人狼議事


4 SADISTIC DETH GAME:2nd

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 賭場の主 ヨアヒム

ふひ、ふひひ!人狼になど……くれてやるものかヨ!

(0) 2010/03/14(Sun) 00時頃

村の設定が変更されました。


ようせい ポプラ が参加しました。


【人】 ようせい ポプラ

ぷにゃにゃ。ようこそ!SADISTIC DETH GAMEの世界へ!

ボクが簡単にここのルールを説明するよ。
最後まで目を通して参加してくれると嬉しいな!

(1) 2010/03/14(Sun) 00時半頃

【人】 ようせい ポプラ

■貴方(PC)について

プロローグはとある人物の葬儀から始まります。
その人物とは貴方が所属しているチームのリーダーにあたる人物です。
チーム名はボスが死んだ時点で無効となったため、現在、貴方が所属するチームの名前を敢えて言葉にするなら【無《ZerO》】と名乗るしかないでしょう。

【貴方が演じるのはそのチームの1員です。】
【チーム内に派閥(グループ)が多数存在しており、貴方はそのリーダーです。】
【同じチーム内という縁故を結ぶことは禁止です。】
【派閥(グループ)名は漢字1文字で設定してください。】
【漢字をモチーフとしたエンブレムがチームの証です。】
【仲良し派閥も対立派閥も好きに縁故を結ぶといいと思います。】
【ただ大きなチームなので知らない人がいてもいいと思います。】

(2) 2010/03/14(Sun) 00時半頃

【人】 ようせい ポプラ

貴方が考えたチームにNPCを加えることは可能です。
ただし多すぎると混乱必死なのでリーダー同士の戦いだと考えるとスッキリするかもしれません。
チームの方針・規模・構成などは貴方にお任せします。

同盟・協定・休戦・冷戦・裏切・利用…。
どのような形をとっても構いません。
それは貴方の自由です。
頂点を目指すには他者を利用する必要があるのです。

(3) 2010/03/14(Sun) 00時半頃

【人】 ようせい ポプラ

■世界観
今回の舞台は1900年代のイギリスっぽいところです。
街のイメージとしてはレトロな風景広がる繁華街です。
ただ、言ったもん勝ちなので世界は貴方が広げましょう。
街にあるものの指定もしません。
魔法は存在しませんが、トリックがある奇術は認めます。
"理論として成立する"ならば魔法じみたものの使用もOKです。
武器に関してはあまりにも未来すぎるもの(例えば、レーザービームなんか)を除きなんでもござれです。

この街では『頂点』を目指すための戦いが毎日行われています。
『頂点』とはルーセント・カインが残したと言われる"あるモノ"を見つけ、手にすることです。
それはこの街のどこかだったり、誰かが持っているとされています。
勝者の証である、それを見つけることができるのでしょうか。

また、無法地帯に近いここに。
国際警察も続々と派遣されています。
彼らもまたこの街に身を隠し、マフィアの検挙を狙っています。

(4) 2010/03/14(Sun) 00時半頃

【人】 ようせい ポプラ

■この村の趣旨

殺伐RPをすることを目的としています。

【罵られて楽しみましょう。】
【また、バトル村ではないので乱数での決着などの決まりは設けません。】
【バトルしたいときは各自メモで相談しましょう。】
【ごめんなさい、は大事だけど許容する心も大事です。】
【いわえる無敵RPはしてもいいけど何があっても泣かないでね!】

(5) 2010/03/14(Sun) 00時半頃

【人】 ようせい ポプラ

■言い換えについて

この村では以下の言い換え案を使用しています。

★村人陣営…Zeroの次期リーダーを狙う人物

   村 人…普通のマフィア

   賢 者…他組織の介入を感知している人間。
       情報屋と繋がりがあり他チームの
       存在を探すことができます。

   霊能者…組織内の看護部門の権力を握っている人物。
       ゲームの脱落者の情報を知ることができます。

   人 犬…打たれ強さが自慢のチーム。
       襲撃されても1日だけ頑張ります。

(6) 2010/03/14(Sun) 00時半頃

【人】 ようせい ポプラ

★人狼陣営…ZerOの組織外の人物

   首無騎士…別組織の人間です。
        チーム力や権力などをボス死亡の混乱に乗じて
        乗っ取ってしまおうと考えているチームです。
        仲間と必ずしも同じチームとは限りません。
        
   半 狼 …襲撃されるとその襲撃者のチームに裏切ります。

   狂信者 …警察の協力者です。
        強大なZerOのチーム力に警察は手を出しません。
        集めた情報から首無の存在を知り、
        ZerO壊滅に秘密裏に協力します。
        ただし、首無ですら貴方にとっては
        逮捕対象に過ぎません。


【村人であろうと、目指しているのは頂点(リーダーの座)です。】
【協力する必要は皆無です。】

(7) 2010/03/14(Sun) 00時半頃

【人】 ようせい ポプラ

★システムの言い換え


襲撃…エンブレム破壊、及び街の病院に送り出される。

吊り…敗北者。エンブレム破壊及び街の病院に送り出される。

投票…この村に投票の概念は存在しない。
   なので投票の言い換えも存在しません。
   『PL視点』で話の流れだったりで投票してください。
   ただし、投票した人は吊り描写を積極的にしてください。

(8) 2010/03/14(Sun) 00時半頃

【人】 ようせい ポプラ

最後にもう1つ。


【この村は殺伐村ですが死亡はありません!!】


死亡直前1歩前までのキリングはオーケーです。
あくまでも、襲撃・吊りは病院送りです。

これは命をかけた"ゲーム"なのです。

(9) 2010/03/14(Sun) 00時半頃

【人】 ようせい ポプラ

ぷにゃにゃ。長くなったけど説明はこんなものです。


基本的には皆で楽しく殺伐しよう!です。







では、今回のゲームも楽しみにしているからね。

(10) 2010/03/14(Sun) 00時半頃

ようせい ポプラがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(ようせい ポプラは村を出ました)


村の設定が変更されました。


天のお告げ (村建て人)

"こんな話を残すのは。
とても滑稽なことかもしれない。
嘲笑される人生であるなら、それはそれで価値あるものなのだろう。
けれど、こうして書き残すことは。
私の話は事実であり、けっして虚像ではないとの証明。
だからその証明として。
私の命をこの書と共に残そう。"

           ――――――『ルーセント・カインの記録』より

(#0) 2010/03/14(Sun) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

ルーセント・カインってのはこの街のヒーローさ。

いい奴なのか悪い奴なのか、それは分からない。
ただ、奴の手にした宝ってのは。

この街の頂点を取るには十分な代物ってことさ。
その事実だけ十分じゃないか?

それだけ命を賭ける価値がある。

(#1) 2010/03/14(Sun) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

ん?

オレかい?
ははっ……"15番路地の亡霊"なんて言やぁ、いいかい?


このゲームの傍観者、ギャ・ラ・リぃー、だ。
今回もまた愉しいゲームにちっぷを置きにきたんだ。

ほらぁ、聞こえるだろう?
死者を送り出すための歌がさぁ。
燭台の火が消えたその時に。
また新たなゲームが始まる。

(#2) 2010/03/14(Sun) 00時半頃


賭場の主 ヨアヒム が参加しました。


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[教会の死者を送る香草の臭いが服に染み付いた。
それに不快に思ったのか肉付きのいい手で洋服をはたく。
染み1つない綺麗にされた服装は。
些か現在の状況には似つかわしくない様相に他ならなかった。]

まったく……。
野垂れ死ぬならもっと派手に死ねばいいものヲ。
老衰など腑抜けな死にザマをさらしやがって。

[男の名はヨアヒム。
現称《ZerO》に長くおり、同時に。
自分自身を次期リーダーと信じて疑わない男。]

くくっ…老衰するなら、もっと早くシねば良かったのに。
ああ…まさか、老衰ですらないのかもしれないネ。

[黄色く汚れた歯をちらちら見せながら薄く笑った。]

(11) 2010/03/14(Sun) 00時半頃

【人】 賭場の主 ヨアヒム

[ボスであった男の葬儀はまもなく終了する。
それと同時に今度は自分がリーダーとなる祝いの歌に変わる。
想像すると震えが止まらなかった。
何十年も願い続け、それが今まさに目の前に迫っている。]

さぁーテ……遺書とやらがあるそうじゃないカ。
さっさと読メばいい。

[太い人差し指をゆっくりと振りながら。
遺書を指差してから笑う。]

………………。

[その数分後、男の様子がおかしくなったのは―――――。]

(12) 2010/03/14(Sun) 00時半頃

天のお告げ (村建て人)

『親愛なる 仲間 であった キミたちへ。

間もなく死ぬ、私にとって。
唯一叶えられなかった願い。

ルーセント・カインが手にしたという。
宝、財産、それが我が手中にないとうただそれだけ。

ここまで私の下についてきてくれた仲間たちだからこそ。
我が夢、託せると信じて、逝ける。

このチームは――――、カインの宝を手にした者に委ねる。』


ねぇ……くははははっはっ!!!

(#3) 2010/03/14(Sun) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

本当にそんなもんがあると、男は思ったのか。
それとも、チームを託すつもりがないのか。

どちらにしろ死者はゲームに参加できねぇからな。
こんなに面白いショーがあるなら見るしかねぇ!!

さぁ、あんたはゲームに乗るかい?
それとも―――――?

逃げ出しちまうならその方が賢いさ。
命が大事なら、な――――――。
だが、あんたは分かってるはずだ。

あんたの目的のために宝が必要だってな。
その手に掴むのは栄光、以外であるはずがねぇ、だろ――?

(#4) 2010/03/14(Sun) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

ふふっ、せっかくだからオレに分かりやすいよう、ゲームのエントリーシートを用意してやったぜ。

■1.氏名
■2.身体的特徴など
■3.チーム名及びチームの特徴
■4.キャラクター設定など

□5.更新時間や編成などに希望があれば
□6.その他(何か他にあれば)
 

(#5) 2010/03/14(Sun) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)




          さぁ SADISTIC DETH GAME のSTART だ



 

(#6) 2010/03/14(Sun) 00時半頃


【人】 賭場の主 ヨアヒム

[遺書の言葉を男が飲み込むと。
黄色く汚れた歯をカチカチと鳴らした。
口元にはやはり年齢ゆえか。
溢れた唾液が零れそうに泡を作っていた。]

そんなコト…、そんな遺書…許せるモノか…!!

[しばらくは喪に服して―――――、と。
遺書を手にした幹部が静かに告げた。]

く―――、くくっ。
イイサ、他の候補者を皆殺しにすれば、それはそれで問題なかろうて!!

[叫びは聖堂に響き渡った。]

(13) 2010/03/14(Sun) 01時頃

天のお告げ (村建て人)

設定面に1つ追記となります。

★見物人について

次期リーダーには興味がない同じチームの構成員となります。
やはり各々が派閥に所属しており、グループ名、エンブレムも存在します。
ゲームの開始と共にリーダー決定のゲームの観覧者となるためチームの力強い病院へと移動し、ゲームの行く末を見守ることになります。

(#7) 2010/03/14(Sun) 01時頃


村の設定が変更されました。


賭場の主 ヨアヒムがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(賭場の主 ヨアヒムは村を出ました)


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/03/14(Sun) 01時頃


村の設定が変更されました。


双生児 オスカー が参加しました。


【人】 双生児 オスカー

―教会の裏―
[いつかみた焼け野原が瞼の裏に映る。
それを思い出し、そしてまた目を開いた。
死者を悼む鐘の音が耳に貼り付き、離れなかった。
頭を重く打つ痛みが鐘の音によって増長される。]

何?
次期リーダー…?
別にボクじゃなくたって構わないんだけど。
やってほしいってなら引き受けなくもないよ。

[教会の中から響く低い笑い声。]

豚が……、頭、蛆虫でもわいてんじゃねぇの?
アイツがリーダーになるぐらいなら、ボクがやりたいね。
一筋縄ではもちろんいかないんだろうけどね。

[左耳のピアスは揺れる。]

(14) 2010/03/15(Mon) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

[部下の話によると、次期リーダーの座を得るためには。
伝説となっているルーセント・カインの宝を手に入れる必要があり。]

んなの…。
ようは、他者を納得させる必要があるってことだろ?
ボクにその力がないって、思う?

まぁ、あるよね、当然。

[薄く笑みを浮かべて、それから目を伏せた。]

どーでもいいんだよ、リーダーとか。
でも、ほら、他の奴がさ。

[開いた眼、片方だけ青みがかっていた。]

このボクに平伏すとかさ、楽しくない?
そういうの、好き、うん、嫌いじゃない。

[腰につけたエンブレムそれに手を伸ばした。]

(15) 2010/03/15(Mon) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

[教会の裏、陽が差し込む狭い通路で。
大人びた少年とも。
子供じみた青年とも。
そのどちらでもあり、どちらでもない男は。

愉快そうに笑った。]

このチームはボクたち『湖』が。
頑張っちゃうのもいいと思うんだよね。
ほら、バカにされてきた仇討ちっての?

[長い前髪が揺れる。
その笑い声は通路の闇に吸い込まれ**]

(16) 2010/03/15(Mon) 02時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 02時半頃


子守り パティ が参加しました。


【人】 子守り パティ

― 聖堂 ―

――無能な豚が醜く喚き散らしちゃってまぁ。

[読まれた遺言の内容に叫んだ男>>13が退出した後の事。
つまらなさそうにぽつりと呟く。]

あんなの、殺してくれって宣伝してるようなものじゃない。

[他の候補者を皆殺し。
ああも大っぴらな殺害予告、対象となった者たちが黙っているはず無かろうに。
そんな間抜けはこの街では、この組織では生き残れない。
初っ端から勝手に脱落してくれたようなものだ。
呆れを隠そうともせずに肩を竦めてみせ、自分もその場――次期トップを巡る闘争の開始が告げられた場を後にする。]

(17) 2010/03/15(Mon) 03時半頃

【人】 子守り パティ

― 教会 → 街道 ―

(けれど。あの豚が言った事は間違っているわけではない。)

[ルーセント・カインの宝。この街に巣食う数多の勢力が捜し求める『何か』。
それを手にした者にチームを委ねるとの遺言だが、楽に見つかるようなものではない。
それどころか実態すら掴めていないのだ。]

(皆殺し……とまではいかないまでも。
邪魔者を排除する方が現実的で、手っ取り早い。)

[無論、あの男にも他の者にも殺されてやる気などは無い。
チームの実権を握るべき者は――自分以外にあり得ない。
強大な力を、みすみすくれてやるものか。]

(18) 2010/03/15(Mon) 03時半頃

【人】 子守り パティ

……今回の件で「やる気」になっている派閥を調べ上げなさい。どんな弱小も含めてよ。
カインの宝のことも一応。何かわかったらすぐに報告して。

[付き従っていた部下に命令する。]

下らない連中にこの組織を任せられる訳が無い。
私たち『月』が、獲るわよ。

[多くの組織が覇権を求め衝突するこの街において、内輪揉めなどしている暇は本来ない。
組織のため。この跡目争奪戦、迅速に処理する必要がある。]

(まったく、ボスも余計な事をしてくれた……。)

[けれど。自分が組織を手にするチャンスであるのも事実。
野望を内に秘めながら、僅かに口の端が吊り上がった。**]

(19) 2010/03/15(Mon) 03時半頃

子守り パティは、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 04時頃


寡婦 パピヨン が参加しました。


【人】 寡婦 パピヨン

―葬儀―


   [――燻らす香煙の中、女はひたと直立していた。]
 

(20) 2010/03/15(Mon) 12時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[棺が運び出され、土に還る間も。
 鐘が鳴る間も、遺書が読み上げられる間も。
 帽子とベールに覆われた表情は見えない。
 黒の手袋を纏う手を引く、子が一人]

――……

「母様……
 ルーセント・カインのお話は、お伽話じゃないんですか?」

さあ……―― どうなのでしょう ね
……けれど あの方が仰る程ですから

[仄めかすような言葉を、そろりと落とし]

其れが ルーセント・カインの宝であると

――……"証明した"方が

次の長となるのでしょう ね

(21) 2010/03/15(Mon) 12時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[手を引く子と、一人、二人の従者を供に。
 やがては聖堂を退出するだろう]

私共《ZerO》が内輪で瓦解する事は防がねばなりません
この件で余計な遺体を出す事は禁じなさい

――……代わりに

[寡婦は胸のエンブレムに手を触れて]

資質なき者からは
命の代わりに 代紋を取るように と
そのように定めなさい

[其れは即ち、誇りを砕け、と云う。
 尚且つ、争い其れ自体を禁じない、言い様**]

(22) 2010/03/15(Mon) 12時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 12時頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 13時頃


執事見習い ロビン が参加しました。


【人】 執事見習い ロビン

― 教会・葬儀終了後 ―

……。

[青年は、豚の喚き声に背を向けて教会を出る。
淡い色の瞳は常と変わらぬ無感動な色のままで、そこから何かを読み取るのは難しい。
しかし、付き添っている若い少年は何かを察したらしく、煙草を一本、青年に差し出した。
青年はそれを無言で受け取る]

………。
負け犬ほど、よく吠える…。

[そんな言葉をぽつりと呟いたのは、教会から出て街道に至った辺り。
付き添いの少年はその言葉に対し、何も言わない。

無言の肯定。

それが、このチーム――雪――の常だった]

(23) 2010/03/15(Mon) 15時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[無言は肯定。
淡い色の瞳を少年に向けると、少年は頷いて、一歩、二歩、三歩前へ。
そして青年の前で跪いた。
まるで何かの舞台のように、足音も立てず、一切の無駄の無い動きで。


青年が眼鏡を直す、その時のカチリ、という僅かな音と共に少年は顔を上げた]


『お任せください。――次期リーダー』

[ふ、と、笑う音は風に消える。
そもそも笑ったのか。眼鏡を押さえる掌の向こう、表情は見えない]

(24) 2010/03/15(Mon) 16時頃

【人】 執事見習い ロビン

[そして少年は青年の無言の命令を遂行するためにその場を去る。


後には、煙草らしき燃えカスと、口を閉ざしたままの青年が*残った*]

(25) 2010/03/15(Mon) 16時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 16時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 20時半頃


受付 アイリス が参加しました。


【見】 受付 アイリス

―教会裏手・墓標の前―
[赤み掛った長い髪を靡かせ、手にした白百合を男の墓標の前へ落とす。]

 あっけないものですね。
 もう、ここに来ることもないでしょう。

 よぉっくご存知でしょう?
 ―――私は、強いヒトにしか従いませんから。

 負け犬に、興味ありませんの。

[跪くこともなく、見下すように墓石を嗤い。
踵を返すと、少女二人を付き従え、一度も振り返ることなく墓地を後にした。]

(@0) 2010/03/15(Mon) 21時半頃

【見】 受付 アイリス

[墓地を出て直ぐに、つき従えていた美しい少女のひとりの頬に指を滑らせ、朗らかに微笑みかける。]

 次に最強を証明してくれるのは、一体どなたなのかしら?
 楽しみですわね。

 貴方達には情報収集を御任せします。
 情報網全てを使って良いわ。

[自身は争う気など毛頭ない。
二人の少女―――否、一人は少女と見紛うような容姿の少年は、女の言葉の意図に、口の端を上げ、それから肯首した。**]

(@1) 2010/03/15(Mon) 21時半頃

薬屋 サイラス が参加しました。


【人】 薬屋 サイラス

―教会・葬儀後―

[終わった。
一つの時代が終わった。

みすぼらしい男が喚いていた言葉など覚えていないが、読み上げられた遺書の内容は覚えていた]

「――どう、しますか」

[傍らの男が、深刻そうな表情で問いかける。片眉を跳ねさせ、肩を竦めた]

どうするも、ないな。
何が起こるにしても、何も起こらないにしても、我々は先代の遺志を受け継ぐだけだ。

私が恩を感じているのは先代だ。私は先代のためにこのチームを作った。お前達も、それは分かってくれていると信じるよ。

(26) 2010/03/15(Mon) 22時頃

道化師 ネイサン が参加しました。


【人】 道化師 ネイサン

―聖堂―

―――?

