276 ─五月、薔薇の木の下で。
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―東屋―
───。
[去っていくフェルゼの背を追いかけはしなかった。 少し、なんだか疲れた気持ちになってピアノの椅子に腰かける。 腹が減っていると、神経がささくれくれやすいと聞いたことがあるのを何気なく思い出して食べ始めるのはもうすっかり冷えてしまったレーズンパン。 暖かい時のほうが勿論うまいけれど、冷えてもあの先輩の作るパンは旨い]
(72) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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[言いたいこと>>173なら山ほどあった。 今更どうやって自由になれ>>174というんだろう。 短いとは言わないけど長くもないこの人生の半分以上は母親の感情に沿って生きてきたのに。 そんな風に>>175謝られたら、自分がどうしていいのかわからなくなる。
別に、奪われたなんて思っちゃいなかった。 父親がいないことがさみしいと思ったこともある。 母親をあんな風にした感情を怖いと思ったこともあった。 音楽を、演奏家になるのをやめようと思ったのも自分の意思だ。 彼に謝られるべきことなんて、何一つない]
(73) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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[だから、思うのだ。 何が、君なら大丈夫>>56なのか。 オスカーの言う事なんてやっぱりあてにならないと思う。 黙々と、パンを口に運びながら考える。 反芻して、考えて、それから]
(74) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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…。 …俺が、間違えただけか。
[最後の欠片を食べながら、気付く。 優しくしてやれ>>54と言われたのに、できなかった。
それだけのこと。 何で出来なかったんだろう。 ささくれだった、この気持ちをどう表現したらあっていたのか]
(75) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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[解らない。 解らないけど、疲れたときに腹が満たされたら、体が欲しがるのは睡眠欲だけっていうのは解っている*]
(76) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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ベネットは、イアンにこの感情の事を相談したら教えてもらえるだろうかと、寝入りに思う
2018/05/21(Mon) 22時頃
ベネットは、ユージンが卒業する前に向日葵の種をもらえるかと、満たされた食い意地ものぞく。
2018/05/21(Mon) 22時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/05/21(Mon) 22時頃
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―東屋―
…流石に変じゃね?
[くぁ、と、緊張感のない欠伸ひとつ。 パンを食べて、腹が満たされてそれからそのまま寝てしまったことは覚えている。 ピアノよ済まないついつい枕にしてしまった。 けれど、体感ではかなり長い時間眠っていたように思うのだが、何がどうして、窓の外にかかる月影。 腕時計なんてする主義ではないので、もしかして朝と昼と夕方に自分が起きないまま寝ていたのではないかとすら思う。 休日はのんびり目覚ましをかけずに眠る贅沢とはまた違う気がした]
(80) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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[明けない夜。 それは何が理由なんだろう。 建付けの悪い窓の隙間から忍び込んでくる花の香りは感情を豊かにはするけれど、腹は満たさない。 チョコレートを食べてもよかったが、かといってそういう気分でもない]
…。
[古ぼけたピアノの蓋をなぞる。 少し躊躇ってから押し開けて、紅薔薇みたいな色のフェルトをまくる。 すっかり飴色になった鍵盤は、自分が音楽をやめると決めたときからそう色が変わっているわけでもない]
(81) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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[少し爪の伸びた指先が、飴色を押し込む。 C。 懐かしい音だ。 やめると言ったくせに、自分の指先が音を鳴らせることにほっとする。
もう一つ押し込む。 C。 先ほどよりもはっきりとした音が東屋の屋根を震わせて明けない空に伸びた]
(82) 2018/05/21(Mon) 22時頃
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…。
[夜が明けないなら。 明日が来ないなら。 全てはIFだ。 仮定の現状、未来。
それでも、少しだけ感情が甘えてしまう。 弱気になっているのだろうか。 それとも]
(93) 2018/05/21(Mon) 22時半頃
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[深く、深く、息を吐く。 ため息と呼ぶには大きくて、仰々しい。 それでも]
────。
[躊躇いが長く続いた後、両の手が飴色の上に乗る。 小さな子供用のおもちゃのピアノで最初に弾けるようになった曲だ、その始まりの楽譜の一音も忘れるはずがない]
(94) 2018/05/21(Mon) 22時半頃
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[ーCC GG AA G FF EE DD Cー
月の眩しい夜だから、少しくらい。 隠れた星に思いを馳せても許されるだろうかと]
(95) 2018/05/21(Mon) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/05/21(Mon) 23時頃
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[一日休むと、取り戻すのに三日。 一週間休めば、一か月 ひと月休めば、三か月。 自分の遅れを取り戻すのにはそれだけの時間がかかる。 だから続けなくてはならないのだと言われた過去が懐かしい。
弾きだしてから12回旋律は変化する。 4分の1を超えたところで指が思うように動かないジレンマが滲んだ。 以前よりも伸びた爪が飴色の上で細かい撥音を沿える。 縺れて、音が飛んで、それでも]
(122) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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(──知ってる)
[解っている。 どんなにうまく弾けなくても、続けてきたのは自分がそうしたかったからだ。 人のせいになんて、本当はしたくなかった。 自分が思っているよりも、ずっと好きだということを認めるのが怖かった。 母親の姿を見ているから、余計に怖かった。 それでも、ピアノは歌う。 言葉にするよりもずっと、簡単に。 ”かあさん、あのね”。
変奏が終盤に進むにつれて音は強調されていく。 治まらない感情が膨れ上がるのに似ている。
その音が、誰か>>112に届いているなんて知りもしない**]
(125) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 00時半頃
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―東屋―
[飴色は踊る。 指先は鳴らす。 それまでは旋律、とどうにか呼べたものが不意に不協和音をつくって止まる。
締め切った小さい空間で自分はどのぐらい弾いていたのだろう。 シャツと肌の隙間を流れ落ちていく汗の感触。 指先よりも先に、リタイアを訴えたは右の手首だった。 鍵盤の上に横たわる崩れたままの指先と肘を繋ぐその間]
(241) 2018/05/22(Tue) 22時頃
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…、くそ
[ごつ、と、鈍い音を立てたのは額。 譜面台の淵に押し当てる。 左の手が鍵盤の上から滑り落ちる。 膝の上、ぱたりと軽い音]
(242) 2018/05/22(Tue) 22時頃
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[ひとりでよかった。 誰かがいたら、きっとわめいて縋ってしまう。 鍵盤の上に残った右手を握りこめようとして上手くいかないのは何度目だ。 それでも、そんな手を鍵盤に押しつければ手首の痛みと引き換えに耳には音が届く。 決して綺麗とはいいがたい音だったけれど*]
(243) 2018/05/22(Tue) 22時頃
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ベネットは、フェルゼにはもちろん特にみられたくない。
2018/05/22(Tue) 22時頃
ベネットは、イアンのところに栞が戻ったとは知らないまま
2018/05/22(Tue) 22時頃
ベネットは、フェルゼが中庭に転がっていることももちろん知らず。
2018/05/22(Tue) 22時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 22時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 23時頃
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