254 東京村U
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「あの駅前ぶらついてるキモい男、最近見ないですよね。 ほら、鼻に包帯みたいなの巻いてて声かけてくる……」
「ヤヘイのこと?」
「ヤヘイっつーんすか。 そういう……名前?って……どこで知るもんなんです?」
「俺は先輩から聞いた。 捕まったらしいよ。クスリやってたとかで」
(63) 2016/09/26(Mon) 23時頃
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[喫煙所からは同僚たちの雑談が聴こえる。信憑性も何もない、無責任な噂話。 なるほど、あの男はヤヘイと呼ばれているのか。Twitterとかで検索したら引っかかるだろうか? 興味のない話題でもないが、今は向かうべき場所がある。 エレベーターへと足を運ぶ途中、後ろから両肩に、ぬちゃりと手が乗せられる。]
『おっはよぉ。デメちゃん。 俺、喉渇いちゃった。』
[下卑た笑い声で引き止める、大柄な男の声。指先が頬にかすかに触れる。 不快感を胸に隠し、笑顔で振り向き、用意していた言葉を読み上げてみた。]
おつかれさまですっ。 ごめんなさい、お飲み物用意して差し上げたいんですけど、今から外出でぇ。 これから先生と打ち合わせなんです。
(64) 2016/09/26(Mon) 23時頃
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『そっかぁ……。じゃあ今は許してあげる。 後で美味しいの淹れてね。』
[少し拗ねたように唇を尖らせて見せる50歳、脂ぎった小太りの男。 口を開くごとに、息に乗って、顔をそむけたくなるような香りの温かい風を押し付けられる。
飲み物ぐらい、自分で用意できないのだろうか? この男には、自分がぶら下げている鞄が見えないのだろうか? 笑顔は崩さずに頭を下げ、ワントーン高い声で、嬉しそうに返した。]
はいっ。ありがとうございます! すぐ帰って美味しいの作りますから、楽しみにしててくださいね。
(65) 2016/09/26(Mon) 23時頃
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[出目照子(いずましょうこ)は、編集者である。 ホラー文庫レーベル『黒い鳥』で、一人の作家を担当している。 大手出版社『青い鳥グループホールディングス』(現AOTORI)へと大学新卒で駒を進め、すぐに新規レーベルの立ち上げに手伝いという形で関わることとなる。レーベルは成長し、ホラー専門完全子会社『株式会社 黒い鳥』として独立、そちらへ異動となり順風満帆な人生……と思ったのも昔の話。 本社と切り離された子会社は、秩序とは無縁の無法地帯であった。 新卒とは思えない破格の年収は、異動以来一度も上がっていない。ボーナスは廃止、有給を取ると叱責される。平社員は休日でも自宅待機を強制され、ペナルティ休日出勤なる謎の制度まで登場。全社員に「残業する場合はタイムカードを20時に打刻すること」などというお達しが行き渡った時には耳を疑ったものだ。「残業は認めていないため」仮眠室は用意されず、唯一の女性社員である出目も、自分の席の床に寝袋で眠らされる。上司からのセクハラ、パワハラなど日常茶飯事だが、それらを咎める者は何処にも居ない。当然そんな環境を社員が受け入れるはずもなく、たまの昼食での話題は専ら会社への愚痴となる。]
(66) 2016/09/26(Mon) 23時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/09/26(Mon) 23時頃
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[この会社で誇れることといえば、囲った作家の質ぐらいのものだ。 作家の手によって生きながらえている風前の灯火……というのが、昼食メンバー達の会社への評価である。 他にせいぜい誇るとするならば……本社のテンプレートを流用して造られた契約書の美しい書式。 あとホームページが美しい。それから来客用のトイレが整っている。外面のよい会社なのだ。
以前、興味本位で自社の評判を調べてみたが、地獄と形容して差し支えないひどいものだった。 文章に乗せた怒りがこれでもかと伝わってくる、ざっくばらんな殴り書き。 ある意味では名文とも言えるこの文章も、感情的すぎるがゆえに就活サイトに乗せる文章としては少しばかり信憑性に欠けてしまう。許されるのならば、それが本当のことだと伝えてやりたい気分だった。]
(67) 2016/09/26(Mon) 23時頃
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[しかし、会社などは潰れてしまえと思えども、このレーベルだけは消したくはなかった。 『黒い鳥』は、出目照子が知る限り、最も素晴らしいホラー文庫だと思っている。 それはひとえに本社の人脈を活かして立ち上げたレーベルで、なんとか作家との繋がりを今日まで保ち続けたおかげであり、レーベルに関わる人間として、いちファンとして、これだけは残さなければならなかった。
