人狼議事


64 色取月の神隠し

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視点:


芙蓉呉服問屋 藤之助に投票した。
日向呉服問屋 藤之助に投票した。
藤之助子守り 日向に投票した。(ランダム投票)

藤之助は村人の手により処刑された。


【赤】 薬売り 芙蓉

日向! 今日がお前の命日だ!

roku 2011/09/21(Wed) 06時半頃

時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
日向が無残な姿で発見された。


村人達は自らの過ちに気付いた。
人狼達は最後の食事を済ませると、新たな犠牲者を求めて無人の村を立ち去っていった。


稲荷のお告げ (村建て人)

遠く響いていた祭囃子の音が、消えていきます。

青葉が紅に色取られ始め、お祭りも終わります。

木の葉が一枚、風にはらりと舞って、

回る風車の傍らに落ちました。


それでは、次のお祭りまでさようなら。

(#0) 2011/09/21(Wed) 06時半頃


村の更新日が延長されました。


仁右衛門は、|ω・`) ノ

may-schnee 2011/09/21(Wed) 08時頃


仁右衛門は、 |ノ

may-schnee 2011/09/21(Wed) 08時頃


夕顔は、仁右衛門の着物の裾を引っ張って、ぎゅう。

dia 2011/09/21(Wed) 08時半頃


日向は、夕顔の頭をそっと撫でて行った**

azure_blue 2011/09/21(Wed) 08時半頃


仁右衛門は、夕顔の頭を*ぽふぽふ*

may-schnee 2011/09/21(Wed) 08時半頃


夕顔は、日向と仁右衛門を見上げて嬉しそうに笑った。

dia 2011/09/21(Wed) 08時半頃


夕顔は、辰次をぺしった。ぺしぺし(むう)

dia 2011/09/21(Wed) 16時半頃


沙耶は、延長あるとありがたいかなぁ

suzukake 2011/09/21(Wed) 17時頃


村の更新日が延長されました。


沙耶は、台風の被害自体はそうひどくないのよ、と言っておくの。

suzukake 2011/09/21(Wed) 17時頃


仁右衛門は、独り言見て、色々安堵している。ほっ。

may-schnee 2011/09/21(Wed) 17時半頃


夕顔は、辰次をぺちぺち!

dia 2011/09/21(Wed) 18時頃


夕顔は、仁右衛門の横にちょこりと座った。また夜に**

dia 2011/09/21(Wed) 18時頃


夕顔は、はあい。>>-44>>-88わたしも一票!!!**

dia 2011/09/21(Wed) 18時頃


仁右衛門は、夕顔をぽふりつつ。こらこら、元気よく手を挙げるんじゃない。

may-schnee 2011/09/21(Wed) 18時頃


仁右衛門は、泣きながら父を捜す旅に出ていった**

may-schnee 2011/09/21(Wed) 18時半頃


日向は、ログ読みに、こぷり*

azure_blue 2011/09/21(Wed) 20時半頃


芙蓉は、まだログ読み3日目である

roku 2011/09/21(Wed) 21時頃


一平太は、勿論その後は…である。

10347 2011/09/21(Wed) 21時頃


たまこは、仁右衛門先生、四票はいりましたー!

chia 2011/09/21(Wed) 22時頃


たまこは、志乃さんに笹団子も作ったのに、渡せてない…

chia 2011/09/21(Wed) 22時半頃


【人】 団子屋 たまこ

―あやかしの里―

[たまこは小さいあやかしたちを前に「和漢三才図会」を膝に広げて
しゃがみこみ、書と首っ引きで里のあやかしに挨拶をしている]

獺さん、どうもこんにちは。
あ、そぉですか。人型のときは、美少年なんですか。はぁ…
もともととずいぶん違うんですねえ。

ええと、こちらは、屋鳴さん。
はぁ。家をみしみし鳴らすのが、お仕事。
それはまた、大変な…

(0) chia 2011/09/21(Wed) 22時半頃

【人】 団子屋 たまこ

あ、はい。
たまこと申します。
一平太ちゃんと…あ、あの子です。一緒に、明ちゃん…あ、あの子です。
に会いにきたんです。…でも…

ええと、こっちは揚羽といって…あ、揚羽どこいくのー!

[時折、気になって明之進をちらりと見るが
なかなかちかづくことができない
おしろい、でも、持ってきてたらよかった]

仕事は、団子を作ることです。
え、団子食べたことない?
…おいしいのに…
ううん、今はなくて。材料があれば、作れると思うんだけど…

[しゃがみこんだまま、思案顔で頬杖をつく]

(1) chia 2011/09/21(Wed) 22時半頃

仁右衛門は、不本意な4枚の投票用紙を山羊に食べさせている。

may-schnee 2011/09/21(Wed) 22時半頃


芙蓉は、山羊の体に投票用紙の文字が浮かび上がるのを見た。

roku 2011/09/21(Wed) 22時半頃


沙耶は、志乃おは……よう?

suzukake 2011/09/21(Wed) 23時頃


日向は、夕ちゃんと右せんせに手を振った。こんばんは〜

azure_blue 2011/09/22(Thu) 00時頃


夕顔は、仁右衛門おじさんだ。おかえり。

dia 2011/09/22(Thu) 00時頃


ゆりは、仁右衛門様にぺこり。

narock 2011/09/22(Thu) 00時頃


たまこは、夕ちゃんも秋月せんせいもおかえりなさい!

chia 2011/09/22(Thu) 00時頃


たまこは、wwwwwww眉論争にふくしかないwwwwwww

chia 2011/09/22(Thu) 00時半頃


ゆりは、辰次>>-193 |⌓╹ )じー

narock 2011/09/22(Thu) 00時半頃


仁右衛門は、たまこの"先生の格好良いおとうちゃん"呼びに和んだ。

may-schnee 2011/09/22(Thu) 00時半頃


志乃は、辰次>>-193 YES! 辰次クリニック!

polpo 2011/09/22(Thu) 00時半頃


たまこは、もう、みんな見ないでください、と両手で眉を隠した。

chia 2011/09/22(Thu) 00時半頃


仁右衛門は、あと、おじさんではないけどなっ!

may-schnee 2011/09/22(Thu) 01時頃


仁右衛門は、私も寝よう。*おやすみ*

may-schnee 2011/09/22(Thu) 01時頃


仁右衛門は、蛟竜の背に乗せて貰い、あやかしの里を見学させてもらっている*

may-schnee 2011/09/22(Thu) 09時頃


たまこは、揚羽が蛟竜のそばで興味深そうにじいいいいと見ている**

chia 2011/09/22(Thu) 09時半頃


【人】 弁士 仁右衛門

――あやかしの里――

 そう、か。

[ひとつめ童女が首を振れば>>+8:35己が事のようにしゅんと眉根を下げて、後で志乃達にも頼むといいと助言する。
続くゆりの挨拶には>>+8:36やはり複雑な顔をして。] 

 嬉しい……か。

 私は出来れば、此処で君には逢いたくは無かったのだが。
 君が此処に居るのは、君の意思かい?

[問いつつも肯定が返されるのだろうと見当は付いていた。]

 そう、ならば―――…
  君の御家族には、事情を説明してきたかい?

[ゆりはなんと応えただろう。]

(2) may-schnee 2011/09/22(Thu) 12時半頃

【人】 弁士 仁右衛門

[ゆりを恐れるかのように己が後ろに隠れる夕には、その頭をぽんぽんしながら、ゆりが志乃が童女に掛ける言葉に黙って耳を傾けていた。
そして、その怯えが緩み、己を見上げられれば>>+8:47、ただ穏やかな微笑を浮かべ。
志乃から明之進の現状>>+8:12を聞けば、溜息を吐いた。]

 幼いな、その明之進とやらも。

[友達。
先程から、口にされている言葉。]

 何より、己が気持ちを優先させているようでは…、な。

[傍らに居なければ。
見えなければ。
触れられなければ。
その全てを受け入れられなければ。
消えてしまうような絆であれば、それは。]

 ただの利己的な思い入れに過ぎぬよ。

[そのことを今まで誰も話す者は居なかったのだろうか。]

(3) may-schnee 2011/09/22(Thu) 12時半頃

【人】 弁士 仁右衛門

  …ぬ?

[と、そこで不意に声を掛けられ振り返る。
見れば其処には、まじまじ己を見つめ聳える蛟竜の姿があった。]

(4) may-schnee 2011/09/22(Thu) 13時頃

【人】 弁士 仁右衛門

  父上、ですか…?

