137 海の家 『nave Di mare』
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墓
少
霊
全
タバサに3人が投票した。
トレイルに1人が投票した。
タバサは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
海はキラキラと光り、砂浜はどこまでも白く。
雲は気まぐれに流れ、空は海と溶け合うよう。
夜には星が見下ろし、月の船はたゆたい。
それは絵にもかけない、美しい場所がありました。
その海の側に打ち上げられた船は
どんな航海を見せてくれたのでしょう。
(#0) 2013/08/21(Wed) 03時頃
ようこそ、海の家 『nave Di mare』 へ。
ここは都会の喧騒からはなれた小島。
知る人ぞ知る、リゾート地です。
目の前に広がる海、照りつける太陽。
勉強の気晴らしに訪れた貴方も。
いいバイトがあると訪れた貴方も。
毎年訪れる貴方も。
将来に迷う貴方も。
スランプ中の貴方も。
スケッチブックを持ち歩く貴方も。
この 『nave Di mare』 でひと夏の思い出を作りませんか?
(#1) 2013/08/21(Wed) 03時頃
まだまだ、夏は始まったばかり。
ひとときでも、貴方の思い出になりますように。
(#2) 2013/08/21(Wed) 03時半頃
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― 101号室→キッチン ― [水も少し温くなってきていたから、桶も手にして、静寂が落ちた部屋の扉を、パタンと閉める。]
……
[手のひらを見て、もう一度握る。]
……なんでだろ。
[自分が誰かをなでるのには慣れている。そのはずなのに、触れる前、少しだけ手が震えていたから。 キッチンへ向かえば、何か作ってるホリーがいた。>>4:29]
(0) rinco 2013/08/21(Wed) 20時頃
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ホリーちゃん、海行かなかったんすね。 何作ってるんすか?
[おかしだろうか、少し、甘い香りがする。 尋ねながら、水を一度シンクへ流して、新しく桶の中に溜めていく。]
できたら、俺も食いたいかも。
[キュッと水を止め、冷蔵庫へ向かおうとすればポケットのスマフォが震える。>>=4:0]
(1) rinco 2013/08/21(Wed) 20時頃
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[スマフォをポケットにしまいこみ、冷蔵庫から麦茶をだす。 グラスは、左側だ。取り出して、並々と注いでトレイにのせた。]
あ、俺、ココアとプレーンが好きっす。
[クッキーを作っているホリーに、自分の好みを勝手に伝えてみた。そうして水桶も一緒に手にすると、101号室へと戻った。]
(2) rinco 2013/08/21(Wed) 20時頃
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―→ 101号室 ―
サミュエルっす。 入るっすよ。
[布団を頭から被っていたから、もしや寝てしまっているだろうかとさっきと同じく小声で言って扉を開ける。 部屋の中に入れば、グローリアは窓の外を見ていただろうか。>>+4:23]
(せっかくのバカンスだもんなー)
[やっぱり、外に行きたいのだろう。]
飲み物、持ってきたっす。
[桶とトレイを置いて、グラスを片手に声をかけた。**]
(3) rinco 2013/08/21(Wed) 20時半頃
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[>>1キッチンへ姿を現したサミュエルに、]
うん、クッキー作ってるんです。 またあとでふるまいますね。
[生地をこねこね。 無心にする作業はなんだか落ち着く。
シンクに水を流すサミュエルに、少しはさがりました?とグロリアの話をふりつつ。
スマフォを操る手に手馴れてるなぁなんて感心して横目でみやる。]
はーい。ほかに抹茶やナッツ入りも作るつもりなんです。 楽しみにしててくださいね。
[グロリアのことは彼に任せておけばいいだろう。 グロリアもクッキーが食べられるくらい回復してくれるといいのに*]
(4) garnet 2013/08/21(Wed) 21時頃
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……おいしそうな匂いがする。
[キッチンの方から漂ってくる甘い香りが、グローリアの部屋まで届く。おそらくこれは焼き菓子、誰か―多分タバサ―の手作りだろうと推測。
匂いに気を取られていると、 声とともに、サミュエルが入ってくるのが見えて>>3 慌てて、再び窓の外に視線を戻す。
それからゆっくりサミュエルに向き直り]
ありがとう。 お使い、させてしまってすまないね。
[言いながら、グラスを受け取ろうと手を差し出し]
皆、外に出ているようだよ。 今日も良い天気のようだし、君、は戻らないのか?
(5) rucoco 2013/08/21(Wed) 21時半頃
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よっ……と、さて。
[立ち上がりタバサへと視線を下ろせば、微笑む相貌>>4:32に出くわした。 同じように微笑みかけようとしたけれど、背を向けてしまった彼女にその笑みは届かぬまま]
あ、ちょっと待――!
[駆け出す足はワンテンポ遅く、纏うスーツで速くは動かない。 逃げる鮮やかな長い髪は、思った以上に距離が遠く手を伸ばしても届かない。 漣を描く音すら耳には届かず、跳ねる鼓動と自分自身の息遣いが耳障りなほど大きくて]
待、って、本当に速……
[速いよ、と情けなく声をその背中に掛ける間際、前を行くタバサ>>4:34との距離がふと近くなる。 疲れたのだろうか、そう考える間もなくその姿はぶれて]
(6) oranje 2013/08/21(Wed) 21時半頃
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――あっぶな、い!