[聖堂に響く声>>13に、怪訝そうに声の主を見た。
 視界に入った古参の顔を不快そうに見たまま憤る部下を手で抑えたのは
 仕立てのよいブラックスーツに身を包み、黒い帽子を被った男]

放っておけ。

[どうせ真っ先に舞台から引き摺り下ろされるのは奴だ。
 誰もやらないなら、自分達が引き摺り下ろせばいい―…。

 部下に向けて発した言葉は僅か。
 しかし相手はその裏の意図がわからぬ者ではないし、それ以上の言葉は必要ない。
 部下は頷き一歩だけ身を引いて、小さく含み笑いを漏らす。
 それを気配で察し、男もほんの僅か、口元に笑みを浮かべた。

 ―しかし男の表情はいつも笑んでいるように見えるのだろう。
 その顔に施された、道化の粧いのために]

(27) 2010/03/15(Mon) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

我々は、先代の遺志を受け継ぐべき集団だ。
先代の遺志に背くようなチームが、このチームの頂点を獲ろうとするのならば、それは全力で阻止されねばならない事態だ。

[教会の階段を下りながら、サイラスは言葉を紡ぐ]

「……ならば」

[男の表情が変わる。同じ考えが浮かんでいると信じたかった。サイラスはゆっくりと頷き、宣言するような口ぶりで言った]

場合によっては、我々が勝利しなければならないだろうな。――呪われた抗争が勃発する事は、最早避けられない事態であろうから。**

(28) 2010/03/15(Mon) 22時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 22時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 22時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 22時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 22時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 22時頃


司祭 ブルーノ が参加しました。


【人】 司祭 ブルーノ

―湾岸の建物内―

嗚呼、畜生!

[帰国しての第一声と共に、目の前にあった港事務所の机に拳を打ち付ける。
彼が葬儀に間に合わなかった事への慰めの言葉を口にする部下達の慰めに対して]

この鶉の卵野郎! そんなんじゃない!
この儂が間に合わなかったということはだ、
あのヨアヒムが次のリーダーになっているに違いないことが悔しいのだ!

(29) 2010/03/15(Mon) 22時頃

【人】 司祭 ブルーノ

わかるか! 儂達が汗水たらしてここまで大きくした組織をだ!
あんな金勘定と胡麻擦り以外に能の無いあの豚野郎が
食い散らかすのかと思えば悲しくて身が震えるわ!

[更にヨアヒムへの悪口と嘆きの言葉を口にする主に対し、部下の一人が恐る恐る葬儀での出来事を報告する]

大体だな……なに?

[初めはロクに聞いていなかったが遺言状の内容とそれを読んだヨアヒムの反応を説明すると、怒鳴り散らしていた姿が潮が引くようにして落ち着きを取り戻して話の続きを促した]

(30) 2010/03/15(Mon) 22時頃

【人】 司祭 ブルーノ

ふむ、なるほど……ルーセント・カインの宝、か。

[古くからの幹部であり、海外に長く居る彼もそれがどのようなもので、どんな価値や秘密があるかは知らなかった]

それを見つけたものが次のボス、か。

[全く酔狂なと舌打ち。昔から夢想家というかそんな遊び心という言い方では済ませ辛い所がボスにはあった。子供や余所者、果ては裏切り者や女でさえも、それなりの地位に就かせることにも頓着しないような懐の広さ。それがあってこその彼の組織が今のような大きさになったとも言える]

(31) 2010/03/15(Mon) 22時頃

【人】 司祭 ブルーノ

[その一方でヨアヒム如きが最有力であった程、組織の身代の割には後継者という人材が不足していたのも事実であった。
下手な幹部を立てるよりは、誰の眼にもわかるような実力を示す力を持った者が後を継ぐというのは悪くない話だとも考える]

既に動き出しているところもあるだろう。暫くは騒がしくなるぞ。
まずはそうだな、あの寡婦のところ、『蘭』に誰か連絡を取れ。
無駄な血と破壊は組織を先細りさせると、五歳児にも判るような平易な文章で必要な手を打つようにと言っておけ!

[椅子に腰を下ろし、葉巻の隅をナイフで切り、素早く火をつけて一服]

子守女の仕事はそんなところだろう。せいぜい邪魔せずに最低限の働きはして貰いたいものだ。

(32) 2010/03/15(Mon) 22時頃

【人】 司祭 ブルーノ

[残った部下の一人が、自派閥の参加についての是非を問う]

フッ、跡を継ぐには儂も年を取り過ぎておるよ。一度は外に放逐された身だしの。
儂としては誰でもいい、知性的な若者が継いで貰いたいものだ。
それが儂の首を所望なら呉れてやるさ。

[部下達はそんなことはないだの、まだやれるだの口々に言い募るが聞かず]

そうだな、この争いに加わろうとする覇気があれば、たとえ負けた者も無能でなければ活かしてやりたいものだ。となればそやつらを見極める為にも儂も形だけは参加する。無論形だけになるかどうかはお前達の働き次第だ。**

(33) 2010/03/15(Mon) 22時頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 22時半頃


【人】 道化師 ネイサン

[葬儀へ参列した全員を記憶に留めるように見回し、
 出て行く者達も視界の端に留めていたか。
 その表情はやはり笑っているように見える]

ルーセントカインの宝か。

[やがて教会の外で細い葉巻を口にし、
 そう一人ごちて笑んだ。
 顔に描かれたそれと同じ形の笑みは野心を隠すことはない]

……。

[笑みと共に吐き出した煙ははらりと散る。
 部下が迎えにくるまでは、そのままそこに]

(34) 2010/03/15(Mon) 22時半頃

道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 22時半頃


長老の孫 マーゴ が参加しました。


【人】 長老の孫 マーゴ

―葬儀―

[ぴしりと微動だにせず、姿勢良くその場に佇んで、
葬儀が終わるのをその場で黙って見て居た]

(あんなに吠える事も無いのに。酷いご仁が居たものです)

[ヨアヒムに対してはそんな感想を胸に秘め。
棺に土が被せられるのさえ、どこか感情の欠けた瞳で
無表情で見詰めている]

[――【零】――]

[のエンブレムが書かれたハンカチを取り出して、
鼻に当てるフリ。
悼んでいるかのような素振りで]

(亡き者は帰って来ません。――貴方の事は忘れませんわ)

[それが、マーゴの偲び方]

(35) 2010/03/15(Mon) 23時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 23時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

―街中→豪奢な自宅―

[葬儀が終わって、言葉数の少ないマーゴは、
小さな10歳程の双子に向かって小さく頷いた]

「――畏まりました。
姉さま…」

[そっくりな顔をしたふたりの少女達は
同じ言葉をマーゴへと向けた。
そのマーゴの指示は他の組織を探って来るように、
との暗黙指令]

(36) 2010/03/15(Mon) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

ネオン、マシン、充分気を付けなさいね。

[双子の名と、心配するだけの言葉を吐き出して、
自らは己等の拠点とする街の中心部へと向かう。
古びた豪奢な建物へと無言で帰宅すれば使用人達が
合わせて「お帰りなさいませ」と声が掛かる]

…ムーン…

[とことこと、マーゴに擦り寄って来たのは、
両足に靴下をはいたかのようなそこだけ真っ白な、
金と銀のオッドアイの黒猫**]

(37) 2010/03/15(Mon) 23時頃

天のお告げ (村建て人)

設定の追加
★聖痕者
ルーセント・カインの宝に関する書物を所持する人間です。
設定などに関しては役職になった人へ丸投げとします。
いかように設定を付け加えて頂いてもかまいません。

(#8) 2010/03/15(Mon) 23時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 23時半頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/15(Mon) 23時半頃


村の設定が変更されました。


【人】 寡婦 パピヨン

―『蘭』執務室―

[聖堂を出て、派閥の拠点の一つへと戻る。
 必要な指示を簡潔に取りまとめ、全派閥への通達とした]

 一つ 派閥間の折衝は慣例に則り公正に行う事
 一つ 此度の「ルーセント・カインの宝捜索」について
    組織内での殺人を禁止する事
 一つ 忠誠の証たるエンブレムを持たぬ者には
    後継の資格は無きものとする事

[程なく、それらの報せは行き届く事だろう。
 後妻とは言え、女が亡き長の伴侶であったからこその、
 効力を伴う通達となるだろうか]

(38) 2010/03/15(Mon) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>32
[それから程なく、『道』からの遣いが訪れた]

――……お通しして差し上げて。

[応接間にて、其れを迎える。
 侍従が客人に紅茶を出す間を待ち、
 重厚な造りのテーブルに差し出された書面をぱらと開く。
 あの古株らしい"いかにも"な文面に(04)秒程目を通し、
 開いた時と同様に閉じた]

あら あら……――
一足遅れてしまいましたのね
ご足労頂いて 申し訳ないのだけれど
今頃 ブルーノ殿の所にもご連絡が届くかと存じますわ

お疲れでしょう ゆっくり休んでいらして下さい ね

[そうして、笑んでいるのかそうでないのか。
 仄かな表情を浮かべてティーカップを傾けた**]

(39) 2010/03/16(Tue) 00時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 00時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 00時頃


【人】 道化師 ネイサン

―街道―

[教会から戻る道すがら、街の子供が近寄ってきた。
道化の衣装は着ていないけれど、顔がそれだから。
いつものおにーさんだ!と駆けて来るのを黙って受け入れる。

笑顔はない。
しかし、描いた笑みで十分だ]

ああ、ごめんなさい。
今日はおやすみなんですよ。

[ゆっくりとした口調で、何か見せてと強請る子らを諭す。
また、後で今日の分も見せてあげるから。
そう言って頭を撫でれば渋々と引き下がる子供達。
それを見送って、仲間へと目くばせした]

あんなのでも、貴重な情報源だからな。

[無価には出来ないと鼻で笑い飛ばし、アジトへと足を向けた]

(40) 2010/03/16(Tue) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

―街の路地裏―
[孤児であった自分たちのフィールド。
それが薄暗い路地裏であり。]

ボクはー、あのおじさん嫌いかなぁー。

[クスクスと笑い合う子供たち。
顔を上げると左のピアスが揺れた。]

短い手足、バタバタさせてさー。
あーゆーのはさー。
養豚場でしか見たことないって。
あそこの豚の方がまだかわいいじゃん。

[風の噂で届いた通達。
遺体を出すことを禁じるように、との鶴の一声。
めんどーだし殺しちゃえばー、なんて声が聞こえてくる。]

(41) 2010/03/16(Tue) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

だめだよ。

[静かに、けれど、その声は凛と路地裏に響いた。]

せっかくのGameなんだよ?
殺さなきゃ、いいんだ。
ボクたちが赤い湖を広げて。

このチームを掌握する、そうでしょ?

Gameだから、ルールは守らなくちゃ。
ほら、ボスも言ってたじゃん。

[薄い笑顔を浮かべて。]

でも破るのも嫌いじゃないかなー…。
ムカつく奴いっぱいだし、ほら、お前もアイツ嫌いだろ?

[けらけらと笑い声が響いた。]

(42) 2010/03/16(Tue) 00時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 00時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 00時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―街道―

[適当な場所で仲間と別れ、サイラスは一人路をぶらぶらしていた。
あの豚のような男は――まあ、いいだろう。あれが組織の頂点にすんなりと収まるような事態になったら、組織を裏切ってでもそれを阻止しなければならない所だが――遺書の内容を考慮する限り、あれが頂点を奪い取る可能性は極めて低いとみていい。いざとなったら自分達が手を下すまでだ]

……『ルーセント・カイン』か。

[眉間にしわを寄せ、呟く。基本的に組織の手足として動いていた彼等にとってみれば、お伽噺としか思えないような代物。だが、それを手中にすることが、彼等の主である先代が強く望んでいた事も、サイラスはよく知っていた]

抗争は間違いなく勃発するだろうが、中心となるのは何処だ……?

[巨大な組織故に、内部派閥の数は多い。どこか参加し、どこか静観するのか。まず掴むべきはその情報であろうかと、サイラスは考えながら路を歩いている]

(43) 2010/03/16(Tue) 00時半頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 00時半頃


【人】 司祭 ブルーノ

[一度どこかへ外出していたことで、一足遅れの"忠告"という格好の指令への返事を通達(>>38)と共に受け取ると、その文面に96秒ほど眼を通す。]

フンッ、形式とはいえ"家族"とやらも案外役に立つものだ。
女とやらは自分の身に関わることだけはどいつもこいつも頭が廻るからな。

[言いつつ思い浮かべるのは先ほど外出して見てきた愛人出身の『華』の出方。どこからかボスの子供など"仕立て上げてきて"しゃしゃり出てこないかという懸念を晴らすべく、念入りに調べ上げた]

歴史を作るのは男だが、男を誤らせるのはいつも女だ。

(44) 2010/03/16(Tue) 00時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

―街中にある『道』事務所―

[指令書を片手に椅子に座ったまま文面を眺めるでもなく思案顔。目障りな女の事など考えるだけで不愉快だが、これも努めと思い我慢する]

保身の為とはいえ、鼠が齧ったチーズのような脳味噌で必死に考えたにしては良く出来ている。それなりに良い人材がついているようだな。

[一方で元愛人は勝者に媚びるだろうと推測。馬鹿な女だとせせら笑う。前ボスと縁も縁もない人物が跡を継げば、能力のない女など駆逐されよう。だがどのような形でも子がいれば、話は少し変わってくる。前ボスに今も忠義を誓う幹部も少なくない。だからこそ今も寡婦が大きな顔をしてこのような指図を出すことが出来る。あの子供が誰の子供かは自分は知らないが、それは問題ではない。その子はボスに認められていたのだから]

(45) 2010/03/16(Tue) 00時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 00時半頃


【見】 受付 アイリス

[墓地をでる直前、ヨアヒムに呼び止められて足を止める。
下卑た笑いと共に告げられるのは、斡旋の依頼]

 あら、ヨアヒム様、葬儀が終わったばかりだというのに、早々ですか?
 お盛んですわねえ。
 宜しいでしょう、代金さえお支払い頂ければ、お断りする理由はございません。
 ではこの間と同じく、女一人、少年一人でよろしいわね?
 以前のご依頼の時と同じ宿に行くよう申しつけておきますわ。

[内心どう思っていようと、仕事とは関係のない話だ。
先日、借金のカタにパティが連れてきた女がいたことを思い出しながら、その場を後にした。]

(@2) 2010/03/16(Tue) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

「母様」

どうしたの?

「良いのですか?
 あれではエンブレムを狙った抗争になるだけでは?」

[通達の内容に疑問を持つ子に、女は柳眉を下げる]

――……貴方は 此度の一件
最も肝要な事は何だと思うかしら?

「最も相応しい人物が長の座に就く事です」

その通りです では 最も尊ばれるべきルールは?

[ここで子は、少しの思案を置いた]

(46) 2010/03/16(Tue) 01時頃

【人】 薬屋 サイラス


[様々な組織の頭領の顔が浮かぶ。不快な思いを抱く顔もあれば、大した感情を抱く事の無い顔もあった]

『道』。動くだろうか。

[口に出したのは、古参の翁が統括する一派の名]

隠居面をしているのは知っているが、あの翁が黙って事態を見ているとも思えない。
だが、どう動くかによっては……

[積極的に頂点を狙おうと考えている訳ではないのだ。今はまだ。
後で事務所にでも顔を出しておくべきかとまで考えた所で、路地裏から子供の笑い声を聞いた気がした]

(47) 2010/03/16(Tue) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

[そもそも、この組織にいること自体が。
異端だと思われてもそれは仕方がないことで。
親なしの自分たちに施しをしてくれたのは。

どんな理由だったのか、聞くこともできなくなったが。]

んー…。
誰か遊んでくんないかなぁ。
しばらくは、お休みなんでしょ?
ウォーゲーム、スタートまだみたいだし。

[路地裏を出て街道を歩く。
人目が路地裏から出てきたところでこちらに刺さり。]

けんかならー…死ぬ気でキなよ。

[指をちょいちょいってして。
自分より少し年上のブッサイクな面に唾を吐いて笑った。]

(48) 2010/03/16(Tue) 01時頃

【人】 寡婦 パピヨン

「……今回の一件では、殺人を行わない事です」

――……いいえ

[女は、緩うく頭を振る]

最も尊ばれるべきルールは ただ一つ

長への忠誠です

即ち あの方のご遺言を遵守せぬ愚骨
過ぎたる権威に固執する老害
"忠誠の証"を持たぬ不逞の輩
これらの者達は 駆逐されねばなりません

そして 私共のような忠義の徒は
誰に言われずともそれを行うものなのですよ

(49) 2010/03/16(Tue) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

[こちらの顔を見たら、相手は離れていって。]

なんだ、つまんないの。
んー…、あれ?

[見知った金髪が見えた気がした。]

なんだ、はぐれモノじゃん。
ナニ、元気?どーしたの?

[大きな瞳で相手の顔を見る。
右の青い瞳が薄暗く光る。]

(50) 2010/03/16(Tue) 01時頃

【人】 司祭 ブルーノ

『ルーセント・カイン』か。

[宝探しには正直あまり興味は沸かない。こういうのに夢を持つのは子供の特権であり、大人の仕事ではない。ボスが昔からよく不遇の子供を拾っては育て上げていたことを思い出す。まさか今日この日の為にというわけではないだろうが、自分やヨアヒムなどが跡を継ぐシナリオよりは高そうに見えた]

身の程を弁えぬはねっかえりでもいい。怖いもの知らずな小僧でもいい。
この組織という大きな果実をもぎ取るのが誰か、その行く末は楽しみである。

[浮浪者や移民、他の組織の出の者、自らのリーダーを裏切ってまで上り詰めた者でさえも、ボス自身の眼鏡に適えばリーダーとなりえた。恐らくは奴の配下からも嫌われているだろうヨアヒムでも金勘定と口の上手さだけでやっていけた]

(51) 2010/03/16(Tue) 01時頃

【人】 司祭 ブルーノ

[ただ一つだけ懸念があるとすれば、万が一にでも女の手にこの組織が渡ってしまうのだけは我慢がならない。我慢できるのは精々"現状維持"だ]

その為には特定の誰かに道を積極的に作ることも儂は厭わぬ。

[脳裏に浮かべたのは出国前の思い出。ボスを熱心に慕っていた少年の姿。彼が、ではなく彼のような年齢の者がこの先を作るのだという夢想にしばし浸っていた]

(52) 2010/03/16(Tue) 01時頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 01時頃


【人】 薬屋 サイラス

おや。

[雑踏に向き直った処で声をかけられる。
右目の青には見覚えがあった。あまり動向の読めない――というよりも、読もうとしていなかったチームの頭領。
はぐれ者、と声をかけられれば苦笑して頷く。ボスが死んでしまった以上否定する理由がない]

ボスの葬儀の直後に、『元気』?とは。末恐ろしい子供だ。
別に、これからの事を考えていただけだよ。

(53) 2010/03/16(Tue) 01時頃

【人】 道化師 ネイサン

―アジト―

[戻るなり、通達>>38を受け取った。
 84秒目を向けて、デスクの上に放り投げる]

異論はないがな。
彼女がこんな通達を出してくるのは、いい気分ではないな。

[ボスからのものならば黙って受け入れていたが、今回は違う。
 組織の中には何人もいる、亡きボスに拾われた者の一人なれば、
 それなりの忠誠はあったけれど―彼女には、ない]

出かけている間に、目立った動きは?

[デスクへ手をつきながら部下へ問いかければ首を振るだけの返答。
 すっと目を細めた瞬間に、部下の身体へ何かが当たってパシンと音を立てた]

そのお口を使って返事はしてくださいと前も言ったはずですけどね。

[冷たく言葉を放つ。その手には鞭を握っていた]

(54) 2010/03/16(Tue) 01時頃

【人】 寡婦 パピヨン

「つまり、これを機に組織の浄化を行う……
 その為の通達なのですか?」

その意味合いもある と言う事です

[ここで女は微笑して、子の頭を撫でた]

組織に必要なのは忠誠ある手足
そして忠誠を束ねる優れた頭

常に大局を見定めるのです
今この時のみならず 次の盤面を整える為に
貴方は忠誠を束ねるべき資質の者なのですから……

(55) 2010/03/16(Tue) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

ああ、そっか、葬儀だったんだっけ?
うん、そうだった、そうだった。

[部下というか、トモダチというか。
仲間であるメンバーに手を振って一旦解散する。]

これから。
これから。

[2回。
何の意味もなく呟いた。]

あ。
子供じゃないから、そこら辺はさ。
ちゃんと訂正してほしいところなんだけど。死にたいの?

