263 【突発】創世虚構アポリア【人狼騒動RP】
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霊
全
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[ 手が重なれば、下手なエスコートで 個室へと彼女を連れてゆき]
……君が?
[ 狼だったら。>>1 僕は全く考えていなかった、という貌をして すぐにゆるりと頭を振る。]
それを言うなら、男だって狼だよ。 人狼じゃなくても、さ。
[ 手の温度が優しくて、 それが冗談だと付け加えるのを忘れてしまった。]
(4) 2017/02/19(Sun) 00時半頃
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うん、一緒にいるよ。
[ 不安で君の顔ばせが曇ってしまわないように、 恐怖で君が涙を流さないように、] ……大丈夫だよ、
[ 僕が、君の恐怖を、 少しでも拭うことができるのなら。]
―――クラリス。
[ 昔の呼び名に呼応するよう 僕も君の愛称を、口にする。]
(5) 2017/02/19(Sun) 00時半頃
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[ そっとクラリスの身体を、抱き寄せる。 まるで壊れ物に触れるように、丁寧に。]
……僕が君を、
[ そんな事を言う資格は無いと 思っていたけれど、 今は、心の底から思うんだ。]
クラリスを 必ず、守るから。*
(6) 2017/02/19(Sun) 00時半頃
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[ クラリスは警戒の色を見せない。 僕だって同じ容疑者なのに。
君を疑わない僕と、 同じ思いを抱いてくれているのだろうか。
瞳が見えない程、身を寄せて 君を守りたいと強い衝動に突き動かされる。]
……もし君が、辛い思いをするのなら、 ……もし君が、幸せな想いを抱くなら、
僕はいつだって、それを共有したい。
(15) 2017/02/19(Sun) 01時頃
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[ あの時、服の裾を握ってくれたクラリスは>>0:50 幼い頃の彼女のようで、とても嬉しかったんだ。
そんな素振りを見せられないくらい、 大人になってしまった僕らだけれど
それでも、君に歩み寄りたいと]
―――……うん。
おやすみ、クラリス。 おやすみ、せかい。
[ 僕の見聞はあまりに浅い。 それでも、まだ見えぬせかいを、知りたいと希いながら 眠りに落ちていった。*]
(16) 2017/02/19(Sun) 01時頃
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―翌朝―
……おはよう、せかい。
[ クラリスは部屋にいたか否か。 いなくても、僕より早起きをしたのだろうと その程度にしか考えずに。
個室から廊下に出た時、
―――異様な空気。]
なに、
[鉄のような匂いが、鼻をつく。]
(21) 2017/02/19(Sun) 01時半頃
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[ 血の匂いは、濃くなっていく。 階下ではない。二階の、何処かの]
……
[ 悪い予感なんてものじゃあ、ない。
口元を押さえながら、一室の扉を開け 、]
、 は
[ 呼気が乱れ、嫌な汗がだらだらと背中を伝う。
余りにも、ざんこくな、屍体。
吐き気を抑え、血の香の充満した室内に足を踏み入れると、体は酷く損傷しているに関わらず、見せしめのように無事な頭部。
―――僕の黒橡と 何も移さぬ虚の、目と目があった。]
(26) 2017/02/19(Sun) 02時頃
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サイモ、ン、さ ん
[ こわれて、くずれて、ぐちゃぐちゃになって ああ、これが 、これが にんげんの し。 彼の虚ろな目から目を逸らし、視線を遣った先には]
[ “あなたたちをあいしています” ]
……、ふ
[ 血で伝えられる"あい"は、誰に向けられたものなのか。]
う、
[ 堪えきれず。居たとして検分などできるわけでもない。 部屋をあとにし、廊下の隅で吐瀉物を吐き出した。 幸い、昨日のスープは消化しきっていて、胃液がぽたぽたと溢れただけだ。]
(27) 2017/02/19(Sun) 02時頃
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[ けほけほと暫し咳き込んだあと、 自分が弱っている場合ではないと、口元を拭い]
誰かいるか!! サイモンさんが――殺された、 !