そして自分自身も、一人の才能を抱えている。 会社の余命は、あまり永くないかもしれない。 今、作家へと提供できるこの環境が消えてしまう前に…… なんとしても、彼の名前を世界へと轟かせたかった。]
(68) 2016/09/26(Mon) 23時頃
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― 午前:新宿駅周辺 書店 ―
[打ち合わせ場所は、オフィスを出て、徒歩で5分。
少し早く出過ぎてしまった。 通り道の書店で時間を潰すことにする。
職業病か、ついつい書店へと立ち寄ると担当の作品を探してしまう。 もっとも、ここは最寄りの書店だから、どこに目的のものが列んでいるかは、既に知っているのだ。
二作目の文庫本が、目立たぬところにひっそりと陳列されていることも知っている。 今日は変わっていやしまいか、などと無意味な期待を抱きながら、 ぐるりぐるりと目的の本棚へ向けて、おでこ靴のかかとを鳴らし―― 偶然にも、そこで、約束の人を見つけてしまう。]
あれぇ……、キルロイちゃん。 どしたの、こんなところで。
(69) 2016/09/26(Mon) 23時頃
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……冷蔵庫、あいてる。
[朝7時、この時間には両親はもう出勤して私一人の時間だ。 ゆっくり朝ご飯を食べるのなら、あと30分は早く起きないとダメだけど、幸いなことにおよそ一般家庭に普通にあるようなその習慣は、うちにはなかった。
なのに、『冷蔵庫』はいつからあいていたんだろう]
ま、いっか。早く行かなきゃ。
[ぱたりと冷蔵庫を閉めて、ディパックを片腕に通し家を出る。 かちゃりと、鍵を閉めて]
(70) 2016/09/26(Mon) 23時半頃
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[ほかの列の棚へと移動しようとした時、聞き覚えのある声(>>69)が飛んできた。 景気の悪い顔をした作家が自作の前で立っている。 いまいち人に見られたくない姿である。 その相手が担当編集ならば、尚更だ。 内心の焦りを取り繕いながら、返事をした]
ああ、びっくりした。
[取り繕おうとした動揺は普通に口から出てしまった]
おはよう、出目さん。 ええと、市場調査ってやつ?をたまにはしてみようかと思って。
(71) 2016/09/26(Mon) 23時半頃
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[駅に近いマンションは徒歩5分の場所。 ここに越してきたのは、6年前のこと。
12階建ての、一番上の1フロア。 本当は広いテラスが広がっているのに、使えるのはその半分だけだ。 遮るように後から作られたフェンスが張られていて、その向こうは黒く煤けている。 越してきたばかりの頃は、テラスに洗濯物を干していたっけ、と地上からそのテラスを仰ぎ見た]
……?
[また、だ。何かが光る。そのテラスからなのか、その下の階からなのかわからないけど。 反射光が目に焼き付いて、電車に乗ってからもしばらくは残像が残っていた。 満員電車に揺られながら、窓の外を見る。今日は、どこに寄って帰ろう? そんなことを思いながら始まる一日を少し憂鬱に思った]
(72) 2016/09/26(Mon) 23時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/09/27(Tue) 00時頃
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―上野・上野中下アパート―
[どうにか自分に対する警察の取り調べは終わったようだが、現場検証は続いている。それを放っておいて外に出るわけにもいかず、さりとてあまりに居心地の悪い場面。結局ジャージ姿のままアパートの自室前あたりをうろついていた。]
『あら五郎ちゃん。帰ってたのね。……なあに、また何かあったの?』
ああ……大家さんじゃないスか。どうも。 ……ええ。隣のねーちゃんが。参りましたね。
(73) 2016/09/27(Tue) 00時頃
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[ここの大家である70絡みの老婦人に挨拶をする。東京にしては珍しい、住み始めて間もない人間にも気軽に話しかけてくる人だ。 本人は浅草生まれの葛飾育ちだと言っていたが、それにしては着ているシャツが大体ヒョウ柄なのが山岸五郎にはいつも気になっていた。
だがそんな事はどうでもよかった。]
『なぁに、またあの部屋?これで去年からもう3人じゃない。前の博士さんの時から続けてだし、嫌だわぁ……』
……3人目?
