78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
セレストに1人が投票した。
キリシマに2人が投票した。
ヴェスパタインに13人が投票した。
フィリップに1人が投票した。
ヴェスパタインは村人の手により処刑された。
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カリュクス! 今日がお前の命日だ!
2012/02/06(Mon) 21時半頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
カリュクスが無残な姿で発見された。
ラディスラヴァが無残な姿で発見された。
キリシマが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、レティーシャ、ヒュー、ヴェラ、オスカー、ケヴィン、カトリーナ、セレスト、ペラジー、ヤニク、クラリッサ、コリーン、ドロシー、フィリップの13名。
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[ 七ツ牙穿つ禍津星 ]
(0) 2012/02/06(Mon) 21時半頃
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[ 七ツ牙穿つ禍津星 ]
(1) 2012/02/06(Mon) 21時半頃
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[太陽と女神の婚姻 太陽の寵愛たる七ツ牙 女神は牙へ己の破戒を注ぎ 鬼牙にして輝刃たる渾沌を生む]
(2) 2012/02/06(Mon) 21時半頃
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[倦まれし渾沌はやがて 総ての神母為る陽凰の翼に誘われ――]
(3) 2012/02/06(Mon) 21時半頃
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(・・・以降の記録は、零に還されている。)
(4) 2012/02/06(Mon) 21時半頃
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―― Side 橙青:withオスカーと夫妻と… ――
[いくつか橙と青で会話をしていただろうか、しかし、やがて――]
橙『あっ…』 青『あっ』 橙『ムラサキ…』 青『ぱーんした?』 橙青『『ムラサキぱーんした?』』 橙青『『ぼくらもはやく』』 橙青『『ぱーんしないと…』』
[何故か、ぼんやりと上の方を見る二体があった**>>4:338]
(5) 2012/02/06(Mon) 21時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/06(Mon) 21時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/06(Mon) 21時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/06(Mon) 21時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/06(Mon) 21時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/06(Mon) 21時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/06(Mon) 21時半頃
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……ん?
[足元に、何かが転がってきた。 凡そ三頭身。色彩は水色]
なんだ? 私が地表まで叩き落としたからか?
…随分と小さくなったあじゃあないか。"義兄さん"。
[蹴上げて片手で摘まむそれは、『水色』の恒星の破片。 まるで可笑しくて仕方がない様にそれを手に取る]
(6) 2012/02/06(Mon) 22時頃
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何故ここにいるのかは知らんが。
┯┛┝┨┿┨┯┓┣┓┗┥′。引
丁度良い。 一仕事、手伝ってもらうぞ。
無論だが、拒否権は無い。
[星式が紡がれると、小さな水色の恒星が、視えない糸で縛り付けられる。 そのまま行先をひとつも告げる事なく、抵抗があれども無視して。 イェル=ゥラの大地から、死と破壊の翼を広げて飛び去って行った]
(7) 2012/02/06(Mon) 22時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/06(Mon) 22時頃
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…しまったな…。
[ペラジーは困っていた。 『セレスト』を先に逃がしたはいいものの、土地勘も無ければ集合場所も決めていなかったため、どう探したものかと首をひねる]
…多分間違いないと思うんだけど…まだあの子がセレストと決まったわけじゃないしなー…。 となると、「セレストー」って呼びながら歩き回るのもなぁ…。
[…と、なれば…]
(8) 2012/02/06(Mon) 22時頃
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天使ー てーんしー 天使サマやーい
[コレしかないだろう]
(9) 2012/02/06(Mon) 22時頃
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[天使を連呼しながら歩き回る様は中々危ないモノがあるかもしれないと思いつつも、これ以外こちらの存在をアピールする方法が思いつかないのだ。仕方ない。 ペラジーは半ばめんどくさそうに「天使」を連呼しながら、彼女たちが飛び去った方角へと歩いていった]
(10) 2012/02/06(Mon) 22時頃
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『『『『おい、執行者《エピディミオス》』』』』
(11) 2012/02/06(Mon) 22時頃
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―― 港 ――
[>>4:312ケヴィンにも答えはでないらしい。 答えなんて、はじめっからないのかもしれない。]
……?
[>>5ちびっこが何か言ってるけど、どういう意味かわからない。]
お前まで、どっか、いくの?
[ぱーんだなんて。 そのまま、消えちゃいそうなこと。
いつまでも座り込んでいても仕方がないけど、 立ち上がったところで行くところもない。 静かに振り続ける天空を、見上げていた。]
(12) 2012/02/06(Mon) 22時頃
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………………難聴か。 何やか空耳が聴こえたなぁ?
[それは虚空(そら)。響く四つの禍の聲。 翼のはためきは留まることなく、その聲の聴こえる方角へ、奇しくも向かい続ける]
(13) 2012/02/06(Mon) 22時半頃
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『ああ、饕餮さん―……呼べたか。』 『ああ、声は届いた。選ぶかはヤツ次第。』 『ああ、どういう風の吹きまわしだ?』 『いや、気になっただけよ―』
(14) 2012/02/06(Mon) 22時半頃
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『―……小物《ヒト》の望む破滅が。』
(15) 2012/02/06(Mon) 22時半頃
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――ドゥ・シアーラ――
『星ィ? 南極星《セレスト》のお仲間ってやつかァ、チビ。ぱーんってェ、弾け飛びでもするんかァ? それを"しないと"っつーのは、どういうことでィ』
[黒龍は問う。 己の身が弾け飛ぶのが仕事など、生きて解放を望む龍には理解の及ばぬことだった。]
星であるお前が、何故崩壊を望む?
(16) 2012/02/06(Mon) 22時半頃
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星の癌《ダニ》め。 四凶雁首揃え、面白い事を企む。
[声は確かに届いた。 しかし、死女神は未だ声を返しはしない。 それこそに、"アレ等"は、どういう風の吹き回しだろうか、と、斜に構える様に"奴等"の動きを"観察"していよう。と。
解放を待つ禍へと、死女神は翔ぶ]
(17) 2012/02/06(Mon) 22時半頃
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俺は……俺は―
(18) 2012/02/06(Mon) 22時半頃
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―……俺は強くなりてェ…ッ
(19) 2012/02/06(Mon) 22時半頃
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ヒューは、ドゥ・シアーラのあばら家に身を潜めている。
2012/02/06(Mon) 22時半頃
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『饕餮さん、その企みが潰えた― つまり、この飛雲とやらが単なるヒトに過ぎなかったときは?』 『ああ、羨ましい羨ましい。翼持つ者にすべてを委ねて撤退しよう。』 『すると―……匣か?』 『ああ、我らの匣を解放しよう。アレと我らは対立しない。』 『ああ、いがみ合いつつも対立はしない。』 『ああ、我らはまた寄生先を見つけるだけ―』
(20) 2012/02/06(Mon) 23時頃
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― ドゥ・シアーラ 海上 ―
[死女神が現れた空。 そこは、次なる匣《BOX》の封印が解かれると預言された地。
――ぶんっ。
死と破壊の翼が、海の上で一際大きく羽ばたく。 その時、死女神の手により、イェル=ゥラから連れてこられた、 『水色』の恒星が海の中心に勢いよく投げ捨てられる]
(21) 2012/02/06(Mon) 23時頃
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『『『『ああ、ここだここだ。執行者《エピディミオス》』』』』
[その卑しき声が響くのは酷く内陸。近づいてはいるようだが。]
(22) 2012/02/06(Mon) 23時頃
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小五月蠅い癌《ダニ》だけに限らん。
お前も何やら妙な事を企んでるな?
二つ程、お前も分け身が爆ぜ死んだ事は把握済みだ。 あれ程外宇宙《そら》に連れ戻そうと躍起になった太陽《サイモン》を。 お前があの時、破壊するも辞さなかった>>1:923を解らいでか?
殺してなどやらないさ。 黒曜も、鮮血も、貴様を死には至らせない。
…暫くの間、海の底で活かさず殺さずを味わうがいいさ。
(23) 2012/02/06(Mon) 23時頃
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ヒューは、獣の香りを匂わせつつ移動する「何か」に乗っている。
2012/02/06(Mon) 23時頃
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╂┨┷┛┗┨┯┥┯┛┝┨$kえ竜巻 ┗┛╂┨┗┨┯┥┯┛┝┨&X河の残像 ┗┛┷┛┣┓┝┫┗┫┰┨@旋の頂天 ┯┛╂┥┯┓┗┨┝┓┷┥℃の氷塊へ ┿┛┻┥┯┥╋┓┷┥┰┫¢高トを誘え ┗┓┗┨┯┥╋┓┿┨┠┛#齔Fの大地 ┿┥┝┓┗┨╂┫┿┨┠┛$ッを終へ染めよ
(24) 2012/02/06(Mon) 23時頃
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°竓Eに還る死結の嵐停
≪Eternal Force Brizzard≫
[ 小さな恒星を介して、街中に途轍もない吹雪が巻き起こり。 ドゥ・シアーラから臨む大海原が凍て付いた ]
(25) 2012/02/06(Mon) 23時頃
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[だが――>>25]
水『なーんちゃって』
[その凍てついた大海原は、中央から融けて《割れて》いく]
(26) 2012/02/06(Mon) 23時頃
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『……吹雪が凄まじくて。何も聴こえんなぁ』
[卑しき声に返る、この上なく嫌味な言葉。 それは、総てを銀世界に染め上げる吹雪の中心、その上空]
(27) 2012/02/06(Mon) 23時頃
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[笑う。嗤う。水色が嗤う]
水『きゃははははは!!』 水『なんだ』 水『まだまだわかってなかったんだね』 水『ボクにも意志があることに』 水『オマエは敵と認定している』 水『言う事聞くわけ ナイジャナイ?』 水『うふふふ そうだねえ』 水『ボクはオマエにじゃあ聞いてあげよう』
[それは、割れる氷を伝うように上がってきて――]
(28) 2012/02/06(Mon) 23時頃
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『ああ―凍る。』 『ああ、割れていく。』 『ああ、我らは凍る大地を赤く染める。』 『ああ、それだけだ。』
[ドドドドドドド、氷の割れる音に重なり 獣の足音が港町に響く。]
(29) 2012/02/06(Mon) 23時頃
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『死ぬって ナアニ?』
[にっこりと愛らしく笑って 次の瞬間]
[ カ ッ ]
[例によって大爆発したのであった――最も、それで何かの封印はとけてしまったりするのかもしれない]
(30) 2012/02/06(Mon) 23時頃
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レティーシャは、制架式-セイカシキ-がどこかで発動した気がした。
2012/02/06(Mon) 23時頃
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……ふっ。『底』を溶かすには遅すぎるよ。
[然し、中央から融けて《割れて》行く大海原。 それを眼にしても、死女神の皮肉気な笑みが崩れる事はなく]
解放させて貰うぞ。
(31) 2012/02/06(Mon) 23時頃
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― オアシス《EDEN》へ ―
[北極星《シメオン》の想いが残る場所に、向かい始めた。 南極星《セレスト》の手をぎゅっと握って…。 その耳に声>>9が届いたのは、きっと出発してそう経っていない頃だろう。 そうでなければ歩いている声なんて離してしまって届かない。]
ねえ、セレスト? アンタ…今、あたし呼んだ?
[”天使”と呼ばれたのはセレストだけだと思っていたので、 ふと留まって、まじまじと南極星《セレスト》の顔を見て問う。
違うと聞けば、怪訝そうな顔をして。]
つかさ、天使とか呼ばれんの、痒いんだよね…。
[空いた手で、かし、と銀をかいてあたりを見回した。]
(32) 2012/02/06(Mon) 23時頃
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死とは――
[笑う、嗤う。恒星が嗤う。
割れる氷を伝う様に上がるそれの目の前には。 監督者《エピスコポス》の消滅により、 行方が知れなくなったはずの巨大な黒曜の大剣]
(33) 2012/02/06(Mon) 23時頃
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最も素敵な眠りだ。
[にっこり愛らしく笑うそれに、笑いかえし]
[ カ ッ ]
[吹雪と裏腹に、大爆発が巻き起こり、 その爆風の中心を落ちていく黒曜は更に奥底。
未だ完全に解け《割れ》きらない層へと至り――]
(34) 2012/02/06(Mon) 23時頃
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―― Side 橙青:withオスカーと夫妻と… ――
[オスカー、ケヴィンが問うのにはこう答えるだろう>>12 >>16]
橙『ぱーんはばくはつ』 青『ぼくらばくはつして七つにわかれた』 橙『だからもういっかい爆発しなおす』 青『今またミズイロぱーんした』 橙『ぱーんしたね…どうしよう』 橙青『『ここでぱーんするとご迷惑が』』
[いささか異なる常識に生きているのは間違いなかった]
(35) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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『ああ、死とは甘美なる営み』 『ああ、死とは快楽の園』 『ああ、死とは月光の裏』 『ああ、死とは太陽の黒点』
[―………黒き影を背負いつつ、獣から降り立ったのは 例のヤクザ。というより、話しているのは胸の4対。]
『死を知りたいか。知ると戻れない。それでもいいか?』
[沿岸から海を見ている。]
(36) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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クラリッサは、比較的知能指数の高い黄色と緑色が行方不明なのも意味不明な原因だろう**
2012/02/06(Mon) 23時半頃
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[――――パキィ!!]
解放しろ。 禍、第二の匣《BOX》。 "悦虐"。
[深海の奥底から、海原が緋に染まりゆく。 まるで、星が鮮血を流すかのように、それは瞬く間に、大地を隔てた海であろうが、その総てを真紅に染める。
鮮血の海の中で生息する事の敵わない総ての海の生命が息絶える。 その膨大な星命《テュケー》の総ては、遠く隔てた南極星《セレスト》の元へと注がれる事も無く、鮮血の大海原を揺蕩う]
(37) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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…見つからないわね…。 んー、困った。
[かしかしと頭を掻く。 思いのほか遠くへ向かっているのかもしれない。 だとすれば、早く探さないと余計に合流など難しくなる]
あー、もう!
(38) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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ムダチチエンジェルどこいったー!!
[ヤケクソ気味に叫んだ]
(39) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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――。
[ふと顔をしかめて、宙《ソラ》を見上げた。 なにか、空気が変わった気がした。 なにか、失ったものがあるような、気がした。 なにか…歪んだ気配もぽつりと消えた気がした。]
ちょっとごめん。
[ふわりと降りて星刻図を浮き上がらせる。 一つ、強点が離れた場所で黒く煌く星と共に弾け、 そして、さっきまでいた場所…海の方でも二つ、灰色の点が弾けた。]
(40) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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これは、クソガキ達…? あいつら、世界を脅かすまででは…なかったってこと?
[はじけた灰色は光一が姿を変えたときに感じた禍々しさと同じ気配。 やはり、それ以上の脅威が存在―]
だよね。
[あの時現れた、クソガキ達の上に立っていた者。 それを思い出して眉を下げた。]
(41) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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……今の奴もまた爆ぜ死んだか。 死にたがりが。
[あの程度の小さな存在。 星式を紡ぐなり、死女神《アトロポス》として、"死の権限"を奪うなり、 従わせる手は幾らでもあれども、それを怠った手落ち]
まぁ。構わん。 第二の匣《BOX》は、通常水に融けて形を為さぬ物。
それを貫く為の利用目的に、何の支障も存在しなかった。
[――バサァ。 その背から広がる翼に、もう一対。
赤に染まった大海原には、星命《テュケー》の澱んだ輝きが映えていた]
(42) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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ごめん、こんなとこにいる場合じゃなかったね、 早く北極星《シメオン》のとこに行かないと。
[そして、再び舞い上がろうとして…ナンカキコエタ>>39。 ぶちぃ。 瞬間、こめかみに怒筋。
いや、まて、でも呼ばれたのは自分じゃないかもしれないから。 おちつけ。
おちつけ。
おちつけ……。
大きく息をすって…はいて…。]
(43) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/06(Mon) 23時半頃
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爆発、って…… それで、無事、なのか…?
[>>35心配にもなる。 消えていく光一の姿が思い出されて、ぞくっとした。
まるで常識の通じない世界なのは、もうわかってたけど。]
[>>39ついでに、なんか聞こえた。 元気だったなら、無駄な乳なんかないって叫び返してたんだけど。]
ペラジー…?
[乱闘にあった声。 無事、だったのか。]
(44) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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『久しいな執行者《エピディミオス》』 『監督者《エピスコポス》が堕ちたらしいな。』 『ああ、貴殿の眷属も堕ちた。』 『―……我々が貴殿の傘下に入っても良い。』
[沿岸より―]
『我の交換条件を2つほど飲んでくれるなら。』
(45) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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『『『『―……次第によっては匣を進呈しよう。』』』』
(46) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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『監督者《エピスコポス》無き今。 終末《ハルマゲドン》の為、この黒曜の剣は今ひとたび、 私自らが奮う事にしよう。
先程から何やら。お前もまた妙な事をしていた様だが――
半辺天《オトメ》。 お前の言う、"アテ"とやらは、"アレら"だろう?』
[聴こえる煩わしい四つの聲。 肩を竦めながらも、条件と言う言葉に眼を向けて]
(*0) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
|
|
[彼女と、彼女に宿る其れは、黙って男達のやり取りを聞いている。 此方へと目を向けた少年の瞳に光るものがあれば、少年が落ち着く迄また背を撫でてやるだろう。
あれだけ不機嫌にしていたアリィが、口を開いたのはかなり時間が経った後の事だった。]
(47) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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『……星の癌《ダニ》。 お前がこの私に膝を折る? 随分と面白い冗句を聴かせてくれるじゃあないか。 おぉ怖い。寝首を掻かれてしまうなぁ』
[上空より―]
『匣か。 悪くない話だ』
(48) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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『次第を話せ。死女神《わたし》はこうみえて寛容だ』
(49) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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|
少女誘拐局部肥満天使ー!!
[もはや『気味』でもなんでもなく、ヤケクソだ。 死かも、「誘拐」扱いである]
…これだけ叫んでもダメかぁ…。 んー…コレは地道に探すしかないかしらね…?
[高い岩の上に立ち、空を、周囲を見渡すが、ソレらしい影はわからなかった。 …尤も、ペラジーがそういった探しモノが苦手、というせいもあるが…。 そこで、ふと気がつく]
…あ、そうだ…ちょっと、アンタ!
[手の甲に刻まれた紋章…ライトニングへと語りかける。 返答は半ば期待していなかったのだが返答がある、一応会話は出来るらしい]
ぉー…。
[その事実に感嘆の声を漏らす。ここに導いたのは「彼」なのだから、彼に聞けば「目標」がどこにいるのか、わかるかもしれない]
(50) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
|
|
『ああ、渾沌さん』『ああ、饕餮さん』 『ああ、窮奇さん』『ああ、檮杌さん』
[沿岸に黒い気が充満する。]
『ああ、我らと貴殿―利害は対立しない』 『ああ、ひとつ。大極の巻物はどこへいった?』 『ああ、あれは拙い拙い』
[それはシメオンが飛雲から剥ぎ取ったあの。]
(51) 2012/02/06(Mon) 23時半頃
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|
『そして―この男、飛雲と立ち会ってはくれないか。』
『ああ、見込がないと思えば我らは次の星《ヤドヌシ》を探す』 『ああ、こんな小物《ヒト》に肩入れしても仕方がない』 『ああ、だが、我らの人形《ヒトヌシ》の中で一番近い。』 『ああ、我らの持つ匣《SHIT》に一番近い。』 『ああ、この男が貴殿に血でも涙でも汗でも良い。』 『ああ、一滴でも流せたら―彼に力を。 』 『ああ、立ち会うだけで我らは軍勢を出そう。』 『ああ、貴殿を斃すことは出来ぬだろう。』 『ああ、だが我らは見たい小物《ヒト》の望む破滅を。』 『ああ、見込がなければ捨て置けばよい。』
(52) 2012/02/07(Tue) 00時頃
|
ペラジーは、「声」に従い走る。ほどなくして、少女をぶら下げた天使の姿を見つけたか
2012/02/07(Tue) 00時頃
|
『『『『ああ、彼の嫉妬《SHIT》が及ばねば我らの見込違い』』』』
(53) 2012/02/07(Tue) 00時頃
|
|
――三つ確認させてくれ。
[どうにも散漫な星のさざめきに、重く息をつく。 質疑応答が可能なのはわかった。あとはこちらが細かく質問するのが、近道だろうと。]
一つ。先程大地が隆起したのは、星の力か。 二つ。お前たちは爆発したいのか。 三つ。それはお前たちの意思で爆発できるのか。
[あの攻撃は大きな力であった。それが更に爆発という強大なエネルギーの放出に変われば、威力は絶大と言っていいだろう。 そして彼らは爆発"しないと"と言い、"ここで爆発すると迷惑がかかる"と言っている。 つまりそれが最終的な望みで、コントロール可能だという事ならば、彼らの能力を最大限に行使できるところで弾け飛んでもらうのが、最良手に思えた。 質問にすべてイエスは返るのだろうか。]
(54) 2012/02/07(Tue) 00時頃
|
|
[ちびっこが大丈夫、っていうんなら。 ずっと抱き抱えてても迷惑だろうと、ちびっこを下ろしたんだけど、]
ぁ、
[>>37匣が開く音が、 聞こえた。 直後、海の生命の断末魔が、俺の全身を震わせる。]
―――――ッ!!!!
[耳を抑えるけど、それで声は小さくなるわけもない。 耳で聞いてるわけじゃ、ないんだから。
背中の温かい手に、思わずすがる。]
(55) 2012/02/07(Tue) 00時頃
|
|
『私が知るか』
[ひとつ目。それはとてもにべも無い即答]
『大方、大極図《アレ》の封印を施されていたとみる。 それの探索の手間を掛ける暇は未だ無い。
ふたつ目は』
(56) 2012/02/07(Tue) 00時頃
|
|
[またなんか聞こえた>>50。]
少女?