[ 二階に誰かいるならば、その人々へ届く声で。 その足で、広間へ向かい、ノックス達にも同様に>>9>>24
遺体の状況を伝える。*]
(29) 2017/02/19(Sun) 02時頃
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[ "約束" >>12]
[ クラリスが紡いだ言葉に、僕は、頷いた>>16 ]
[ 約束を 、 必ず果たすから ]
[ ごめんなさい ]
[ もう、嘘を吐きたくないんだ。 ]
(38) 2017/02/19(Sun) 02時半頃
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― 回想 ―
[ "おにいちゃん" ]
[ 妹がいつか僕を呼んだとき、僕は、頷いた。]
大丈夫、リンダのことは僕が守るよ。 父さんから、ひどいことをされても 母さんから、なにかを言われても
僕がリンダを守る。約束だ。
[―――五年前に家族が消えた理由を、僕は知っている。]
(39) 2017/02/19(Sun) 02時半頃
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[ ある夜、妙な悪寒がして、 僕はなかなか寝付けなかった。
妹のリンダは、隣でぐっすりと眠っている。
「都にいこう。」
父さんの声が聞こえる。 「もうこんな辺鄙な田舎暮らしは飽き飽きだ」
そう、なんだ。 僕はクラリス達と、もう会えなくなってしまうの?
いやだな。いきたくないな]
(40) 2017/02/19(Sun) 02時半頃
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[ そう思っていたら、母さんが父さんに疑問を投げた。
「都の仕事は大変と聞きます、物価も高いと……」
母さんの言葉の意味はなんとなくわかるけれど それなら父さんがちゃんと働けばいいだけだ。
とつぜん、父さんのわらいごえが揺れた。 「簡単だ。リンダに売りをさせる。 それで食い扶持には困らない」
――――え?]
(41) 2017/02/19(Sun) 02時半頃
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[
「 リンダは幼くて 」
「 ガキでも買い手は」
「都なら儲かる 」
「 はは、 ははは!」
]
(42) 2017/02/19(Sun) 02時半頃
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……父さん、
[ 寝台から起き上がった僕を見て、 父さんと母さんはぎょっとしていた。
すぐに父さんは椅子から立ち上がり 僕を思い切り殴りつけた。
「シメオンは荷物でしかないな」
「村に置いていこう」
笑いながら父さんは何度も僕を殴りつける。]
やめて、やめて、ッ……!
[ それは暴力を振るう父さんへの拒絶ではない。 妹を酷い目に遭わせるつもりの、血も涙もない奴への]
(43) 2017/02/19(Sun) 02時半頃
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ああぁぁぁ!!!!
[ 奴を殺したかった。 思い切り叫びを上げ、僕は歯向かうけれど
父さんの拳は、僕の頬に思い切り突き刺さり 情けないことに、その場で意識をうしなった。
翌朝には、家はがらんどうとして
だぁれも、いなかった。**]
(44) 2017/02/19(Sun) 02時半頃
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― 現在 ―
[ 広間に降り立った僕は、 推理を繰り広げるノックスの声も聞かずに
ポケットからくしゃくしゃの手紙を取り出す。 差出人の住所も名前もなかったけれど、
手紙の中身は、母さんの字で、 ただ一文。
「リンダが死にました。」
―――ああ、人間は 奴らは、なんて、
**]
(45) 2017/02/19(Sun) 02時半頃
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……少なくとも、クラリスは人狼ではないよ。
[ 先立って人狼について考えているノックスへ そして、その場にいる人々へ向けてはっきりと告げる。]
僕がずっと一緒にいたからだ。 ……彼女は部屋を出ていない。
ああ、でも、人狼が複数なのなら、 クラリスが絶対に違うとは言い切れないか。
……うん、それでも 今回、サイモンさんを殺した犯人ではない。 それは僕が証明する。
[ 本当は知らない。 僕が眠っている間に、部屋を出たのかもしれない。 だけれど僕は、彼女を守ると、そう決めたから。]
(48) 2017/02/19(Sun) 03時頃
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それから、サイモンさんが前に言っていたこと 今では遺言になってしまったから、伝えておこう。
"人狼" "うらない" "霊" "狂った" "守る"
人狼という単語の後に彼が続けた言葉は、 もしかしたら、この状況を打破する―――
人狼を追い詰めるための なんらかのヒントなんじゃないかと 思うんだ。
[どう思う?と、彼らに意見を聞いてみよう。]
(49) 2017/02/19(Sun) 03時頃
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― 広間 ―