[体勢が崩れた彼女の手首に咄嗟に手を伸ばし、届いたそれを引き上げる。 これで彼女が転んでしまうことはない、そう安心してスピードを緩めたところで今度は自分自身の足が砂に取られ、勢いよく熱せられた砂へダイブしてしまった。]
げほっ…… ……うう、砂美味しくない……
[口に入ってしまった砂に顔を顰めながらも、照れたように笑う。 まだ海水の乾かぬ部分はすっかり砂に塗れて汚れ、乾かした髪も総崩れ。 それでもしっかりと、タバサの手首は捕まえたままだった**]
(7) oranje 2013/08/21(Wed) 21時半頃
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― キッチン ―
クッキー……うまそうっすね。
[生地をこねるホリーの手元に目を落として、問われて気付く。>>4]
あ、そういや、熱、計ってないっす。 起きてるようだったら、計ってみるっす。 ナッツ、上手そう。 チョコチップ入りとかも、好きっすよ。 楽しみにしてるっす。
[力強くうなずいた。 グローリアにも、もし食べれそうなら伝えてみよう。 それより先に、この甘い香りが彼女の部屋に知らせにいってるかもしれないけれど。]
(8) rinco 2013/08/21(Wed) 22時半頃
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―→ 101号室 ― [なんだか一瞬目をそらされたような気がする。>>5 けど、きっと多分絶対気のせいだろう。 お使いと言われて、少しだけ残念そうに眉を下げる。さっきは崩れていたのに、また子ども扱いに逆戻りだ。]
お使い、じゃないっすよ。 俺がしたくて、してるんで。 外よりも、こっちにいようかなって。
[椅子、ではなく、ベッドの傍らに腰かけて、彼女の手にグラスを渡した。]
それ飲んだら、熱、計ってみて。
[ベッドの傍らにおいてあった体温計をぴっと起動させて、それも手渡そうと。]
(9) rinco 2013/08/21(Wed) 22時半頃
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[一瞬だけ見せた残念そうな顔に、>>9 何かあったのだろうか? といぶかしげになる。 その原因が自分にあるなどとは想像もしていない]
そう――なのか? なら、いいのだが。 サミュエル君は見かけによらず、インドアなのだな。
あ。
[ぎし、と軽くスプリング音がして、ベッドにサミュエルの重みが伝わる。思わず声をあげてしまったが、何でもないようにグラスを受け取って]
おいしい。 ここにきて、すっかり麦茶のファンになってしまった。 熱、うん。
[そういえば計っていなかった。 体温計の数字を見たら、風邪をより実感してしまいそうで。でも、先ほどより随分身体が楽になったのを感じる。 今なら、と、サミュエルが手にした体温計を受け取った]
これ? このまま、咥えれば?
(10) rucoco 2013/08/21(Wed) 23時頃
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いや? 俺アウトドアっすよ。 こうやって海きたり、野外ライブも行ったりするっす。
麦茶、美味いっすよね。 ここで飲むのは特に。
[インドアは否定して、空になったグラスと体温計を交換。 小さくあげられた声は、なんだろう。驚かせてしまったのかもしれない。]
うん、咥えて。
[なんなら咥えさせようかなと思ったけど、やめておいた。]
(11) rinco 2013/08/21(Wed) 23時頃
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? そ、そうなのか? では、
[何故、と問おうとしたが、それ以上追求することはせず 言われるままに口に咥える。
少しの間、を経て、計測が終えたことを示す音が鳴った]
37.2度。 これは――びねつだ!!
[嬉しそうに拳を握る] これなら夜には出歩けるな! や、勿論マスク代わりのタオルは巻くから安心するといい。
[体温計を持ったまま上下に振るものだから、サイドに置いたグラスに当たって、傾けてしまった。
わずかに飲み残していた液体が、腕にかかる]
(12) rucoco 2013/08/21(Wed) 23時半頃
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[不自然に途切れた言葉。 さっきみたいに、また後に続く言葉を拾い上げ、返そうとしたら]
なんでここにいるかって、それは―…
[ピピッという、計測終了の電子音。 それから、熱が下がったことに喜ぶグローリアの声によって阻まれた。けれど、熱が下がったことも、喜ぶ姿もうれしくて、自分もつられて笑う。]
あ、でも夜は出歩かない方がいいと思うっすよ。 熱がぶり返したら―…
(13) rinco 2013/08/21(Wed) 23時半頃
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わ っ っと、だ、大丈夫っすか?
[腕が当たったのか、傾いたグラスを慌てて抑え、]
濡れちゃったっすね、タオルタオル。
[洗面所にあったタオルを使わせてもらおう。急いでタオルを取ってきて、グローリアの濡れた腕と服を拭く。]
あー…、これ、着替えた方がいいっすかね。
[結構濡れてしまっている。]
(14) rinco 2013/08/21(Wed) 23時半頃
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(それ、は?)
[続きを問おうにも、口の中には体温計。 その後見た数字に喜び、聞く機会を逸してしまう]
大丈夫、私は一度下がるとぶり返したりしないんだ。 だか……らっ。
あ、わ……すまない。 床、は平気みたいだね。 私と服だけなら……良かった。
[部屋を汚してしまってはタバサに申し訳ない。 害が及んでいないことを知って、安堵。 それから、]
君は? 飛ばなかったかい? と、あ、りがとう。自分で拭ける……。
(15) rucoco 2013/08/22(Thu) 00時頃
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[サミュエルの様子も確かめようとするも、素早くタオルで拭かれはじめて、慌ててタオルを奪おうとする]
着替え……そうだね。 寝て汗もかいたし、ついでにシャワーを浴びようかな。
[熱のあるうちは、 やめておいた方がいいのだろうけれど]
じゃあ、着替えるから。 君は。
[つ、とドアを指した]
(16) rucoco 2013/08/22(Thu) 00時頃
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よくないっすよ。 グローリアさんが濡れても。 俺は大丈夫、濡れてないから。
[自分よりも、床の心配をするグローリアを拭きながら。彼女がタオルを奪おうとする頃には粗方の水分は拭きとっていたけれど、そのまま手渡す。]
シャワーは、まだやめといたほうがいいんじゃないっすかね。 身体拭くぐらいにしたほうが。
[そんな声をかけ、くるりと指を差された方向をみる。 ドアだ。わかってた。]
……了解っす。
[そういって、部屋を後にしようとして]
(17) rinco 2013/08/22(Thu) 00時頃
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あ、そーだ。
[思い出したように、ふと振り返って、彼女をまっすぐ見つめ、]
なんでここにいるかって、それは、 もっと、一緒にいたいからっすよ。 ――…あなたと。
何かあったらいつでも呼んでくださいね。
[微笑んで。 じゃ、と手をあげ、ドアを閉めた。]
(18) rinco 2013/08/22(Thu) 00時頃
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[扉を閉め。]
はあー… 緊張で手が震えるとか……
[ぽそっとこぼして、少しだけ麦茶のかかった腕をさする。]
あ、クッキーのこと、言うの忘れてた。 ……あとででいっか。
[ひとまず、キッチンへ向かった。]
(19) rinco 2013/08/22(Thu) 00時頃
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う、ん……心配してくれてるんだな。 [よくない、と言われて。恐らくそういうことだと理解する。 濡れていない、という言葉にほっとするが、 タオル攻防を終えたときには既に水分はふき取られた後で]
わかった。シャワーはやめておく。
[素直に応え。 示したドアにあっさり向かう様子に、複雑な吐息をつこうとしたのも束の間、振り返った男の真っ直ぐな視線とぶつかった]
私と? 一緒に? ………………!!
