276 ─五月、薔薇の木の下で。
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……冗句の似合わない顔をしているらしいな。
[ 硬い頬を引っ張ってみる。>>1:302 どうにも信じられてばかりだ。 魔法が使える、とか 色々。
──── あんたならきっと、 寂しければ誰かを探すのだろう。
語られない心の奥底を、 関わりで塗りつぶすものと、 沈黙で 塗りつぶすものと、 凹凸みたいなものなのかもしれない。 似て 非なる。]
(0) 2018/05/19(Sat) 00時頃
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………いい香りだから、 ─── だから嫌なんだ。
踏み外してしまいそうで、
[ 彼の指先を、追っていた。 "特別鼻の利く"青年は、香りの源を、素に ──── 窓じゃあない、 と 特定もしていたけれど
悪戯に自身の頬をつねっていた指先は、 癖であったかのように自然と、 耳の後ろを通り、
───── 馨る。 ]
(1) 2018/05/19(Sat) 00時頃
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落し物? …嗚呼、
[ はた、と 現実に立ち返り、 手元で聖書を無造作に開いた。
"求めよ" "そうすれは、与えられるであろう。" パンを求め、石は渡さず、 魚を求め、蛇を渡すこともなく、
銀色をつまんで、逃がしてやろう。]
─── 見覚えがあったが、 あんたのだったか。 ベネットが拾っていた。礼は、彼に。
(2) 2018/05/19(Sat) 00時頃
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─── あんたが落とし物に気が付く奴で良かった。
[ 廊下にへたる姿なんか、(…今日は特別、頻度が高いが、) 早々見せたいもんじゃあない。
栞が彼の手にわたったなら、 "部屋に戻る"と言い添えて、壁から背中を引き剥がし、 ふらつく足を叱咤して、寮方向へと足を向ける。
心配、と言うのなら、平気だ、とも。 寮室まではそう遠くもない。……と、 ]
(3) 2018/05/19(Sat) 00時頃
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──── そうだ。 レーズンパン、夜食にどうだ?
[ 最後の一本は、彼の手に渡ったろうか *]
(4) 2018/05/19(Sat) 00時頃
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[ 腕に残る、 人肌の温度を、 何も抱え"られなく"なった 掌が擦る。
何処が"道"なのかと、 探すことさえ儘ならないのに ────……全く"生徒会長"は気楽にいってくれるものだ。 一時の彼の瞳と声に、 違うものを感じていながら、 皮肉混じりに思考を混ぜ、 そうして何にも居なくなった、聖書の一頁を見下ろす。 主が求めよと仰有るならば、何度でも。 "正しい道を" "罪には罰を" ─── だぁれも おしえてくれやしない。*]
(33) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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[ 正しくも、 自らの寮室。 三月までは先輩が同室で居たが、今は一人。 ──── の、 筈。
僅かな違和感に首をかしげつつも、 ……ケヴィンという青年は、大抵大雑把なので、 鍵を閉め忘れたり、 していたかもしれないし "誰か"がいたって─── そう "今日限りは"気付かないから 重たい身体を深々と、 軋むベットに沈めてしまう。 大事な だいじな 分厚い本は、 きっと、 ソファーの方に 放られて────、]
(34) 2018/05/19(Sat) 01時半頃
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[ 倒れ込むように、足を投げ出して そのまま意識は闇の底。
侵入者の足取りに、気づくこともなく。]
(69) 2018/05/19(Sat) 11時頃
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[ 薔薇の荊蔦は沈む身体を捕らえ、 純白には程遠い"小麦"の膚を 柔く疵付ける。
馨る泥に全身を浸す様な 、 ─── 甘美な快楽が、其処には 確かにあった。
"天使"の訓戒も、 "悪魔"の歌声も、 総てが甘やかに脳を掻き混ぜ、]
(*7) 2018/05/19(Sat) 11時頃
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──── "善いものをくださるのですね" ──── "何時ものように 良い子にします。"
(*8) 2018/05/19(Sat) 11時頃
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[ 夢見る呟きは、──もう低い"男"の声では違和感さえある 舌ったらずな響きをもって、 "誰もいない"部屋に ぷかり と 浮かぶ。
─── 揺り動かすのは過去の記憶。 清算されない純潔の罪だ。]
(*9) 2018/05/19(Sat) 11時頃
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[ 薔薇の精が離れても、 夢の荊蔦は "誰か"の手を記憶のままに模倣し、 指先を捉え、 腰を撫で、 軈て、"穢れた"中心へ達する。
───あまい あまぁい 悲鳴は、 だれの耳にも 届かない*]
(*10) 2018/05/19(Sat) 11時頃
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[ ──── 倦怠感で目が覚めた。 不思議なことだ、確かに眠っていた筈なのに、 身体のおもさが取れることもなく、 只、どうやら薔薇の香には少し慣れたよう。
ベッドを大きく軋ませて、漸く身体を起こすと、 存在を認識していなかった聖書が、 重たい音を立てて床に滑り落ちた。
背表紙を打ち、 ぱた、 と 見開きに。 ……寝る前の記憶が曖昧で、 本の居場所に違和感を覚えることはなかった。]
(70) 2018/05/19(Sat) 11時頃
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──── 賜物を、 活かして 仕えよ、 と
[ ふと、"正しい道を"と求めたことを思いだし 皮肉に嗤った。
──── 賜物、ね。
無意識に指先は耳の後ろに触れている。]
(71) 2018/05/19(Sat) 11時頃
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[ 漸く聖書を拾い上げようと、 足を床に降ろした そのときだ。 ───── 嫌な感覚があった。 随分と久しぶりに、 濡れた音が体内に響く。]
うっ……
[ 倦怠感の源に気がついてしまって、 ……大きな掌が顔を覆う。 "はじめて"のような反応をしてしまった。