[クスクスと薄く笑っている。]

(56) 2010/03/16(Tue) 01時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 01時半頃


【人】 薬屋 サイラス

全く。今あった事を忘れていたのかい。

[男の傍にたむろっていた者たちが散っていく。
鼻白んだ表情で、その様を見ていた]

ああ、悪かった。オスカー君と呼んでおけばいいのかな。

[オスカーの笑い交じりの声には、こちらを薄く笑って。
――さあて、『要注意』の一派かなど、心中で様子を窺いつつも]

だが、あまり簡単に死を交渉の場に持ち出すのはいただけないね。
死にたい人間など、少なくとも私の知人には誰も存在しないよ。私も含めて。

[ふと、思い出したように呟く。少しカマをかけてみようと思った事は否定できない]

『ルーセント・カイン』は果たして死者を出すのだろうか……?

(57) 2010/03/16(Tue) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

― 街道 ―

[街道の端に佇んでいた青年の前を、長身の男が通る。
がさごそとポケットを探り、何かを探しながら]

――何か、お探しで?

[青年はその男に声を掛ける。長身の男はそれに気づくと、とっとっ、と大股で青年に近づいてきた]

『いやあ、煙草をね、ポケットにしまった筈なのですが…』

煙草なら…よろしければ1本どうぞ。

[ポケットの中から取り出した煙草の箱を、長身の男に向けて差し出す。
長身の男は、1本だけ取りやすいように飛び出たそれをちょんと中指の先で押してから、抜き取った]

『thank you. お礼と言っちゃ何ですが、チョコレートです。どうぞ』

[男は懐から板チョコを取り出して青年に渡す。そして足早に去っていった]

(58) 2010/03/16(Tue) 01時半頃

村の設定が変更されました。


【人】 道化師 ネイサン

―アジト―

[鞭打たれた痛みを数秒遅れで認識した部下は
 身体を抱くように何歩か下がった]

「申し訳ありません…」

次からは言ったことを忘れずにいてください。
私たち『幻』は、情報が命。
忘れることなど許されないのですからね。

[鞭を床に打ち付けて、下がれと手で示す。
 部下は一礼して下がっていった]

死者は出すな、ね…
は、所詮は身内ということか。

[デスクへ放った通達を見下ろす。
 口調に含まれた残念そうな響きは、隠すことなくそのまま]

(59) 2010/03/16(Tue) 01時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 01時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[チョコレートの外包装の紙と、銀紙を外して、チョコレートを食む。
その、外包装の内側。――本来は白であるはずの面には、蘭からの通達>>38と、後継者争いに色めいているいくつかの派閥の名前と簡単な概要が記されていた]

――…。

[随分と、と口が動きかけて、止まる。
相変わらず思考が読めない表情をしているが、――"死人を出すな"という部分には少しだけ目を細めて、笑ったように見えた]

(――"殺し"がアリなら、俺達は真っ先に潰されていただろうな…)

[規模の小さな組織であるが故に、武力行使の総力戦となった場合、『雪』は弱い。
その点、ボスの遺言は助かった。
ルーセント・カインの宝が条件であるならば、再び"無血"で、更に上に登ることも不可能ではないということだ]

(まあ、粗暴な連中もいるから、多少の小競り合いは避けられないだろうが……)

(60) 2010/03/16(Tue) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

死にたい人間、かぁ。

[うざったい前髪を払うかのように首を振った。
結局のところまた眼に前髪がかかって。
掌でかきあげるようにして右目で相手を見た。]

んー?
チーム内での死者は出さない、って。
誰かがルール決めたって聞いたけど。

どっちにしろGameするなら、楽しいほうが。
ボクは好きかな、うん、そっちのほうが嫌いじゃない。

宝探しは好きじゃないかな。
探してもらった宝を奪うほうが性に合ってる。

[カマかけられていることなど気付きもせず。
ぺらぺらと心中を喋った。]

(61) 2010/03/16(Tue) 01時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

―『雪』傘下の酒場―

[ふらりと訪れた恰幅の良い老境の男がカウンターの隅に座り、酒を注文する。一人で訪れた風だが、偶然にも唐突に賑やかになっていく酒場に感じる人は感じるものがあるかも知れない]

マスター、ここはいつもこんなに賑やかなのかね。
いや、騒がしいのが嫌いな訳ではないよ。
若い者が威勢の良いのは良いことだ。

(62) 2010/03/16(Tue) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[ほどなくして、数刻前に離れていった茶髪の少年が戻ってくる]

早かったね、セオドール。

[まるで友人同士の待ち合わせのような言葉を投げると、共に並んで街道を進む。
知らぬ者から見れば本当に、友人同士がただ歩いているようにしか見えないのだろう。

二人揃って向かうのは、自分らが管理する酒場のうちの一つ]

―→ 酒場 ―

(63) 2010/03/16(Tue) 01時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[通達が出ている。
どこだ。頭の中を様々な顔が駆ける――前に、ボスの妻だった女を思い出した。なるほど、と頷く。
もっとも拠点に戻れば、先程別れた仲間の一人がその通達をサイラスに告げるのだが、それは先の話]

死人が出なければ、ゲームだな。
楽しい事を素直に楽しむ心は大切にしておくべきだ。

[参戦するのだろう。派閥名は何だったか。『湖』か。
心中を喋るオスカーに、知らず再び苦笑して]

頂点の座をお宝にしてしまうとは、先代も厄介な遊びを残してくれたものだな。
まあ、せいぜい頑張りたまえよ。

[笑いながら他人事のように言うが、心中は穏やかでも無かった。
全ての派閥にチャンスを与えるという事は、つまりこういう事だ。遊び気分で頂点を掻っ攫う輩が、出てこないとも限らない]

(64) 2010/03/16(Tue) 01時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

―『雪』傘下の酒場―

そうそう、あー、いやいや。
ああ、うんうん。確かにねぇ。

[マスターに上手く煽てられているのか、ご機嫌に話をしたりご高説を垂れてみたり。聞き分けの良い若い者と話すのが楽しい老人ぶり。マスターは意図して引きとめられているのか、単に話を弾ませて高い酒を注文させようとしているのかわからない。
ただ暫く飲んでいると、酒場の入り口の戸が開く音。来客に対してその顔を知っているマスターらの様子が変わったかも知れないが、ブルーノは聞こえなかったのようにそちらに眼も向けず、構わず酒を飲み続ける]

(65) 2010/03/16(Tue) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

― 酒場 ―

[青年が来ても従業員達は特別目に見える動きはしない。
他の客と同等に扱うように、と指導は徹底してある。だから、賑やかなのは彼自身のせいではないとすぐに判った。

カウンターから離れた、入り口近くの席に座ると、すぐに看板娘が顔を出した]

――騒がしいね。

["何かあったのか"。そこまで口にすることなく目線で問うと、看板娘はちらりとカウンターの隅>>62に視線をやった。
そして次の瞬間にはまた笑顔になり、ご注文は?と尋ねてくる]

(……ブルーノ…)

[何でもいいから安いの、と貧乏学生のような注文を投げつつ、淡い色の瞳は極力気取られないように老境の男の背を窺っていた]

(66) 2010/03/16(Tue) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

死人が出ようが、ボクにとってはゲームだ。

[手を額から離すとまた前髪が落ちてきた。
情報の収集力も少なければ。
チームとしての戦力も非常に低い。
戦争をするうえでまた不利なのも重々承知のうえで。]

…ほら、強い相手のほうが頑張れるじゃん。
そういう感じ。スリリングがないと。

[頑張りたまえ、と聞こえると首を傾げた。]

あれ?意外。やらないんだ。
やらないならボクたちと協力しない?
お互い、はぐれモノどうしじゃん。

[細められる双の目。
腹の探り合いは苦手だからこそ。
ある種素直に、言葉を選んでいく。]

(67) 2010/03/16(Tue) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

(よく喋る御仁だ)

[何を話しているかまでは騒がしさに紛れてよく聞こえないが、楽しそうではあるようだ>>65
こんなところでチームや派閥の重要な情報を漏らすことは万に一つもないだろうが、一応、何かあれば青年にまで伝わるようになっている]

…俺らも飲もうか、セオドール。

[娘が持ってきたエールのグラスを、軽く合わせる。
チン、と柔らかい音が鳴った]

(68) 2010/03/16(Tue) 02時頃

【人】 道化師 ネイサン

―アジト―

[デスクに向かってかさかさと音を立てて書類を捲る。
 大半がボスへあげるための報告書だった。
 それも、体調を崩してしまった以降のものなのでどこにも出されていないもの。

 《ZerO》護るための情報だったそれを破り捨て、立ち上がる。
 手を叩いて部下を呼び寄せたら]

全員へ命令です。
他の派閥の動向を探りなさい。
細かい動きも逐一報告すること。いいですね?

[先程鞭打ったのとは別の部下へそう告げて、窓の外を見た。
 運河を行く船に何かを思い出してああ、と口を開き]

そういえば、あの御仁も急遽戻ってくると聞いていたが。

[船便を統括している『道』の古株を思い出し、くくと*笑った*]

(69) 2010/03/16(Tue) 02時頃

【人】 司祭 ブルーノ

[貿易会社の重役だと話していたらしく、その流れで会話を続ける。マスターは揺らぎも見せず会話相手を続ける。相槌ばかりになっていたのかも知れないが、こちらは頓着せず話を続ける]

そうそう、儂は長く外国にいてねぇ。
自分の会社に戻ったら見事までに、顔ぶれが変わっておって居場所がないんじゃよ。

儂が向こうに行ってて知らぬ間に入社した者も沢山おるが、彼らからすれば左遷された儂なぞ樽底の染みほどにも興味が沸かぬらしい。

儂の方も顔も知らぬ連中に、どう挨拶していいものやら、だ。

[大仰に肩を竦めた後、不意に立ち上がると]

この酒場に居る将来ある若者に一番良い酒を奢ってみたら、少しは構ってくれるだろうか?
若者の一人としてどうおもうかね、そこの御仁達。

[周囲の誰か、彼の部下の一人だろうか示した先、ロビン達の二人の席に近寄って声をかけた。]

(70) 2010/03/16(Tue) 02時頃

【人】 薬屋 サイラス

立ち向かってこそだな。気持ちは分かる。

[言葉自体は空恐ろしいものだが、何となく憎み切れず。
憎みきれないからこそ、改めて決意する。――頂点を取らせては、ならぬと。
そんな風に思考していた矢先、聞こえてきた協力、との言葉]

はぐれものははぐれものでも、はぐれた理由が違うだろう。
まあ、協力するかどうかは――その他のゲームの参加者の動向を探ってから、かな。
だが、君の申し出は覚えておく事にするよ。

[逆に取り込んでしまった方が良いのだろうか。
とにかく、今は情報収集だ。もう一度笑って、サイラスはその場を後にする。
一度拠点に戻らなければ、そう考えていた**]

(71) 2010/03/16(Tue) 02時頃

道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 02時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 02時頃


【人】 司祭 ブルーノ

はは、故郷の酒はいいねぇ。
あちらでも船便で届けられるし、現地でもそれなりに揃ってはいるのだけれど、やはりこういう空気はここでしか味わえない。

[図々しいのを嫌いそうな相手なら同席まではせず、構わなさそうであればそうして近づいて話しかける。先ほど彼に合図を送った彼の部下がさり気なく立ち上がって、酔っ払いのように騒いでいた]

特に意図もなく入った店だが、なかなかいい酒が入っている。
この物の充実ぶりは実に嬉しいね。向こうでは味わえない感覚だよ。

(72) 2010/03/16(Tue) 02時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

願わくば、この景気が続くことを願うよ。
あちらでは印度がああなってからは散々じゃった。
その影響が来るのはもう少し先か、それとも片足突っ込んでおるのか。

どちらにしろ、この街がいい方向に向かってくれることを住人としては願ってやまないのだよ。
ああ、老人の絡み酒は詰まらなかったね。
失敬失敬。

あとは皆でやりたまえ。

[マスターにこの場全てのお代を支払う旨を告げ、それなりのやりとりをしたら店を後にする。今日は顔を見に来ただけといわんばかりに。**]

(73) 2010/03/16(Tue) 02時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[声を掛けられても>>70、特に動じた様子はない。
ゆるりと顔を上げて、口を開く――のは、右腕の少年。
青年は黙ったまま、観察するようにブライアンの表情を眺めている]

『酒を奢ってもらえたら、確かに一時構いはするでしょうが…。
モノで釣って得た興味は、長続きしないと思います。
今の若者には年上を敬う心というものがそもそも欠けてますから。

おじさんは…若い人に構ってほしいんですか?
なら、僕らが構うに値する"何か"が欲しいですね』

[ねえ、ロビン。と、少年が笑う。
青年はそれにひとつ頷いた。そして、反応を伺うようにブライアンを再び見る]

(74) 2010/03/16(Tue) 02時半頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 02時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 02時半頃


【人】 執事見習い ロビン

『おじさんは外国にいたんですか?
へぇー。いいなあ、僕、この国から出たことないんですよ。お酒よりもそっちのお話のほうが聴きたいかな』

[よければこっちに、と少年が空いた席を指し示してブライアン>>72を招く。
それからのブライアンの対応は殆ど全て、少年が行った。
青年は声を掛けられれば時折頷いて相槌を打つ程度。
それをブライアンが怪訝に思ったなら、すかさず少年から「ロビンは酒を飲むと口数が減るんです」と嘘のフォローが入るだろう]

(75) 2010/03/16(Tue) 02時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[この場はブライアンの奢り>>73だと言われれば、やったあと少年がはしゃぐ。
青年はその時にようやく、ありがとうございます、と、ブライアンに短い礼を口にするか。当人が聞いているかは、とにかく。

ブライアンが去っていけば、淡い色の瞳を、少年に向けた]

["どう思う"、と、無言の問い。
少年からの返答も、また、無言。
少年のライムグリーンの瞳に浮かぶ微かな畏怖の色。それだけで十分だった**]

(76) 2010/03/16(Tue) 02時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

>>74に対して

ふむふむ、若い者に求めようとも簡単に得られない、差し当たって足りないのは金ぐらいかと思ったがね。

若き才能に投資するのが、先も才の無い老人のせめてもの矜持かと思ったがね。
いやいや年を取って衰えたかな、心が貧しいのか若人の心も掴めぬと見える。

[そう言って礼を述べ、勧められるがまま同席する。話している間は機嫌の良い老人を気取るが、視線は話し相手の少年ではなく傍らの眼鏡の少年。品定めするような視線こそ見せなかったが、"気にしている"と気づかれる程度の視線は作る。
それに対して「酒を飲むと口数が」というフォローに「なるほど」と納得したふりをしてからは視線を一度も向けずに話し続けた]

そして(>>73)へ続く

(77) 2010/03/16(Tue) 03時頃

【人】 双生児 オスカー

そう、じゃ、Bye。

[相手の腹など探れるはずもなく。
拠点へと戻っていくその背中を見て笑った。]

はぐれた理由ねぇ。
アイツ、やっぱボクらのことバカにしてんのか―――、どう思う?

[先ほど別れた仲間と視線がかち合った。]

ナニ?あんまり遊びすぎると、お咎めきちゃうよ?
ほどほど、ね、ほどほど。

[赤い色で汚れている相手を愉快そうに見て。
もう1度、男が消えていったほうへ青い瞳を向けた。**]

(78) 2010/03/16(Tue) 03時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 03時頃


【人】 司祭 ブルーノ

―街道―

[時間をおいて酒場から出るなんて真似をするまでもなく、自然に後を追ってきた部下が「どうでしたか」と印象を聞いたことに対して]

ん? 彼らは若い幹部なのだろう。儂はただ挨拶をしに行っただけだ。

[椅子にふんぞり返って挨拶に来てくれるのを待つ立場ではないからなと、苦笑]

ただまあ、そうだなぁ……

彼がやる気があるのなら、傍らの男は邪魔かも知れないね。

[殺さずという制約が派閥の長限定なら、それなりに処したかも知れないねと軽口。若い者と喋ると気まで若くなって気分がいいと続ける彼は深酒に心配する部下と共に事務所へと*帰還した*]

(79) 2010/03/16(Tue) 03時頃

【人】 執事見習い ロビン

― 酒場・ブライアン退席後 ―

『ミスター・ブルーノは、ずっとロビンを見ていました』

そうだね――俺の顔を知っていたのかな……。
俺ら…『雪』を知っていても、…セオドールをリーダーだと勘違いしてる派閥もあるってくらいなのに……。

最低限の情報収集は既に終わっているみたいだね……。

[肯定の頷きが少年から返る。
淡い色の瞳は、無感動に一度少年の瞳を捉え、そして、外れた]

そういえば。
――ひとつ、聞きたいことがあった……。

(80) 2010/03/16(Tue) 06時頃

【人】 執事見習い ロビン

さっき言ってた…"何か"って、何……?

俺になくて、彼にあるもの――…。
…予想は、ついてるけど……。…確認はしておきたいかな……。

[淡い色の瞳が逆に覗き込まれる。
すぐに少年は首を横に振った]

『多分、ロビンの想像しているものとは、違います。
――だってそれは、僕にもないものですから』

……セオドールにないものなら、確かに俺の予想とは違う…。
………一体、何…?

(81) 2010/03/16(Tue) 06時頃

【人】 執事見習い ロビン

『経験です。

経てきた時間が僕らと彼とでは倍以上違いますから、その間に得た経験や見聞は、僕らではどうやっても掴み得ない。
金がいくらあっても――時間だけは、買えませんから』

[少年は語る。それに青年は目を細めた]

………。

[短い沈黙。言いたいことを察したらしく、少年は一度口を噤んだ。
でも、とポーターを飲み干してから続ける]

『ミスター・ブルーノとはまた個人的に酒を飲みたいとは思いますが――僕の理想を叶えてくれる人は、ロビンしかいないと信じています』

……………。

[眼鏡を直しながら、青年もエールを飲み切る]

(82) 2010/03/16(Tue) 06時半頃

【人】 執事見習い ロビン

そうだね…セオドール……。

俺も……その絶対的な忠誠心があったからこそ…あの派閥の幹部から…君だけは残したんだ……。

[多くを略された言葉。それでも伝わるのか、少年は力強く頷いた。

そして、頃合を見て二人は共に酒場を*後にするだろう*]

(83) 2010/03/16(Tue) 06時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

―『蘭』サロン―

[身支度を整えれば、自派閥が運営するサロンへ。
 子の世話は側近や侍従に任せてある――
 大人の社交場に子を連れては行かない。
 あと数年、良い年頃になれば表に立たせる必要もあろうが]

――……ええ お喜び頂けたようで 何よりですわ

[主催側として客との語らいを交える。
 上流階級の噂話や、海外の情勢等の情報を徒然と引き出し。
 ボスであり夫である人物の死などおくびにも出さず。
 それが表沙汰になるのは全てが整った後でなければ]

(84) 2010/03/16(Tue) 12時頃

【人】 寡婦 パピヨン

―街路―

[やがて会がお開きとなり、客達を見送った後。
 迎えの車を小さく手で制する]

少し 歩きたい気分なのです

[黒地に青いレースの日傘を手にして、従者が一人付き添う。
 本当は、一人でとも思うのだが――
 こつこつ、控えめなヒールの音を残して行った]

(85) 2010/03/16(Tue) 12時頃

【見】 受付 アイリス

―街道―
[従えていた二人を情報収集と依頼の伝達の為に行かせ、独り街をぶらつく。
一人で出歩くことに頓着しない。
ついていた処で、どうせ武力による抗争で勝ち目はないのだから。
歩いていれば、見知った人影が目に入って小走りで駆け寄り、背後からふんわりと抱きついた。]

パティ様っ♪
こんにちわ、この間の子、ご紹介ありがとうございました。
上客をつけておきましたから、完済まで3年ってところでしょうか。

[朗らかな笑顔でヨアヒムにあてがった娘のことをそんな風に告げた]

(@3) 2010/03/16(Tue) 13時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 13時頃


子守り パティは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 13時頃


【人】 子守り パティ

― 街道 ―

あら。

[派閥の本拠となっている事務所に帰る途中。
こちらに近付いてくる足音の方へと、顔だけ動かし視線をやれば知った顔。
本来、誰かの唐突な接近など許せる立場ではないが、この女に関してはいつもの事なのか、付き人も止めはしない。
ふんわりと抱きつかれれば、その頭を撫でて]

御機嫌よう、アイリス。
3年ね……親の借金をそれだけで返せるんだから、あの娘も幸運だわ。

[3年後、まともな身体と精神を保てているかは知った事ではないが。]

近い内にまた「買い取り」お願いできるかしら。今度は母娘。

[同じ組織に属する女性同士、往来で物騒な会話を繰り広げる。
金貸しと水商売、二つの派閥の相性は悪くない。]

(86) 2010/03/16(Tue) 13時半頃

【人】 子守り パティ

(『華』は――)

[今回の件で組織の長の座を獲りに行く動きを見せるのだろうか。
探るような視線を一度向けるが、可能性は低いだろうと判断する。
強者に取り入って自分の地位を得る――それが前ボスの愛人であったこの女の、いつものやり口だ。]

(87) 2010/03/16(Tue) 13時半頃

【見】 受付 アイリス

[パティに頭を撫でられ、猫のように顔をくしゃりとして笑う様は、傍目ひとつの派閥を束ねる長には見えない無防備さ。
派閥の相性もよく、同性の幹部であるパティとは常からそれなりに交流がある。]

母娘ですか。
パティ様が連れてくる子は上物が多いですから、大歓迎ですわよ。
ま、母の方は多少トウがたっていようと商売道具として使えないことはないでしょう。
世の中、色んな趣味の方がいますから。

[くるりとステップを踏むようにパティの後ろから横に回ると、腕を組んで全く隠す気のない声量で耳打ちした]

お買いものをして、それからうちで少しお茶をしていきません?
女性同士、色々パティ様にご相談したいこともございますの。

[朗らかに笑って、だめ?とでも言うように小首を傾げてアイスブルーを見上げた]

(@4) 2010/03/16(Tue) 13時半頃

【人】 子守り パティ

似た物親子よ。
セットで売りに出せばスキモノが買ってくれるんじゃないかしら。
人の金も返さない屑野郎に限って、良い財産抱えてるものよね。
おかげでこっちも回収に困らないわ。
世の中うまく回っているわね。

[二人にとっての軽い世間話を交わしながら、腕を組まれるままに]

……そうね、良いわよ。

[女性同士のご相談。
幹部としてのものかはたまた別用か。
どちらにせよ、自らの力で独自の地位を築き上げてきた幹部の誘いを断る理由などは無い。]

あなたたちは先に帰ってなさい。
私は大丈夫だから。わかるでしょう?

