人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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視点:


【人】 懐刀 朧

― 大広間へ ―
[表座敷を出て、零れそうになった吐息を飲み込むと、
常と変わりない表情で音無く広間へと歩む。

久方ぶりの花祭、それはこの身に馴染んだ催事で、
しかし一人で祭へと訪れるのは初めてのこと。
気を抜くと常の其れが憂い貌に変わりそうになるのは
先程の目隠しの花との話も一因にあり、
このところ夢見が悪く眠りも浅いというのが理由であった。
その所為で疲れが早く溜まるようにも感じて宜しくない。
欠伸も共に飲み込み気を引き締め直すと、
まんまるの笑い声の聴こえる場所へ。]

(3) 2010/08/03(Tue) 01時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 01時半頃


【人】 懐刀 朧

[歌っているのは庭で月を見ていた幼き花。
ほうと聞き入ると>>13あまりこのような場所では
聴くことのない言葉遣いに黒檀が一度其方を見た。

目が合っても、一度瞬き見つめるだけで
視線は直ぐに他の場所へと向かう。

本郷の不快そうな顔を常通りの面持ちで見返せば
霞へ、本郷へとと機嫌よく酌をするまんまるに一礼をする。
まんまるの主催を苦手と感じるのは
艶やかな面差しの霞と似たところを感じているからなのか
こういった場で花ではない己にも、
時折気まぐれに触れようとするところ。

今は酌で手が塞がりそのようなことはなかったが。
好みの者を訊かれても、今は黒檀を細めるだけ。]

 ――…まだ、始まったばかりだ。

[麗しき鳥の囀りの後、芸を披露する花はどれか。]

(20) 2010/08/03(Tue) 01時半頃

【人】 懐刀 朧

[此度の主催は本当に、
毛色の珍しいものということばかりに重点を置いたようだ。
桜色の花にはもう一度目を向けただろうか。
黒檀が其方を見る前に、知る花主から声を掛けられる。]

 …本郷、

[緩く首を傾ぐと結った髪が揺れた。]

 如何した。
 花に怯えられでもしたか。

[花ではなく、花主に向かう姿に揶揄を飛ばす。
実際目の前の男は機嫌が良くない顔をしていた。
承諾の頷きを返すと隣へと促す、
杯にはまだ酒が半分残っていた。]

 ―――…あまり、楽しめていないように見えるが?

(32) 2010/08/03(Tue) 02時頃

【人】 懐刀 朧

[霞の花主としての振る舞いを見るのは初めてのこと、
煽るように花達へ言葉を送る姿は他の花主と異なる。
ああいう振る舞いができるのも、霞自身が花であったから。
その姿に口を挟むことはなく、高嶺はというと
霞が気に入った様子の鳥の姿をとっくりと眺めた。]

(45) 2010/08/03(Tue) 02時頃

【人】 懐刀 朧

 …ふ、くく…
 本郷に怯えて、他の花達が一向に歌わない。

[例年とは異なり随分と大人しい花達の姿を、
本郷の所為と言って笑う。都合がいいのは同じで、
高嶺の飲む杯からはなかなか酒が減ることはない。
楽しむだけの祭ではない、その言葉には黒檀を細め
本郷を見る。この男もまた、家の名を背負う花主。
其処に揶揄を入れるほど高嶺の名も愚かではなく]

 ―――…まだ、わからん。

[花にあまり興味を示さぬ態の花主にそう言って。
丁度見ていたのは、迦陵の方であったか。]

 ……花祭で化ける花も多い。

[それだけの数、祭と花を見てきているから言える確信の言。
ただ、>>52怒声が聞こえると笑みを零して]

(57) 2010/08/03(Tue) 02時半頃

【人】 懐刀 朧


 咲く前に萎れる花も、同じ数あるが。

[それは、広間にいる花に向けた言葉であったか。
ロビンの毒言にも、セシルの怒声にも
高嶺は文句を言わず常と同じ色で其れを眺める。

パチン、パチン。

脳裏に響くのは隣の男がよく鳴らす、剪定の音だ。]

(59) 2010/08/03(Tue) 02時半頃

【人】 懐刀 朧


 ―――嘘か真か…たまに、化ける。

[桜色の動きを止めに行く本郷の言葉を一度止めたもの。
笛の音と舞に黒檀を細めて楽しそうに笑う。
それは本郷の、動きに。
呟くと杯を僅かに傾ける。琵琶の音に目を伏せた。]

(78) 2010/08/03(Tue) 02時半頃

【人】 懐刀 朧

[共に杯を交わす相手がいなくなってしまった。
杯から酒が減らなければまたまんまるが近づくだろう。
本郷の行動は面白かったが、それは面白くない。

笛に、歌に、舞…若い花達を置いて
意識が向かってしまうのは同じ場所にある筈の琵琶の音。
零れそうになる吐息を抑え、立ち上がる。]

 ――…如何した。

[訊いたのは窓際の花達へ。
華月の手を、ロビンが跳ね除けるのは見えた。]

