わり者の魔女……
[>>167 素人考えではあるが、この状況を引き起こす適任中の適任に聞こえるが]
悪魔のアンタが言うと冗談に聞こえないわ。
[みんなが消えてしまった後を思う。そしてふと忍び寄るのは、取り残される恐怖]
(@38) 2014/10/25(Sat) 11時半頃
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覚えてるわよ。シーシャとのことなら。
[>>168 ショーウィンドウの前で会ったあの時からの、全部を鮮やかに思い出せる。
>>169 バラの蕾が、シーシャの口へと運ばれる。 目を閉じて味わうその瞼を眺めて]
……黙って消えたり、しないでよね。
[ぽつり、呟いて。閉じられたその瞼に、羽で撫でるような、そんな微かなキスを落とした。 彼が目を開ける時にはもうもとの距離。お味はいかがと微笑んだ]
(@39) 2014/10/25(Sat) 11時半頃
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[>>174少し、外が騒がしい気がする。
煮立つ薬品から目を離し、確か、これは今までのループでは発生していない事柄だ。 イレギュラーの発生に僅か警戒の色を示したが、外から感じる存在の色は知らない奴じゃない。]
…おい、人の店の前で何してる。
[扉を引いても死人の姿は無く、代わりに居るのは足元の小さな毛玉。 姿は大きく違えど、覚えのある香。…そう言えばこの種は姿を変えられるのだったな。
薬は火にかけっぱなし。近所のニンゲンに、昼間から小動物相手にお喋りする奴とも思われたくない。 数度目を瞬かせた後周囲を見回し、誰も見ていないことを確認出来れば、つまみ上げて店内カウンターの上に転がしただろう。
勿論、調合中の薬からは距離を置いて。 動物の毛が混入しては困る。]
(@40) 2014/10/25(Sat) 15時頃
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………で、 今日は何をお求めで。
[まさか人型に戻れなくなった等と、言いだす訳じゃなかろうな。]
(@41) 2014/10/25(Sat) 15時頃
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…貧血の薬が、速効で効くかよ。
ヒトの血液ならストックがある。その姿で飲めるか?
[>>185何で吸血鬼がこんな真昼間から遊び歩いているのかはこの際聞かない事にして、何故彼のような物が今までヒトの刃から逃れ続けてこれたのか不思議で仕方ない。 店主の中でゴロゴロと吸血鬼の評価が転がり落ちて行く。わりと、どうしようもなさそうな奴レベルまで。
外見と同じく縮んでしまった音声に耳をすませ、はて、冷蔵庫の中の血液はいつ仕入れた物だったかなと。 腹を壊しても、それは自分の責任ではないが。
カウンターと調合機の脇をすり抜けて、倉庫に足を向けた。その時だったか。]
(@42) 2014/10/25(Sat) 15時半頃
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[店の外から、微かに声がする。 …またイレギュラー。そして、声にはわずか聞きおぼえがある。 異国の言葉で呟かれたそれは意味までは分からなかったのだが、何処か呼んでいるようにも聞こえて。]
…客だ。 ちょっと剥製のフリしてろ。
[自分にしか聞こえぬ声と知らぬまま、カウンターの上の毛玉をそのままにして、店の扉を引いた。]
(@43) 2014/10/25(Sat) 15時半頃
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…今ちょっとゴタついてる。 また日を改めて――
(@44) 2014/10/25(Sat) 15時半頃
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………アケ、ノシン?