[意味を、彼女なりに咀嚼した瞬間。 ふ、と微笑む顔が視界に入り、みるみる朱に染まる感覚。
その頬が赤に達した時に、音を立ててドアが閉まった]*
(20) rucoco 2013/08/22(Thu) 00時半頃
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―→ キッチン ―
ホリーちゃん、グローリアさん、熱下がったらしいっすよ。
[まだ、クッキーを焼いていたようなら、彼女の容体を教えて。 ふと、ポケットからライターを取り出す。>>2:82]
あ、そういえば。 昨日片づけしてる時に持ってっちゃったんすけど これって誰のライターだったんすかね?
[尋ねながら、自分用の麦茶をいれ、キッチンのカウンターへと腰を下ろした。**]
(21) rinco 2013/08/22(Thu) 00時半頃
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[クッキー作りは順調順調。 生地をねかせている間にひとやすみ。 麦茶の入ったコップ片手に椅子の背を引いた頃。
姿を現したサミュエル>>21に嬉しげに笑んで、]
良かった。 でも、微熱だからって油断は禁物ですね。
[でも、ほんとよかった・・・。ほぅと息はいて、きかせるつもりのないこぼれた言葉。]
(22) garnet 2013/08/22(Thu) 19時頃
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あ、そのライター。
[>>2:30たしかグロリアのもの、と。 告げてひとまずとなりに腰をおろす。
冷たい麦茶にほっと一息。]
(23) garnet 2013/08/22(Thu) 19時頃
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そうっすよね。 本人は、夜は出歩く、なーんって言ってたっすけど。
……ホリーちゃんは、優しいっすね。
[よかった、と安心するホリーの頭を撫でる。>>22 やっぱり、震えたりはしない。]
グローリアさんの。 ……ほう。 じゃあ、あとでまた渡しとくっす。
[しばらくライターを見つめた後ポケットへ戻し、へらっと笑う。いい情報をもらえた。]
今は、休憩? クッキーは順調っすか?
[隣に座るホリーに、テーブルの上に肘をついて尋ねかける。]
(24) rinco 2013/08/22(Thu) 20時半頃
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[頭を撫でる手にちょっとくすぐったげに首をすくめる。]
こんなことしてると彼女に愛想つかされますよぅ。 くふふ。
[なんだか照れくさかったから、ちょっと冗談めかしていってみたりして。]
ああ、今冷蔵庫で生地ねかせてるんです。 もう少ししたら切り分けて、あとは焼くだけ! たくさん作ったから、残りは冷凍しとくんですよー。
[帰ってからもクッキーを焼こう。 食べてくれるといいな、って。
結局答えはだせてなくて、どうせっしたらいいかなんて手探りなんだけれど。]
(25) garnet 2013/08/22(Thu) 21時頃
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[くすぐったそうな様子が微笑ましく。 冗談のような言葉が聞こえれば、途端に手を止める。 彼女。ホリーの言う彼女はグローリアのことかはたまた男にとっての彼女のことか。とりあえず、後者ととってみた。]
俺、今フリーっすよ。 あと、こうみえても一途なんで。
[でも、なんとなく、そっと手を放して。]
いーっすね。 じゃあもうちょっとか。
ホリーちゃんは、海には行かないんすか? いい天気っすけど。
[先ほど、グローリアから自分が尋ねられたことを、そのまま口にする。]
(26) rinco 2013/08/22(Thu) 22時頃
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クッキー、冷凍したら後でも食べられるんすか? お土産的な?
[お菓子など自分は作ったことがないのでよくわからない。]
(27) rinco 2013/08/22(Thu) 22時半頃
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[一途って言葉にほんとー?って顔覗き込むみたいに口の端上げて。そっと離れていく手にくすくすと明るい笑い声を上げるの。]
海は逃げないから。
[いつでもそこにあるから。 いろんな顔を見せても。]
グロリアさんが治ったら一緒に行こうかなー?
[行ってくれるかなー?って足をぷらぷら。]
(28) garnet 2013/08/22(Thu) 22時半頃
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ああ、あのね、焼いたクッキーじゃなくて、生地を冷凍しておくんだよ。 そうしておいたら、切って焼くだけなのです。
[なんせいっぱい作ったのですからして。 うん、ちょっとやりすぎた気がしなくもない。]
(29) garnet 2013/08/22(Thu) 22時半頃
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マジマジ。 えー、そんな信用ないっすか?
[真面目な顔つきでこちらものぞき返し、笑い声が聞こえれば、自然口角があがった。]
そうっすね、海は逃げない。 うん。きっと、行ってくれると思うっすよ。 無茶はさせらんないっすけど。 ……早く、治るといーっすね。
[そしたら、自分も一緒に行こう。トレイルとも一緒に、遊ぶ約束をしているし。そう思いながら、麦茶をもう一口。]
(30) rinco 2013/08/22(Thu) 22時半頃
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へぇー、生地を? クッキー屋さんとかもそうしてるんすかね? さっきも作ってる時手馴れてたし、 ホリーちゃん、女の子っすねぇ。 俺、結構食べる方っすよ?
[足りる?と言いたげに首を傾ける。 クッキーはいくらでも食べる、そんな気概で。]
(31) rinco 2013/08/22(Thu) 22時半頃
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シャワー、は、まだだめ、と言ったな。 うん。
[ドアが閉まってから2秒、 言い聞かせるように呟いてから、する、とベッドを出る。 シャワールームの鏡の前に立ち、]
顔だけでも洗おう。 ああ、ひどい……髪が、ぐしゃぐしゃじゃないか。
[ブラシと指先で整えて、洗顔を済ませ―― もう一度、鏡を覗く]
……っ。 水で洗ったのに、まだ……。
[鏡面に、映った姿は顔だけ不自然に紅潮したままだ]
(32) rucoco 2013/08/22(Thu) 23時頃
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たいしたことは言われてない、はずだ。 それに、深い意味を持たせようとと思えば、どんな言葉だって……。
(だから) (勘違いしないほうがいい)
そんなことをしにきた筈じゃないのだからな。
[息を吐いて、まだ少しふらつく足。 再びベッドに戻った]*
(33) rucoco 2013/08/22(Thu) 23時頃
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[クッキー屋さんのところ>>31にはどーなんだろー?と首をかしげ、女の子と言われてふふんと胸をはるのでした。 ・・・・ないけど。それは言わないお約束です!]
