251 【誰歓RP】鬼渡し
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[ 晶くんに先導してもらって、鬼から隠れるように社務所へ戻ってきた。こんな状況じゃなかったら「サバイバルゲームみたいだね」なんて楽しめていたのかもしれない
ゆっくり進んでいたはずなのに、緊張からかじっとりと汗がにじむ。見渡してみても社務所には誰の姿も見えない ]
うん、そーっと…だね みんな、辰次さんからちゃんと逃げれてるかな
[ 私はまだ知らなかった。辰次さんがもうここにいないことを。櫻子ちゃんと実代お姉さんが、どうなっているのかを ]
な、何か…いるよ…? 鬼なんてこと、ないよね…?
[ 同じように姿勢を低くしていたから。私も拝殿の下の何かに気がついたの。今まで小鳥も見かけなかったけど、猫でも迷い込んだのかな、なんて考えながらより姿勢を低くして下を覗き込んでみる
拝殿の下の何かに気を取られていて、櫻子ちゃんたちに気づくのはまだ先 ]**
(41) 2016/07/21(Thu) 22時半頃
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[無邪気で、愉しそうで、しかし何処か冷えた声。 鬼と混ざり合った彼女の声。全速力で走ってばくばくと煩いはずの心臓がしん、と冷える。 置いていく、と彼女は言う。>>38 それは、7年前。私がこの街を出たときのことを言っているのだろうか? さくちゃんを置いて、村を出たあの日のことを。駅のホームまで見送りに来た、寂しげな泣き笑いを今でも覚えている。 それでも。]
……っ嫌だ!わたしはっ……まだ帰りたい! このまま終わりたくないっ……!
ーーっ、あ!
[転がっていた小石を踏んづけた。瞬間、体勢を崩して尻餅をつく。 振り返れば、目の前には冷たい鬼の面。]
(42) 2016/07/21(Thu) 22時半頃
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[暗い中、手招きする様子がうっすら見えた。>>40 オニならこんなところに隠れる意味はないから、多分違うだろうと判断する。]
あ、なかなか良い隠れ場所だ。
[感心して呟いて、おじゃましまーすと小声で呟いて、拝殿の床下へそっと入り込む。
多分大丈夫、と智花も誘った。]
(43) 2016/07/21(Thu) 22時半頃
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[手招きに応えて、細目のシルエットが拝殿の床下に這い入ってくる。]
虎穴に入らずんば虎児を得ず。 こうしていると、まるで秘密基地のようじゃないか。
[ニコニコと若者を迎える。]
君たちも無事に逃げのびていて何より。 あ、なに、ガールフレンド? 紹介してくれる? [声をひそめながらも労をねぎらう。]
(44) 2016/07/21(Thu) 22時半頃
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[向こう側は暗くてあまり良くは見えなかったけど、手招きする手がなんとか見える>>41
それに招かれて晶くんが潜り込めば誘われるままに私も中に潜り込む。森で汚れたから、今更服の心配なんてするつもりはない ]
ぁ…かたつむり…じゃなくて おさかべさん…?
他の人たち見てませんか? 櫻子ちゃん達は、辰次さんから逃げてるところですか?
[ この人が知っているとは限らないけど、私たちにはなんの情報もないから。小さな声で尋ねてみる ]*
(45) 2016/07/21(Thu) 22時半頃
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[付かず離れず実代子を追う 鬼面で表情を隠さずとも、このウツワが傷付こうがどうでも良いこと]
帰る?どこへ?
[心の臓が張り裂けようが、砂利を、土を踏んで寝巻から覗く足が傷付こうがどうでも良い事 それよりも]
――また、置いていくの? ねぇ?
[逃がさぬとばかりに声は追う]
(46) 2016/07/21(Thu) 22時半頃
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ケイイチは、櫻子の名を聞いて、わずかに視線を流した。
2016/07/21(Thu) 22時半頃
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マイマイ兄さん、ここに隠れてたのか。 秘密基地に籠城中? いい場所だな、ここ。
[言ってから、基地に城はおかしいかな、などと思いつつ。>>44]
ガッ……ち、違うけど! 同じ都会っ子の智花ちゃんだよ!