[傍にいる南極星《セレスト》を見て。]
誘拐?
[首を傾げた。]
天使?
[ばさり、背中の翼をはためかせた。]
局部肥満?
[自分の胸を見た。 まちがっても、肥満じゃない。バランスの取れたいいチチである。
ぶちぃ。]
(57) 2012/02/07(Tue) 00時頃
|
|
アタシはチチデカでもユーカイ犯でもないわよっ!
[空に向かって大声で反論して、大きく息を吸ってはいた。]
ごめん。いこ、セレスト。
[怒りを吐き出してすっきりした表情で、南極星《セレスト》に手を差し出した。]
(58) 2012/02/07(Tue) 00時頃
|
|
『オスカー。』
[カトリーナの姿のまま、呼び掛ける。 ナジのお陰で、どこから声がするのかと少年が慌てる事も其れほど無いだろう。]
『……。 アンタ、私に何か言う事あるんじゃ無いの?』
[沈黙があったのは、喋り始めの言葉に迷ったため。
自分で連れてこさせておきながら、浄化の焔とやらについて、自分からあれこれ問う事は彼女のプライドかわ許さない様でした。]
(59) 2012/02/07(Tue) 00時頃
|
|
『――良いだろう。
その男《ヤドヌシ》に、果たして。 お前達の望む程の嫉妬《SHIT》が備わるかは私も知らん。 余りにも脆弱なれば、ただ零に還るのみ。
だが、大極図。あれは知らん。
それを赦すならば、お前達の凶星《ヤドヌシ》を試すのも吝かではないよ』
(60) 2012/02/07(Tue) 00時頃
|
|
[爆発を恐れるような声が、傍らの少年から聞こえた。 が、しかし。あれだけ刃を向けた皓《シロ》の堕天使を救い目覚めさせこの少年に一目会わせようとしたように。 この男は、それが望みの一つであれば、手を出したくなる厄介なお節介だ。
少年の背を撫でる妻の姿を見やる。 優しさ《アイ》の手は、きっと彼女が伸ばしてやれる。]
(61) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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|
『試すか? お前達の見込む嫉妬《SHIT》と破滅を』
(62) 2012/02/07(Tue) 00時頃
|
|
あ、いた。
[天使の血管がぶちきれたところで、丁度その姿を視認する>>57]
おーい! ムダチ…天使ー!!
[つい先ほどまでの勢いでムダチチと言いそうになりながらも、あわててその部分は引っ込めつつ、叫ぶ。 声から、先ほどの暴言の正体がペラジーだと、天使にはわかるだろうか。 空に木霊する彼女の叫び>>58を聞きながら]
(十分デカいじゃん…)
[一度舌打ちしてから彼女たちに駆け寄った]
(63) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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『ああ、それで構わない。』 『ああ、ただ―彼は飛べぬ。我らも飛べぬ。』 『ああ、地上で戦ってやれ。それでも良いハンデよ。」
[黒い気が飛ぶ。]
『ああ、我は龍《ヘビ》が嫌いだ』 『ああ、我は鳳凰《ニワトリ》が嫌いだ』 『ああ、寝ぬ生き物を我らは知らぬ』
(64) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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[さて。 ペラジーと別れた斉花は、果たして何処で何をしていたか――……]
(65) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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― 王都 / セヴィアルファ城 / VIPルーム(露天風呂付き) ―
―――――〜〜〜〜〜んぅー、
[安楽椅子に腰掛け、投げ出した素足を使用人にマッサージ させていた"勇者"が、気持ち良さに声を上げる。]
はふ…… 歩きっぱなしで疲れてたから…… っあ、 そこ そこそこ もっと強く、 ふぅ
[息を吐いて、眼鏡の位置を直した。 マッサージを続けさせたまま、Blaze Note -聖火の書-を読む。]
(66) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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[この城の主とセイクリッドは知り合いだった、らしい。 自分は覚えてないが、訪ねた際には快く歓迎してくれ…… この寛ぎようである。]
しかしまあ。やっぱりここが、最後の砦だったか。 さすがといえばさすが、当たり前と言えば当たり前、だけど。 ――……フィリップも、頑張ってくれたのかな。
[水源を川に頼らぬ王都>>3:221には、異形が発生していない。 (斉花は知らないが、これはフィリップが過去を変えた結果だ。) 元から豊かな国力も蓄えており、現在は難民の受け入れも 行っている。>>3:222 しかし、無論それだけでは護りとして余りにも心許ない。 結界も貼られてはいる>>1:187が、簡易だ。]
で、準備はできたの? できた? ……そう、優秀ね。じゃあ、起動させちゃいなさい。
(67) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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――…… "Blaze Wall -風雲焦がす聖火の城砦-" を。
[それは、かつての勇者が遺した聖火の燈跡《フラグメンツ》の一つ。]
[王都中を張り巡らせるように配置された噴水や彫像、時計台や 鐘、聖堂の十字架など、様々なオブジェが一斉に金の焔を灯す。]
[王都の加護が、力を増す。 押し付けがましいまでの聖性――勇者の真骨頂である。 もしかしたら、ここの城主には毒かもしれないが気にしない。]
……これで、雑魚は寄れないと思う。思うけど。 一応、王都への人の出入りはちゃんと管理するようにはして。
(68) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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……ああ、でも。
私を――セイクリッド・レティーシャの名を、直接訪ねて来る 輩はとにかく全員、ここまで通しなさい。
[それだけ言いつけて、ふと、窓の外に広がる空を見た。]
(69) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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ソラが――
[宇宙《そら》の監督者《エピスコポス》の気配が、 ――薄れていく。>>4:212]
……そう、そうか。そうなのね……エリクシエール。
[ヒカリが散った――…気がした。>>4:220>>4:336]
(70) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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……かつての私の《観測》は、貴方には優しくなかった。
[彼に対して――死ね、と。言ったような物だ。>>3:436]
けれど貴方は、【運命を受け入れた】。 未観測の可能性-ゼロ-を齎した……
[かつての自分と彼は、トモダチ《絆》だったのだろうか。 ……自分の性格の悪さに誰よりも気付いていたのは彼だった。 そんな気もするのは、彼がある種の《同類》だった故か。 自分が目覚めてから、彼と会う事は無かったけれど――]
[願わくば。 この時代の彼がトモダチ《絆》を手にしていた事を望む。]
(71) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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[その後の爆発>>4:338には、]
――……チッ、汚い花火ね。
[窓に向けていた視線を、本に戻した。]
(72) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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[が、それも刹那のことか。 星の答えは得られたかどうか、それを受け取る間もないまま。 耳を塞ぎ、カトリーナの腕に縋るの少年に意識を向けた。]
『どうしたァ、おチビ! また、何か聞こえてんのか、お前、何が――』
[海風が、血の臭いをどろりと運ぶ。 その空気は、局地的に、ほんの一瞬だけ吹いた吹雪のせいで、ぞくりとするほど冷たい。]
(73) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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『『『『寝込みとともに襲う―我らが宿敵を』』』』
[そう言いつつ、黒い気が4つ飛ぶ。 それは彼らの言う龍《ヘビ》と鳳凰《ニワトリ》を狙う。 ―寝込みとともに襲ってくるだろう。]
ウゥゥゥゥゥ!!!ガルゥゥゥゥゥ!!!
[101匹の犬《レザボアドッグス》が。 立ち会いの約束通り―まずは前金として力を貸す。 総大将はテリーとドリー。四凶が憑依している。]
(74) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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レティーシャは、強固な守護に包まれた王都の中。安楽椅子勇者。**
2012/02/07(Tue) 00時頃
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『さぁクソ龍《ヘビ》』『さぁクソ鳳凰《ニワトリ》』 『『『『―……次の敵は我らの尖兵よ』』』』
(75) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/07(Tue) 00時頃
ヒューは、ヴェラに対して身構える。よくわからずに。
2012/02/07(Tue) 00時頃
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『『『『……放馬過來(かかってこい)、飛ぶ者よ』』』』
[そうして、獣たちは龍と鳳凰の寝込みを待つ。]
(76) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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[ちょっとまえのこと。]
いう、こと…?
[>>59声は、アリィだ。 急に言われてもなんのことか…]
…………… ぁ。 アリィって、もしかして…… すごい鳥、だったり、する?
[俺の認識では、人についてて、人形にもなれるすごい鳥、だったんだけど… もしかして、]
浄化の焔《クレマツィオーネ》、とか。 ……使えたり、する?
[その話が満足にできないくらいで、匣は開かれてしまったんだけど。]
(77) 2012/02/07(Tue) 00時頃
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[海からの悲鳴が。断末魔が。 俺が引き裂かれそうな、絶叫の中、俺を保ってるのは、優しい手。 両親ってのがいたなら、こんな感じだったのかなんて、思ってた。]
うみ、 が …… っいのちが……!!
[>>73耳を塞いでた手を、海へ。 赤く濡れた死の海を、さした。]
匣が、開いた……!!
(78) 2012/02/07(Tue) 00時半頃
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な……なんだかよくわからんが、俺はテメェとやるんだろ?
[四凶《ダニ》どもは手助けしない。 ぶつけるのは飛雲の心根《SHIT》のみ。]
俺は強くなりてェ……だから、やってやんよ!!
[もちろん、勝てるわけがない。 血か涙か汗を流せば良い―それも大変なことだ。]
(79) 2012/02/07(Tue) 00時半頃
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……放馬過來(かかってこいや)!!!
[沿岸から叫ぶ。]
(80) 2012/02/07(Tue) 00時半頃
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『あぁ、良いともさ。 弱者を無駄に甚振る趣味は無い。
試す以上は、地べたに降りてやるさ』
[死と破壊の翼をたたむ様に、視線の先。 沿岸より滾る黒い気の方へと降りたとうと、した時。
死女神の魂に、少年の震えが伝わる>>55。 その耳を抑え、恐怖から縋る両手を伝い。 その指が、遠く、足元を指した>>78]
(81) 2012/02/07(Tue) 00時半頃
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しゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
[速攻で降り立つ姿に向かい狙うのは―股間。 男性でも女性でも関係ない。狙うのは不意打ち。]
(82) 2012/02/07(Tue) 00時半頃
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…………。
[いざ沿岸に降りたとうとしていた死女神が。 一瞬その羽ばたきを鈍らせたが。 黒い気の、その目の前に降り立つ]
(83) 2012/02/07(Tue) 00時半頃
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ヒューは、ヴェラに蹴り足を踏み出した。
2012/02/07(Tue) 00時半頃
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……放馬過來(こい)。
[即座に迫るは不意打ち。翼を広げれば回避は一瞬。 しかし手間を掛ける。 瞬時に体を開き、鉄肘を突き出しての一歩の突進。左拳を握り]
(84) 2012/02/07(Tue) 00時半頃
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オスカーは、ヴェラの姿は、翼で彼女とはわからなかったか。
2012/02/07(Tue) 00時半頃
オスカーは、ヴェラのガントレットは、『声』の伝達を助けはするが、防ぎはしてくれず。
2012/02/07(Tue) 00時半頃
オスカーは、問われれば感じ取った異変を伝えて、悲鳴に耐えるよう身を縮めた。**
2012/02/07(Tue) 00時半頃
ヴェラは、ヒューの様な、手段を選ばない手合いも嫌いではない。口端を釣りあげる
2012/02/07(Tue) 00時半頃
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ぐげっ……!!
[左肘を合わせられ、顎に直撃する。 ぐらり―……揺らめく景色。だが―]
ほあたァァァァァァァァァァ!!!!
[食らいつつもカウンターで右のハイキックを狙う。]
(85) 2012/02/07(Tue) 00時半頃
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[おーい。 呼ぶ声が聞こえた>>63。 さっきの白いフードの人物だと見止め、追いつくのを待った。
そのとき。]
あ、あ…あぁ…。
[新たに禍が解き放たれた>>37のを感じて、 ぞわっとしたものが背を駆け上がる。 また、星の悲鳴が聞こえて自分の肩を抱いた。]
くるし、い。 なんとか、しなくちゃ…壊れちゃう。
この星が…こわれ、ちゃ…。 おねがい、これ以上は、もう…。
[胸の前で手を組んで、新に解き放たれた禍が広まらぬように祈る。 リングの虹色の石が、ほわりと暖かな光を帯びた。]
(86) 2012/02/07(Tue) 00時半頃
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……っ!
[更なる苛烈な反撃も織り込み済みだ。 左拳が迫る右足を撥ねつけるが、瞬間の衝撃に、破壊のガントレットが微かな痺れを起こす]
馬鹿力だな。 未ださっきの酒の酔いは醒めてないのだろう?
[青褪める程に酒を呑んでいたとは思えない程の精緻さ。 微かな痛覚を覚える左手を払いながら二歩引き下がり追撃を待つ]
(87) 2012/02/07(Tue) 00時半頃
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東方の野郎はよォォ!!酔えば酔うほど強くなるんでィィ!!! わかったかこの巨峰《パイオツカイデー》姉ちゃんよォォォ!!!!!
[そう言いつつ、右足を下ろして右拳を振りおろす。 ―………もちろん仕込んでいます、何か《メリケンサック》を。]
(88) 2012/02/07(Tue) 00時半頃
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なるほど? 直に触れればよく解る。
やはり私の見立て通りじゃあないか。
この男《ヤドヌシ》の凶運《ナッシング》も。 四凶《ダニタチ》が揃った影響に寄る物が大きいだろう。
尤も、元々の資質も大なり小なりあろうが。
日常的には関わり合いの遠慮したい手合いだな。
[独り内心で呟きながらも、運ぶ足、迎え撃つ拳は軽やか。 総てを零に還す死女神の力を使うつもりは今の所ないらしい]
(*1) 2012/02/07(Tue) 00時半頃
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ドロシーは、目を見開いた。
2012/02/07(Tue) 00時半頃
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『普通では、無いと思うけど…。 その、浄化の焔《クレマツィオーネ》とやらなのかは、よくわかんないわね。』
[うーん、と小さく唸る声が聞こえた。]
『原始の焔《アスル》という呼び名なら、聞いた事あるけど。
まぁ、燃やせ無いものは、無いわよ。本当はね。 この状態で、何処迄の焔が扱えるのかが…』
…すみません。
[思わず頭が下がる。 自分が不出来な所為であろうからだろう、と。]
(89) 2012/02/07(Tue) 00時半頃
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ヒューは、どこまでも卑怯者だった。
2012/02/07(Tue) 00時半頃
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……ココハ?
[桃 茜は不思議そうに周囲を見渡す。思考が上手く働かない。感情が薄れているというか、不思議な感覚。]
(90) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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酔拳閃士《ラオドランクファイター》等。 時代遅れなんだよ。東方は。
[―………何か《メリケンサック》が仕込まれていた。 キィン!と甲高い金属音が響き、左拳のガントレットが地面に叩きつけられる。 よほどに悪い当り具合だけでない。衝突の瞬間《インパクト》も最悪の間合い]
……凶運《ナッシング》。
[まさかガントレットが外れるは想定外。面倒臭そうな舌打ち]
(91) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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ふふ……当初の計画とは少し違ってきたが、この体は悪くはないな。
[機械化していく体には満足しているようで。]
(*2) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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『……、』
[溜息。 実を言えば、そのレベルとなれば恐らく誰に宿っているからとか、そういうレベルでは無い話ではないかと思っているのだが。
この娘は何処かぼんやりとしていると言うか、危機感に薄い部分があるのてあえて安心させる様な事は言ってやらないのであった。]
『まぁ、…』
[言葉を続けようとした時だったか、海が赤く染まったのは。]
(92) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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……どうした? お前の言う"アテ"は今、私の目の前だぞ。
[機械化した、半辺天《オトメ》身体の事は未だ知らない]
(*3) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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時代遅れェェ??テメェこれを見てもンなこと言えるんか??
[ああ、彼女のガントレットをはじき落としたのも彼の ―……才能《ナッシング》。どこまでも彼は卑怯者。]
俺ァ蛮族《バルバロイ》どもに負ける気はねェさ。 今まで一度も勝ったことが(負けたことも)ねェ!!
―仕込んでるんだよ!!
(93) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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近代的功夫《ガトリングカンフー》をなァァァ!!!!!
[ああ、これはもう拳法と言っていいのだろうか。 飛雲は左腕を思いっきり引きぬくと― そこにあったのは蓮根状の武器。ニィィィと嗤う。]
東方が眠れる獅子《スリーピングライオン》だとォ? 上等じゃねェか―………俺らはよォ、蛮族《バルバロイ》にゃ 負けねェんだよ!!!近代が西や南の専売特許だとォ!?
[羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい]
(94) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい
(95) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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テメェ!!鉛でも喰らいやがれやァァァ!!!!
[蓮根状の武器から―
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
―鉛玉が飛び……]
(96) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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ホアァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!
(97) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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…っ、これは…、……『『匣…?』』
[霊媒師《シャーマン》である彼女もまた、イノチの、タマシイの声には敏感である。 胸が裂かれる様な、苦しみの、悲しみの声。 自らの手に縋る手を、優しく握り返した。 震えるな、と自らの手に念じながら。
声を重ねて、両者は少年が指す方へと意識を向ける。]
(98) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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ヒューは、ヴェラに飛び蹴り《ティオティトラチャギ》を放つ!!!!
2012/02/07(Tue) 01時頃
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『…駄目ね、コレは。』
[宿主の連れの男に、声をかけた。]
『休ませた方がいいわ。 オスカーも、カトリーナ(このこ)も。』
[勿論、アリィ自身が回復していない事もあった。 女は、身を縮ませる少年を安心させる様に、そっと抱きしめた。
猫の眼は、不安気な色で男を見つめていた。]
(99) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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あぁ、確かに仕込んでいるな。
[実に卑怯だ。汚い。素敵に無残な近代的拳法《ガトリング》だ しかしその才能《ナッシング》を前にしても、口端を釣る]
だがな? その発想が眠れる獅子《スリーピングライオン》と言うんだ。
目覚める神々《ジーニアステクノロジー》とは、そもそも形に頼らん。
(100) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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尤も原始的《シンプル》で超未来的《ベスト》な"狡い手《ナッシング》"とは。
[沿岸端を伝う様に、大きく後方へと跳躍する。 飛び退いた先。直線状の男の背後に、鮮血に染まる海原を焦点に宛てて――]
これで充分だよ。
(101) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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[―ドゴォオオッ!!
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
―右拳が破壊し、隆起した地面《アースクエイク》が、鉛玉と砕け…]
(102) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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剛牙砕波拳≪イデア・ザ・ベスト≫ !!!
[飛び蹴り《ティオティトラチャギ》放つ男を。 ただ、"向こう側"へ押し出す衝撃が放たれる]
(103) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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[オスカーと話す前だったか、小人の爆発どうのという言葉に、アリィは面白そうに笑った。
というのも、爆発であれば風を操れば幾らでも自分への被害を抑えられる為であったのだが。
橙と青のおちびちゃんはどうしたのだったか。]
(104) 2012/02/07(Tue) 01時頃
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>>86 はぁ…ようやく追いついた。
[肩で息をつきながら、「天使」と「セレスト」を交互に見る]
…何とかあの逆恨み男、諦めさせてきたわ。 ありがとね、この子連れ出してくれて 流石に守りながら戦えるようなコンディションでもなかったから助かったわ。
[珍しくそんな礼を「天使」へと述べながら、「セレスト」を見つめる]
…さて……アンタ。 …アンタ、『セレスト』? 金髪で小生意気な『シメオン』の…えーっと…片割れ?の。
[二人がどういう関係かわからなかったので、思いついた言葉で表現する。 そんな問答をしていると、「天使」が肩を抱き、なにやら苦しげな声を漏らし始めた]
ちょ、アンタ…大丈夫!? なにがあったの?
[星の意思や、声など感じ取ることの出来ないペラジーには、彼女になにがおきたのか、想像も出来ない]
(105) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
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ぐげぇぇぇぇぇ!!!!
[飛び蹴りの無防備な状態に地面《アースクエイク》が、鉛玉と砕け 衝撃に"向こう側"へ押し出される―]
ぐ…ぬぬ………
[歴然とした力の差。指一本動かせない。 ―……しかし、飛雲は未だ立ち上がろうともがいている。]
(106) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
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ヒューは、く……そォ…と地を這っている。
2012/02/07(Tue) 01時半頃
カトリーナは、一度だけ、小さく震えた。**
2012/02/07(Tue) 01時半頃
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耐えたか。よろしい、ならば落ちろ
[鉛玉と砕け散った地面の破片。左手で弄び。 ひとつ、よっつ、やっつ]
いいぞぉ?鮮血の海原《プール》で泳ぐなどそう経験できまい。 さもなきゃ降参してみろ。
[未だ立ち上がろうともがく男に、一片の容赦なく、拳よりも大きな石を雨あられと投げつける。 近代的功夫甲《ガトリング》などが無くとも、卑怯な手とは、それだけで充分]
(107) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
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ヴェラは、当り処次第では軽く後ろに仰け反る大きさの石のみを投げつける。顎を狙って。
2012/02/07(Tue) 01時半頃
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げぐっ―……。
[容赦なく降る石の雨《ストーンヘンジ》 もちろん顎にモロに直撃して意識も飛びかけている。]
俺ァ………俺は強くなりてェ……。 降参するくらいなら―死んだ方がマシだ…。 今まで俺を馬鹿にしてきたヤツらに。 あの大剣抱えた男だか女だかわかんねェヤツに!!!
[羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい]
(108) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
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(109) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
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(110) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
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『匣が――!? おチビ、何が、何が聞こえるんだよォ!』
[ああ、匣はいくつ目だと言っていただろう、いくつ開いてはいけないのだったか。 浄化の焔《クレマツィオーネ》にどうしろ、と言っていたか。 オスカーにはこの世界の、何が聞こえているというのだろう。
うみが、と指す方へ、振り返る。 津波で難破した船の残骸を剣で叩き割れば、ここからでも海が見えた。 が、そこに広がっていたのは、一面の死の世界。]
(111) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
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|
『どうなってんでい……』
[呆然とした声が、血の海に向かって零れる。 近く、羽音。沿岸に降り立つ翼の女を、見た。]
ヴェラ・トロフォスピラ……
[匣についてオスカーに教えていたのは、彼女だったと言っていたろうか。 彼女が何を知っているというのだ。男の金茶目は疑惑に眇められた。]
(112) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
|
|
……大した事はないな。
今の段階では。と言っておくが。 ここまでなら只単なる、少しばかり悪智《ちえ》が回る人間。 迷わず零に還しても良い程度。
……だが。
[羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい。 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい。
伝わる狂気に満ちる嫉妬《SHIT》が膨れ上がる]
(*4) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
|
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俺を愛してくれない世界なんて―要らねェ!!!
[めちゃくちゃ赤い潮を飲んだ。普通の人ならそれで死ぬ。 だが―最期の一太刀とでも言うように飛び上がって。]
俺ハコンナニ世界ヲ愛シテイルノニ― ………コンナ世界ナラ……要ラナイ!!!!
(113) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
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アァァァァァ!!!!『それは―獣の咆哮』
[彼に巣食う《SHIT》の炎が為せる技―。 ……ヴェラに対しその蹴りを放ち―意識が飛ぶ。]
(114) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
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ヒューは、それはまるで彼自身昇天する龍《ドラゴン》のように―
2012/02/07(Tue) 01時半頃
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―、ん。 ちょっと…ってか、マジで…苦しい。
[大丈夫、の声に荒い呼気と一緒に言葉を落として、]
……海が。 赤く…染まって。 あれは、血…?
[遠い場所の光景が、伝わってきて、心が痛い。 言葉で言うよりも見せたほうが早い、と、手を取ってそれを伝える。]
また、匣《BOX》が開かれてしまったのよ。 もう一刻も猶予がない。
[どうしよう。 思いつめた表情で虚空を見上げた。]
(115) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
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血ト涙ト汗ヲ流スガ良イ―……
[未だか弱き《SHIT》の咆哮―]
(116) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
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[赤い潮に溺れながらも飛び上がる情念。
嫉妬《SHIT》。嫉妬《SHIT》。嫉妬《SHIT》。嫉妬《SHIT》。 嫉妬《SHIT》。嫉妬《SHIT》。嫉妬《SHIT》。嫉妬《SHIT》。 嫉妬《SHIT》。嫉妬《SHIT》。嫉妬《SHIT》。嫉妬《SHIT》。 嫉妬《SHIT》。嫉妬《SHIT》。嫉妬《SHIT》。嫉妬《SHIT》。 嫉妬《SHIT》。嫉妬《SHIT》。嫉妬《SHIT》。嫉妬《SHIT》。
歪と禍に満ちた鮮血を取り込むその身体が、 彼に巣食う《SHIT》をより昏く澱《あざ》やかに燃え上がらせる]
(117) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
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燃えよ―………飛雲《ドラゴン》!!!!
(118) 2012/02/07(Tue) 01時半頃
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ヒューは、ヴェラに蹴り足を出した瞬間にはすでに意識はなく。
2012/02/07(Tue) 01時半頃
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世界を愛しているか。故に世界を憎んでいるか。
[今はまだか弱く、足りない、獣の咆哮《SHIT-SHOUT》。 己自身が、昇天する龍《ヒウン》の様に。 血を奪い取らん蹴り《シットノカタマリ》が放たれる]
見せろ。 澱む総ての大罪《SHIT》を絞り出しきる程に――
(119) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい
(120) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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嫉妬に狂う飛雲《ドラゴン》を――!!
[金属音が高らかに響き、右拳のガントレットまでもが吹き飛ぶ。 だが、その蹴り足が衝突したのはガントレット。 血を流させるには、力も、嫉妬《SHIT》も。 まだまだ死女神に至る筈が無いのに]
(121) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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――――――――――――――サク。
[・・・ガントレットが掠めた頬に一筋。 毛先程にも成らない赤が引かれたのは。
飛雲《ドラゴン》の嫉妬《SHIT》が引きだした才能《ナッシング》]
(122) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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ヒューは、その眼は赤に染まり、その蹴り足は漆黒《SHIT》に染まっていた。
2012/02/07(Tue) 02時頃
ヴェラは、ヒューが弾き飛ばしたガントレットの軌跡に、眼を見開く
2012/02/07(Tue) 02時頃
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ほう。
[赤に染まる眼。どす黒い漆黒《SIHT》に濁る蹴り足。 そんな物より。 女神に血を流させた、その凶運《SHIT》をこそ感嘆を開いて]
…………。
(123) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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はぁ……はぁ………どうだァ?
[そう言いつつ、飛雲の身体は倒れる。 指一本も立たず―いや、一本だけ立っていた。 倒れた身体のうち右手の中指だけヴェラに対して―**]
(124) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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『女神に届く罪《SHIT》。 合格《SHIT》した』
(125) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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『うぇぇ……ひっでェ』
[赤い海一面に広がる死の気配。 澱んだ生命が、胸を焼くように重い。
沿岸、交戦の音が聞こえる。 誰かがあの女とやりあっているとでもいうのだろうか。 意識を向けかけていた所で、背後から休むべきだと声がした。]
――そうだな。休むなら、今しかない、か。
[匣が開く前に浄化の焔《クレマツィオーネ》にさらさねばならぬのなら、冷徹な話開いてしまった匣に手を出すことは出来ず。 その匣について知りうるかもしれないヴェラに接触するのも、今は難しい。 ならば、直接襲われる相手を認識していない今が休息には適切だろう。 事実、幾度かの具現化に疲弊しているのか、ずいぶん龍《ナシート》も口数が減った。 オスカーの同意も得られるようなら、休めそうな場所を探す。 眠る際には、太陽無きこの世界の闇に影たる龍はゆったりと広がった。
その眠りを狙う者がいるとは、まだ知らぬままに**]
(126) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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― ドゥ・シアーラの空 ―
うん、近くまでいけばわかる、と思う。 ……でも、だいたいの場所がわかれば、いいんだよ。 ボクと一緒にいたら、君も星命《テュケー》を吸いつくされちゃう。 人間よりも大きな容量《キャパ》を持ってる天使だって、星命は無限じゃないはずだし……
[>>4:300 と、言ってみるものの、彼女の意志は固いようで。 戸惑いながらも、その手を振りほどくことはできなかった。]
(127) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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星命《イノチ》――
[>>4:402 その言葉に俯いて、小さく頷く。]
うん。ボクのこの身体には、みんなから吸(うば)った星命《イノリ》や、星命《ネガイ》や――星命《イノチ》が…貯まってる。 しかも、ボクはこの星から星命《テュケー》を吸い続けるように"できている"んだ。 それが、お願いを聞く…って事。 シメオンが願いを叶えるのに必要な星動力《イリアコトン》は、お願い《テュケー》の量や質に比例する。 "イノチをかけたお願い"がすごい効果をもたらすって言われるのは、そういうことなんだ……って、シメオンが言ってた。
[話している間にも、星命の色である白銀色が、少しずつ南極星に吸い込まれていく。 >>4:303 コリーンの言葉には首を振る。]
だから、ボクに星命《テュケー》を分ける必要は、ないんだよ、天使。 ――でも、ありがとう。
君は、優しいね。
(128) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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ヒューは、ケヴィンらを取り囲む「獣の眼たち」のことも知らず―それは四凶の仕業だ**
2012/02/07(Tue) 02時頃
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[握られた手は、暖かかった。 案内に従って飛び始めた時、声>>9がする。 コリーンにも聞こえたようで、まじまじと見つめられたので首を振った。]
ボク、なにも言ってないよ? 下から、聞こえたような……
[首をかしげると、彼女は怪訝そうな表情で頭を掻く。]
え、どこか痒いの? うーん。 天使、じゃなかったら何て呼べばいいの?
[南極星は、北極星程賢くない。 目の前の相手が世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》の縁をもつことには、残念ながら気づかないようだった。]
(129) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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――。
[>>40 とほぼ同時。 コリーンと同じように、宙《ソラ》を見上げる。]
宇宙《ソラ》が……
[宇宙《ソラ》に在った圧倒的な存在感が、消えた気がした。]
あ、うん…
[彼女に言われて、おとなしく待つ。 広げられた星極図を興味深そうに宙から視ていたが。
>>58 急に大声を上げたので、驚いて目を瞬かせる。]
(130) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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これは、使える。
[気を失い、倒れても、一本だけ。 女神への、不遜なる中指《マッドネスジェラシー》が立てられていた**]
(131) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/07(Tue) 02時頃
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>>115 海…? 赤く…?
[ペラジーは彼女の言葉を繰り返すばかりで、一向に状況をつかめない。 …つまるところ、彼女はそれを「感じ」て、苦しんでいる、ということだろうか? 首をひねっていると、不意に彼女に手をとられる]
ッ…!
[途端、目に見えているものと別のモノが『観える』。 …見たことのない色に染まる海。 思わず顔をしかめた]
なに、今の…。 ……匣《BOX》? ソレが開いたせいで海があんなふうになったっていうの?
[ソレが事実なら、彼女の言動とあわせて考えると、恐らくその匣《BOX》とやらが今の世界の状況とかかわりがあるのだろう]
(132) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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…ま…一刻の猶予もなかろうとなんだろうと、出来ることをやるだけよ。 その為に、私はここに来た。
[言いながら、『セレスト』と『天使』を見つめ]
私はペラジー=ミュートロギア、『悪の敵《ヴァイスイーター》』よ。
[先ほど決まったばかりの造語を交えて自己紹介をしつつ]
『セレスト』…私は、アンタに会いに来た。 私は……あれ?
[そこで、ふと気づく]
…あれ、私、アンタと会ってどうすればいいんだろ? しまった…セイカにそれ聞いとくんだったな…。
[彼女に会うようにといったのはセイカだ。ならば、なにをすれば良いのか、彼女は知っていたはずなのだが…]
んー……あれぇ…?
(133) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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[首をひねりながら唸る]
…まぁ、一緒にいれば、何かわかるかもしれないしね。 アンタ達、ただ単にあの逆恨み男から逃げるならこんなところまで来ないよね? ってことは、何処か目的地でも?
[「天使」の様子を気にかけながらも、彼女たちの目的地を聞けば、じゃあ、私も、と軽く手を上げただろう]
(134) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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[大波が引いた後、どうやら無事だったオスカーに安堵下のも束の間 どうやら、オスカーの友人であるらしい男、光一との一戦。 塵と消えてしまったその友人を見送ることしか出来ず やがて港町に降り注ぐ、静かな雨に身を濡らした。 その後に合流したケヴィン、そしてカトリーナの無事も確認する事が出来た 暫く続く青と橙の…妖精、だろうか、その会話に耳を傾けつつ、今に至る―― そして、どこかから聞こえる懐かしささえ感じる聞き覚えのある声>>39に]
ペラジー…?!
[反応した。 が、聞こえてくるセリフがセリフなので、どう対処していいかわからず こちらから声をかける事も出来ずにいた 今日はやけに胸の話題を聞くな、等と場違い甚だしい事を考えていると >>37 どこかで、何かが壊れる音が聞こえた 咽返るような血の匂いが風に乗って陸地へと運ばれる その匂いに顔をしかめながらも、オスカーが指さす海に目を向ければ そこは先程までとは打って変わって、赤い死の海へと変貌を遂げていた]
これは、一体……?
(135) 2012/02/07(Tue) 02時頃
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[驚きを隠せない俺の耳に、匣が開いた、と告げるオスカーの声が響いていた そのまま眼だけで死の海をなぞると、僅か上空に自らの羽で舞う 何者かの影があった。 目では確認できないが、その影が纏うのは紛れもなく彼女の――]
ヴェラ…戦っているのか?
[思えば、この世界の破壊と再生に巻き込まれた引き金は、彼女だ 先の飲み比べの時に、もっと話を聞いておけばと、今更になって後悔する そして、僅か思案する。 先程相棒の声がしたのも、向こう側からではなかったか? 風に流されて声だけが聞こえたのならば別方向かもしれなかったが それでも行ってみる価値はあるように思えた どうやら休むこととなった一行に向き直り]
(136) 2012/02/07(Tue) 02時半頃
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相棒が近くにいるらしい。 少し離れるが、問題ないだろうか?
[と、問いかける 特別、引きとめる声が無ければ、一行に踵を返し 声が聞こえた方へと向かう 声がかかったとしても、すぐに戻ると言い残し、やはり声の方へと向かうのだった]
(137) 2012/02/07(Tue) 02時半頃
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[イメージはうまく伝えられたようだ>>132。 そのせいで海があんなふうにと聞かれれば、]
そうとしか、考えられない…。 水が毒に変わって人々が異形に変わってしまったのも、 太陽が、月が、星がなくなってしまったのも… そして、大きな厄災が降ってきて、円環《セカイ》が壊れてしまったのも…。
[世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》の記憶がよみがえるにつれて 星の聲がはっきりと聞こえるようになっていた。 遡って、何が起きていたのかも…理解し始めていた。]
(138) 2012/02/07(Tue) 02時半頃
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アンタのやることって、なに? 南極星《セレスト》に関係あるの?
[あの場にやってきたからにはそうなのだろうと思ったけど。 目的は知らない。]
アタシはコリーン。 天使って呼ばれるとムズムズするから、名前で呼んで。
[いい? と言い聞かせるようにペラジーを、 そして、さっき何て呼んだらいいのかと聞いていた>>129南極星《セレスト》を見た。]
(139) 2012/02/07(Tue) 02時半頃
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セイカ…誰?
[そういえば、セイクリッド・レティーシャが起きたとき、 そう名乗っていたのを聞いていたはずだが… まだ自分のことや円環《セカイ》に興味を示さなかった頃ならば、 それを記憶にとどめる努力はしていなかった。
何かを忘れたのか首をひねるのをちょっと怪訝そうに見て、]
アタシは…てかアタシ達はオアシス《EDEN》に行くの。 このこが行きたいって言うから。
[目的地を問うペラジーに答え…]
アンタ、ついてくるってどうやっていくつもり? アタシ二人なんて運べないわよ?
[ここから砂漠まではまだあるはずだ。 ちょっとぎょっとしたように身を引いて、ムリムリと首を振って、 どうする?と南極星《セレスト》を見た。**]
(140) 2012/02/07(Tue) 02時半頃
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[差し出された手を反射的にとった時、 呼ばれた声と、駆けつけてきたペラジーに気づいた>>63]
うん。ボクはセレスト。 ――シメオンの、片割れ…だった。
さっきは、助けてくれてありがとう。
ペラジー…? どこかで、聞いたような……あっ
[>>133 少女の名乗りに、目を瞬かせた。 脳裏をよぎったのは、オスカーの呟き>>1:964]
ぺたじー! 君が、オスカーが言ってたぺたじーなの?
[嬉しそうにそう言って、ふと瞳が陰った。]
……オスカーは、無事かなあ。
(141) 2012/02/07(Tue) 03時頃
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[最後に見たのは、海に浮かぶ姿だ。 背中越しに聞いた声>>394を思い出して涙が零れそうになった。そのとき。]
――!!!
[第二の禍の匣《BOX》が開かれた>>37 のを察知して、第六の匣《BOX》が共振する。]
……っ……ダメ……! もう、やめてよおおおおお――!
[遠くない海で、息絶える星命《イノチ》の嘆きが、脳を揺さぶるが コリーンのリングの虹色の石が暖かな光を帯びれば、それは不思議と穏やかになっていくようだった。]
……っはぁ、はあ……
[暫くすると第六の匣は、星命を吸えない事が不満であるかのように唐突に共振を止めた。 きく息をつきながら、共振の影響なのか、鈍痛が残る頭を振る。
気遣う言葉をかけられれば、「大丈夫」と笑って答えるだろう。]
(142) 2012/02/07(Tue) 03時頃
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そんなことより、えっと、その。 ボクに会いに来たって、どういうこと? ボクは……ボクたちは、これからシメオンの意志が遺る場所に行くつもりなんだ。 そう…EDEN…それはここからは遠いの…かな? えっと、コリーン? ―― うん、今度からそう呼ぶね。
[コリーンに尋ねると、返ってきた答えに頷き>>140]
一緒に…… ボクも、一緒に飛ぶことはできないし、それに…
[>>134 同行を引き受けるというペラジーに、自分といると星命《テュケー》を吸われる>>4:251ことを説明するが、それでも同行する言い張られれば断る事はできなかっただろう。……移動手段はさておいて。]
(143) 2012/02/07(Tue) 03時頃
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>>139 そう、問題はソレよ…。セレストに関係してるのは間違いないんだけど…しまったー…。
[天使の言葉を肯定しつつ、頭を掻く。 が、考えても、どうすればいいかなどわかるはずもない。 とりあえずは彼女たちと行動を共にするしかないのだ。 さくっと思考を切り替え、「天使」の名前に頷く]
…コリーン、ね。おっけー。 セイカってのはー…そうね…セレストに会うといいよ、って教えてくれた私の友達。 でも、そのときちょっと慌しかったから。何すればいいのか聞き忘れてたのよね。
[セイカを、レティーシャだと紹介する気はなく、ありのままに話す]
オアシス《EDEN》、ね。 …あぁ、心配しないで、多分、何とかなるから。
[言いながら、試しに指笛を鳴らし、1 1:しばらくすると、大きな羽音とともに、大人二、三人は乗せられようかと言う巨鳥が現れた。 2:しかし、なにもおこらなかった]
(144) 2012/02/07(Tue) 03時頃
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エスト!
[大地に降り立つ巨鳥に、ペラジーはうれしそうに抱きつく]
よかった、無事だったのね。 …ま、アンタが簡単に死ぬはずも無いか。 …出来れば安全なところに居てほしいんだけど…行きたい所があるんだ。また少し乗せてくれる?
[ペラジーは、巨鳥の友人につけた名を呼び、先日のように背に乗せてくれないかと頼む。 巨鳥は言葉を理解したように一声鳴くと、乗れといわんばかりに体制を低くした]
…私のほうはこの子が乗せてくれるってさ。 だから心配後無用。
[言いながら、エストの背に飛び乗った]
(145) 2012/02/07(Tue) 03時頃
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―赤い海を臨む海岸― [波の音が聞こえていた。 寄せては返す赤く染まる海。
その魂は還り――――、海面に淀む。 男から毀れる人間の1日もまた。
赤い色に誘われ、浚われる。]
………まずい、ね…。 元気でいろ、って契約、アレまだ有効だよな…。
…動けないか…感覚がないのは左の…腕と足…。 左が完全にイカれてるな…。
[仰向けになり息を吐く。]
(146) 2012/02/07(Tue) 03時頃
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―少し前―>>141
「だった」?
[何故過去形なのだろうと首をかしげ、礼を言われても、微笑を浮かべながら首を横に振った。 自分に必要のあったことだから、礼はいらない、と。 しかし]
ペ・ラ・ジー! 「タ」言うな!!
[続く言葉には、ネコが敵を威嚇するときのような…ふしゃー!とでも声を上げそうな様子でセレストの言葉を正す]
オスカー…って、確か…コウたちの友達の…ヴェラと一緒に居た…。
[先ほどの、片割れだった、という言葉といい、そのオスカーを心配する様子といい、やはりそこかしこで様々なことが巻き起こっているようだ]
(147) 2012/02/07(Tue) 03時頃
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[>>147 "だった"という問いには、曖昧に笑い返したけれど。 突然威嚇され、名を正されば、目を白黒させて頷くしかない。]
う、うん。 ペ…ペラジー、だね。 わかったよ……
(148) 2012/02/07(Tue) 03時頃
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ヤニクは、ペラジー?居るのか―?と名前を呼びながら歩いている**
2012/02/07(Tue) 03時頃
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[>>144 、ペラジーの合図で、大きな羽音が聞こえた。 驚いて天を仰げば、巨大な鳥が、悠然と空を泳いでいて。]
すご……い……! ねえ、この鳥はペラジーの友達?
[思わず、感嘆の声をあげて目を輝かせた**]
(149) 2012/02/07(Tue) 03時頃
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―少し前―>>143
意思が…遺る?
[セレストのその言葉で、シメオンがどうなったのかはなんとなく理解した]
…星命をすわれる…ね。 いいんじゃない、ソレくらい。 なにもしないで死ぬより、必要なことのために動くほうを選ぶわ。 …まー、問題は、その必要なこと、がよくわかんないんだけど…。 あー…確かー…幻想ノ刃《パンタシア》じゃなきゃ意味がないとか何とか言ってたんだけど…心当たりない?
[あるいは本人が知らないだろうかと訊ねた。 そんな話をしながらも、二人とともにオアシス《EDEN》 へと向かっただろう。
その前に赤い外套の相棒がその場を訪れたなら、これまでの事と、これからの事を話したかもしれない。 彼が同行するというのなら、エストの背に乗るよう促しただろう**]
(150) 2012/02/07(Tue) 03時頃
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幻想の刃《パンタジア》――???
