291 Fate/Goddamned Omen
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触れようもない数多重なる並行世界の上で 『この世は善と悪との闘争の舞台で、 いつだって勝利するのは善だ』 と説いた この世界には存在・成立するまでの時代に追いつかず 他の文明ごと魔のよって洗い流された 凡人類史の” 一宗教 ”の話なんか男は識る由もなかったし、 いまのところ、そう信じもしていなかった。
─────だから、荒野の上の身となったって 手放せないものだってあって。
(194) 2019/02/08(Fri) 23時半頃
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『 這い蹲ってでも生きたいのか? 』
水場も見つけられなかった熱砂の荒野の中、 あっさり渇き死にそうな中幻聴だと思った先に『蛇』だか、 『 』だかみたいな”悪魔”を見たのがいつだったかは────
時を数える術もない砂漠の上じゃ とっくの昔に分からなくなった。
(195) 2019/02/08(Fri) 23時半頃
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( ...ところで野食の貴重な肉タンパクだって、 首に巻きついた蛇は食いもんじゃありません。 第一自分の一部を食べるなんてぞッとしなさ過ぎる。 ) ・・・・・・・・・
(196) 2019/02/09(Sat) 00時頃
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う、あ へい、き 。
[そのひと>>189は、熱は伝わるはずなのに近づいてきた。 半歩下がる、幼子の着物から火の粉が落ちる。]
へいき。
わた、しは、へいき。
[発せられた言葉>>191をなぞる。 赤子のように発音を真似をする。 真似して、曇った頭で意味を噛み砕き飲み干す。]
(197) 2019/02/09(Sat) 00時頃
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[視線>>192が近づいた。 膝を折って近づけてくれたのに、幼子は瞬き。]
へいき ?
と、とさま。 お、お おこら、ない?
[首を傾ける。 怯えた、けれど今にも燃え上がりそうな。 不安定に揺らめぐ熱の籠った瞳で。*]
(198) 2019/02/09(Sat) 00時頃
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[伸ばした指先を幼子は拒絶するように後ずさる。すると、ぶわりと吹き付けるような熱波が放出される。炎が燃え盛り、風向きが変わったように、灼き焦がすだけのその四肢。
これは、あの焼け焦げた獣の死体も、この子かな……?無防備に触れようものなら、それはノッカの腕も使い物にならなくするだろう。わ、と言葉に迷っていれば、後ろから追いついたアルシュが宥める。]
(199) 2019/02/09(Sat) 00時頃
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>>105同じ荒野で同じよーな言葉を叫んでる誰かと 出食わせる『奇遇』も。
>>71焼き鳥にしては焼過ぎていそうな”食糧”に 出くわす『運』も。
残念ながら今のところは無いらしい。
ツいていないってのは兎も角として、 >>78砂鏡に身を紛らわせながらも 今日はいつになく──『 喧しいな 』なんて思うのは 打ち付ける砂嵐の所為だか、分かりっこもないんだけど。
(200) 2019/02/09(Sat) 00時頃
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[サーヴァントであることは間違いないけれど。。。 誰であっても、おびえた様子を、放っておけない。 カルデア礼装の機能を極地用から戦闘用に切り替えて。
うーん、耐えられるかなぁ……?]