[ ヨーランダが淹れてくれた、昨晩のハーブティ。 まだ、テーブルに残されていたから、椅子に腰掛けて すっかり冷え切ったそれに口を付ける。
まだ胃液で酸っぱい口内を洗うことになり そんな飲み方をして申し訳なく わずかに眉をさげる **]
(50) 2017/02/19(Sun) 03時半頃
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[ 扉が開く。
自警団が訪れる時、良い報せを持ってくる事などあるだろうか。 おそらく、無い。]
……投票、箱。
[ 自警団員が告げる内容に>>54 くつ、とシニカルに口が歪む。]
……そうか、……そうか。 そんなに僕たちに殺し合いをさせたいか。
[ 怒鳴りつけることはない。 ただ静かに怒気の孕んだ声。
自警団員が去っていくまで 手の震えが止められず、きつく奥歯を噛み締める。]
(60) 2017/02/19(Sun) 09時頃
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[ 血文字については、僕は深く考えない。]
あいしています、か。
ロマンティックだね。 僕ならやりそうだけど。
[ 違うよ、とゆるりかぶりを振って。 椅子に浅く座り直し、両手を組んだ。
クラリスのことをハナに言われれば >>62 こくり、肯きを返す。
僕とクラリスがもし人狼なら、と 安易に出てくる例え話を、口にすることはない。 それは絶対に、ありえないのだから。]
(67) 2017/02/19(Sun) 10時頃
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……嗚呼、あの箱は、
とても建設的で、とても効率的で
とても、簡単に、人をころす凶器なんだ、と。 改めて思ったのさ……。
[ 今更とは言われるが>>63、実際に箱を目にした時に のしかかるものは、段違いだった。*]
(68) 2017/02/19(Sun) 10時頃
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ノックス。 僕が先ほど言ったこと、なのだけど
[ 曖昧すぎて意に介されなかったかもしれないと>>49、改めて ]
そうだな、あくまで知っている限りでいうのなら
占いは、人生や恋を占うおまじない。 霊は、人が死んだ後になるお化けのことかな。
気になるのは――狂ったなにかと 守るなにか。
[ 人狼が二人、それは自警団が告げていたことだ。 被害状況から推測したことなのだろうけれど]
サイモンさんは、人狼に続けてそれらを言った。 もしかしたら、何か手立てがあるのかもしれない。
だから――その情報を知っているサイモンさんが殺されたと思えば、なんだか納得がいかないかい?
(69) 2017/02/19(Sun) 10時頃
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人狼は、あんな殺し方をするくらいだから 気が狂れていると考えるのも、自然かもしれないけど もし、人狼以外に、"狂った者"がいるとしたら
[ そしてあからさまに気が狂れているような そんな人物は、現状まだ思い当たらない。 ]
……狂う……普通に狂い方ではない…… 普通の思考を持っていない 、 者。
[ そこまで考えて、少々煮詰まった感覚だ。 ソファーの隅に置きっぱなしだった郵便帽を手に取って まだくっついている埃をはたいてから、それをかぶる。]
ノックスは文字のことに拘るけれど、 広い視野を持たなければ、いけないのではないか。
君は見たのかい?あの凄惨な現場を。 文字が書けるか如何かだけで判断するよりは ――せかいを、すこしでも多く、見るべきだ。
(71) 2017/02/19(Sun) 10時頃
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それから、一番希望を持てそうなのは 守る、という言葉だ。
でもサイモンさんは殺された。 誰かが、なにかを守ることが出来るとするなら 一体、何を守るのだろうね。
尚、ここまでの推測は全てサイモンさんの狂言である可能性もあります。そう考えると難しいのだけど。
[ つらつらと考えを口にしてから、
僕は書けるよ、と、ベネットに軽く返した。>>70 そのあとで、――彼の意図するところに気づくと ふっと口を噤む。]
……。
[ 投票用紙には、名前を書かなければ、ならない。*]
(72) 2017/02/19(Sun) 10時頃
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誰が馬鹿にしているって? 君が勝手にそう思い込んでいるんだろう?
[ 広間のテーブルに昨日のハーブティの残りはあるかどうか ないなら、不器用に僕が淹れてもいいのだけどと立ち上がり]
落ち着いてくれ。 どんな風に怒鳴ってばかりでは、皆が怯えてしまう。
[ 字を読めないことを、何度も何度も繰り返すノックスは>>73 ]
……君は、字が書けないから 人狼ではないと、言っているけれど それこそ苦しい言い訳に聞こえてしまうよ。
[ そう残して、キッチンの方へ足を向けようと。*]
(74) 2017/02/19(Sun) 10時半頃
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……。
[ 背にかかる言葉には思わず、頭を抱えたくなる。>>75]
君は、僕の話を聞いているのか? 確かにあれは証拠だよ。だが文字が書けない者が人狼ではないとは言い切れない。だって仲間が書いたと考えるのが自然だろう?