 …祭の席で、随分と騒々しいことだ。

(83) 2010/08/03(Tue) 03時頃

【人】 懐刀 朧

[一度、跳ね除けられた華月の手を見た。
それから、俯く花の姿を見る。眼鏡は何処へ行ったか。]


 ロビン、


[俯く花に向ける言葉に、優しさの色はない。]

(93) 2010/08/03(Tue) 03時頃

【人】 懐刀 朧



 ―――…部屋に、戻れ。


[常と変わらぬ落ち着いた声で一言、其れだけ言う。
其れへの返しを待つように、その姿を見下ろして]

(94) 2010/08/03(Tue) 03時頃

【人】 懐刀 朧


 …此処は"花"の祭の席だ。
 此処に在っていいのは、花と花主だけ。

 ――…"子供"が居ていい場所ではない。


[それは、暴れる花にも聴こえるように 大きく。
買い言葉を返す花に、溜息を零すこともしない。]

 ……花の名を捨てるというのなら、部屋に戻れ。
 ――…花であるのなら、此方で酌でもしろ。

[怪我をしていようが、関係ないと背を見せて。
それだけ言うと華月を見てから席へ戻る。
桜の色も、秋色も、それでもまだ駄々を捏ねるようなら
その時は高嶺の名は、二つの花に剪定を入れるだろう。]

(101) 2010/08/03(Tue) 03時頃

【人】 懐刀 朧

[ロビンの言葉に、少しばかり眉が寄る。
俯いた時とは打って変わったその貌に不穏なものを感じ、
何故だかわからぬが、子供相手に軽く睨む形にもなったか。

桜の色は如何動くか。
気を遣ったのか、此方に来る華月を見る。
溜息は飲み込んだが、気難しい貌を変えることまでは
できず、けれども差し出された盃の手妻には黒檀が瞬く。]

 ―――…水ならば、もっと有難かった。

[潜んだ声で、そう呟く。
元々下戸であり、今は少し疲れていたから。]

(115) 2010/08/03(Tue) 03時半頃

【人】 懐刀 朧

[途中から演舞を見ている余裕などなかった。
止めに行った本郷と桜色がどうなったのかも。
セシルのロビンを呼ぶ声は聴こえてくる。

器用な真似だ、華月が新たに出すグラスに
感心するように魅入ってから浮かぶのは笑み。]

 ……今のは、一体何時汲んで来たのだ?

[離れぬまま真水を出して見せた花に不思議そうに呟いて、
気を緩めた所為か、それは憂いの混じる笑みになった。]

(128) 2010/08/03(Tue) 03時半頃

【人】 懐刀 朧

[真水を半分まで減らすと、他の花へと謝る桜の色を見た。
花主達には謝る理由が彼にはないのだろう。
その姿をらしい、とも思い、しかしロビンを追わぬ姿には
感情だけで動く性質ではないことも知れるか。

哂う少年の消えた方を見る。]

(143) 2010/08/03(Tue) 04時頃

懐刀 朧は、ランタン職人 ヴェスパタインを見る。変わらず、高嶺とは対照的なその姿に黒檀を細め。

2010/08/03(Tue) 04時頃


【人】 懐刀 朧


 ――…他にも、未だあるのか?

[華月へと問うのは他の芸の話ではなく、
違う手妻もできるのかという話。
宴席を楽しむもの達を一度眺め、本郷の姿を仰いでから、
真水が全てなくなると高嶺の姿は大広間から消えていた**]

(150) 2010/08/03(Tue) 04時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 04時半頃


【人】 懐刀 朧

― 大広間→ ―
[>>153目が合う本郷には黒檀を細めて返してやる。
其れを労いと取ったか揶揄と取ったかはその花主次第。
真水を飲み干し部屋を出る時にはまだ華月や鵠は
芸を披露していなく桜色もカンバスを広げていなかった。
此度はつくづく、花の芸を見る機会を逃している。]

 ……お前は、今回も暢気なものだ。

[>>174常と変わらぬ男にはそう言葉を残す。
棘が乗るのはその花主を八つ当たりの対象にしたからだ。
男はこの喧騒の最中どう花達を見ているのか。
男の言う通りに此度も冷やかしなのか、
それとも高嶺が言ったように探しているのか。]

(176) 2010/08/03(Tue) 07時頃

【人】 懐刀 朧

[誰に行き先を言うわけでもなく広間を出る。
出て向かう場所があったというのも事実、
けれどもそれ以上に広間にいることが
窮屈と感じたからというのが一番の理由。]

 ――――……、

[ずっと堪えていた溜息が、長く落ちる。
広間を出る時に眼に入ったのは
同じ顔の花主が坊主の花主にしな垂れていた仕草。
頭のどこかでは解かっていても、花の霞を見るのは久しく
其れは思っていた以上に堪えるものがあった。]

(177) 2010/08/03(Tue) 07時頃

【人】 懐刀 朧

[>>179今の高嶺にその冗談はあまり笑えるものではなく、
にやける美しくない顔を黒檀が常よりきつく睨みつけた。]

 ―――…なら、花に何を求める?