[思わず声が大きくなりそうになったのを耐えた。 それから、智花の問いの答えを待ち。]
(47) 2016/07/21(Thu) 22時半頃
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――あ。
[転けた。転げた! その動作の滑稽さにくすくすと笑う その声が実代子に近付き]
どこに帰りたいの? みょんちゃんを待っていてくれる世界?
それって、どこ?
[鬼面から口元だけを覗かせる 目の前の実代子に見せつけるように、にたりと三日月の様に口角をあげて笑む]
(48) 2016/07/21(Thu) 23時頃
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[女子の方で僕の名前を知っていた! ハラショー!]
奥ゆかしい人だ。 智花ちゃんというのですね。ありがとう少年。
そう、僕は刑部といいます。 ケイ兄様って呼ばれるのが憧れです。是非、そう呼んでください。
[相変わらずの調子で挨拶した。 智花が「カタツムリ」なんてパワーワードを口にしたもんだから、うっかり熱く語り始めそうになったけど、ひとまず飲み込む。]
(49) 2016/07/21(Thu) 23時頃
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さて、 これまでの情報と、これからの対策と、どっちを聞きたい?
(50) 2016/07/21(Thu) 23時頃
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村?自分から捨てたのに 誰がみょんちゃんを歓迎してくれるの?
[くすくすくすと笑う 今更帰りたいなんて、ちゃんちゃらおかしい]
もう辰っちゃんもいないのよ? 辰っちゃん以外、優しく出迎えてくれる人なんているの?
[思い出せ、思い出せ、思い出せ この村に帰ってきて感じた居心地の悪さを]
(51) 2016/07/21(Thu) 23時頃
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ここなら、もうそんな思いはしなくていいから
[そして、ぽつりと落とす救済 口元に浮かべるのは慈愛の微笑み
さあ、おいで この世界ならば誰もいないが故に、傷付く事もなかろうて さあ、おいで 楽にしてやろう
櫻子は実代子に手を伸ばす]
(52) 2016/07/21(Thu) 23時頃
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[ ――代わりに、孤独を得るがな
くすくすくすと心のうちで笑う
ああ、楽しや]*
(53) 2016/07/21(Thu) 23時頃
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けいにいさま……
[なんだこいつ、と思わなくもなかった。>>49 妹萌え?妹萌えなのか?]
……ん? どっちかだけなら、これからの方が大事じゃないか?
[逆に問われ、深く考えずにそう返した。>>50]
(54) 2016/07/21(Thu) 23時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/07/21(Thu) 23時頃
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[晶は、わずかな間 (選択に悩んでいたのではないかもしれないが) を挟んで、未来を選んだ。]
ふふ、君はやはり僕の後輩になるといいぞ。
では、未来の話。 村のために誰かを贄にし続けるならば、村は安泰。 今、ここにいる全員で一緒に村に帰ろうとしたら、数十年の内に村が壊滅的な被害を受ける。 これが僕の仮説が導く結果なんだけど。
(55) 2016/07/21(Thu) 23時頃
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[何処へ帰るの?という彼女の声に、私は答えられなかった。 あのワンルームマンションは、もう私の家じゃない。 両親は私を受け入れてくれない。 辰次おじちゃんももういない。
何処へーー私は何処へ帰ればいいのだろう? 田舎から逃げて、都会から逃げて。結局両方から居場所を失った。 私の帰る場所なんて、もう何処にもーー。
ーー立とうとしても、力が入らない。 立ち上がる力が湧いてこない。それはきっと、あの日からずっと。 見上げた先には彼女の姿。仮面の下で、彼女が笑っているのが分かる。
さくちゃん。
私を助けてくれるの?]
(56) 2016/07/21(Thu) 23時頃
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[ 「ガールフレンド?」っていう晶くんへの問には適当に笑って流す。この発言は場を和ませるためのものなのか、ただマイペースなだけなのか。どっちにしても晶くんが答えてくれたから、私は何も言わずに終わる ]
えっと…ケイ…お兄さん
[ さすがに兄様には抵抗があったから、当たり障りない呼び方で ]
私は、両方知りたい 私たちが見ていない間に何があったか 今の鬼が誰なのかも
その仮説がどこから来るのかとか それも、聞かせて欲しい
[ そんな余裕があるのかはわからないけど、何も知らないまま行動するのは危険だと思うし 「わがままかな」なんて言えば、困ったように眉が少し下がってしまうけど ]*
(57) 2016/07/21(Thu) 23時頃
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[まるで救いを求めるように手を伸ばして。
ーーーー私は、その手を取った。]
(58) 2016/07/21(Thu) 23時頃
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ああ、もうこれで傷つかずに済む。
(59) 2016/07/21(Thu) 23時頃
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ほへ?