[>>150 心当たり、と尋ねられ、南極星の表情に疑問符が3つくらい浮かんだ。 記憶をたぐり寄せるように考えこむ。 … …… ……… …………。]
……ご、ごめん。 ずーーーーーーっと昔に、聞いたことがあるような気が、するんだけど…… シメオンなら、識ってたかな……
[困ったように目を伏せたが]
(151) 2012/02/07(Tue) 03時半頃
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もし―― EDENに、シメオンの記憶も残っていたら、聞けるかもしれない。 その事も、他のいろんなことも。 シメオンはボクよりもずっとずっと賢かったから。
『全ての者を、その本質を見通す北極星>>2:207』なんて、呼ばれてたことも、あったし……
[片割れのことを思い出して*呟いた*]
(152) 2012/02/07(Tue) 03時半頃
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―一方その頃 王都セヴィアルファ城 玉座― [紅の椅子に腰掛ける人物が大きな欠伸をした。 肩を軽く回しながら、困惑の表情を浮かべる文官たちの話を聞いている。]
『あれ?もしかして疑ってる? 《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》セイクリッド・レティーシャが、あんな若くてかわいいピッチピチの女の子なわけないって。 いいじゃないか、若くてかわいいほうが。 ん?そういうことじゃないって?』
[城を訪れた自称勇者を受け入れ、VIP扱いの待遇をしている。 それは、この椅子に座る者がかつての勇者の存在を知っているから。 迎えたその時には懐かしく思えたと同時に。 過去にこの玉座に訪れた男のことを思い出した。]
『世界は壊れた。川を水源とした都市は壊滅。 あの人も飽きないものだね。 1000年前と変わらない。 そう言うと蹴られてしまいそうだが。』
[そう笑いながら、紫の瞳が外を見る。]
(153) 2012/02/07(Tue) 05時頃
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『私が直接出るつもりはないが。 知ったものが消えるというのは心よいものではないね。』
[半分に別れた魂のそれぞれ。 皓《シロ》と黎《クロ》が消えていく――――。]
『2つに別れるも存外、悪くはなかったかな。 キテイ《オセロット》――、またこの世界に還っておいで。』
[皮肉を込めたその呼び名を呟いた。]
『誰だ?って顔してるね。 昔の知り合いだよ。 もっとも、私は早々に抜けたんだけどね。 私のことなんて覚えてないかもしれないな、向こうは。』
[虚空《ソラ》を見上げてから文官へ振り返る。]
(154) 2012/02/07(Tue) 05時頃
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『勇者殿の力で"Blaze Wall -風雲焦がす聖火の城砦-"は完成したね。 まさか2度目があるとは思わなかったが。 勇者殿の言う通り、彼女への来客は通しなさい。 何かあれば、責任は勇者殿にとってもらおうことにしよう。』
[文官へもう1つ指示を出す。]
『勇者殿にティアラのシュークリームでも持っていってあげなさい。 疲れてるだろうしね。』
[玉座に残ったのは椅子に座る者1人。 その手を自分の目の前の何もない空間に差し出せば。 異界の扉が開く――――、その姿は勇者のいるVIPルームへと。]
(155) 2012/02/07(Tue) 05時頃
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―王都セヴィアルファ城 VIPルーム―
『やぁ、勇者殿。お湯加減はどうだったかな。 久しぶりに顔も見れたしゆっくりしていくといい。』
[玉座に在った者が再び手を伸ばせば。 異界への小さな扉が開いた。]
『……ちょっと、話に付き合ってくれると有難いのだが。 少しだけいいかね?時間がないと言われても話はするけどね。
"可能性"の話だ――。』
[手が異界への小さな扉に入れば手首から先が隠れた。]
『勇者殿がここではない世界から来た。 それが事実であるかどうか――――。』
[紫色の瞳が少女を見つめる。]
(156) 2012/02/07(Tue) 05時頃
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『新川県の御嶽市、それがキミがいるところだったね。 この世界の他にも世界が存在していて、この世界を救うためにキミがやってきた。 1000年前にそう語り継ぐようにしたのはキミだったね。
我々はその世界を知らない。 キミの言う通りに文献として残してはきた。 記憶《メモリー》としてキミはそれは真実だと思っているようだが。
それすらも虚構《ファンタジィ》とは考えたことはなかったかい? ………本当に存在するのかもしれない。
けれども、こうも考えられる。 にわとりと卵の理論だね。』
[何かを探すように扉の向こうで手を動かす。]
(157) 2012/02/07(Tue) 05時頃
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『キミがあると思ったからこそ、新川県の御嶽市が存在する。 そんな風にも、考えられないかい?
………だとしたら。 キミには私たちも知らないような厳重な封印が施されているか。 もしくは…とっても夢見がちな…お嬢さんなのか。 どちらにしても私はキミをかなりの御馬鹿さんと思っているけどね。』
[扉の向こうから新川県の御嶽市の名産品である饅頭を取り出す。 それを少女へと手渡すと、笑った。]
『それも、妄想の産物、かもしれないということだ。 ああ、後でシュークリームも持ってきてもらうからゆっくりお茶でもすればいい。 では、これで失礼しよう。
バタフライエフェクトは今日まで。 全て繋がっていたのかもしれないね。』
[そう言って少女の前から、玉座にあった者は消えた。**]
(158) 2012/02/07(Tue) 05時頃
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―赤い海を臨む海岸― [海に淀む魂の欠片である星命《テュケー》をぼんやりと眺める。]
……エル。 カリュクスは……還ったんだな?
[小さくなく使役魔《エル》の声に目を伏せる。]
そうか……また何もできなかったな…オレは。 結局のところ、親父の玩具すら。 使いこなせてねぇ、ってことか…。
[立ち上がろうと、大鎌《サイス》を杖の代わりにして力を込めた。 が――――。]
(159) 2012/02/07(Tue) 05時頃
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あーだめだ、やっぱ、無理。
[そのまま、ずるずると砂浜へと落ちる。 そんな時、遠くに爆発の音(>>30)が聞こえてため息をついた。]
青くない空とか気持ちわるいな…。 もうちょっと休憩したら…治ってっかな…。
[目を伏せて、もう暫し休息を取る。**]
(160) 2012/02/07(Tue) 05時頃
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そうじゃ。妾が申すのはあの男に宿し運命《サダメ》
[桃 茜はゆらりと囁く。]
(*5) 2012/02/07(Tue) 08時頃
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……かの者の力を取り込めば、この世界を無に還す事など、たやすいこと…… [そこまで告げると桃 茜らしき何かは顔をしかめる。]
おぬし、何をするつもりか……?
(*6) 2012/02/07(Tue) 08時頃
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飛、雲サマ……?
[感情が欠落した中でも、まだ覚えていた名前。 桃 茜は周辺をきょろきょろと見回す。]
(161) 2012/02/07(Tue) 08時頃
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何ヲ目論ンデオル……勝手ナ真似ハ赦サヌゾ……
[桃 茜は飛雲と対峙している死女神へと向き合う。それは試験《トライアル》とは、知らずに。]
(162) 2012/02/07(Tue) 08時半頃
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原始の焔《アスル》……
[そっちの方が聞き覚えはない。 けど、そもそも浄化の焔ですら、なんで自分が知っているかもわからないんだ。 もしかしたらそれが、と思うんだけど、時間がたつほどに強く(うるさく)なる悲鳴で、頭が痛くて。
時間じゃなくてこれは…匣が開くほど、かも、しれない。]
生命の、断末魔が、きこえる……っこれが、セレストのきいてた、こえ…?
[>>111きこえてないんなら、ケヴィンの疑問は、当たり前だ。 俺のことじゃなきゃ、俺だって。 ケヴィンが見えるようにしてくれた海は、ひどいあかにそまっていた。
その上に、浮いてた羽の人影は―――]
(163) 2012/02/07(Tue) 11時頃
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ヴェラ………?
[なにが、おこってる。 海上に仄紅くとどまる光に照らされた姿は、
こんなときなのに、…だからこそ、か。
ゾッとするくらい、綺麗だった。]
(164) 2012/02/07(Tue) 11時頃
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[カトリーナの提案は、正直ありがたかった。 頷いて、休めそうな場所を探すことに。
ヤニクが離れるって聞いたら、心配ではあったけど、相方、だっけ。 ペラジーが心配なのもわかるから、見送ることにした。
結局落ち着いたのは、まだ屋根が残ってた、倉庫みたいな場所だった。 寝るとき、そばに誰かいるなんてのは、孤児院の雑魚寝以来かもしれない。 ちょっとそれが、嬉しかった。
そんな隙を狙うやつがいるとも、知らずに。**]
(165) 2012/02/07(Tue) 11時半頃
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……お前か。
[声に振り向くと、そこには半辺天《オトメ》と告げた者の姿>>162。 それが試験《トライアル》と知らず、敵意の籠る視線を向ける。 こうして直に眼にすると、随分と想像以上の様変わりな身体]
(166) 2012/02/07(Tue) 15時半頃
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……機神天女《ゴディアスドール》。 否。その様な高尚な物ではないな。
安心しろ。私の用は済んだ。
だが。
[カツ、リと足音を響かせて、機神《ドール》の正面に立つ]
アレらの力を取り込むのは少し待て。
匣が先決だ。 そして、その後はお前達の話だ。
(167) 2012/02/07(Tue) 15時半頃
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奴の宿し運命《サダメ》を取り込んだとしても。 あの嫉妬《SHIT》に身を焦がす事にならなければ良いがな。
尤も。その心配は皆無だろうが。
(*7) 2012/02/07(Tue) 15時半頃
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―一方その頃 王都 洋菓子ティアラ―
[店主である”彼”が戻っていたのは、ほんの数刻前だった。 壊れてしまった円環《セカイ》に、驚いて驚いて驚いて。 あまりの取り乱しように従業員も混乱し、その日は店は早仕舞しかけたとか。
しかし、そこは超上級といわれるランクの天使。 状況把握と共に余裕を取り戻すのは早かった。 そして店から見える通りのオブジェに金の焔が灯る>>68のを見て、]
おや?ああ、これは懐かしい晄だね。 そうか、あの子…セイクリッド・レティーシャが起きたのだったか。 希望はまだ残っているんだね。
[目覚めたあの子は1000年前の彼女のままなのだろうか、それとも。 古を識るといえども、彼にはそこはわからない。 けれど、"Blaze Wall -風雲焦がす聖火の城砦-"を目の前に、 不安そうにため息をついた。]
(168) 2012/02/07(Tue) 16時頃
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ああ、でも、これがまた完成したということはだよ? 王都の外はもっと大変なことになってしまっているということだよねえ? そんなところに我が子を放り出して…僕は、僕はなんて無慈悲な父親なんだっ。
[ばたばたと店の奥へ駆け込んで、椅子の上で膝を抱える上級天使。 これが本来の姿に戻れば堂々とした3対6翼の天使だと誰が思うだろうか。]
けど、それでも僕は…助けるわけには、いかないんだ。 あの子の、ために……。
[上級天使は膝を抱えてしょぼくれる。 本来なら純血の天使に継がれる世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》の記憶が 自分の娘に継がれたことを知ったときはその責の重さに心を痛めた。 けれど、今自分が助けてしまってはきっとあの子は甘えたままで終わってしまう。]
愛情と甘やかすことは別なんだっ! わかってくれ、コリーン!!!
[そして、そこに、城からの使い>>155がタイミング悪くもやってきて、 店の奥で両手を広げて大袈裟に嘆く店主を見てぽかんとすることになる。]
(169) 2012/02/07(Tue) 16時頃
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――あ。 い、いらっしゃ、い、ませ?
[苦笑しながら声をかける。 王城からの使いとわかるその客はシュークリームをと言うが、もう売り切れていた。 すみません、と横から断ろうとする従業員を手で制して、]
お城の方ですね。 もしかしたら…、王様から直々のご注文ではありませんか?
[なにか、ぴんと来たので問いかけてみたら、 旧知の王様はシュークリームを勇者にと言ったらしい。]
そうかぁ、やっぱりあの子はお城にいるんだ。 はは、いやいや全く懐の広い…王様だね。
[城にはたまに顔を出して邪険にされては楽しげにしている関係であるが、 今は、興味本位で自分が出る幕ではない。 まあ、キミがあの子のため作れというなら、いくらでも作ってあげるさ―。 くすくすと笑って、にこりとした。]
(170) 2012/02/07(Tue) 16時頃
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わかりました、承りましょう。 少々かかりますが…お待ち頂けますか?
[城からの使いが頷くと、手伝いはいらないと従業員を制して厨房へ。 程なくシューの焼ける香ばしい香りが漂った、さらに少し後。 切れ目から純白のふわっとしたクリームがのぞき、上に小さな飴細工のティアラの乗った 出来立てのシュークリームを持って出てくる。
見た目はいつものシュークリーム。 でも、その材料は―たくさんの夢と希望のカケラを愛情でつなげ合わせたもの。 それを箱に詰め、最後に3対6翼の天使の形のカードを入れた。
1000年前。世界が円環となるそのときに、
『キミは世界の希望、だ。 そのキミの選択を―僕は祝福する。』
《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》へ告げて円環の成立を後押しした天使も、 確かそのカードと同じ姿をしていたはずだ。**]
(171) 2012/02/07(Tue) 16時半頃
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『『良いか、渾沌さんに饕餮さん。』』 『『ああ、窮奇さんに檮杌さん。』』
[戦士たちに安息は許されないのだろうか。 件の倉庫を囲むのは202の眼―テリーとドリーが率いる。 2匹には四凶《ダニ》が憑依しており。]
『『ああ、我は空飛ぶ龍《ヘビ》が嫌いだ。』』 『『ああ、我は空飛ぶ鳳凰《ニワトリ》が嫌いだ。』』
『『『『羨ましい。空に遊ぶその身分が羨ましい。』』』』
[龍は気配を察知しているのだろう。 寝入ったであろう頃には―202の眼が雪崩れ込んでくる。]
(172) 2012/02/07(Tue) 18時頃
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― オアシス《EDEN》へ ―
だれだろう。
[南極星《セレスト》が口にした知らぬ名前>>141に首をかしげ、 まあいっか、と思ったとき、セレストも匣《BOX》のことを察知したのか苦しみだす。]
ちょっ…だいじょぶ?しっかり、して。
[手を取ろうと伸ばした手の指には、ぽわんと光り続けている虹色の石。 それがセレストを落ち着かせているのを見て、ふ、と柔らかい表情を浮かべた。]
(173) 2012/02/07(Tue) 20時頃
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ちょっ……マジでかいんですけど……。
[ペラジーが指笛を鳴らすと、大きな鳥…巨鳥が地面に影を作る。 エストと呼んだそれに飛び乗ったペラジーを見上げて、]
てか、『悪の敵《ヴァイスイーター》』って…鳥使い?
[羽ばたきでおこる風で銀糸が舞うのを手で押さえながら首をかしげ、]
―――、ぁ。
[見てしまったのだ。 ペラジーの背中に、「馬鹿」と書かれた紙が貼ってある>>4:291のを。]
――――――――――。 アタシらも、いこ。
[見なかったことにして、南極星《セレスト》の手を取ってばさり、舞い上がった。 疲労を感じ始める頃には、目的地へとたどり着くだろう。 北極星《シメオン》の想い遺る、その場所に。**]
(174) 2012/02/07(Tue) 20時頃
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― ドゥ・シアーラ沿岸 ―
……それから。
お前と、"奴等"の問題がどう動こうと。 お前達には、新しい身体に慣れる"時間"が必要だ。
一週間。 それだけの時間を、世界に与えようと思う。 私はその間に、『零ノ華』を集結させよう。
どうだ?
(175) 2012/02/07(Tue) 21時頃
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[半ば機械と化した半辺天《オトメ》。 彼女の返答の応否も適当に聴いた頃]
行かねばならん。
選び取るその世界の決断《シェリ》を見極め。 戦うべき相手がすぐそこに。
[バサァ――
死と破壊の翼を広げる死女神は、 恐怖と共にイノチが寝静まる夜空へと羽ばたいた]
(176) 2012/02/07(Tue) 21時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/07(Tue) 21時半頃
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―― Side 橙青:withオスカーと夫妻と… ――
[問い1に答えて曰く>>54]
青『星の力?』 橙『だいたい星かも?』 青『より厳密に申しますと?』 橙『宇宙法則』 青『お役所仕事かも』 橙『統一場理論とか』 青『申請する』 『『ぼくたちコンパイラ』』
[そんな答えが返ってきた]
(177) 2012/02/07(Tue) 21時半頃
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―― Side 橙青:withオスカーと夫妻と… ――
[問い2に答えて曰く>>54]
橙『ぱーんしたいね』 青『ぱーんしたい』 橙『さくさく済ませる?』 青『対価がなかなか』
[そんな答えが返ってきた]
(178) 2012/02/07(Tue) 21時半頃
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―― Side 橙青:withオスカーと夫妻と… ――
[問い3に答えて曰く>>54]
橙『おおむねおっけー』 青『起爆は簡単です』 橙『でもタダでぱーんすると怒られる』 青『セイクリッドが殴りに来る』>>72
[そんな答えが返ってきた]
(179) 2012/02/07(Tue) 21時半頃
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―― Side 橙青:withオスカーと夫妻と… ――
[彼女の呟きに同意して曰く>>98]
橙『ハコだね』 青『ハコだ』 橙『一応順調?』 青『大分遅いね』 橙『水のぱーんはアレかな』 青『アレだね』 橙『あといくつ?』 青『3つかな』 橙『3つかー』 『『あれ、楽しそう?』』
[彼女の笑みには首を傾げた>>104]
(180) 2012/02/07(Tue) 21時半頃
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―― Side 橙青:withオスカーと夫妻と… ――
[一人、誰かを探しに行くと離れる声を止める事はしない>>137]
[そして彼らが休む場所を探そうとする時には――]
橙『どうする?』 青『ぼくはキイロを探す』 橙『そっかー』 青『混ざればミドリに』 橙『その手があったかー!』 青『なので飛ばして』 橙『わかった!』
[紡がれる]
(181) 2012/02/07(Tue) 21時半頃
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―― Side 橙青:とぶ ――
╋┨│┏┓┃┸┛┳┓┗┨ ≠ゥっとべ!
[凄い勢いで青の立っていた場所1メートル四方の大地が天に伸びた――さながら縦向きのカタパルトのように]
青『あでゅーーー…』 橙『いいしごとしました』
(182) 2012/02/07(Tue) 21時半頃
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―― Side 橙:withオスカーと夫妻 ――
[そして――]
[本来眠りなど必要の無い橙も、彼らのマネをするように横になって目を瞑ってしまったのだった]
[その眠りを狙う者がいるとは、まだ知らぬままに**]
(183) 2012/02/07(Tue) 21時半頃
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― 夜/死は真紅の上に破壊と躍る ―
律儀だな。
[イノチは眠る。恐怖と不安を抱えながら。 明日を世界と共に迎えられるのか。 縋りつく願望を抱いて]
魔犬の群勢《レザボアドッグス》。 良くもまぁこれだけ集められた物だ。
[立ち合いの約束通りに、四凶の放つ軍勢。 奴等の憑依した黒犬と白犬は、既にイノチの眼差しを捨てている]
(184) 2012/02/07(Tue) 22時頃
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[態々死女神自身までもが続け、この場に出張る事。 当然と捉えたか。訝しんだか]
邪魔な鳥と龍は貴様らに任せた。
私の使命は―――。
確かめる事だ。 総てが突き付ける世界の選択≪ √ ≫の行く末を。
[サッ。死女神は昏き虚空(そら)を高く指差す。 世界に聳えたつ灯台の様に、暴力的な破壊の光を宿した指先を]
(185) 2012/02/07(Tue) 22時頃
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その力《カオス》が―― 奮う矛先≪ √ ≫を。
[腕が、眼の前の虚空(そら)を零に還す様に、打ち払われ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
聖なる光と紛う色彩が数千数万の矢に分裂して倉庫に降り注ぐ。 然し、その色彩と裏腹に、破壊の光は着弾と同時、 倉庫の壁面、機材、地面すらも弾けさせる爆発を引き起こす]
(186) 2012/02/07(Tue) 22時頃
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[程なく、101匹の魔犬《レザボアドッグス》が突入を開始するだろうか。 炎上する倉庫に眠る、龍《ヘビ》と鳳凰《ニワトリ》を食い千切る為に。
そして、虚空(そら)には死女神《アトロポス》が存在した。
傲然に地上を見下すのを、緋色の海原が照り返す、その姿は。 きっと、ゾッとしない程に、素敵で妖艶な女神《ディーヴァクルーディス》だった]
(187) 2012/02/07(Tue) 22時頃
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―― 港町:倉庫 ――
[太陽と月を失って、天空は昏い。 時間の経過もよくわからなくなっていたけど、疲れだけは明らかにたまっていた。
俺は見張りをしてくれるらしいナシートにお礼を言って、橙色のちびっこと一緒に横になって、眠りにおちた。]
ぅ…… ?
[その眠りを妨げたのは、>>172ささやきあう獣達の声。 重いまぶたを無理に持ち上げて、起き上がろうとした、とき。]
(188) 2012/02/07(Tue) 22時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/07(Tue) 22時頃
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[ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ]
っ、 なに、 攻撃!?
[轟音。破壊音。 慌てて飛び起きた。
倉庫は、炎に包まれ始めていた。]
ナシート! ケヴィン、カトリーナ、ちびっこ、おきて!
[声をかけるまでもなく、彼らも起きてきただろうけど。]
(189) 2012/02/07(Tue) 22時頃
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とにかく、外に……!
