人狼議事


199 Halloween † rose

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【人】 許婚 ニコラス

 ……?
 これは、こないだ頂いたチョコレート?

[指の差す方向は、椅子ではなくテーブル。
 どういう意味かと無言で考えた。

 テーブルの上に置かれているのは、赤い包装のチョコレート。
 あの時は、紙幣の下に隠されていた。>>0:222
 では、今回もまたなにかが隠れているのかと
 視線をチョコレートへ移し、それをそっと取り上げる。]

(316) 2014/10/26(Sun) 02時半頃

研修生 キリシマは、メモを貼った。

2014/10/26(Sun) 02時半頃


【人】 露店巡り シーシャ

[>>@88ずっとそのまま。
普通の人間のように見えていた男が幽霊モドキでいたいと願っている?
存在が変異した際にどこかおかしくなってしまったのでは、とも思うが如何せん本人がいないので推測の域を出ない。

音を乗せず、溜息だけ吐き出した]

 そっくりそのままお返しするぜ。

[>>@89生まれた時からそうだった。そうでない状態を知らない。
相手と自分、どちらにも当てはまる。
見えざる筈のものが視える、と言った相手がしていた諦観じみた眼差しを思い、それだけを答えとして]

[>>@90何がありがとう、かを問えなかったのは時計塔に着いたせい

もしくはちらと盗み見た相手の浮かべていた表情のせいか。]

(317) 2014/10/26(Sun) 02時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

 さぁな。このままじゃ……
 ……オイ!!

[魔とヒトの世の境が曖昧になるハロウィン、完全に人の姿を借りたままの状況。
言いかけて、ノックをしている華月斎の手を掴んだ。
少しずれて路地へ入り込み、]

 バッッカ野郎、めんどくせぇのが出てきたらどうすんだ!!
 人間が出てきたして、テメェは
 「こんばんは!!約束の鐘かどうか見せてクダサーイ」とか言うのか?

 よく考えろ。It's so crazy!!unbelievable!!だ!!

[信じられない。
頭を使うのが得意ではないのでそれだけで疲れ、有無を言わさぬままに抱え上げた。

最初から無断で調べる気しかない。
ひと跳びで到着した塔の上、光源はほぼ月明かりのみの中]

(318) 2014/10/26(Sun) 02時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

 怖けりゃ見んな。地面もオレも。

[白目は黒く、虹彩は黄緑へ。
相手にあまり見えないよう、鐘がついている筈の場所へ人外の眼差しを注いで――]

(319) 2014/10/26(Sun) 02時半頃

シーシャは、鐘がなかった。

2014/10/26(Sun) 02時半頃


【人】 許婚 ニコラス

[持ち上げたチョコレートの下に隠れていたもの。>>311
 懐かしさしかない懐中時計は、
 一見してただのアンティークでしかない。]

 

   ――………


[空気を噛む。
 見覚えが有りすぎる時計だが、念のために。
 恐る恐る蓋を開けると、グロリア女王と自身のモノクロ写真。

 考えるまでもなかった。
 彼が今まで預かっていてくれたのだと、直ぐに解し。]

(320) 2014/10/26(Sun) 02時半頃

シーシャは、ニコラスならば似合いそうな月だ

2014/10/26(Sun) 02時半頃


シーシャは、ドナルドは”昔みたいに”しているのだろうか。

2014/10/26(Sun) 02時半頃


【人】 許婚 ニコラス

 ドナルド、さん……
 あの、これは……   ……。

[間違いなく己のものだと。
 蓋を閉じ、彼を見詰める。]


  ………私、は……――

[伝えなければならない。
 何故こんな写真が存在しているのか、

 でも、語って、そして、嫌われてしまうのではないか。
 化物だと確信され、拒絶されてしまうのでは。
 正体を知られて、「いい別れ」を得たことなど、ほぼ無い

 知りたいことは明かすと言った口が震え、
 不安の滲む緋色の眼差しを、彼へ向けて。]

(321) 2014/10/26(Sun) 02時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ニコラエと視線が合えば>>315、やや照れを滲ませ僅かに視線を逸らして。
今度は転けることなく、短い距離を移動する。
すぐに同じチョコレートに気がついたらしい>>316様子に一つ頷きを返し、彼がそれを持ち上げるその瞬間をじっと、待った。]


 1回めのハロウィンの夜、酒場で預かって。
 ……すみません、中身、見てしまいました。

 ニコラエさんの、もの。でしょう?

