233 逢魔時の喫茶店
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久しぶりだからちょっと自信ないけど、 不味くはないと思うから。
[たぶん。 自信満々と言う訳ではない。]
甘いの欲しかったら、また作るから言って。
[>>188隣の客のメニューが欲しくなれば、それも追加で作ろうか。 分量は少なめに、たぶん半分か、三分の一位の追加オーダーでいいだろう。 幸い生地はまだあるし、使った材料も残ってる。 男二人、まさかお互いの物をハンブンコなんて事は無い…、無いのか?無さそうだし? まあ求められれば作るつもりで。
ランチョンマットなんて何処に仕舞ったか全然覚えて無いから白い皿はテーブルの上に直置きで、 しかし銀に光るフォークトナイフは、普段と変わらず、綺麗に磨きあげられていただろう。]
(192) 2015/08/06(Thu) 20時頃
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おはよー。
まー、いいでしょ?たまには。 今日はケーくん居ないし、裏メニューって事で。
[ホットケーキ自体は裏でもレアでも無いのだが、ぼんやりしている店主が厨房に立つのなら、それはとてもレアな事。 香ばしく甘い香りの漂う店内でエプロン付きの店員>>190を迎えれば、店主は何時も通りふんにゃりわらった。]
ああ、 まだちょっと生地残ってるから、 ご飯まだなら、トレくんのも作れるよ。
[時刻は昼から少し過ぎ、昼食にはほんのちょっぴり遅かったかもしれない。 作るのなら、先の二つのメニューのどちらか。 もしくは自己流アレンジを自分でして貰うことになると付け加え、店主のやる気は徐々に降下していく。 だって、今日はもう十分働いたし。 だよね?**]
(193) 2015/08/06(Thu) 20時頃
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[客がふたりきりで、既にオーダーも済んでいれば 正直することなどほとんどない。 昨夜休業だったこともあって、今夜の仕込みも十分。]
――…あんたのは随分、甘そうだね
[ヴェスパタインの前にある皿と、グラスの中身。>>157 外見に似合わぬ、女子が好みそうなそれらも 本人の嗜好ならば咎めるつもりは勿論ない。
美味そう、とほんの少し喉を鳴らすに留めた後。]
昨日の、酒。うまかった あんたが持ってきたやつでしょ?
[同じように水を注ぎ足す際、 ほんのり感じたリキュールの香りに、 そういえば、と思い出したことを追加した。]
(194) 2015/08/06(Thu) 20時頃
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おはようございますー。 珍しいんですか?
[一切れ、口に入れて喋れなくなる前に、出勤してきたトレイル店員に聞く。珍しいならそんな美味しいものを食べれたのは幸運だ。>>190]
こちらこそ、どうもでした。 お食事おいしいです。
[コーヒーはどうかと問われて、まだ口をつけていなかったので、冷えたコーヒーを手に取って、ストローを差してまずストレートで飲んでみた。>>191]
…………
[笑顔のまま、また固まっている。 ホットケーキは美味しいのに、コーヒーは、何故??]
(195) 2015/08/06(Thu) 20時頃
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/* はははマズイか。はははは
(-76) 2015/08/06(Thu) 20時頃
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/* たのしい
(-77) 2015/08/06(Thu) 20時頃
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ふうん。まあ、いいけど いつもこれくらい頑張れば昼も儲かるのに
[正直、今以上に昼の客足が増えれば トレイルには少々しんどい環境になるのは間違いない。 だから、これも本心からの願いではなくて。
いつも通りの笑み。>>193 しかし問いに対して少々はぐらかし感を受けての応酬だ。]
まじで。あーでも飯、買ってきちゃった 売れ残るようなら、もらう
[何しろ本日厨房の要はオフだ。 一度あることは二度あるかどうか知らないが念のため。 天変地異も引き起こしかねないほど珍しい店主のやる気は 是非、店員より客に向けてほしい。]
(196) 2015/08/06(Thu) 20時頃
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――― 公園から ―――
[見下ろしたリツ>>165の表情が、顔色が 今は黄昏時だから、夕陽の色で誤魔化せない。 確かに色付いていることが理解る。
触れた指先だけが熱い。握り締めた箇所が。 勘違いを越えて、口端が緩むのを止められなかった。]
うれしい。
[繰り返す、獏自身確かめるように。]
(197) 2015/08/06(Thu) 20時半頃
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本当なら、 ……困るか?