足りなかったらまたあとで焼けばいいんですよぅ。 いっぱい作りましたから。
[にこにこ。 さあて、焼く準備に入りましょう。
チョコチップにナッツ、抹茶にココア、それから紅茶とプレーンね。 色を組み合わせてマーブルに格子、それから二重丸。
ねかせておいた棒状のいろんな生地がおでましおでまし。 あとは崩れないように慎重に切って焼くだけです。
真剣勝負なのですよ!**]
(34) garnet 2013/08/23(Fri) 00時半頃
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ほーそんなにたくさん作ったんすね。 すげー。
[褒めれば自慢げに、胸をはる姿はかわいらしい。あるかないかなどは何も言うまい。 切られ、色とりどりのいろんな種類のクッキーが天板や皿に並べられていくのを眺めながら、>>34ふっと笑って。]
もう少しで、できる感じっすかね?
[グローリアの様子見がてら、食べられそうか聞きに行ってみようかと席をたった。]
(35) rinco 2013/08/23(Fri) 01時半頃
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―→ 101号室 ― [コンコン。]
グローリアさん、起きてるっすか? サミュエルっすけど。
[今度は、入る前にノックをして、扉の前で待てをする。時間がたっているとはいえ、身体を拭いたら、なんてアドバイスもしたのだ。まだ着替えの最中だったら困る。本当はラッキースケベに預かりたいけど、それで嫌われたら困る。 うん。困る。]
(36) rinco 2013/08/23(Fri) 01時半頃
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…………起きている。
[返事をして。 名乗らなくても声でわかるのだが、と思ってしまう]
(何か、ここで待っていると) (入って来られるのを期待しているような?)
[ばっ――と、ベッドから起き上がり、 ドアに早歩き、急いでドアを開けた]
どうした? 何か、忘れ物……か、ことづてでも?
(37) rucoco 2013/08/23(Fri) 02時頃
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[足が生えたイルカさん。 海から上がった事にまだ慣れていないのかしら。 アタシの長い髪は捕まる事無く、潮風に揺れるばかり。 同じように上下する胸は走るのにはちょっと邪魔だけれど。]
きゃっ、 ……!
[躓いた時にはいつの間にか捕まえられた腕。 引き上げられて、代わりにトレイルくんは熱い砂浜の上へ。 そして腕は捕まったままだったから。]
(38) anbito 2013/08/23(Fri) 02時頃
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……――――!!
[ばふんと一緒に砂浜へ。 助けてもらったのか、よけいに引っ張られたのかは分からないところね。 砂塗れのイルカさんは、口に入った砂に眉をしかめてるみたい。]
ふふっ、あはは! もう、トレイルくんのおかげでアタシまで砂塗れだわ?
[なんて、片方の手を伸ばす。 そっと顔に触れて、ついた砂を優しく払いながら見上げるの。 もう片方は捕まったまま、逃げるなんて事思いつきもしなくて。]
(39) anbito 2013/08/23(Fri) 02時頃
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[小さな返事が聞こえ、扉を開けようとドアノブに手をかけたら、途端に扉が勝手に開かれる。>>37]
(いつから自動ドアに?)
[そんなことを一瞬思ったけれど。 出迎えてくれたのだとわかれば顔が綻ぶ。]
いや、忘れものじゃなくって……、 えーと、ホリーちゃんがクッキー焼いてくれてて。 もし、起き上がれて、食べられそうなら一緒にどうかなって 思ったんすけど。 どうっすか?
[表情は、ゆるりと笑んだまま。]
(40) rinco 2013/08/23(Fri) 02時頃
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……っはは、! ごめんってば、必死だったからさ。
[軽やかな笑声につられて>>39、男もまた笑い声を零す。 けれど彼女の指先が頬に触れてしまうから、その声はぷつりと途切れてしまった。]
(41) oranje 2013/08/23(Fri) 02時頃
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―― ……、ええと、ね
[例え彼女の瞳が己を通り越して遠くを見ていたとしても、それでもいい。浮かべた笑顔が僅かに困ったような、泣きそうな笑みに変わる。
一息の間は、漣の間に。 彼女が砂に刻んだだろう>>4:33思いが消えてしまう前に。]
ずっと笑顔でいてください。 ……でも、僕の前では、泣いてもいいよ?
――タバサちゃん。
[その横顔を見つめているだけでも幸せだった。けれど、ほんの少しだけ我侭になる。 それはきっと、手の中にある彼女の体温と、熱すぎる砂で熱せられた思考のせいだ。]
(42) oranje 2013/08/23(Fri) 02時頃
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クッキー! ああ、さっき良い匂いがしていた。 そうか、あれはホリーだったのか。 うん、それは食べたいな。
[キッチンからの美味しそうな匂いを思い出して、 同じように顔を綻ばせ>>40
それから、手を握り喜ぶ自身の姿に気付く]
(色気がない) (いや、そんなものなくていいのだ、そもそも)
ではキッチンに?
[うつしてはしまわないか、とまだ不安ではあるが]
(43) rucoco 2013/08/23(Fri) 02時頃
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そう。よかったっす。 食欲、本当にかなり、ありそうで。 それならすぐに、治りそうっすね。
[握られた目の前の手に、くすっと笑いながらうなずいた。 何か考え込むような少しの沈黙には、軽く首をひねりつつも、]
食べれそうなら、こっちに持ってくるっすよ。 うつっちゃうかも、ですし。 何か、飲みたいもんとかあるっすか? 麦茶とじゃ、ちょっと組み合わせおかしい気もして。
[紅茶やコーヒーの刺激物もあまりよろしくはないか。]
(44) rinco 2013/08/23(Fri) 02時半頃
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う。食欲は割に、ある。 朝からお粥だけだし……ね。
[照れたように目を伏せて、言い訳] ああ、まだ皆の前にはいかないほうがいいのだろうな。 サミュエル君には面倒かけて申し訳ないが……。
飲み物は何でもいいよ。 クッキーとなら、ミルクとかでも。
[グローリア自身も、やはり刺激物は避けたほうがいいだろう、と判断して]
(45) rucoco 2013/08/23(Fri) 02時半頃
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|
[サミュエルが台所に向かってくれたのならば、]
(本当は) (皆だけでなく、彼にも接していけないのはわかってる) (しかし、私は今まだ少しばかり熱があって) (いつもより、正常な判断ができにくくなっていて)
(だから、) (甘えてしまうことを許容しても――いいだろうか?)
