人狼議事


270 食人村忌譚

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【人】 発明家 源蔵

[志乃>>17>>19の分の茶は、湯気をあげ、
手を伸ばされないうちに冷えていく。
「死にたい」
耳にしたそれへ、微か眉根が寄って]

 勘違い しているわけじゃないだろうが、……
 俺も、ここにいたやつらも、
 下手人を殺すために探しているんじゃない

   その罪を、そそぐために、探している
   下手人自身のために だ

[手段と目的、二つが違うといい]

(22) 2017/12/03(Sun) 22時頃

【人】 発明家 源蔵

 禁忌を犯した罪が清算されなけりゃ
 そいつはまた、次の世に運んじまうだろ
 どんな酷い生まれようになるか、
 ……俺ぁもう 手前以外にそんなのは見たくない

[発破、とはいえない。
志乃のほうを見ずに向けた言葉は、
それ以上志乃を詰めるつもりもなかったが
心動かす糧になるべくもなく、だから男はリツを見た。
「任せられるか」と視線だけに込め
己の視線を動かし>>16 外へ、 向け>>21]

(23) 2017/12/03(Sun) 22時頃

【人】 発明家 源蔵

 ―― ……   っ

[た、 っと一歩
常の大股 踏み出した。

なにを考える前の一歩は
肩から羽織を落とす動作を、
片手を袂に入れる動作を、伴い―― 伴いかけて、]

(24) 2017/12/03(Sun) 22時頃

【人】 発明家 源蔵

[歩みとともに止まる。]


  ―― ――  

[真一文字に引き結んだ、結ばれた口
その奥でかみしめられた歯がぎぃと鳴く。

顰めた眉、瞠目の眼差し。
そんなものは、いまさら言葉にすべきでないほど
さきの行動と合わせて――視界にある薬師を、
その赤黒く染まった半身を、覆われた顔を 刹那案じ

案じたこころうちが、驚愕 疑念 そのようなもので澱んだのを、
澱んでいったのを、映し出して]

(25) 2017/12/03(Sun) 22時頃

【人】 発明家 源蔵

 ……、  お前

         殺したのか


[問いかけは、奇しくも>>6:19鬼と同様のものになった。
言葉だけは同様、
けれど、勢いはなにも 似たものはなく。

"誰を" の指示語もなく零れ落ちたそれが
雄弁に、 下手人なのか  を問いかけ、
確信にも似たものを滲ませて*]


[なかば無意識に、何故、と言葉なく唇が動く*]

(26) 2017/12/03(Sun) 22時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[家畜と言えど、世話をした分だけ愛着は沸く。
“ミナカタ”として目の前の小人にどれだけ
世話を焼いただろうか。

薬師として当然の事、そこにそれ以上の感情はない。
あるとしても、弟子入りする前の“名残”

真一文字に引き結んで解けぬ唇。
顰めた眉>>25は深く思案する常と似て非なるもの。

子供の様な成りで、誰より考え深い男の唇が
解かれたとしても、いつもの様に
俺を詰まらせるような問いをするはずはない]

(27) 2017/12/03(Sun) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 何故……?

 嫌になった。

 ただそれだけだ。

[殺したのかと問われても>>26
見れば判るだろうとばかりに、音にならない
唇だけの問いに、今度は答えた。

説明を求められても、理解など出来ぬだろう。
牛や豚が、何故自分たちが殺されて食べられるのかと
人間に問うたところで、納得させられる答えなどあるまい]

(28) 2017/12/03(Sun) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 ちょっとばかし動くのが悪くなってな。
 上手くいくと思ったんだけどな。

[それこそ昔思いついた悪戯が失敗して
拳骨を貰ったような陽気さで]

 お前は放っておいてもいいけど。

 苦しいのに何もしてやれないのは可哀想だし。

[志乃も儀式で殺されてはいないだろうか。
それなら楽だが、目の前の男に
もう薬湯を作ってやれない事を思い出せば。

苦しませて死ぬのは可哀想だろうと。
それなりの心は沸く]

(29) 2017/12/03(Sun) 22時半頃

【赤】 FSM団 ミナカタ

(それが家畜への情と何ら変わり映えしないものだとしても)

(*2) 2017/12/03(Sun) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 先に、死んどこうか?

[まだ力は残っているだろう。
杖代わりにしていた鍬を振り上げて、
そのままの勢いで振り下ろすが、
大雑把な攻撃など、警戒していれば容易く見切れるだろう*]

(30) 2017/12/03(Sun) 22時半頃

【人】 発明家 源蔵

[「嫌になった」>>28
あっけないほど単純な無音の問の答え。
頑是ない子供が、捕まえた虫を潰すような。

答えに呼応して鼓膜のうちで蘇る言葉がある。
―― 嫌いじゃない。 かすか、煮える音。
嗚呼、と よぎった。僅かに得心があった。
過って、眉がなお寄り、それでも。
                それでも。けれど。]

(31) 2017/12/03(Sun) 23時頃

【人】 発明家 源蔵

[こともなげに言う薬師は、この、男>>29
名も知恵も受け継いだ“ミナカタ”としてここにあるのだろうか。
日頃 ずらすを好んだ“ミナカタ”の仮面は、
これほどに、歪んでいたのだろうか。