[言い捨てて出る筈だった言葉を続けたのは、
男が花に求めるものに興味を抱いたから。
買うかもしれないと刷衛が言うと黒檀が瞬いて見る。
座った男を見つめるのは何時もよりも少し長かった。]

 ―――…そうか、

[ハッタリかもしれぬ、しかし買うかもしれぬ。
ハッタリでも長く花を持たぬこの男に言わせたのだから、
此度の花にはやはり何かがあるのだろう。
相槌を返す顔は、珍しく嬉しいものを見るように笑んでいた。]

(181) 2010/08/03(Tue) 07時半頃

【人】 懐刀 朧

[長い溜息は一度だけ、部屋を出ると深呼吸をし
背筋を伸ばせば常の高嶺の姿へと戻る。
足音無く歩き出すのは慣れぬ花達の室の並ぶ場所。
後ろからしゃらりと音鳴らして翔ける姿が横を過ぎると]

 …お前、

[迦陵をそう言って呼び止めた。
雛鳥が好意を向ける月の花主と同じ顔、けれどもロビンを広間から追い出した花主を雛鳥はどのような瞳で見るか。]

 ……ロビンのところへ向かうのだろう?
 …私も向かう。――…案内してくれ。

[高嶺が向かう場所もまた、哂った少年のところ。
迦陵は是と頷くだろうか、それとも拒むだろうか。
どちらにしても迦陵はロビンを放っておけぬ。
しゃらりと音の鳴る方へと向かえばその場所に辿りつく筈。
話すことが叶うかは、また別の話にはなるが。**]

(183) 2010/08/03(Tue) 07時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 07時半頃


【人】 懐刀 朧

[かた、と音がしたのはロビンと迦陵の話す最中か。
構わぬと、表情を変えずに承諾した鳥の子の後を
歩いて追っていた高嶺が二つの花まで辿り着いた音。
黒檀の髪には手妻の花が仕掛けた悪戯が気付かれず揺れていた。]

(228) 2010/08/03(Tue) 12時頃

懐刀 朧は、小さな花達が話をしているのなら区切りまで邪魔はしない。震えた花を見る。

2010/08/03(Tue) 12時頃


【人】 懐刀 朧

[二つの花の話をちゃんと聞いていたわけでもない。
腕を組んでその話が区切られるまでを待っていると、
話し終えたのか紅石榴を揺らす雛鳥の姿。]

 ―――…、

[高嶺もまた、自ら人に触れようとはあまりしない。
しかし部屋を出て行く雛鳥の頭には手を伸ばし、
慣れぬ手つきで一度だけ撫でて離した。]

(242) 2010/08/03(Tue) 13時頃

【人】 懐刀 朧



 ……翔けて追った友まで突き放すか、

[そう言葉にしたのは雛鳥が去ってからだ。
口調は常と同じもので黒檀はロビンを見る。
見える紅にはきつく眉を寄せた。]

 ………そうやって、何処まで逃げる。

[問いかけるのは花にではない。
目の前の、子供に向けるもの。]

 ――…何が、そこまで頑なにする…?

[花主は、謝りに来たわけでも迎えに来たわけでもない。]

(244) 2010/08/03(Tue) 13時頃

【人】 懐刀 朧

[子供、と自ら口にする姿には黒檀を細める。
一度紅を見てから、それを気にするように
視線は其処にばかり向かってしまい、
ロビンの表情はわからない。]

 ―――…そうだな、色々言い足りぬ。

[途端に纏うは硬い甲羅、
言いに来たのは最後の忠告なのかもしれず]



 ……何がそんなに、気に入らぬ。

[まずは思ったことを、そのまま訊ねた。]

(249) 2010/08/03(Tue) 13時半頃

【人】 懐刀 朧


 ……これだけ嫌われてしまえば、
 これ以上は下がりようがないから此方も楽でいい。

[気に入らぬものを聞くと黒檀を細めて。
口調は少し幼くも聞こえたか、本当にただの子供だ。
つく溜息は呆れたような響きにも聞こえただろうか、
実際は目の前の少年の紅の色に向けたもの。
その色は―――…苦手だ。

少年へと近づくと、有無を言わさず抱え上げる。
引っかかれようが、噛み付かれようが下ろしはしない。]

(257) 2010/08/03(Tue) 13時半頃

【人】 懐刀 朧

[上質の白橡の衣に紅が染みていく。
ゆっくりと眼を閉じてから、開いて歩き出す。
歩きながら紡ぐのは抱く子には恐怖で聴こえているかは
わからないが子供に言い聞かす為の説教だ。]

 …気に入らぬものを今更好きになれとは言わん。
 だが…気に入らぬと、愚弄することだけはやめろ。
 お前が――…ただ、愚かになるだけだ。

[高嶺の花主が大広間で憤ったのはそれが理由。
愚弄するなと憤り、怒声を上げたセシルの姿は、
花主と花祭を愚弄しているように高嶺には見えた。
辿ればその元凶に居たのは、この子供。]