[甘えてしまう理由、については、 恐らく意図的に意識の外に追いやって。
本日何度目かの溜息を吐いた]*
(46) rucoco 2013/08/23(Fri) 02時半頃
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あら、これでもゆっくり走ったんだけどな…?
[笑いあう二人、白い砂浜。 まるで歌の歌詞にでも出てきそうな恋人たちみたい、なんて思ったら。 トレイルくんのファンに、きっとすごい目で見られちゃうわね。]
……うん?
[触れた指先から砂が剥がれ落ちてくる。 サラサラ、一粒一粒が星の砂みたいに。 途切れた声には少しだけ首を傾げて、続きの音を漣と共に聞いて。]
(47) anbito 2013/08/23(Fri) 03時頃
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………泣くほど弱く、見える?
[そう意地悪に返してしまうの。 だってトレイルくんの顔が、泣きそうな表情に見えてしまったから。]
なんだか、告白されてるみたい。
[捕まったままの腕に感じる体温は、気のせい? 少しだけ熱く感じて、だからこそふっと笑みが零れてしまう。 世の中の沢山の女の子に、黄色い声援を掛けられる彼が。 こんな風に告白するのが本当の姿なんだとしたら。 少し可笑しくて、くすくす笑っちゃった。]
(48) anbito 2013/08/23(Fri) 03時頃
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[縋るように書き続けた、日記は今この手にはない。 あのヒトのために空けておいた場所は、ここじゃない。
201号室。 愛を知れば、恋を知れば、歌うことが出来なくなるという歌鳥の部屋。 アタシの初恋は遠く遠く。 羽ばたいて消えて行ったその歌鳥が、きっと持っていってしまったの。
トレイルくんにむかって、少しだけ見つめて。 そっと瞳を伏せて、見つめていたのは捕まえられた腕。 アタシはその短い間に、そっと思い出のページをめくるの。]
(49) anbito 2013/08/23(Fri) 03時頃
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―五年前の日記―
△月◎日
今日は珍しく雨、台風も近くに来てるらしい。 お客さんがいなくて良かった。 そう思っていたら、たった一人ずぶ濡れになってやってきた。
オレンジの髪、胸元のタトゥー。 恐い見た目の割に優しい人だった。 雨戸を閉めるの、全部手伝ってくれたし。 夜には本当に嵐になって、雷が鳴るわ停電するわで。 だけどずっと傍に居てくれた。 肩を抱いて寄り添って居てくれたの。
好きになるのは一瞬だったわ。 時間なんて関係なかったの。
でもそれはそんなに簡単なものじゃないって。 アタシは、あのヒトの瞳を初めて見た時からわかってた。
(*0) anbito 2013/08/23(Fri) 03時頃
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トレイルくん、アタシね。
本当は女の子じゃないの。 でもね、男の子ってわけでもなくて。 ああ、えっと、生まれた時は男の子だったんだけど。
[話し始めるのは隠してたアタシの事。 少し捕まったままの腕が震えてるの。]
例えばほら、オカマさんっているじゃない? 男の子だけど、女の子になりたいんだって。 そういうのとはまたちょっと違って…ね。
胸はほしかった、女の子の恰好もしたかったし、男の子として扱われるのは嫌だった。 だけどね、男の子を捨てる事も出来なくて。
アタシ、すごく中途半端なの。
(50) anbito 2013/08/23(Fri) 03時半頃
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[この事を告げたのは、トレイルくんで三人目。
一人は、両親に。 一人は、あの人に。 そして、トレイルくんに。
ただ少し付け足したのは、トレイルくんにだけ。]
だからね。 例えば、もし…トレイルくんが…アタシを気に入ってくれたりしてるなら これ以上、近付いて傷付くのは貴方だと、思う。
………きっともう、傷つけちゃったと思うけど。
[そういって、漸く少し笑ったけど。 それはきっと自嘲みたいなのにしかならなかった。]
(51) anbito 2013/08/23(Fri) 03時半頃
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△月#日
あのヒトに告げたの、アタシの事。 隠さずに全て、嫌われることも覚悟で。 だけどあのヒトは何も云わずに、私を抱きしめてくれた。 それから立った一度だけ、額に唇を寄せてくれた。
その日の夜、アタシたちは一緒のベッドで眠ったの。 やましい事なんて何もなかった。 ただ、寄り添って眠ってくれた。
部屋の歌鳥たちはきっと知っていたから。 だから鳴かなかったのね。
(*1) anbito 2013/08/23(Fri) 03時半頃
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次の日の朝、あのヒトはいなくなっていた。 家中を探した、隅から隅まで。 暫くして玄関に、数日分の宿泊代と書置きの手紙が置いてあったのを見つけた。 アタシはそれをみて、泣く事しか出来なかった。
嗚咽はひとつも出なかった。 だって、それは初恋だったから。
(*2) anbito 2013/08/23(Fri) 03時半頃
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『タバサへ』
大きくなったお前を見られて、よかった。 お前がどんな姿をしていても、お前はお前だよ。 ありがとう、ごめんな。
Hector=Estate
(*3) anbito 2013/08/23(Fri) 04時頃
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―――あれ、ふ、…はは …なんで、だろ?
[パタパタ落ちてきた雨は、砂浜を濡らす。 堪えようとして唇を噛めば、嗚咽が出てしまうんじゃないかって。
その涙を拭おうとして。 ううん、トレイルくんの気持ちから逃げようとして。 掴まれた腕を引こうとするの。 きっとこの手が離れてしまえば、全部夏の思い出で終わる。
星の下で話したことも、花火で見ていた横顔も。 ふいに見せてくれる優しさも、船酔いで情けない姿も、キメキメの顔も。 泣きそうに笑って云ってくれた、言葉も―――…]
(52) anbito 2013/08/23(Fri) 04時頃
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[弱く見える>>48と、言葉にしようとしてやめた。 弱く見えるときがあるから、泣いてもいいと。 それは見せたくない一面だったかもしれないと、唇を噤む。]
僕だってこれでも、男なんだよ?
[告白くらいするさ、と。 明確な言葉で口に出来ないほど、男気もなくて 本当に弱いのは、自分自身のほうかもしれない。
彼女が目を伏せた先>>49を追うことはなく、 真っ直ぐにその鮮やかな色彩を見つめていた。]
(53) oranje 2013/08/23(Fri) 21時半頃
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……、ん?
[その時間は刹那だったか、ふと名前を呼ばれ>>50一つ瞬く。 けれどその瞬きを最後に、暫く目を見開いたままになってしまうのだ。]
え? ……男、って? タバサちゃん、が?
