56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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― 医務室 ―
[本当に何となく、気付けば鞄を片手に医務室に来ていた>>0:294 例え疲れて居ても、この程度、何と言う事も無い]
どう致しまして。 中身を取り出すのは……さすがに無理だね。
[どころか、珍しい経験に、ほんの気晴らしにはなったか。 ペラジーは暫く何か考えている様子だったが、やがて医療用の棚を開き]
(1) 2011/06/29(Wed) 15時頃
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あ。良い匂い…。
[渡された小柄のポプリからは、ラベンダーの香り。 小粒な花が、ポプリの中に沢山詰まっている様だ]
これ、もしかして君が作った物? 可愛い作りになってるけど。
[騎士団の砦でこの様な物まで扱うのは中々難しい。 そして微かに感じる真心ある作りに、もしかして、と青年に尋ねさせた]
(2) 2011/06/29(Wed) 15時頃
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ありがとう、大事にするよ。
[ふわ、と柔らかく笑み返して、ポプリを大切そうに受け取る。 時計を見遣れば、軽く時間は経過していただろうか]
それじゃあ、僕はこれで。 ペラジーも、仕事頑張って。 無理はしないでね。
[僕が言うのもなんだけど、と最後にそう苦笑して。 医務室を辞した時の青年は、幾つか真面な表情に戻っていたであろう。
――不穏の風が吹いたのは 何時頃か**]
(3) 2011/06/29(Wed) 15時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/06/29(Wed) 15時頃
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[ ――その身は一匹の『狼』 ]
[その両足は疾風になる四肢。 草原を駆け抜け、鹿を追い詰める風の様に。
その両腕は鋭利に光る犬歯。 鹿を屠り、害敵の肉を噛み切る牙の様に]
[それが『狼』の戦い方。 騎士達全てが一匹の『狼』として獲物を引き裂く、赤騎士団の猛威]
(*1) 2011/06/29(Wed) 15時半頃
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[……僕は『騎士』には成れない。 何故なら、僕は『狼』だから。
だから微かに心の底で感じる。 『狼』の不思議な縁、或いは運命かも知れない。 でも、まだ今は僕の心は覚悟を決めていない。 決めれていない。
『狼』が咆える時は、それでも直ぐ其処まで来ているのに**]
(*2) 2011/06/29(Wed) 15時半頃
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/* イアン狼きたー!!(・∀・`) これでオスカーも狼なら赤騎士団で狼ズが成立しちゃうよ!
(-13) 2011/06/29(Wed) 15時半頃
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/* ただいま今確認。 見事に狼組全員狼で嬉し過ぎたwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-29) 2011/06/29(Wed) 21時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/06/29(Wed) 21時頃
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― 砦内 廊下 ―
良い香り……
[医務室を出てからも、青年は暫く手作りのポプリを手に眺めていた。 産まれてこの方この手の物に触れた事は無かった]
これから、どうしようか。 少し見張り台の交代でもしようかな……?
[その新鮮さも手伝い、随分気分を知らず落ち着かせてくれる。 暫く行くあてもなく、砦の中を歩いているか]
(36) 2011/06/29(Wed) 22時頃
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[砦外に程近い見張り台に近付く様に、廊下をふらふらと歩いていると、騎士団でも殆ど最年少である少年の姿。 近頃真面に会う事も無かった様な気がする]
久し振りだね、フィリップ。 …アチャポが?そういえば最近あいつにも会ってなかった。 又近い内会いに行くよ
それより、最近そっちは忙しくない? この頃、色々と大変だし。
[何が、とは言わずともわかるだろうが。 不穏の風が其処まで近付いている今、特に雑用の諸々等もこなすフィリップは疲弊していないのかと少し心配に]
(42) 2011/06/29(Wed) 22時半頃
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少し見張り台の方に。 今日も訓練には参加しなかったし…せめてこの位はしないと、って気分になって。
[外に視える見張り台を指差しながら、肩を竦める。 昨日までの青年なら、そうする気も湧かなかっただろう。 だが、比較的精神も落ち着いてる今なら、元々の人並みには勤勉な性格も顔を見せて]
…よかったらフィリップも、どう? 上から外を眺めるだけで、少し退屈かも知れないけど。
[嬉しそうな表情を見せる少年を見て、彼を青年は一緒に見張り台に行かないかと誘ってみた]
(48) 2011/06/29(Wed) 23時頃
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それじゃあ、早速行こうか。
[見張り台の下に居る騎士に交代を告げて、フィリップを伴い見張り台を登る。 階段を登ると空が近づくと、背中でぽつりぽつり少年が言葉を零す。 途中で口を噤んだが、寂しそうに見えて]
僕が言うのは何だけど。 そう気を落とさないで。
…その鳥、大切にしてたの?
[父親を亡くしたばかりの自分が気を落とすなと言うのも少し可笑しい話だったが。 見張り台の上に詰めていた騎士達と交代して、眼下に広がる光景を見上げる。
――彼方前方にある平原には、敵軍の騎士と旗が犇めき合い、まるで巨大な獣を思わせる]
(57) 2011/06/29(Wed) 23時半頃
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全然大丈夫じゃないよ。
[彼方の平原を背に、青年は首を横に振る。 空は鳥が舞う様に澄んでいるのに、戦の気配は濃くなるばかり]
もう戦の気配は直ぐ其処にまで迫ってる。 なのに、今頃戦闘に立って皆を纏め上げる父さんが死んで。
僕なんかが父さん見たいに出来る訳が無いのに。 父さん見たいな『騎士』に成れないで皆を束ねる事も。
出来ないって言ってるのに。 それでも僕に期待する人も居るから……
[例え青年が団長の座に就いた所で、父親との比較はどうしても付いて来る。 その事に苦笑しながら、再び平原を見詰める]
(64) 2011/06/30(Thu) 00時頃
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ううん。それは本当の事だから。
[熱い程に拳を握る、真直ぐな少年の瞳。 その言葉に、嬉しいやら、むず痒いやら、色々な物の交った表情を作る]
僕だって、このまま騎士団が崩れていくのを見たくは無い。 でも、僕なんかが。 父さんと比べるとどうしても見劣りする僕なんかが大きすぎる大役を背負うくらいなら。 まだ、僕よりもずっと力のある人が団長に成るべきだと思う。 そうじゃないと、結局騎士団は崩れてしまうと思うから。
……僕なんかで立ち行く程簡単な騎士団なら、良かったんだけどね
[ポツリと最後に零した青年の心情は、フィリップにどの様に映っただろうか]
(80) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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そろそろ寒くなってくるけど、大丈夫? 毛布でも借りて来るなり、何なら先に帰ってくれても良いからね?
