259 ―シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア―
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― 別れた夜の、後の話 ― [さて、シーシャのお部屋についての話です。 シーシャのお部屋には前に部屋を使っていた吸血鬼の置き土産、棺桶があります。 が、日ごろ使っておりません。 とういうわけで、フィリップは使いたかったらいつでも貸し出せます>>38。
シーシャの寝床はクローゼットの中です。 そこそこ広いその中でに毛布をひっつかんで寝ています。 エイダが増えてからは、クローゼットの床をきれいにして そこに小さな布団を敷いてあげました。
そうしてこの日もクローゼットの中でつかの間の睡眠を得たのですけれども 得れた、はずなのですけれども、 すよすよのエイダを眼前に、シーシャは曖昧模糊な思索の世界に沈んでいたのです。]
[“考える”なんて、シーシャには一番向いてなさそうなのにね。]
(75) 2016/12/08(Thu) 03時頃
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[シーシャの頭の中では、もっくもっくと雲が沸いて出ます。 かわいそうってなにかしら。 血筋の絶えてなくなること。 血の導きのこと。 黒檀の長髪を分けた額のこと。 空を飛べるならと一も二もなく頷かれたこと。 シーシャの子なら、手助けしてやってもいいと言ってもらったこと。
いろいろなことが思い起こされて そうしてすべて、あの白魚の指が一文字に切り裂くはらわたにまみれるように どろどろと、形をなくして落ちていきます。 幾度めかの思考の混戦を経て、空には太陽が昇り、沈み、昼の生き物の時間が終わっていきました]
(76) 2016/12/08(Thu) 03時頃
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[そしてシーシャはクローゼットの中 幾度かエイダのごはんをあげて 幾度か自分の指先を噛んで
明け方ごろの誰かの声も、 車が出て、戻ってくる音にも、 うとうとと微睡に落ちたまま、右から左の鼓膜スルーです。
そうして、うとうととしているときに、昔々の こんなにいらいらする原因のことも思い出して、がち、っと。 歯を合わせました。]
(77) 2016/12/08(Thu) 03時半頃
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― 夜 古城の自室 ―
…… い、 って
[寝ぼけたシーシャの目が、 指先からぼたぼた垂れる赤いものに向かいます。
お腹が減っているのです。
とっても、とても、おなかが減っていました。
それから、ねえ、かわいそうってなにかしら。]
(78) 2016/12/08(Thu) 03時半頃
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[軽やかにチャイムの音が鳴りました。 玄関前でにわかに声が上がります。 シーシャの部屋にも微かに聞こえてきました。]
…… ――
[シーシャは音の方向を見やってから、腫れぼったい瞼を重そうに上げ下げし、大きくため息をつきました。伸びていた手を降ろします。]
(79) 2016/12/08(Thu) 04時頃
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[指先の傷になめて、おざなりに治しました。 それから、よじよじと這ってエイダの真横にいくと 赤子を抱え込むように横になります。 一度目が覚めましたけど、もう一度眠ってしまいましょう。
ふうわふわの白い髪の中ですん、と鼻を鳴らします。 ミルクの匂いがしました。あまやかな、まっさらの、血の匂いもします。 シーシャは薄く、瞼をあげ、ゆっくりと降ろしました]
えいだ
エイダ、エイダ ……
[眠るまでの少しの間、もしょもしょと髪の毛の中でつぶやきましょう。 エイダにとってはいい迷惑ですね**]
(80) 2016/12/08(Thu) 04時頃
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― 古城 シーシャの自室 ― [なにやら騒がしい声がします。 けれど、この城において騒がしくないことなどあったでしょうか。 ――そうですね、これが、この城の日常です。]
――……ィ、ダ エい……? ……る、 っせェ
[もごもごっとしながら、その姦しさにシーシャも目が覚めるってものです。 ぎゃいぎゃいする様々な声がすきっ腹に響きます。 シーシャの腕の中でエイダはとっくに目覚めていたのでしょう、 自分の指をしゃぶって、くりくりしたお目目をぱちくりしていました。]
(175) 2016/12/09(Fri) 01時半頃
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[姦しい――その通りですが、ちょっと疑問が残ります。 響いた声は、そう、齢2000を生きた魔女――グロリア様です。
騒ぎの現場に女性は3人もいません。 だから、女女女でかしましいじゃなくて、 男女男 おやちょっとこれは別の漢字になるかな。やめましょう。]
(177) 2016/12/09(Fri) 01時半頃
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[わざわざ騒ぎの真っただ中にいくことはありません。 だって巻き込まれたら面倒ですもの。面倒面倒。 騒ぎの渦中にいるグロリアが、エイダにお土産を買ってきてくれていると知ったら ――――いえ、それでも、知らないふりを……するかな……どうでしょうね。 筋を通したほうが……いや……確実に被害を受ける…… そんな葛藤が目に見えるようです。
だからシーシャは、くあ、と大きく欠伸をして身を起こすと エイダをぎゅうっと抱きあげました。 もう、間違えませんよ。大丈夫。 指先のけがも、まあおおよそ大丈夫です。 どうにかこうにか騒ぎに全く触れずにエイダのごはんが用意できればいいですね]
(184) 2016/12/09(Fri) 02時頃
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