 どうあっても背を向け続ける者に、
 届かぬ手を伸ばすものなど居ない。
 お前が…前を向かねば、何時かは全て消える。

[言いたいことは、そこまで。一息ついて。]

(259) 2010/08/03(Tue) 14時頃

【人】 懐刀 朧


 お前は、手折れぬ花だとそう名乗った。
 ならば…、花であることからは逃げるな。

 ――…前を向いて、今一度花になれ。

[そう言ったところで、表座敷に着くだろうか。
屋敷の者を呼びつける。
寝床の用意と、傷の手当てができる者も。]


 ……眼鏡の支援は、してやろう。
 早いうちに作らせ、お前の手に渡るようにしてやる。


[言葉を止めて、恐怖に固まる子供を下ろした。]

(262) 2010/08/03(Tue) 14時頃

懐刀 朧は、門下生 一平太の姿には気付くことはなく表座敷へと入り。

2010/08/03(Tue) 14時頃


【人】 懐刀 朧

[下ろしたその手がロビンに伸ばされることはない。
其処までを、高嶺の花主は少年に許さない。
少年の告白に、黒檀は緩く細められ]

 ……此処は、花祭。
 此処に招かれている以上、今のお前の姿は"花"だ。

 此の先…お前が"花"と名乗るか、
 それとも"草"と名乗るかは、自分で選ぶこと。

 友の好意を弾く勇気はあって、
 知らぬ者の噂を聞き流す勇気は持てぬか?

 ………後は、お前が選べ。
 ――…私は高嶺の花主、其処までは甘やかさん。

[両腕を抱く姿にも手を伸ばすことなくそう告げて、
白橡の羽織を見下ろす、点々と染みる紅に
ひっそりと息をつく花主の顔色は、少し失せていた。]

(270) 2010/08/03(Tue) 14時半頃

【人】 懐刀 朧

 ―――…それだけよく口が回れば、
 それは立派な技だとは、己で思わぬか?

[小さく息を吐き、失せた顔色のまま笑い]

 長く引き篭もっていた者に噂噂と何度も言うな。
 私は噂になど興味は無いし、
 此度の他の花主にも、似た考えの者はいよう。

 ――…もう一度だけ言う。
 花祭に呼ばれたお前は、此処では"花"だ。
 逃げる口実ばかり探さず、
 一度向き合ってみろ…周りと、己に。
 それでもと未だ言うのなら…後は、好きにしろ。

[深呼吸をして、屋敷の者に眼鏡のことを頼むとロビンを見て]

 …熱が引くまでは、休め。

[そう言って、表座敷を後にする。]

(276) 2010/08/03(Tue) 15時頃

懐刀 朧は、背に掛けられた言葉を聞き取るほどの余裕はなく、表座敷を後にする。

2010/08/03(Tue) 15時頃


【人】 懐刀 朧

[何故ロビンにそのようなことを言ったのか。
それは深い理由ではなかったのかもしれない。
行く末を決めるのは、高嶺ではなく其の花自身。

表座敷を出て長く息を吐いてから、
身に纏う紅を脱ぎ去ろうと結んだ前紐を解こうとする。
なかなか上手く行かずに小さく零れる舌打ち。
ちかちかと、脳裏で紅が点滅しはじめる。
まずいな、と独り嘯いてきつく眉寄せたまま眼を閉じ
"其れ"が遠のくのをじっと、待った。

数年前から続く"其れ"は紅を見た時によく起こる。
長く治まっていたのに最近はまた夢に見ることも。
聴こえるのは雫の鳴る音、映るは赤と白の二つ。
実までは成りきらず、赤が黒に染まったところで落ち着いた。

ゆっくりと、深呼吸をして浮かぶのは憂いの苦笑。
ロビンへの言葉は多くが己に返るものでもだった。
虚栄を張っているのは…誰だろう。]

(287) 2010/08/03(Tue) 15時半頃

【人】 懐刀 朧

[イアンに話しかけられたのは、顔色も少し落ち着いた時。
覆わぬ姿に緩く首を傾げて其の色を見つめる。
想像とは大きく異なる―――…赤の瞳。]

 ……もう、外していいのか…?

[血の点々とついた白橡を纏ったままそう訊いて。
散る花の舞台は見ている余裕がなかった、
楽しいと言う言葉が聞こえればそれはよかった、と。
そう言葉を返すがどうも違和感が拭えない。
それは目の前の青年に、包帯を外したその姿に。]

 ――…先程は見逃したから、次は楽しみにしている。

[風に当たりに行く姿にそう言って違和感拭えぬまま見送る。
見送る貌は、また憂いの混じるものになっていた。]

(289) 2010/08/03(Tue) 16時頃

懐刀 朧は、零れ落ちそうになる溜息を飲み込むと、姿勢を正し着替えをしに一度部屋へ戻る。**

2010/08/03(Tue) 16時頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 16時頃


【人】 懐刀 朧


 ―――……理由……、…?