[眠気の晴れない表情も、眼鏡の下も 笑みを湛えて、反射的に、聞いてしまう。
ほんとかよ>>166 そのことばに重ねて、本当だと、困るか。 尋ねるおとも、ぼんやり、笑ってるんだが。]
寝坊助だが、のんびり屋じゃあ、ないねえ。 あんたが速いんだよ。
[責任転嫁にしては、それを厭わない響きで。]
(198) 2015/08/06(Thu) 20時半頃
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[握り締めた指。 人間の指、昨日ことばを交わしたひとの指。 知ってた、此処で見てた、公園から知った顔。
生きてる温度を確かめるように、指を絡め直す。 今度は――― 結ぶみたいに。]
はは。 駄目じゃないなら、攫う、おれは。
……… また、おれのこと探してくれ、夢で。
[探すから、見付けるから、攫うから。 目尻が緩む、本当に、喜色が満面に滲む面構え。 こんな表情、現実では、何年ぶりだ。 喫茶店に促す声に、うん、頷いて、足が動いた*]
(199) 2015/08/06(Thu) 20時半頃
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――― 喫茶店に続く ―――
あつい。
[リツ>>169の身体が近い所為も、理由。
恥ずかしいから厭だ、まで口にされていれば 指の外し様もあったんだが。]
恥ずかしくても、リツは死なない。
[意地悪の心算はない。獏なりに真実を述べる。 厭なら振り払ってくれるはずだ、と 妙な信頼感で指を繋ぎ直す、視線は先、喫茶店近く>>155]
おはよう。
[おれの声は、何時も通り。 表情は、察せ――― るような、眠い、笑み。]
(200) 2015/08/06(Thu) 20時半頃
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[まだこの店の"普段の姿"を知らないゴロウに。>>195]
珍しいよ もしかしたら今年最初で最後かも
[少々大げさに揶揄してみせる。 その後、コーヒーを口にして固まる様子に気づけば そっとシロップやミルクの入ったピッチャーを寄せて。]
ね? ……"味わい深い"でしょ
[苦笑いを湛えながら、どうぞと促す。 尋ねる前に、新鮮な水を運んだ理由が伝わっただろうか。
こういった嗜好品は個々で好みが分かれるし、 曲りなりにも店主が淹れる、いわば店の看板だ。 いくら正直なトレイルも、不味いという表現は使わない。]
(201) 2015/08/06(Thu) 20時半頃
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[昼時、今日も喫茶店は盛況しているようだ。 昨日に引き続き如何した―――
死んだと言う 元常連が齎した、奇跡の連続か。 扉を潜る前に、空を見上げた、晴天也。 雨はまだ降りそうにない。
齧っていた林檎は、最後、芯が残っていて 片手がべたべたのまま来る羽目になる。 捨てて来る余裕程度は、なかったので。]
何事。
[いや、おれも何事の有り体では、あったが。 新メニュー>>90と、嗅ぎ慣れない匂い。]
(202) 2015/08/06(Thu) 20時半頃
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トレイルは、ホレーショーにドンマイ、とアイコンタクトを送った。
2015/08/06(Thu) 20時半頃
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[ゴロウの前に置かれた料理の皿に
ふああ、
空腹感が睡魔と直結する、おれである。 今日特大の欠伸が漏れた**]
(203) 2015/08/06(Thu) 20時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/08/06(Thu) 20時半頃
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――Twilight――
[メールを受け取った後に店で何が起きていたのかは知らない。 ただ、普段着にトートバッグの姿で店についた頃には、ホットケーキの焼けたあたたかい匂いが店いっぱいに広がっていたか>>156。]
……マスターが?