たった1日前。
石動を殺す前に、と 望んだ仮面の奥が、この顔だった、だろうか。
たった一日前と異なり、けれどいつもと同じ。
見上げた視線はいつもように、見下げる視線と交差する。]

(32) 2017/12/03(Sun) 23時頃

【人】 発明家 源蔵

  …… もう、 おまえ


 [、死ぬだろう。][その怪我で。][その血で。]
 [目玉はどうした。][色男が台無しじゃないか。]

[浮かんだことは欠片のまま、音にならず降り積もる。
そのけがで、なおここにきて。
そうまでして。殺したかったのか。
おまえ、]

 [     おまえ、そんな顔をしていたっけか]

(33) 2017/12/03(Sun) 23時頃

【人】 発明家 源蔵

[>>30振り上げられた鍬を、視認してから。
うごくほどの余裕すらあった。
ほらみろ、 そのけがで。せめて薬はどうした。ミナカタだろう。

風を切る音、 かわいた血の欠片が舞う。
半身引いて 袂に手が伸びる。短刀。
鬼の研いだ、血を知らない、 子供じみた短刀を引き抜く。
鞘が落ちる。]


   ―― ―― 本当に、

       見下げられるも 飽きたぞ

(34) 2017/12/03(Sun) 23時頃

【人】 発明家 源蔵

  ひとつ、聞きたいことがある
   餓鬼に殺されるお前は、
   [俺がこれから殺すのは]
          どちらだ

[切っ先に映るのは誰の顔か。硝子板越に見上げるのは友―と思っていた男の顔だ。
>>29「放っおいてもいい」を侮りと、そう受け止めて。受け取ることにして。いつかの>>4:169言葉をかり。薬師と、その前の名。誰の望みで、誰が罪を犯して、眼前に立つのか*]

(35) 2017/12/03(Sun) 23時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[>>22>>23 返す言葉に顔をあげて出ていく彼を見送っていく。
罪をそそぐための下手人探し。
それを望んでいる巫女殺しも目の前にいるというのに……]


 ………どうせいつか食べられるなら、
 今この場で私から食べればいいじゃない…‥


[源蔵が出ていけば残された二人、寂しさに傍へと寄りたいとも思ったが、騒がしい外の様子に気付けばでそんなことも言ってられないか。]


 源蔵さん……相手はミナカタさん?
 
[外から聞こえる声を確認するようにリツ兄に伝えて
志乃は奥へと刃物を探しに向かう。
リツ兄はどうしただろう*] 

(36) 2017/12/03(Sun) 23時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[俺の答えがお気に召したかどうかなんて知らん。
僅かに距離を変える眉が、
源蔵の心の動きを示しているのだろうか>>31>>32

陽が昇っても夕焼けの暗さの視界では
その翳が陽で出来ているのか、彼の心が生んだのか
判別出来ないけれども]

 ……なんだ?

[沈黙を彩るのは鳥の囀り、牛の鳴き声。
のんびりとした平和な村から切り離されたこの場所。
源蔵の言葉>>33は次>>34に繋ぐのに間があった。
そして俺が鍬を振り下ろすのも時間が優にあったらしい。

避けた手に見たことのある鈍光と
変わらぬように聞こえる文句>>34]

(37) 2017/12/04(Mon) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 じゃあいなくなればいいんじゃないか?

[見上げる者が、見下ろされる者が。
どちらかがいなくなれば……]

 ……知らなくてもいい。

[どちらだと問われて>>35
回らなくてもいい頭がまだ回る。

お前と野山を駆け回った子供でも。
お前の苦痛を和らげる為に薬を煎じた薬師でもない。

本当にお前の知らない俺なのだから]
 
 お前に、出来るのか?

(38) 2017/12/04(Mon) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 殺すなら、刺せ。 切り付けろ。

[振り下ろした鍬は空を、源蔵の足元を耕した。
その勢いを殺すことも出来ず、たたらを踏んで
崩れた重心のまま前へと踏み出す。

貧血も伴い、そのまま倒れてもおかしくないのに。
執念が前に出る勢いのまま手を伸ばして
源蔵の持つ刃物を奪おうとする。

丞と同じ言葉>>6:44を吐いたのは。
その覚悟を試す様に。
もし志乃やリツが駆け付けてきても、
逃げる事もせず、血に塗れた貌に嗤いを
貼り付けたまま彼らを睨みつけるだろう*]

(39) 2017/12/04(Mon) 00時頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/12/04(Mon) 00時頃


ミナカタは、源蔵を殺意と憐れみの籠った目で見つめている。

2017/12/04(Mon) 00時頃


樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2017/12/04(Mon) 00時半頃


【人】 発明家 源蔵

[ひとつ、と言い置いた問い、
けれど答え>>38は拒絶に近い色合いで返ってくる。
それへの瞑目は一瞬、
明りのなかば失われた視界にはきっと映らないだろう。
降ろした瞼が憂色を押し込めたことも、きっと。
次にひらいた眼差しは常と同じく、ただ、顰めた眉の意味だけが違う。]