[尋ねるも相手は、

『何故お前が此処に居る?』
『母君はどうした。』

などと一方的に問いを投げ掛けてきた。]

  何故って…
  雷門様の怠惰とある妖怪の誤解とでも申しましょうか。
 
[肩を竦めて、母について聞かれれば。] 
 
  母上は亡くなりました――もう、拾年以上前に。

[悲しげに目を伏せた。]

(5) may-schnee 2011/09/22(Thu) 13時頃

【人】 弁士 仁右衛門

  『―――――…』

[驚きと悲しみに言葉を失う蛟竜に眼鏡は微笑む。]

 ――大丈夫ですよ、父上。
 …貴方と母上の約束は聞いています。
 母上の意志も…私が、しっかり受け継いでいますから。

  『…仁右衛門―――』

 それにしても、随分立派な角と髭をお持ちなんですねぇ。
 本当に赤い――…

[眼鏡を持ち上げて父親を見つめる。
本草綱目に書かれてある通りだ。]

 出来れば人間時のお姿も見せて頂きたく思うのですが…**

(6) may-schnee 2011/09/22(Thu) 13時頃

仁右衛門は、己が父が総髪の武士の姿に変わる様を興味深く*眺めている*

may-schnee 2011/09/22(Thu) 13時頃


【人】 子守り 日向

―現世と隠世の狭間―

[彼岸の花燃ゆ路をゆく。
 狭間の路は妖の気に彩られ、現し世との境界を覆い隠しているよう。
 もう細い隙間ほども扉が口を開けていないことは理解っていたから、振り返ることはない。
 それでも、ほんの僅かばかりの寂寥が瞳に過ぎったろうか。]

 ………、

[触れようとすればはらはらと崩れて見せるもの、
 飛来しては腕をするりと抜けてゆくもの。
 赤く赤く、時に青く。列を成す燐火へと戯れに指を伸ばしながら歩いている。繋がった手に導かれる儘に。]

(7) azure_blue 2011/09/22(Thu) 13時半頃

【人】 子守り 日向


 ――――月が綺麗。

[隠世の空に浮く月が紅く見えるのは、花焔を映してか。
 見上げてつい漏れた感嘆の吐息が音を成せば、驚いたように片手で口元を覆った。]

 ……………っ
 ……

 …此方の世では、月があちらよりも近く視えるね。

[初めてのように戸惑いと躊躇を重ねたのち、もう一度「声」を発した。
 記憶とは異なるその音を確かめるように、ゆっくりと。
 筆談が常となっていた為か気恥ずかしさも覚えるが、努めてさり気無く言葉を接いだ。]

(8) azure_blue 2011/09/22(Thu) 13時半頃

【人】 子守り 日向

[微かに聴こえる祭囃子。
 絢爛豪華な、けれどどこか懐かしい調べに乗せ、自然に唇から漏れるのは独特の抑揚を持つ俚謡。
 時折声を切って傍らの藤之助に訊ねる、他愛も無いことを。]

 あやかしの里にも、こういう唄はある?
 あ、見て。あそこに見えている光って、お祭り提燈かな。
 青葉村にも負けない位、沢山………。すごく、大きな里なんだ。

 ……だいぶ近付いた、みたい。

(9) azure_blue 2011/09/22(Thu) 13時半頃

【人】 子守り 日向

 藤之助さん、迷わなかった、ね?
 
[くすりと微笑して、また思い出したように繋げる音。
 何十年と唄い継がれた故郷の香りを、狭間の路に残して歩く。
 ヒトの世に、ひと時の別れを告げるように。*]

(10) azure_blue 2011/09/22(Thu) 13時半頃

日向は、また後で。とぷん**

azure_blue 2011/09/22(Thu) 14時頃


【人】 双子 夕顔

─ あやかしの里 ─

…うん、そうしてみる。

[仁右衛門の言葉に、童女の表情もまた曇った。

黒髪を揺らして、こくんと頷く>>2
賑わうあやかしの里の、豪奢なる祭りの囃子。
高く遠く、差し招くように響いて渡る太鼓の音色。
道を知らぬ人の子は、迷い子ともなっていようか]

(11) dia 2011/09/22(Thu) 16時半頃

【人】 双子 夕顔

───、え?

[不意に、空が翳った。
見返せば、一体の蛟竜の姿がある。里のものだろう。
仁右衛門が父と呼ぶを聞き、童女も事情を理解した]

(12) dia 2011/09/22(Thu) 16時半頃

【人】 双子 夕顔

[交わされる言葉、変化する竜。
それらを見遣って、一つ目童女は困ったように
仁右衛門の着物の端を手から離した。
代わりにいつもの手毬を抱きしめて、交互に彼らの顔を見る。

きっと、家族の話なのだろう。
童女はその場を離れようと、そうっと後ろに足を踏み出した*]

(13) dia 2011/09/22(Thu) 16時半頃

【人】 団子屋 たまこ

― あやかしの里 ―
[ぱらり、と膝の上で捲っていた図会の一頁
たまこの手がふと止まる
じいっと眉を寄せて隅々までその項を読み終えると
周りに集まる小鬼たちに、絵を指差して尋ねる]

えっと、この、小豆あらいさん、というのは…
どこにいるのかなあ。

(14) chia 2011/09/22(Thu) 17時半頃

【人】 団子屋 たまこ

[たちまち屋鳴は数人で本を取り上げたかと思うときゃっきゃと飛び跳ねる
それから本を持ったまま、あっち、あっちと指差して駆け出した]

えっ。わ、それ、だめだよ。
先生の本だから、持っていかないで…!

[慌てて追いかけようとして、それから明之進と一平太のほうを振り返る
一平太の声は、淡々としていたけれど、徐々に涙が混ざるのが見えた
(やさしいなあ、一平太ちゃん。)
(…わたしは、)
明之進にかけたい言葉を、ぐっと飲み込んで]

……。

[たた、と、ふたりに背を向けて*走り出した*]

(15) chia 2011/09/22(Thu) 17時半頃

団子屋 たまこは、メモを貼った。

chia 2011/09/22(Thu) 17時半頃


団子屋 たまこは、メモを貼った。

chia 2011/09/22(Thu) 20時頃


藤之助は、夕顔もこんばんは。

ひびの 2011/09/22(Thu) 23時半頃


藤之助は、沙耶と志乃が並ぶと絵になるなぁ、と目を細める。

ひびの 2011/09/23(Fri) 00時半頃


日向は、夕顔ちゃんをぎゅう。わあ1時。私もそろそろお暇します、お休みなさいー*

azure_blue 2011/09/23(Fri) 01時半頃


ゆりは、芙蓉様お休みなさいw

narock 2011/09/23(Fri) 02時半頃


【人】 巫女 ゆり

―あやかしの里―

[>>2逢いたくなかった、という仁右衛門にきょとんとする。続く言葉には頷いて]

はい。辰次様に連れてきて頂きました。

え…?家族に、ですか…。

…私は両親も早くに亡くしましたし、育ててくださった婆様もこの世の方ではありませんので…家族と呼べる者はいないのですが…

そう、ですね。お世話になっている神主様や、ねえさま…あ、先輩の巫女の方々なのですが、ねえさま方は、もしかしたら心配してくださっているかもしれませんね…。一言、言い置いて来るべきだったかもしれません。

……あやかしの世界に行く、なんて言ったら卒倒されてしまいそうですが…。

[困ったような微笑みを仁右衛門に返した**]

(16) narock 2011/09/23(Fri) 03時頃

【人】 弁士 仁右衛門

 辰次……あの青二才か。

[ゆりの言葉>>16に大げさにはぁっと溜息を零す。
最も短絡的に、気に入ったからと営利誘拐してきそうな輩だ。]

 …やはり、何も伝え置いては来て居らぬのだな。

[この時ばかりは普段は惚けている眼鏡の瞳も僅かに揺れて。]

 ―――ゆり君。

[ひとつ息を吐くと、しっかりとその幼な巫女を見つめた。]

 君が君の意思で、覚悟の上此方に来たのなら、其の事には私は何も言わない。けれど、皆に何も伝え置いて来ては居らぬというのは余りにも彼らが不憫だ……彼らが君を心配せぬ訳がないのでな―――
 
[仕方ないというように微笑む。]

 だから、私が代わりに君の気持ちを彼らに伝えようと思う。

[この言葉より己が戻る心算でいることは察せられただろうか。]

(17) may-schnee 2011/09/23(Fri) 04時頃

【人】 弁士 仁右衛門

 …それにな、ゆり君。
 卒倒されてしまおうが何だろうが、精一杯伝える努力はしなくてはいけないよ。

[困ったように微笑むゆりには穏やかな口調ながらも、そのように告げたのだった**]

(18) may-schnee 2011/09/23(Fri) 04時頃

仁右衛門は、私なぞ、情景描写も碌に出来ない(だから全部丸投げ)唯の眼鏡だからなぁ。

may-schnee 2011/09/23(Fri) 04時半頃


【人】 弁士 仁右衛門

――あやかしの里――

 おぉ…なんとも強そうな…
  剣士、なのですね――…

[人間の姿になった父を見つめて眼鏡は顔を綻ばせる。

己とは真逆の性質を醸し出す威厳のある風貌。
異界の風に揺れる高く結われた長い髪。]

 ――――…父上。

[感慨深げにその顔を眺めると。]

 今まで、此方で何をしておられたのですか?

