人狼議事


217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 留守番 ジョージ

 うぅん、見たことはないよ。
 辰お爺様は見せてくれなかった。

 見るものじゃないよって、笑って止めるの。


 …――今の櫻ちゃんと同じだね。
 同じ笑い方をしてる。

[身体は平気かと問いた言葉。
 皆から離れた場。

 仮面。笑顔。]

(68) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時頃

【人】 留守番 ジョージ

夢見が悪かったのは櫻ちゃんだよね。

身体が心配なのは、櫻ちゃんでしょ。

 ………見せて?

[重ねた襟を指差す。]

(69) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時頃

【人】 留守番 ジョージ

[戻ってきた眼鏡は皹が入ったまま。
 それでもじっと見上げて。

 手を差し伸べて。]

 …………ぁ、ごめん なさい。


[あることに気付いた。
 だから申し訳無さに視線を逸らす。
 腕を引き寄せて胸元で握る。
 謝る。]

(70) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時頃

【人】 留守番 ジョージ






 ………僕なんかじゃ、迷惑  だよね。

(71) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時頃

【人】 留守番 ジョージ

[ごめんね。
 笑って。別の人を呼んでくるよと言葉を落とし、広間に戻ろうとする。


 寅の望みは、誰だろう。

 仮面の持ち主の老辰か。包み込む温かさの酉か。
 元気な戌か。無邪気な丑か。良い香りのする卯か。
 巳、午、未、申、子……

 最終兵器の神様か。

 自分ではない誰かを、想い描く。*]

(75) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時頃

【赤】 留守番 ジョージ

―後の世―

[世が乱れたのは昔。
 ようやく平和な世になると誰もが信じ始めた頃。

 それでも街を離れれば、村へと足を伸ばせば、目に見える戦禍に昔を思い出さずにはいられまい。]

(*14) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時半頃

【赤】 留守番 ジョージ

[上佐川。
 夏陽を受けてきらきらと眩く川面を見詰める子は、親を知らず。名を知らず。

 クロ。次郎。佐川。

 どの名前で呼ばれても、その子は頷き返事をした。
 取り立て困ることなく過ごしてきた。]

(*15) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時半頃

【赤】 留守番 ジョージ

[けれど、心の内では思っていたのだ。


 それは違う、と。
 自分のことではない――――と。*]

(*16) k_karura 2015/02/20(Fri) 12時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[壷が割れた。眼鏡が割れた。
 次に何が割れるのだろう。

 割れた壷は清められた。
 割れた眼鏡は視界を歪ませる。
 次に割れる何かは、元に戻るのだろうか。]

――――え?

ぇぇえ、えっ? そそそそ、そん、そっ

[亥の鼻先が羞恥に赤くなった。>>81
 そんなつもりで言ったのではない、下心はないのだと弁明に首を振る。
 手を取られ、閉じ籠った場所は灯りの遠い場所。

(130) k_karura 2015/02/20(Fri) 23時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[ぁ、と溢したら吐息が大きく聴こえ、亥は慌てて口を閉ざす。]

 ………ぅ ん、ぇと

[着物の中が見たいのは本当だから、僅かに頷き。どきどきと心臓の音が煩くて堪らない。]
 
 ―――いいの?

[確かめる言葉を紡ぐのは、不安だから。自分で良いのかと。別の誰かが良かったのではないかと。
 ふたりきりになっても。

『じろちゃんにだけ』

 その言葉に、腰紐がしゅると解かれる布音に、亥は己で良いのだとようやく得心し、腰を下ろした。>>82

(132) k_karura 2015/02/20(Fri) 23時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[露になる赤色。
 苦し気に亥の顔は歪み、忠告を思い出して首を振る。]

さく、らちゃん……。
違うよ、違う。

痛そうな顔をしないといけないのは、櫻ちゃんだよ。

これ……

[もっと近くで見たいと顔を寄せる。
 爪の跡。あぁ、この爪は。]

(133) k_karura 2015/02/20(Fri) 23時半頃

【人】 留守番 ジョージ

 ………ぁ

[零れた涙を両手で拭う。
 きっと、きっと。

 代わりに泣いているのだと思うから。]

櫻、ちゃん…… ごめん、ね。

[肌に触れること。傷に触れることを先に謝った。

 ――忘れて、忘れて。

 そぅ身体に望む。気を送る。]

(135) k_karura 2015/02/20(Fri) 23時半頃

【人】 留守番 ジョージ

大丈夫、だよ。もう痛くないから……。

もう痛くしなくても、大丈夫だよ……。
僕が――

[ぽろぽろと零す涙をそのままに、赤色に唇を寄せ。
 微笑みかけた。*] 

(136) k_karura 2015/02/20(Fri) 23時半頃

ジョージは、タルトに眼鏡を押し付けた。👓

k_karura 2015/02/21(Sat) 00時半頃


【赤】 留守番 ジョージ

[赤き血潮に染まった頃も。あったという。
 怨嗟の声が止まぬ夜も。あったという。


 お伽噺にするには新しい、昔ばなし。]

 ………だれ?