[付き人たちを追い払い、アイリスとともに歩を進める。]

(88) 2010/03/16(Tue) 14時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 14時頃


【見】 受付 アイリス

―アイリス自宅―
[軽く繁華街を歩き、自分のシマの構成員の働きを確認しながら、露天を冷やかす。
部屋につけば、腕を解き、椅子を勧めた。
パティも何度か来たことのある部屋は、身分に合わぬ裏路地の狭いアパートの一室。
みすぼらしい外見と狭いスペースとは裏腹に、室内は質素だが綺麗に整えられていた。
昔から住居を変えていない。]

お付き合いありがとうございます。
たまには人とお買い物に行くのもいいものですわね。

[白いティーポットに入れた上等な茶をカップへと注ぎ落としながら、言葉を継ぐ]

そうそう、パティ様は次期リーダー争いには参戦されますの?
私は勿論致しませんけど。
―――毒殺は得意ですが、殺さぬ喧嘩は苦手ですもの。
残念ですわ。

[要人の暗殺も請け負っているのはチーム内でも知る者は僅かだろう。
それ故に、前ボスがアイリスを重用していたことも。]

(@5) 2010/03/16(Tue) 14時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 14時頃


【人】 子守り パティ

― アイリス自宅 ―

[腕を組んだまま繁華街を歩く自分たちは他者の目にはどう映っていただろうか。
その立場を知る者であれば、大組織の幹部二人が連れ添う様子に不穏な物を感じたりもしたかもしれない。]

そうね。お金はあっても、大抵の使いは部下任せだから。

[何度か来た事のある部屋、勧められた椅子に座る。
目の前の相手の身分に合わぬ住居。
祖父の代から組織の有力な地位にいた身、本来ならこのような場所、借金の取り立て以外で来る用はほとんど無い。]

……いきなり来るわね。

[リーダー争いに関する問い掛け。
多くの男女を踏み台にしてきた彼女の意図がまだ読めぬ故、すぐに答えはせず。]

貴女は……まあ、後に残るのが死体の山じゃ継いでも仕方ないか。

[殺すべからずという通達は伝わっていた。
無能な者を残す意味も無いと考えているので、遵守する気もあまりないのだが。]

(89) 2010/03/16(Tue) 15時頃

【人】 子守り パティ

ああ、閨での暗殺が通じない不能どもは残れるのかしら。
それも貴女にとっては面白くなさそうだけど。

[彼女が今回参加しないというのは本当の事と思っていて良いだろう。
勿論、まだ油断はできないが。]

……、いただくわ。

[カップが差し出されれば、茶を口にする。
今はまだ、争いは始まったばかり。
勝者に取り入って地位を守りたいであろう彼女が、有力派閥の幹部の一人である自分を毒殺するメリットは、現段階では無い。
この程度で不安を抱くような臆病者ではない、力ある者らしく堂々としていれば良いのだ。]

(90) 2010/03/16(Tue) 15時頃

子守り パティは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 15時頃


【見】 受付 アイリス

そうですねぇ、閨での暗殺が通じないような無粋な方は好ましくありませんわね。
折角、いい夢を見ながら逝けるというのに、可哀相。

[語る顔は朗らかな笑みを湛えたまま。
蔑まれることも、罵倒も聞きなれた耳にはただ右から左へと抜けていくばかり。
用意したティーカップは二つ。
その両方に茶を注いだが、席には付かない。

パティの首に腕を回すと、緩く抱きつくような姿勢でその膝に乗り、小さく首を傾げて笑む。
それからパティの唇にそっと人差し指を宛てた]

相変わらずお口が堅いこと。
ベッドでなら、また素直になって頂けるのかしら。

折角です、少し遊んでいかれません?丁度、私の蝶も退屈しているところでしたの。
ご安心ください、殺す気ならとっくに殺してます。

[長いスカートの長い切れ目から覗くのは、赤い蝶。]

(@6) 2010/03/16(Tue) 15時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 15時頃


【人】 子守り パティ

……、

[蠱惑するような誘いに、目を細める。
唇に宛てられた指をちろりと舐めた。
何度も交わした、同意の証。]

最初からそのつもりだと思っていたのだけれど。
いい夢の方は見せてくれるのかしら?

[自分が女にしか興味が無い事――今更言うまでも無い間柄。
既に細かい性癖まで把握されている身、彼女の技に、きっと口を割ってしまうだろうけど……それも悪くない。
すす、と蝶がある辺りに手で触れなぞった。]

(91) 2010/03/16(Tue) 15時半頃

【見】 受付 アイリス

[最初からそのつもり、と言われぺろりと小さく舌を出す]

聞きたいことはベッドで聴けと、いつもおっしゃるじゃないですか。
それに、葬儀だの何だので最近忙しかったですしね。
乾いてらっしゃるんでしょう?

[唇に宛た指先はそのままパティの白い喉元を通り過ぎ、鎖骨を辿り膨らみの間に。
代りに、唇には唇を重ねる柔らかな感触が触れる]

私の蝶は誰にでも羽を広げますが、殊の外パティ様のことは気に入っているようですのよ。

[相手を煽るリップサービスは嘘か誠か。
耳元で囁いた]

(@7) 2010/03/16(Tue) 15時半頃

【人】 子守り パティ

ん――……、

[重なり、離された二つの口からは細く糸が垂れ]

……そんな事も言ったかしら、ね。
結局、貴女に何かを隠し通せたことなんて無いけれど。
じゃあ…潤してもらおうかしら。

[膝の上の彼女を抱き上げ、ベッド――何度も借りたそこへと運ぶ。]

(92) 2010/03/16(Tue) 15時半頃

【見】 受付 アイリス

[抱き上げられ、猫の様にくしゃりと笑って頬摺りをひとつ。]

私、パティ様が次のリーダーだったら良いなぁって思ってますのよ?
きっと私、お役に立てますわ。

[ベッドへと横たえられれば、今度こそお互いの口腔の中で舌を絡める濃厚なキスを]

ええ、心行くまで潤して差し上げましょう。
私の蝶もパティ様の蜜を喜ぶことでしょう。

[二つの影は、深くシーツに沈み込んだ**]

(@8) 2010/03/16(Tue) 16時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 16時頃


【人】 子守り パティ

(どこまで……、)

[本当なんだか。
相手の身分と技を知っているからこそ、娼婦たちを束ねる彼女のことを信用し切れるはずも無いけれど。]

……貴女に損はさせないでしょうね。

[この誘惑に抗えるはずも無く。
二つの柔肌は重なって――]

(93) 2010/03/16(Tue) 16時頃

【人】 子守り パティ

― 数刻後 ―

……、

[裸体のまま、ベッドに腰をかけ紫煙を燻らせる。
結局、闘争に参加する意思を隠すことはできなかった。]

………そろそろシマに戻るわ。
これから忙しくなるでしょうし。

[同じベッドに横たわる女にそう告げて、衣服を纏いその場を後にした。**]

(94) 2010/03/16(Tue) 16時頃

子守り パティは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 16時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

―自宅―

[パピヨンの『蘭』のところからの通達――。
花瓶には血色の薔薇の花束が刺して有り、香り高く主張している。
ふんわりと包み込むような、大きくふわふわのソファで
膝に猫を乗せながら、それに目を通した。
それからふいに傍に控えて居る双子にも渡して]

…先手を打って参りましたね。

(構いませんけれど)

[さりとて、今はどこがどう、動くのか。
それが重要だ。
前長に、誓った忠義がほんものだからこそ、
自分本位な者達に任せられないのだ]

(95) 2010/03/16(Tue) 16時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[だから――先ずは様子を窺う。
動くのはそれからだ。
双子が黙したままと云う事は、情報は何も無いのだろう]

『ルーセント・カイン』…

(殺しが許容されたなら、少しはどこか…
潰れたでしょうに。
――これもお導きでしょうか)

[今までの【零】の歴史から流血の記録はほぼ末梢させていた。
窓の外を眺めながら、猫を撫ぜて独りぽつりと呟いた。
双子がマーゴに返して来た通達をはらりと床へ流して。
その上に、猫が舞い、着地した。
それを、マーゴのダークブラウンが見詰めて居る]

(96) 2010/03/16(Tue) 16時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

「――貴方さまの記憶を高く買い取ります――」

[抑揚も無く、淡々と発したのは、眼鏡を掛けた女だった。
金に困った客が、街外れのレンガ造りの地下室へと
脚を踏み入れて、そこで待っていたのは白衣を纏った女。
外から見た粗雑な造りとは裏腹に、
室内は最新機器に溢れていた]

「…金が、金が要るんだッ。
記憶なら、幾らでも売るから――!」

「畏まりました。
いつの記憶を買い取り致しましょう」

「いつのでもいいんだ!
兎に角高く買い取ってくれる記憶を――」

[呂律が回らなくなる程に、客は慌てている。
借金取りでも来たのだろうが、生憎そう云った
分野とはあまり縁が無いのが【零】だ]

(97) 2010/03/16(Tue) 16時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[【零】の一番の収入源は、『人間の記憶を売買する事』]

(98) 2010/03/16(Tue) 16時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 16時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

「買い取らせて頂いた記憶は。
二度と戻す事は出来ませんが――
宜しいですね…?」

[重たく圧し掛かるような重圧。
一瞬の躊躇いの後、客は覚悟を決めたように頷いた。
客は一番不幸だった記憶をと契約書にサインをして]

「――それでは、記憶を買い取らせて頂きます」

[他人の不幸な記憶は良く売れる。
自らに降り掛かる不幸ではないから、面白がって
こぞって買いに来るのだ。
だから値も高く付く。
客は厭な記憶を忘れ、偽りの幸福を手に。
いい事尽くめで【零】は回って居る]

(99) 2010/03/16(Tue) 16時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[――ただ、記憶があまりにも高額で売買される為、
依存者が出て、自らの記憶を売り払い――
廃人になるケースも出て居る。
勿論それに、【零】は関知しない。
契約書も有れば――
この街ならではのスラム街に身を投じる者も居る]

「…施術、終了で御座います…
お客様」

[感情の籠らない、冷徹な声が、
ひとつの苦しかった記憶を取り去った事を告げた。
そして客は多額の金を手にして街外れを後にする。
何を忘れたのかさえ、忘れた――倖せな。
逆に言えば憐れな客の背を、眼鏡の女は見送った]

[全ての記憶を毟り取る――何も残らない――【零】]

(100) 2010/03/16(Tue) 16時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 17時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 17時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

―自宅→街へ―

[ふわふわのソファから立ち上がり、窓の外を一瞥する。
それだけで、双子の少女達には
マーゴが外出するのだと知れただろう]

――……

[窓際に、猫が座って居た。
特等席となっているその場所から、動く気配は無い。
マーゴは口元に孤を描いて、外行きの服装に着替え
傘を片手に、双子の片割れと手を繋いで街へ出た]

マシン、気を付けて。

[マーゴは片手に傘を持って、片手で手を繋ぐ。
そして片割れの双子は探索へと出掛ける。
故に、双子を双子と認識している者達は少ない。
今日は、マシンが情報収集へと向かう日だ。
勿論――自らも表立って情報を得ようと、街へと繰り出したのだが**]

(101) 2010/03/16(Tue) 17時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 17時半頃


【人】 司祭 ブルーノ

―波止場にある『道』事務所―

[街の事務所よりも潮風の香りが漂うこちらの倉庫のある事務所の方が落ち着くのは、静けさだからだろうか。波のぶつかる音に威勢の良い声と海鳥の鳴声。何よりもここには女の声がしない。非常に心安らげる場所であった]

その分、必要な物をすぐに用立てることはできぬのだがね…。

[貿易業――密輸も兼ねた操業に対しての必要な書類を片付けたり、人員の手配や必要な箇所への根回し、得意先への帰国の挨拶も兼ねた商談など、海の向こうで日々続けてきた作業をこちらでもこなしていた]

(102) 2010/03/16(Tue) 18時頃

【人】 司祭 ブルーノ

[一通り終わるのを見計らって部下の一人がお茶と共に差し出してきた、名簿のようなものをチラリと見ると、やれやれと肩を指で揉みつつ溜息をつく]

ふむ、長いこと空けていたからこちらも随分と埃が溜まって来てしまっているようだね。

[想定よりも、幾分か良くないとはその部下の評。ブルーノの身の回りを固めるスタッフはあちらで採用した者もいるが共に海を渡った者が中心。側近である彼もその一人だった]

いやいや、仕方がないよ。長く人が住まぬ家は傷むものだ。留守中に鼠にやられたとて、誰がそれを責めるというのか。どれだけ万全の手配をしてやってきていても、あちら(印度)の家も日に日に腐敗していくものだ。

だがまあ、戻ってきたからには大掃除は必要、だろうがね。

[本家よりもまず、自分の家の掃除が先だろうと呟き、こういう時に身の回りの世話をしてくれる家政婦がいないのは不便な事だと苦笑い]

(103) 2010/03/16(Tue) 18時頃

【人】 司祭 ブルーノ

おっと、そうだ。サイラス君にも連絡を取ってみるのを忘れておった。
一度会って話がしたとの手紙を認めるから、届けておいてくれ。
お互い忙しいだろうから、機会を作るのは大変かも知れないがね。

[好事家にでも売れば幾ばくかの金にはなるだろう小振りの中国製の壷を土産に、ボスを偲んで酒でも飲もうという文面の手紙の使者を送った]

どこもかしこも大掃除か…。
やれやれ、どこかに白痴で唖で盲で命じられたことだけをただこなすだけの家政婦などいぬものかな?**

(104) 2010/03/16(Tue) 18時頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 18時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

―街道―

[こつこつと、思案しながら街路を行く。
 通達に関しては混乱なく浸透したようだ]

――……一先ずは
私共《ZerO》を守り高める施策と理解されるのは有難い事

[これを機に、優れた頭角を現す者も出よう。
 代替わりが済めば、それらを見合った地位に就ける必要もある。
 いずれにせよ殺人を禁じるのはゲームの間のみ。
 条件さえ整えば、膿と蛆を一掃する事に躊躇はない。

 寡婦風情が指図する事を快く思わぬ者も多かろうが、
 それも、此度の一時の事。
 従者の男は意を得たようで、僅かに頭を下げた]

(105) 2010/03/16(Tue) 18時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 18時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

……今後 私共《ZerO》に資する者
貴方はどう考えます?

[亡き長への忠誠と、此度の件に参じる程度の野心を持ち、
 組織に資する人物、派閥。
 意見を求めると言うより試す調子で、
 従者に振り向かず声を掛ける]

「……<<司祭 ブルーノ>>様など如何でしょう」

(106) 2010/03/16(Tue) 19時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[国外を奔走する古豪の名を部下から聞き。
 表情が動いたか否かは、帽子に隠れて見えはすまい]

――……そうですか

[あの、女と言う者に対する了見の狭さは、
 亡き長を思えば人を統べる度量として愚かしく。
 ルーセント・カインの宝を『蘭』が手にして後は、
 いずれ子が成人する迄の後見に、との考えも過ぎるが]

紳士の姿勢(レディ・ファースト)と言う物を
身に着けて頂く機会があれば宜しいのだけれど
……そうですね 貴方の考えは解りました

[引き込む事は不可能でも、多少の協力は出来よう。
 利害の判断は取れる男だ]

(107) 2010/03/16(Tue) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

―『烏』拠点―

[元薬屋の店舗が、『烏』の拠点であった。つまりはサイラスの自宅である。
両親から店と共に受け継がれた莫大な借金のせいで、店をたたむ事になってしまった。だが、その代わりに商売では手に入らないような貴重な経験と、自分の居場所が手に入った。サイラスにとっては、それで十分だった]

……ブルーノの翁が。
なるほど、そちらの時間が在る時に是非にと返しておいてくれないか。こんなものも戴いてしまったしな。

[売り払えば資金になる。ボスが居なくなってしまった今、資金の調達も考えなくてはならない。
薬を売る空間ではなく、仲間と連絡を取り合う空間となって久しい一階の店舗エリアで、サイラスは数人の仲間から情報を得ていた]

(108) 2010/03/16(Tue) 21時頃

【見】 受付 アイリス

―回想・自宅―
[>>93損はさせない。その言葉だけで十分。]

貴方が最強を証明してくださるのを楽しみにしています。
その暁には、ずぅっとパティ様のお傍で、終わらない夢をお約束しましょう。

[>>94そして、数刻後。裸体のままベッドに腰かけ紫煙を燻らせるパティを、やはり裸体のまま気だるさに任せてうつぶせに転がったまま眺める。]

そうですわね。
今日も素敵でしたわ、パティ様…なんて。
また乾いた時は、お気軽にお声かけくださいまし。

[悪戯めいた笑みを浮かべ、衣服を纏い出ていく女を、ベッドに裸で転がったまま手を振って見送った]

(@9) 2010/03/16(Tue) 21時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 21時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 21時頃


【見】 受付 アイリス

―裏路地―
[暫くして、自身も衣服を纏い直し、パティとの買い物で買いだした大量のお菓子や食糧の入った袋を持って古アパートの一室を出る。
向かった先は、『湖』に所属していない、拠り所のないストリートチルドレンのいる裏路地の一画]

お待たせ。
遅くなってごめんね。

[前ボスは拠り所のない子ども達に定期的に施しをしていた。前ボスが死んだ今でも、...はそれを続けている。
ボス自ら赴くこともあったが、大抵は己の仕事だった。
正妻は金持ちの相手や体面を保つ事が役目のようで、あまりこういう場所で目にしたことはない。自分が見ていないだけなのかもしれないが。
こういう場所は馴れていたし、何より自身もここから這い上がったクチだったから抵抗はない。それ故に適任と思われたのもあるのだろう。]

大丈夫、みんなの分、あるから。

[我先にと手を出す子供たちを朗らかな笑顔で宥めながら、食料を配分した]

(@10) 2010/03/16(Tue) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[『烏』。
サイラスを含めて、組織のあぶれ者達の集まりである。実際、彼等の中に組織――『ZerO』に貢献するという意識は希薄だった。彼等は先代ボスのために、あるいは派閥のために、またあるいは自らの暴力的な衝動を発散させるために、この派閥に籍を置いている。
少なくともサイラスにとって、自分達の主はZerOそのものではなく、死んだ先代ボスであった。先代ボスの手足となるため、彼は実働部隊の一つとして、『烏』を作り上げた。
即ち、先代ボスのために。ボスの厚意を裏切りし者には、制裁を。
――それは、ボスが亡き後も同じこと。

この組織は、一枚岩ではない]

先代ボスの遺志を受け継がぬ者に、組織の頂点を獲らせる訳にはいかない。
我々は、そのために――そのためだけに、このゲームに参戦する。
異論は、ないな?