[皮肉を込めて、にっこり*笑いかけた*]

(19) may-schnee 2011/09/23(Fri) 05時頃

【人】 弁士 仁右衛門

――あやかしの里:川辺――

 『全くお前は…
   そういう所、巴に良く似ている… 』

[己が笑顔に苦笑する父親。

今は祭りの会場から少し離れた川辺に父とふたり腰掛けている。
今回の事情を説明すれば、彼は己と同じように大きな溜息を吐いた。]

(20) may-schnee 2011/09/23(Fri) 06時半頃

【人】 弁士 仁右衛門

 ―――…

[憂いを帯びた父の姿を横目にさらさらと流れる水をじっと見つめる。
遠くに聞こえる祭囃子。

長年培われ、染み付いてきた意識を変えていくというのは現世と同じで、あるいは現世よりも難しいのだろう。
ましてや、広く己以外を思う気持ちというものは、容易く持てるものではない。
唯一の相手に対してでさえ、知らず自己を押し付けてしまうのが常というもの。

それは己も十分承知していた。
また、父の姿は、彼がその時間を無為に過ごした訳ではないことを物語っている。
最早語ることは、何もなかった。]

(21) may-schnee 2011/09/23(Fri) 06時半頃

【人】 弁士 仁右衛門

 『あの夕という子…』

[徐に口を開いた父親に視線を送る。

此の川辺に来る前、己と父に気を遣ってか、その場を離れようとしたひとつ目童女に>>13眼鏡は告げていた。
己が、もう暫くしたら、現世に帰る心算でいることを。]

 …夕は。

[初めて、その名を口にして。]

 とても心の優しい、いい子です―――

[その顔を思い浮かべて、眼鏡は微笑む。]

(22) may-schnee 2011/09/23(Fri) 06時半頃

【人】 弁士 仁右衛門

 あの子は私の…いいえ、"私達"の話に耳を傾けてくれました。

 あの子にとっては、とても辛いことであったやもしれぬのに、あの子自身もとても寂しかったであろうのに、それでも、その気持ちを胸に抑えて、あの子は私の言葉に…

[あの時の涙。]

 ―――私の伸ばした手を、取ってくれました。

(23) may-schnee 2011/09/23(Fri) 06時半頃

【人】 弁士 仁右衛門

[何も言わずに頷く父に、眼鏡も頷く。]

 …私達の歩もうとしている道は険しいかもしれませんが、決して拓けない訳じゃない。
 
[そう。いつか、きっといつか。
辿り着ける筈。]



  あの子は、私達の希望です――――**

(24) may-schnee 2011/09/23(Fri) 06時半頃

仁右衛門は、なんかも色々あれで泣きそ。頭煮え門状態。*ふらふら*

may-schnee 2011/09/23(Fri) 07時頃


仁右衛門は、何処かに書かれてある、じゃぬぁあああい…あああ。

may-schnee 2011/09/23(Fri) 10時頃


仁右衛門は、そっと眼鏡を置くと、静かに隠世から消えて行った**

may-schnee 2011/09/23(Fri) 10時頃


【人】 薬売り 芙蓉

―道の途中―

[細い道を、人間の女の姿をした者が歩いている。
風呂敷包みの大きな行李を背中に背負い、手には籠を提げ、のんびりと歩いている]

おや、お出迎えかい?

[ふわふわと漂い来る、いくつもの狐火たちに手を差し伸べて、微笑む。
人間の女に良く似た姿には、狐の大きな耳と、尻尾がついている]


――ああ、やっぱりだいぶ細くなってきてるねえ。

[足を止め、振り向けば。
今まではっきりと見えていた現世への道が、淡く、ぼやけはじめている]

間に合って良かったよ。
さあ、みんなどうしてるだろ。

[人の姿を残した狐は、二本の足で、里へ向かってまた歩き出す]

(25) roku 2011/09/23(Fri) 21時頃

【人】 琴弾き 志乃

─ 隠世の月の下で ─

[仄暗き隠世に箏が舞う

華やいだ祭りの痕を癒すよう
別つ双つの世の糸をたぐるよう
散りゆく夢の露を弾き
訪れし朝未の霧を払う]

空には月 狭間の月
過去を征き過ぎ 来生を待たむ
其れは幻に揺れる月炎

天高く空を駆ける陽炎を
待たむと隠れし彩花の焔]

(26) polpo 2011/09/23(Fri) 21時頃

【人】 琴弾き 志乃

 いつからやろか お月様見てても
 綺麗思うんより先に
 哀しい思うようになったんよ。

 お月様はたくさんたくさん
 ええ顔見せてくれたんになぁ

[傍らを感じ向けるは笑みは今は少し柔らかく]

(27) polpo 2011/09/23(Fri) 21時頃

【人】 琴弾き 志乃

[一夜の闇は夢を綴り
拾夜の闇はめくる杯 宴に酔い
百夜の闇は悲しみを綴る
なれば
千の夜を越えし万代は──]

 沙耶がおってくれるんやったら
 うちは、また
 いろんなお月様見ていけるんやろな
 沙耶が見せてくれるんやろな

 ……寂しい思うんも 哀しい思うんも
 嬉しいんも みんなみんな
 二人でわけて……

(28) polpo 2011/09/23(Fri) 21時頃

【人】 琴弾き 志乃

[斯くして現の狭間に長らえた箏の音は
やがては人の
そして歴史の記憶に消えていく

されど
耳を澄ませば聞こえるだろう
春を愛で 夏を躍り
秋を慈しみ 冬を謳う
浅黄に揺れ 風に舞う
妖しの箏の音が山谷を駆けるのだろう

時は巡る 世は浮世
消えゆく記憶 いつかの空 

今の人は思うだろうか? 呼ぶだろうか?
膨らみ消える泡沫の狭間に響く
思いの音色 現と隠の奏でる妙なる調べ

"琴古主"の音色の名を]***

(29) polpo 2011/09/23(Fri) 21時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

―あやかしの里―

うん、それでそれで?

[台所に並んで立つ女と少女。
年嵩の女の方が、年下の少女に何やら教わっている]

串に刺して……うんうん。
それで、塩?このくらい?もっと?