[岩陰の、奥から人の声が聴こえた気がして。
 少年は足を向ける。]

(*19) k_karura 2015/02/21(Sat) 01時頃

【赤】 留守番 ジョージ

[振り返ったその少女は。

 川面の光を黒髪に受け。まるで光の輪を冠しているかのよう。

 初めて聞く声が、初めて聞く名を呼んでいる。

 それは誰の名?]

(*21) k_karura 2015/02/21(Sat) 01時頃

【赤】 留守番 ジョージ

[いや。
 己の名だと―――信じることができた。]

なつひ!

[叫んだ。開いた口から飛び出た名前。
 駆け寄り、腕の中に抱き締めて頬を擦り合わせた。]


夏日、夏日、なつ……ひ

[手は黒髪を乱す。光を払うかのように。]

(*22) k_karura 2015/02/21(Sat) 01時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[猪は匂いに誘われやすい。
 だから隠されるといっそう辛くなる。胸がきゅうとなる。

 見せたくないものなのに、隠しておきたいものなのに、気付いてしまってごめんねと思う。

 棚の奥に隠されていたお餅みたい。]

ず、るい?
ずるくなん、か……

[涙袋に溜まった雫は留まりきれず、また落ちる。]

(174) k_karura 2015/02/21(Sat) 23時頃

【人】 留守番 ジョージ

――ずるいのは、櫻ちゃんの方 だ。
何でもないよ、平気だよって、いつもいつも心配させないように、してる。


逆、だよ。
いーんだよ、心配させてよ。
悲しませてよ、痛いって……思わせて、よ。






  ねぇ。

(175) k_karura 2015/02/21(Sat) 23時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[堰を切ったように涙は止まらない。
 ごめんねと言葉にならない謝罪。
 己が泣いていたら、いつまで経っても寅が泣けぬから――と。

 顔面が上がり、喉を晒しても。
 涙は止まってくれなかった。]

(176) k_karura 2015/02/21(Sat) 23時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[移った赤は唇を僅かに飾り。
 指先ではない感触に、亥は言葉を忘れる。]

 ―――っ!

 な、なななな、なっ

[ぼふりと煙が見えそうな程、亥の身は赤に染まる。]

(177) k_karura 2015/02/21(Sat) 23時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[広間から離れた理由を思い出させる言葉。
 驚きのあまりに飛び出していた尻尾を後ろ手に抑え。
 神様に運ぶ水を用意する為、寅と暫し別れることを選ぶ。

 人差し指は内緒の証。

 閉じられた襟、弧を描く唇、涙を拭った指、見詰める瞳。

 どれもかれもを直視出来ずに、亥は俯きこくりと頷く。癖っ毛から覗く耳は赤いまま。]

 じゃあ、また後で……。

(178) k_karura 2015/02/21(Sat) 23時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[着替えもあるからと先に出ようとして。引かれた手首、上から手を重ねて。
 振り返った。]

 ――櫻ちゃ ん!

[名前を呼んで。
 腕を伸ばして。

 身を引き寄せて。
 うんと背伸びして。

 唇を目端に掠めさせる。]

(179) k_karura 2015/02/21(Sat) 23時半頃

【人】 留守番 ジョージ

えと、予行演習 だから。

[今度こそ、先に痛いと感じれるように。泣けるように。
 また、己だけに見せてくれるように。
 ずるくないように。]


………じゃ、あ!


[ふたりだけの秘密を重ねた。**]

(180) k_karura 2015/02/21(Sat) 23時半頃

【赤】 留守番 ジョージ

[―――――――幸せだ、



    と思えたのは久方振りだった。]

(*29) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃

【赤】 留守番 ジョージ

[その瞳は赤橙。
 遠くからでも招き、誘う色。

 胸焦がす名前を呼べる幸せは喉を震わせる。]

……あぁ、そうだとも。
僕が「辰星」だとも。
 

(*30) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃

【赤】 留守番 ジョージ

[遠い記憶。暗闇のなか。光のなか。
 確かな感触、甘やかな香り、心地好い声。

 なつひ。


 其れ以外の名前など知らないとばかりに、繰り返す。

 なつひ。 夏日。>>*23


忘れさせるものか。赦さないと――言っただろう?

忘れるものか、忘れるなんて――…
もう一度喪うなんて。

(*31) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃

【赤】 留守番 ジョージ

――――嫌だ。

(*32) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃

【赤】 留守番 ジョージ

……今度こそ離れず、共に生きていこう。

夏日。
君の全てが―――欲しいんだ。

生きる時間も、何もかも。
もう待たせないで済むように。

[奪わせて欲しい。

 独りにしないで――と
 請い願う。恋願う。**]

(*33) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[露を乗せた笹の葉を神様に届けた後、亥は戌と子の間に座す。

 宴の品のひとつひとつ、皆が楽しめるようにとの想いが伝わってきて。ほくばぐと思いの外腹に詰めてしまった。]


 ―――あの人は、幸せを見付けたの、かな。

[何となしに紡ぐ言の葉。
 あの人は……さて、誰のことだったろう。


 ――忘れてしまったナニカ。]

(183) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[皆の視線が集まった気がして。
 亥は緊張に背を震わせた。



 いつもの通り。
 いつもの通りの、幸せな時間。**]

(184) k_karura 2015/02/22(Sun) 00時半頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ジョージ 解除する

処刑者 (4人)

ジョージ
34回 (6d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.109 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび