人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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【人】 墓荒らし ヘクター

 食事をし、仲間を増やしているだけだ。
 貴様らとて、していることだろう。

[とすり、と剣を突き下ろして修道士の左腿を薄く抉り、]

 ――― これは、趣味だがな。

[愉悦に目を細めた**]

(56) 2012/05/03(Thu) 13時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[ドナルドの指が腕に触れ
乾いた唇が傷口に触れる。
急き立てられるような吐息が、熱を錯覚させる。

 舌が這い、赤が啜られる。
 微かに耳を打つ水音。流出する、命。

凭れ掛かってきた頭を支え、
肩を抱くように手を回して、"子供"の思うままにさせる。
変わらぬ傲岸な表情の中、僅かに混ざるのは
幼子が乳を吸うのを見守る母のごとく、
満ち足りた微笑み。]

(64) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 ……、――――。

[牙が食い込めば小さく眉を動かしたが、
止めるようなことはせず、求めるに任せる。

己の闇が子の体に満ち、
さらなる変異を、新たな力をもたらすさまを
静かに見守った。]

(65) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 ――― 同じだろうが。

[修道士に視線を向けぬまま、
悲痛な声を、嘲笑ってやる。]

 命を、狩って、喰らう。
 子に、情を、注ぐ。
 ………変わらんさ。

[初めての血に酔い、夢中で啜る子の髪を撫で、
見せつけるように、修道士へと体を向ける。]

 ほら、見ろ。
 可愛いもんだろ?

(66) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 
 心配すんな。
 いずれ、貴様もこうなる。


[さらりと、宣告した**]

(67) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【赤】 墓荒らし ヘクター


 美味かったか?

[唇を離した"子"に、声を掛ける。
これ以上の濃い血は毒だとばかりに身を離し、
傷口を手で覆う。]

 次は自分で狩ってみろ。
 それができたら、また褒美をやるからな。

(*20) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[熱に浮かされたように上げられる"子"の瞳。
腕から離された口元を指先で拭い、
顎に指をかけて持ち上げ、覗き込む。

潤む瞳に浮かぶ、絆の紅。]

(81) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

【赤】 墓荒らし ヘクター

 いいぞ。
 一段と可愛くなった。

[低い笑いに、嘲る色はない。]

(*25) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[闇の囁きに、"子"が頷く。
逸らされた視線に未だ抑圧はあれど、
拒絶の色は薄い。

満足して頭でも撫でようと手を伸ばしたとき、
螺旋階段から飛び込んでくる姿(>>68)があった。]

 ………どこまでも無粋な奴だな。

[突き出された刃を躱して、ドナルドがとびすさる。
余撃を避けて自分も一歩下がった。

攻防を眺めながら、
無言で剣先を修道士の首筋に置く。]

(82) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[脅しの言葉は口にしない。

ただ、わかっているだろ、とでも言いたげに
修道士を見下ろし、剣士に視線を投げた**]

(86) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

【赤】 墓荒らし ヘクター

 構わん。しばらく相手してやれ。

  ―――そいつがどうするか、見たい。
 

(*27) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 …なぁ。

[のんびりと戦いを眺めているようで、
構えた剣は僅かばかりにも動かず、
修道士の首に鋭い圧迫を伝えている。]

 おまえの命が惜しくば剣を捨てろ、
 ―――なんて命じたら、
 あいつ、どうすると思う?

[修道士を見ないまま、彼だけに届く声を投げる。]

(94) 2012/05/03(Thu) 19時頃

【赤】 墓荒らし ヘクター

 オレがおまえにくれてやったのは呪いじゃねぇ。

[修道士に語るドナルドへ、確たる響きを送る。]


    " 祝福 " だ。


[ 闇の。

 人間が、忌む。


         眷属にとっては喜ばしい、 それ。]

(*31) 2012/05/03(Thu) 19時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 どうかな?

[反問する修道士に向けた笑みは、
邪悪と称するに相応しい。]

 なら、試してみるか?

[先程自分が口にした通りの内容、
それよりもなお抗し難い要求を突きつけるつもりだと、
口調の端から滲んでいる。]

(99) 2012/05/03(Thu) 19時半頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 20時半頃


【赤】 墓荒らし ヘクター

 ――――――。

[ドナルドの声に、
その、揺るぎない言葉に、
最初は沈黙が落ちる。]

 …………… く。

[続いてこみ上げるのは、笑いの波動。]

 くく、………く、ぁ、ハハッ……
 

(*37) 2012/05/03(Thu) 20時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ハハハハハハッ―――!

[戦いを眺めていた闇の主は、不意に腹を抱えて爆笑し、
おもむろに、手にしていた剣を修道士の腹部に突き立てた。
内腑も、太い血の脈も傷つけぬ、絶妙な位置。]

 良いぞ、ドナルド。そうだ。

 やはりおまえは、"良い"。

[笑みのままに言い放つと、
剣をそのままに、大股に前へ出る。]

(110) 2012/05/03(Thu) 20時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 下がれドナルド。
 おまえにはまだ、死なれては困る。

[修道士の腹に置き去りにした剣の代わり、
突きだした掌から闇が伸び、身長ほどもある金属の棍に変じる。]

 ヒュー。
 おまえは、そこの修道士を黙らせておけ。
 オレが良いと言うまでな。

[背後に聳える北の塔にも声を放ち、
あとは顧みることもなく、剣士の前へ出た。]

(111) 2012/05/03(Thu) 20時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[手にした棍を突いて床材を揺るがせ、
傷ついた剣士に、視線を投げる。]

 ガストン・ワイルダーに敬意を表して、
 その技を継ぐおまえに、選ばせてやろう。

 このままオレと戦って、あそこの修道士もろとも死ぬか、
 オレの血を受け入れて眷属となる代わりに、
 あそこの修道士を解放するか、
 あの修道士を眷属として差し出す代わりに、
 貴様が解放されるか。


 好きにしていいぞ。
 

(115) 2012/05/03(Thu) 21時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ほう?
 そうか。

[選択肢に無い答えを言った剣士に対し、
上機嫌なままの笑みを向ける。]

 確かに。
 あいつならそう言うだろうなぁ。

[うんうん、と頷きながら棍を斜め右前に低く構え、]

(124) 2012/05/03(Thu) 21時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ドナルド。ヒュー。

 その修道士を、適当にばらしておけ。

[命じるやいなや、修道士を押さえつけていた影と、
床に縫い止めていた剣を、もろともに消す。

まるで、抗えとでも言うように。
戦いによらぬ死には、価値がないといわんばかりに。]

(125) 2012/05/03(Thu) 21時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[そして、改めて剣士に視線を向けた。


 ―――来いよ。


さらに下げられた棍の先が、剣士を誘う。]

(127) 2012/05/03(Thu) 21時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ――― 良い

[並みの人間ならば動けぬほどに傷ついている剣士が
真っ直ぐにこちらへ駆け、飛ぶ。

それでこそ、と笑みが浮かぶ。]

(135) 2012/05/03(Thu) 22時頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 ……が、まだ遅いッ!


[石床の表面が削れるほどに踏みしめ、
身体を横へと逃がしながら棍を引き、
落ちてくる軌道を読んで、突き上げた。

チッ、と音を立てて髪の毛が幾筋か飛び、
首に近い肩を刃が通り抜けて、血しぶきが上がる。
それすらも、心地良いと思う。]

(136) 2012/05/03(Thu) 22時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[棍の一撃で吹き飛び、地に落ちた剣士へ向かい、
半身を赤く染めて、悠然と歩み寄る。
途中、転がった剣の柄を足で踏みつけて、立ち止まった。]

 なあ。
 なんで貴様が今まで生きていたか、わかるか?

(143) 2012/05/03(Thu) 22時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 それはな。
 
[問いに答えが返るのを待たず、
自ら、先を明かす。]

 最初に"娘"を傷つけたのが、貴様だからだよ。

[この剣で、刺し貫いた。
どれほど洗おうと、どれほど他の血にまみれようと、
微かに感じる"娘"の血の臭いが、それを教える。]

(144) 2012/05/03(Thu) 22時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 だから。

[剣の柄を蹴り飛ばし、剣士の側へ押しやる。]

 立てよ。
 もう少し、オレを愉しませろ。
 最後の最後まで苦しんで血反吐を吐いて死ね。

 "娘"のために、最後の一滴まで血を流せ。

(145) 2012/05/03(Thu) 22時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[剣士が得物を掴み、再び立ち上がって駆けてくるのを、
歓迎するように迎える。

狙いは、こちらの心臓。
軌跡も、勢いも絶妙なその一撃に対し、
僅かに身をひねって、急所から逸れさせる。

逆に言えば、完全には躱しきれなかったのだ。]

(158) 2012/05/03(Thu) 23時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 良い一撃じゃねぇか。

[背中から剣の切っ先を生やしたまま、
血の泡で口角を汚しながら笑い、
剣士を抱きすくめるように牙を剥く。

無防備な首筋が、目の前にあった。]

(159) 2012/05/03(Thu) 23時半頃

【赤】 墓荒らし ヘクター

[声を向けられて、言葉でこたえることはしなかった。

ただ、笑みの気配を届ける。


  血に飢えて、獰猛な、
  狩りに昂奮している、獣の笑みを。]

(*44) 2012/05/03(Thu) 23時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ……なんなら、一緒に死ぬか?

[声は、こんな時でさえ喜悦に満ちていた。
血に酔い、血に猛っている。
自分の血に。相手の血に。

拘束から逃れようとあがく剣士を締め上げ、
防ごうとする手首を掴んで引きはがす。
そうして、露わになった首筋に牙を突き立て、引き裂いた。

血を啜る、などという生やさしいことはしない。
噛み裂き、食い破り、引きちぎる。
溢れる血潮を浴びながら、堪えきれないというように笑う。]

(168) 2012/05/03(Thu) 23時半頃

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