僕なりに方法を模索しているんだ。 喧嘩よりも、もっと建設的な話をしたいよ。
[ これ以上、僕の話に耳を傾けず、同じ主張を続けるのならば、 論議ですらない会話は、時間の無駄だと切り捨てざるを得ない。]
……お茶を淹れてみるね。
[ 頭ごなしの怒鳴り声や批判を避けるよう キッチンへと入っていく。**]
(77) 2017/02/19(Sun) 10時半頃
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シメオンは、ノックスに少し言いすぎたかと唇を引き結ぶが、文字の話をしているなら振り向かずに。
2017/02/19(Sun) 10時半頃
シメオンは、ベネットの問いを思い、他にも文字が書けない人がいるのならば、手伝いも吝かではない。
2017/02/19(Sun) 10時半頃
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― キッチン ―
[ 僕が入ってすぐに、ベネットが姿を現す ]
改めておはよう、ベネット。
つらくはない……だなんて、とても虚勢は張れないね。
[ 水がめの中から、水を汲んで薬缶に移す。 手伝うこと、と言われれば少々思案して]
そうだね、ここで手伝ってもらうことよりも 君は、皆の――いや、君を悪く思う人以外。 ドリベルなんかさ。彼女らのそばにいてあげてほしいかな。
(138) 2017/02/19(Sun) 15時半頃
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[ 深く会話を交わすことなく、 ローズマリーが姿を現し>>102 ]
はは……また後でゆっくりお茶でも飲もう。
[ この場にとても似つかわしくない台詞で、 ベネットを見送った。>>107]
(139) 2017/02/19(Sun) 15時半頃
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[ ローズマリーに名を呼ばれ>>102 うん?と顔を向ける。 身を乗り出さんばかりの問いには、口の端を上げて]
そうだよ、一緒にいた。 間違いないさ。
……その。 抱き合って、いたからね。
[ 虚言とは言え気恥ずかしくて、 ローズマリーの眸は見れなかった。]
(144) 2017/02/19(Sun) 15時半頃
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好きかどうかなら、好きだよ。 ローズマリーもそうだけれど、本当の妹のように想っていた。
―――…あいは、よくわからないな。
[ 彼女の働く酒場は、一度も行ったことがなく 下世話な話、と言われれば少し苦く口角を上げ]
……恋愛とかはさ、ここを出てから考えるよ。
(145) 2017/02/19(Sun) 15時半頃
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[ それから彼女の昔話を聞いた。>>112]
リンダと?そうか、妹と君は仲が良かったものね。 妹の王子様なんて、格好がつかないけれど。
[ そんな他愛ない話の中にも 丸めてまたポケットに仕舞った手紙を思い出し わずかに眉を寄せる。]
(146) 2017/02/19(Sun) 15時半頃
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[ 屈託のないローズマリーの、幸せを願う言葉>>126 僕は黙っているべきだったんだろう。
だけれど、――きっと僕は誰かに聞いて欲しかった。]
リンダは、死んだよ。
[ その呟きは重く、 ローズマリーの耳にかろうじて届く声量。 ]
あの子は父さんと母さんに連れられて都にいって
……身体、を売られて―――
(147) 2017/02/19(Sun) 15時半頃
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[ 重い口、なのにローズマリーには伝えたかった。 彼女にかなしい思いをさせることを、わかっていながら。]
だめな兄でごめん……
[ それはローズマリーへ向けたものか それとも旅立ってしまった妹へ向けたものか もう僕自身、判断がつかなかった。**]
(148) 2017/02/19(Sun) 15時半頃
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シメオンは、ローズマリーを、ばつの悪い顔でちらりと見遣った。
2017/02/19(Sun) 16時頃
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― キッチン ―
[ 少々重いことを話した後だったから ホリーさんが顔を出したのは、緩和剤にもなりうるか>>160 ]
やあ、こんにちは。
[ 僕は拙い手つきでポットに茶葉をいれ 沸かしたお湯でそれを蒸している最中。]
ローズマリーが食事を作ってくれているんだ。 女性ふたりの方がいいかな?