え、何?……あれ、真っ白。

[現世のことを聞かせてほしい、と少女に告げた薬売りは、
なぜか真っ先に鶉の調理法を教わっている]

(30) roku 2011/09/23(Fri) 22時頃

【人】 薬売り 芙蓉

――何とかなりそう?
ありがと、ひなた。
後は、焼けばいいんだね。

いや、まあ、いつもはそのままかぶりつくんだけどね。
みんなまだびっくりするかなあ、って思ってさ。

それにほら、焼いて貰った雉も旨かったし。
たまこの笹団子も、楽しみだよう。

また今度、人の祭りに行くときはさ、もうちょっと上手く化けないとねえ。
後でさあ、それも教えとくれよ。ひなたの髪の毛の、その形。
「おさげ」って言うんだ?へえ。

[誰がいつまでここにいてくれるやら、わからないのだけれど。とりあえずは楽しそうな狐である**]

(31) roku 2011/09/23(Fri) 22時頃

志乃は、>>-351な感じでくつろいでいる

polpo 2011/09/23(Fri) 22時半頃


【人】 武家の娘 沙耶

 ―隠世―

 ――お祭りも、もう終わりだね。

[現世の祭囃子が消えて行く。
 それは、現世と隠世を繋ぐ道が消えるということ。
 改めて、後戻りの出来ない道だと思う]

 それで、いいの。
 現世の沙耶は、生きていてもいなくても変わらないようなものだったから。

[祭りの日に一歩を踏み出したことが。
 そして志乃と出会ったことが、全てを変えたのだ]

 寂しくはないよ。
 ……でも、もし寂しいと思ったなら、その気持ちに気付かせてくれたのも、このお祭りだと思うから。

(32) suzukake 2011/09/23(Fri) 23時頃

【人】 武家の娘 沙耶

[そうして娘は、隣の箏の手を取った]

 うん。
 志乃と出会って、一緒にいて楽しいって気持ちを知ったから。
 寂しいことも、哀しいことも、
 色んな気持ちを、これから二人で知っていけたらいいね。

[そして娘は、自身の右手に触れる。
 痛みは既にないけれど、微かに肌色の乱れは見えるか]

 そうして、いつか私も、私だけの音色を奏でられたら――

(33) suzukake 2011/09/23(Fri) 23時頃

【人】 武家の娘 沙耶

[――かつての私は、長くは生きられないと思っていた。
 何も成せぬままこの世を去るのだと。

 ここに来た私は、二つのことを知った。
 一つはここに来た人間は、あやかしに成ることも出来ること。
 か弱き人間の身を捨てて、百年でも二百年でも生きられるということ。

 そしてもう一つは――
 それがなくても、私は何かを成すことが出来るということ。
 自分の足跡を残す術を、私はもう知っている]

[地を踏み締め身を翻すと、確かな重みを自分自身の足に感じた。
 そして娘は、丸爪を付けた指で、たどたどしく最初の一歩を踏み出した**]

(34) suzukake 2011/09/23(Fri) 23時頃

沙耶は、明之進と夕ちゃんお帰りなさい!

suzukake 2011/09/23(Fri) 23時頃


【人】 落胤 明之進

[シュゥ、と青白い炎は一瞬消えて
そして間を置かず灯るは赤い暖かい炎。]

いっぺいた……

[あれこれと燃えた。
過去の記憶は灰となり、人だった頃の姿を忘れた。]

いっぺーた。いっぺーた。

[たどたどしい口調で、名を呼ぶ。]

(35) kawadake 2011/09/23(Fri) 23時頃

【人】 落胤 明之進

いっぺーた

[目を覆い隠し、こちらを見ていない一平太へ呼びかける。]

いっぺーた、いっぺーたー

(36) kawadake 2011/09/23(Fri) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

いっぺぇったぁっ

[ちょっと大きな声で呼びかけた。]

(37) kawadake 2011/09/23(Fri) 23時半頃

【人】 門下生 一平太

[>>37呼ばれた声に前を向いた。]

 ああ、明之進くん。

[声に反応したときには炎の色が違っている。]

(38) 10347 2011/09/23(Fri) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

いっぺーたー

[楽しそうな声色で名を呼ぶ。
炎の形はあれこれ変わる。兎のような形だったり、ただの丸だったり、とげとげしたり。
様々な形を取る。

ただ、人の形はとらない。]

(39) kawadake 2011/09/24(Sat) 00時頃

【人】 門下生 一平太

[>>39姿を変える焔に目をぱちくりさせて。]

 あは。
 あははっ。
 何をやっているのさ。

[涙で崩れた顔のまま、くすりと笑って。]

(40) 10347 2011/09/24(Sat) 00時頃

【人】 双子 夕顔

─ あやかしの里 ─

[から、から、からん。
あやかしの里に、二組の下駄の音が軽やかに響いた。

から、からら、かららん。
赤い着物に繋いだ片手、黒い髪には狐のお面]

おまつり楽しいね。おまつり嬉しいね。
おまつりは──、


     … …また、見られるね。


[うん。と頷くおさない顔。鏡写しの───、否。
異なる容貌の童女がふたり、あやかしの里を歩き行く]

(41) dia 2011/09/24(Sat) 00時頃

【人】 双子 夕顔

……あっ、いたいた。

[目指す姿を見つけて、童女らの足が速くなる。
かららと高く下駄を鳴らして、彼の元へと駆け寄った]


  おじさあああん!!!


[おかっぱの黒い髪を揺らして、大きく手を振る。
そうして仁右衛門の元へと駆け寄った]

(42) dia 2011/09/24(Sat) 00時頃

【人】 双子 夕顔

おじさん。わたしね、朝をお里に送っていくよ。
おじさん。わたしたちね、一緒にお里に送って帰るの。

そしてね、わたし、もう少しお里で暮らしてみたい。
そしたらお祭りのあとも、寂しくないよ。

だからね、あのね。……。

[ほんの少し、首を傾ける。
大きな黒い目が、伺うように仁右衛門を見上げた]

(43) dia 2011/09/24(Sat) 00時頃

【人】 双子 夕顔


…あのね。
わたし、おじさんのおうち付いてってもいい?


  ────わたしたちと一緒に、おだんご食べよ?


[ちょこんと首を傾けて、あやかしの居候を持ちかける。
じいと、二組、みっつの瞳が仁右衛門を見あげた──*]

(44) dia 2011/09/24(Sat) 00時頃

【人】 双子 夕顔

[江戸の世なるいにしえに、神隠しの伝承あり。
青葉なる村にて村人の、祭りのさなかに隠されたとか。
祭囃子の響く中、隠世の道へと迷いしものか。
迷うた者らのその先は、如何様にも知りはせぬ。

それに付してもうひとつ。
昔語りのまことか嘘か、村に見知らぬ童子の増えたとか。
まことしやかに伝わる古き伝承、名づけて座敷童子と人は呼ぶ。

人とあやかし、入り混じる世の物語。
まことか嘘かのその先は、また別の段の語りにて───**]

(45) dia 2011/09/24(Sat) 00時頃

【人】 喧嘩屋 辰次

―ある月夜の晩に―

[手を伸ばしても、届かないものがあった。


“どうか どうか 俺に ”

“自由に 動ける姿を 下さい”


月に祈り、月光に照らされる中でその願いは叶ったけれど、
結局は望んだものには届かなかった。

実は今でも、何にも届かないままなんじゃないかと思って
不安になることがある。]

――――……。

(46) mikanseijin 2011/09/24(Sat) 00時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

[月見をしながら、団子に手を伸ばす。]

……なぁ、ゆりさん。

[何度も口を開きかけ、その度に団子を口に入れていたあやかしは、ようやく傍らにある人の名を呼ぶ勇気を奮って。]

…………………あの。

……あの、

お………

(47) mikanseijin 2011/09/24(Sat) 00時半頃

【赤】 喧嘩屋 辰次

……俺んとこにっ、嫁に来ないかっ!?


是非来て欲しいんだけど!?


[声が裏返った上に囁きだった。
――さて、この気持ちは届くのだろうか**]

(*0) mikanseijin 2011/09/24(Sat) 00時半頃

【赤】 薬売り 芙蓉

…………。
聞こえないふりしてやった方が、いいのかねえ。

[鶉料理に添える葱を、不器用な手つきで刻みながら呟いた]

(*1) roku 2011/09/24(Sat) 00時半頃

【赤】 呉服問屋 藤之助

……辰サンってば。[にやにや]

(*2) ひびの 2011/09/24(Sat) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

いっぺーた

わらった?

[姿は、ひょっとこのお面を象った。]

いっぺーた
あそぼ

[不定形なあやかしは一平太を誘う。
たどたどしい言葉からは、少し前までの負の感情を感じられず。そして人らしさ、も欠けているような。

姿をあれこれ変えながら、無邪気に名を呼ぶ。]

(48) kawadake 2011/09/24(Sat) 00時半頃

【人】 巫女 ゆり

―月夜の晩―

[月を見上げ、団子をぱくぱくと食べる辰次にくすくすと笑いながら]

ふふ、辰次様。お団子は逃げませんよ?

…はい、何ですか?

…お…?

