223 豊葦原の花祭
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―― 回想 ―― [ポーラは、まさしく私に教えを乞うかのように、矢継ぎ早に質問を繰り出してくる。 私は使ったことはないが、ツウカとやらもあったはずだ、 屋台はあちらに居並ぶ小さな建物のことだ、と それらに一つ一つ丁寧に答えてやる。>>0:89 ついてきてくれないかという頼みごとを特に断る理由もない。 歩きだしたポーラの前を、悠々と歩く。]
ああ。 おさがりはいただいてしまっても何も問題ない。 既に私も何度かいただいている。
[そうして、鳥居の近くまでくれば、あとは自分で探すという。>>0:92 先ほどは教えてくれと言っていなかったか。]
(102) 2015/04/21(Tue) 12時半頃
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[少し思案して、はたと気づく。 ポーラは服を着替えたいと言っていた。 私も猫とはいえ、雄である。 彼女の乙女心を察して、ふむと頷きをひとつ。]
そうか。 では、私も祭りへと向かおう。 何か困ったことがあれば、誰なりと聞くといい。 此処の生き物は皆親切な者ばかりだからな。
[ちゃっかり名前の後に先生とつけられ、妙な気恥ずかしさがある。 またね、と手を振るポーラに向け、 前足の変わりに尻尾をゆらゆらりと、二度ほど振った。**]
(103) 2015/04/21(Tue) 12時半頃
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アーサーは、亀吉の足元を、道中するりと横切った。
2015/04/21(Tue) 12時半頃
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[以前なら、人間と意志の疎通などできるはずもなかった。 しかし今ならば、彼らと言葉を交わすことができる。 この村の桜が何れ程見事なものであったか、 あの男を見つけたなら、ひとつ語って聞かせてやろう。 ならば一等見晴らしのよいところへ。]
………うむ。
[それが浅慮であったことに気づいたのは、 広場の外れ、少し高めの木の枝に登ってからであった。]
……存外、高いな。
[さて、どうしたものであろう。**]
(109) 2015/04/21(Tue) 15時半頃
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/* この方はプロで戦いに身を投じていたのでは 少し見ぬ間に何故このようなことに
(-58) 2015/04/21(Tue) 20時半頃
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[登ることができたのだから、その逆ができないはずもない。 さて、私は何処に後ろ足をかけたのだったか。 少しの距離ならば、飛び降りれぬこともないのだが。 下を見下ろせば、此方を見上げる双眸とかち合った。>>118]
……ごほん。 何か用であろうか。 見ての通り少々立て込んでいるのだが。
[すました顔で少女に問うた。]
……此のままでも、話ぐらいなら聞けなくもない。
[すん、と鼻を鳴らせば、花の香に混じり酒の臭い。 泣きはらしたのか濡れに濡れている顔をした少女を黙って見ているほど薄情でもない。]
(119) 2015/04/21(Tue) 20時半頃
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[余程驚いたのか、とても大事なことだったのか、 私が猫であると認識するまでに少女は二度の発声を要した。>>121 そうして、すぐに薬缶のような膨れっ面に変わる。]
首の痛みは私には治せぬ。 すまぬが、降りるまでにはかなりの時間を要するぞ。
[飛び降りるのが恐ろしいなどということはないのだが。 如何せん未だ経験のない高さ故に気乗りはしない。 そんな私の言葉を聞いているのかいないのか、少女は独りでに語り出した。]
(124) 2015/04/21(Tue) 21時半頃
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はて、人間は小難しいことを考える。 お前の幸せ云々を他人が決めるものでもないだろう。
[ましてや、他猫である私にどうこう言えるものでもない。]
幸せも、不幸せも。 お前の道は、お前が決めるといい。 お前が幸せになることを、 止める権利が一体誰にあるというのだ。
[今まで何をして来たのかはわからぬが、 極悪非道な行いをしてきたのなら、 それ相応の報いを何時かはうけるだろうが。 誰にでも、等しく幸せになる権利はあるはずだ。]
(130) 2015/04/21(Tue) 21時半頃
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[宙を見上げ嘆く声をあげる少女に、淡々と返す。 少女は何か言ったろうか、 暫しの間をおいてから、漸く此方の様子に気付いたらしく降りられないのかと問うてきた。>>123]
…………………いや、 登れたのだから、降りられるはずだ。
[恐らく。 雄として、此処で泣きはらした少女に助けを求めるのは憚られた。]
(132) 2015/04/21(Tue) 22時頃
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[特別なことを言った訳ではない。 どちらかというと突き放したような物言いであるて。 にも拘らず、小さく告げられた礼に>>133 私も小さく頷いて返す。]
飛び降りるしかないかと思案していたところだ。
[どうやって降りるのかと問うてきた頃には、 少女の顔には笑いが戻っていた。>>134]
申し出は有り難いが……。 しかし、他にいい方法も思い浮かばぬ。 ……ふむ、ならば少し手伝ってはもらえぬか。
[固そうな珍妙な衣服も、そこが例え貧しくとも、 遥か下の地面にぶつかるよりは幾分かましであろう。 そもそも貧しい、ふくよかなどという概念は生憎猫にはない。]
(135) 2015/04/21(Tue) 22時半頃
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[少女の両腕が広げられたのを見れば のそりと細い木の枝に立ち上がる。 また一段と地面との距離が遠くなるが、そうもいってはいられない。 無意識に震えのくる手足から尻尾まで神経をピンと張り詰めて。]
では、参る!
[己への叱咤も込め、叫び、 淡雪のような花弁が舞う宙へ――――跳躍した。]
(146) 2015/04/21(Tue) 23時半頃
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[飛ぶ、というよりも滑空であったがその最中、 遠く巨木が夜に延び、満開の花を咲かせている。 その木の枝に、男が一人、 同じように居座っているのが見えた。>>146 はて、あの男も自力では降りれぬのであろうか。 などと考えるぐらいには間があったように感じ。]
――ぬぉ、
[気づけば空に伸ばされた白い腕が間近に迫り>>148 次の瞬間にはどさりという音、目から小さく火花が出た。 しかと抱えられた腕の中で、小さく身震いをする。]
(158) 2015/04/22(Wed) 00時頃
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[ふるりと揺すり、火花がおさまれば 一転少女を見上げる立場になる。 名乗られればいつぞやと同じく恭しく頭を垂れた。]
名乗り遅れた、我が名はアーサー。 ふむ、ミツボシか。 よく受け止めてくれた。 大義であった。
[誉める、という経験がそうはないものであったから、 随分と偉そうな物言いになるが、他に上手い言いようも知らぬ。]
(159) 2015/04/22(Wed) 00時半頃
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/* さぁ、土下座する準備は万端
(-84) 2015/04/22(Wed) 01時頃
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