[扉の向こうには異国の装束。前夜祭と姿は違えど、こんな仮装彼だけだ。
と、いうか、何でコイツ、透け。 死んだ? 店内の栗鼠を振りかえる。 再度、半透明の異人を見る。
イレギュラー所では無い。今日は一体、何なんだ。 はて、吸血鬼は幽霊が見えたか。と言うより、ヒトの幽霊に珍妙な栗鼠を見せていい物か。 様々な思考を巡らせ、数秒の沈黙の後――、]
……………ああ、もう、 …入れ。
[考えるのが面倒になって、結局招き入れてしまった。]
(@45) 2014/10/25(Sat) 15時半頃
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…大人しくしてろ。
[それはどちらに向けた言葉か。
倉庫…と言う名の地下室に降りて行った店主は、じき荷物を抱えて戻って来るだろう。 良く冷えたビニール製の輸血パックが数個と、太めのストロー。 勿論、賞味期限は若干切れている。]
(@46) 2014/10/25(Sat) 16時頃
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キリシマは、倉庫帰りの荷物には、古い毛布が追加されていた。
2014/10/25(Sat) 16時頃
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…見えてる。見えてるから、 頼むから考える時間をくれ。
[はて、死後懐かれるほどこの異人と接点を結んでいただろうか。 なんかもう頭が痛い。 背後霊付きのアンデットなど、もう、何が何だか分からん。
見えてるから今は大人しくしててくれと、眉間にたっぷりの皺をよせて。幽霊に適当な椅子を指示した。 吸血鬼にどう思われようが知ったこっちゃない。それに、あっちも、それどころではないだろう。 此処にいる全員が、色々と忙しい気がする。主に頭の方面が。]
(@47) 2014/10/25(Sat) 16時頃
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…文句言うなら、 もっと悪いモン飲ませてやろうか。
[>>189悪かったな。古いので。 そもそも血液の自体入荷珍しいし、使い道も限られている。 安くしておくと商人の魔物から唆され仕入れたはいいが、ずっと忘れて放置していたのだ。
毛布を纏ってヒトに戻った吸血鬼を確認すると、心配そうに半透明の方に視線を投げる。 ニコラエが無反応な所を見ると、幽霊はいつも通り自分にしか見えないらしい。]
(@48) 2014/10/25(Sat) 16時半頃
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…ニコラエサンよ、 腹膨れたら帰れよ。
[吸血鬼をループの元凶と見て、あわよくばはっ倒してやろう等と考えていたが、その思考は綺麗に吹き飛んでいた。
夕方になればドナルドが来る。しらばっくれりゃ済む話だが、このトリプルセットはマズくないか。 というか一人は素っ裸だし。
…裸。服。
おもむろに奥に引っ込み、抱えて戻ってきたのは、昨日購入した煙草臭いスーツ一式。 下着は知らん。サイズも知らん。無いよりマシだ。それ着て帰れ。 …と言いたげに、無言で睨んでいる。 ついでに古いシーツも広げて、日光が嫌ならそれで仮装でもしろよと。
わあわあと歓声を上げている異人は完全に無視…出来る筈もない。騒ぐなうるさい。 睨んで大人しくなるかは分からないが睨んで、とりあえず先に裸の男の処理をしなければ。]
(@49) 2014/10/25(Sat) 16時半頃
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キリシマは、渡したスーツは、たいへん薬臭い。
2014/10/25(Sat) 17時頃
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…さあな。
[>>190居る。と答えても説明するだけの材料がそろっている訳でも無く、薬の副作用で見る幻影と言う線も捨てられない。 適当に存在を濁して、下着覗くフルセットを吸血鬼に押しつけた。 靴下や靴もあるのに下着だけが無い。]
…俺の血はとっくに枯れてる。 噛んでもいいが、一滴も出んぞ。
[>>191こいつといい、人狼といい。何で俺の話に飛ぶ。 元人間は食えそうに見えるのか。それを言うなら人狼も吸血鬼も元人間なのだが、同胞を摘まみたくなる衝動でもあるのだろうか。 食欲など無い自分には、さっぱり分からないのだが。
元々処分しようと思っていた品だ。代金はいい。…特にスーツも返さなくていい。むしろいらない。 一切興味のない男の生着換えから顔を背けて、煮える薬の火力を調節していた。]
(@50) 2014/10/25(Sat) 17時頃
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[自分も痩せている方と思っていたがコイツ俺より細いのかと、ダブつくスーツを一瞥して、 シーツを被る吸血鬼を追い出せば問題の半分は解消。
さっさと追い出すために代金は入らぬと言ったが、迷惑料ぐらいはとっても良かったと、後から後悔した。]
(@51) 2014/10/25(Sat) 17時頃
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…お前は人に下着も貸すのか。 俺ァ嫌だぞ。
[黙りもせず、何やらぼそぼそと口を出している半透明を見やる。 次はこいつの番だ。
吸血鬼を見送…追い出し、そのままくるりと向き直る。]
(@52) 2014/10/25(Sat) 17時頃
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で、だ。
何で死んだ。 さっきの奴か?狼?悪魔? まさか猫に食い殺されたか。 …ああ、事故や病気の線もあるか。
[薬の調合中?しらん。これが吸わずに居られるか。 懐から一本取り出し火を付ければ、狭い店内に煙が漂う。
ニコラエ相手の反応を見る限り、吸血鬼にやられた訳ではないようだが、 さて、何時死んだのやら。何で俺の所に来たのか。 聞きたい事は山ほど――]
(@53) 2014/10/25(Sat) 17時頃
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…?