[零れた言葉は確認するような問いかけ。 握ったままの腕が震えて、それが真実であることを覚る。 そんな素振りは感じなかったとここ数年の夏を思い返して見たけれど、変わらず美しい笑みを浮かべる彼女――彼と呼んだほうが正確なのかもしれぬ――の表情だけがぐるぐると頭を巡った。
けれどそれが、真実なのだ。 タバサが男性だとしても、巡りくる夏に出会ったその微笑みは。]
(54) oranje 2013/08/23(Fri) 21時半頃
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――……そっか。 やだなぁ、僕を誰だと思っているの。
[だから今度は、自然と笑みが浮かんだのだ。乾いた砂に注ぐ雨>>52は、確かに男がそうしていいと望んだもの。
引かれそうになる腕に痛いくらいの力を込めて、こちらに引いた。タバサに逃げられてしまわないように、空いた片手は肩をも掴もうと]
僕が好きなのは、タバサちゃんだよ。 タバサちゃんだから、好きになったんだよ。
[ふにゃりとした笑みは消えて、漣に負けぬように言葉を紡ぐ。 真っ直ぐに彼女の双眸を見つめることは叶ったか。]
(55) oranje 2013/08/23(Fri) 21時半頃
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[思い出すのは、初めての夏。
夕陽の注ぐ海を背に微笑むタバサが、とても綺麗で見とれてしまった。その光景がまた見たくて、足を運ぶようになったのだと>>0:156。]
あー……でも、安心して。 僕は振られたって、来年もここへ来るよ。
[それでも、真剣な表情はそう長く続かなかった。 ステージの上以外では弱くて、とても小さい。 それが“トレイル・デュー”の真実。]
……、だから。 笑顔でいてね、タバサちゃん。
[落ちる涙すら綺麗だと、眺めていたいと思うけれど やはり彼女は、笑顔が似合うから。]
(56) oranje 2013/08/23(Fri) 21時半頃
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[アタシの腕はきっと情けないくらいに震えてて、力だって弱かった。 それは引き離してしまいたかった気持ちと反対に、きっとこの手を離してほしくなかったから。 あのヒトのように、一夏だけのお客さんのように、いなくなってしまうのが怖かった。]
っ…、……!
[強い力で引かれれば、アタシはそのまま体を預けるように。 ぽすんと、胸に頭を寄せる。 いつも笑顔で、いつも皆を迎える、明るいお姉さんでいたかったから。 素直に弱いところを見せるのは、とてもとても、怖くて。]
(57) anbito 2013/08/23(Fri) 22時頃
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お、とこのこ…なんだ、よ? 可愛い女の子じゃない、し…っ その……トレイルくんと、同じものとか、あって……
[ぱたぱたと降る雨は止まらないまま、トレイルくんの胸元を濡らす。]
……アタシ、そんな……綺麗じゃ、ないんだよ…? 水商売…だし、だから!
[離れてほしいと願いながら、離れてほしいと願えない。 捕まれていない片手が、ウェットスーツを掴めずにぎゅっと砂浜を掴む。]
(58) anbito 2013/08/23(Fri) 22時頃
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[何度も何度も、くっつけた頭を擦り付ける。 横にふって、横にふって。 それが拒否なのか否定なのか、なんなのかわからない。 だけど。]
ふ …れる、わけ ない、じゃないっ
[真剣に、強くもなくて。 だけど弱いだけじゃないトレイルくんの告白に アタシが必死に返せたのはそのくらいだった。]
(59) anbito 2013/08/23(Fri) 22時頃
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……僕、全然君のこと知らなかった。 毎年見てたのに。
[彼女がぽつぽつと語る声>>58に耳を傾けながら、手首と肩から手を離す。 そうしてゆっくりとその背に、手を回した。]
だからこれから、教えてよ。
[胸に擦り付けられる感触がくすぐったくて>>59、その言葉がまた耳に触れてどうしようもなくて。 背に回した片手を、彼女の頬にそっと沿わせる。上を向いてほしいと、言葉にするように。]
――僕のこと、好き?
[目が合ったのなら、いつもの笑みでそう尋ねて]
(60) oranje 2013/08/23(Fri) 22時半頃
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[手が回されて、微かに体が怯える。 でも、その手を振りほどいたりは出来ない、きっとしたくない。
教えてと云われて、教えられるほどのものがアタシにあるのかもわからない。 だけど、少しずつなら話していけるかしら。 好きだったあのヒトのことも、この家をやるまでのことも。 ここから帰れば待っているのはネオン輝く夜の世界だってことも。 全然、綺麗な人間じゃないってことも。
添えられた手に逆らわず。 無言で告げられた通りに上を向く。 大粒の涙を湛えた夕焼けの色の瞳がトレイルくんを映して。]
(61) anbito 2013/08/23(Fri) 22時半頃
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わかんない、わよ……… ばかっ!
(62) anbito 2013/08/23(Fri) 22時半頃
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[ふにゃりとした笑顔。 だからアタシも泣きながら、いつもの笑顔で応えたの。]
(63) anbito 2013/08/23(Fri) 22時半頃
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もう、そこは素直になるところでしょ?
[向けられた言葉>>62と浮かんだ笑み>>63に、小さく笑声を漏らす。 そこまで近づいてようやく気がついた、彼女の瞳の色はあの日見た夕焼けと同じ色。 だからその色にもっと近づきたくて、]
――目、閉じないで、
[ロマンの欠片もない、歌詞にもならない台詞。 小さく囁いて、彼女の唇に己のそれをそっと重ねる。 触れるのは一瞬、すぐに離してしまうのは、砂浜と同じで熱くて火傷しそうだったから**]
(64) oranje 2013/08/23(Fri) 23時頃
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あ、アタシはいつだって…っ…―――
[素直だ、なんて返そうとしたけど出来なくて。 それはトレイルくんの顔が間近にあったから。 やがて唇が触れて、だけど熱いかどうかも分からないくらい。 すぐに離れてしまってから、漸く温度の違いがわかってくるの。 それだけアタシの顔は今きっと、真っ赤なんだわ…って。]
――――…っ…
[言葉も奪われてしまったのかしら。 意味のある口付けはきっと、トレイルくんが初めてだったから。]
(65) anbito 2013/08/23(Fri) 23時頃
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[そっと、そっと、心のページをめくって。 夕焼けみたいな臙脂の表紙をなぞって、砂浜みたいなページに綴ろうと思うの。 消えないように、大切に、届かなくてもいいから。]
(66) anbito 2013/08/23(Fri) 23時頃
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『ヘクターおにいちゃんへ』
大切な人が、できました。 アタシはアタシなりに頑張っています。 貴方もどうか、お元気で。 Tabitha=Estate
(*4) anbito 2013/08/23(Fri) 23時頃
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俺、好きっすよ。 ご飯たくさん、美味しそうに食べる女性。 その方が、早く治ると思うし。
[食欲があることを恥だと思っているのか、伏せられた眼を下から覗きこむようにして微笑んだ。]
ミルク、了解っす。 焼けるまで、ちょっと待ってて。
[そういって、部屋をでようとして思い出す。]
あ、そーだ。 これ、グローリアさんの? 俺、間違えて持ってっちゃってて。
[ポケットからライターを取り出し、たずねかけた。]
(67) rinco 2013/08/23(Fri) 23時頃
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[そっと本の表紙を閉じて、見上げるの。 離れてしまったトレイルくんの顔を。
今度は自由になった腕を、アタシが背中へ回す番―――…**]
(68) anbito 2013/08/23(Fri) 23時頃
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美味しそうかどうかは……。 いや、褒めてくれているのだよな、ありがとう。 ……う?