[>>295新たな花主は要らぬとはっきり口にした花が、
祭に参加をした目的を果たしたとそう言う。
其の姿は哂っていた少年とも被ったか、
赤い眼の花があまりに美しく笑うから…
少年の時同様その言葉の意味を聞き返せない。

魅入る赤の色は白橡の布に散る色にも似ている。
其れは、人を狂わせる色だ…
惑わされそうな其の色に黒檀を少し苦しげに伏せれば、
漸く赤眼の花から眼を逸らすことができた。]

 …お前は…

         ……名は、なんという…?

[笑む理由を訊けぬまま去る背に訊けたのは、
先程訊きそびれていた花の名だけ。]

(321) 2010/08/03(Tue) 20時半頃

懐刀 朧は、記者 イアンの背を暫く見た後、部屋へと戻る。

2010/08/03(Tue) 20時半頃


【人】 懐刀 朧

[月はまんまると呼ぶにはまだ僅かに欠けがあり、
しかしあと一夜も待てばその色は満ちるだろう。

――…昔、月の日を楽しみに暮らしていたことがあった。
黒檀の髪が短く切り揃えられていた幼い頃の話だ。
身なりも、食事も、寝床も、学ぶ作法も全て異なる同じ顔と
自由に会うことが許されるのは月に一度この日だけで。

『…隠れて、隠れて、』

霞の手を引いてはそう言い隠れ鬼の真似事をした。
離れる時間が惜しくてどちらも鬼にはならぬから、
二人で隠れる場所を探すだけの隠れ鬼の意味を為さぬ遊び。]

(323) 2010/08/03(Tue) 20時半頃

【人】 懐刀 朧

[自室へと戻れば新たな麹塵の羽織が用意されたが
あまりあの大広間へと戻ろうという気にもなれず。
そのまま休もうかと思った高嶺の心を変えたのは
従者に指摘されて気付いた黒檀の髪に咲く紙の花。]


 ――…ふ、
 …これは一体…何時の間に…?

[ひらひらと揺れる蓮の形に、
薄い笑みとも憂い笑みとも異なる笑みが自然と零れ。
その蓮の花を部屋に大事に置くと、再び高嶺は広間へ向かう。]

(324) 2010/08/03(Tue) 21時頃

【人】 懐刀 朧

[大広間には同じ顔と坊主の花主はもうなく、
花は、花主は誰がその場に居ただろうか。
広間でまず惹き付けられるは紅い月の絵、
何時置かれたのか、誰が描いたものか、
戸口でとっくりそれを見つめた後に
元の席へと戻ると、花達へと口を開く。]


 ―――…何か、見せれるものはないのか…?


[芸が見たいと、そう言えば見せる花はいるだろうか。
花が動けば麹塵を羽織る花主は、薄く笑い其方を見て。*]

(326) 2010/08/03(Tue) 21時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/03(Tue) 21時頃


懐刀 朧は、頬杖つき其れだけかと煽るような瞳で鵠を見つめれば、白鳥はどのような舞を見せるか。*

2010/08/03(Tue) 21時半頃


【人】 懐刀 朧

[白鳥が事切れる笛の音。
演舞が始まり、そして終わるまで。
終わって三度拍手を送る間も煽るような瞳は変わらない。
多く賛辞の言葉を向けるわけでもなく、
3名の花を見る目付きは高嶺の花主のもの。]

 ―――…吹け、

[次をと華月が言うのならば、そう言って舞台へと送った。
窺い見る夜光と眼が合う、薄く笑った花主は
自ら舞おうとしない花を責めることなく、ただ見つめ。]


[聴こえた悲鳴には再び舞台へと。
華やかな手妻を見せて笑む花が見せる新たな一面に、
黒檀はゆっくりと細まる―――…面白いものを見るように。]

(380) 2010/08/03(Tue) 23時半頃

【人】 懐刀 朧


 ――…あまり宴の席に合う演目ではないな。

[最後の事切れる音は先程と同じようで、異なる者。
演舞とはいえ目の前の舞台で二つ、命が消えた。
呟く声は文句を言いつつ楽しげな色が乗る。

夜光はどうか、後に続くか。
肩を抱く姿を眺め、無理に舞台へ行くことを強いはしない。]

 ……何を想って、
 歌い…奏で、舞うのだろうな…花達は。

[呟くのは花主にはわからぬ花の想い。
演舞の最中は無心であろう、
興味を抱くのはその無心となる前後のこと。
答える声は、あっただろうか。]

(382) 2010/08/03(Tue) 23時半頃

【人】 懐刀 朧

[夜光が舞台へ行く、顔を上げて。
その貌は怖気の乗るものだったけれども、
自ら挑む姿には好ましいものを見るように
口端には緩い笑みが浮かび]

 ―――…見目は麗しいのに、
 揃いも揃って頑固でケチな花達だ。

[答えを見せぬ花二人には、そう言って文句を言う。
その裡は様々、そのようなことは承知。
それでも知りたいと思うのは高嶺の花主としてか、
それとも違う何かがそう思わせるのか。]

(392) 2010/08/04(Wed) 00時頃

【人】 懐刀 朧

[似たようなことを同時に言う二つの花に
少しばかり考えるように黒檀は伏せられる。
売り言葉に買い言葉、にはならず二つの言葉に
文句の声は返ってこなかった。]

 ――…なんだ、もう聴けぬのか?