[二人の手を引っ張ろうとしたけど、非常に悔しいことに俺と二人には少ないとは言えない高低差があるため、引っ張るほうが二人は走りにくいだろう。 一人で倉庫から走り出て、そして、
>>187 天空(そら)に浮かぶ翼の女神を、見た。]
ヴェラ…… なの、か……?
これ、お前がやったのかよ… なんでだよ!!
[拳を握る。 万一のためと装着したままだったガントレットは、まだそこにある。]
(190) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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―ドゥ・シアーラ沿岸―
フム……妾ノ目論ミヲ邪魔シナケレバ、良イ。
[桃 茜は静かに頷く。]
(191) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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確カニ、コノ体ニ慣レル事ガ先決デアルナ。
[桃 茜は鋼鉄の腕を動かしながら周囲の様子を伺う。]
(192) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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来たか。オスカー
[少年の手に装着された黒鋼のガントレット。 それは、死女神の意志ひとつですぐにも消え去る。 だが、それを消すつもりはなかった]
待っていたぞ。 お前の応えを、聴く今を。
[バサリ、と翼の音。 少年の目の前に降り立つ死女神に広がるのは禍の翼]
(193) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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― 王都 / セヴィアルファ城 / VIPルーム(露天風呂付き) ―
[都合上、勇者もしくは魔女の入浴シーンはカットされた。 今はお風呂上がりに紙パックのコーヒー牛乳をちゅーちゅー飲んで 寛いでいるところである。 コーヒー牛乳である。ミルクコーヒーではない。 それらは明確に区別されるべき飲み物だと、斉花は思っている。]
いーきーかーえーるー……生き返るわ。
[はふぅ、と息が漏れる。 「普通の女子高生」らしからぬ、余りにも堂々とした寛ぎよう。 VIP待遇を、思う存分に満喫していた。]
どうして…? どうして私、王族に生まれなかったのかしら。
(194) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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[そんな事を言っていたら、本物の王様が来た。>>156 突然の登場に驚きもせず、ゆっくりとそちらへ顔を向ける。]
ええ、良いお湯だったわ。 私ここ気に入った。気に入ったから、お茶漬け出されてもゆっくりする。
その分、お話くらいならいくらでも……いくらでも付き合うわ。
[寛ぎの姿勢を崩さぬまま…… "可能性"の話>>156>>157>>158に、耳を傾ける。]
(195) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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……ふぅん。なるほど、なるほど。 なかなか興味深いお話ね?
[王様の言葉を頭の中で噛み砕くように、何度か頷いて、]
……にわとりと卵。 どっちが先だろうが観測者-オキャクサマ-は、出された親子丼を黙って 食べれば良いだけの話。 けれど、親子丼を作る側……調理する立場で見れば明確な差がある。 このコーヒー牛乳とミルクコーヒーのようにね。 ……にわとりが先な方が。賞味期限と手間において効率が良い。 卵を産み落としたにわとりを、すぐに〆れば良いから。
[納得したように呟く。 開いていたBlaze Note -聖火の書-を、閉じた。]
(196) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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かつての私は……『セイクリッド・レティーシャ』は。 その辺の事についてあまり触れていないわね。 貴方が言う厳重な封印の一貫か、それとも思いつきもしなかったか。 どちらにしても、かなりの馬鹿ではあるわ。
新川県の御嶽市。 親兄弟の顔も名前も。最寄の駅も。通った学校の事も覚えてる。 友達……は、あまり多くはなかったかな。ぼっちでもなかったわ。 文系科目の方が得意だけど、理系も別に苦手じゃない…… 同クラスの佐倉理沙――女みたいな名前の男には勝てなかったけど。 苦手科目は体育。あと音楽と美術と書道と家庭科。
[すらすらと、この世界の『千年前』よりも余程楽に思い出せる。]
(197) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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……私がいた『元の世界』それ自体が、全て妄想の産物なら。 そんな想像…創造力があるのなら。 それは、"可能性"にベクトルを与えて支配する決め手になる。 貴方が言いたいのは、そういう事ね?
運命が内包する未観測の白地への介入が不可能でない事は… 既に、証明されているから。
[《L.O.S.T》の存在と、一人の男によって。>>161]
以前は、ただクラリスを追い払うために【異世界】の因子…… 親子丼が、そこにありさえすればよかった。 今度は食材にまで気を払う必要がある……面倒な話だわ。
(198) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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けれど。そもそも…… 現実を認識するのも、 妄想を働かせるのも、
[自分のこめかみのあたりを、指でトンと突いて]
――……所詮は、ココ。脳味噌の働き。 ただ少し、観測する者の数が違うだけで。 コーヒー牛乳とミルクコーヒー程の明確な違いは、無いわ。無い。
でも、ね。
[饅頭>>158を受け取る。 『みたけまんじゅう』と書かれた包みをはがし、一口かじる。]
(199) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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――……不味くはないけど、特別美味しい訳でもない。 『老舗』って看板に胡坐をかいて、ずっと変わらない味。 進化する事を放棄した味だわ。とっくに食べ飽きてる。
[それと、コーヒー牛乳にはあまり合わない。]
……これが。これが妄想の産物とするなら。 私の"創造"には随分とまあ、夢が無い。夢が無いわ。 どうせならもうちょっと、夢のある現実《ファンタジィ》が見たいわね。
[頭を振った。]
……楽しいお話だったわ。 貴方たち親子とは有意義な時間を過ごせるわね。血筋かしら?
シュークリーム、楽しみにするわ。 甘味は、脳味噌の糧になるから。
[話が終わると、王様は部屋から姿を消した。]
(200) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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― しばしの後 ―
[使用人に肩を揉ませながら本を読んでいると、王様の予告通りに ティアラのシュークリーム>>171が届けられた。 一目見ただけで、]
……ステキね。
[飴細工で飾られたシュークリーム。 切れ目からのぞくクリームが、乙女心をくすぐった。 このお菓子には、夢と希望と愛情が詰まっている。]
あむ、……ん 、
[作り手に、心の中で礼を言ってから一口。 クリームが零れそうになって、慌てて指ですくう。]
(201) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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……おいしい。 (腕を上げたわね。)
[他者から託された希望は、"勇者"の力になる。>>4:34 天使のカードに、笑みが零れた。]
(202) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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これ成るは死と破壊の象徴――名して禍ノ翼《クライムオブハーロゥ》
終末《ハルマゲドン》の刻限《カウントダウン》の具現。 この世界を零に還す、力《カオス》そのもの。
後三つの禍の匣《BOX》を以て。
理解るだろう?
崩壊《ウルヴェレア》はこの手に完遂される事を
[その背に美しく広がるは四対の禍ノ翼。 それは今まさに貫いた第二の匣《BOX》から溢れ出す、世界の"大罪"の具現。
戸惑うだろう少年に、それは皮肉な笑み]
(203) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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『『『『ああ、我らは律儀だ。もっと信を置け』』』』
[死女神の姿に、ニィィィとテリー、ドリーの口が歪む。 そして―……降り注ぐ矢を合図にして]
『『『『さぁ!雪崩れ込め地を這う犬《レザボアドッグス》よ! 龍《ヘビ》と鳳凰《ニワトリ》を食い破れ!!!』』』』
[犬どもが燃え盛る倉庫に突入する!!!]
(204) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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なに、言って…
[目を引く、四対の翼。 何を言ってるのか…… わからないのに、わかる。 既に残りの匣は、 あと、三つ。
この知識は、どこから来るんだろう。 この偉そうなやつの寄こした、ガントレットから? どこからともなく聴こえる、赤い声から?
それとも…… 俺の、覚えていない過去から……?]
崩壊《ウルヴェレア》…… 駄目、だ。 完遂、なんて。 だって止めなきゃ、みんな、終わっちゃう…
[今まで俺に、止められたものなんて、何一つないけど。 そう思ったら、言葉尻は小さく、弱くなっていった。 まだ心は、悲しみから立ち上がれていないみたいで。]
(205) 2012/02/07(Tue) 22時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/07(Tue) 22時半頃
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そう。総てを零に還す《終わらせる》のだよ。
[少年の足はまだ勇気を見せないが]
余興《あそび》はもう終わりだ。坊や。
私は、外宇宙《そら》の執行者《エピディミオス》の名に於いて。 素敵な再生《アルメヴィア》へ至る零ノ華《Call ZERO》をこの世界に咲かせよう。
[左手には破壊《ZERO》―――― ――――右手には渾沌《KAOS》]
(206) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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そして世界はお前に選択≪ √ ≫を突きつける。
[ ≪Atrophos≫ 両手広げるは死女神 ]
この私に与えられた借り物の力を用い。
崩壊≪Atrophos≫に従うか
崩壊≪Atrophos≫に抗うか
世界の選択≪ √ ≫は今、お前に突き付けられた。
(207) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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告げよ! 世界の選択≪ √ ≫を背負う決断《シェリ》を!
(208) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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―夜―
算多キハ勝チ,算少ナキハ勝タズ。
[倉庫に夜襲をかける魔犬の群勢《レザボアドッグス》を見て桃 茜は呟く。]
確カニ面ト向カッテ戦ウヨリハ遥カニ効率ガ良イ。 妾ノ眼ニ狂イハ無イヨウデアルナ。ホッホッホッホッ。
[桃 茜は高らかに笑う。]
(209) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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[何を言ってるのか、わからない。 急過ぎる。いきなりの言葉は、知らない単語がいっぱいで。 わからなくて、頭が痛い。 けど。]
俺は…… 選ばないと、いけない……
[忘れているものを、取り戻さなければいけない。 突きつけられた選択≪ √ ≫。 目の前にあるのは、たった双つの極端な選択肢《未来》。]
(210) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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――――――…… もし、従ったら、さ。 この絶望《悲しみ》が、また、「増える」んだろ。
[続くだけじゃない。 もっと増えていくことは、言われなくたって、わかってるんだ。 このまま黙って、選択を後回しにすることは、従うと変わらない。]
(211) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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ヒューは、もちろん「狂える犬の病」など対策する性格ではなかった。
2012/02/07(Tue) 23時頃
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手を伸ばしても、無駄だったりする、けど。 手を伸ばすこともしなかったら……
やっぱり俺は、後悔するんだ。
[降りそそいだ後悔と悲嘆。 眠りの間にそれは落ち着いたようだけど、胸にわだかまるそれは未だに湿っぽくて、治りきらない傷跡のようにぐじぐじと痛む。 これをおさめる手段なんて、単純なんだ。 言われるまでもなく、心のなかに答えはあった。 ただ、臆病な俺は、これ以上傷つくことを恐れて目を逸らしていただけ。
悲嘆に抗うための選択≪ √ ≫ってのは…
―――― 愚直にただ、抗い続けること……!!]
(212) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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俺は…… 抗いを、選ぶ…… !!
[足へ力をいれる。 地を踏みしめて。 意思を込めて。
なあ、良平。光一。 こんな俺《馬鹿》でも、お前たちには何か、できたのかな。 できたんだと思いたい。 >>4:102あの声も、確かに俺は、聞いてたから。
こうして燻ってることも、似合わないなんてあいつらに、笑われてしまうだろうな。 そう思ったら、吠える声はようやく、芯《心》の通ったものになった。]
(213) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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――…… …………………そうか。
[咆哮。死と破壊の具現を前にして。 怯えもあるだろうその心に、籠る、意志]
それが、決断《シェリ》……。
(214) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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―――……・・・
(215) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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――後悔は《BACK》?
(216) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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――ない《AHEAD》!!
(217) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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――星命還れども《DEAD》?
(218) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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――星命繋ぐまで《ALIVE》!
(219) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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――……・・・そうか。
(220) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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ならば、世界の選択≪ √ ≫はただ一つ――
(221) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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いくよ《FIGHT》――
(222) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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――いくぞ《FIGHT》
(223) 2012/02/07(Tue) 23時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/07(Tue) 23時半頃
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[開始を告げる声は、同時。
崩壊をもたらすものが、彼女であるなら。 俺は、彼女に抗いを、意志だけでない力《選択》を見せなければいけないんだ。]
おおおぉぉ!!!
[星命《テュケー》をみなぎらせろ。 地を蹴り、狙いはヴェラの左頬。
>>2:232一発ぶん殴るって決めてたの、忘れちゃいないんだ!!]
(224) 2012/02/07(Tue) 23時半頃
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[開始を告げる声は、同時。
崩壊にあらがうものが、彼の《選択》であるなら。 死女神は、少年の抗いを、力を以てその意志《選択》を試さんとする]
この程度の星命《テュケー》か!
[黒鋼にみなぎる星命《テュケー》が輝きを帯びる。 魔人《カオス》が籠める破壊の黒鋼。だがそれは純粋な黒]
(225) 2012/02/07(Tue) 23時半頃
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――おぉお!!
[短い裂帛の咆哮。宿る破壊。 イノチの輝きを帯びる黒鋼に、その力は遥か勝る。
敢えて躱さない。左頬に微かな血の線が浮かんだ。 そしてそれは、少年の左頬にも全く同じ様に。 違いと言えば、小柄な身体等易々と吹き飛ばす風圧が襲う]
(226) 2012/02/07(Tue) 23時半頃
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『『『『おお、この気配は。龍《ヘビ》の野郎―』』』』
(227) 2012/02/07(Tue) 23時半頃
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[休もうと、落ち着いた先。 オスカーの隣で横になれば、身に纏っていた長いローブを彼にも掛けてやる。 少年の反対側で、ケヴィンが見張る様なかたちになっていただろうか。
そうして川の字になって休んでいれば、自分に子供があればこんな感じなのだろうかなどと思ったが、自分達の今の生活を思えば、余りにも遠い世界の様に思われた。
身体を横たえると、直ぐに睡魔が襲う。 穏やかな寝息をたてて、直ぐに"彼女"は意識を手放した。]
(228) 2012/02/07(Tue) 23時半頃
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― 金十字聳え立つオアシス《EDEN》 ―
[港街から東へと、飛ぶ。 宙から見渡す大地はところどころに大小の亀裂が入っており、 太陽と月が失われた明かり無き空からでも、世界が姿を変えてしまったことが解る。
しかし、砂漠の中。淡い金色の光を放つそのオアシスの空気は、以前と変わっていなかった。]
――! シメオン!!
[ずっとつないでくれていたコリーンの手を離し、砂を蹴って、泉の傍に立った金水晶の十字架に駆け寄る。 それは片割れが近づいたことに気づいたか、シャラン、と光を放った。]
(229) 2012/02/07(Tue) 23時半頃
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ここに…いたんだね… シメオン、ごめんね。ごめん―― ボクだけじゃ、この世界を救えない……
[愛おしそうに金十字に触れれば、南極星《セレスト》の身体で創られていた星動力《イリアコトン》が金十字へと流れ 黒の髪は銀に、紅の瞳は金に。徐々にその色を変えていく。]
ねえ、コリーン!ペラジー! シメオンの声が、聴こえるんだ……!
[暫く耳をすませて。弾んだ声で傍にいるだろう二人と、ヤニクに向かって嬉しそうに笑いかける。
それから真剣な表情になって、金十字に問うた。]
ねえ、シメオン…… 勇者が、幻想ノ刃《パンタシア》にボクに会えって言ったらしいんだけど… 何か、聞いてない? たとえば、太陽《とうさま》とかに。
[シャラン…シャラン…金十字は、静かに光を溢す。]
(230) 2012/02/07(Tue) 23時半頃
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っのやろ…!!
[わざと受けやがった。 悠然と動かずに、俺の拳をまっすぐ受けて、けど本当にかすり傷しかつかなかった。 悔しい、なんて思う間もなく、反撃が来る。]
ぐあああっ!!
[拳だけじゃない、風圧が。 後ろに吹っ飛ばされ、隣の倉庫に背中がぶつかった。 肺の空気が全部吐き出されそうだ…っ
背中はカトリーナが寝る前にちょっと癒してくれたけど、今日だけで踏んだり蹴ったりなんてもんじゃない目に合ってる。 でもすぐに立ち上がる。]
(231) 2012/02/07(Tue) 23時半頃
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っげほ、っくそ、余裕ってかお、して…!
[痛みの疼きなのか…… それとも、高揚か。 体が、軽い。
熱い。]
まだまだぁっ!!!!
[叫び、腿をひっぱたいて気合をいれる。 もう一発、今度は狙いはヴェラの腹部へ。]
(232) 2012/02/08(Wed) 00時頃
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……
[やがて倉庫の周りに満ちる魔犬達の足音と、交わされる囁きに、女は金の瞳を開いた。
そして、
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
建物を打ち破る音に、ゆっくりと身を起こした。]
(233) 2012/02/08(Wed) 00時頃
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[風圧で少年を吹き飛ばした、その拳を降ろす]
あぁ、余裕だ。この上なく余裕だ。
[然し少年の方は隣の倉庫へと磔にされても、 戦意を失わない。寧ろ燃え上がらせている]
どうした。その程度か?坊や。
[敢えて攻撃を受けるのを待つのは。 出方を見ている様にも、稽古をつけでもしている様にも。 黒鋼の拳が、腹部へと吸い込まれ]
(234) 2012/02/08(Wed) 00時頃
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[……るが。]
星命《テュケー》は即ちイノチ。
練り方ひとつで傷ひとつ受ける事もない。 拳に籠める三倍は難しかろうが……。
[――ぐわ、と。 まるで腹部に突き刺さる拳に痛痒も無い様子で。 左腕が大きく少年の首を抱き寄せたと思うと。 その少年を逃さぬ腕はすぐに解かれ。]
(235) 2012/02/08(Wed) 00時頃
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[右拳に、大きな破壊の光が籠められていて]
命懸けの実地授業だ。
あり難く思え、坊や。
[容赦なく、骨も砕かんばかりの掌底が、 逃げ場を失くした少年の腹部に迫る]
(236) 2012/02/08(Wed) 00時頃
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― 金十字聳え立つオアシス《EDEN》 ―
―――。
[金色の十字架のまわりだけ、空間が切り取られているかのように明るかった。 願いを生む力は確かにそこに遺されていた。]
北極星《シメオン》の? そう、なんだ…。
[銀の髪、金の瞳。 それは記憶の中のそれと一致する。 なるほど、だから、愛しき銀色なのか、と今更ながらに思った。
幻想ノ刃《パンタシア》とはここにくるまでに何度か聞いた単語。]
それって、ええと…1000年前に、 《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》セイクリッド・レティーシャの…なんだっけ。
[星の歴史を真面目に学んでなかったツケである。]
(237) 2012/02/08(Wed) 00時頃
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ああ、相棒。 いっしょに、頑張ってくれたんだ。
[すぐに、記憶が欠けた知識を補って、ふぅんと頷いた。
頷きながら、完全な形ではない双子星の再開を黙って見守っていた。]
(238) 2012/02/08(Wed) 00時頃
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[一撃は腹に当たっても、全く通っていない。 余裕そうな態度からも、なによりインパクトの感触でもわかる。]
っなにす、
[引き寄せられて。 また抱きしめられるのかと、こんな時なのに変な緊張しかけた、
直後
力の収束が、「聞こえた」。]
(239) 2012/02/08(Wed) 00時頃
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『『ああ、こうしている間にも世界が毀れる』』 『『ああ、こうしている間にも世界が崩れる』』
[開いてしまった世界は端から崩れていくことになろうか。 もちろん、一気にガラガラ崩れているわけではないのだが。]
『『ああ、龍《ヘビ》の気配がする』』 『『ああ、鳳凰《ニワトリ》の気配がする』』 『『『『奴ら、体臭だけは随一だ。げてげてげて』』』』
[202個の眼は燃え盛る倉庫に雪崩れ込んでいく。 焼けて消炭になることなど恐れていない。 むしろ、諸共に焼き払ってしまおうとでもするよう。]
(240) 2012/02/08(Wed) 00時頃
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っごほっ
[悲鳴を上げることもできなかった。 腹の中がぐちゃぐちゃにされたみたいな、衝撃。
吹っ飛ばされたって気づいたときには、地べたに無様に座り込んだ体勢で。]
く、……ぅ……
[痛い。苦しい。 すげえつらいけど、…… 二人を失ったって知った時の痛みに、比べたら。
引きつった喉が止めかけた呼吸を、強引に動かして。]
ありが、とうっていえば、いいのか…?
(241) 2012/02/08(Wed) 00時頃
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力の、使い方、ってか。
……まだ、わかってない、から… まだ…!!
[飛びかかるには、まだ足が。 拳にためた力を、振り抜いて吹っ飛ばせ…!!!]
劉淵武牙《アースシェイクファング》!!!
[地を削り上げるような、えぐり上げる拳で!!!]
(242) 2012/02/08(Wed) 00時半頃
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>>149 そ、友達。昔からのね。
[瞳を輝かせるセレストへと微笑を浮かべる。 「彼」は里の外の森に棲んでいて、物心ついたころからの友人だった。 ペラジーはそっと巨鳥の頭をなでる。 そして、セレストが困ったように眼を伏せる>>151のを見て、ふむ、と声を漏らした]
聞いたことある…なら、やっぱり無関係でもないのかな。 …いいよ、気にしないで。とりあえずなんか関係はありそう、っていうのはわかったし。
[そう答えながら、エストへと飛び乗りながら、エストの巨大さに驚いていたコリーンの問いに答える]
(243) 2012/02/08(Wed) 00時半頃
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んー、鳥使いではないかな。 この子はあくまで友達。たまーに手伝ってもらうだけ。 ヴァイスイーターってのは…まぁ、私が勝手にそう名乗ってるだけ。 文字通り、悪《ヴァイス》を喰らう者《イーター》、かな。 …まぁ、「悪」を、「気に食わないヤツ」って置き換えてくれてもOK。
[そんな風に説明しながら、出発の準備をする。 と、背後でコリーンがなにやら声を漏らした>>174ので振り返り]
ん? どうかした?
[小首をかしげたのだった。 恐らく、後から来た相棒がそれを指摘しなければ、きっと気づかないままだっただろう]
(244) 2012/02/08(Wed) 00時半頃
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どうした、この程度か?
[内心感嘆しながらも、掛ける声は冷めた物。 力《カオス》の心得ない者なら、今で死んでいる。
大地を"しゃくり"上げる様な、重い破壊が巻き起こる]
赦されんことだよ。 この程度の力《カオス》で――
[炸裂する大地が、直撃する刹那に]
(245) 2012/02/08(Wed) 00時半頃
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…うっさい。
[身体を起こしたのは、金の髪の女では無く、五色の色を持つ女。 絶望的な迄に不機嫌そうな声を発しながら、立ち上がり外へと向かう少年の背を見送った。]
正直世界なんてどーでもいいんだケドさぁ…
[怒気を孕んだ瞳は外へと向けられる。]
(246) 2012/02/08(Wed) 00時半頃
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星の命運の為抗う事など。
[大きく、死女神の身体が上へ、"翔ぶ"。 少年には未だ至れない高みから見下す双眸。
色濃き死の緋《ブラッディ》が、圧倒的な殺意で少年の緋を睨据えた]
龍淵砕星牙《グランドダッシュファング》!!!
[死女神の着地と同時迫るは、 星を打ち砕く様な、爆ぜ上げる様な拳!!!]
(247) 2012/02/08(Wed) 00時半頃
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サテ、ドウ出ルカ見物デアルナ。
[倉庫を見ながら様子を伺う。]
(248) 2012/02/08(Wed) 00時半頃
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私の睡眠の邪魔をするヤツは、赦さん。
[彼女が太陽《サイモン》とこの地に居着いてから大半の時間、何をしていたか。 来るべき時に備え、力を蓄えていたと言えば聞こえは良いかもしれないが、早い話がずっと寝ていたのである。 そして、実際のところ、寝ていたからといって力が蓄えられる事もないのであった。
巧みに、彼女は周囲の気温と風をコントロールする。 怒れば怒る程、冷静になるタイプだ。
時をおかずして、空には大規模なスーパーセルが形成されるだろう。]
(249) 2012/02/08(Wed) 00時半頃
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『『ああ、寝坊助め』』『『ああ、寝太郎め』』
[機嫌の悪そうな気配。突入した犬は倉庫内を跋扈。 牙を爪を剥き出しにしながら、跳ね飛び襲いかかる。]
『『気の強い女《ニワトリ》は嫌いではない。』』 『『ああ、よく見れば愛らしい唇をしている。』』 『『ああ、しかし口が悪い。育ちが悪い。』』 『『ああ、少し口を慎まねば―』』
(250) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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それで、南極星《セレスト》… 北極星《シメオン》は、なんて?
[金色の十字架に寄り添う銀の髪を見て問いかける。 二人の会話…というのだろうか、それを邪魔してはいけないと、 傍に寄ったものの金色の十字架に手を触れることはしないまま。]
(251) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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『『『『その唇もぎ取って龍《ヘビ》の尻に接吻させるぞ』』』』
[テリーとドリーは高みの見物を気取るように。 倉庫内に躍り狂うは狂える魔犬《レザボアドッグス》 まさに暗殺者《アサシン》のように、死角を狙って襲いかかる。]
(252) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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――港の倉庫――
[津波に破壊の限りを尽くされ、宿屋と呼べるような環境はもう残っていない。 かろうじて屋根のある倉庫に身を寄せ、つかの間の休息を取ろうと、湿気った流木や石材を蹴り退けた。 カトリーナがオスカーにローブをかけてやるその反対側、オスカーを挟むようにして位置どる。 己の長身はこの荒屋では少しばかり大きい。 壁と壁同士がちょうど角になるスペースに、もたれるようにして目を閉じた。 ナシートは太陽なき暗がりの世界に、溶けるようにして広がっていく。 彼の存在自体が大きく展開されるため、見るだけならある種結界に近いようにも見えるが、陽光に照らされ濃く存在し続けるのでなく、宵闇にすうと溶け消える、これがれっきとした彼の休み方だった。
しかし、眠るところに体当たりかまされれば起きるのは人も龍も同じことで。 その当たり判定の大きい今、襲撃に真っ先に起きたのもこの龍だった。]
(253) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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[ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!
轟音と振動。 つられて巻き起こる爆発に、誰が声をかけなくとも目覚め、男も龍も跳ね起きる。]
オスカー! 無事か!
[橙星はどうしていただろう、まだ眠っているようならばつまみ上げてでも連れ出して、外へ出ようと。 荒屋はみしみしと嫌な音を立てていた。爆発と炎に包まれて、おそらくもう、長く持たない。]
(254) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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[――しかし、オスカーを何とか外へ出した所で、ぐしゃあ、と盛大な音を立てて荒屋の壁が崩れ落ちる。 予想以上に早い崩壊は、炎上の影響だけではない。突入してきた地を這う犬《レザボアドッグス》の重圧が壁から屋根から大地から倉庫を押し潰していた。]
『旦那ァ!!』
[叫び声が聞こえる。 拡散していたナシートが凝縮して、こちらまで戻ってきたようだ。]
くっ……!
[炎上に熱気が篭る。 そこで、目覚めたのは五色の髪の。]
(255) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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/*業務連絡。 明日が1日不在なので、今の内に確認を。
現状、今日こそ襲撃で飛雲覚醒の流れですが。 機械半辺天《オトメドール》に襲撃をお任せしてもいいだろうか? もし何らかの理由で飛雲以外の襲撃になった時に事なので、こちらはパスのままで居たいと思う。
(*8) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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っ く、 あああああ!!
[立ち上がった足場ごと、吹っ飛ばされる…! ぶっ飛んで突っ込んだ空き倉庫っぽい場所、崩れた瓦礫が足に…っ]
ぐ…… っは、 やっぱ、レベルが、違う…
[羽が何対も生えてるような相手だ。 拳を、力をくれたのも彼女で。 そう簡単に対抗できるとは思ってなかったけど、やっぱり、強い。]
(256) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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だからって、… ひいたって、俺は… 後悔、するんだ…っ ぅ、あああっ…!
[瓦礫を押しのける。 痛い、という感覚も鈍ってきた。 星命《テュケー》だろうか、温かいものを、感じるようになってきた。 そいつのお陰で、まだ、立ち上がれる。]
お前、モノの教え方、雑なんだよ…!!
[体験しろ、とか言った割に、ぼこぼこ殴るだけじゃないか。 もーちょっとわかりやすく、しろよ!!]
(257) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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これっくらい、受けろ、っんのやろおおおお!!!!
[体力ももう、やばい。
苛立ちごと叩きつけるように、拳を地に。
地割れのようにして、荒れる大地の力を、あいつにぶつけてやる…!!!]
(258) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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オスカーは、ヴェラに今、どこまで通じるか…!!
2012/02/08(Wed) 01時頃
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―赤い海を臨む海岸―
あー、派手にやってんねー。 いったいし…。
[力と力のぶつかり、空気が震える。 身体をなんとか起こしてそちらのほうを見た。]
遠いか、見えないな。
[そうため息をついてから電子端末《デジ・プール》を取り出す。 画面をタップし力の発生源を探していく。]
(259) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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/* セットしてあります。問題無し。 ゆっくりするといいのですよ。
(*9) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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[辺りが、白の世界に変わる。
全ての視界を奪う程の、暴力的な迄の光とほぼ同時に鳴り響く、轟音。 巨大な雷の柱が、赤く染まった海へと落ちた。]
そんなに飛びたいなら、飛ばしてあげるわよ。
[キレている。 聞こえた囁きに、笑みをもって応えた。
彼女を中心として巻き起こった竜巻は、そのコンクリートを軽々と破壊し、全てを巻き上げようとする風に抵抗する力を魔犬が持っていなけらば、それらを軽々と遥か上空へと吹き飛ばしてしまうだろう。
四凶の取り憑いた犬は、どうなったであろうか。]
(260) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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………苛立つのはよくないねー。
[そう、電子端末《デジ・プール》に笑みを浮かべる。]
……アイツは、あの時のこと忘れてしまったかな。 大地に与える力は、そっちじゃない。
[あの時の子猫が――――。 与えたものを持っているなら。]
………キティ。 契約違反はオレのほうか、なっさけねー姿だし。 アイツのトコには行けないな。
[今度こそ大鎌《サイス》を杖代わりに立ち上がった。]
(261) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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― 王都 / セヴィアルファ城 / VIPルーム(露天風呂付き) ―
イタタタタタ…… っ あ あーーー〜〜〜〜 きっくぅぅ……
[整体で全身の凝りを解してもらいながら、声を上げる。 相当身体が固くなっていたらしい。すごく痛い。]
ひっ ふぅ〜〜…… え、ええ。まあね…… ここに来るまで歩きながらノート読んだりしてたしね。
[整体師に、凝りの原因に心当たりが無いか尋ねられて答える。 封印から目覚めてから、この城に来るまでを振り返る。 無理な運動や場所を選ばない読書――…… 思い当たる事はいくらでもあった。]
(262) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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[同時に思い出されるのは、その間自分を守ってくれた人のこと。]
ペラジーは……上手く、上手くやってるのかしらね。
[視線を少し動かす。 整体を受けるために脱いだ服と一緒に置かれているベルトと 短剣>>4:143が視界に入った。]
そろそろ、南極星《セレスト》を見つけるくらいしてると良いけど。 ……見つけたところで、どうするかは。彼女次第か。
[彼女には、捜せ、としか言っていない。>>133 意図的である。「優しい」彼女に、零の匣《BOX》を強制的に 開く方法>>3:377>>3:378をあの場で告げたところで、 素直に受け入れられるとは思わなかったから。]
(263) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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早くした方が、良いのは良いんだけどね。 それと、彼女の意志はまた別問題……別問題だわ。
[今自分が居る……ここ、王都はまだ比較的無事だ。 "Blaze Wall -風雲焦がす聖火の城砦-"も発動した。 この地に関しては、まだもう少しの猶予は許されている。 だからこそ、『最後の砦』に選んだ訳だが。 しかし、ある上級天使が危惧した>>169ように…… 王都から一歩でも出た先は、その限りではない。]
本当は。本当は私が出張れれば良いんだけど。 けれど、私は――《聖火の勇者》は、匣《BOX》には近寄れない。
(264) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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私が振り翳す"火"こそ、ヒトの"罪"の象徴でしょうしね。 ――……ヤツらにとっては。
[ヒトが火を得る事=罪とするような話は珍しくない。 自分が知る神話の中では、Prometheusが天界から火を盗んで 人類に与えたために、激怒した神がPandoraに災禍の匣を 持たせて人類に送ったのだったか。うろ覚えだが。]
モノが匣《BOX》というモチーフである以上、私の火《罪》を 下手に近付けて刺激しない方が良い…… どんな反応を示すか、わかった物ではないから。
["鳳凰"や"恒星"とは違い、"勇者"は飽くまで"ヒト"だ。 なればこそ、"罪"の概念を強調されかねない。 だから匣《BOX》に関しては、クラリスに任せている。>>180]
(265) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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……手を出せないと言うのも、酷ね。
[「役割分担」>>2:149 自分にそう言ったのも、ペラジーだったことを思い出しながら。 兎にも角にも。匣《BOX》に関しては他の誰かに任せるしかない。 その間に自分は、自分がやるべき事を果たす。>>4:105 ヒトの最後の砦として王都を護るのもそうだし、 まだまだ頭脳労働で片付けられる事も残っている。 そして――……]
(266) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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あいたたたたたたたたたたた っっ!!!
――――〜〜〜〜〜〜、
……もっと もっと優しく――…… いたたたたた!!
[こうしてマッサージを受け、凝りを解しておく事―― 万全な自分を造っておくのだって、"やるべき事"だ。きっと。]
(267) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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『この"気"――なんつうもん乗っけてやがんだァ、この犬! ただの犬っころじゃねェ、トーテツ、トーコツ、キューキ、コントン! 二匹に四匹乗ってる重魂《デュアル》ってだけじゃねェ、魂の大きさがケタ違いだ! 容量《キャパシティ》ブッ壊れてんじゃねェのか!』
[男は迫り来る地を這う犬《レザボアドッグス》を剣で薙ぐ、薙ぐ、薙ぐが、しかし数が多い。 閉鎖された倉庫で叩くには、巨躯のこちらに不利がある。]
『旦那ァ、そんななまくらで斬ってちゃァ、この親玉はどうにもなんねェ! 俺っちを乗っけてくれやァ!』
[龍は、痺れを切らすように叫んだのであったが。]
(268) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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『『ああ、恐ろしい。更年期障害《ヒステリー》か』』 『『ああ、嫁にはしたくない手合いだ』』
[鳴り響く轟音―竜巻に犬たちは巻き上げられていく。 きゃいん!きゃいん!!と声をあげて空を飛ぶ犬たち。]
『『ああ、羨ましい羨ましい。空の者は地の者の痛みを知らない』』 『『ああ、羨ましい羨ましい。常に勝ち誇った顔で見る』』
[犬が巻き上げられつつ―それでも執念で倉庫内の人影に 喰らいつこうと牙を剥いて襲いかかっては来るが。 四凶の犬《テリー&ドリー》はまるで地に植わっているかのように、 竜巻にも飛ばず―空とは縁がないようだ。]
(269) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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うん、うん。……泣かないよ。 だから、教えて。 シメオンの識ってること。
[諭すような北極星の声に、何度も頷いた。シャラン…と哀しげに啼く金十字>>+308を撫でて。
しかし、金十字は己の問いかけに口ごもるように、輝きを弱める。 はらはらと、まるで涙のように、金色の淡雪が舞った。
――"残酷なこと"。>>+309 彼の告げるその言葉に、南極星は知らず、唇をきつく噛み締めた。
金十字が放つ清らかな光《おと》が、オアシスを震わせる。]
(270) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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まだ、降参しないのか?
[瓦礫の中から這い出てくる。 既に全身、満身創痍の様相を呈している。 だが、揺るがないのは、堅牢の意志《ゼンレイデフクツ》。
どれだけ圧倒的な力を前にしても。 光を決して失わない少年。 暖かく、真直ぐ、純粋な想いの力を宿す双眸。
死女神のその唇が、数度蠢いて見せた]
(271) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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――――育ったな。 強く。
(*10) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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[少年に、その唇の紡ぐ意味を理解する暇は与えない]
だが。 私を砕くに唯一必要な
私の『血』は、足りない。
[陽炎の様に、荒狂う大地を影法師がすり抜け。 次の瞬間、少年の姿は、建物を、岩を巻き込んで、遠く海岸にまで吹き飛ばされていた]
(272) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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[辺りが、白の世界に変わる。
全ての視界を奪う程の、暴力的な迄の光とほぼ同時に鳴り響く、轟音。 巨大な雷の柱が、赤く染まった海へと落ちた。
無論、僅かの隙、こちらも目が灼けるように痛んだが。 龍《ナシート》は、天雷にひひひと攣れて笑う。]
『"雷"!! お天道さんの光でいっちばん鋭いやつが、降りてきなすったァ! ひっひひ、燃えて、燃えて、燃えてきたぜェ旦那ァ!』
(273) 2012/02/08(Wed) 01時頃
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ボクの中にある、二つの匣《BOX》――
いい匣と、わるい匣――
[南極星に理解できるようにと、それは大雑把な説明だったが。]
"いい匣”を、開くには――
[北極星《シメオン》が告げる、星《せかい》を救う方法>>+311]
―――…幻想の刃でボクの身体を、貫く……
[唇が、彼の言葉を繰り返す。]
ねえ、シメオン。 その"いい匣"を開けば…… この星を救うことができるかも、しれないの…?
(274) 2012/02/08(Wed) 01時半頃
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『『『ああ、窮奇さん』』』『―……あいよ。やれやれ』
[そのとき、竜巻にぶつかるように北より吹く広莫風。 犬の背後に見える翼(捻じれているが)を持つ虎。 刃が竜巻に紛れて―あらゆるものを切り裂くように。]
『はは、龍《ヘビ》よ鳳凰《ニワトリ》よ。 東の玉蜀黍畑からもぎ取って来て尻で捻ってやろうか。』 『ああ、それは面白い。洋梨《ラフランス》みたいな顔しやがって』 『ああ、あの鳳凰《ニワトリ》―いくつだ?あの髪の色』 『ああ、あれが若づくりか。気苦労のたえないことだ』
(275) 2012/02/08(Wed) 01時半頃
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龍気装天!! 神天霹《ジンテンヘキ》!!!!
[大剣に宿す禍気は、龍気に天雷混じり漆黒の刀身に紫電走らせる。 竜巻ごときでは地より離れぬ、縫い付けられたかのような二頭の犬に、くろぐろと向かい合った。]
(276) 2012/02/08(Wed) 01時半頃
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/* 了解した。感謝する。 明後日には姦しい四卿が囁いて居る事に期待あげ。
(*11) 2012/02/08(Wed) 01時半頃
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…? どういう、
―――――― ッ!!!!
[何か、聞こえたような。 言ったらしいものを、確認しようとして…また、ぶっ飛ばされた。]
[ (轟音) ]
[ (破砕音) ]
[それを聞くには、俺の頭はぶっ飛んでたらしい。 訳がわからなくなって、ああこれは死んだかなって思った。
でも、なんでかまだまぶたは開く。]
(277) 2012/02/08(Wed) 01時半頃
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―― 赤い海を臨む海岸 ――
[俺は、海岸に転がってる、らしい。 体がまだ、動く。 それは俺の想いが体を支えていたから、のようだけど、強引な手段であることに変わりはない。痛い。めちゃくちゃ痛い。 なんで俺死んでないんだ。]
く…… ……
[なんとか起き上がって、ぶっ飛ばされた方向を睨む。 あいつは、まだ、こっちにきてるだろうか。
割と近くに、10年も前に会ったっきりの「おにいちゃん」がいるなんて、気づく余裕はまだ、ない。]
(278) 2012/02/08(Wed) 01時半頃
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『『ああ、彼だ』』『『ああ、匂う匂う』』
[テリーとドリーは赤い目をしてその愛らしい見た目も ―……今では単に禍々しいオーラを醸しながら。]
『『あれが宿主か』』『『ああ、面のような顔をしている』』 『『表情をどこかに棄ててきたのか』』 『『ああ、きっと家庭に恵まれなかったのではないか』』
[好き勝手に言いつつ、紫電走る刀を見据える。 羨ましい羨ましい―嫉妬《SHIT》の気が充満する。]
(279) 2012/02/08(Wed) 01時半頃
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―― 赤い海を臨む海岸 ――
[コツ、カツ、カツ……]
お前には無理だ。オスカー。 もう子供の駄々はやめろ。
[抵抗する力は、大凡残っていないだろう。 傷だらけの身体。青く腫れ上がる左腕を容赦なく掴み、高く吊り上げる。 少年の身長では、足が大地に着くこともない]
(280) 2012/02/08(Wed) 01時半頃
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ヴェラは、フィリップの姿がそこに在っても、気にも留めない様子で
2012/02/08(Wed) 01時半頃
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『ううるっせェや犬どもが! ヘビヘビヘビヘビ言いやがって!』
[面のようと称された顔は、何を言われようとも、ナシートが何を叫ぼうともやはり変わらず面のようだった。 男からは口を開かない。閉ざされた口は、余計なことを零すこともない。]
『そんだけでっけェ顔して何が妬ましいってェんだかなァ、ゴーツク野郎! 来るなら来いやァ、チビ助ェ! じゃなきゃァ、こっちから行ってやんぜェ!』
[紫電は舞う。眼前の犬に大きく一歩踏み込み、地の上すれすれを横に一息に薙ぎ払った。]
(281) 2012/02/08(Wed) 01時半頃
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――、――。
[何を話しているのだろう。 漏れ聞こえる言葉に首を傾げる。
そして、>>274にきょとりとして…]
幻想の刃で、アンタを?