[蓋が開かれる>>320
名前を呼ばれ>>321、それだけをただ問うた。]

(322) 2014/10/26(Sun) 03時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 結構考えたんですけどね、ご先祖とか、双子、とか。
 でも結局はよくわからなくて。

[緋色の瞳が、曇っているように見えた>>321から、ただ笑みを向けた。決して上品ではない笑みを。]

 貴方は珍しい人だ。多分、……俺とは違う。
 それでも、知りたいと思っては、いけませんか。

[何度もハロウィンを繰り返すその最中、考え込むことはたくさんあった。
けれどその度に、知りたいと願った。

珍しい人、それを指し示す具体的な言葉は知らない。
ただ、真っ直ぐにニコラエに向ける視線は、今度は逸らさなかった。]

(323) 2014/10/26(Sun) 03時頃

【見】 手妻師 華月斎

ほんとね、お互い様だわ。

>>317 相手の言葉にクスリと笑って。それならば、自分が彼に思ったことは、自分にも当てはまっているのだろうか。背を預ける相手を、どこかで求めているのだろうかと。
自分のこととなるとなおさらわからなくて、思索は長くは続けられなかった。

曰くありげな時計塔。すっかり無防備に扉を叩いた直後、]

え?

>>318 手を掴まれて、すごい勢いで路地へと引っ張られた。まったく危機感がなかったため、シーシャの慌てようにもきょとんとするばかり]

あー、つい、なんとかなるかなぁって。

[めんどくさいのを見慣れすぎて、感覚が麻痺しているらしい。
それもそうだったわねー、なんて暢気なことを言ってるうちに、あっという間に抱え上げられた]

(@92) 2014/10/26(Sun) 03時頃

【見】 手妻師 華月斎

ちょ、 わぁっ!!

[突然の浮遊感。景色か一気に「下」へ流れていく。
落っこちないよう咄嗟に彼にしがみついて、ようやく景色が止まってから、ほぅと大きく息をついた。
遮るものがないからか、夜風が下より強く感じる]

……怖かないわよ。

>>319 シーシャの声に、はっきりと答える。
どちらにとは言わない。シーシャの腕をぎゅっと掴むのは、強がっているからでもない。
横顔を見つめてから、その黄緑の瞳が眼差す先を見て――…]

どういうこと?

[鐘が、ない。そこにあったのだろう形跡はあるけれど、向こう側に星空が見えるばかり。今は使われなくなって、撤去されてしまったのだろうか]

ねぇ、もっと近くで見てみましょうよ。

[相変わらず警戒心が足らないのか、シーシャの肩をぐいぐいひっぱって訴える。
これだけじゃ納得できない。そういう思いと同時、無視できる程度ではあるが、軽い耳鳴りのようなものを覚えていた]

(@93) 2014/10/26(Sun) 03時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ……そう、でしたか。
 あの時に…、

[>>322離さずに持っていた懐中時計。
 こうして中身を改めたのは、百年は前かも知れない
 酒場で拾われたのだと知り。

 心地良い酒気と彼と交わす話の楽しさに
 金の感触が消えていたのを気取れなかったのだと
 一度目のハロウィンを振り返り、納得を覚えた。

 それでも彼は、店を訪ねてくれたのか。
 こうして家に立ち入ることすら、赦してくれたのか。

 その事実に震えたのは、唇ばかりではない。
 けして腐らない心臓が、震えていた。]

 ――… ええ、確かに私の  ……時計。

(324) 2014/10/26(Sun) 03時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ………そうでしたか、
 いや、そうですよね……。

[>>323なにも買う素振りなく訪ねた彼を。 
 二度目のハロウィンを思い出す。
 もしかしてあの時、時計を返しに来たのではないかと。
 脈拍の速さを抑えるように、金のちいさな円盤を握り締め