[予想だにしていなかった仮説に、間抜けな声がでた。>>55]
え、なんだそれ。 話が見えないんだけども。
[困惑。何故そこに至ったかも予想できず。]
(60) 2016/07/21(Thu) 23時半頃
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[晶の反応をみる間に、智花がとても譲歩した呼び方で声をかけてくれた。 そして、彼女の選択は、]
ふふ、両方か。 君は懐の深い人だね。
では、受け止めたまえ──
鬼の面は、辰次さんから櫻子さんに渡った。 今、櫻子さんはみょんこという人に狙いをつけているようだ。
どうも鬼のパワーは強くて、抵抗は難しいようだね。 これが、これまでの僕の観察報告だ。
[求められたものを開示する。 未来予測については晶に語ったとおりだ。]
(61) 2016/07/21(Thu) 23時半頃
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[素っ頓狂な声を出す晶に、うなずく。 いきなり結論ありきだった自覚はある。]
その選択肢だったら、君はどうしたいか聞きたい。 でないと、対策も話しあえないだろ。
(62) 2016/07/21(Thu) 23時半頃
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――捕まえた
[鬼面から覗く口が再び三日月のように歪んだ]
くすくすくすくすくす
(63) 2016/07/21(Thu) 23時半頃
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くすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくす
(64) 2016/07/21(Thu) 23時半頃
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[堪えられない笑みが口から零れる 櫻子の手を取った実代子の手>>58を、ぎゅうううううっと強く強く強く握る]
なんて愚かな!
[その声は歓喜に溢れていた]
(65) 2016/07/21(Thu) 23時半頃
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オニの手を取るなんて、なんて愚かなんだろう
[オニに救いを求めるなんて、なんて悲しいんだろう]
その手を他の誰かに伸ばしていれば、違った道もあったろうに
[その手は自らの道を切り開く大切な手であったろうに]
お前は自ら選んだのだ 修羅の道を
[私とあなたに違いがあるのだろうか それでも、道は違たれた]
(66) 2016/07/21(Thu) 23時半頃
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ケイイチは、櫻子の嗤いが聞こえた気がする。
2016/07/21(Thu) 23時半頃
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[櫻子の笑い声は異界に響くだろう その鬼面が剥がれ落ち、櫻子の姿が薄らいでいく]
お前はまた逃げたのだ
[くすくすくすと声を残して]
だけどもう逃げられまい 今度はお前がオニなのだから…
[そして、消えた]*
(67) 2016/07/21(Thu) 23時半頃
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[その場に残されたのは鬼面、そして実代子と呼ばれた女のみ 鬼面に残されたのは鬼渡しの禁忌>>1:41
一つ、境内の外へは出ぬ事 一つ、他者に大怪我を相手に負わせぬ事 ただし、転んだ時の擦り傷、掠り傷はその限りではない 一つ、捕まえる際に物は使わぬ事
櫻子の慟哭は実代子には届かない]
(68) 2016/07/21(Thu) 23時半頃
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うーーーん。
[突然出された課題に首を捻る。>>62]
ぶっちゃけ、村のための犠牲になりたくないなー。 俺、村人じゃないからかもしれないけど。 生贄を出さなきゃ安泰しない村って、それもう終わってね?
そこまでして村を保たさなくても、違うとこいけばいいじゃん。
(69) 2016/07/21(Thu) 23時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/07/22(Fri) 00時頃
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人には暮らす場所を選ぶ自由があるというわけだな。 好ましい回答だ!
僕は君を高く評価しているから、その希望を叶えるべくやってみようじゃないか。
[晶の方へ顔を寄せて自分の見解を述べる。]
まあ、端的にいえば、繰り返される鬼渡しを終わらせるには、鬼を退治するしかないと思うんだよ。 それには、鬼の依代──鬼面を破壊するのがいいかなって。
あるいは、鬼を境内の外に引っ張り出すことで禁を犯させるという手もある。 鬼を連れ帰るわけだな。
[やってみる気ある? というように若い瞳を覗き込んだ。]
(70) 2016/07/22(Fri) 00時頃
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