[それはつまり、生命力《ミライ》に続いて、 生命《イノチ》も失ってしまうかもしれないということ…。
はっとして両手で顔を覆っって、ペラジーを見た。**]
(282) 2012/02/08(Wed) 01時半頃
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ぁ、 っぐう……
[折れてるんじゃないか、って思う、腫れた腕。 それ一本で、ぶら下げられて。 痛いって思っても、呻くくらいの声しか出なかった。]
や、 だ……っ
[べえ。舌を出す。 これが精一杯なんて、情けなさ過ぎて笑えてくるけど。
もう、あんな涙は、嫌なんだ。]
(283) 2012/02/08(Wed) 01時半頃
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『『おお―……おおお??』』 『『おお、よろめくよろめく』』
[向かってくる紫電。跳び上がって薙ぎを避けると、 竜巻に足を取られてバランスを崩している様子。]
『『ああ、痺れる痺れる』』 『『ああ、刺激的だ刺激的だ』』
[薙ぎを避けても、飛び散る紫電が犬の身体に触れ 犬たちは舌を出して痺れているような様子。 鎌鼬が北より吹き荒れ、彼らを襲う―]
(284) 2012/02/08(Wed) 01時半頃
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[>>274 南極星の呟きは、周囲にいた者に届いただろうか。
金十字の中央に埋め込まれた銀水晶が、南極星を見据えていた。 金の瞳と、銀の瞳が見つめ合う。]
”可能性《希望》”――
[>>+319 彼は"世界を救える"とは言わなかったが。 可能性は決して優しくはない、が。
少なくともその言葉は、南極星の希望に成り得た。]
星の芽…新たなる星の息吹… それを、残すことができるなら。 それが、滅亡《絶望》からこの星(せかい)を救うことができるかも、しれないなら。
(285) 2012/02/08(Wed) 01時半頃
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[ふっ…と、南極星は表情を緩めた。]
なあんだ。そういうことだったんだ。
わるい匣。うん、ボクは知ってる。 かつて義母様が第六の匣《BOX》 "貪慾" って呼んだこの身体。>>2:407 これは、この星の星命《テュケー》を吸い続ける。この星を滅ぼしかねない、わるい匣。
今は、このオアシス《EDEN》に抑制されてるけど、ここから離れてしまえば、また。
[壊滅した港街を思い出して、唇を噛んだ。金の瞳に浮かぶのは、激しい後悔と、決意。 こちらを見つめる銀水晶をまっすぐに見つめ返し、答える。]
ボクは……そんなことは、望まない。
幻想の刃でボクの身体を、貫けば、"いい匣"が、拓く。 だから勇者は――幻想の剣《パンタジア》にボクを探させたんだね。
(286) 2012/02/08(Wed) 02時頃
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アンタらねー…、さっきから聞いてれば尻がどうのとかさぁ。 口が悪いっていう前に、その下品な発想やめてくれないかしら。
[新たに現れた気配と共に、げんなり、といった風に肩を落とした。 吹き飛ばされずに頑張っている魔犬は、ケヴィンに任せるつもりでいる。 肉弾戦は苦手なのだ。]
私の事言う前に羨ましい羨ましい煩いのよ、男のクセにみっともない。 いや、アンタ達が男かは知らないけど。 何でもっと堂々としないのかしら。
[ぶつぶつ。 四凶達が嫉妬に狂う背景に何があるのかも彼女は知らないのだけれど。 やはり、持つ身には、持たぬ者の苦しみは解らぬものなのだろうか。]
(287) 2012/02/08(Wed) 02時頃
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駄々を捏ねるなと言ったぞ?
[少年を吊り上げる腕を掴む手、 ぎゅう、と強く力が籠められた]
お前は弱い。
今のお前に、何も出来はしない。 崩壊を前に、啼く事以外、何もだ。
[その意志がどこまで続くか試す様に。 腕を掴む手には、徐々に力が籠る]
(288) 2012/02/08(Wed) 02時頃
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[迫り来る鎌鼬の気配に、焔の障壁を張る。
防ぐ為では無い。 焔の揺らぎによって、ケヴィンに鎌鼬の軌道を教える為のもの。
彼女自身には、其れが見える為、迫り来ればかわそうとするだろう。 浅く身体に傷がつく部分はあっただろう。]
(289) 2012/02/08(Wed) 02時頃
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っ……!
[竜巻にバランスを崩すさまが見えても、それに慢心笑むことはできない。 吹き荒ぶ風は熱を含まずに冷たく、背と頬を切り裂いた。
紫電一刀振り回し風を切り払っても、吹きつけるそれすべてを避けるには当然至らない。 一つ一つは致命打になどならないが、着実に男の浅黒く焼けた肌には傷が増えてゆく。
ならば、早く殺ってしまうほかない。]
『いってェよ、おらァ!』
[風向きと、斬りつける刃と、龍気の苛立ち。 小さなぶれが、犬二匹狙う剣先の軌道をわずかに変えたか。]
(290) 2012/02/08(Wed) 02時頃
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『『ああ、さすが上から目線の言うことは違う』』 『『ああ、「下」品―と。我らを「下」に見ている』』
[犬たちは執念で飛びかかって来ることもあろうが、 竜巻に飲まれて散り散り―夜襲は失敗のようだ。]
『『ああ、我らは地を這うしか能がない』』 『『ああ、女を見て物を思うことも許されない』』 『『ああ、羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい』』
[紫電に竜巻に。テリーとドリーは押されている― ように「見える」。舌を出して痺れバランスを崩している。]
(291) 2012/02/08(Wed) 02時頃
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人が休んでるところに…ったく…。
[先程、逃げてきた相手と。 見知らぬ少年が視線の先にいた。]
連れて帰れ、今すぐ戻れ、って言いたいところだけど。 そうもいかないね。
[右手で大鎌《サイス》を持ち上げて担ぐと。 横に一閃、風を薙いで少年を助けようと動く。 闇の炎をまとった風の刃が女を襲うだろう。 けれど、男自身は女の前に姿を現そうとはしない。]
………エル、逃げ道の準備。
[スーツの袖をまくり直しながらそう呟いた。]
(292) 2012/02/08(Wed) 02時頃
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『『みぎゃッ!!』』『『ぐぎゃッ!!』』
[鎌鼬吹き荒れる中―ああ、四凶たちにも軌道が見えるくらいだ。 斬りつける刀をテリーとドリーは何とか避けたが― ……地面に近き刀から飛ぶ紫電が彼らの身体に触れ]
『『ああ、痛い痛い。』』『『持てる者はそうでない者を虐げるが好き』』 『『『『ああ、苦しい痛い羨ましい妬ましい死ねばいい』』』』
[痺れによってか、動きが止まる。]
(293) 2012/02/08(Wed) 02時頃
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づっ !!!
[鈍ってきてるらしい痛覚を、さらに絞り上げるような。 痛い、ばっかりが頭を揺らして、目の裏がぱちりと弾ける気がした。]
…… や、だ…… ぁ あらが、うん だ…
[諦めたくない。 受け入れたくない。 理不尽を。崩壊を。 終わりを。
( あきらめたら。 を ねられちゃうんだっけ ? )
だめだ、こんなとこで、 きを うしなっちゃ ……]
(294) 2012/02/08(Wed) 02時頃
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……ふん。
[少年の腕を持つ手に力を籠める所。 闇の炎を纏った風の刃が、死女神のみを傷つける様に迫る。
左半身が一時的にせよ不随の状態で放つ一撃。 躱すのにも、少年を盾に翳すのにも、造作すら必要ない]
[ ピ シ ィ ッ !!! ]
―――………・・・四度目か。
(295) 2012/02/08(Wed) 02時頃
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[なのに、直撃を感じさせる切れ味で、死女神の神血が弾ける]
つくづく、貴様は恐れ多い運命に産まれついたな。
…隠れる必要もない。悪霊《クロノス》。 今の私は、ただこの子に用があるのだ。
[ぽた、ぽたと。流す必要の無かった血を流しながらも。 死女神は、少年を吊り上げる姿勢は不動]
(296) 2012/02/08(Wed) 02時頃
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|
私はこの子に、正しい選択≪ √ ≫を教える権利がある。
駄々をやめさせる事は権利であり。 不毛な抵抗を挫く事は権利であり。 其を思い知らせる事は権利であり。
誤りの決意《シェリ》と選択≪ √ ≫を砕く事は、義務であり、権利なのだ。
[悪霊に送る視線はひとつも無く、血を流して。 総ての視線が、冷たく少年に突き刺したまま、更に手に籠める力を強める]
(297) 2012/02/08(Wed) 02時半頃
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|
地を這う事はそんなに惨めな事…?
[嫉妬の声を聞いても、彼女にはただ疑問が浮かぶばかりで。 矢張り、彼等との間には遠い隔たりがあるのだろうか。]
逞しく力強い、そう思ってたけど…。
[彼女にしては珍しい言葉。]
女を見て物思う事に資格が要るなんて考えた事もなかったわ…。
[少年を通じて心に芽生えた興味。 こうして様々な事を疑問に思い、知る事は面白いと思うが、矢張り世界の崩壊に関しては未だ無関心のまま。
世界とそこに生きるものたちは、彼女の中では繋がらないらしい。]
(298) 2012/02/08(Wed) 02時半頃
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[>>282 きょとりとするコリーンに向かって、その心中を知ってか知らずか、無邪気に笑う。]
心配しないで。 この身体が失くなっても、星命《テュケー》や星命力《テュケイリア》が無くなるわけじゃない。
開かれてしまったパンドラ・ボックスに閉じる蓋はない>>2:460けれど、絶望の後に希望が残るように。 ボクとシメオンで、新しい生命力《ミライ》を産むんだよ。
だから、ペラジー。 "可能性"を拓いて、くれる…?
[ペラジーに向き直ると、己の胸を指し示して、*微笑んだ*]
(299) 2012/02/08(Wed) 02時半頃
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[目の前に、あか。 あれは 血 ……?]
ぁ……
権利、って、 なんだ よ…
[えらっそう、に。
悪霊《クロノス》って、誰だろう。 閉じてしまいそうなまぶたを、ぎりぎり開いている、状態。]
(300) 2012/02/08(Wed) 02時半頃
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用事があるのは…ってアンタ、そういうのなんて言うか知ってる?ショタコンって言うらしい。
[昔から思い出せば。 堕天使もそうだったが。 美少年をはべらせていた気がしなくもない。]
誤りの決意《シェリ》?選択《√>?
………キティ。 遠慮なんかせず、思いっきり打ち込んでやれ。 誰かのためと思う気持ちでやればいい、簡単なことだ。
自分の心に正直になれ。 オレはキティが選んだ選択なら背中を押してやる。 間違ったらなら一緒に修正する。
砕く権利なんてダレにもない。 正しいか間違いかじゃなく、心の指し示す選択《√》を取れ。
[大鎌《サイス》を地面に突き立てる。]
(301) 2012/02/08(Wed) 02時半頃
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キティ――――、キミの願いを改めて聞こう。 キミの選択《√》は?
[男の瞳が紫に陰る――――――。]
(302) 2012/02/08(Wed) 02時半頃
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へんなの。
[この世界は不思議でいっぱいだ。 風の力でケヴィンを支援しながら、少年は無事だろうか、と思った。**]
(303) 2012/02/08(Wed) 02時半頃
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『なぁにが羨ましいだか妬ましいだか知んねェけどよ、あァそうだお前らのことなんか俺っちにゃァわかんねェ、わかんねェがなァ、死ねばいいとか言ってる奴にはいそーですかっつー優しさなんてねェ! んなのは、上のモンにも下のモンにも関係ねェだろォが!』
[動きを止めた四凶二犬にだんびらが脳天めがけ振り下ろされる。 まともに受ければかち割りなどという生半可な単語では表せないような惨状にもなりうる力で、大剣は振るわれる。]
(304) 2012/02/08(Wed) 02時半頃
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権利とは何かだと? 砕く権利が私に無い?
[聴こえる余計な言葉には何も応えない。 ただ、少年が、問う言葉への応えを出せない程に キツくその細い腕を締め上げながら]
随分とおかしな事を言うな?
私以上に、その権利を持つ物は、この大宇宙《そら》には存在しえない。
(305) 2012/02/08(Wed) 02時半頃
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そう……。 この"権利"は、決まっている。
[冷たい死女神の眼差しが、合わさる。 苦痛に呻いているだろう、少年の瞳と]
(306) 2012/02/08(Wed) 02時半頃
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――『親』が『子』を導くのは、義務にして権利だ。
(307) 2012/02/08(Wed) 02時半頃
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[この、声は。 忘れない…… 10年経っても、忘れない、あの。
こたえをと、唇を開いたけど]
―――――ッ
[くびが いきが。 こえが、だせなくて、
だから、>>307急に言われたことに、間の抜けた返事はせずにすんだ。]
( 親 ……? 子……… ??)
(308) 2012/02/08(Wed) 02時半頃
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凶星《マールフィクス》―饕餮ノ喰道楽
[パ ク ゥ テリーとドリーの背後に黒い闇が生じて そこから人面の羊が現れて―切っ先を咥えて受け止めた。]
『『『ああ、饕餮さん』』』『はいはい』 『『やれやれ、妬まれる者は自分の恵まれた境遇を知らず』』 『『やれやれ、我らはずっと羨ましかった』』 『『『『―……そう翼持つ者だけが見れる景色が』』』』
[テリーとドリーは傷だらけ。四凶の声にも疲れが混じる。 食み―……食み、と切っ先から「何か」を吸っている。]
(309) 2012/02/08(Wed) 02時半頃
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羨 羨 羨 ま 羨 ま ま し ま し し い し い 羨 い い 羨 ま 羨 羨 ま し ま し い羨ましい羨ましい羨まし 羨 羨
(310) 2012/02/08(Wed) 02時半頃
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『ぶえっ……』 『『『……くしゅん!!!』』』
[切っ先を食む饕餮を先頭にくしゃみが響くと―
ヴァリヴァリヴァリヴァリヴァリヴァリヴァリヴァリ!!!
饕餮がその喰道楽《グルメ》で舌鼓を打った雷鳴が辺りを駆け巡る。 立ちこめる逆恨みの嫉妬《SHIT》―禍々しき凶運《ナッシング》]
『『羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい』』 『『羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい』』 『『羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい』』 『『羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい』』 『『羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい』』 『『羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい』』 『『羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい』』 『『羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい』』
(311) 2012/02/08(Wed) 03時頃
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………ふーん。
[興味をなくしたかのよう。 夜の色をした瞳が2人から視線を外す。]
よかったね、キティ――。 母親?には会えたわけだ。
それで満足する、って言うなら。 オレは何も言えない。 ソレに力を貸すというなら、オレは契約を実行するまでだ。
テメェで決めろ、オレはそれ以上は何も言わない。 親子で仲良くする、っていうならさっさと退散させてもらうけどな。
[視線を逸らしたまま続けた。]
(312) 2012/02/08(Wed) 03時頃
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|
そう―― あれは私がこの内天世界《ホシ》に舞い降りた時。
太陽《サイモン》に見初められた私が。 唯一この身から育んだ。
腐りゆく、零と崩壊の結末を定めたこの世界で。
ひとつ、綺羅と輝いた七星。
(313) 2012/02/08(Wed) 03時頃
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|
『牙』抱く七つの渾沌の星。 北都に輝く、七ツ牙穿つ禍津星。
この、安ら静謐なる死の具現≪アトロポス≫が。 その破壊と力《カオス》の血脈を受け継ぐ子。
七つの渾沌の祝福をその身体に束ね。 "渾沌"を"秩序"にすら逆転させる"渾沌"を持つ愛ぐし子。
(314) 2012/02/08(Wed) 03時頃
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|
北都七牙星《カオス》の祝福を受けし子。
故に、その名前の音霊もまた、渾沌《カ=オス》が相応しい。
魔の星の祝福を受け、 魔に連なる破壊束ねし女神が育む渾沌の子――
(315) 2012/02/08(Wed) 03時頃
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|
そう―― 魔人《オス=カー》。
(316) 2012/02/08(Wed) 03時頃
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……………余計な事を口走った。
[突き刺さる視線が離れた。 だが、同じくして、死女神もまた興を削がれた様に。 少年の小柄な身体を、乱暴に男の方へと投げつけた]
(317) 2012/02/08(Wed) 03時頃
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………精々。駄々を捏ねるのは止す事だ。オスカー。
[男は、少年の身体を受け止めるだろうか。 しかしそれすらも眼にせず、背中を向けて。
――バサァ、と四対の禍ノ翼《クライムオブハーロゥ》を夜闇に広げ。
まるで、少年の心に杭だけを埋め込んだまま、物言わず飛び去って行った**]
(318) 2012/02/08(Wed) 03時頃
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凶星《マールフィクス》―窮奇ノ広莫風 凶星《マールフィクス》―檮杌ノ無鉄砲 凶星《マールフィクス》―渾沌ノ大混乱
[鎌鼬は残った水をくみ上げるためのパイプを切り裂き、 縦横無尽に竜巻の中を飛び回る気配はあまりに速く火花を散らす。]
『『『『空から見たい―……我らが世界を』』』』
[水、火、雷―……雷は水をふたつの気体に分離させ その一方に火がつけば。ああ、それも大量に充満した状態なら。]
(319) 2012/02/08(Wed) 03時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/02/08(Wed) 03時頃
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『『『『我が宿主の暗黒は―……底なしだ』』』』
[ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
盛大なる水素爆発《バースト オブ オキシジェン》が発生し― ……四凶の気配は飛雲のところに戻っていった**]
(320) 2012/02/08(Wed) 03時頃
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[この、ヴェラが。 こいつが、俺の、母親…? いろいろとちょっと待ったが言いたい。 これまでの仕打ちの何もかも思い出して、それが母親のやることかって。 驚きすぎて、意識引っ張り戻されたのだけは、よかったけど。]
(満足……?)
[ここで満足して… そしたら、どうなる。 従うというのは、 崩壊を受け入れること。 力を貸すってのは……崩壊を、すすめるってこと、か?
―――― そんなの。]
(321) 2012/02/08(Wed) 03時頃
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なるほどね。
[少年の生い立ちを聞いて煙草に火をつけた。 暫く考えた後、煙を吐き出した。]
魔人《オス=カー》。 アンタを殺すにはアンタの血が必要。 そうなるとアンタの最大の弱点にもなりえるワケだ。 ……こりゃ傑作だな。
[投げつけられた少年をぼんやりと見る。 特に助けることをしなかったのは動けなかったからなのだが。 使役魔《エル》が倒れている少年をつついたりしている。 女が物言わず飛び去ったのを見ればその場に座り込んだ。]
(322) 2012/02/08(Wed) 03時頃
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ゃ ……
[嫌だ。 息苦しい中、それだけでも言おうとした途端、ぶん投げられた。]
っ………
[これだけは、言わないといけないのに。
崩壊《ウルヴェレア》を受け入れるなんて、嫌だ。 相手が、ずっと探し求めてた、逢いたかった母親だろうと。 コレまでの全部を捨てて、諦めて、もっと絶望を増やすなんて嫌だ。
強く思って、だけどどこだろうか、叩きつけられるような衝撃を感じて… 俺の意識は、闇に沈んだ。
拒否するってことが、ヴェラ《母》との完全な対立を示すと、気づかないままに。**]
(323) 2012/02/08(Wed) 03時頃
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あー…しんど。
[元気でいてほしい、という過去の契約。 それは少年が新たに願うことで契約更改となるわけだが。]
………オレも動けないんだけど。 怪我人2人でどうしろっていうんだよ…まいったな。
[砂浜に腰掛けながら――。 紅の海が目に入った。
まるで煉獄にいるかのようなそんな光景に苦笑いを浮かべた。**]
(324) 2012/02/08(Wed) 03時頃
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なっ……!?
『トーテツの野郎、俺っちを食いやがったァ!?』
[切先は羊の――いや、正確には顔は人間の――口の中でがっちりと噛まれて、動くことを知らず。 振り回そうと力を込めても、相手はそこの犬ではない。暗黒に淀んだ気から生まれた四凶の一である。]
『何ッ、だァこれ、気持ち悪ゥ……!』
[饕餮は何やら食み食み、剣先を吸う。次第に纏う紫電は弱り、そのエネルギーは彼らの中に還っていくのか。]
(325) 2012/02/08(Wed) 04時半頃
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[転機となったのは大きなくしゃみだった。息吸う瞬間刹那口が開くも、刀身引き抜くが遅れたか抜きそこね。 くしゅん、と吐き出すその拍子に、先よりも硬く、剣先砕けそうなほどに噛み込まれた。 否、砕けてしまえば離れられたのやもしれぬ。しかし神鉄《アダマース》の剣は饕餮の咬合に負けるものではなかった。 咄嗟、剣から手を放すも。]
(326) 2012/02/08(Wed) 04時半頃
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[ヴァリヴァリヴァリヴァリヴァリヴァリヴァリヴァリ!!!]
(327) 2012/02/08(Wed) 04時半頃
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[雷鳴。己の飲ませた紫電も含まれているか。 鳳凰の呼びし神鳴《カミナリ》、四凶の体内に蓄積されどよめきさざめき増幅され、彼らの力の元に集まり巻き起こる元素の嵐。
呪術でも奇跡でもなく、彼らが起こしたのは純粋なる化学反応《アルケミー》。]
(328) 2012/02/08(Wed) 04時半頃
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[轟音、爆音。 盛大なる水素爆発《バースト オブ オキシジェン》はドゥ・シアーラの港湾倉庫ひとつふたつでは済まぬ損害を叩き出す。 その中央の、中央。力の芯に、男はいた。 如何に鳳凰の助けあれど、その爆発に晒されたのは所詮一人間の身体である。
四凶去った後。残ったのは神鉄《アダマース》の大剣、そして、地に倒れ伏した男と犬二匹**]
(329) 2012/02/08(Wed) 04時半頃
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―オアシス《EDEN》へ―
…さ、て……。
[エストの上で落ち着くと、急激に疲労感が体を襲う]
は…ぁ…そりゃ、そうか…マスア・ナ飛び出してからほとんど休憩してなかったもんなぁ…。 …エスト、行き先は、あの天使についていけば良いから。ゆっくりで良いよ。 私は…ちょっと休ませてもらうね。
[よろしく、と背をぽんぽん叩くと、巨鳥は「了解」とでも言うようにちらりとペラジーを見やった。 もし相棒が同行しているなら、指摘されたであろう背中の張り紙に激怒しながらも、不貞寝でもするかのようにエストの背で横になっただろう。 そして、しばしの眠りへと落ちていった]
(330) 2012/02/08(Wed) 13時頃
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―金十字聳え立つオアシス《EDEN》―
>>230 ふえ…!?