 泣きそうに歪んだ緋色の中に、
 飾り気のない笑顔を浮かべるドナルドを映し。

 異質さを分かった上で、知りたいと望まれてしまえば、
 哀しみよりも、彼に応えたいという気持ちが勝る。



 たとえ、良い別れにならなかったとしても、だ。]

(325) 2014/10/26(Sun) 03時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ……ええ、貴方の言う通りだ。
 私は、君や、君の街に住まう人々とは、違う。

 ニンゲンの血がなければ生きられない、
 陽の光の下では生きられない、ヴァンパイアなのです。

[噛み締めるように、一枚、また一枚と秘密のヴェールを取り去る。
 目尻からこぼれ落ちた涙が結晶と代わり、
 床へ落ち、ころころと転がって。]

 私は、……あな、貴方たちの、生活を脅かす化物なのです
 ごめんなさい、……いまのいままで、お伝え、できず

[拒絶が恐ろしくて泣いているのか、
 彼との別れが寂しくて泣いているのか。
 
 解らないまま、聲が上擦ってゆく。
 ただ、その奥にひとつあるものは、―――]

(326) 2014/10/26(Sun) 03時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 私は、……君に惹かれてしまっている

[そこまで告げて、泣き声に変わりそうな辯を堰止める為、
 口元を手のひらで覆う。 濡れた目は、彼から逸らせぬまま。

 黎い右目と、同じ色の左目を見つめたまま。]

(327) 2014/10/26(Sun) 03時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

 一回放り投げてキャッチしてやろうか?

[>>@93万が一怖がられたところで”肝試し”なのだからまあいいかと思っていたが
どうやら麻痺しきっている、と事実はどうあれ腕の中の人間に呆れた。

長い溜息の間、一歩二歩と近づいてみる。
鐘が隠れている様子も、隠せるだけのスペースも一見見当たらなかった]

 鳴らないわけだぜ、鐘がねぇんだから。
 でもよ、ここに人間じゃねぇヤツが居たかも知れねぇ。

(328) 2014/10/26(Sun) 03時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

 ……あ?

[石の柱が目前にまで迫る。
いつかは判らないが残留する僅かな人外の気配。
柱に目を凝らす。

魔物の瞳には視える、ごく薄く燐光する”N”の文字が見えた]

 Nって誰だよ……

 あー、わかんね。オレの捜査は今日はしまいだ。

[菓子屋の婆もNだった、と頭の片隅に疑念が浮かぶものの
何だか余りに眩しい月の変わらなさを見ていると小難しいことを考えたくなくなる。

華月斎が納得するまでその場で覗かせながら、月を眺めた]

 ハロウィンの夜に人間とこんなコトしてんのも初めてだぜ。

(329) 2014/10/26(Sun) 03時半頃

露蝶は、ニコラスとドナルドは一緒にいるような気がしている。

2014/10/26(Sun) 03時半頃


露蝶は、ドナルドが「そういう」薬を買ったと思ったままだ。**

2014/10/26(Sun) 03時半頃


【見】 手妻師 華月斎

ちょっとやめてよぉ!

>>328 呆れたようなシーシャの言葉に、投げられてはたまらないとしっかり彼の服を握る。高い所は苦手じゃないが、放られるのじゃわけが違う。

じりじりと、塔への距離が縮まる。
もしかしたら何か見えやしないかと目を凝らし]

N?