『そうよ、五郎ちゃんが来る前から…今度の子は半年だけだからって言うから、何事もないかと思ってたのに、これじゃ借り手がいなくなっちゃうじゃない。 お祓いもして、部屋も取り換えたのに…ただでさえ家賃安いのに、勘弁してほしいわ、全く……』
あの、それってどういう……
[大家に聞き返そうとしたけれど、ちょうど再び警察に呼ばれたので、それ以上は聞けずじまいになってしまった。]
(74) 2016/09/27(Tue) 00時頃
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安い安いとは思ってたが、マジで事故物件なんてもんがこの世に有ったとはな。
[そう言えば、このアパートはカラスマンションと呼ばれている。アパートなのにマンションと呼ばれるのは奇妙だが、埼玉だかそっちの方に、そんな名前の心霊スポットとして有名な物件があるらしい。]
まあ、こんだけカラスが集ってちゃ、そんな名前がついても無理ないか… どうするかな。公園でも行くか。それともいっそ新宿行って、明後日面接するとこの下見でもするか。
[事故のあった部屋の隣でずっといるのは気味が悪い。パーカーに着替えて、そのままアパートを出る事にした。 アパートの前の電柱にはカラスが止まっていた。10羽ほどか、もう少しか。鳴くわけでもなく飛ぶわけでもなく騒ぐでもなく、カラス達は当たり前のようにその辺に黒い影をちらつかせていた*]
(75) 2016/09/27(Tue) 00時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/09/27(Tue) 00時頃
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>>71 お〜。えらい! 知りたいコトあったら、なんでも言ってね。資料集めなら、こっちの仕事だから。
[いつものようにぽんぽんと背中を叩こうとして、手が止まる。 先ほどのぬちゃりとした肩の感覚を思い出し、なんとなく、伸びた手はそのまま引っ込めてしまった。]
……ささ。そいじゃ立ち話もあれだし、お店入ろ。 出目は甘いものが食べたい!
(76) 2016/09/27(Tue) 00時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/09/27(Tue) 00時頃
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― 朝:東中野駅 ―
[感情のままに書かれた文字は、走り書きのように紙の上に残されている。渡されたアンケートをためつすがめつ数度目線で追う間に、頬にあてられていた手が顎にずれる。]
でも、そう。 これなら……
…あら?
[ぶつぶつとつぶやいていた声を切ったのは、、鳴りだした音楽に横へ逸れた。鞄の中から聞こえてくる着メロは会社からのものだと知らせている。]
(77) 2016/09/27(Tue) 00時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/09/27(Tue) 00時頃
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はい、鈴里の携帯です
[画面をタップして通話に出ると、壮年の男性の声がした。後ろでか微かに換気の音がしている。]
主任? 何かご用件が?