[覗き込まれて、伏せた目を泳がせる。 待ってて、と言われれば頷いて、差し出されたライターに]
あ、私のだ。それもありがとう。 良かった。 [細長い銀製のライターを見て、そう返す。 それなりに愛着のある品だった。
それから、ふ、と笑みを見せて]
サミュエル君には、沢山世話になってしまったな。 感謝してるよ。
(69) rucoco 2013/08/23(Fri) 23時半頃
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― 海 ―
へぇ……、案外硬派なのねぇ。
[大変失礼なことだが、 そして人のことは言えないのだけど、 人懐こさ故に軽いのではと思い込みを少々。
「一緒に潜りませんか」という誘いには>>4:26]
潜れるよう努力するわ。 でも他に一緒に潜りたい子、いるんじゃない?
そっちも是非、誘ってあげるといいわ。
[んふふと意味深な笑みを添えて。]
(70) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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浅瀬なら、か。 ……どうせなら少し深さのあるところに潜ってみたいの。
難しいかしら……。
[確かに、トレイルの言う通り>>4:27 浅瀬ならシュノーケルで呼吸をしながら海の中を覗けるだろう。 けれど、「潜った人にしか分からない光景」というのに、 ひどく心惹かれて。
初心者には難しいかと、 半ば諦めかけた時にトレイルの助言>>4:28を聴けば、]
ありがとう。少し休んだら、もうちょっと粘ってみるわ。 んふふ、 ……きっと明日にはあたしもマーメイドになっているんだから!!
[ばちん、というウィンクに萎みそうだった希望が 少し膨らみを戻して、同じくウィンクを返した。]
(71) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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― いつか ― [結局あの夏に答えはでなくて。 オスカーと彼女にどんなやりとりがあったのか、二人はパートナーであることを選んで。 夢を取り戻した彼。
私は結局振り出しに戻っちゃった。 何になってもかまわない自分。 何になりたいかすら分からない自分。]
(72) garnet 2013/08/24(Sat) 00時頃
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[大きなお腹をさすりながら傍らの夫を見上げる。]
ねぇ、私たちもこの子に教師になって欲しい、なんて思うのかしら。
[どう思う?と尋ねる言葉はやわらかく。
両親も、祖父母も、それに叔父も教師だなんて、少しは興味をもってくれるかしら? それとも、あなたは別の夢を見る?]
・・・―――。
[なんと返ってきたかしら。 にっこり微笑んで歌を紡ぐの。
あの夏は見えぬ明日に不安を抱えて。 今は、幸せな明日を信じて・・・――明日を恋うる。]
(73) garnet 2013/08/24(Sat) 00時頃
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[あの夏を終えて、何度も何度も考えた。 グロリアと交わした真夜中の言葉たち>>3:+8 ほんとうに教師に向いてるだろうかって>>2:52
悩んで、悩んで、考えて、 そんな日々を越えて、選んだ今日が愛しい・・・――**]
(74) garnet 2013/08/24(Sat) 00時頃
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[砂浜に戻ったトレイルが何か言っているようだが>>4:28、 少し距離があって聞き取れないまま、また潜る練習を再開した。
幾度か潜水を試みているうち、 少しずつだが、 海面から離れた場所まで潜れるようになっていたか。
大分浜辺から離れてしまっているのに、 波が穏やかなせいか危機感は薄い、
……というか持っていなかった。
ぷかぷかと仰向けに休憩していると、 これまでに無かった音が、こぽこぽの合間に鼓膜を揺らした。
テレビ番組で観た、 ジャングルの中のサルがこんなような鳴き声をしていたような。
けれど、海中にサルがいる訳もない。]
(75) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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な、に……?
[寝かせていた身体を起こし、自分の足の下を覗き込む。 すると……]
―――っ!? ……ぁ、
[黒く大きな影が、ゆっくりとたゆたっていた。]
(――怖い。)
[そう思った。
けれど、同時に直感した。
「これだ」と。]
(76) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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[興奮して速くなる鼓動。
上がる息。
落ち着け、落ち着けと胸に手をあて、深呼吸を繰り返す。 そうして、今一度大きく息を肺に取り込んだなら、]
―――トプ、……ン。
[その影を目指して、 今までで一番強く、海水を蹴った。]
(77) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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――はぁ、………っあ、………はぁ……!!!
[浜辺へ戻った頃に、 トレイルとタバサの姿はあっただろうか。
どちらにせよ、視界には入らなくて。
荒い呼吸のまま、一目散にカゴバッグの元へと駆け寄り、 中からスケッチブックと鉛筆を取り出した。
しばらく手を動かしていたけれど、]
………だめ、全然。こんなじゃ……。
[そう零すと一度海の家に戻り、 花火の時に使ったバケツを手にして再び砂浜へと戻った。]
(78) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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[ざっざっと砂の山を作り、海水をかけては固めて。 誰かに声を掛けられようと、一心不乱に身体を動かす。
あの感動が、……薄れてしまわないうちに。
大きな砂の山が出来たなら、 今度は少しずつ削ってゆく。
爪の間や、新調したばかりの黒の水着の中にも、 砂が入り込んでしまうが、そんなことはどうでもいい。
日が暮れて辺りが暗くなり、 手元が見えなくなって初めて、手を止めた。]
(79) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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全っ然ダメね……。でも――。
[暗闇の中の大きな砂鯨を、 言葉とは裏腹に、すっきりとした表情で見下ろしていた。
「もう大丈夫だ」と従姉妹にメールをしたのは、 和室の布団の上でのこと。
送信完了画面のままのスマフォを片手に、 心地よい眠りに落ちた。
窓から入り込んでくる潮風。 耳に染み込んでくる風鈴の音。
そして豚の置物から香ってくる、 蚊取り線香の香りに包まれながら。**]
(80) ぶんちゃん 2013/08/24(Sat) 00時頃
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……いや、俺、は
[笑った顔が、可愛い。 そんな他愛のないことも簡単に言えていたはずなのに、なんだか喉につかえてでてこない。
『お世話になってしまった』
と過去形の言葉に、胸の奥が苦しくなる。なぜだ。 不意にポケットから響く、着信音。>>=2]
あ、さーせん、携帯みていーっすか?