[告げられた言葉にきょとんとして]

(49) narock 2011/09/24(Sat) 00時半頃

【人】 巫女 ゆり

…もしかして。

この、お団子も食べたいのですか? ふふふ、どうぞ。

[手に持っていた三色団子を辰次の口元にそっと差し出す]

(50) narock 2011/09/24(Sat) 00時半頃

【人】 巫女 ゆり


……辰次様。

私、まだこちらに来て日が浅いですし…。その、良く分からないのです。あやかしの方が使う、という…囁きというものが、どういったものなのか…。

私の、空耳なのかも、しれないなって思うのです。

ですから…口で、言って頂かなければ、分かりません。

[そう言って、辰次の顔を覗き込むと、悪戯っぽく微笑んだ**]

(51) narock 2011/09/24(Sat) 00時半頃

藤之助は、夕顔はおやすみなさい。良い夢を。

ひびの 2011/09/24(Sat) 01時頃


【人】 喧嘩屋 辰次

…………、

[なあこれ、聞こえただろう、絶対…と思いながらも。]

ちっ……

[赤くなって俯き。目をつぶって、がしがしと頭をかいて。
それからさらに逡巡の後に]

……俺と、夫婦になってくんないかなぁ。

[もう言い直しはしないぞ、と言わんばかりに、
ゆりの目を真っ直ぐに見た**]

(52) mikanseijin 2011/09/24(Sat) 01時頃

【赤】 琴弾き 志乃

 はて、桜の咲く季節やったろか?

[ふわりと揺れた熱い花の香りを聞けば
琴はクスリと笑いながら緩やかな旋律も奏でたか]

(*3) polpo 2011/09/24(Sat) 01時頃

【人】 巫女 ゆり

[>>52 赤くなって逡巡する辰次の様子をそろりと見つめる。まっすぐな眼差しに、目元を和ませて]

……「是非、来て欲しい」が抜けておりますよ?

[くすくす、と悪戯っぽく笑うと]


………はい。辰次様。
不束者ですが、末永くよろしくお願い致します。


[頬を染め、嬉しそうに微笑むと、辰次の手にそっと指を絡めた**]

(53) narock 2011/09/24(Sat) 01時頃

【人】 団子屋 たまこ

[そもそも隠世の刻はどのように過ぎゆくのか、人の世のそれとは違うのか
幾つ刻を過ぎた頃、兎も角、戻ってきたたまこは大きな大きな蒸篭を両腕に
周りを囲む小鬼たちは手に手に良い香りの笹に包まれたまあるいお団子を抱え]

・・・あ。みんな、いるねえ。

[たまこは、久方ぶりの丸い笑顔で、ほかほかと湯気の立つ蒸篭を下ろした]

…小豆とお米をわけてもらえたから。
それに、あっちにとても良い竹林があって。

[食べられる者には、どうぞ、と勧めて、志乃には自分で持っていって手渡す]

むこうのと、少し味が違うかもしれないけど。
よかったら食べてくださいね。

(54) chia 2011/09/24(Sat) 01時頃

【人】 門下生 一平太

[>>48その言葉には邪気は感じられない。

ただ、遊びたい。その意思に目を細くした。しょうがないなあ、そんな気持ちも混じっていることだろう。

わかったわかったよと、静かに肯定した。]

(55) 10347 2011/09/24(Sat) 01時頃

【人】 団子屋 たまこ

>>40>>48

[たすきを解いて、一平太と明之進のほうへおそるおそる近づく
離れる前に見た冷たく燃える青白い光は消えて
さまざまに形を変える暖かな穏やかな炎と、一平太の笑い声]

…一平太ちゃん、わたし、そろそろ行くねえ。
…………
…一平太ちゃんは、残るのでしょう?

[太い眉はゆっくり下がって、口元はきゅ、と笑みの形を結んで]

(56) chia 2011/09/24(Sat) 01時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

>>54
たまこおかえり。
うわあ、笹のいい香りだねえ。

こっちもできたよう。ひなたとあたしで作ったのさ。

[大きな朴の葉の上に、香ばしい鶉の料理。
添えられた野菜は、綺麗に刻まれたものと、無残な姿のものが入り交じっている]

みんなで食べよう、食べよう。
人間の宴ってのは、こんな風なのかねえ?

[さっそく鶉を一切れつまみ]

うん、旨い旨い。
近いうちにさあ、祝い事がありそうだから、また用意しないとねえ?

[どこかを見ながら、楽しげに笑った]

(57) roku 2011/09/24(Sat) 01時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

やっぱり、聞こえてんじゃねぇか…


[一枚上手なゆり。これから先、掌で転がされるんじゃないだろうか、やっぱりあやめの孫だな…なーんてことを思いながら。

繋いだ手をぐいっと引っ張って、ゆりを抱き寄せ。
仕返しとして、唇を奪った。


――後日、囁きが聞こえていた仲間たちにからかわれる羽目になるとは、まだ知らない**]

(58) mikanseijin 2011/09/24(Sat) 01時半頃

【人】 団子屋 たまこ

>>57
あ、芙蓉さん!おかえり、なさい。
こっちのお祭りも、よいところだねえ。

[ふさ、とふっくらした尻尾とぴんと立った耳が揺れる狐のあやかしを見つけ
弾んだ声で答えた後、おさげがみの少女を見つければ驚いて目を丸くした]

…日向ちゃん?

(59) chia 2011/09/24(Sat) 01時半頃

【人】 琴弾き 志乃

>>54
 ええ薫りや思うてたら、わざわざ作ってくれたん?
 たまこちゃんおおきに! おおきにやで!

[喜色満面とはこのことだろう。いただいた笹の団子をはふはふしながら]

 はふふはいへぇ
[お行儀悪くもごもごしながら何か言いかけて……ごくりと飲み込む]

(60) polpo 2011/09/24(Sat) 01時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 嗚呼お祝い事やなぁ。せやねぇ。ほな、うちは宴に華を添えようか? 人と妖しの奏でる喜びの宴
沙耶も紡いでくれる音ええんよぅ? やっぱり人の造りし箏やから人が紡ぐんが一番や。

[笑う芙蓉に>>57こちらも笑みを向ける]

 えらく美味しそうな鶉もあるようやし、
 日向さんと作ったん?
 芙蓉さんますます多芸になりますなぁ……
 ほなうちにもひとつ……

[やっぱりお行儀悪くひょいと摘んで口に運ぶ]
 人も妖も宴は宴
 楽しむんは変わりませんやろ?
 皆も呼んで楽しみましょうや?

(61) polpo 2011/09/24(Sat) 01時半頃

【人】 子守り 日向

― 隠世 ―

[道沿いを流れる川淵に河童が顔を出している。
 美しい曲節に奇妙な言葉を乗せて歌う、その声に耳を澄ませて微笑した。川辺で口ずさんでいた唄を覚えてしまったらしい。]

 ん、音はそれで大丈夫。
 今度、志乃さんや沙耶さんの筝や、辰次さんの笛に合わせて頂けるようにお願いしてみようか? 
 首振って…十分上手だと思うけど……ん、またね。
 
[一頻り披露を終えて満足したのか、
 とぷりと水に沈む河童へと胸元で手を振りながら
 対話相手へと向き直った。]

(62) azure_blue 2011/09/24(Sat) 01時半頃

【人】 子守り 日向

 話の、続き。
 ………だから私は此処に来たの。

[微風に揺らめく蝋燭の炎のよう、曖昧な輪郭を持つその娘は、吹き消えそうな笑顔を向けてくる。
 同じ顔で、ほのりと笑みながら、かつては彼女の手にあった櫛を見詰めた。]

 ――――ね。
 これ、私が持っていていい…?
 
 分かるんだ、もう力を失くしていること。
 それでも、ね……
 元々は、“こちら”にあったものなんでしょう?

(63) azure_blue 2011/09/24(Sat) 01時半頃

【人】 子守り 日向

 やだなあ。帰らないよ。
 帰らない。
 
[くすくす、と透明な声に笑みが乗る。]

 むこうと、こちら。
 どちらにも大切なひとが居るけれど………もう決めたから。
 
 それじゃあまたね――御婆ちゃん。
 今日はね、特別な宴があるの。
 お祭りの続き。

 お裾分けも良かったら、食べて。芙蓉さんと一緒に作ったの。
 ……御爺ちゃんも、おんなじ味がするって褒めてくれたんだから。ね?

[未だ湯気を立てている籠が、自分と然程変わらぬ年頃の祖母の手に渡る。もう一度微笑して、くるりと踵を返した。]

(64) azure_blue 2011/09/24(Sat) 01時半頃

【人】 巫女 ゆり

ふふ。あやかしの皆様の囁きが、どのように聞こえるのかまだ良く分からないのです――

きゃっ!?