[拗ねる華月には、そう訊いて。
夜光の演舞が終わる、本郷との会話を思い出す。
―――…祭で化ける、花は居る。
目の前の花はどうなるか。

そんなことを考えていたら、本郷が戻ってきた。
迎える顔は常と変わらぬものだ。
花祭の席で、花と花主が共に居るのは当然のこと、と。]

(405) 2010/08/04(Wed) 00時半頃

【人】 懐刀 朧

[本郷が近くに座ることを気にはしない。
まんまるは酒で潰れて転がってでもいるのだろう。
演舞が終わった中、すぴょぴょと男の寝息が聞こえ]

 お前の天下一の口の悪さよりかは、幾分マシだ。

[折角の本郷の良心を打ち砕くような言葉を返す。
近くに来たということは、何か話でもあるか。
そんな視線を本郷へと向けてから見るのは辞そうとする花。]

(415) 2010/08/04(Wed) 01時頃

【人】 懐刀 朧


 ―――…華月、

[名を呼ぶ。
此方を見たのなら、黒檀が細まった。]


 ……使う茶器の色は白だ。
 種類と茶葉が判らぬ時は、鵠に訊け。


[暗に茶を淹れろ、と。
口にするのは、使い走り紛いの言葉。
先日――…鵠へと告げたものと同じもの。]

(417) 2010/08/04(Wed) 01時頃

【人】 懐刀 朧



 ……今でなくとも、
 祭の間ならば、何時でもいい。


[茶汲み、其の言葉が何を意味するか、
それは華月は察するだろうか。
本郷や天満月を気にする姿に笑みは零れて]

(424) 2010/08/04(Wed) 01時半頃

懐刀 朧は、しょげていた儚き花の姿も見えると、黒檀が一度そちらを仰ぎ。

2010/08/04(Wed) 01時半頃


【人】 懐刀 朧

[華月の返事を聴くと黒檀はもう一つの花を見る。]


 ……鵠、


[もう一人の花の名。]

 …使う結い紐は檳榔子染、
 飾りは要らん、鈴の音も私には不要だ。

[華月とは別の、使い走りを鵠にも告げる。
訪れるのなら祭の間、と言葉をつけて]

(435) 2010/08/04(Wed) 01時半頃

【人】 懐刀 朧


 ―――…高嶺の名を欲するのなら、
 それを持って、一度私の元へ来い。

[二つの花へ。
それが、傍らの本郷からの進捗の答えにもなるだろうか。
ぱちん。
成ったわけではない、けれども剪定をする。
花主が名を呼び選んだのは、二つの花。]

(438) 2010/08/04(Wed) 02時頃

【人】 懐刀 朧

[先代ならもっと器用に選んだだろう。
そしてこのような花は、決して選ばなかったはず。
脳裏で聴こえた音は、今度は近くではっきりと。
本郷を見ると、随分と平たい眼をしている。
零れそうになった言葉は、飲み込まれた。]

 ―――…?

[不思議そうに儚き花を見る。
此方に怯えるような其の仕草は記憶になく]


 ……主は、見つかったか?


[そう訊いた。]

(445) 2010/08/04(Wed) 02時頃

【人】 懐刀 朧

[花二人からの返事を見ると、本郷の姿を眺めた。
進捗、問われた言葉をそのまま返す。
目の前の男は何かを見出しただろうか。]

 ―――…それが高嶺だ。

[本郷からの言葉にはそう返した。
高嶺の花は、高嶺の花。
高嶺は一輪だけにあらず、先代は多くの花を囲っていた。
それと同じ形を当代が取ることになるのかはわからない、

ゆっくりと、息をつく。]

 …少し、疲れたな。

[言葉が、零れる。
休むことにしようかと呟く貌には憂いの色が浮かんだ。]

(459) 2010/08/04(Wed) 02時半頃

【人】 懐刀 朧


 …あの年頃のものにはどうも、嫌われるな。

[逃げるような儚き花に、
花の名を保留している少年を思い出して呟く。
華月と鵠に今それ以上を話しかけることもない。
んぐ、と干琥珀を押し込められれば喉を鳴らし
本郷を睨み上げるが、気遣いだと言うことも判る。
子供扱いを厭うことなく貰った干琥珀を口に含んだ。]

 ……馬鹿言え。
 そのような脅し、一生気が抜けなくなる。

[まんまるになどなってたまるかと一つ文句を返し
先に広間を出て行く本郷を見送る。
一度、言葉を零した後は広間を出るまでは
溜息も憂いの顔も見せることは無く。

広間を出る前に華月と鵠を見る姿は高嶺の花主のもので。]