[ 首を傾いで、そうならこの場を辞そうかとも思うけれど ローズマリーの反応は、気になっている。*]
(167) 2017/02/19(Sun) 18時頃
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死因はわからないんだ。 事故や病気かもしれない。
[ 母から届いた簡潔な手紙を取り出そうとした時 ローズマリーの言葉を聞き、動きが止まった。 >>171]
ローズマリー……まさか、君は、
[ リンダ "も" 他にも身売りをしている者がいるということ そして、その人物は―――]
(177) 2017/02/19(Sun) 19時頃
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[ 不意に緋色が視界に入ると ]
っ!
[ 止血しなければと慌てるけれど ローズマリーは女性だからなのか、 思ったよりも大きなショックはない様子で 自ら傷を手当てするために広間へ向かう。>>178
追いかけて。 あの救急箱はどうしたっけ? ハナが使って、それから、ええと
こんな時、冷静になれないのが歯痒くて 救急箱がなかなか見つからないならば、自分のシャツの袖口を引きちぎってでも、応急処置をするつもりだ。*]
(180) 2017/02/19(Sun) 19時頃
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― 広間 ―
[ ローズマリーを追って広間へゆく。 救急箱があれば、僕の袖口は無事なわけだけれど。
目を引くのは、彼女が進む度に
床に染みていく あか。 ] ……
[ サイモンの時は、夥しい量の血飛沫が散ったような惨状で 最早、血を血と認識することすらできずにいた。
ぽたり ぽたり
ああ、また血が流れるのか。 今度はもっと近しい誰かかもしれない。 誰かが死ぬ前に、人狼が死んだならば 皆は、生き残れる?]
(196) 2017/02/19(Sun) 20時半頃
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[―――そのために、あの投票箱がある。]
……字は、書けるよ。
[ ノックスにそう受け答え、静かに瞑目した。 この手は一体、誰の名前を、綴れば。*]
(197) 2017/02/19(Sun) 20時半頃
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[ 違和感 ]
[ 僕は今、何か ]
[ 見渡す。]
[ 文字、親戚、怪我、救急箱、鍋、]
[―――いやなにも、おかしなところは、見つからない。]
(205) 2017/02/19(Sun) 21時頃
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[ 先刻、クラリスが僕の無実を告げたことを 知らなかった。>>90
あの時はノックスとのやり取りで精一杯で キッチンへ向かったのは頭を冷やすためでもあったから 彼女の呼びかけにも、気づくことはなくて。>>92
ゆえに朝から、ほとんど会話をしていない幼馴染へ 一寸、視線を向け。
郵便帽についた青い鳥の小さな羽は、 普段は風を切るようにはためくけれど ここで風を感じることは、ない。]
(218) 2017/02/19(Sun) 21時半頃
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クラリス。
[ そっと歩み寄り、鳥の羽を外して 視線を巡らせる彼女へと差し出した。>>213]
もしも何かあったとき お守りにでもなればいいね。
ああ……別に死ぬ気じゃあ、ないよ。
[ 深い意味はないけれど、 何故だろう 僕が普段身につけるものを、 彼女に託したくなったのだ。
ただ、それだけ。*]
(219) 2017/02/19(Sun) 21時半頃
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僕の大事なものだからこそ、 クラリスに。
[ 僕が死んだとき、君はそれをどうするだろう。>>226 心優しいクラリスは、律儀に持っていてくれるだろうか。
郵便帽を握り、手紙の上から押し込むように ポケットに仕舞い込むと]
嘘になんかするもんか。
[ だけれど、嗚呼 もしも君の盾になれるのならば、 それも悪くないか、なんて。 思いは口にしないまま。*]
(228) 2017/02/19(Sun) 22時頃
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|
[ 皆に読み書きについて聞いて回っていたノックス。 彼の方へ向き直り、]
ねえ、ノックス。 君は読み書きの可否だけで、 判断するわけじゃあないんだろう。
気になるんだ。 "僕が人狼じゃないと証明された"―― そう言ったね。
[ 朝一番の言葉だったか。>>24 そのあとに考えが変わっていることもあるだろうと ]
……ほかの材料は、 ……ほかの考えは、あるかい。
そしてノックスは、自分の潔白を証明されたと 今でも思っている?