[引っ張られて抱き寄せられ、気が付けば目の前に辰次の顔があって、目を閉じる。唇を離せば赤くなりながら、恨めしそうに上目にちらりと睨んで]

…、もう、もうっ。
強引、なのです。

[その強引さを愛おしく思いながら、辰次の胸に頬を寄せて]

…ずっと、一緒にいてくださいね。

[幸せな心地のまま、静かに目を閉じた**]

(65) narock 2011/09/24(Sat) 01時半頃

【人】 子守り 日向

 遅れてごめんね――!

[見慣れた面々の居並ぶそこに走り込む。
 息を弾ませて、両手でごめんなさいの仕草をして]

 ………たまこちゃん。

[何故か久しぶりにも思える、友の姿。>>59
 まあるく瞳を見開いたその顔に、笑みを向けた。]

 ……ふふ。来ちゃった。

[なんでもないことのように。]

(66) azure_blue 2011/09/24(Sat) 01時半頃

【人】 団子屋 たまこ

明ちゃんと仲直りできて、よかったねえ。
あのね、やっぱり、おかあちゃん。ここにもいないみたい。

[ここへ来たときから知っている気配は皆感じる
探してもいないことは、不思議と自然に信じられた]

あのね。
わたしがあやかしでも人でもたまこ姉ちゃんだって言ってくれたでしょう。
わたしも、おんなじだよ。
一平太ちゃんは、どんな一平太ちゃんでも、一平太ちゃんだから。

…だからまた、会いにきてね。

[瞬きしたら零れそうだったから、少し上向いて
涙声にはならずにすんだ、と、思う
それから、少しだけ迷って、明之進のほうへ、向き直る]

(67) chia 2011/09/24(Sat) 01時半頃

【人】 落胤 明之進

いこ、いっぺーた、いこ

[くるくる姿を変えるあやかしは無邪気に誘う。
「あやかし」の世界に。こちら側に。

誘いに乗るか乗らぬかは、一平太次第──**]

(68) kawadake 2011/09/24(Sat) 02時頃

【人】 団子屋 たまこ

明ちゃん、わたし…明ちゃんの気持ちわかるよ。
置いてかれるのは、悲しいよねえ。絶対に会えないところにいってしまって。
もう二度と会えないって、思うの。どこにもいないの。

大丈夫だよ。
…一平太ちゃんはやさしい子だから、明ちゃんを置いていったりしないよ。

明ちゃんも、また、青葉村に来てね。
今度は…お団子を食べられる姿になっておいで。

(69) chia 2011/09/24(Sat) 02時頃

【人】 門下生 一平太

 >>56たまこ姉ちゃん…大丈夫なの?

[たまこの笑みに、少し不安さを感じて。]

 明之進君、今は放っておけない…。

[だが、矢張り。
ニンゲンとして生きる、その迷いはある。]

(70) 10347 2011/09/24(Sat) 02時頃

【人】 団子屋 たまこ

[その姿はくるくると定まらないまま形を変えて
たまこの声は聞こえているのかすらわからないけど
たまこはそう言って、うん、と頷いた]

どこにもいないんじゃなくて、一平太ちゃんはここにいるんだし
なんにも言わずにいなくなるわけじゃないんだし
村にはおっかさんもいるし…
今度は大丈夫。

(71) chia 2011/09/24(Sat) 02時頃

【人】 団子屋 たまこ

でも、ひとつだけ、お願いがあるんだけど、いいかなあ。
その、鈴、わたしに、ちょうだい?

[一平太の懐を指して、てのひらを上に向けて差し出した
その古い小さな鈴が、ちりんと鳴ったかどうか

そうして、別れを告げてから
自分だけで現世に帰れないことを知って
たまこの顔が草団子より青くなるのは*もう少し後のこと*]

(72) chia 2011/09/24(Sat) 02時頃

【人】 門下生 一平太

[>>68無論、彼と行くことは厭わない。

しかし明之進は理解してくれるだろうか。

暫くは人として生をしたいと。それまで待てるかと。そんな我が侭。

しかし、彼は友達。それは変わらない。だから例え人里に戻ろうと、いつかは帰ってくるつもりなのだ。]

(73) 10347 2011/09/24(Sat) 02時頃

【人】 巫女 ゆり

―回想・あやかしの里―

―…はい。
確かに…、急なこととはいえ、何も言わずに此方に来てしまったのは、軽率、だったのかもしれません。
私を心配してくださる方も、いるというのに……。

[>>17仁右衛門の言葉を聞き俯くが、申し出には驚いて顔を上げる]

秋月様が代わりに、ですか?

[仁右衛門の言葉から、彼が現世に戻るつもりであると察して目を見開く。

神隠しから戻ってきた人間など、自分は聞いた事がなかったから、戻れないかもしれぬことは薄々覚悟はしていた。
仁右衛門が戻るというのならその方法はあるのかもしれない。だが、今は戻るわけにはいかなかった。…たとえ、道が閉ざされ二度と戻ることが出来なくなるとしても。]

(74) narock 2011/09/24(Sat) 02時頃

【人】 巫女 ゆり

[暫く逡巡して、顔を上げると、懐から手鏡を取り出した]

…では、これをお願いできますか。
これは祖母の形見で…人に紛れたあやかしを見破る力を持つ鏡、でした。最早力は失われているかもしれませんが…。
これを私が大切にしていたことはねえさま方はご存知なので…きっと、分かっていただけると思います。
私の思いを。

[大切にしてきた手鏡。それを手放すことはとても辛いけれど。だからこそ、その手鏡を受け取ってもらえたら自分がここに来た覚悟も、思いも、わかってもらえるはずだと。

そう願いをひとたび込め、ぎゅ、と握り、仁右衛門をまっすぐ見据えて、言葉を紡ぐ]

そして――…、
「何処に居ようと、何があろうとゆりは幸せで在り続けます」 と、お伝え下さい。


…どうぞ、よろしくお願いいたします。秋月様。

[深くお辞儀をして、ふわりと微笑んだ**]

(75) narock 2011/09/24(Sat) 02時頃

【人】 子守り 日向

[大事な話があるであろう、大切な友には目配せひとつ。
 そうして、宴の片隅に腰掛けた。]

 ………おいしい。

[鶉に、たまこの団子。
 芙蓉には美味しく出来たねと微笑んで、調理の最中に興味深げに覗き込んでいた藤之助を見つけることがあったなら取り分けた皿を差し出したりもしてみて。
 隠世の祭り囃子に静かに身を委ね、そっと瞳を細めている。]

(76) azure_blue 2011/09/24(Sat) 02時頃

【人】 団子屋 たまこ

>>66

…!…ひ なた ちゃん?

[地面に枝が引かれることなく、たまこの顔を見て
聞き覚えがあるような 初めて聞くような 声に
たまこは思わず両手で口元を覆った

暫く、なにも言えなくて、ふるふると肩を震わせて
さっき堪えた目尻に溜まった涙の粒はぽろぽろと頬を伝う]

日向ちゃんの、声だ。
…よかったねえ。
   よかったねえ。

[なんども、なんども、よかったねえ、と繰り返して、鼻をすする
泣き笑いの顔で、俯いて目をごしごし擦った]

…おねがい、ひとつ、かなったよ。
雷門さま、ありがとぉ。

(77) chia 2011/09/24(Sat) 02時頃

藤之助は、寝られる方はおやすみなさい。

ひびの 2011/09/24(Sat) 02時半頃


【赤】 琴弾き 志乃

/*
うちも寝る前に個人挨拶しよっと

まず赤陣営。仲良うしてくれておおきに。そしておおきに
>龍っつぁんは海辺村以来やろか? あれ、同窓会とどっちが早かったかしらん?
ええ、男前見せてもらいましたんよ。やんちゃで仲間思いで、熱い……まさにお祭りを体現するような龍笛や。
村建てもおおきに。楽しい一時でしたわぁ。

(*4) polpo 2011/09/24(Sat) 02時半頃

【赤】 琴弾き 志乃

>芙蓉さんとはスカウト村以来やねぇ。
なんでやろ、お久しぶりいう気あんませんかったんわ。
うちがこないのんびりしとったから、いろいろ立ち回ってくれておおきに。
センセの家から拾いに来てくれた時、ほんわりしましたんよ。琴抱えてくれてたから
「芙蓉さんの……暖かい」とかセンダックしよう思いながらどうにか自重できたんは、ほんまに危なかったw
はーとふる陣営おおきに。