(109) 2010/03/16(Tue) 21時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 21時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 21時半頃


【見】 受付 アイリス

―旧薬屋周辺街道―
[子供たちに持っていったものを全て配り終え、少し遊んだ後に、のんびりと立ち上がる

「えー、もう行っちゃうの?」

そんな風に服の裾を掴む子供の頭をぽんぽんと撫でて宥め]

また、来るから。
そしたらまたあそぼぉね。

[その場を後にし、大通りへと歩き始めた。]

……ああ、ここは、確か。

[一応今後の身の振り方などを考えながら歩いていると、旧薬屋の前を通りかかる。
昔、借金取りに追われている処を匿った男の生家を見上げる。
それが今や、己と肩を並べる幹部になっているとは当時は思いもしなかった。
勿論、その時は自身も一介の娼婦にすぎなかったわけだが。]

(@11) 2010/03/16(Tue) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[上がったのは同意の声。満足そうに頷き、サイラスは仲間の面々を見回した]

ここに居ない仲間達に、その旨伝えておいてくれ。
そういう訳だから――我々は、まずは見極めなくてはならない。どの派閥が我々の『敵』であるかを、しっかりと。
ああ、もちろんあの豚は論外だ。最悪の事態になりそうなら、出なくてはならないかもしれないな。

[最終的には、参戦する全ての派閥が『敵』になるかもしれない。
だが、早急に決めつけるのは危ない。ただでさえはみ出し者の集まりで、派閥の規模も大きくは無いのだ。
散っていく仲間達を見送る。サイラスの店は、単なる集会場以上の意義を持たない。仲間達には、仲間たちそれぞれの家が在る。
――逆に言えば、そこまでの面倒を見れる程の組織ではないのだ。

がらんとした部屋で、一人溜息を吐いた]

(110) 2010/03/16(Tue) 21時半頃

薬屋 サイラスは、窓の外にアイリスの姿を見るだろうか。少しの逡巡の末、ドアを開けて顔を出した。

2010/03/16(Tue) 21時半頃


受付 アイリスは、薬屋 サイラスに笑顔で手を振った。入って良い?と問いかけるように首を傾げ

2010/03/16(Tue) 21時半頃


【人】 道化師 ネイサン

―繁華街―

[部下へいくつかの指示をした後、アジトを出る。
 背にした建物にはそこは一帯の大道芸人達の元締めたるギルドの看板。
 所属する者の中には堅気の者も少なくはないが、
 芸人としてはともかく各々のプライベートへの興味は薄い。
 己の出自もさるながら、そのギルドの長という立場は隠れ蓑にはちょうどよかった。

 繁華街の中央の広場。
 噴水を囲むようにベンチや石段のある場所へ顔を出し、
 たどたどしい手品を疲労している新入りの様子を伺う。
 地味ではあるがセンスのあるスーツに白塗りの顔を観衆の中に見て、
 まだ手慣れていない芸人は慌てて手元をミスした]

おやおや。顔を出さないほうがよかったですかね。

[小さく笑ってつかつかと芸人の横へ。
 取り落とした手品のタネを拾うためにさりげなく身をかがめながら、
 石畳の上に伸ばした手と反対の手に作り物の花を咲かせて客の目をそちらへ引く]

(111) 2010/03/16(Tue) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[手を振る彼女の姿を、静かな瞳で見つめる。
同じグループの、別の派閥のリーダーだ。見極めなければならない一人である事は間違いないだろうが――]

……何か用か?

[入って良いかとの問いかけには、そう問いかけて返す]

(112) 2010/03/16(Tue) 21時半頃

【見】 受付 アイリス

[>>112 声をかけられれば、嬉しそうにして扉へと近づく]

用がなければ、来てはいけませんの?

[職業に比して化粧気の薄い唇は弧を描き、後ろで手を組んで真っすぐに目の前のサイラスを見つめる]

無いわけでもありませんわ。
今後のことについて、少しお話しておけたらいいなぁと思って参りましたの、サイラス様

…そんなに冷たくなさらないで、寂しいですわ

[少し拗ねたように見上げた]

(@12) 2010/03/16(Tue) 22時頃

【人】 道化師 ネイサン

さあ、この若いマジシャンへ皆さんの激励の拍手を!

[観衆を飽きさせぬよう声をかけ、恭しく芸人へその花を差し出し花と共に拾ったタネを渡す]

さあ、お客さんがお待ちですよ。頑張りなさい。

[描いた笑顔のまま帽子を取って観衆へ一礼し、そこを後にする。
 ―視界の端に何か用件がありそうな部下の姿を留めていた]

「ご報告が」

歩きながら聞きましょう。

[観衆の輪から離れた場所でそっと近寄ってきた部下へ視線を合わせずに言葉を向ける。
 通りを行く足は止めず、《ZerO》の縄張り内で
 別の組織の不審な様子を見たという部下の報告を聞く]

(113) 2010/03/16(Tue) 22時頃

【人】 寡婦 パピヨン

―カフェ―

[繁華街の一角に、行き着けの店があった。
 良い陽気だったので、オープンテラスに席を取る。
 従者はこの時だけは、物静かな連れ合いのように供をする]

あら……――
あの子を連れて来れば良かったかしら

[広場の噴水前、道化が芸事を披露しているのが見えて。
 誰かに語り掛けるように、一人呟いた]

(114) 2010/03/16(Tue) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

[拗ねたような瞳。呆れたように呟いた]

その喋り方は何とかならんのか。――全く。

[言いつつ、彼女に恩があることには変わりない。
仲間との打ち合わせも済んだ。誰も居ない部屋を振り返り、しぶしぶと頷く]

今後の事、か。
そちらはどうするんだ。出るのか?

[がらんとした元店内。中央におかれた一台のテーブルと、数脚の椅子。
その内の一をアイリスに勧めつつ、問いかける]

(115) 2010/03/16(Tue) 22時頃

【人】 道化師 ネイサン

「花籠の取引のような気がしますね」

[花籠とは、グループ内で麻薬を指す言葉。
 それが本当ならばこちらの組織のダメージになるのだが]

何処の者で、どのくらいの影響があるか突き止めなさい。
ああ……潰さなくて結構。

[手を帽子の縁へ伸ばしながら静かに命令をする。
 泳がせろ、とは今までとは違う指示に部下は聞き直すように見るが、
 それは口元に描いたものではない笑みを返しただけ。  そこにリーダーの真意を悟った部下は、わかりましたと言って離れていった]

身内とはいえ、庇う理由はありません。

[帽子をかぶり直し、また通りの辻に立つ芸人達を見ながら歩きはじめた。
 影響を受けるのは実際に末端に売っている者達かはたまた密輸担当か。
 いずれにせよ今は他のグループへ厄介事が増えてくれるならそれでいい]

(116) 2010/03/16(Tue) 22時頃

【人】 道化師 ネイサン

――ん?

[部下と離れ広場から通りへ数歩出たところでふと広場を振り返った。
広場に面した店の中に、見た姿があったような―気がしたからだ]

(117) 2010/03/16(Tue) 22時頃

【見】 受付 アイリス

[渋々でも部屋へと通されれば、意に介した様子もなく軽い足取りで勧められるままに椅子へと腰掛ける。]

あら、チームの幹部とお話するのだから、これ位の言葉使いは必要ではなくて?
それとも、あの日拾った濡れ鼠と同じように暖めて欲しいのかしら。
―――それは、話が済んでからにしてくださいな?

[テーブルに肘を置き、頬杖をついてからかうような軽い口調で笑む。
出るかどうか問われれば、笑顔のまま即答した]

出ませんわ。
私の派閥のことはご存じよね?
娼婦と男娼が殆どの構成員ですもの、例え小規模である貴方の派閥と闘ったところで勝ち目はありません。
乱暴は、苦手です。

サイラス様は、どうなさいますの?

(@13) 2010/03/16(Tue) 22時頃

道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 22時頃


【人】 寡婦 パピヨン

―カフェ―
>>117
[若い道化――遠目に派手な衣装を見た感覚だから、不確かだが。
 これから芸事を始めようと言う所に近付き、
 そして間もなく離れる人影は目に捉えていた。
 それが、表では粧いを解かない『幻』である事には気付いていた。
 広場から消えた行き先は、知りようがないが]

皆様お忙しいようね

[世間話をしつつ、手品の喝采を見届けると通りを眺める。
 視線の先に、組織の幹部の姿はあったかどうか]

(118) 2010/03/16(Tue) 22時半頃

【人】 道化師 ネイサン

―広場―

[広場の入り口へ戻って、あたりを見回した。
 カフェの中に探していた人物を見つけ、やはり見間違いではなかったと息を吐いた]

ご挨拶、しておくべきでしょうね。

[小さく肩をすくめそちらへ向かおうとして、視線が交差する>>118
 その場で恭しく一例をし、仕草でご一緒しても?と問いかけた。
 それは道化のそのものの動きに見えるだろう]

(119) 2010/03/16(Tue) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[彼女が椅子に座るのを見届ければ、無言でカウンターの奥へと一度引っ込む。
薬屋を営んでいた時から、カウンターの奥は小さな厨房として使用していた。
コーヒーを注いだカップを彼女に差し出し、サイラスもまた椅子へと座る]

恩は感じているが、今は別に冷えてはいない。

[笑み混じりのからかいには、素っ気なくそう返す]

そうか。
――殺人は御法度、らしいからな。確かにそちらではではやりにくい、か。

[乱暴は苦手。その言葉には眉を跳ねあげて、皮肉気味に小さく笑う]

私は、一応出ようかと思っている。
亡き先代の遺志を踏みにじるような者が頂点を獲るような事になったら、そう考えるとな……
あのヨアヒムとかいう男の様子を見ていると、どうしても不安になってしまう。

(120) 2010/03/16(Tue) 22時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>119
[視線が行き交い、道化の一礼を受ける。
 帽子の下で、紅を引いた唇が柔らかく持ち上がった]

――……ご機嫌麗しく 是非どうぞ

[同じテーブルに、手早くネイサンの為の席が作られた。
 立ち上がり手を開き、そこに招く]

(121) 2010/03/16(Tue) 22時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

―街内の『道』事務所―

[港倉庫の奥で"ほんの所用"を済ませて、...は街の事務所に戻る。
昨日までいた事務所の人間の殆どが姿を消していて、慌しく動いているのは今日新たにこちらに配属された部下達のみ。主の不在中、"周囲"との付き合いも程が過ぎると、という事なのか、退職した彼らも今はどこかで安らかな時間を過ごしている事だろう]

うむ、大分"綺麗"になったようで何よりだ。

[静かになった街事務所内を一度見回してから、昼食をとりに数名と共に街へと繰り出した]

(122) 2010/03/16(Tue) 22時半頃

【見】 受付 アイリス

[差し出されたコーヒーのカップを受け取る時にその両手を包む。]
ありがとう。
[ふぅふぅと吹き、それから何の疑いもなくその液体に口をつける。
毒を盛られることなど微塵も心配していない。
サイラスはそういう手段を用いる男ではない、と踏んでのこと。
素っ気ない返事には、成長した子を見るように穏やかに目を細めた。]

そう、良かった。
寒いのは、とても辛いでしょうから。
貴方がもう凍えることがないのなら、私はそれで良いの。

[皮肉気味に笑うサイラスの返事は、コーヒーを啜りながら聞いた]

貴方ならそう言うと思っていましたわ。
先代も貴方のことは信頼しておりましたから、きっと喜んでらっしゃるわ。
それが聞ければ満足です。観戦するにも、どの派閥が参戦するのか解らないのでは困ってしまいますから。

[それから、笑みを崩してくしゃりと笑うと]

サイラスは本当に、喧嘩が好きねぇ。

(@14) 2010/03/16(Tue) 22時半頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 22時半頃


【人】 道化師 ネイサン

―カフェ―

[口元の紅色が上がって、同意を得たことを悟る。
 テラスへ近づき作ってもらった席にまた恭しく礼をし]

マダム、この度はなんと申し上げたものか―。

[教会では言い損なっていた言葉を途中まで口にして、
 彼女の傍らに息子の姿がないことに気がついた]

おや、お坊ちゃまはおいででないのです?

[席につきながら問いかける]

(123) 2010/03/16(Tue) 22時半頃

道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 22時半頃


【人】 薬屋 サイラス

[『華』は観戦。
――その言葉を聞いて、無意識に安堵の息が漏れた]

喧嘩が好きという訳では、ない。
だが――私にはこんな形でしか、先代に貢献できなかったから……
ついてきてくれる仲間達には、感謝しているよ。

[アイリスの思いがけない笑顔に瞬くが、サイラスも顔を綻ばせた]

……そっちは、誰に後を継がれるような事になっても、変わらずにやるのか?

(124) 2010/03/16(Tue) 23時頃

【見】 受付 アイリス

[綻ぶサイラスの笑顔の鼻先をつんとつつく。]

いーえ、貴方喧嘩好きなのよ。
幾ら先代が捨て置けと言ったところで、裏切り者は許さないってどこまでも追っかけてっちゃうんだから。
本当、心配だわ。

[誰が継ぐことになっても、と言う言葉には、少し睫毛を伏せる]

そうね。
有り得ないとは思うけれど、例えヨアヒム様がボスになろうとも、私は次のボスの付き従い侍るでしょう。

不本意であろうと、
それ以外に、非力な『華』の構成員を守る道は、ないもの。

[ヨアヒムの顔を顔を思い浮かべ、少しだけ憂鬱な顔をした。]

(@15) 2010/03/16(Tue) 23時頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>123
[礼を取るネイサンに、構わないと言う風に手を揺らして。
 先ず着席しながらの問いに答える]

ええ……抜けられない仕事がございまして
息子は今は 家におります

[組織《ZerO》全体、あるいは実動派閥の為の資金調達。
 そして、良好な外交の推進。
 名を持ち表に立つ花。『蘭』の務めによる影響は大きい。
 ボスが行い、優れた者を見出だして来た貧しい者達への施しも、
 表裏の資金力に裏付けられてこそ]

お気遣い……―― 痛み入ります
夫も皆様に偲ばれて 安らかに眠れる事かと存じます

(125) 2010/03/16(Tue) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

― 裏路地 ―

[歩みを進めていると、少年が裏路地の奥を気にする素振りを見せたので、行かせてやる。
暫く待っていると、後ろに束ねた髪の毛がぐしゃぐしゃになった状態で戻ってきた]

……また?

["また子供たちに尻尾で遊ばれたのか"。
その問いに少年は頷いて苦笑する]

『あいつら、今日は特にご機嫌で。
何があったのか聞いたら、華のリーダーが来たって』

ああ……。
…あの人か…。

(126) 2010/03/16(Tue) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[目深帽子の口許に浮かぶ仄かな揺らぎ。
 ネイサンの気遣わしげな言葉を聞いたからか]

これからは 私共が"家"を支えてゆかねばなりませんから
しっかりしなければ いけませんね
――……私には あの子もいるのですから

[間を見計らってカフェのボーイが訪れ、
 ネイサンに注文を伺うだろうか**]

(127) 2010/03/16(Tue) 23時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 23時半頃


司祭 ブルーノは、異人街でパスタをむしゃむしゃ。「飯だけはなぁ…」と部下達と共に海の向こうの思い出話に花を咲かせる。

2010/03/16(Tue) 23時半頃


【人】 執事見習い ロビン

あの人は…参加するのかな。このゲーム…。
……今後のことを考えると、敵に回したくはないんだよね…。

[売春婦と宿屋。水商売と酒場。――切っても切れない関係。
それ故に、派閥の敵対は互いに益のないことで]

………それも…調べておいて。
"やる気のある"派閥だけじゃなくて……"やる気のない"派閥の情報も…必要だから…。

[はい、と短い返事。
それから更に端的な指示を下したあと、少年とは別れた。

一人、特に目的地も定めず街の中を歩き出す]

(128) 2010/03/16(Tue) 23時半頃

【人】 薬屋 サイラス

仕方がないだろう。
ボスも、甘い。裏切り者をおめおめと逃がしておいて良い理由などどこにもない。
ただでさえ、この組織は一枚岩ではないというのに……

[アイリスの言葉を聞きながら、喚いていた豚に思いを馳せる。
あんなのを生かしておいてしまったのは――実に失敗だった。だが、彼もまた、自分が後継者であると思い込めるほどにはボスに目を掛けられていたのだ]

……流石だな。私にはあの豚に頭を下げる気など微塵も起こらないよ。
だから、出る事にした。――結局、不器用なだけなのかもしれない。

[微かな憧憬を込めて、かつての恩人を見つめ、小さく笑う]

(129) 2010/03/16(Tue) 23時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 23時半頃


【人】 道化師 ネイサン

―カフェ―

なるほど。悲しむ間もないとは―心中お察しいたします。

[相手は亡きボスの妻。それだけで立場は上か。
 組織―主にその中心機能に関しての諜報活動をするなら
 報告の際にボスと共に見えたこととて幾度かはあるだろう。
 その度に一つ下の立場として振舞うのが常となっていた。

 表の顔での活動から資金の捻出は可能であるとはいえ、
 《ZerO》から調達する資金とて少なくはない。
 その活動内容からも、やはり対等とは言いがたいのだが]

そうでしたか。
先ごろお会いしたときにお坊ちゃまが象を見せろと仰られたのには驚きましたよ。
ああ、象といえば…海の向こう、象のいる国から戻られた御仁もいらっしゃる。

[そこでボーイが現れた。
自分にはコーヒーをと告げ、パピヨンへ目を向ける。
彼女が何か頼むならそれを、と言って席からボーイを遠ざける]

(130) 2010/03/16(Tue) 23時半頃

道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/16(Tue) 23時半頃


【見】 受付 アイリス

[小さく笑うサイラスに、気を取り直して普段の朗らかな笑みを取り戻す。]

リーダーとしての務めは果たさなくちゃ。
本当は、面倒なこと嫌いなんだけどね。私を慕ってついてきてくれている子を危険には晒せないでしょ。

[『華』は以前は男のリーダーだった。何者かに暗殺されてからアイリスがリーダーになり、異常に割高だった上納金を是正するようボスにかけあった為、彼女を慕う構成員は多い。
そも、彼女自身も異常な上納金を支払う立場だった訳だから、自分のためでもあったのだが。]

不器用…そうね、とーっても不器用だと思うわ。
でも、その真っ直ぐさが貴方の魅力。
もしボスになっても変わらないでいてくれたら、嬉しいな。

[冗談めかした口調で言うと、再びくしゃりと笑ってサイラスの鼻先を小さく啄ばんだ。]

(@16) 2010/03/16(Tue) 23時半頃

【人】 道化師 ネイサン

―カフェ―

[去るボーイをしばし見たあと、広場に起きた拍手にそちらを見た。
先程の若い芸人が、なんとか出し物を終えたようだ。
それに小さな笑みを浮かべ、不意に口を開いた]

流した涙も乾かぬうちに何も起きなければよいと思っていたのですが、
あのような遺言を残されては、何かが起きるのは必至。
ボスも、最後の最後に難題を置いて逝かれたものです。

[穏便派を繕いつつ、憂うような言葉を向け]

組織とは大きな家のようなもの。
マダムのいらっしゃる”家”がなければ我々は散り散りになるだけ。
跡継ぎのお坊ちゃまのこともお護りせねばなりません。

私共でよければいつでもお呼び立てください。
微力ですが、お力になれれば―…おっと。

[ボーイが注文の品を持ってくるのを見て、ふ、と口を閉じた]

(131) 2010/03/17(Wed) 00時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 00時頃


【人】 薬屋 サイラス

どこも――そう、だな。

[派閥の長である事。幹部である事。
多かれ少なかれ、構成員を抱えている身である。時には集団の利を最優先に――いや、集団の長である以上、常に集団の利を求めて行動しなければならないか。
朗らかに笑う彼女だが――幹部となった女だ。僅かにだが、頭の下がる思いがした]

私がボスになるかどうかは、未だ分からない。実働隊を謳っているとはいえ、構成員の数だって少ない。
もしボスになれても、性質を直ぐに変えられるほど柔軟ではないさ。

[鼻先を小さく啄まれる。
虚を突かれてアイリスを見返すが、まんざらでもなかった]

(132) 2010/03/17(Wed) 00時頃

【人】 司祭 ブルーノ

―広場―

そうそう、ところでイタリアの花は何と言ったかな。ああ、雛菊か! 自分のところの花で我慢していればいいものを、隣の花は青いとはよく言ったものだな。
ん? おやおやそこでお茶するのはネイサン君と未亡人ではないかね!