『─── とぅもーる うみないび』
…怒らないよー。怖くないし、 大丈夫。 あと、私はもえません。 っ。
[張り巡らせた珊瑚を編んだ繊維に魔力を通す。 極寒、灼熱、寧ろ炎や冷気を扱う対サーヴァント戦の術式。 ── ただ、目の前の誰かを。 そんな、無償の愛の為に。
拒むのも追い縋れば ─── ぎゅ、と両手を掴まえようか。]
(201) 2019/02/09(Sat) 00時頃
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陰陽師 稲荷は、メモを貼った。
2019/02/09(Sat) 00時頃
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( ...人魔でも悪魔でもないもんが、 闊歩してるとは想像つくわけもなくってね )
茹だるように吐息一つ吐き出しながら、 どっかで悪魔でも鳴いているのか、 と。
ぼんやり見上げちゃいた 空からを目を引っ下げたのは。 風に痕を攫わせながらも、それでも確かに残る>>110 鎖を引摺る音なんか、聞こえたような気がしたからさぁ。*
(202) 2019/02/09(Sat) 00時頃
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[穏やかに語り掛けるような笑顔の奥に
あついあついあついあついあついあついあつい あついあついあついあついあついあついあつい あついあついあついあついあついあついあつい
まるで熱した鉄板に直に触れてるような苦痛を堪えて、 額にじとりと厭な汗を浮かべながら。ごめ、素手は辛い。
安心してくれたなら、手を離すけれど。 握り返されたなら、もうちょっとどうにか頑張る。*]
(203) 2019/02/09(Sat) 00時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2019/02/09(Sat) 00時頃
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[目の前の彼があんまりにも従順に、柔らかい対応を あたしの方にしてくるものですから、>>154 先程までかっかとしていた心のうちは、少しずつばかり 穏やかになってはきていました。
熱に別段強かったり弱かったりはあたしはしないので、 まあ、……間違っても雪だるまの様に どろりと蕩けてしまう事はきっと無いのでしょうが。
それに、どんなに見目が華奢な少女であろうと、 どんなに折れそうな腕をしていたとしても、 多分、多分、この少女は思われているより 恐らくとっても逞しい存在です。]
(204) 2019/02/09(Sat) 00時頃
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聖杯、 ……ああそうね、 そういうのもあったわね。
[あたしは別段必要とはしていないのだけれど、――と、 さも面倒そうに言います、が]
あなたも呼ばれた様なもの? この世界を守るべく、って。
[面倒よねサーヴァントって。と エスコート役の彼の手をしかと握って、 ゆっくりとした少女の歩幅で砂漠の道を行きましょう。]
(205) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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[無茶をするものだ。]
[眼差しが温度を孕むものであったらば 少女の掌の熱とて 拭ってやれたものを。>>203]
(206) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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そう、へいき。
[理解に少しの時間を要するのだろう。>>197 なぞられるたび、頷いて。 きちんと、呑み込めたようならば────]
ととさま、おこらないよ。
[手握ろうとする、少女の隣。 無骨な手は 幼子の頭へ。>>198 ぽふりと 乗せてしまおうと。]
(207) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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[英霊の存在は知っていても 仔細までは。 この子は 随分と、不安定らしい。 そういう存在なので、あろうか。
ともすれば。 少女の方が この手のものは 詳しいのかもしれないな、だとか。
熱にも引かぬ様子に 胸内に綴る覚書に 文字を連ねた。]
(208) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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…………わたしはね
いいこ は、好きなのだよ。
[思い出したように。]
だからね。 ぜんぶ、話して ごらんなさい。 きみが なにを さがしていても。
おこったりは しないから。
(209) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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ね、乃花くん。
[氷玉は ほんのり やわらかく 幼子にむけたままに、して。]
ああ、そうだ。 きみの おなまえ は?
[問うは 幼子へと。 英霊の 名前の意味するものも。 それにより露呈してしまうものも。 知らぬが ゆえ、の。 *]
(210) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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[被せられた薄布のヴェールには、少しばかり お姫さまみたいねと気分を良くしながら、 彼の言葉と、視線の先を辿ります。
アレが無人偵察機であるとは、あたしにも わかりゃあしないのです、が]
塔の方にも、ね、 ふぅん。
変な場所よねえ、ここ。 それに変なものまで飛んでるとなれば、 いよいよ異世界にでも来てしまったかしら。
[異聞帯をそう言うのならば、あながち間違っていない のやもしれませんが、あたしにとって重要なのは “ここは元の世界ではきっと無い”――という事で。]
(211) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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[ここが異世界であるのなら、 そうでなくても、あたしが元いたあの世界と違い、 なおかつ、あっちの世界に損害を与える事が もしも適うと言うのならば、
――きっと、 あたしはこの世界を守る為に、斧を振るうことが 出来るんだろうな、と
少しばかりの予感を抱きながら。]*
(212) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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ぺっぺっぺ……汚いなぁ 口の中に砂利はね、痛いんだよ。 はぁ……うがいしたいなぁ。
[ぼそぼそ、ぶつぶつ、文句ばかりが口から零れる 引き摺る鎖が重い。砂が鎖に絡んで変な音がする]
そもそもだ、私を地上に呼ぶなんて 間違っていると思うんだがね。 河がある場所ならまだしも…… 水すら目に映らないなぁ
[困ってしまったと、がしがし頭を掻いて フードに隠れた白い髪にも砂がつく ……フード捲らなければ良かった]
(213) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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( ……陽のある世界は、落ち着かない )
[それは、己が在る場所ではないから 本来であれば、召喚されることの無い存在が 限界にまで霊核を落とし召喚に応じた。]
( しかし、何故私なんだ? )
[適任は、他にもいただろうにと 何故、よりによって自分なんだとため息をつく 吐いたら吸わねばならぬからあまりするものではないなと また足を動かし]
(214) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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[────そして、止める。 鎖の音に釣られて来たとは>>202 獣か、境界を越えようとする者か ……それとも、]
なんだ、君もため息か。 若いだろうに、苦労するね
[鎖の音は、響くだろうか。 鎖の音は、目立つだろうか。 どちらにせよ、困るものではない。 こうして、暫定生きてる存在を目に写したのだから じゃらじゃら、音を引っさげてそちらのほうへ歩いていき ……その姿を捉えたのなら口を開きこう問おう]
(215) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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水ある?もしくは水場はあるかい?
[無礼?知らないな。 散々無礼を働かされる立場にいたのだ。 たまには無礼に行動してみたいものなのさ]*
(216) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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[見た目より彼女がずっと逞しい存在であろうとも 私にとっては、彼女との出逢いは 庇護する対象として彼女を認識するに充分でありました
少しばかり、彼女が落ち着きを取り戻す様子が見られたなら 私はそれも見守っていたことでしょう ……それから、の噺です
世界を守るべく喚ばれたようなもの、と>>205 彼女の言葉に頷き、また彼女もそうあれかしと 召喚されたのであると、私は理解しました
はぐれた、二人といったところでしょうか 聖杯からの繋がりはありますが、 自身を召喚したと思わしき魔術師が何処にも見当たらないのは 或いは、魔術師らしき者と会えないというのは 何とも不可思議では、ありました]
(217) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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/* アホみてーな発言数してんなって自分でも思う(わはは)
(-45) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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[幼子はもう一人を見ていたから。 少女>>201の動きに敵意や攻撃意志なんて感じなかったから。
彼女は怒ってなんていなかったから。]
… わ ぁ ?
[手を取られたのに幼子は目を丸くする。 頭が曇っていたって、見目以上の幼子だからって。 サーヴァントなのだからある程度の知識はある。
それでも、それは幼子の知らないもの。]
(218) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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[炎に耐えて、笑顔を作って、手を取ってくれる。 無性の愛を幼子は知らない。]
(219) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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[頭に触れてくれる手>>207の感触を知らなかった。]
う あああ あ
[泣くような声が出た。 こういう時、言う言葉を知らないから。 握り返して良い>>203なんてことも知らないから。」
わ ざ、 とじゃ ない、の。
[それでも、ふたつの手の感触が。 離れる頃には、幼子から怯えの色は消えている。]
(220) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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ぁぅ ……。
[また少し考える。 自分をあらわす言葉を考えて。]
わた、し。 わるい、こ。
わたしは、ばーさーかー。 わたしは──……。
[怒ったりはしないと言っているその顔>>209>>210を見る。
真名の秘匿なんて難しい事。 考えるだけの頭は無くて、聞かれるがままに。]
(221) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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聖杯は、私も得には。 ……兄と義姉のために使うという選択肢はあるやも、 しれませんが。それはきっと、 私の罪悪感を軽くすることにつながるだけ
……かも、知れないと考えたなら、 やはり、ないといっても、いいかもしれません。
そうなると、私の存在意義は。 護ることに集約されるのだと思います。
このせかい、この未来を。
しかし、私たちが喚ばれたとするなら この世界に危機が迫っていると考えるが妥当ですが、 そのような兆候は、あまり見当たらないのは……
[未だ、喚ばれた理由の最たるものはわからぬまま 英霊を面倒だと宣う彼女の自由さに 眩しげに眼を細めるのでありました]
(222) 2019/02/09(Sat) 00時半頃
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