>奴延鳥さん見るとうちの中のピンクがきゃわきゃわ言うんはなんでやろうなw
半年近くぶりですやろか? おおきに。相変わらず雰囲気を醸し出す術が絶妙でかっこええ思いました。
先にも申しましたけど、人外らしい性格設定や、畏れの紡ぎ方なんか、ほんま素敵やなぁと。
うちが妖怪の妖やったら、奴延鳥さんはまさしく怪。流石尊敬するお人でしたわぁ。

(*5) polpo 2011/09/24(Sat) 02時半頃

【赤】 琴弾き 志乃

>けしゃらんばしゃらんさんは、深雪のヨア君で同じお名前お見かけしてる思うんやけど、同じ方やろか?パメラですよぅ?
けしゃらんのほんわり可愛らしいロールから、一平太さん廻りの急展開驚きましたわぁ。
人の身で逢えたんは一番最初で、あとは囁くだけやったんは残念やったけど、可愛らしい雰囲気良かったですわぁ。

>夕顔さんは、うちの中で一番最近やなぁ。るがる方面ではいつもおおきに。
接点も多なかったし、人の身では逢えず終いやったんがなぁ。人里でわしわししたかったわぁ。
童女らしい、可愛くて構いたくなるような性格演出に、妖しの雰囲気流石の一言でしたわ。見ていて嗚呼ーってなるんは毎回のことやけど流石尊敬するお人でしry

(*6) polpo 2011/09/24(Sat) 02時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

―あやかしの宴―

[人とあやかしが入り交じるその席で、日向が話している。彼女自身の、声で。
身振り手振りが多いのは、声を失っていた時期の癖だろう]

うんうん、旨いねえ。
鶉をくれた、藤にも食べてもらわないとね。

[嬉しげに、日向へ微笑み返す>>76]

――ねえ、ひなた。
あんたは、やっぱり帰りたい?

[手を伸ばし、おさげ髪の先を何となく摘んで弄び]

(78) roku 2011/09/24(Sat) 02時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

もしも、こっちに残ってくれるんならさ、教えたいこと――連れて行きたい場所が、あるんだ。

薬草の生える場所。
金創に効くやつ、さ。

[ちらり視線を流す先には、藤之助の姿]

たかが狐が、人間に教わった薬。大妖の体をまるっと元に戻せるとは思わないけど、ね。
いくらかでも、癒えてくれればいいよねえ。

手伝ってくれるかい?

[明るい色の瞳を覗き込んで、問うた**]

(79) roku 2011/09/24(Sat) 02時半頃

【人】 巫女 ゆり

―隠世・幾年後―

はい…、はい。
わ、 ねえさまの子供に、ややが生まれたのですか?
それはそれは…! きっと、ねえさまに似て可愛らしい子でしょうね。見てみたいです。


…え? ……いいえ、雷門様。こちらに来たこと、後悔などしていません。
見聞を広めることが出来、愛する方と共にいられて、どうして後悔などしましょう。

…雷門様。もうここに来てどれくらい経つのかも忘れてしまいましたが…ここでの生活や、色々なあやかしの方々とお会いして、私、分かったことが沢山あります。
でもやはり一番に思うのは、人とあやかしは、そう変わらないのでは、ということなのです。

(80) narock 2011/09/24(Sat) 03時頃

【人】 子守り 日向

 わ……わ……!?
 泣かないで、泣かないでたまこちゃん。
 
[親友の頬にぽろぽろと伝う涙。
 思わず駆け寄って、手を伸ばす。
 自分の細指では拭い切れぬと知れば、たまこを包むように腕を回そうとした]

 こっちへの道を辿る途中でね、戻ったの。
 たまこちゃん………雷門様にお願いしてくれていたんだ。
 うれしい、ありがとう…ありがとう。
 
[いつもお日様のような笑顔が雨を降らせている、
 そんな顔を見ていたら自然と視界が滲んで。]

(81) azure_blue 2011/09/24(Sat) 03時頃

【人】 巫女 ゆり

楽しいことを分かち合うこともあれば、憎みあうこともあって。時には命を奪い合ったりもする。人同士、あやかし同士ですらそうなのですから、種族を超えて分かり合うことは、きっととても難しくて。

でも、あの年…私達がこちらにきた年、沢山、あやかしと人が心通わせましたよね。
あの時が珍しかったのかもしれませんが…、私は、人とあやかしは分かり合えると思っているのです。世界の隔たりは大きいけれど、いつかきっとそういう時が来れば良いと、そう思います。

ですから、その時まで、どうか…あの村の方々を見守って下さい。

…え? いつも見守ってやっているだろう、と?
ふふふ、「逢魔が時」のあの年は、すぐお山に帰ってしまったとお聞きしましたけれど?

…冗談です。ふふ、そんな顔なさらないでください。

(82) narock 2011/09/24(Sat) 03時頃

【人】 巫女 ゆり

――はい、お帰りになられるのですね。



今年も、青葉村に雷門様のご加護と、五穀豊穣をお与え下さいますよう。



[現世へと旅立つ山神へ、巫女であったときと変わらぬ祈りを捧げると、ゆるりと微笑んだ**]

(83) narock 2011/09/24(Sat) 03時頃

【人】 子守り 日向

 ねえ、たまこちゃん。私もお願いしていたの。
 “たまこちゃんが、沢山の人を幸せにするその笑顔のままで居てくれますように”
 “菊屋さんのお団子の美味しさが、青葉村の外にまで伝わりますように”

 もうひとつ――“ずっと友達で居られますように”……って。
 私は、こちらにに留まるつもり。それでも……
 
[一番の友達で居てくれるかな、と、
 おんなじ泣き笑いの顔で真っ直ぐにたまこを見詰め、おずおずと片手を差し出した。]

(84) azure_blue 2011/09/24(Sat) 03時頃

志乃は、ぱたんきゅうした(くーくー)**

polpo 2011/09/24(Sat) 03時頃


日向は、数字に弱すぎる絶望した!

azure_blue 2011/09/24(Sat) 03時半頃


辰次は、ゆりにむぎゅうした。

mikanseijin 2011/09/24(Sat) 03時半頃


一平太は、日向どんまい。

10347 2011/09/24(Sat) 03時半頃


日向は、一平太ちゃんありがとう…!

azure_blue 2011/09/24(Sat) 04時頃


【人】 門下生 一平太

 >>67たまこ姉さん…。
 うん、僕は今は此処に残るよ。
 ごめんね、たまこ姉ちゃん。
 そう言ってくれて僕も嬉しい。

[傍らに明之進が居るだろう。
それを承知で、声を出す。]

 でも、僕は世に遣り残したことがあるんだ…。
 我侭なことだけど、皆にお願いして―いつか戻ってくるつもりだよ。
 
 夢にまで見たアヤカシと友達になれて。
 この嬉しさを、残しておきたいんだ。

(85) 10347 2011/09/24(Sat) 04時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

―日向藤之助隠世道行―
 
  ――――あぁ。佳い月だ。
 
[隠世への道行。空に煌々と浮かぶ月を仰いだ音無しの娘が漏らす感嘆の音を受けて、鵺も自然に言葉を零した]
 
 あやかしだって唄を紡ぐさ。
 人の子のようにではなく、鳥のように獣のように、ではあるがな。

 ――ん? 日向、お前あれが見えるのか。
 あれは提灯ではなく鬼火だが……まぁ、役目は似たようなものか。

(86) ひびの 2011/09/24(Sat) 04時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[永いこと唄を忘れていた唇が紡ぐ初々しい旋律に耳を傾け
時折向けられる他愛のない問いに、いちいち答えてやるのは
きっと、隠世の大きな月に魅せられてのこと]

[月に狂うのは人の子だけではないと
かつて京の夜を恣に蹂躙したあやかしは知っている]

(――そうでもなければ)

[幾ら興味深い娘であり、芙蓉から託されたとは言え、己の正体を知る人の子と連れ立って歩く酔狂などあるものかと自らに言い聞かせ、狭間の路を二人歩いた]

(87) ひびの 2011/09/24(Sat) 04時頃

【人】 門下生 一平太

 ―また、青葉村にきたら、そのときはよろしくね。

[居なくなる、帰るという言葉を言わないように言葉を並べて。たまこ姉さんの手をぎゅっと握った。ちくりと痛む心に、口元だけを笑みを浮かべても、中では歯軋りに近い噛みかたをしていた。

僕、戻ってくるから、それまで待ってて―。
本当に戻れるか自信が無く―それは、言えなかった。]

 >>68明之進君、行こうよ。
 今はたくさん遊ぼう―!