[シーシャの声に、彼の顔を一度見上げてからもう一度、柱と、鐘があっただろう空洞を見つめて]

……っ、

[耳鳴りが急に強くなって、それからすっと遠ざかった。
何かが見えたわけではない。けれど何もなかったわけじゃない]

なにか強い、想い、みたいなものが、残っている感じがする。

[昨日今日のものではない、注意深く拾わなければ、気づけもしないような古い痕跡ではあるけれど]

(@94) 2014/10/26(Sun) 04時頃

【見】 手妻師 華月斎


……んー、アタシも一旦中断。頭痛くなっちゃう。

[息を吐いて、ぽふりと頭をシーシャの肩に預ける。
シーシャの肩越しに眺める月は、ひときわ近く、大きく見える]

アタシだって初めてよ。でも、悪くないわ。
賑やかなパーティーも楽しかったけど、今日の月は特別綺麗。

>>329 くすくすと上機嫌になって、晴れやかな笑みを浮かべる。
お菓子好きの悪魔と見る月は、真珠というより卵たっぷりのカスタードパイだろうか。
手が届きそうな気がして、片手を月へと伸ばしてみせた]

(@95) 2014/10/26(Sun) 04時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[問いの答え>>324に、小さく頷く。
これでますます彼のことがわからなくなった。
それでも、知りたい。その気持ちは揺るがなかった。
だから歪む二つの緋色>>325をただじっと、見守って。

開かれた唇の形が、ヴァンパイア>>326となぞる。
耳を通し、脳まで彼の声が行き届いて初めて、息を吸った。

お伽噺の一つの登場人物だとばかり、思っていた。
この街の祭ではまさに定番中の定番コスチューム。
そんなヴァンパイアであると、いうのか。
ツートンカラーの男の瞳は、大きく開かれる。]

 ニコラエさんが、——

[まさか、と呟く言葉は掻き消えた。
何かの落下音にその軌跡を追えば、透明な結晶が落ちている。落ちていく。その音で気がついた、どうして彼が嘘をつこうか。
隠すのなら、最初から訪れなければいい。]

(330) 2014/10/26(Sun) 04時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[自ら化物だと告げている>>326のに、彼の涙はまた落ちた。
まるでちぐはぐだ。
恐ろしいと威嚇して、それでいて]

 そう、か、

[——受け入れてほしいと、愬えられているようで。]

(331) 2014/10/26(Sun) 04時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[向けられた言葉>>327に、男は思わず手の甲で口元を隠す。
惹かれている、その感情は噛み砕かずとも聞き返さずとも、どういう意味か男にはわかる。だから]

 ……泣かないでくれ。

[困ったことに、ヴァンパイアは泣き虫らしい。
口元を隠した手はやがて、ニコラエの口元を覆う手に伸びた。
頬ごと包むように、触れるその温度は、少しひやりとしていて]

 教科書には泣き止ませる方法は、書いてねぇんだ。

[暴いた自らの口元——否、その頬も、目元も。
鏡で見ればきっと、真っ赤に染まっていることだろう。

これでは、まるで。恋と同じだ。]

(332) 2014/10/26(Sun) 04時頃

【人】 小悪党 ドナルド


 俺も、ニコラエさんが、……好きだよ。
 貴方が…… お前が、化物だとしても、

[男の眼帯を外したのも、繕った言葉をぬぐい去ったのも、全部ニコラスが切欠だ。
胸を焦がすように息がし辛くても、それでも。
高鳴ったままの鼓動。左の瞼がまた少し、熱くなる。]


 好きになっちまったもんは、しょうがねぇだろ。

[その思いはとどめようがないと、触れたまま笑った**]

(333) 2014/10/26(Sun) 04時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2014/10/26(Sun) 04時頃


【人】 露店巡り シーシャ

 うーるーせぇんだよ!!
 っつーかこの際聞くけどな、テメェその訛りはどうなってんだ!!

[>>@94女性がマーケットでよく上げている悲鳴?を思い出して呻いた。
因みに”あっち”でも雌の悪魔がちょくちょく喚いている――のはさておき、もののついでで若干独特な喋りについて突っ込んでみる。
自分も砕いた喋りを適用しているがそれはそれとして。]

 魔物の筆跡でNって掘られてんだよ。

[その隣にも何か掘ったような跡はある。
が、光っていない。ということは魔力を持たない者と揃って掘ったのだろうか

覚えていれば”明日”考えてみよう。]

[柱に背を預け、人間一人を抱えたまま座り込んだ。
魔物が好むハロウィンの月を特等席で。
モノ好きと肝試しに来て眺める。]

(334) 2014/10/26(Sun) 04時頃

【人】 露店巡り シーシャ

 ま、悪かねぇな。
 奇術で食えなくなったら本にしてもいいぜ。

 タイトルは『悪魔と齧るムーン・パイ』でどうだ?