[殊勝なことをするものだと思って、開口一番聞いた。 カウンターに二人の姿を見つけて、他に客がいないものだから、メールにあった客の名前も、自ずと繋がる。]
(204) 2015/08/06(Thu) 20時半頃
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ゴロウさん?
[そして、確認を込めてカウンターに座る孫息子に聞いてみる。 肯定が返るなら、納得したように何度か頷いて、「虎徹」と名乗った。 名前を知った経緯も聞かれるならば、メールの話もしよう。]
(205) 2015/08/06(Thu) 20時半頃
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それで、ヴェスさん、これ。
[トートバッグの中身を見せれば、柘榴の色。 着方がわからなければ頼れ>>116、と今の普段着は、彼の中で繋がってくれるだろうか。]
(206) 2015/08/06(Thu) 20時半頃
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[ご飯まだなら>>193、にトレイルよりも先に耳をそば立てた。 が、食べるならマスターが焼いたのより自分で焼くほうがましだ、とは口が避けても言えないまま、カウンター奥に意識だけ向けた。]
(207) 2015/08/06(Thu) 20時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/08/06(Thu) 21時頃
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[さすがに猿には勝てる>>179 きいきいと反抗する小さな手を無視して、オレンジを押し込む。 このオレンジは国内産だ。
猿が顔を引っ込め、腕を人間体に掴まれる>>180 そして、顔が歪み、見事にオレンジを飲み込んだ]
うわッ――――………やるじゃん、旦那
[腕が喰われるかとびくっとしたのは秘密だ]
どういうキスが好みなんだよ 眠り悪魔にキスなんぞしたら、それこそ魂奪われそうだぜ
[皮を剥いてやっただけ感謝して欲しいものである。 前髪の隙間からの視線をじいと見返し、けらけらと笑う。 睨み対決で負ける気はしない]
(208) 2015/08/06(Thu) 21時頃
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[胸元に倒れ込む金髪>>181に、驚きで目を見開いた]
ん、どした? なんかあったのか?
[金髪をわしゃわしゃと撫で回しながら 続く言葉は揚げ足取らずに黙って聞く。
懐かしい、死神の名。 幾度と無く言葉と酒を交わした記憶が解ける]
なつかしー名前 ちゃんと健在だったんだな、死神の旦那
そ、やりあったのか……大変、だったんだな
[人間の欲望に限界は無い。 衝突するならば、契約、なのだろう]
(209) 2015/08/06(Thu) 21時頃
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/* 何故俺は察しが悪いのか こういう時の的確な慰め方がわからない…… 何を返してあげればいいんだろうか
(-78) 2015/08/06(Thu) 21時頃
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―公園からの>>197―
――、――
[ 口をはくはくさせてしまった。 やばい、温度が下がらない。 水も飲んだのに、熱にやられたらこいつのせいだ ]
っ、こま、――りは、 しない、けど
……驚く
[ ――たぶん。>>198 ふわふわして、沸き立ちそうなのは、驚きかと言われれば。いや、違うかとは思うん、だが。なんで、そんな楽しそうなのか。悪い気は、しないけど ]
……ほんとかよ。 まあ、俺は、速い けど。
[ 踊らされっぱなしじゃないか、こんな、あやしいのに。眠そうなのに。変な、やつなのに。握るように、指に控えめに力を入れた。 ]
(210) 2015/08/06(Thu) 21時頃
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ええ、ええ。 ……目が覚める味わい深さですねえ。
[二日酔いもふっ飛ばされそうな。>>201 シロップやミルクを置いてくれたトレイルに感謝しつつ、ここは敢えて、頭痛を吹っ飛ばす為にブラックで飲み続けようか。水を煽る量も増えたけれども。]
はぁい。 お腹と相談しながら決めますね。
[分けっ子をするという考えはなかったので、追加オーダーについての情報は頭にしっかり入れておく。>>192
食べたいような、珍しく且つ美味しいんだから、他の人にも譲った方が良いような。]
(211) 2015/08/06(Thu) 21時半頃
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はい?