[部下と先ほどのイタリア飲食店での話題について話しながら歩いていると、広場のカフェで見知った顔を見つける。地声が大きい翁らしく、遠くからも届く声]

腹ごなしの散歩もかねて大道芸でも冷やかしに来たのだが、思わぬ出会いもあるものだ。
大事なお話中かね? もしもお邪魔でなければこの老人もご一緒しても宜しいか?

[主の唐突さに慣れきっているのか、部下達はすぐさま聞き耳を立てられない距離に留まりつつカフェに入る]

(133) 2010/03/17(Wed) 00時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 00時頃


【人】 道化師 ネイサン

―カフェ―

[目の前の未亡人の口元の揺らぎには気付いたのか否か。
 もっとも話をしながらもカフェの客の様子や広場を行き交う人々を視界に納めていれば、それも把握のうちか。
 しかし白塗りの面に浮かぶ感情はないのはいつものこと。

 運ばれたコーヒーを鼻に近づけ香りをかいで]

少々乱暴に淹れられたようですな。

[くつ、と笑ってカップに口をつけ―広場からかかる声に止まる手。
 コーヒーは唇に触れることはなく、カップは口から離された]

(134) 2010/03/17(Wed) 00時頃

【人】 道化師 ネイサン

おやおや、噂をすればなんとやら―…。

[目を細めパピヨンを見、それから大声の主へと視線を向けて]

これはブルーノ殿、お久しゅうございます。

[恭しく礼をする]

[ちらとパピヨンを窺うのは、かの人物が女性を嫌うことを知っているから。
 しかし断るほどの理由はなく、己の隣の椅子を引き]

ええ、ええ、どうぞ。
今ちょうど、象の話をしておりましたところでしてね。

[言いながら、どうぞ、と仕草で示した]

(135) 2010/03/17(Wed) 00時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 00時頃


【人】 子守り パティ

― 街内 / 『月』事務所 ―

……まだ表立って抗争を開始した派閥は無いか、さすがに。

[事務所に戻り、部下からの報告を聞く。
各組織、普段と違う動きを見せている様子は多々あれども、それが抗争目的かボスが死んだからかは判断できなかった。]

……どこもまだ様子見と言ったところかしら?
でも、ま。そのうちはっきりしてくるでしょう。
他に。何か変わった事は?

(136) 2010/03/17(Wed) 00時頃

【人】 子守り パティ

――ふぅん。

[続く報告に、眉を寄せた。]

客が、増えてるのね?

[金の流れは世情の流れ。
自分の派閥が受け持つ業務――金貸し業の詳細なデータを持ってこさせ、目を通す。]

……麻薬絡みだ、コレ。
《ZerO》の勢力が強いエリアを中心に貸し件数が急激に増えてる。
ちっ、どっかの工作かしら。

[数値と経験から、原因に予測を立てた。
薬漬けどもに貸した金は回収不能な事が多い。
自分たちにとって特に影響が強い厄介事に、苛立たしげに舌打ち。]

(137) 2010/03/17(Wed) 00時頃

【人】 子守り パティ

至急、出所を突きとめなさい。

[部下に命令を下す。
恐らく、混乱に乗じて組織の力を削ぎに来た他の組織の仕業だろう。]

……下らない内輪揉めに、さっさとケリを付けた方が良さそうね。

[『月』はその業務上扱える金も多く、数多の客からの取り立てを円滑に進めるため構成員も武闘派が多く揃っている。
それだけで後釜争いでは有利な位置につけているはずだが……麻薬の件、長く放っておくと特に強く影響を受けて力を削がれる派閥でもある。
時間が経つ程に、不利となるのだ。]

(138) 2010/03/17(Wed) 00時頃

【人】 子守り パティ

ちっ……目立つ動きは避けたかったけど。
荒事の準備もさせておきなさい。
私の合図一つで動けるように。

[先手を打ち、即攻をかけた勢いに乗る。
今後の方針をそう決めて。
これで、後はどこの派閥が闘争に加わるかはっきりすれば良いのだが。]

……私は外に出るわ。準備の方、ぬかり無く。

[この身で直接、街の気配を感じ情報を仕入れよう。
銃を胸元に隠し持ち、事務所を後にする。]

(139) 2010/03/17(Wed) 00時頃

【人】 司祭 ブルーノ

―カフェ―

[先日は慌しくて申し訳なかったという>>39での手紙の一件で寡婦に形ばかりに軽く詫びた後、象の話に食いつく素振りに紛れて専らネイサンの方ばかりを向いて話し続ける]

ふむ象か! サーカスにはつきものだしのう。アレは運ぶのが実に大変でな。儂のところのスタッフも何人か象と共に…ああ、かの御子息は見たことがおありかな。なければ一度見に行くと良い。儂は一度背に乗せて貰ったことがあるが流石にそこまではお勧めせぬがの。

[子守は子守らしくしていればいいと言わんばかりの口調を隠そうともせず。その癖、そんな話を続けることで場が白けそうになれば]

そうそうネイサン君。君のところはほら…なんだ。色々と人よりも物知りになれるところだろう。そこで少し相談があるのだが…

(140) 2010/03/17(Wed) 00時頃

子守り パティは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 00時頃


【見】 受付 アイリス

[立ち上がり、驚いた顔で見返すサイラスのコーヒーを持つ手をそっと包む]

ルーセント・カインの宝かぁ。
本当にあるのかな。お伽噺だとばかり思っていたけれど、あるなら見てみたいよね。
応援してるわ、見つけたら見せてね。

…でも。あまり無茶をしないでね。

[やがて手を離すと、立ち上がる。]

コーヒー御馳走様。美味しかったわ。

(@17) 2010/03/17(Wed) 00時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 00時半頃


【人】 薬屋 サイラス

先代も、追い求めた宝だ。
追い求めて、手に入れる事が出来なかった。

[手と、アイリスの顔を順番に見やって。
結局宝とは何なのだろうと、考えた]

――こんなものしか御馳走できないが。

[苦笑しつつ、カップを片付けるために立ちあがった**]

(141) 2010/03/17(Wed) 00時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 00時半頃


【人】 道化師 ネイサン

―カフェ―

[ブルーノがパピヨンへ何をか詫びるのを片耳で捉えながら知らぬ振りでコーヒーを一口。
 パンパンと軽く手を叩いてボーイを呼び、ブルーノへご注文をと仕草で示しながら、話に笑みを浮かべた]

私も幼いころは苦労したものです。
あれを運ぶとはどれだけの労力か、考えただけでもぞっとします。

[くつ、くつと喉を鳴らして笑う。
 やはりパピヨンを蔑視している様子に眉を下げながらも己の思い出話もかぶせ、機嫌を伺えば]

―は、ご相談?ブルーノ殿が私にとは、また…
一体どのようなご用件ですかな?。

[諜報部隊のことは組織の上層や各グループのリーダーなら知っている筈だし、 こうやって街中で捉まって何かを問われることもないわけではないが―]

お戻りになってそうそう、面倒ごとでも?

[僅かに首を傾げれば、多少おどけたような絵面になるか]

(142) 2010/03/17(Wed) 00時半頃

【見】 受付 アイリス

あ、洗うのに。

[サイラスが頼むと言えばカップを洗い、良いと言えばそのまま彼に任せる。
そして、戸口に向かう頃には幹部の口調に戻る]

では、私はこれで失礼しますわ、サイラス様。
お忙しい処お時間を戴きありがとうございました。

では、また

[一つ礼をすると、その場を後にした。]

―→街道―

(@18) 2010/03/17(Wed) 00時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 00時半頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 00時半頃


道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 00時半頃


【人】 司祭 ブルーノ

いやいやいや、大したことではない。
ふと"お若い二人"の姿を目にして、今唐突に思いついただけのことじゃよ。

[テーブルにあるネイサンの珈琲を見て「ふむ君は珈琲党だったかな」と呟く。ボーイが来ると自分は紅茶を注文。「その昔、紅茶を飲むと背が伸びないと学者共が言ったらしいが知っておるかね」などと戯言を挟みつつ、ボーイが遠ざかると]

実はだ、若い頃から働いているせいで儂もあまり学がない。
そのせいかせっかちでまどろっこしいのが苦手でね。率直に聞くがキミは此度の件に"深い憂慮を覚える側"かね? それとも"信じて時を数えて待つ側"かね?

[地声である大声は影を潜ませつつ、テーブルの上で指を組む。珈琲の黒く反射した水面に話しかけた相手の顔を覗き込むようにして間接的に眺める]

(143) 2010/03/17(Wed) 00時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 00時半頃


執事見習い ロビンは、一人で街中をうろついている。その姿は一見、無防備。

2010/03/17(Wed) 00時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

―回想 ブルーノが現れる前―

[ボーイには紅茶を注文した。
 子が象を見たがったと言う話に相槌を打つ]

最近特に 好奇心が旺盛になって……
ご無理を申し上げたのなら 申し訳ない事ですわ
ブルーノ殿がお戻りになった事は私も存じております

[広場の道化が成功を収めるのを見届けながら]

そう仰って下さる事 頼もしく思います グレインジャー殿……
主人も貴方の事を頼りにしていました

(144) 2010/03/17(Wed) 00時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 00時半頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 01時頃


受付 アイリスは、そのまま、夜の繁華街へと*消えた*

2010/03/17(Wed) 01時頃


【人】 道化師 ネイサン

―カフェ―

[ブルーノの呟きには、ええ、とカップをあげて見せ]

二足の草鞋を履いているもので、執務中の眠気覚ましにはもってこいです。

[執務中とはもちろん表の顔のこと。それが退屈だと暗に示してコーヒーを一口。
 紅茶と身長の関係にはいいえと答えてくつくつと笑い、ボーイが去るのを待った]

これは、なかなかに直球なご質問ですね。

[それでも面に描いた笑みは崩れない。
 黒い水面に映る笑みは、その揺れで歪んだ笑みに映ったか。
 ふむ、と少し考え―]

憂慮を覚えていないといえば、嘘になります。
信ずる…にはまだ憂いの方が勝るかと。

[なりを潜めた地声に、返す言葉は慎重だ。
 しかし、先程パピヨンへ告げた事もあり、事態を憂慮していると返答をした]

(145) 2010/03/17(Wed) 01時頃

【人】 寡婦 パピヨン

―ブルーノが現れる頃―

[やがて運ばれた紅茶をゆったりと口にする。
 ネイサンの珈琲の評には口許を緩めた]

あら……――
こちらでは珈琲は頼まないもので 存じませんでしたわ

[張りのある声の方を向けば、かの女性蔑視の古豪の姿。
 亡きボスの盟友ともなれば、無下にする等以っての外だから。
 一旦席を立ち礼を取り、泰然と話に合わせる。

 心ない詫びの言葉をブルーノから聞けば、小さく首を振った]

お気になさらず……―― ご忠告 痛み入りましたわ

(146) 2010/03/17(Wed) 01時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

―街中―

[裏路地で騒ぐ子供達に視線が向いた]

(何がそんなに楽しいのか…
判りませんわ)

[幼少の頃より、家督を継ぐ争いに巻き込まれ
子供のように遊んだ事等一度たりともなかった。
常に大人に囲まれて、覚える事が沢山有った。
マーゴは『遊ぶ』と云う事を知らない。
それはマーゴに付き従う双子も同じだった]

(147) 2010/03/17(Wed) 01時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[そんな目の前の少年少女達が、
空腹に日々苦しんでいるとは露も知らず。
また、それが理解出来ない環境下で育ったマーゴ。
繋いでいた手を、繋ぎ直して歩を進めた。
当然、ここに【華】のトップが来た事など知らない]

……。

[それから視線を街中へ移すと、
【雪】のトップ――ロビンが視界に入った。
今日はセオドールと一緒では無いらしい。
挨拶の為、ゆったりとそちらへ進む]

(148) 2010/03/17(Wed) 01時頃

【人】 司祭 ブルーノ

[(>>146)未亡人に対してはすっかり作法知らずの田舎者に成り果ててしまって本当に申し訳ないと口先ばかりの平謝り]

ははは、ネイサン君。詰まらぬ問いを許してくれたまえ。何分、長く遠くにいたものでな。
儂は無知なのじゃよ、誰よりも。できたことはせいぜい事務所の大掃除ぐらいでな

[引越しの作業が大変で実は逃げ出して来たのだと、笑い話。その合間にボーイが紅茶を運んできたら一口啜る。少し眉を顰めたが味には言及せず、話を続ける]

いやね、もし待つ側なら少々暇だろう?

ならば同じ待ち続ける者達から、組織を信じる証としてアレ(エンブレム)を一旦組織に預けるようにしたらどうかと思っての。

(149) 2010/03/17(Wed) 01時頃

【人】 司祭 ブルーノ

ほら、いるじゃろう?
やらない知らないわからないとか言いつつ、最期にちょっとだけ手を伸ばして掠め取ろうとする不心得者が。
花壇が荒らされたと騒ぎを知ってて眺めてはしゃぐような類の困った輩が。

"ゲーム"ならば最初から名乗りを上げる者だけが勝者の権利を得るべきだと儂は思うのじゃが、キミはこれを年寄りの冷や水と笑うかね?

[もし関わらないのであれば君に集める作業をして欲しかったのだがねとか適当なことを言いつつも、未亡人の前で彼に何がしかの言質を取らせるのも悪くないとばかりに、一度だけ彼女の方を見る]

(150) 2010/03/17(Wed) 01時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[言葉を交わすネイサンとブルーノの間隙。
 女は一歩を退いたような視点でもって二人を見ている。

 遺言による影響を憂慮し、力添えをも申し出たネイサン。
 即ち、此度の一件に手を出すつもりがあるのだと言う事。
 ブルーノにその気があるのは、あの手紙で既に知れた事。

 さて――と。帽子の下で視線を巡らす]

(151) 2010/03/17(Wed) 01時頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 01時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[普段街の中に出る事の少ないマーゴでさえ、
【雪】のトップの顔と名前を知って居る――
その位の情報網なら、【零】にも有った]

――……。

[ネオンの手を離し、傘を一旦畳む。
そして小さく膝を折って会釈をし]

…御機嫌よう…
――ロビン=スミスさま。

[ほんのりと上気したような頬は生来のもの。
あまり表情も変えず、自らも名乗る。
葬儀で顔を合わせたかも知れないが、
マーゴはあまり表に出ては来ないから、
知らない者も少なからず居た]

――マーゴ=ヴィクトリアで御座います…

(152) 2010/03/17(Wed) 01時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[滑らかにまくし立てられた、ブルーノからの謝罪。
 お気になさらず、と逐一応じ、古豪の気が済むのを待った]

畏れながら――…… ご慧眼と存じますわ ブルーノ殿

[視線を向けられれば、恐る恐ると言う態度で述べる]

信を寄せて下さる方々を 無用に巻き込んでしまう事もないかと……

(153) 2010/03/17(Wed) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[近づいてくる黒髪に気づく。
――名を聞いて『雫』のトップであると知ると、丁寧に腰を折り一礼した]

……本来ならばこちらからご挨拶すべきところ失礼致しました、ミズ・ヴィクトリア。
以前はどうも、お世話になりました。

今日はお散歩ですか…?

[数年前。青年が旧派閥を乗っ取った時のことを思い出す。
旧派閥の末端の構成員を"再教育"するのが億劫だったので、まとめて旧派閥のことを忘れさせるよう『雫』に依頼したのだ。

記憶は売れるとはいえ、なにせ人数が多かった。構成員に記憶の忘却を強制させたため、施術時に暴れた者もいるかもしれない。
それに対する報酬もとっくに支払い済みだが、それでも、その時の恩は忘れていない、と言わんばかりの丁寧な態度で話しかけた]

[もっとも、マーゴがその時のことをどれだけ記憶しているかはわからなかったが]

(154) 2010/03/17(Wed) 01時半頃

【人】 道化師 ネイサン

―カフェ・ブルーノ来訪前―

ええ、ええ。
好奇心が旺盛なのはよろしいことではありませんか。
頼もしい限り。

[表情のわからぬ面のまま、声音だけは落ち着いた様子で返答をする。
 いずれにしても未成年。跡を継ぐには尚早だ。
 それに、この騒ぎを収めた後にはもう立場は変わっているはず]

マダムからそのようなお言葉をいただけるとは、身に余る光栄。
しかしただ任務をこなしているだけの私には勿体無い。

[手を己の胸に添え、頭を下げる。
 職業柄頭を下げることには抵抗はないのだ。
 たとえ、敬意が薄いとしても、面の笑みは崩れはしない]

(155) 2010/03/17(Wed) 01時半頃

【人】 道化師 ネイサン

―カフェ・現在―

[パピヨンへ謝るブルーノのことをは多少意外そうに見てはいただろう。
 まさか考えを改めたわけではあるまいし、上辺でも謝ることをするとは、と。

 それから流れる会話。
 引越しの話にはそれは大変だ、なんならうちの暇なものを貸し出しますよ、
 お安くね、と冗談を返したか]

エンブレムを、です?

[組織へ預けたらどうかという提案>>149>>150に、描いた笑みが一瞬崩れた。
 眉を寄せ、僅かに首を振り]

(156) 2010/03/17(Wed) 01時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 01時半頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 01時半頃


【人】 道化師 ネイサン

これは組織から授かったものではありますが、最早私共の誇りそのもの。
さすがに手放すのは―出来ませんね。

[ゆっくりと言葉を返す。
 エンブレムを手放すつもりはないとは―つまり、そういうこと。
 情報を知っていて動かぬのを暗に突かれたことには苦笑を浮かべた]

年寄りの冷や水とはまた何を仰るやら。
であれば、ブルーノ殿もそのエンブレムは―手放すおつもりはないと?
貴方ほどの方がみすみす己が手を汚すこともありますまいに。

[その意思を確認するように窺う視線を向け、ゆるりと笑んだ**]

(157) 2010/03/17(Wed) 01時半頃

道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 01時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 01時半頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 01時半頃


【人】 司祭 ブルーノ

誇り――嗚呼、そうだとも。誇りだ!

[ピシャリと手を打つのは田舎芝居が過ぎるだろうか。それでも本人は感極まったとばかりに感心した様子を見せる。慧眼と褒めた相手の面目を考えず、これぞ男の世界なのだという態度]

いやさっきのイタリアンレストランでつまらない話を聞いたばかりで少々面白くなかったのだが、実にいい言葉を聞いたよ。君のような男の部下は誇りを持って努めに励めるだろう。詰まらぬことを言ってすまなかったな。

(158) 2010/03/17(Wed) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

―『湖』アジト―
[質素な建物の中、穴の開いた屋根から光が降る。
目を細めて顔を上げていると、砂利を踏む音が聞こえて。
そちらに青い瞳を向けた。]

どうしたの?

[自分より少し年齢が恐らく下であろう。
一応立場上では部下になる男。]

イル、なんかあった?