[ 彼に問いを向ける*]
(230) 2017/02/19(Sun) 22時頃
|
シメオンは、一緒の部屋で寝たというクラリッサの言葉を肯定し、ドリベルに誤解をさせまいと。
2017/02/19(Sun) 22時頃
|
―――…人狼は二人。 そう言ったのは自警団だったね。 痕跡から突き止めたことなんだろう。 彼らは無慈悲だけれど、悪戯に、嘯く必要があるだろうか?
君は字が書けない、人狼は字が書ける。 それは君の言うとおり、"事実"だ。
だが僕は、人狼が複数犯である可能性を考えている。 君の推理は、人狼が一人であるという"仮定"から生じるもの。 仮定から成るものは、事実とは言わないんだよ。
勿論、僕が人狼が二人だ思うのも"仮定"でしかない。 現状、全ては仮定から推測するしかない。
つまり君の身の潔白は、絶対的な証明にはならない。
[ そうじゃないのか?と、こちらを見るローズマリーにも、意見を求めた。* ]
(244) 2017/02/19(Sun) 22時頃
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|
神様は、僕たちに答えを教えてなんかくれやしない。
言葉、態度、仕草、行動。 それらは材料と言えないか? 会話をして、その人となりを知って、考えること。
僕が言うことを 戯言や詭弁というなら、君もそれは同じだよ。
ただ、僕は人狼を探すために行動を起こしている君を 評価はしているんだ。
僕に疑わしいことがあれば言って欲しい。 僕はね、君が人狼でないと、それが事実であると言い張るのが どうしても理解できないんだよ。
[ 視線を下げ、僕は投票用紙を一枚、この手に攫った。*]
(257) 2017/02/19(Sun) 22時半頃
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|
[ 悪態を吐くノックス。>>260 その意味を考えども、何故、という疑問ばかりが浮かぶ。
これ以上の論議は不毛と、僕は判断した。]
出て行った?
[ ベネットの言に、ゆる、と見回し、 ドリベルの姿がないことに漸く気づく。]
……ごめん、気が付かなかった。 [ 目の前のノックスしか見えていなかったのだと、眉を下げ。]
(266) 2017/02/19(Sun) 22時半頃
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|
僕は自分が人狼でない証明なんて、できないよ。
[ ローズマリーの言葉に>>264 ぽつりとそう返すだけ。
何が正しいのかなんて、誰にも見えやしない。 そう、僕たちの目的である人狼張本人以外には。
投票用紙を見つめ、本当にこれで良いのか 目元に手を当て、今までのやり取りを必死で思い出すけれど
――嗚呼、酷く疲れた。*]
(268) 2017/02/19(Sun) 22時半頃
|
|
ううん。 ローズマリー、それは違うよ。
僕たちは、絶対的な潔白証明が出来ない、というだけ。 こうして話し合うことで、 僕はノックスの言いたいことはわかったんだ。 絶対に人狼じゃないか、人狼であるか、なんて、 確信はなくたって、
僕の言い分があり、彼の言い分があった。 それらから判断することって、とても大事だと思うんだよ。
[ ここまで告げたことが上手く伝わっていないことは歯がゆいけれど、それは僕の落ち度だ。]
(270) 2017/02/19(Sun) 23時頃
|
|
[ 真実にたどり着くことは出来ない。 何度も言ったように、絶対に人狼でないと確信を持てるのは 唯一、自分だけだ。
クラリスにだってその可能性はあるのだと思うと 酷く胸が痛む。]
……すまない……。
[ 書き綴った名前。 その人物が、人狼でなかったら、 僕は無辜の人に疑いをかけ、 もしかしたらこの紙一枚で、殺してしまうかもしれない。 すまない、なんて言葉で、済まされるものじゃない。
それでも、 こうしないと―――彼女を守ることなんて、出来やしない。
折った紙を投票箱にいれて、 疲弊感から近場のソファに沈み込む。*]
(272) 2017/02/19(Sun) 23時頃
|
|
[ 何故、あの時、彼は]
[ あの人はどうして ]
[ 感情の機微を拾える程の観察眼などないけれど]
[―――疑わしきを 、 **]
(274) 2017/02/19(Sun) 23時半頃
|
|
[わからないことは沢山あるんだ]
[だけれど、ね]
[―――伝わったものもあるんだ。]
[逃げるのでなく戦う姿は]
[ うつくしい** ]
(282) 2017/02/19(Sun) 23時半頃
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