はい、ええ。これから会社に出ますが …はい。はい。
(78) 2016/09/27(Tue) 00時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/09/27(Tue) 00時頃
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[相槌の向こうで、説明が続く。それに幾度か頷いたあとに、ああ。と、小さくため息を漏らした。電話の向こうで声が潜められた、トーンがいくらか重くなる。]
… ええ。ええ。ああ……いえ、はい。 警察に。はい。身元確認で。はい。そうですね はい、 はい。また。 そうですか。はい、鈴里担当で。ええ でしたら、あとで伺った方がよろしいですよね? はい。ええ、そうですね 大家さんは? はい。はい。 ええ。わかりました。 では、後ほどお話を伺いに。はい
(79) 2016/09/27(Tue) 00時頃
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[学校に友達がいないわけじゃない。 親友とは呼べない、せいぜいお昼を一緒に食べたり、学校の帰りに遊んだりする程度の友達だ。 一緒にいて楽しいかと言われると微妙で、楽しいときは楽しいけれど、たぶんそれはその友達でなくても楽しいのだと思う。 だからこそ、学校での生活は楽しい事なんてなかった。憂鬱な、日常。
成績は普通より少し上、運動神経だって目立ったところはないけれど、苦手なわけでもない。 ほんとうに、なんて平均的なスペック。
窓に映る自分の顔すらも、平凡で――]
降ります、どいてください。
[隣に立っていた人へ声を掛けて、ドアからホームへと出る。 同じ学校の制服がいくつも同じ駅で降りた]
(80) 2016/09/27(Tue) 00時頃
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・ ・ ・ 午前二時 踏切で 僕は死んだ男を見ていた 遮断機の向こう 笑う 男を見ていた
午前二時 踏切で 僕は死んだ男を見ていた 枕木鳴らして 踊る 男を見ていた
楽しそうに笑っているんだ 白く濁った目 してるくせに 嬉しそうに踊っているんだ 臓物 ぶちまけてるくせにさ 「鳴らない警報に合わせたリズムはそれは勿論てんで酷いものだったんです」
午前二時 踏切で 僕を死んだ男が見ていた 遮断機の向こう 笑えない 僕を
午前二時 踏切で 僕を死んだ男が見ていた 僕を見ていた 踊れない 僕を 羨んでいる 僕を 見ていた
(81) 2016/09/27(Tue) 00時頃
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死体を演ずる恍惚を死体に演じられている僕は細胞で男を 羨んでいた
僕が見ている 男を見ている 男が見ている 僕を見ている 見ている 踏切で
遮断機の向こうの 遥か向こうで それは見ている
胎児が見ている
・ ・ ・
(82) 2016/09/27(Tue) 00時頃
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[午前一時。 もう午前一時なのだな、と、iPhoneのロック画面で時刻を確認して思う。まあいつもの事だ、と続けて思う。ライブが終わったのが午後九時頃。近辺にてメンバーと呑んでから、乗った電車は終電、日付変更線から二十分。そうして最寄り駅から歩き、自宅の玄関まで辿り着いたのがこの今だ。 青年は北区の赤羽に居住していた。駅から徒歩十分程、古い団地――誇張は一切なく本当に古い、現在は老朽化のため建て替えが進んでいるが、青年の住む棟はまだだ――のある棟の三階のある部屋が青年の自宅だ。二年前に越してきたのだ。 扉を開ければ、暗い空間が主を出迎える。 電気を点けつつ居間に進み、荷物を放るように置く。洗面所で手を洗い喉を洗い顔もついでに洗ってから、居間の片隅のソファーに腰を下ろした]
……はー、
[シャワーを浴びたいが、少々腰が重い。 そんな気怠さと煙とアルコールの匂いの息を吐き出して]
(83) 2016/09/27(Tue) 00時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/09/27(Tue) 00時半頃
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次回作の構想がまとまったら、色々お願いしますよ。
[売れるにはどうしたら良いか。 何でも言って(>>76)と言われたが、ストレートにそんな事を聞く勇気はなかった。 見栄はあったが]
はいはい、それじゃあ行きますか。
[そう言って、約束の場所へと向かって*歩き出した*]
(84) 2016/09/27(Tue) 00時半頃
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酸味探し ドリベルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(酸味探し ドリベルは村を出ました)
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[壁際の本棚、その並ぶ本らを何とはなしに眺めつつ、ぼんやりと思考する。アルコールが回った脳髄は少なからずふわふわとしていたが、それでも数時間前から浮かべていたその思考は――ある鬱積は、なくなりはしないで沈んでいた。 今日のライブはいつも通り盛り上がった。代表曲の一つの「踏切」から始まって、約三時間。パフォーマンスは派手、MCも饒舌なボーカルの片横の定位置で、拘束衣めいた服に紺の羽織、首にチェーン、頭に包帯、黒い唇と爪――そんな衣装で、青年はベースを掻き鳴らしていた。 ライブには何も問題はなかった、けれども。 ないからこそ、逆に一層、考える。
――バンドの、これからについて。 今立たされている、岐路について。 己の、ありようについて。――]
(85) 2016/09/27(Tue) 00時半頃
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よっしゃセーフときたぜぇぇぇ!!!
―東村山市・高校―
[視線の先には生徒指導の教員の姿は無く。自転車を急いで駐輪場に片付け、教室へと駆けていく。]
(86) 2016/09/27(Tue) 00時半頃
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