[さて売れるのだろうか。
つまみ食いをしようと空へ伸びる手を笑い、肩に凭れる相手の頭に頬を預けた。
けものは好きじゃない、が、男にしては長い髪を疎んだ記憶もない。

怪奇現象の影響だろうか。
不思議な夜を不思議に過ごし、

このまま日付変更を迎えたらどうなるのだろう、と思いつくまま 相手を抱く腕に力を込めた**]

(335) 2014/10/26(Sun) 04時頃

シーシャは、”翌日”は妖精の降らせたリンゴを掴む手が悪魔のものに代わるか**

2014/10/26(Sun) 04時頃


露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2014/10/26(Sun) 04時半頃


【人】 許婚 ニコラス

 …… 永久の、永遠に続く若さを得る代わりに
 私の種族はヒトの血を啜らなくては、ならない

 焼かれても灰にならない
 溺れても死なない
 ニンゲンの息吹を刈り取ることで生きる

 ……私、は…千年以上を生きる純潔なる吸血鬼。


     ――生まれながらに、罪なのです。

 

(336) 2014/10/26(Sun) 04時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[>>324彼の求める真実を与え、写真の意味を訓え。
 御伽噺に隠された真実は、
 吸血鬼が生きる為に実在を知られてはならないこと。

 開かれた両目を、ただじっと。
 結晶体を生み出す緋色で、ただ、靜かに。

 床に硝子の道をつくり、彼の暮らす空間に
 異質なものを刻みつけて。
 彼の日常を、狂わそうとしている。

 動いている時間の中に、静止した針をねじ込もうと]

(337) 2014/10/26(Sun) 04時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[私は、それでも。
 私は、 いまも、貴方を知りたい




 眼瞼を伏せ、かつん、かつんと落下の音を響かせ。
 この憶いだけは、どうか。
 ドナルドに忘れてほしくない>>331]


 ――……ん、

[>>332絶句していたドナルドの手が浮くのを、
 閉じた両目は捉えていない。

 ただ、ケロイドが薄く殘る手甲に指が添わされ。
 頬に感じる体温の高さに、震える唇を晒した] 

(338) 2014/10/26(Sun) 04時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 そう、ですね……、
 教科書には、あるはずがない

[吸血鬼を泣きやます方法なんて。
 ある訳が無かった。

 そっと瞼を持ち上げると、
 顔面を緋色に染めているドナルドが目の前にいた。
 湯気でも立ちそうなその顔色に、
 思わず笑ってしまい、かつん、とまた結晶が目許から落ちる]


 ……… 、

[>>333告げられた辯は、飾らないもの。
 初めて会った時からかけ離れた、
 今のドナルドの豊かな表情と同じ。飾らないもの。

 その癖、溶かした砂糖よりも甘く、
 切なく、身を内側から焦がしてゆく]

(339) 2014/10/26(Sun) 04時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 私が化物であっても――…


[早鐘を打つ心臓の音が聞かれてしまうのが気恥ずかしいが
 告げられた辯が真実だと、確かめるように
 身を寄せ、シーツで作られたカーテンの中で
 そうしたように、額と、顔を寄せ、]


 あ…

[ドナルドの心音が早いと、身を寄せてから悟り。
 雫を拭うのは忘れたまま、吐息の重なる位置で
 口端を緩ませ、安堵の息を吐いて。]

 そうだな……、好きになってしまったら、――…。
 ねえ、私は君を、………ドナルドを、もっと知りたい。

              だから、

(340) 2014/10/26(Sun) 04時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[―――教えてくれますか?



 口の動きだけで伝え、冷えた唇を重ねよう。

 溢れそうな憶いが、涙の如く溢れないようにと。
 だから、ねぇ。 封をして、塞き止めておきたくて。**]

(341) 2014/10/26(Sun) 04時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/26(Sun) 05時頃


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