『ここら辺で小さな喧騒が勃発してる。
 うちのボスが死んでチャンスだと思ってる連中がいるみたい。』

ふーん…、グループ内での殺しはアレだけど。
別にそれは構わないか。

[アジト内に聞こえるように声を張る。]

(159) 2010/03/17(Wed) 02時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[一先ず、ネイサンがルーセント・カインの宝探しにおいて、
 "手が汚れるような事"をする前提で話しているのを聞きつつ。

 提案を前言撤回して熱く語るブルーノを眺めた]

(160) 2010/03/17(Wed) 02時頃

執事見習い ロビンは、長老の孫 マーゴの反応を伺うように、淡い色の瞳でライトエメラルドを捉える。

2010/03/17(Wed) 02時頃


【人】 司祭 ブルーノ

[嫌がられなければ立ち上がって上機嫌で肩を叩くなり握手をするなりしたかもしれない。そして座ったままの婦人に対して]

ああ、そうそう。そこな御婦人。人によっては誇りよりも大事な物はあるだろう。そういう方達には先ほどの流れでも悪くないとは思うがね。
要らぬ欲をかいて、つまらぬいざこざで怪我をしては詰まらぬだろう。綺麗なおべべのままでいたい者達に強要するのも筋ではない。銀行の貸し金庫にでも集めて放っておくといい。鍵はそうだな、参加者全員に配るというのも悪くないと思うがまあ、それこそ不参加者に任せよう。まさか子供の玩具代わりにできるものでもないだろうしな。

[まるで不参加者が彼女自身かのような物言いに聞こえるかもしれない。その上でネイサンの問い>>157に対しては]

いやいや儂は未来を切り拓く若者、そう余計な"手垢"のついていない若者が前へ進もうとするのであれば進んで道を作ろうと思っておるのだよ。
それが君であれば、それなりに安心だ。

無論、"過保護"が過ぎるなどという愚かしい真似は避けたいと思っておるがね。**

(161) 2010/03/17(Wed) 02時頃

司祭 ブルーノは、最期まで好き勝手に言うと、婦人に対して殊更恭しくその場を後にした。自分の分のお茶代を残すことも忘れない。**

2010/03/17(Wed) 02時頃


【人】 双生児 オスカー

Lake of blood―――――――。

[それは、殺してもいいという合図。
それは、力を鼓舞するための合図。]

雑魚が調子乗ると困るんだよね。
上の連中は内部事情ばっか気にしてるし。
ついでに金品かっさらってきて。
あと、うちらの仕業って分かるように。

でないと、意味ねぇから。

[無《ZerO》はこの街で最強で最凶でなければならない。
それは、覆らぬ事実であり、揺るがない伝説。]

じゃ、遊びにいこっか、みんな。

[にやりと笑うとメンバーは街に散っていく。]

(162) 2010/03/17(Wed) 02時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[こちらから挨拶すべきところ、
と云うロビンに小さく頸を傾げる仕草]

――こちらこそ…
ご挨拶し損ねず失礼をお詫びするところでしたわ。

[散歩かとの質問には、双子の片割れが
応じようとしたところを制して自ら口を開く]

…ええ…
ボスがお亡くなりになって――
…街がどのようになったのかと。
この目で見ておきたくて参内した次第ですわ。

[端的に用件を述べる。
つまりは様子見――今回の件に関して、
どうするか考えあぐねているのだと吐露しているも同然。
手の内を明かして、抗争の心算は無いと]

(163) 2010/03/17(Wed) 02時頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 02時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[――以前――]

[ロビンが大人数の記憶売買で上顧客として
やって来た時、【零】が纏めて買い上げた。
その時の記憶は勿論、ブレーンとして
【零】を束ねて居るマーゴは覚えて居る。
そして、かなりの手間と時間を要したらしい事も
ヴィクトリア家の歴史として学んだ]

[面白い―― 一般人では視る事の不可能な
記憶だからこそ、高値で売買する事が出来た為、
トラブルが発生しても、【零】としては
十二分に『良い』仕事だったと云える]

ロビンさま…とお呼びしても宜しいかしら…
――は、どちらへ。

[右腕で有る、セオドールが居ない事が
少しばかり気に掛かったのは、双子も一緒のようだ。
双子はマーゴの護衛でも有るから尚の事辺りを警戒している]

(164) 2010/03/17(Wed) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

―カフェ付近―
[低俗な言葉を吐き棄て己が強いとばかりに主張する無能。
生まれたことにもっと感謝すべき、だと。
何度も言い聞かせて育ってきた。]

命、無駄にすんなよなー。

[3人。
ブサイクとブサイクとちょっとブサイク。
こちらを見て鼻の穴がちょっと開いた。
気持ち悪いものを見るような目で相手を見た。]

ここ、誰のシマか分かってる?バカ?バカなの?
いらない頭ならついてるダケ無駄だと思わない?

[死んだボスの名前が聞こえた。
力がないと罵る声に静かに笑って、それから―――――。


響き渡る1発の銃声。]

(165) 2010/03/17(Wed) 02時頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 02時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 02時頃


【人】 双生児 オスカー

[赤が顔にハネるとそれを舐めとるようにして相手を見た。]

この街でサイキョウは、ボクたち無《ZerO》だ。
勘違いしてんじゃねーよ。

[もう1発。それから、しばらく無音。

小さな湖の上で踊るのは。
白鳥とは程遠い、羽根をもがれた―――――。

出来損ないの、みにくい子。]

あ、そーだ。

[3発目、辺りに響き渡れば少しは静かになっただろうか。
銃声ぐらい、この街では普通かもしれないが。]

ボスの名前気安く呼んでんじゃねーよ。

[自分にすらその資格は与えられなかったのだから。]

(166) 2010/03/17(Wed) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

なるほど――…。

[返答>>163に一つ、呼吸を置いて]

…ご覧の通り、街に大きな変化はまだないようです。
ですが、大通りから外れれば"雑音"が聞こえるみたいですね……。

………尤も。
それを黙らせるのは貴女の仕事でも、俺の仕事でもありませんが…。

[恐らくその程度のことは湖が片付けているだろう。
――彼らはそういうことが得意なのだから。寧ろ楽しくやっているに違いない]

(167) 2010/03/17(Wed) 02時頃

子守り パティは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 02時頃


【人】 執事見習い ロビン

――ええ、いいですよ…。『さま』は無くても構いません。

俺も、マーゴさんと呼んでもいいですか…?

[警戒する様子の双子に少しばかり眉を動かした。
眼鏡を直すふりをして、表情を一度隠す]

……友達と酒を飲んで、これから帰るところですよ。
何か…、気になることでも?

[と、どこかから聞こえる銃声。今度は隠さずに、眉を顰めた]

………。

(168) 2010/03/17(Wed) 02時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

>>161
[ブルーノが席を発つ気配が見えれば、迷う事なく立って礼を取る]

ご忠告痛み入りますわ……――
誇りを胸に秘めながら信任を表明なさる方々をいかにするか
考慮すべきと存じます

[まあ、不参加者まで誰彼構わず狩るような愚骨は、
 真っ先に狩られるだろうが。

 しかしながら、組織《ZerO》は巨大なのだ。
 女が守るべきは血気にはやる者達だけではない**]

(169) 2010/03/17(Wed) 02時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[納得されたかのような、ロビンの一言。
何か思うところも有るのだろうが、
おくびにも出さないのは、流石だと。
マーゴも表情に出さずに相手を上目使いで窺う]

「気が付いた時では遅いのです。
――街の――
大きな変化には」

[ふいに子供特有の高い、少女の声が下から洩れた。
双子の片割れだ]

(170) 2010/03/17(Wed) 02時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[自分の言葉を代弁する双子には慣れっ子なマーゴ、
今度は制する事をせずに頷き]

…雑音…ですか――

[それは如何にも耳触り、と言いたげに目を細める]

「仰る通り――
黙らせるのは貴方方でも我々でも無いのです」

[マーゴはむしろ、【湖】だけでなく
【華】も加勢してくれるのでは、と安易に思う]

(171) 2010/03/17(Wed) 02時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 02時半頃


【人】 双生児 オスカー

なーんて…聞こえてないよね。

[肩に冷えた銃を置く。
マフラーか風に揺れるとエンブレムがちらりと見えた。]

ったく、クズがさぁ。
目立とうとすっからだよー。
賢く生きてれば長生きできたのにさー。

[死体を蹴り飛ばして顔を踏みつける。
抵抗しない、否、できないその肉片の。
踏みつける力をさらに加えれば。
めり、と皮膚に靴が少しめりこんだ。]

これ、金品回収しといて。
もういらないでしょ。

[もう1度蹴飛ばしてから空を仰いだ。]

(172) 2010/03/17(Wed) 02時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[「さま」が無くとも構わない、と言ってくれたロビンに
ほんのりと、唇に孤を乗せて]

――では…ロビンさん、と。
はい、わたくしに"さん"等と、恐れ多い程ですが…

[肯定の意味でまたしても小さく頷く。
今日のマーゴは良く喋っていると、
双子の片割れは思っている事だろう]

[――そして――
片割れは警戒して居る事が伝わってしまったと
数度瞬きをして誤魔化して見せたらしい]

――……。この子が、無礼もわきまえず――
失礼致しました。

[手を繋いで居なくても、伝わる違和感。
そして聞こえて来た、銃声――
マーゴはちらり、と視線だけ泳がせた]

(173) 2010/03/17(Wed) 02時半頃

長老の孫 マーゴは、物騒ですわね、とぽつり。

2010/03/17(Wed) 02時半頃


【人】 双生児 オスカー

[湖―――――。

海ほど大きくはなれなくて。
池ほど小さくもない。
沼ほど深くなければ。
河のようにも流れることもできない。]

――――…。
組織にはね、こういう下っ端もいるんだよ、ね。
荒事担当、ってのが。
定期的にこうやって。

[もう1発。腹に銃弾をぶち込む。]

ボクらのチームがサイキョウだと。
アピールTimeってのがいるんだよね。

[そうすれば、ボスがある程度食料をくれたし。
雨をしのげるところだって提供してくれるから。
好き好んで喧嘩していることは否定はしない。]

(174) 2010/03/17(Wed) 02時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[子供から声が上がれば>>170目を細めた。
成程ただの荷物持ちではないのだな、と、心の中で双子の片割れを認める。

その子供の瞬き>>173にはにこりと作り笑いして、気にしていないふりを装った。謝罪にはいいえと首を横に振り]

――物騒、ですね。
マーゴさんも…そちらの貴女も、暗くなる前に散策は切り上げたほうがよいですよ…。
いつまた……あんな音が聞こえるとも判りませんから。


…本来なら、男としてレディをきちんとお送りすべきなのですが――…。

[子供のほうに視線を落とす]

……それは、要らぬお節介のようですし、ね。

(175) 2010/03/17(Wed) 03時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[幼子が組織の纏め役を代弁するのは
傍から見れば大変珍しい事だろう。
その事に驚かなかったロビンに、マーゴは
胸の裡でひっそりと]

(――矢張り出来る方――)

[との感想を持つ。
また、眼鏡を使って表情を隠すのも、中々堂に入って居る。
作り笑いには、それと気付いたか再び
膝を小さく折って会釈を返し、無礼の程を心中で詫びる]

…ええ…物騒…

[いつまたあんな音が聞こえるか――
家に籠ってばかりで、あまり顔の知られていない
マーゴにとっては、殊更珍しい事のようでも有り。
自宅での狙撃訓練を暇潰しに眺めやって
慣れているようでも有る、なんとも言えない感覚]

(176) 2010/03/17(Wed) 03時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[――銃声――]

[それがこの街の常でも有り、平和の裏側でも有り。
帰宅の途の話題にはこくりと頷きつつ]

――この子は只の連れですわ。

[見抜かれていようとも、しゃあしゃあと言い放った。
男性だから、と気に病む事も無い、と今一度唇を孤にして]

[双子の片割れの手を握った時、その手が
僅かに振るえたのを、マーゴは見逃さない。
それは、ロビンからの作り笑いで
少女は己が叱責されると思ったからだろう]

「……っ」

[小さく、小さく洩れた声を、マーゴは拾う事が出来た。
だがロビンが「要らぬお節介」と言った言葉が嬉しかったのか、
少女は、マーゴの手を力強く握り締める]

(177) 2010/03/17(Wed) 03時頃

司祭 ブルーノは、双生児 オスカー率いる『湖』の活動を遠目で眺めると、幾分思案気な顔をしつつ事務所へと戻った。

2010/03/17(Wed) 03時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 03時半頃


【人】 双生児 オスカー

たまにはリーダーっぽいことしないとねぇ。

[銃などの武器に関しては。
今まではボス経由で手に入れていたもの。
その供給源が絶たれるのは痛手になる。]

………バックになんか必要か。
んー、そういうの考えるの眠いしやなんだけど。
イルに任せる、そういうの。

ボクは、とりあえず、殺りたいだけヤレばいいんでしょ?

[それが、生きる意味でもあり。]

(178) 2010/03/17(Wed) 03時半頃

【人】 双生児 オスカー

他のチームの動向も探っといて。
後さ、――――。

[取り出した金を部下へと放り投げる。]

それで、施設への食糧足しておいて。
皆、腹減らしてるだろうから。

[同じ境遇の子供たちへの施し。
ざっくばらんに、このチームの予備軍になるのだけれど。**]

(179) 2010/03/17(Wed) 03時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 03時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[マーゴの自宅のことまでは詳しく知らない。
だから、再びの物騒という呟きには特に何か気に留めることもなく。

マーゴと子供が手を繋ぐ様子には、微笑ましいものを見るように目を細めた]

仲が、よろしいんですね――…。

[本当にそう思っているのか、否か。知るのは青年自身のみ]

――ああ、立ち話ばかりしていても仕方有りませんね。
時間があればカフェにでもお誘いしたのですが…。
それは……またの機会にでも。

[一礼して、その場を辞そうと]

(180) 2010/03/17(Wed) 03時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

―街中→街中―

[真意は図り兼ねるが、仲が良いですね、と
ロビンに言われこくりと再び頷いて見せた。
遠縁の子だけれど、実際の姉妹では無い――が、
それをロビンにわざわざ伝えるでも無く]

「…はい…」

[僅か嬉しそうに少女が口を開く。
マーゴも、それを咎める事をせず]

…カフェ…

[鸚鵡返しにぽつりと小声で呟いた]

(181) 2010/03/17(Wed) 04時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[だが、その場を辞そうとしているロビンの機微に気付き辞退する。
無愛想では無いのはその表情から見て取れただろうか。
だが、御機嫌ようとも言わず]

――…。

[膝を折る3度目の、深い会釈をして
ロビンに小さく微笑んで別れた。
付き従う少女が只者では無いと知れたところで、それは常の事。
むしろ、双子が双子では無い事を知って貰う方が価値が高い。
裏で動きやすくなるからだ。
それに、一般人から見れば幼子が歩いているだけのようにしか、
見えないだろう。
顔を知って貰えて、却って幸運だったかも知れない。
傘を広げて、ロビンと別れそのまま街中へと――]

(182) 2010/03/17(Wed) 04時頃

【人】 執事見習い ロビン

[別れる前、カフェ、と鸚鵡返しされれば、くすりと口元だけで笑み]

――申し訳ない。またいずれ。
その時はご馳走しますよ。
二人でも、三人でも……。

[青年自身を含めて、マーゴと二人きりでも、連れの子供も一緒に三人でも構わない、という意味で言う。
たとえ違う風に解釈されたとしても訂正はしない]

[それから、最後の礼をして別れる。
背を向けた後はもう振り返らない。
宣言通り本当に家に帰ろうと、歩みを進める]

(183) 2010/03/17(Wed) 04時頃

【人】 執事見習い ロビン

― 街の外れにある住宅街 ―

――…誰。

[自宅があるアパートが見えてきたところで、足を止めて、しかし振り向かず呟くように問う。
チッ、と舌打ちが聞こえ、数人の男が青年を取り囲んだ。

彼らの手には、安物のナイフ。改造銃を持っている者もいた]

『さっきさぁ、[Zer0]のヤツに仲間がヤられちったんだよねー。
だから、その報復ってヤツぅ?』

『さっきの女達もアンタらの仲間なんだろ?
今頃ひっどい目に遭ってるかもなぁ?きっひひひひひ!!』

(184) 2010/03/17(Wed) 04時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― →街中―

[口元だけの笑みと謝罪とが返って来れば]

――三人…?

[と疑問符を投げ掛けるが、カフェにも興味をそそられて]

…不作法が有っては困りますわ…
――ロビンさんにも。

[だが、そう述べるに留まって。
礼をされてその背中と自らの背が合わさった時]

(――肝心な事を聞きそびれましたわね)

[ロビンには自宅へ帰る、と言って別れたが次いつ
外出するとも知れぬ身――どこが悪い訳でも無いが
実戦経験の少ないマーゴ。
幾ら双子の姉妹が居ても、危険は変わらない]

(185) 2010/03/17(Wed) 04時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

「…姉さま…
――申し訳、有りませんでした…」

[その、妹のような小さな存在の手をマーゴはきゅっと握った。
それだけで、少女はどこか安心したようだった。
だが内心マーゴは別の事を考えて居た]

(…ロビンさま…
――今回の紛争に参加なさるおつもりかしら…)

[自らは『未だ様子見』と明かしたけれど。
情報を与えてしまっただけで、得てはいない]

(けれど、愉しいお方…
…礼儀を習ってカフェにゆくのも一興かも知れませんわね)

[元来から金の有る家柄。
表では商売敵の多い商いをしている。
それだけで、敵が多いのも事実だ。
次期当主となる可能性の最も高いマーゴの命が狙われるのも、必然]

(186) 2010/03/17(Wed) 04時半頃

【人】 執事見習い ロビン

――――……。

……成程ね。誰にやられたか知らないけど…。
俺と彼女なら………倒せると思った…?

一対多なら…負けないと……?
銃があれば…?

[溜息。眼鏡を直しながら、ゆっくりと言葉を紡いでいく。
その間に懐を探る真似もしない。
じり、と一歩後退すれば、武器を持っていないと判断されたのだろう。見ろよコイツ丸腰だぜ、と誰かが笑った]

一つだけ…褒めてあげる。

[右手が、眼鏡から離れた]

(187) 2010/03/17(Wed) 04時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 04時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[音もなく、ぱっ、と赤い色が散る。

青年の正面にいた男の右肩から、だらりと血が流れた。
ガシャン、と、男が手に持っていた銃が落ちる。

続けて、二発、三発。それは命を奪わず、正確に武器を持った手だけを傷つけていく。
どこから飛んできたのかわからない攻撃に男たちがオロオロしている間に、青年は地面に落ちた改造銃を蹴り飛ばした]

俺がZer0の一員だと突き止めたことだけは……。
…褒めてあげるよ。

でも君達じゃあ、丸腰の俺にも勝てない。
………残念だったね。

[背を向けて、何事もなかったかのように再び家に向けて歩き出す]

(188) 2010/03/17(Wed) 05時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 05時頃


【人】 執事見習い ロビン

― 自宅前 ―

[アパートの二階。そこの一室を開けると、硝煙の匂いが漂ってきた]

『お帰りなさい、ロビン。……ごめんなさい、見失ったから先に帰ってました』

ただいま……いいよ、ここに居てくれてかえってよかった。

[窓際に座る少年の横には、サプレッサー付きの小銃が置かれている。
もう、変なの連れてこないでください、と少年が言うと、青年はごめんと苦笑いした]

『いつ帰ってくるのかなって思って窓の外覗いたら、なんか変な連中に囲まれてて、しかも撃てって命令されてて…慌てましたよ、もう!
まさかここででっかい銃声させるわけにもいかないですし!』

すまないね……。
なるべく時間を稼いで……指示も見えやすいように動いたんだけど。……それがかえって煽ってしまったみたいで。

『僕が間に合わなかったり、そもそも帰ってなかったらどうするつもりだったんですか…!?』

[少年からの抗議に、淡い色の瞳を丸くして。それからふ、と笑った]

(189) 2010/03/17(Wed) 05時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

―路地裏―

[コツコツ、とマーゴの足音が響き渡った。
少女の足音は聞こえ無い――それが、ヴィクトリア家]

(…アイリス=ホワイトさまのご自宅はどちらかしら…)

[傘を差して幼子と歩いて居る姿は、どこからどう見ても
隙だらけだっただろう――]

「…姉さま…?」

[問うて来た少女にこくりと頷いた。
それだけで、少女はこの辺りの立地でマーゴが
アイリスの自宅へ向かっている事が知れただろう]

(現状を聞くには適任な方ですものね…)

(190) 2010/03/17(Wed) 05時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[情報を得るには構成員が散らばって居る、
アイリス=ホワイトが好ましいと思ってここまで来たが
如何せん、地図など持って来てはいない。
頼れるのは、小さな双子の片割れ――]

「こちらです。
――…姉さま…。
……――――。
…お待ちを」

[言われなくても、判って居たマーゴは
「…ええ…」と短く答えた。
只ならぬ気配。
だが、ただそれだけだ。
畏れおののく対象では無い]

「…どちら様でしょう…?」

[小声で呟くように聞いた少女に、卑下たような笑いが飛んだ]

(191) 2010/03/17(Wed) 06時頃

【人】 執事見習い ロビン

――そんなこと、あるはずがないだろう?
君は俺の手足であり、武器だからね……。

[だから、傍にないことなどありえないと、言い切る。
少年は肩を竦めて、ゴキタイニソエタヨーデナニヨリデス、と、変な棒読みで言った]

……ああ、そうだ。ついでに、一つ仕事。

…さっきの連中が、『零』のリーダーのマーゴ=ヴィクトリアのことも狙っているらしい。
彼女…零には色々恩があるからね。
大丈夫だとは思うけれど……万に一つのことがあったら、いけないから。…様子を見てきてくれる……?