この六年間 環境もあって禁欲的に生きてきたが、 "こういうこと"は一度もなかったというのに! 全部 薔薇と、 小夜啼鳥のせいだ。]
(72) 2018/05/19(Sat) 11時頃
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[ 急ぎ立ち、 ─── 聖書はそのまま置き去りに、 向かうは シャワー室。 この部屋が"ひとり"になったのは、 シャワー室が近いからと、個室に無いから……
そうにきまっている。*]
(73) 2018/05/19(Sat) 11時頃
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─── 雨音の中 ───
[ 静かに、 暖かな水粒を甘受している。 ─── 頭を冷やそう、と冷たいのを被ってしまったら、 流石に変な声が出た。 失敗。
汗以外の 残滓以外の 見えないものも押し流すように ひとへやから雨音が響く**]
(74) 2018/05/19(Sat) 11時頃
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ケヴィンは、イアンに渡したパンは口に合ったろうか**
2018/05/19(Sat) 11時頃
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[ ぱたりと、 雨音が止んだ。 何時もよりもずぅっとラフな、 ─── 急ぎその辺りにあったものを引っ掴んだからだ。 草臥れたシャツとズボン、と言うような服装で 濡れた茶の髪もそこそこに、 廊下を踏む。
……ベネットのことは言ってられない。 冷たい床が足裏に沁みた。]
(108) 2018/05/19(Sat) 21時半頃
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[ ぺたり、ぺたり と 素足が廊下を踏む。 ─── 随分と真っ直ぐに歩けるようになった。 薔薇の芳香は未だに離れることはなく、 寧ろ 強くなったような気もするのに
其処で そう、 シャワー室の近く。 ふたり の 存在を認めた。]
──── シャワー室待ちか? 大分 待たせたろう。
[ ふたり、が後輩ふたりと見ると、 すこぅしばかり襟元を直すものの、 ……どう頑張っても襟は立ってくれなかった。]
(109) 2018/05/19(Sat) 21時半頃
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[ パン先輩やらパン捏ね大臣やら、 ─── 記憶に残るのは、いいことだけれど 当の本人は苦い顔。
神でも、 ……何でもないのだ。
──── まだ、魔法使いの方が近いかもしれない。 今の、 己は。]
(215) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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[ 何時か、彼らとはじめて出会ったとき。 花冠の事件のおかげで、"マーク"という彼のことは 忘れてしまうことはなかった。 女の格好でない今も、 花冠の姿がちらつきもする。 (──唐突な生花の襲来に、足を縺れさせ、) ( あのときもパンが宙を舞った。)
物静かな彼は、 ……焼き上がりは良いものの、その前は、 それなりに集中しているので、 あまり"見学"はさせたことがない。 ラルフと…生徒会長ぐらいのもの。 数少ない、"そういうやつ"だ]
(216) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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[ 後輩ふたりの顔を、其々に眺め、 ……後退した、マークの姿を認める。
其処で、そう、 彼の気遣いに気が付いた。]
(217) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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─── 嗚呼、 流石に慣れた。 洗い流しても、 落ちやしないものだから、
[ 自然に、 笑んでいた。 悪巧みをする子どものように、 …… ちぐはぐな表情だったろう。
そうして─── 今度はずぅっと意識的に、 耳の後ろに触れる。 ……、その"濃い"芳香は己のものだ。 鼻の動きに気がついたわけでは無かったのだけれど、 きっと、 タイミングは同じ頃。 ロビンもまた、気が付いているだろう。 そういうやつだ、 と 思う。]
(218) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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[ ──── だから、かもしれない。 きっと気付く彼等だから、今、となったのか ……諸諸吹っ切れただけなのかは、 青年でさえもわからない。
薔薇の芳香が"何"に働きかけるかは知らないが、 ──── 賜物は使え、と 申すのだろう?]
(219) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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[ 色付くほどの花の香りが、鼻腔を擽る。
……立っていられる。 不思議とそう、 確信があった。
下腹に募る重たい欲は、 今のところ、無視を決め込んで、]
(220) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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[去り行くロビンの背中には、]
薔薇には刺があるのだから、 あんまり暴れると自分に疵がつく。
もし捕まってしまったなら、諦めることだ。
[ そうして、廊下の窓を、 ……月の所在を、確かめたなら、]
(221) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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──── 月でさえ、縛られてしまったらしいな。
[ これだって珍しい、言葉の多さだが ……静かな時間のみを共有していた彼には、さて どう映ったろう。
月の光を横顔に、 口角を吊り上げて、笑う。**]
(222) 2018/05/20(Sun) 08時頃
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ケヴィンは、モリスの手元を思い出している。
2018/05/20(Sun) 20時頃
ケヴィンは、フェルゼは、パンを受け取ったろうか?**
2018/05/20(Sun) 20時頃
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