17 吸血鬼の城
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2010/06/18(Fri) 19時頃
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―― 門に刻まれた銘 ――
『ここ過ぎて曲節(メロデア)の悩みのむれに、
ここ過ぎて官能の愉楽のそのに、
ここ過ぎて神経のにがき魔睡に。』
(#0) 2010/06/18(Fri) 19時頃
低く、眠りを醒ますものの音して扉は開けり。
ある者はその美しさ故に見初められ、
ある者はその善性を挫かんと誘惑され、
ある者は永遠の若さを求めて志願し、
ある者は好奇心から首を突っ込み、
ある者は吸血鬼を討たんがために、ここに集う。
―― 「吸血鬼の城」 開幕 ――
(#1) 2010/06/18(Fri) 19時頃
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[この付近に住む者には昔から語り継がれている話がある。
「薄暗い森を抜けた先にある深い霧に覆われた孤城。 迷い込んでしまったら、生きては戻れないよ。 何故ならあの城には 恐ろしい吸血鬼が住んでいるのだからね」
けれどそれが真実と知るものは、 ほんの一握り。 誰もが恐れて近づかぬ森の奥に 其の城は確かに在る。]
(1) 2010/06/18(Fri) 19時頃
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[その森は 常にひとを飲もうとするかのように 霧が広がっていた。
足を踏み入れればたちまち 薄暮時のような淡い世界へと身を投じる事となり、 右からも左からも不気味にさざめく木々が誘い込む先には、 煉瓦を積み上げ作られた高い壁。
蔦の絡むその外壁は まるで外界との境界線のよう。
鉄錆の臭いがする古めかしい門。 門に刻まれた銘に気付くものは居ただろうか 其処を潜れば、先にあるのは――――。]
(2) 2010/06/18(Fri) 19時頃
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[ ――吸血鬼の城―― ]
(3) 2010/06/18(Fri) 19時頃
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[その城は数百年ほど前に建てられたとされている。 何時から化け物の住処になったのかは、定かでない。
塀の内側には噴水があったが、 今は枯れてそこに水は無い。 庭園だったのだろう その周囲の草花は光が与えられずに朽ちていった。 まるで世の中から打ち捨てられたような城の裏手には墓場があり、其処には幾つかの十字架が並んでいる。
新しいものも混じる十字架が見下ろせる ひとつの窓辺に人影があった]
(4) 2010/06/18(Fri) 19時頃
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[黒を基調とした部屋の天鵝絨のカーテンは深紅。 朽ちかけた城外の様子とは裏腹、 室内は全てにおいて隅々まで整えられている。
華美さは無いが、上質な黒檀の窓枠に手をかけているのは、 この城の主ヴェスパタイン。 けれどその名を呼ぶものは殆ど居らず、 大抵の人間は彼を「吸血鬼」と呼ぶ]
(5) 2010/06/18(Fri) 19時頃
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[月明かりに照らされれば白銀に輝く腰まで伸びた髪は、黒を基調とした室内では、燭台からの淡い光の傍では薄く紫に色付き、まるでアメジストのような色合いを見せる。 長い髪をゆっくりと払うと、血の色をした切れ長の瞳がすっと細まった。 硝子窓に映ったその美貌は確かに人間離れしていた。
其の姿に恐れを覚えるもの 恨み、妬み、憎しみを抱くもの 魅せられ、堕ちていくもの
幾人もの人間を弄び喰らった化け物の薄い唇が弧を描く]
(6) 2010/06/18(Fri) 19時頃
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……宴を始めよう。
[低く呟く声に呼応するかのように、燭台の焔が揺れた。
ざわり 城の外、霧が一層色濃くなっていく。 人間を惑わせ、城へと迷い込ませる為に]
さあ……来るが良い、人間達よ。 私を退屈させないでくれ**
(7) 2010/06/18(Fri) 19時頃
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―門の前―
……。
[門の前、標された銘に厳しい視線を向ける青年が一人。 ひょろりとした身体。お世辞にも筋肉がついているとは言えない腕。
しかし、視線だけは強く。城の影を、見上げて]
(8) 2010/06/18(Fri) 19時頃
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[十数人の人間が、忽然と姿を消したという話。 霧の中、浮かび上がった城の影。 近辺に残る、『血を吸う化け物』の逸話――]
……非常識な事件のからくりを暴き、常識的な次元へと引きずり降ろせ……
[いつか職場の先輩記者から言われたこと。口の中で呟く]
そっくりそのまま非常識な存在だとしても。 その『非常識』が『妄想ではなく』、『事実である』と立証できれば――
(9) 2010/06/18(Fri) 19時頃
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[『吸血鬼は本当に存在する』。 『吸血鬼という化け物は、我々の隣に実在しているのだ』。
『事実、このように』。
リスクは承知の上だ。相手は吸血鬼なのだ。ミイラ取りがミイラになってしまった話なぞ、下調べの段階で何度も耳にしてきた。
だが]
報いるために、俺は暴かなくちゃいけない。
[先輩記者の顔。そして――かの事件で、失った彼女の顔が脳裏をよぎった。彼女の失踪を、彼女の死を――最終的に『妄想』、『ファンタジー』として片付けられてしまった事、それが何よりも悔しかった。
だから、暴かなくてはならないのだ]
(10) 2010/06/18(Fri) 19時半頃
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[門に手をかけ、一気に開く。森の中、霧の中、そこにあるのは朽ちかけた城。一見単なる廃墟ではあるけれど――]