[名を呼ばれて振り返った。>>205 昨夜の、店員の友人青年。 そういえば、自分は彼の名前をきちんと聞いていなかった。]
ゴロウです。稲葉梧郎。 昨日の会のどさくさで名乗りましたかね。
[酔っていた時にもしかしたらと。]
虎徹、くん? カタナと同じ名前なんですねえ。
(212) 2015/08/06(Thu) 21時半頃
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/* 店主の本気を見た。 お腹空いたとです。。
(訳:すてき。有難う御座います)
(-79) 2015/08/06(Thu) 21時半頃
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し、死なないだろうけど、 そういう、ことじゃなくて。 エフ、っ
[ 察しない!こいつ、察しない! 文句ありそうに名を呼ぶものの 俺はされるがままで。
離れがたいと 認めるようで。
喫茶店の中のひんやりとした空気をあびても、一向に冷えない。むしろ、頬が熱いのを尚更自覚した。]
――、っ……ども
(213) 2015/08/06(Thu) 21時半頃
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あー……いや、マスターが。 ヴェスさんと、ゴロウさんって人が、……来てる、って。
[イナバ、ゴロウ。ファミリーネームをつけて名乗られた>>212のを、口の中で唱えて噛み締める。 名前にくんがつくのは新鮮に思える。多分、この孫息子ゴロウよりは数えるべくもなく歳上なのだが。]
……カタナ? サムライソード?
[刀と同じ名前、というのに、思い当たるふしなく聞き返した。 日本のことには、疎い。昨日のスシを修正できなかったのがいい例だろう。]
(214) 2015/08/06(Thu) 21時半頃
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[ケイのコーヒーをどのようにして飲んだか聞いてのお節介。 どうやらホレーショーのものはそのまま挑むようだ。>>211 昨日もけっこうな量の酒を消費していたようだし、 もしかしたら二日酔いなのかもしれないとは裡だけの予想。]
でしょう? 慣れると病みつきになるよ
[にこやかな笑みを返すトレイルの手には、 カウンターの奥には違う店舗のロゴいりのカップ。
ほどなく扉が開き、視線を向ければ>>202>>213 太陽に熱せられただけでない、温い空気が店内に対流する。]
いらっしゃい、エフさん と……リツ、だっけ
お好きな席にどーぞ
(215) 2015/08/06(Thu) 21時半頃
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っと、いらっしゃいませ?
[のんびりとした午後、客は今日は二人だけだろうかと思っていたら、また二人連れ。 昨日、雰囲気に戸惑っていた様子の新顔の彼がまた来てくれたことが嬉しくて、思わず喜色が顔に滲んだ。 もちろんゴロウにもそれはかかるのだが、事前にいると聞いていた手前、二人分をリツに向けよう。]
(216) 2015/08/06(Thu) 21時半頃
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[二人を繋ぐ指先は、見てみぬふり。 前髪の間から覗く双眸を少し開いた程度の反応。
腰を落ち着ける先が決まれば、水を運び。 注文が決まれば、適宜用意するだけ、のつもりだったが。]
――…何か、いいことありました?
[いつも通りの特大のあくびに、思い描くのは>>203 日向で干されたシーツのような、ほかほかと、幸せ。
夜も昼も顔お出す常連客。 これくらいの詮索、許してもらえるだろうか。 返事があっても、はぐらかされても気に留めることはない。]
(217) 2015/08/06(Thu) 22時頃
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