[ずい、と。何時ぞやの用に顔を近づけ。 と言っても前より近く、衣装族から覗く首筋に顔をうずめる様に]
死者の匂いがしない。 …どういうことだ。
[香るのは生者の香り。 何やら妙だと、近い距離のまま訝しんで。]
(@54) 2014/10/25(Sat) 17時頃
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[新品の下着は持っていないのか。と抜かす不透明には、持ってたとしても貸してやる義理はないし。貸したくもないと薄情な返答を投げたか。 実際持ってないしな。 生憎新陳代謝はない。老廃物が出ない為、衣服をこまめに変えると言う習慣は、死んで数十年程で無くなった。]
……ハロウィンが続けて来ている事に、気付いているか。
[思い当たるのは、巻き込まれの、もっともっと悪い巻き込まれ方。 街を探索して分かった事と言えば、このループは酷く不完全で、所々に綻びが見えると言う事。
術に綻びがあろうともソレ自身はは正常であろうとし、イレギュラーの排除に動くだろう。 なら、その排除の、ダストシュートの先は?
死んでないのに死んでる。そんな馬鹿な事はない。 肉体ごと何処かへズレこんだな。]
(@55) 2014/10/25(Sat) 17時半頃
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…夢ならとっとと覚めてほしいね。 俺は色々と、頭が痛い。
[やけに落ち着いている人間に、遙か昔見たサムライの血を重ねつつ、あっちのクニの人間は皆こうなのかと、 すかした顔に煙を吹きかけてやった。 腹の立つ奴だ。だが根性は嫌いじゃない。]
(@56) 2014/10/25(Sat) 17時半頃
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…奇遇だな。 俺もハロウィンは三回目でね。 お仲間だな。
[>>+18そうだな。頭痛の元凶がお力を、なんて妙な話。 迷惑そうに煙をかき回しても紫煙は揺るがず、やはり普段浮いている魂達と存在が変わらぬのだなと、改めて確認を。 …というか、死んでないならさっきニコラエを見せたのはまずかったな。 詰めて居た距離は一歩離れ、二歩離れ。 カウンターの奥、煮える薬を火から下ろすとフィルターで漉し始めた。]
同胞が騒ぎを起こしたらしい。 すまん。 巻き込んだらしいな。
[手元は忙しなく動き、また別の薬液を流し込む。 そうして再び熱し、量を減らし、濃度を濃く。濃く。]
…で、怪物に会った経験は?
[さて、何処から話した物か。]
(@57) 2014/10/25(Sat) 20時半頃
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…俺ァ、そんな器用な事は出来ん。
[やはりニコラエを見せたのは間違いだったか。 そういう目をされると面倒くさい。僅か顔を上げるが、また視線は手元へ戻って行った。
たっぷりの薬液はほんの僅かまで減り、仕上げに眼球用に成分を調節すると、瓶へ流し込む。 10cmもないボトルはやけに細く、どちらかと言えば試験管に近いかもしれない。 まだ温かいダークグリーンの瓶を布でくるんで、後はドナルドに手渡すだけ。]
(@58) 2014/10/25(Sat) 21時頃
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そうは言うがな、関係ない奴を巻き込んだんだ。 危険な奴の管理が出来て無かった俺ら側にも、問題はある。 だから…
…――あ? 困ってない?
……何で。
[きょとりと、男にしては珍しい表情を浮かべて、言葉の続きを待っている。]
(@59) 2014/10/25(Sat) 21時頃
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