……別に、戦いに来た訳じゃないし。
[打ち倒すために、乗り込んだのではない。 あくまでも――『暴きたい』。そのためにやってきたのだ。 だが、……どうしても身構えてしまうのは、仕方のない事だろう。
小さく苦笑し、改めて城の影を見上げた**]
(11) 2010/06/18(Fri) 19時半頃
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/* こっそり ……さーせん、城主は村たてさまじゃないんです。 勝手にお城のイメージ決めちゃったけど大丈夫かしら。 事前に天声扱いでお渡ししておいたほうがよかったかしら。
これから数日間お世話になります。 どうか薔薇咲かせてもいぢめないでくださいね。 あのキャスト票見る限りだとどうしても薔薇に走りそうになr
(-0) 2010/06/18(Fri) 19時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/18(Fri) 19時半頃
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─城門前─
こちらですのね。 まあ…なんて古いお城。
[馬車がお城の前で止まり、発した第一声はこれでした。 怖れるようにお城を見上げて、問うような侍女の視線に首を振ります。]
いいえ、いいえ。帰らなくってよ。 だって、ここにきっとお兄さまが──…
[行方の知れぬ兄。 ふつりと消えた兄の姿を、森の孤城の窓辺に見たと知らせたものがあったのです。]
(12) 2010/06/18(Fri) 19時半頃
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…まあ。 噂は噂よ、吸血鬼だなんて。
失礼なことを言うものではなくってよ、ご城主様に失礼だもの。
[引き止める侍女を嗜めるように首を傾ぎ、お城へと向きなおります。
時は黄昏。 その時ばかりは、城の内と外の森の間の空気が、ふわりとぼやけるようでした。
ですが勿論のこと、城のうちに迷い込んだが最後、 この薄明るい時の中を彷徨い続けることになるなどと、 ───まだ知る由もありません。]
(13) 2010/06/18(Fri) 19時半頃
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サイモンお兄さま……。
[門扉の銘は薄明かりが反射して、読み取られぬまま。 意を決したように両手を握り締め、霧に沈む城を見上げます。
そうして、私(わたくし)は『宴』へと足を踏み入れたのです。**]
(14) 2010/06/18(Fri) 19時半頃
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――…さて、私がここに参りましたのも、
元はといえば、今より二月前、閃光歓楽という、まぁ、年寄りにほんのばかりの春をもたらす丸薬の材料がとれる泉の村に立ち寄りましたです。 すると、 その先、深い霧に覆われた孤城のある森に、とても品質のよい月光草がとれると聞きまして…。 ただし、その数百年も息づく城は、近寄るものを寄せ付けぬか飲み込むかともいい、 教えてくれた老人は、いや、やめたほうがよい薬売り、と…それでも目を笑わせておりましたが。
――…しかし、訊きましたのも、何かの縁。 ふと足を伸ばし、実際、こうやって踏み込みました。
確かに、草は生気がなく、城の裏手には、朽ちたものの寝床ばかりが無数にあるようです。
いや、なぜにそんなところに、月光草のために近寄ったのか、それはたまたま気が向いたからというしかありませんが…。
こうやって来てみると、何か呼ばれているような気もするので不思議でございます。
(15) 2010/06/18(Fri) 20時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/18(Fri) 20時半頃
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[ 白薔薇は、薄闇に芳しく香った ]
(16) 2010/06/18(Fri) 21時頃
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[天の銀の月は、深い霧でぼんやりと周囲を照らすだけ――。 そんな深い霧の中を一人の男がゆるりと歩く。
外套の下の首に掛けた銀のロザリオが、 シャラリン―…‥、シャラリン―…‥。 ズボンのポケットに入っている懐中時計の金の鎖が シャリン―…‥、シャリン―…‥。
――そして心音に合わせる様に規則正しい懐中時計の針の音。
それらの音が彼の旅のお供――。]
もう何も見えないね。
[クスクスと小さく苦笑いを浮かべて、ランプの灯りの様に周囲を照らしている月を立ち止まり見上げる。]
(17) 2010/06/18(Fri) 21時頃
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今の私を表しているかの様だ。
[詩を書けぬ詩人。 愛と言う名の恋人に破れて――、 詩を忘れた詩人。]
私が愛していたのは君では無く、愛と言う幻だった。 だから私は出奔した。 いや出る為の詭弁だったのかもしれない。
[小さく呟いた男の目の前に突如現れたのは、古い城の影。]
『ここ過ぎて曲節(メロデア)の悩みのむれに、 ここ過ぎて官能の愉楽のそのに、 ここ過ぎて神経のにがき魔睡に。』
[門に刻まれた銘を指をなぞらえ、静かな声で読み上げる。 そしてもう一度、喉の奥で同じ句を繰り返して――。]
そうして私は見知らぬ古城の中へと誘われました。
(18) 2010/06/18(Fri) 21時頃
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カツ――
カツ――
[足音は石畳の廊下を反響する。 燭台はほのかに薄闇を照らし、長く伸びた影は風に怪しく蠢いた。
片手に抱える摘んだばかりの薔薇の束 それはやがて始まる宴を彩ることになるのだろう。
反響音に時を刻む音色が重なる。 懐より取り出した懐中時計は銀、 文字盤を見つめる瞳はセレスタインブルー、――天国の青。 それを抱く面差しもまた、眸の色を思わせるものではあった]
(19) 2010/06/18(Fri) 21時頃
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