[その後、少年とは幾つかの言葉を交わしたか。 陽が傾き、少しずつ夜の帳が落ち始める地平線を眺めながら。 青年はその後も暫くの間、眼下に広がるこの、何れ戦場となるだろう地を眺めていただろう**]
(81) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 01時頃
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/* >>130 いいですとも!がどうしてもゴルベ○○を思い出してしまいます先生wwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwww
もやもや開戦まで引っ張ろうとしてたらイアンが先に団長立候補した模様。押し付けちゃってごめんねイアン…… でもせっかくなので僕は副団長に落ち着くことにします。
(-82) 2011/06/30(Thu) 04時頃
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[フィリップがその場を去った頃、陽は既に平原の向こう側へと落ちる。 一人立ち残る青年の翠の瞳は、下で焚かれ始めた篝火に揺らぐ]
…不甲斐無いって、怒られるかな。 それとも、呆れられてるかな。
最後の最後まで、こうして引き摺って。 思い切れない僕の事…。
[その独白にも似た問い掛けは、空に融ける様に。 既にこの場所に居ない父に掛けられた言葉か。 独り、狼の心を溢した言葉は、空へと融ける]
(131) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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何をやらないとダメなのか。 そんな事位解ってるよ……。
[僕は、騎士団の人間だ。赤の狼だ。 でも、僕はそれ以上に父さんの子で。 それは、僕の様な適任はそう居ないと言う事]
(*12) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[イアンに…。僕よりもずっと団長として適任に思えてしまう彼の存在に。 甘えてしまっている]
……最低だ……僕……
[もし彼が今この騎士団に居なければ。 僕以外に適任も居ない騎士団で、僕は言えなかったと思う。
『泣き言』を]
(*13) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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僕たちに許されたのは、鳴く事だけなのに。
(*14) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[『「弱さ」とは「恐れ」のヴェールに包まれる』。 赤騎士団の僕ですら何度も聞いた、セドリック副団長の言葉をこんな時に思い出す]
……言わなかったのは…。 …父さんが何も言わなかったのは…。
僕の、僕達の事。 信頼してくれていたからだと思うのに。
[それは、『弱さ』が無ければ、『恐れ』も無いと言う事。 ―『恐れ』があると言う事そのものが、『弱さ』の証明だと言う事]
(*15) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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――くそっ……!
[見張り台の欄干はギリリ、と軋む。 まるで弱い狼の鳴き声みたいに、軋む音が虚空に融ける]
最低だ…。
[もう解っている。だから僕はそれを認める。 何て事ない。 僕はただ、その重責を恐れて居るだけだ]
(*16) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[ 守りたい――! ]
[彼方の平原に揺れる、大きく蠢く獣の姿を前に。 この砦を、この騎士団を、この場所を守りたいと心も体も叫んでるのに。
ただ最後に、『弱さ』だけが振り切れない]
(*17) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[朝を重ねる程に重く響いてくる、父親の偉大さ。 比例する様に高まる、期待と言う団長の重責]
僕が弱いから…!
[そんな時に、父さんを超える程の剣の腕を持っていた『彼』が居て。 いっそ彼に全て任せてしまいたい。重責を受け止めきる自信がない。 だから今も僕は…]
(*18) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[父さんから、団長から、重責から、恐れから、弱さから――]
逃げてる。
[一粒に零れた涙だけは、同胞に響いてしまったか]
(*19) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[重責を恐れて逃げている、狼の弱さは独り零れ落ちて。
その頃、画材道具を持って一人の男はやってきて居ただろうか。 特に彼を咎める事もない青年の表情は、瞳を紅くして酷い事に成っていたかも知れない]
(132) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[やがて狼の咆哮が。同胞の覚悟が響く]
僕が副団長に……? 僕の力が、必要なの……?
[その返答を待っているのは、彼一人だけでは無い。 狼としての同胞皆が、その意志を確かめる様に耳を立てている]
(*20) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[ぼやりと平原の向こうを眺める青年に、狼の咆哮が響く。 未だ隣に居るかも知れない男には届かず、それは青年だけに響く咆哮]
――二人で…。 僕達の力で、助け合う…か……。
[ある意味では天啓の様に響いたその咆哮に逡巡して。 やがて、暁と共に放たれる獣と、背後砦に広がる騎士団全てを振りかえり。
精一杯の勇気を振り絞って、青年の声は力強い咆哮になって空に響いた]
(133) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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僕は―― **
(134) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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僕は―― 副団長になるよ。
(*21) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[同胞の言葉に、彼が団長に成ると言う言葉に。 受け入れる僕自信を、不甲斐無いと自嘲してしまう。]
…これが今の 僕に出来る精一杯なんだ。
[お互いの足りない部分を補えば。 ただ一人だけの物では無い重責なら。 ―やっぱり、僕はイアンに甘えている…]
(*22) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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