[いつの間にか目的地に到着したエストの背の上で、未だ寝息をたてていたペラジーは、セレストの声で眼を覚ました。 巨鳥はその巨体を、ペラジーが寝苦しくないように、だろうか…少し窮屈そうに、かがめ、背をなるべく平たくした形でじっとしていた。 ペラジーが眼を覚まし、声のしたほうを見て、それからエストへと首を振ると、おはよう、と一声鳴いた。 ペラジーは巨鳥の背からあわてており、彼の頭をなでてやる。 それから、セレストたちへと歩み寄った]
>>237>>238 幻想ノ刃…かつてセイクリッド・レティーシャと一緒に戦った、己の身を刃へと変えられる一族のこと。 ……あぁ、ちなみに、私も幻想ノ刃《パンタシア》ね。
[片手を半ば上げながら、さらっとそんなことをカミングアウトした]
(331) 2012/02/08(Wed) 14時頃
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…しばらくね、『シメオン』。
[セレストの後ろから、いつか図書館の前で出会った少年…だったものへと声をかける。 しかし、それ以上なにを語るでもなく、「彼」とセレストの「会話」を見守る。 暫くはその会話…というよりは、シメオンのいったことを復唱してくれているのであろうセレストの言葉>>274にふむふむと頷いていたが]
は…?
[流石に、『幻想ノ刃』でセレストを貫けと言われた時には、思わず声を漏らした。 それはやはり、そばに居たコリーンも同じ>>282で、一瞬彼女と目が合うが、気まずそうに眼を伏せた]
(332) 2012/02/08(Wed) 14時頃
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>>299 …………。
["可能性は優しくない"、とは、誰の持論だっただろう。 ペラジーはその持論を知りはしなかったが、今正に直面している可能性は、優しいものではなかった。 可能性を拓く…つまりそれは、己が『セレスト』を貫くということ]
……。
[成る程、おそらくセイカはこのことを知った上で、あえて伝えなかったのだろう。 ペラジーの中で、さまざまな考えが飛び交う。 …どうやら、匣《BOX》とやらが全て開いてしまうとマズイらしい。 それを阻止…というよりは、恐らく対抗するための匣《BOX》というのが存在して、それの発動条件が目の前の少女を貫けと言うもののようだ。 …かといって、幻想ノ刃で、という条件に、自分は当てはまるのだろうか? 彼女を貫くのが幻想ノ刃であればどのような形でも問題が無いのか…それとも、幻想ノ刃を用いて貫く必要があるのか…後者ならば、使用者が必要だ。 などと考える]
(333) 2012/02/08(Wed) 14時半頃
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私…。
[しかし、それは単なる逃げの思考。 答えは既に自分の中に、ひっそりと…しかし、確かな存在感をもって存在している。 …使用者が必要ならば、セイカは一人で自分をこさせはしなかっただろう。 つまりは、『そういうこと』なのだろう。 しかし…これは『解決策』ではない。 あくまで、勝つための準備なのだ。 彼女を貫くことで事態が収束するわけではなく、あくまで、勝つ可能性を底上げするための行為]
(334) 2012/02/08(Wed) 14時半頃
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私は…。
[他に策があるのではないか? ノー、それは違う。 他の策があったとしても、その策とあわせ、これは必要な行為なのだ。 かといって絶対の解決策であるわけでもないのに目の前の少女を貫くひいては恐らくその生命を奪うことになるであろう行為を実行していいものなのかイヤ既に道徳の問題ではなくこれは個人の感情の問題でありこの未曾有の危機においては些細な問題なのだということは頭では理解しているが心がそれをよしとはしてくれなずこうも自身の中の食い違いを煩わしく思ったことはないそういえば以前もこれに似たことがあったそうアレは数年前夏を目前に控えたある日ダイエットなるものにちょっと挑戦してみようかなーなどと思って面白半分で取り組み始めて一週間ほど経ったときのことだった私はテーブルの上にあったドーナツを食べるか我慢するか必死に]
(335) 2012/02/08(Wed) 14時半頃
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あぁ!! もう!!! うっさい!!!!!!
(336) 2012/02/08(Wed) 14時半頃
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[訳のわからないところを回り始めた思考を、大声を上げて断ち切る]
ドーナツ関係ないし! 我慢に我慢したしね、おいしかったわよドーナツ!!
[どうやら心と頭の食い違いの末、ドーナツは食べたらしい。 が、そんなことはどうでも良いと言わんばかりに、ペラジーは自分の顔をぱしん、と両の手で挟むように叩く。 それから、すたすたとセレストへ近づいた]
…それがアンタの…セレストの『成すべきこと』なの? それが『アンタ達』の願いなの?
[迷いの無い、澄んだ眼でセレストを見つめる。 そして、もし彼女がそれを肯定したのなら、その瞳をまっすぐ見つめて]
(337) 2012/02/08(Wed) 14時半頃
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……わかった。 それがアンタの成すべきこと。アンタ達の望み。 そして、それを成すのが私の役目なら…。
[正直、世界がどうとかはあまり関係が無い。 しかし、]
…私も、このまま人がゾンビになって、買い物に行くたびにそれを切り払うのもイヤだし。 気に食わないやつをとっ捕まえてストレス発散できないのもつまんないし。 おいしいもの食べたいし。 何より…。
[一歩、二歩とセレストからはなれ、振り返る]
多分この騒ぎの中心に最高に気に食わないやつがいるし…あの仮面女にひと泡吹かせるためにも…私は私の成すべきを成す。 ……それに…。
[何より、見せてやりたいのだ。 目覚めたばかりの…1000年がんばり続けた友人に、もう心配することなど無い、澄み切った世界を]
(338) 2012/02/08(Wed) 14時半頃
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汝は我 汝は影 汝は刃 汝は幻想 汝 具現せよ 幻想ノ鏡《アルター》 降臨《アドヴェント》! 白ノ軌跡《ミデントロキア》!!
[ペラジーは静かに、己の分身を呼び出す。 白い刀身から淡く優しい光を放つ、白の軌跡…]
…いいのね?
[彼女の命を奪うつもりは無い。 が、しかし…望むと望まぬとを問わず……。 ペラジーはセレストの意思を確認すると、頷き、分身を構えただろう**]
(339) 2012/02/08(Wed) 15時頃
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[どれだけ、時間がたっただろう。 何かにつつかれてる感覚で、ふと目を覚ます。 起き上がろうとしたら、全身が痛いなんてもんじゃなかった。 俺なんかしたか、って思った瞬間、気絶するまでの戦闘が思い出されて、起き上がろうとしてやっぱ痛かった。]
そ、だ……お兄ちゃん……
[意識が落ちる前に聞いた声。 懐かしい声、聞き間違いじゃないはず。 だって俺をキティって呼ぶのは、あの人だけで。
見回せば、俺をつついてる……なにか?と一緒に、姿を見つけられるだろうか。]
お兄ちゃ、っけほ、……
[喉も痛かった。 そういえば首しめられたし、あれが母親かと思うとなんか……がっくりきた。 すげースタイルいいと思ってたけど……母親かー……**]
(340) 2012/02/08(Wed) 17時半頃
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ど、ドーナツ…???
[>>337 じっと考え込んでいたかと思えば、唐突に自分の頬をたたいて叫ぶ彼女に、驚いて瞳を瞬いた。
それから、こちらの意志を確認するようなペラジーの問いかけに]
それがボクの願い。 その完遂こそ、ボクたちの、星の使命《-セカイノヤクソク-》
それに、ペラジーがさっき言ってくれたじゃない。 星命を吸われるくらいいいんじゃない。 なにもしないで死ぬより、必要なことのために動く方を選ぶ>>5:150――って。
[揺らがない想いを込めて、頷いて、澄んだ瞳を見つめ返した。
その瞳を見て、ペラジーでよかった…と、思う。 それから、彼女をここに遣わした存在《セイカ》にも感謝した。]
(341) 2012/02/08(Wed) 21時頃
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きっとこれは、ボクにとっても、世界にとっても必要なこと。 だから―― 大丈夫。
[それから、コリーンを見た。 彼女はどんな表情で南極星とペラジーのやりとりを見ていただろう。 その両手を握りしめて微笑んだ。]
優しい天使――観測者《ホロゥ・スコルプス》 君の観る世界がどう変わるのかは、わからないけれど。 ――祈っていて。 これから拓かれる"可能性"が君のように優しい星《セカイ》であるように。
想像《イノリ》はきっと、創造《チカラ》になるから!
[そして。 幻想の刃《パンタジア》と向かい合う――* >>339]
(342) 2012/02/08(Wed) 21時頃
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―― Side 橙 ――
[そのとき、彼は石ころだった]
[なのでつまみ出されればそのまま運ばれてしまったし>>254] [暴風やら爆風やらに巻き込まれて気がつけば吹き飛んでいた>>260]
橙『――――ーーーぃびーーいいいいんぐ!』
[つまり、墜落《メテオインパクト》したのは、全て終わった後]
(343) 2012/02/08(Wed) 21時半頃
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ドカアアアアアアン!!!!
[それは満身創痍の彼らの近くに降ってきて――]
橙『ふぅ…久々に土にかえっていました………!? 何事!? ダレがこんな事を?!』
[辺りの惨状に、もしかして今自分がやらかしたのかときょろきょろとするのだった]
橙『……』
(344) 2012/02/08(Wed) 21時半頃
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―― Side 橙 ――
[さすがに少なからず共に歩んだイノチを見捨てるのは、若干良心的な固体である橙らしく、気にかかるようで、考えた結果――]
橙『よし、癒して逃げよう』
[かなり最低な事を呟いた挙句]
┗┨┏┓┿┥┏┓ ┗┨┏┓┿┥┏┓ ┝┓┿┨┰┨┯┫ ━┓┠┨╂┓┠┨ ¢蜥nの 恵みを イマココに!
[ふわりと、主にケヴィンを中心に大地が光の粒を沸きあがらせ――そこに居た者(候補:ケヴィン、カトリーナ、オスカー、フィリップ)の主に肉体的なダメージを(一方的に)癒していく――]
(345) 2012/02/08(Wed) 21時半頃
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―― Side 橙 ――
橙『精神的なショックとか、そういうのは――専門外!』
[堂々とそれだけを胸を張って宣言すると、逃げるように全てを振り切るように]
┝┓┯┓┸┓┰┛┯┫ ┿┛┗┛┸┓┗┓┰┫┝┥│┯┛┯┫ ┯┓┠┥┣┓┿┨╂┓ ≠ニびだせ! わたし! せきにんをとって!
[かつて青をそうしたように、自らをカタパルトジャンプして遥か高空へ打ち上げ――]
(346) 2012/02/08(Wed) 21時半頃
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―― Side 橙:本日のたまやー ――
パァァァァァンンンン・・・・・・
[セイクリッドのいう所の汚い花火となったのだった**]
(347) 2012/02/08(Wed) 21時半頃
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――ドゥ・シアーラ 爆心地――
[七ツ星の一が彗星のごとく降るその衝撃に、男はようやっと意識を生の世界に引き戻した。
身体は依然として動かぬ。いや、動かないこともなかったが、ひどく億劫で、指先を少しと喉の奥から掠れた呻きを上げるのが精一杯だった。 ダレがこんな事を、と橙星が言うのは聞こえても、それに反応するだけの力は残っていない。 大地に吸われるように、すぅと力が抜けていきそうになるのを、意志だけで留めていた。]
(348) 2012/02/08(Wed) 21時半頃
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― 王都 / セヴィアルファ城 / VIPルーム(露天風呂付き) ―
[ティアラのシュークリーム(2個目)を食べながら、窓の外を見た。 視界の先には汚い花火>>347が輝きを放つ。]
……そろそろ、芸が無いわね? 芸が無いわ。 次はもう少し面白可笑しく爆散してくれないかしら。
[飽きた。と、呟いた。 安楽椅子勇者は一発芸に厳しいのだ。**]
(349) 2012/02/08(Wed) 22時頃
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[このままでは拙い、と無理矢理にでも身を起こそうとしたところでか。 橙星の癒しがぬくもりとなって降り注ぐ。 先程は命を奪うものにすら思えた大地があたたかく、その命を吹き返すように徐々に力が戻ってきた。 じゃり、と地面を爪で引っ掻いて身を起こす。
しかし、のそりと起きあがりまだ霞む視界でどうにか捉えられたその癒しの源はもう、]
――お、い
[暗い空にその身を放りあげていた。 掠れ声を絞ったような呼び声では、止めることも叶わぬままに。]
(350) 2012/02/08(Wed) 22時頃
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[なにかが、はじけた、らしい。]
今の、って……ぁ。 あったかい……
[癒しの力、っていうのか。 身体の傷が、治っていく。 直前に聞こえた声は、あのちびっこのものだった。]
ぱーん、ってやつが、こんな…すごい。
[あれだけ酷かった傷が、動くのに支障がないくらいで。 痛みを感じなくなったところで、近くに座り込んでたらしい、お兄ちゃんに駆け寄った。]
(351) 2012/02/08(Wed) 22時半頃
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え、っと……
[は、いいけど。 10年もたってて、なにを話していいのかわからなかった。 最近…きっと、匣が開いてから。 お兄ちゃんにあった事はちゃんと思い出せたばっかりで、……正直、複雑だ。]
……ひさしぶり。 えー……元気、じゃ、ないみたい…?
[ちびっこのくれた力は、お兄ちゃんの傷だけは癒してくれたようだけど、それまでかなりの怪我をしてたようで、ぼろぼろだったことは見て取れた。
使い魔、っていう説明はしてくれたかな、とんでる生き物?に手を伸ばしたら、近づいてくれて。 指先でちょっと遊んで、…それから、改めて向き直る。 ポケットから出した名刺は、俺が散々な目にあったわりには、まだちゃんと読めた。]
お兄ちゃん……フィリップ。 俺、これ、大事に持ってたんだ。 覚えてる、っていったやつは…………ごめんなさい。忘れてた、んだけど。
(352) 2012/02/08(Wed) 22時半頃
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[聞こえた言葉に驚いて見つめた南極星《セレスト》の口から、 予想していなかった言葉―>>299を聞いて、更に目を丸くする。 世界の観測者《ホロウ・スコルプス》とてわからぬことなんてたくさんある。 それを痛感した。]
で、でも。 そんな、アタシ。
[どうしてだろう。 とても、いとおしい。 とても、大切な―。
実際のところ、歴代の世界の観測者《ホロウ・スコルプス》が同だったかなんてわからない。 記憶に残るのはとても近い存在だったということ。
だから、この感情はきっと、自分の…オリジナルのものなのだろう。]
(353) 2012/02/08(Wed) 22時半頃
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! ――、――。
[目を向けたペラジーが気まずそうに視線を伏せて>>332、 それから何か考え込んだ挙句に上げた声>>336に、目を大きくして驚いた。
しかし、それよりも驚いたのは、 南極星《セレスト》の問いかけ>>299に対する彼女の返事>>338>>339だった。]
ちょっ、な、なにいってるのよ。 アンタ、正気? この子は、南極星《セレスト》よ? この星の…生命《イノチ》なのよ?
それを絶つって…どういうことかわかってるの?!
[理性の片隅ではそれも仕方ないとわかっていても感情は止まらない。 ペラジーが具現化させた刃がどんなに優しい光を放っていたとしても、 やっぱり、受け入れきれない。]
(354) 2012/02/08(Wed) 22時半頃
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南極星《セレスト》…でも、でもでもでもでもでもっ!
[大丈夫。 ―祈っていて。>>342 そう言う南極星《セレスト》に手を伸ばし、叶うならぎゅうと抱きしめる。
この世界を、星を、助けたい。 でも、そのためには犠牲を払わねばならない―。 ……とてもつらい選択。]
アタシ、は、アンタの……選択を、無駄にはしない。 祈るわ。 アンタが遺してくれる、"可能性"が…創造《チカラ》に変わるように。
[そして、ペラジー―幻想の刃《パンタジア》と向かい合う>>342前に、 もう一度強く抱きしめ、離れてもその手は離さなかった。]
(355) 2012/02/08(Wed) 22時半頃
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ね。ヴェラ、が……フィリップを、さ。 悪魔《クロノス》とか、呼んでたんだけど…
[なんの事、だろうって。 不思議な人だとは思ってたんだけど。
答えはあってもなくても、あんまり気にはしない。 だって、変な事は起こりすぎてる。 悪魔っていったって、お兄ちゃんは何も悪い事はしなかった。 怖くないって、知ってる。]
……あの、ヴェラが…俺の、母さんだってさ。 は。なんか…急に言われても、って。
[けどそれなら、たびたび面倒見てくれた事の説明は、つくんだけど。 ぼっこぼこにされた今、素直に母さんだなんて呼べない。 フィリップから、彼にヴェラがしでかした事を聞けたろうか。]
(356) 2012/02/08(Wed) 23時頃
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俺、さ…… 崩壊、は、やだなあ。
[話が落ち着いたころ。 ぽつっと、言った。 膝を抱えるみたいにして、頭を膝に押し付ける。]
友達、がさ。 堕天使とかいうものに、なっちゃった、みたいで。 最期には、消えちゃって……すごい、かなしくて。 ああいうの、もう、やだなって。
……ヴェラは、俺を助けてくれたりもしたけど…結局、崩壊を進めようと、してた。 俺は……あれを受け入れたり、従ったりは……したくない、かなって。
[ヴェラが、その堕天使の言ってた「あのお方」だってことまでは、今はしらないんだけど。 フィリップから、教えてもらうだろうか。
言いながら俺は、フィリップの意見を聞きたくて、視線だけあげた。**]
(357) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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コリーン……?
[>>355 突然コリーンに抱きしめられ、驚いたように金の瞳を瞬いたが、微笑んで、その身体を精一杯抱きしめ返す。
そのぬくもりを忘れないようにと目を閉じて。]
うん…ありがとう。 あったかいな、コリーンの手。 星命《テュケー》を吸ってるのはボクなのに、 まるで星命をもらってるみたい。
(358) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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[繋がれた手をもう一度強く握りしめ、ペラジーに向きあった。
幻想の刃《パンタジア》が、白い軌跡を描きながら南極星《セレスト》の身体に吸い込まれて――南極星の身体から、星命《テュケー》と聖命《エウケー》を"断ち斬る"。
崩れ落ちていく"セレスト”の姿は、星命と聖命が織り成す眩い白銀色の光に淡く溶けるように消えていき――]
(359) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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[ リィイイイイイイ―― ]
(360) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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[魂の片割れを求めて、星が、啼く。
北極星の金色の光が、淡雪のように降り注ぐオアシス《EDEN》に、第六の禍匣から斬り離された白銀色の光の奔流が溢れた。
呼びかけに応じるように 金の光は一瞬、人の形をとってその手を伸ばす。]
(361) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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――シメオン…うん…やっと、逢えた。
[そして、銀の光は嬉しそうに瞬いてその手を取る――。
金と銀の光は混じり合い、融け合い、その地を生命の輝き《オーロラ》で満たした。
それはやがて、凝縮し、圧縮され、掌に収まる程の大きさの五色の宝玉――星動天核《ティケイルコア》へと変化していく。]
(362) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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|
[五色の光を瞬かせながら、核《コア》はふわりと宙に浮いたかと思うと、泉の上空で静止した。]
[ こぷん。 こぽ ん。 こぽこぽこぽ。 ]
[水音をたてて、星動天核《ティケイルコア》へとオアシスの泉の水が螺旋を描いて吸い込まれ、膨張し、核を中心に急速に成長していく。]
(363) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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[ フィィイイイ―――…ン ]
[ カ ッ ]
[ ザァアアアアアアアアッ!! ]
[核が大地となり、芽吹き、緑は枝葉を伸ばし、見慣れない果物がたわわに実り、遠い昔に絶滅した鳥が空を飛び、幻想的な花が咲き、美しい蝶が舞う。
それは、かつて失われた楽園《ロスト・エデン》にも似た小さな星――]
(364) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
|
|
[ ―― 空中要塞《EDEN》 ―― ]
(365) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
|
|
[核《コア》の中に星命流動《ティケイ・ストーム》を有し
星命力《テュケイリア》を動力として宙に浮かぶ
小さな要塞《EDEN》が、オアシスの上空に出現した。]
(366) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
|
|
[天空要塞《EDEN》を創り、残った星命《テュケー》は結晶と化し、銀水晶の十字架へと姿を変えた。
《EDEN》の中庭、新たな《EDEN》の原動力たる星命力《テュケイリア》の泉の傍
真っ直ぐに立った金十字に、斜めに寄り添うようにその身を預ける。]
(367) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
|
|
輝
悠
ノ ―― トゥインクルライツ ・ サザンクロス ――
銀
十
字
(368) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
|
|
[図らずもその形は、創星の証たる 星十字《アスタリスク》 。
星命力の泉に直結したそれは、舵の役目を果たすようだ。]
(369) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
|
|
[二つの十字が星十字《アスタリスク》を描く折。 ころりと金と銀が交じり合った水晶がその場へと落ちた。
それは天空要塞を”使う”為の鍵である、星の瞳
―――星の芽《テュケイロン》。
正しい使い方をすれば、新たに生まれたこの小さな星は、本当に可能性《希望》となるだろう。]
(370) 2012/02/08(Wed) 23時半頃
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これは”星の芽”―――《EDEN》の、鍵。
(371) 2012/02/09(Thu) 00時頃
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ただしく使えば、それは可能性《希望》になる。
(372) 2012/02/09(Thu) 00時頃
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でも―――
(373) 2012/02/09(Thu) 00時頃
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『君達なら大丈夫だって、信じてる。』
(374) 2012/02/09(Thu) 00時頃
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忘れないで、そのやさしさを
(375) 2012/02/09(Thu) 00時頃
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『 * 約束だよ―― * 』
(376) 2012/02/09(Thu) 00時頃
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― ??? ―
[新しい星《イノチ》が輝き始める頃。
――コツリ。
"セレスト"から斬り離された、第六の匣《BOX》は。 昏い紅玉《ルビー》となって、現在の"主人"の元へと*還った*]
(377) 2012/02/09(Thu) 00時頃
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