(469) 2010/08/04(Wed) 03時頃

【人】 懐刀 朧

[高嶺が二つの花を剪定したという話は、
其の内屋敷の中に伝わるのかもしれず。

けれども花は未だ、成ったわけではない。

花主は、花達は其れを聞いてどのような反応を見せるだろう。]

 ―――……、

[月が、満ちていく。明日になれば全て満ちる。

『明日は、会える』

月の日を楽しみに暮らしたのは二つが共に在った時まで。
―――…満月の時には何かが起こる。
隠した同じ顔の花が摘まれていった日も…、
先代が、潰れた実のように変わった日も。

黒檀を静かに伏せる、浮かぶ憂い…感じる負い目。
重く伸し掛かるのは過去の罪にか…それとも、高嶺の名にか。**]

(473) 2010/08/04(Wed) 03時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/04(Wed) 03時頃


【人】 懐刀 朧

[ひとつ、音が鳴る
それは夢か現か
鳴る音は堕ちた実から落つる紅


ひとつ、実がなる
腐り堕ちた実、手が生え、足が生え、頭が生える
実には大きな種が二つ、
ぎょろりと見開く目玉の種が見つめる先に咲くは

紅い、紅い…果実… 否、
咲いているのは――――…嗚呼、紅い―――]


 ―――…っ


[視界の先に浮かぶのは紅ではなく、ただの天井。
其処で夢は途切れた。]

(552) 2010/08/04(Wed) 17時頃

【人】 懐刀 朧

― B棟・自室 ―
[眼を覚ました時には日は完全に昇っていた。
何時もより多く寝た筈なのにちっとも疲れが
取れた気にはならず零れそうになる溜息を飲み込む。

遅い朝餉を持ってきた従者に断りを入れると
寝間着のまま窓のほうへと向かう、聞き慣れぬ音。
対の二輪を選ばれた、そう口にする従者の言葉は
正しくもあり、間違ってもいる。]

 ――…嗚呼、成る程。

[黒檀を細めて零れた言葉に首を傾げられたが
その説明も、従者への訂正も入れずに下がらせる。
思い出したのは、一つの花の言葉だ。
頬杖ついて窓の外を庭の風景をぼんやりと眺める。
髪も下ろし、一見は月下の花主とも見間違う姿。

庭の誰かと目が合っても、此方からは今は声を掛けずに。**]

(557) 2010/08/04(Wed) 17時半頃

懐刀 朧は、執事見習い ロビンの奏でる音はまだ続いているだろうか。

2010/08/04(Wed) 17時半頃


懐刀 朧は、本屋 ベネット達が噂ばかりしていると、一つくしゃみが出たようだった。**

2010/08/04(Wed) 17時半頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/04(Wed) 17時半頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2010/08/04(Wed) 22時頃


【人】 懐刀 朧

― B棟・自室 ―
[窓から庭を覗くと幾つかの人影。
聞き慣れぬ音は消えてしまった、
そのことに残念そうに黒檀を細める。
花主は歌えない、舞を舞うこともできぬ。
頬杖ついて暫くは庭を眺めていたが、
其れにも直ぐ飽いて退屈を覚えた。]

 ……湯浴みを、

[従者にそう言って寝間着の帯に手を掛ける。
待ち人があるわけではない、
花達に声は掛けたが祭はまだ2日目に入ってもおらず
選んだ二つの花に他の花主が声を掛けることだってある。
返事が戻るには未だ早いと高嶺は考えている。
窓縁からその姿を消すと、身支度を始めた。]

(619) 2010/08/04(Wed) 22時半頃

【人】 懐刀 朧

[身を清めながら思い出すのは、
逃げるように去っていった儚き花の姿だ。
あの年頃には好かれぬとはわかっているが、
それにしても怯えられるには身に覚えがなかったから。]

 ……主から何か聞いたか…?

[主を見つけたと言っていた、其れから聞いたか。
怯えられる程の話を持つ花主を記憶に探るが、
それもまた、記憶になかった。

ふと、首を傾ぐ。
誰かと間違えているのなら―――…
浮かぶのは、同じ顔の花主だった。]

(634) 2010/08/04(Wed) 22時半頃

【人】 懐刀 朧

[花の名残を消さぬ同じ顔の花主に抱く感情は複雑なものだ。
しな垂れ媚びる姿を、見ていられないと思うほどには。

『――…月が満ちる。今宵は、会える日。』

同じ場所まで上り詰めた花主。
酒を酌み交わすと約束した。
話すのならば―――…]

(637) 2010/08/04(Wed) 23時頃

懐刀 朧は、湯浴みを終えると羽織るのは桑染の色。

2010/08/04(Wed) 23時頃


【人】 懐刀 朧

[髪を結われる。
身支度を終えれば、部屋を出た。
探し物はあれど、見つかればいいという程度のもの。
宛てもないまま足音無く向かうのは本邸の方向へ。]

