59 海の見える坂道2
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んんん。
[少し遅い起床。 寝返りをごろごろ打った後、目蓋を擦りながら目覚めた]
今日は蚤の市かぁ。昨日の感じだと結構みんな行きそうだけど。 パンとかジュースとかアイスとか、美味しそうな店が沢山出てそう。
[まず、トイレの水を止めてから、洗面所で歯を磨く。 女性にしては短めの髪を額から掻きあげ、寝ぼけた瞳で確認する。 鏡の中から、兄と同じ顔の自分が、こちらを見返していた]
おはよう。
[ぼんやりと緩んだ表情のまま、間の抜けた挨拶をすると 蚤の市に備えて朝食は抜き、ゆっくりと準備をし出した**]
(20) 2011/08/07(Sun) 15時半頃
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オスカーは、お姉様二人のジュース屋で1のジュースを買った。
2011/08/07(Sun) 22時半頃
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あれっ。こんな色だったかな……。
[注文したジュースは、禍々しい黄緑色をしている。 不思議そうにゴーヤジュースを飲み干し、盛大にむせた]
ごほっ、ごほごほっ!
(53) 2011/08/07(Sun) 22時半頃
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/* のっくんのところに強引にワープして混ざりたいでござる。
(-15) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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[日が暮れた頃、なんやかんやでガストンのパンを齧っていた]
美味しい。
ノク、それなに? いいものって、なんか特別なものなの?
[ぱっと見ではキーホルダーだろうか。 星の形をしているなぁと思いながら、パンを飲み込む。 彼のにこやかな表情を見ると、いい買い物だったらしい。 それから、適当に辺りを回りながら帰ろうと思い歩き出した**]
(63) 2011/08/08(Mon) 00時頃
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/* さて、どうしようかなー。
(-27) 2011/08/08(Mon) 12時半頃
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― 回想・蚤の市 ― オルゴール付いてるの? へぇ、キーホルダーに付いてるのって珍しいね。
[ノックスの手元で流れる オルゴールの音色を珍しそうに聞いていた。 日の傾いた坂道を彼と共に降りてきた兄には挨拶をする]
あ、一緒に居たんだ。 んー、兄さんと会えないなぁって思ってたんだけど……。
[顎に指を当て、暫し虚空を眺めながら何やら考えていたが、 やがてぽん、っと手を打ち、晴れやかな笑顔になる]
あれだね、何はともあれ楽しめたっぽい? よかった。
[連れ立ってやってきた二人は何だか恋人みたいに見える。 くすくすと笑うと、朝食用にガストンのパンを買い、帰った]
(114) 2011/08/08(Mon) 22時半頃
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― 翌日:朝 ―
[響き渡るような声が幾つか聞こえて、 片手で持ったパンを齧る動作を止める]
何かあったのかな。
[少し固くなったパンの残りを咥えながら 適当に身嗜みを整えて、廊下に出た]
(118) 2011/08/08(Mon) 22時半頃
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/* 今、全員酒場?
(-35) 2011/08/08(Mon) 22時半頃
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― 酒場 ―
おはよー。皆朝から集まって、何してるの?
[騒がしさから見当をつけて、賑やかな酒場に降りていく。 半分ほど胃に収まったパンを片手に持って、皆を見渡した]
ハゲ、の話?
[漏れ聞こえたキーワードに反応を示して]
(131) 2011/08/08(Mon) 23時頃
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そうなんだー。
[プリシラに笑顔で手を振り返す。 フィリップが首を傾げている姿を見て]
それだけ髪に皆関心がある、とか?
[笑顔のまま思いついたことを洩らす。 テッドに酒場の端っこで事情を説明してもらうと]
ふんふん。ええっ!? キャサリンが!?
[ハゲに殺されるという言葉には、噴き出しそうになったが 状況を把握して、宣言どおりの厳しい処分に目を丸くした]
(137) 2011/08/08(Mon) 23時頃
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/* どうも昨日から箱の調子がおかしい。
(-41) 2011/08/08(Mon) 23時半頃
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[テッドは大丈夫そうかな、と髪を見上げて確認する。 職業柄、結構相談を受ける事柄だけど、見た限り平気そうだ]
ちか……いや、そういうことだね。
[一瞬びっくりして、割と大胆だなぁ、と。 そう言えばテッドは性別を把握していないのかもしれない。 まあ説明面倒だし、いいかな、と言いかけた言葉を止めて同意]
追い出されたら、それだけでお金かかるし。 宿屋にずっと泊まるのも、キツイよ。 新しい所を見つけても、ここより家賃が安くは無いと思う。
此処が気に入ってる、ってのもあるしね。
[死活問題、との言葉にこくこくと頷いて見せた]
(145) 2011/08/08(Mon) 23時半頃
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オスカーは、ノックスに手を挙げると、ピッパに抱えられたディーンをこっそり指差した。
2011/08/08(Mon) 23時半頃
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えっと、じゃあお姉様二人の家に転がり込むの?
[昨日漏れ聞いた情報の断片を合わせて、 少しだけ面白がっているような声の調子で笑う]
あ、そう言えばさ。 これでも、一応女性なので……。 多分説明しない私が悪いんだけど。うん。 あんまり見られると、ちょっとだけ恥ずかしい、かな。
[もごもごと何か言いながら、 自分の肩に置かれた手を視線で確認して、俯く。 男に間違えられることもあって、 わざわざ説明することには、気恥ずかしさを覚えたが]
ええと、対策って言えば、そうなるのか。 盗み聞きとか、結構難易度高そうだけど、誰か出来るかもね。 朝起こしに来てくれる幽霊が知らせてくれる、とかは無い?
(155) 2011/08/09(Tue) 00時頃
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/* おなか痛いwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-53) 2011/08/09(Tue) 00時頃
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え? いや、本気じゃないから大丈、夫。
[テッドはよっぽどお姉様二人が恐ろしいらしい。 懇願する様子に手を振って、一応否定しておく 恐ろしい未来想像図が 脳内で繰り広げられているだろう状況に同情ほろり]
ええと、私が……。 いや、信じられないのも、無理ないけど。
[ばつの悪そうな表情で片手を挙げると、 自らを指差して答え、気まずそうに沈黙]
じゃあ……?
[予想出来たこととはいえ、 殊更性別を説明するのは何気に密かなコンプレックスだ。 目を瞬かせるテッドは、一体どうするんだろう、と思った瞬間]
(173) 2011/08/09(Tue) 00時半頃
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きゃああああああああああ!!!
[いつも出している声とは違う金切り声をあげる。 突然胸を触られるという出来事は、予想の範囲を超えていた]
なに!? なんなの!? しかも小さい!? ええ、小さいの! 兄さんのほうがずっと綺麗だし、女の子らしいから!
[混乱した様子で、慌ててテッドの手を振り払う。 じんわりと涙を浮かべた瞳で、辺りをきょろきょろと見渡し]
見習いたい?
[ノックスの方をちらりと見て、錯乱したまま飛び出した**]
(176) 2011/08/09(Tue) 00時半頃
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はっ、はっ、ごめんなさい!
[衝動的に飛び出した勢いのまま、雑踏を全速力で駆け抜ける。 道行く人は驚いたようにこちらを見てきて、その度に呼吸が乱れた。 直前のノックスが言ったさすがにサイズ云々を思い出して、 触るのはいいの? と混乱と羞恥が綯い交ぜになった表情が浮かぶ]
料理出来ないけど……。 パイも兄さんが作ってくれるのを食べるだけだけど。 確かに兄さんは時々羨ましくなるぐらい綺麗だけど! 鬘か、髪さえ伸ばせば、見分けつかないと思う……。 ぱっと見だけならアパートの皆も騙せる自信ある! くっ。
[自ら言葉に出すと尚更落ち込んできたらしい。への字に唇を結び 涙目で振り返りながら、追ってくるテッドを見て言い募る。 その瞬間、視線の先に、テッドの肩越しに追いすがる“鬼”が見えた]
えっ、兄さ、ん?
(196) 2011/08/09(Tue) 15時半頃
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テッド、お……兄さんが! 追いつかれたら、ちょっと大変なことになりそうだよ?
[あまりの衝撃的光景に、一瞬何もかも忘れてきょとんと素の表情。 テッドに向かって、後ろ、後ろ、と指差して、はっ、と我に返った。 坂の道を一歩踏み出し、慌ててもう一度走り出すと、 時計台までの距離が、思ったより縮まっていることに気がつく]
心配してくれたのかな、兄さん。
[それは嬉しいけど、と絆に内心感謝しながら走り続ける。 が、徐々に体力の限界は来て、前に出る足の勢いが鈍りだした。 やがて荒い息をつきながら膝に手を置き、立ち止まると 全力疾走後の上気した頬を膨らませ、含羞の残る視線で後ろをちらり]
……………流石に、ちょっとびっくりした。
[胸を触られた混乱から徐々に立ち直った様子で、軽く自己嫌悪。 吹き上げてくる潮風が頬を撫でる間に、追いついてきた人が居れば、 多少の無理はあっても、いつもの対応をしようとなんとか頑張るだろう**]
(197) 2011/08/09(Tue) 15時半頃
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/* 息切れ兄さんがかわいいです。
(-61) 2011/08/09(Tue) 15時半頃
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うん、さ、流石にちょっと疲れたか、な。 テッドはだいじょう、ぶ?
[荒い呼吸を整えながら、テッドに返事をする。 元々の運動量がありそうな彼に比べて、自分の場合は所謂勢い。 とはいえ、時計台はもう直ぐ傍で、視界の半分は海の青だ。 坂道を見下ろすと、緩い螺旋を描いて白い石畳が続いている。 疲労感よりも、久し振りに走った爽快感があるのに驚いた]
えーっ、と……。 ニシンのパイ包みって、魚の形になってるやつ? うちじゃ、お祖母ちゃんが時々作ってくれて……。
[やがて、頬を指で小さく掻き、ちょっとだけ口篭った後、 気にしてない気にしてない、気にしてない、よしばっちり。 口の中だけで呟いて、なるべくいつものように返答をしようと]
(212) 2011/08/09(Tue) 22時頃
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ああ……。い、いいんだよ?