[表示されていた送り主を見て思わず、そんな断りをいれ、画面を確認して。 ぎゅっと、まだ持っていたライターを握りしめる。]
(81) rinco 2013/08/24(Sat) 00時半頃
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[そうして、グローリアの方をまっすぐ見つめ。]
えーと。こんなこと言うの、初めてなんだけど。 ……俺、あなたのこと大事にしたいみたい。
このライター、次に会うときに返しても、いい? ここで、じゃなくて。
[ライターを片手に、首を傾いだ。 なんだか恥ずかしくて目線をそらしたくなる衝動に駆られるけどそのままに。心臓が口からでそうなほどばくばくいってる。]
(82) rinco 2013/08/24(Sat) 00時半頃
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|
携帯は、勿論好きに見るといいよ。
[サミュエルの律儀な断りに端的に答え、 差し出した手に一向にライターが乗らない様子に首を傾げる。
それから、続く言葉を聞いて]
それは……まだこの先も、 君の世話になるということか?
次に会うときまで? なら……返さなくていいよ。無くしてしまって……。
そしたら、次、とかその次とかではなくて ずっと…………大事にされる?
[最後はか細い声。 顔は恐らく真っ赤になって、それでもサミュエルの目を見返そうとぎこちなく、顔をあげた]
(83) rucoco 2013/08/24(Sat) 01時頃
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[途切れ途切れに紡がれていく言葉に、胸がどんどん痛くなり、不安が募っていく。 『無くしてしまって』と言われた時には、情けなく眉を下げ、ついには視線を逸らそうとして、固まった。]
え、 …っと、
[一瞬、意味が理解できなくて。 けれど確かに届いた小さな声と、こちらに向けあげられた顔が赤く染まっているのを見て、ようやく理解して。 やっぱり情けなく眉を下げたまま、グローリアと目があえば、笑った。]
うん。 ……大事に、させて。
[手の中にあったライターは、大事なもののようにそっとポケットに戻す。 鈍く光を反射するそれを、無くしたりはしないだろうけど。 彼女の風邪が早く、治るといい。 バカンスはまだ、始まったばかりなのだから。**]
(84) rinco 2013/08/24(Sat) 01時頃
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[言葉を紡ぐうちに サミュエルが不安そうな顔になるのを見て取れば、 同じように不安が蠢いて。
ようやく最後まで言い終えて、目を合わせたあとの笑顔と言葉に思わず泣きそうな顔になる]
うん……うん……! 大事にされる!! わ、私も大事にしよう、約束する!
[精一杯答えると、今度こそ出て行くであろうサミュエルの手を一度だけぎゅっと握り、]
クッキー早く食べたい。 から、早く戻ってくるように。
[と、放った]*
(85) rucoco 2013/08/24(Sat) 01時半頃
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[思えば、一度も恋愛要素のある小説など書いたことがなく]
(ああ、前に一度、あの歌手、アイドルの) (あの子に書いた詩――ラブソング。ほんとに酷い有様で) (自分には向いてないとつくづく思ったんだった)
(でも、ひょっとして) (そうだね、少しばかり先の話) (切ない男女の気持ちの篭ったお話が書けるかもしれない――)
[青い空の部屋で、雲を象った白が晴れていくような そんな感覚が胸のうちに湧き上がるのを感じ、
もう少し心の甘みを寝かせて、深く熟成させてみよう、と思ったのだ]**
(86) rucoco 2013/08/24(Sat) 01時半頃
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[泣きそうな顔に、なんだかもう自分までつられてしまって。 その前から大分情けない表情はしていたのだけど、伸ばしたくなる震える腕を抑え、鏡のように力いっぱい頷いて。]
うん、俺も。 約束する。
[そうして部屋を出ようとすれば、ぎゅっと引かれ。 言われた言葉に、今度はこっちが真っ赤になる。]
うん。 うん、すぐ戻ってくる。
[勢いよく頷いて、部屋を出る。握られた手が熱い。]
(87) rinco 2013/08/24(Sat) 01時半頃
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[サミュエルが戻ってきたら、 ホリーの焼いたクッキーを食べて。
ひょっとしたら、『風邪はうつして治すもの』を実践したかもしれない]**
(88) rucoco 2013/08/24(Sat) 02時頃
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いかがでしたでしょう?
皆様、このリゾート地で夏の思い出を作ることが出来たでしょうか?
大切なものを見つけたり。
道を探し続けてみたり。
がむしゃらに書きなぐってみたり。
弱い部分を見せ合ったり。
自分も知らなかった顔を見つけたり。
想いを告げることが出来たり。
きっと、心の中にキラキラした何かが残った事でしょう。
(#3) 2013/08/24(Sat) 02時頃
もうこの夏は過ぎてしまうけれど。
過ぎてしまう時間は取り戻せないけれど。
記憶は、想いは、この海の家は。
きっとこの場所でずっと、貴方がまた訪れてくれる事を待っています。
(#4) 2013/08/24(Sat) 02時頃
ようこそ、海の家 『nave Di mare』 へ。
ここは都会の喧騒からはなれた小島。
知る人ぞ知る、リゾート地です。
この 『nave Di mare』 でひと夏の思い出を作りませんか?
(#5) 2013/08/24(Sat) 02時頃
薄いチラシがひとつ、風に運ばれていく姿は。
まるで雲のようでもあり、花火のようでもあり。
鳥のようでもありました―――……
(#6) 2013/08/24(Sat) 02時頃
Thank you...
*END*
(#7) 2013/08/24(Sat) 02時頃
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