(644) 2010/08/04(Wed) 23時頃

懐刀 朧は、渡り廊下を過ぎて本邸に入ると、廊下には3つの花の姿。

2010/08/04(Wed) 23時頃


【人】 懐刀 朧

― 本邸・廊下 ―

 …此度は威勢のいい花が多いな。

[廊下に響くような声に見るのは虎鉄の姿。
言葉遣いから、其処にいるのは桜の色の花だと
思っていたので少し意外そうに黒檀を瞬かせた。]

 ――…少しばかりか、まんまるの嗜好が
 判ってしまったのはいいことか悪いことか。

[間違いなく後者ではあるが。判断に悩むように目を細めた。]

(655) 2010/08/04(Wed) 23時半頃

【人】 懐刀 朧

[頭を下げる夜光の姿も見止め、
その手の動きには少し面白いものを見るように。
花達はいつもそうやって、気を配るものなのか。
そこは花主にはわからぬ世界で、]

 ―――…、

[常と変わらぬ華月からのあっさりとした答えには、
黒檀の瞳が驚いたように大きくなり花を見つめ。
しかしそれも長い時間ではなくゆっくりとした瞬きの後]

 ――…、…そうか。
 ならば…後で、部屋まで運べ。

[告げる表情と声音は、此方もまた常と変わらぬもので。]

(661) 2010/08/04(Wed) 23時半頃

【人】 懐刀 朧

[高嶺からは虎鉄の姿は記憶になく、
初めて見るものに緩く、首を傾げる。
記憶にないのは宴席での騒動で他を見ている余裕が
なかったからでもあり、常に全ての花を覚えることを
努めているわけでもないからで。]

 ―――…名は?

[桜色や眼鏡の花のように噛み付いてくるのだろうか。
宴席の場でなければその態度を高嶺が気にすることはなかった。
此方を見やる花に、名を問う。]

(664) 2010/08/04(Wed) 23時半頃

【人】 懐刀 朧

[鈴の音が聞こえ、鵠の姿を見たのは遅く。
目が合っても黒檀は鵠を見るだけで何も言わない。
今までのように煽る瞳を向けることも無く、
その変化を白鳥の名はどう受け取るか。]

 ――…そうだな、

[黒檀を細めて。
言わなければ含まなかったのだが、
華月が口にしたので威勢がいい中に取り込んだ。
訊ねには一つ、頷く。思う言葉は今は飲み込み]

 ――…冷めた茶はあまり好まん。
 待つにしても、頃合いを見て来るといい。

[承諾と共に少々の無茶を言った。]

(673) 2010/08/05(Thu) 00時頃

懐刀 朧は、虎鉄からの視線には、同じように花を見返して。

2010/08/05(Thu) 00時頃


【人】 懐刀 朧

[礼儀がなっていないわけではないようだ。
射抜くような瞳、同じように返す黒檀は
面白いものを見る時の形で]

 ―――…、…如何した。

[此方を射抜く花の名は、未だ呼ばない。]

(676) 2010/08/05(Thu) 00時頃

【人】 懐刀 朧

[辞する挨拶を向ける夜光を見る。
自由気ままに振舞う花主が花の行き先を
詮索するわけがなく、一つ頷いて]

 ――…下がれ、

[律儀な花に許しの言葉を。
引く姿にこの花なら知っているだろうかと
ふと思い出したように名を呼び返す。]

 ……夜光、

 儚き花を知っているか…?
 こう――…小さく、捨てられた子犬と仲の良さそうな。

[名も知らぬ花のこと、説明をしようとしたが
あまり上手くできなく難しい貌になる。
その花の話を直前までしていた、夜光がその姿を
探しに行くのだとは知らずに。]

(682) 2010/08/05(Thu) 00時半頃

【人】 懐刀 朧

[崩れぬ笑みの花にそれ以上を言うでもなかった。
問う言葉は華月が注文に答えてくれた時にでも話せる。
それは鵠に対しても同じこと。
花が結い紐を持ってくるかまでは未だわからぬが。

今の花主の興味は、目の前の威勢のいい花にあって]

 ―――…兄弟子?

[訊く口調で呟くと見るのは傍の華月のことだ。
射抜くような瞳は、挑む瞳とも似ている。
ああ、と相槌を打ち]

 ……見て、何を思った?

[どのような主と、目の前の花には見えるのか。
面白がるように問うてみる。]

(689) 2010/08/05(Thu) 00時半頃

【人】 懐刀 朧

[明之進の名を出す夜光を見つめ、
その瞳の色が同じだということに初めて気付く。]

 ……主のいる花だ。

[それに夜光が頷けば、間違いないのだろう。
明之進、名前を覚えるように一度呼ぶ。]

 …もし、会うことがあるのなら
 高嶺が気に掛けていたと…伝えろ。

[その名を明之進が知っていたかまでは考えず、
伝えればまた近いうちに会えるだろうかと
そのような考えから夜光に言伝をした。]

(692) 2010/08/05(Thu) 01時頃

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