[一旦たまこからを離れて、連れ立ってあやかしの里を巡り始める。日向や藤之助と会い、再開を喜ぶのは、そう間もないことだろう。]

(88) 10347 2011/09/24(Sat) 04時頃

【人】 門下生 一平太

― エピローグ ―

[あの後。あやかしの里に残るも、とある逢魔時より人里に戻った。

私の帰還はとても騒がれたものの、経緯が有耶無耶になったのは、恐らく顔を知る者が協力してくれたに違いなかったのだろう。

それから数十年の月日が流れていた。]

(89) 10347 2011/09/24(Sat) 05時頃

【人】 門下生 一平太

[私は幼顔と呼ばれた成人の頃を既に過ぎ既に老年となった、髪も大方白くなっていた。

あやかしの里の暮らしで理解したことは、恐らく私は里に馴染んでいる。そして、里に馴染むと大方はアヤカシになるそうだ。

しかし私が変化をしなかったのは、今は拒む意思の力だろうか、それとも里が待っていてくれたのだろうか、それはわからない。]

(90) 10347 2011/09/24(Sat) 05時頃

【人】 門下生 一平太

[それは明之進への、私と仲を良くなってくれたアヤカシたちへの、大きな我侭だった。

優柔不断なれど、まだ少し未練がある…それは、自分の夢のことや親しい人の事。

そして―私は人間としての生をある程度全うしたい―そう頼んだのだ。

永遠ではないにしろ人間により遥かに長い時を刻めるアヤカシが多く居る、故に言える言葉であると思う。

それでも、私は逢魔時にてあやかしの里への道が開く時は、事欠かさずに来訪していた。]

(91) 10347 2011/09/24(Sat) 05時頃

【人】 門下生 一平太

[その後、書き物として、アヤカシとの交流から彼らを紹介する本を作成した。数年に一度発行したそれは、概ね都会の商人や花魁などに人気が出たと聞く。

アヤカシを書き物として人間に紹介すること―本人達には許しを貰ってはいるが―これを是とするかどうかはアヤカシの中でも賛否が分かれるのではないか、と今でも私は思う。

そのことで何か恨まれても致し方ないかなと、今は苦笑している。現にそのお金で私は暮らしていたのだから。人間の暮らしを理解できるアヤカシであれば、なおのこと。]

(92) 10347 2011/09/24(Sat) 05時頃

【人】 門下生 一平太

[アヤカシの姿になったら、自分がどの様な姿見をしているかが想像がつかない。案外私の昔―そう、アヤカシを初めて認識できた頃の姿に戻るのか、それとも今の型なのか。それとも書物のアヤカシにでもなるのか。

長年触れ合っているとはいえ、矢張り想像の域を超えない。望むべくは彼らが、自分が望む姿がいいと思う。]

 しかし、だ。
 私の望むべく姿は―。

(93) 10347 2011/09/24(Sat) 05時頃

【人】 門下生 一平太

[次の逢魔時はもうそこまで来ている。今の作品こそ、私の絶筆になろう、これにて筆は置くのだ。
身支度は済ませてある。人の世に生きるも後僅か。もう未練は無い。

ああ、なんと私の我侭で卑しいことか。人間として幸のある生を送ったばかりか、そのまま輪廻の輪をはずれアヤカシとして次の世を生きようとは。
様々なアヤカシの、望む望まぬの様々な成立ちを聞いてから、なおいっそうのこと思える。私は恵まれすぎて地獄に落ちるべき存在なのかもしれないと、時折考えるのだ。]

それでも私は望む。自分のため、友のため。
隔世にて生きる、次の世に身を馳せているのだから。

[最後の句は、本のそれでもあり、自身のそれでもあっただろう。]

(94) 10347 2011/09/24(Sat) 05時頃

【人】 門下生 一平太

[―後世には。
 「変化に精通した男は、最期に自らが変化になった」と記された。
 かもしれない。]**

(95) 10347 2011/09/24(Sat) 05時頃

仁右衛門は、おはよ う。皆遅くまで、お疲れさん。

may-schnee 2011/09/24(Sat) 05時半頃


藤之助は、あ、旦那おはよう。随分久しぶりな感じがするねェ。

ひびの 2011/09/24(Sat) 06時頃


仁右衛門は、ほうほう。田中君に可愛い幼妻が出来たようだなあ。

may-schnee 2011/09/24(Sat) 06時頃


仁右衛門は、日向君もおはよう。一平太君が成長してて、何よりだ。

may-schnee 2011/09/24(Sat) 06時頃


仁右衛門は、>>-518はっはっはっ。

may-schnee 2011/09/24(Sat) 06時頃


仁右衛門は、|ω・`) ノ ミンナ オシアワセニ。

may-schnee 2011/09/24(Sat) 06時頃


仁右衛門は、 |ノ

may-schnee 2011/09/24(Sat) 06時頃


仁右衛門は、 |*

may-schnee 2011/09/24(Sat) 06時頃


日向は、先生をぐいぐい引っ張り出そうとしている。

azure_blue 2011/09/24(Sat) 06時半頃


【人】 子守り 日向

―いつかのどこか―

 ふーようさん!
 これ、でいいの? それともこっち?

[宴の日、帰りたいかと問う芙蓉には首を横に振り。>>78
 そしてまた時は流れ、芙蓉に誘われたのは薬草の咲く場所。]

 ……表面がさらっとしている方?
 分かった。書き留めておくね――頭の中に。 
 凄く不思議な香りで、初めて見る薬草だよ。薬の作り方も、私、知らなかったから。
 
[摘み取った薬草を簡素な木の籠に並べながら、 傍らの女性を見上げる。]

(96) azure_blue 2011/09/24(Sat) 06時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

―水面に映る影―

[ゆらゆらと、池に映る影が揺れる。
水面に落ちた葉が波紋となり、あやかしの姿をぶれさせた。]

俺、こんなに幸せになっていいのかなぁ。
……お前を失った悲しみで発生し、お前の仇も取れずにおめおめと存在している俺が、さ。

[揺れる影。かつての主の姿へと話しかけるは龍笛の化身。]

(97) mikanseijin 2011/09/24(Sat) 06時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

ゆりは、俺には過ぎた女だよ、本当。

[だからと言って、手放す気は毛頭ないが。]

あやかしの事情を聞いて、理解しようとしてくれる人間なんざ、なかなかいねえ。

――なぁ、正次。
俺は、お前を失った悲しさをゆりにわかってもらえた時、嬉しかったんだ。
誰かに自分の気持ちをわかってもらえたら、嬉しいもんなんだな。

俺が誰かの気持ちを理解できたら、そいつは喜ぶのかな…

(98) mikanseijin 2011/09/24(Sat) 06時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

でも…やっぱり簡単にあやかしと人がわかりあえるとも俺には思えねえ…
明みたいに、人とわかりあおうとして代償を払うことになっちまった奴もいる。人と敵対するあやかしもいる。

ゆりみたいな人間は、特別な存在じゃねえのかな…

[あやかしと人が関わって、不幸になった場合もあれば、幸せになった場合もあり。だから、関わるのが良いとも悪いとも、一概には言えなくて]

……俺にゃわかんねえ。

(99) mikanseijin 2011/09/24(Sat) 06時半頃

【人】 子守り 日向

 ね、ここってとっても良い場所………風が抜けて、涼しくて。

[瞳を閉じて深呼吸すれば、様々な草の香りが身体を抜ける。]

 また、連れてきて。それで、色々教えてくれる?
 芙蓉さんがいつか人間に教わったように、今度は私に。

 ちゃんと勉強して、それで…
 藤之助さん、良くなるといいよね―――。

[一面の緑の中、華やかな色の着物がふたつ、風に戦ぐ。
 穏やかな語らいは、隠世の空に響いて溶けた**]

(100) azure_blue 2011/09/24(Sat) 06時半頃

【人】 喧嘩屋 辰次

…こんな事でうだうだしている暇があったら、
ゆりの傍にいてやれよ、ってお前なら言うかなぁ…


[水面から見つめてくる主の顔は、困ったように笑っていた。**]

(101) mikanseijin 2011/09/24(Sat) 06時半頃

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