(40) 2017/12/04(Mon) 00時半頃

【人】 発明家 源蔵

[鍬は地を穿つ。
誰の血か。赤黒い鉄の塊は、誰の血でも吸い込んでいるのだろう。
そこに、己を増やすことを厭いはしない、けれど。
けれど、その前に為すべきことがある。]

  …… …… 言われずとも 、  っ

[餓鬼でない、
牙をむいた刃物の使い方は知っている。
おにが研いだそれは、暗んだ視界でもなお美しかろう。
光を吸い込んで 生々しく明るむ その刃は。

子供ほどの手に、逆手に収まった短刀。
切っ先は眼前の男に向けられている。]

(41) 2017/12/04(Mon) 00時半頃

【人】 発明家 源蔵

……、

   ―― リツ  !


[伸ばされた手をみとめ、
一瞬、開いた唇に乗る名前に迷いはあった。
けれど呼んだ名は一つ、
まだ声の通るうちに せめて振るう力のある名を口にし、]

(42) 2017/12/04(Mon) 00時半頃

【人】 発明家 源蔵

[口をつぐみ、一歩踏み込む。
倒れこむような不安定な重心>>39の、その下
たとえ非力だろうが 崩れる自重を刃に受けるようにすれば
伸びた手指、その表皮。指の合間、母指球、
いくども村のために草木を積み上げたその指を 裂き、切り裂くも可能だろう。
その奥の腕といわず 肩骨といわず
―― ―― 刃を横にするように滑らせば
 胸骨につながる肋骨の合間をくぐるか、能わずか――]


[硝子板、奥で目を細める。
肉に刃の入り込むも分からず、
けれど 倒れこむそのしたに体差し込むようにするその合間は、
けして瞼の降ろさぬように*]

(43) 2017/12/04(Mon) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[薄暗い朝焼けだと感じているのは俺だけか。
切り落とされた耳が痛みと共に
幻聴まで聞こえた気がした。

何度も何度も、心の、人の在り方を説くような。
この村でそんな話をする存在がいるとは
思わないからただの風の雑音だ。

瞠目>>40は見えなくとも、光を返す刃>>41は見えた。
昨夜俺を導く篝火の様に灯っていた光の様に。

地獄の業火であり、門を開ける鍵の刃だとしても。
光を求めるように伸ばした手は、奪う前に
まだ生きている家畜の名>>42
瞬きほどの隙を生む]

(44) 2017/12/04(Mon) 01時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 がはっっっっ!!!

[小さな体が潜り込む。
その身体が赤く染まる。

それがどちらの血か。

駆け付けた者がいれば見ただろう。

小さな短刀。
しかし村一番の研師であり、鬼が研いだ刃が
俺の指を落とし、突き刺さった肉から
ぼたぼたと源蔵に降る赤い雨を]

(45) 2017/12/04(Mon) 01時頃

【赤】 FSM団 ミナカタ

 あ、あ……さみぃ……。

[自分の身体から熱が流れていく。
生きながら死に逝く感覚に。

思ったことはそれだけ。

後は……身体が傾ぐだけ*]

(*3) 2017/12/04(Mon) 01時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 げ、ん……ぞっ。

[してやられたとは思わなかった。
体躯を利用した上手い手だと感心する。
だからこそ殺さなければと、指を失った掌で
下に敷いた源蔵の喉を押さえて潰そうとする。

既に力は限界で、自重だけで抑え込もうとする身体は
応援でもあれば、すぐに崩れ落ちて、
残る熱と、血を吐き出して終えるだろう*]

(46) 2017/12/04(Mon) 01時頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2017/12/04(Mon) 01時頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2017/12/04(Mon) 01時半頃


【人】 発明家 源蔵

[   あつい。
視界すべてを覆うほどの、生きた、生きている匂い。
むせかえるほどの生が飛び散る。

矯正された視界の多くを染め、
なお顔面に滴り落ちるそれ

鋭く吸い込んだ呼吸に混じり、鉄錆臭が肺を満たす。
ぐ、と眼差しを細めた。
手の内の感触、たしかに、肉を裂くこれは。
>>45眼前の、視界を覆う、男の肉を貫いている。]

(47) 2017/12/04(Mon) 01時半頃

【人】 発明家 源蔵

[地に背をつけている。
ふりそそぐ血潮のある。

それがどうした、 これはまだ生きている。

手の中にある刃は肉を食み、がちり、と硬い感触がある。
動かせない。姿勢か、力が入らずか。噛んだ骨が悪いか。
肋骨、胸骨、どうせそのたぐいだろう。
視線はやらない。
赤紅で奪われていない視界を、そんなもので覆ってたまるか。
見上げるのは、ねめあげるのは。一人しかいない。]

(48) 2017/12/04(Mon) 01時半頃

【人】 発明家 源蔵

   ――  ― ― “   “


[欠けた“四指”に押しつぶされる名。
一瞬まどうた名 は、   
 かすか 憧憬と悔恨の味がする*]

(49) 2017/12/04(Mon) 01時半頃

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