[目を逸らしたテッドに謝られると、 改めて出来事を思い出し、やはり頬は羞恥に染まる]
私が変なコンプレックスで、 最初に説明しなかったのが悪いんだ、し。 思わない、だろうし。綺麗な髪の兄さんと、短髪の妹なんて。
[同じく視線は少し逸らしたまま、自分の肩を掻き抱いて]
そりゃ、ちょっとびっくりしちゃったけどさ……。 大げさに逃げちゃったからね。
[瞳を一度伏せてから、微かな声で、ごめんと呟いた。 もう気にしていないというように、ゆっくり微笑すると]
兄さん、凄かった。何て説明しようかな。
(214) 2011/08/09(Tue) 22時頃
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/* テッドの
―――げぇっ!ホリー!?
に不意討ちされて芝が大量に生えそうになった。
あと、ミサイル兄さんが愛おしくてたまらない。
(-66) 2011/08/09(Tue) 22時頃
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どうしたの?
[やはりまだ気にしているのだろうか。 もごもご何か口篭るテッドを見て、くすりと笑う]
祟りって、兄さんにさすがにそこまでの力は……あるかな? でも、怒ってたね。それもかなり。
[自分から見た、兄は優しい。 口調はどちらかというと素っ気無い感じだけど。 頼めば、パイも焼いてくれるし、仄かに薔薇の香りがして。 兄の書くお話を読ませてもらうのが、密かな楽しみの一つ。 でも、万が一刺されたときは、止血しよう。 蚤の市で購入した、毒物に反応する銀食器は本物だろうか]
(226) 2011/08/09(Tue) 22時半頃
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いいよ。座ろっか。
[先客の老婆に会釈をして、勧められるままベンチに近づく。 彼女は時計台でずっと時を刻んでいる、いつまでも変わらないのか 何故か少しだけ寂しい気持ちになり、前髪を撫でて感傷を払った]
うん、結構疲れたね。 あ、私も行くよ? 飲み物買おう。テッドは何が好き?
[走った後に冷たい飲み物は気が効いている。 テッドの提案に満足そうに頷いた]
(231) 2011/08/09(Tue) 23時頃
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/* 突飛な考えkwsk
(-70) 2011/08/09(Tue) 23時頃
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スイ? あ、レモンジュース? 私は何にしようかな。うーん……。
[透き通る檸檬色の液体をちらりと眺めて、割と真剣に選ぶ]
決めた。オレンジジュースにする。 え? そんな奢ってくれなくても……。 ええと、ありがとう。まだ気にしてるの?
[のんびり夏蜜柑に決めると、テッドが払ってくれた。 一瞬断りかけたが、思い直したように素直に礼を言うと]
(244) 2011/08/09(Tue) 23時頃
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土下座!?
[聞こえてきた言葉には、目を丸くして驚きの表情を見せる]
多分、説明したら、兄さんも解ってくれると思うよ。 だから、そんなことまでしなくても大丈夫。 骨を拾うだなんて大げさだなぁ。
[根拠は無いが、首を振りつつ頷いて見せた。 ぽつりと雨が当たってきた空を見上げる。夏の俄か雨らしい。 頬を一滴流れる水滴を指で拭うと、首を傾げて]
ええと、雨降りそうだね。移動しようか。
(246) 2011/08/09(Tue) 23時頃
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男の子のプライドってやつかな。 やった、半分得した。
[これはもしかして女性扱いされているのか、と 普段あまり無い出来事に驚いて、可笑しそうに笑う。 夏蜜柑のジュースを一口飲んで、美味しさに顔は綻んで]
酸味が舌で弾けるー! あ、いい匂いしてる? そっちも美味しそう。夏だね。
[少しだけ後ろで、歓声を上げてもう一口こくり。 前の方から微かに檸檬の香りがして、 自分のジュースの容器も、手の中で揺らしてみた]
(269) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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ええと………胸を触られたって、改めて言われると。 やっぱりまだちょっと恥ずかしいよね。
[表情を見られない後ろで、色々と助かった。 改めて言われると、少し心配になってきたらしく]
理解、してくれるかな。 故意じゃないってところぐらいは。
[自然と判断に自信は無くなっていくが、 神ならぬ兄のみが知ることなので、と祈っておいた]
(270) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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うん、この時計台って、実はあんまり入ったこと無いんだ。 何があるの?
[そんなことを聞きながら、入るのには了承して。 ぽつぽつと雨が降ってきた空を眺めると、不思議な気持ちになる]
ん、ありがと。濡れる前に入ろうか。 …………スタンスとしては、どっちでもいいって感じ。 でも、折角だから呼んでもらった方が、いいかな。
私の名前わかる? 一応名乗っておくね。 初めましてじゃないけれど、オティーリエです、よろしく!
[前に出ると、くるりと振り向きながら冗談っぽく名乗る]
(275) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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