俺はもう…大丈夫だから……。

[机の引き出しの中。同じようにサプレッサーがついた拳銃を取り出す。
貴方の銃の腕、正直不安なんですけど、と唇を尖らせつつも少年は同じ拳銃を持って部屋を出ていった]

…もう、来ないと思うけどね……。

[ぽつり、呟きつつ、ベッドの上でサプレッサーの結合部を指で撫でた**]

(192) 2010/03/17(Wed) 06時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

「あんた等さぁ、《ZerO》のメンバーなんだろぉ?
けけけっ、そうは見えねぇけどよぉ」

[猫背気味だったり、明らかに藥の中毒症状が
現れて居る者が居たりする中、淡々とマーゴは思った]

(――無粋な殿方――)

「仲間がそこで殺られちまってさー。
こっちの面子が立たねぇんだよぉぉお!!」

[そう言って、ひとりずつマーゴと少女に突進して来る]

「今頃さっきの兄ちゃんもお陀仏だろうよ!」

[すっと瞼を閉じて、マーゴは傘を畳んだ。
一歩後ろに下がったところで、瞳を開けると、
マーゴに突進して居た男は血を流しながら地に突っ伏した。
早くて男達の誰も――、見えて居ない。
ブレーンでも、これだけの身体能力――それが【零】]

(193) 2010/03/17(Wed) 06時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[もう片方の――双子の少女は、ふわりと地を蹴り
宙を舞うとフリルの付いたスカートから
自らの2倍は有りそうな男の顎の骨を呆気無く砕く]

――なんて無鉄砲…
…実力の伴わない方々ですわね…。

[能ある鷹は爪を隠す――とは縁遠い]

(こう云うのが…一番虫唾が走りますわ)

[詰まらなさそうに、ぽつりとマーゴが呟いたところで]

「う…ぁああぁ!!」

「ぎゃっツっ!」

[少女が軒並み男達の顎の骨を砕いてゆく。
全員が地に平伏したところで]

(194) 2010/03/17(Wed) 06時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

(…一体どなたが『殺し』を行ったのかしら…
面倒な事を――)

[そんな事を考えながら再び少女の手を握る]

ご苦労様。
――ネオン。

(…――ロビンさまの事ですから…
ご無事だとは思いますけれど…
――後で確認致しましょう)

[マシンは今頃、情報を持って帰って来て居るだろうか。
そんな事を考えながら、傘を丁寧に畳み直し
今起きた事がなんでも無かったかのように、
アイリスの自宅の扉をノックした**]

(195) 2010/03/17(Wed) 06時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 06時頃


長老の孫 マーゴは、様子を見にやって来たセオドールに気付き会釈した**

2010/03/17(Wed) 06時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 06時頃


長老の孫 マーゴは、その際、ロビンの無事も確認しただろう**

2010/03/17(Wed) 06時半頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 06時半頃


【見】 受付 アイリス

[『烏』のアジトを後にし、向かった先は構成員のいる娼館のうちの一つ。
構成員の一人から最近の動向について報告を受ける。
耳にした報告の一つに珍しく表情を険しくする。]

…そう、"クリスタル"の被害が。
人数が多いわね。
打たれた子は薬抜きが終わるまで店には出しません、完全に抜けるまで浄室へ。
シマの子たち皆に注意喚起と、”朝顔”の使用許可の通達を。
かかった蟲の尋問はお任せしますわ。死なない程度なら何をしても構いません。
出所を突きとめ次第報告なさい。

[”朝顔”は『華』の扱う毒物の一つで、比較的殺傷能力の弱い毒だ。
彼女の毒物取り扱いのエキスパートとしての顔を知る者は、毒花、毒婦、そんな風に揶揄する者もいたか。
娼婦・男娼は麻薬の被害を真っ先に受けやすい。放置しておけば被害は甚大だろう。
すばやく指示を出すと、その場を後にした。]

これだけの数ならさぞお金の動きも派手でしょうね。
それに、マーゴ様のお客様も増えそうですね。
パティ様とマーゴ様、この御二方とは早急にお話をしておかねばならないようですわ。

(@19) 2010/03/17(Wed) 10時頃

【見】 受付 アイリス

―カフェ付近―
[ひとまずは自宅に帰ろうと歩いていると、見知った影を裏路地で見かける。
何の警戒もせず歩みよれば、顔に飛んだ赤が目について眉根を寄せた]

あら、オスカー様。
また顔にこんなものつけて…拭きますので、少しじっとしていて下さいな。

[ハンカチを取り出し、それを拭う。
くしゃりと笑って、嫌がられなければそっとその藍の髪を撫でただろう]

オスカー様の血ではないようでほっとしました。
ところで、お相手は殺してしまわれたの?
最近、麻薬絡みでの領域侵犯が起きているようなのです。
まだ、私も報告を受けたばかりなのですが、うちの子たちも随分被害にあい、調査を始めたところですわ。
今度は殺す前に―――何か知っているか、聞き出して教えてくださいませ。

頼りにしていますわ。
では、早急に対策を練らねばいけませんので、残念ですが今日はこれで。

[オスカーの頬にすばやくひとつ口付けて、ひらりと手を振ると、再び自宅へと向かった]

(@20) 2010/03/17(Wed) 10時頃

【見】 受付 アイリス

―自宅―
[一旦自宅に戻り、一度僅かな仮眠をとる。
今の齢が22、初めて体を売って対価を得たのは何時だったか。
毒の知識は常連客から夜ごと教わったもの、その男ももうこの世にはいない。
先代の愛人となってからも、幾ら言われても古びた狭いアパートから越す気はなかった。
住居など、食事と休養と商売ができるスペースがあれば十分と、身一つで生きてきた己は思う。それ以上は分不相応だ。
まどろんでいると、扉をノックする音>>195が聞こえた。
頭を振って眠気を振り払い、身を起こす。]

どなた?

[マーゴであることが解れば、扉を開け、招き入れてお茶を出したことだろう。**]

(@21) 2010/03/17(Wed) 10時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 10時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

―カフェを去って後―

[その後、ネイサンとは一言二言交わして別れたか。
 いずれにせよ一旦『蘭』の執務室に戻った。
 道中に銃声を聞く事もあっただろうが――
 さりとて、動じるべくもなく]

――……こちらはエルマー卿へ
ヴィクトリア殿にもご連絡を差し上げましょう

[一つはサロン客への紹介状。
 『零』の商品に興味を示した好事家だ。
 いずれ円滑に引き合わされるよう、マーゴにも報せを出した]

(196) 2010/03/17(Wed) 12時頃

【人】 寡婦 パピヨン

それからこちらは 然るべき方々へお渡し差し上げて

[もう一つは、組織《ZerO》の実動派閥達への書状。
 縄張りを侵す薬物取引に関する情報を提供し、
 幾許かの支度金を添え、情報収集と対処の依頼を出した。
 外敵の情報を共有する事にデメリットはない]

どちらからのお客様かしら……――
いずれご挨拶に伺わなければならないようね

[事務が済めば、しばし休息を取るだろう**]

(197) 2010/03/17(Wed) 12時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 12時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

―アイリス宅―

[ノックをして、暫くすると「どなた」と内側から
返事が返って来る。
元々人気は有ったので、居るとは知れていたが
眠そうな気配を感じ取る]

…アイリス=ホワイトさま。
――マーゴ=ヴィクトリアで御座います…

(眠ってらしたのかしら…
失礼をしてしまったわ)

今――お時間、宜しいかしら…?

[膝を折って、小さく会釈する。
何度か来ても、アイリスの家はマーゴからすれば
未知のものに溢れて居て、正直面白い。
そう言うと失礼になると思っているので、口には
出さないけれど――]

(198) 2010/03/17(Wed) 13時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[中へ招かれれば、出されたお茶を頂く。
毒で殺される事が有っても、多少の毒なら
体内で中和出来る為警戒は薄い]

「集まって居る情報を知りたいのです」

[用件は簡潔だった。
その為、マーゴを代弁して、少女が口を開く]

「殺しも起きて居るようですので――迅速に対処を」

[少女の口から出るとはとても思えない、内容。
街をぶら付いて居ただけのマーゴは未だ、麻薬の件を知らない。
アイリスから情報が入るだろうか。
ここで入らなくとも――自宅へ戻れば入手出来る情報では有るのだが]

[【華】と【零】は良い関係を保っている。
精神に異常をきたして来た者の記憶を弄る――そして
娼婦だった頃の記憶を消し――また娼館で働かせる。その、繰り返し。
ただ、その内肉体が付いて行かないのが人間の弱いところ]

(199) 2010/03/17(Wed) 13時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 13時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

―アイリス宅―

[パピヨンの元から【零】のもうひとつの顔――の、
紹介状が届き、記憶売買に関する客がやって来るのは、
マーゴが自宅へ戻ってから――もう少し先の話し**]

(200) 2010/03/17(Wed) 13時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 13時頃


長老の孫 マーゴは、受付 アイリスに今回の騒動に参加するのかとも尋ねるだろう**

2010/03/17(Wed) 13時頃


【人】 執事見習い ロビン

― 自宅 ―

[銃を弄るのに飽きて台所に立っていると、鍵の開く音]

……おかえり。

[戻ってきた少年はただいま戻りました、と頭を下げ、見てきたものを簡潔に報告する]

………ふぅん。
あの人、あの外見で肉弾戦も強いの…。……侮れないね。

[顎を砕かれていたという凄惨な状況を聞くと、目を細め、口を釣り上げた]

――で、見つかっちゃったんだ…?

[少年は、その声には応えない。つまり、無言の肯定。
――見てきたものを全て正直に報告すれば、マーゴから会釈されたことも、青年の無事を尋ねられれば答えたことも、…自分が『雪』の人間であることが相手に悟られたことも話さなければいけないから、当然ではあるのだが]

俺は"様子を見ておいで"と言ったはずだ。
ご挨拶しろ――とまでは言っていないよ…?

(201) 2010/03/17(Wed) 13時半頃

【人】 執事見習い ロビン

久しぶりに……お仕置きが必要かな…。

[小さな声。
それを聞き取った少年の頬が微かに赤く染まり、唇が震えた。
その反応に、くすりと笑いを返して]

……まずは食事にしようか。

必要最低限の野犬退治は……もう、任せてあるから。
俺たちはゆっくり食事して…今回のゲームのことを、考えないとね……。

["野犬が勝手に軒下を借りるようなら追い払え"。

――要するに、余所者の麻薬の売買が傘下の酒場や宿屋で行われているようなら対処しろ、ということだ。
逆に言えば、それ以上のこと――例えば元締めを辿るとか――までは『雪』は行わない。
他派閥から要請があればとにかく、今は何もないから。自分の身を守る、必要最低限のことだけを命じて]

――勿論、それが終わったら、一晩掛けてじっくりお仕置きだから。

夜は――長いからね…。**

(202) 2010/03/17(Wed) 14時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 15時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 15時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 15時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 16時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 16時半頃


【人】 双生児 オスカー

―カフェ付近―
[部下に金持たせた直後だろうか。
近づく姿に気付いて、そちらへとゆっくり青い瞳を向けた。
相手の警戒の薄さに気が緩んだのか、笑顔を浮かべて相手を見る。]

…………、あー…。
別に、いいって…そんなことしなくても…。

[ハンカチで拭われる赤。
その布が黒く汚れるのが嫌で押し返そうとしたが、力及ばず。
自分の服の袖でその後から拭っていると頭を撫でられた。
さすがに、それには嫌そうな顔で相手を見たが。]

……麻薬…?
それは、ボクたちの知ったこっちゃないなー。
だいたい…こんな雑魚が情報握っているとは思わないけど。
次からは気をつけるようにはする。

[頬に口付けをされると、とうとう睨んだように相手を見返し。
去る背中から視線を外して頬を袖でもう1度拭った。]

(203) 2010/03/17(Wed) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

だって…ボスは…。

[殺したいだけ殺していいって言ったから。]

麻薬…。
ウチにも被害出てるなら考えてみっか。
それまでは面倒だし。普通に殺す前に話とか無理。

んで、どう?

[戻ってきた部下からの報告を受ける。]

ああ、なるほどねー。
他の派閥に攻撃いってるか。
うん、上出来じゃない?

[クスクスと小さく笑った。]

(204) 2010/03/17(Wed) 17時頃

【見】 受付 アイリス

―自宅―
[>>198>>199訪れた少女幹部に好奇心を見てとっても、咎めることはしない。
付き従っていた少女の分もお茶を用意するが、はたして彼女は口をつけただろうか。]

ええ、こんな狭苦しいところまで足をお運び頂いたのですもの、
お急ぎのご用なのでしょう?
それとも―――ヴィクトリア家の御嬢様は、お忍びで”遊び”にいらしたのかしら?

[恐らく自分が話そうと思っていたことと同じ件であろうとアタリをつける。
が、冗談半分にそんなことを言ってみた。
付きの少女の反応を見るため]

そうですね、私もまだ報告を待っている段階ではありますが…

[麻薬の件、隠し立てする理由はどこにもない。
娼館で麻薬による被害が急増していること、
他組織による縄張り荒らしによるものであること、
調査を命じていることなど、
知っていることは全て話す。]

(@22) 2010/03/17(Wed) 17時半頃

【見】 受付 アイリス

マーゴ様のところにも薬を買う金欲しさにお客様が増えることでしょう。
彼らの記憶から解ったことがあれば、情報を戴きたく思います。

[『零』には時折娼婦の記憶を売っている。
...が彼女らにそう勧めるのではない。
彼女らが自ら、忘れさせてくれ、無かったことにしてくれと泣いて縋るのだ。
記憶を消してもなかったことになど、決してならないのに。
...は体は売っても、人生そのものである記憶だけは売るまい、そう思っている。
目の前の少女は己の生業についてどう思ってるのか―――暇なら聞いてみたかもしれない程度の興味。

今回の騒動への参加の意志を聴かれれば、はっきりと首を振る]

辞退するつもりでおりますの。
御存じの通り、荒事を得意とする派閥ではございません。
華は主役を飾りこそすれ、己が主役になろうなどと大それたことは考えぬのが身の丈というもの。
マーゴ様は…『零』は参加なさるおつもりで?

(@23) 2010/03/17(Wed) 17時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 17時半頃


【人】 双生児 オスカー

[前髪をいじるように触り。
それから笑顔のままで部下に言う。]

麻薬の話は、回ってる?

[もっとも、このチームに関して言うなら。
あまり金銭面では相手にされないような者たちばかりだから。]

バイヤーになる、ってのが一番面倒なんだけどね。
金欲しいって感じで。
ま、問題ねぇーか、大丈夫そうでしょ?

[首を傾げて尋ねる。
それに部下は首を縦に振って答えた。]

んで、そこで盗み聞きしてるのはー。
死にたいの?うん、死にたいんだよね、うん、いいよ。

[路地裏の影にいた男。恐らくこの3人に仲間。]

(205) 2010/03/17(Wed) 17時半頃

受付 アイリスは、お茶に砂糖を落としかき混ぜながら返事を待つ**

2010/03/17(Wed) 17時半頃


【人】 双生児 オスカー

[逃げ出そうとする男を。
路地裏の全てを知り尽くしているチームにとって。
封鎖するのは容易なことで。]

なにー?逃げちゃうかんじー?
バカだなー…無駄なことだって弱い頭でも悟らなきゃー。
で、なんかボクたちに用事?

[男が銃を取り出すのが見えたら1発右腕にぶちこんだ。
そのまま鳩尾に左足をぶち込み。
倒れたら顎のあたりにそのまま右足を置いた。]

一応ねー、いろいろ聞き出せって言われてんだよ。

[そのまま左腕へと銃弾をぶち込む。
空になった弾倉に弾薬を詰め込み銃へと戻す。
激鉄をひいて、部下にちょいちょちと指で合図した。]

(206) 2010/03/17(Wed) 18時頃

【人】 双生児 オスカー

[合図すればもう一丁の銃が放り投げられ。
それを右手で受け取った。]

試し撃ちしちゃおっかなぁー…。

[ニヤリと笑ってから今度は右太腿へと撃ち込んだ。]

で、だよ。聞きたいこと……あれ、なんだっけ。

[部下に首を傾げて聞く。]

ああ、そうそう。ねぇ、麻薬のことなんか知らない?
言いたくないってなら言いたくなるようにしてあげるからさ。

[眉間に銃口を押し当ててトントンとリズムを刻む。
男の目には涙が見えており、汁という汁がいろいろ顔から出ていた。]

きったねぇ、顔…、命乞いもできないの?

[何も喋らない様子に苛立ちを覚える。]

(207) 2010/03/17(Wed) 18時頃

【人】 双生児 オスカー

[鼻についた違和感で男の上から離れる。
見れば無残にも失禁してしまった様子。
それをまた鼻で笑った。]

っか…気絶してんじゃん、コレ…。
あー、もーやっぱ、得意じゃねぇーことやるんじゃなかった。

[右手で合図をだした。]

それ、放っておいていいっしょ。
ただ回収しにくる奴いたら、それの情報探って。
あ、殺したいならそれでもいいけど。

[2丁の銃を腰へとしまい。
路地裏から、街道へと移動した。]

(208) 2010/03/17(Wed) 18時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 18時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 18時半頃


【人】 司祭 ブルーノ

―街中『道』事務所―

[積み上げられた書類や走り書き等、未整理のままの情報に一つ一つ目を落していくブルーノ。敷地の割に働いている人数が少ない事に危惧を抱く部下に対して]

ははは、ならば一個師団でも輸送してくるか? なぁに、昔は何でも自分でやらねばならんかった。この程度の量など問題はない。

[目を落すのは各チームの出方に対する報告書。大小数多ものチームが存在しているだけに一つ一つチェックするにも骨が折れる作業だった]

『華』は保険をかけているつもりか、随分と浅ましくもあちらこちらに声をかけているようじゃな。売女らしく身体の切り売りご苦労様と言いたいところじゃが、本当に不参加なのか?
あそこの前の頭は搾取する事にかけては有能な男だったが…あ奴が生きておればヨアヒムなど出てくることもなく済んだのだがな。

[あの男は組織が一番資金繰りが苦しい時に多額の金銭を手土産にボスに上手く取り入った。その機を見る眼、嗅覚はそう馬鹿には出来ない。部下はそのヨアヒムから連絡が届いている旨を伝え、内容を口頭で伝える]

(209) 2010/03/17(Wed) 18時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

つまり「寡婦が仕切っているような状況が不満だからご一緒に抗議しませんか」か? 今頃か? アイツは馬鹿か?! いや馬鹿……か。

[やれやれという...の仕草に部下も苦笑いで応じる。上下関係に厳しい世界の割には『道』ではいつもこんな風であった]

自分への嫌悪より儂の女嫌いの方が強いと期待してのことだろうな。何を今更世辞交じりで……葬儀でも皆殺しなんて口走ったとか聞いていたが、全く救いようのない奴だ。そうかそうか勝手に大いにやりたまえとだけ口頭で伝えておけ。

[間接的にでも奴の資金提供の世話にならなかった者はそういないだろう。だが、今となっては奴が作り上げたチームさえあればヨアヒム自身は不要だ。]

ふむ、すると……誰かへ渡してしまうのもいいな。

[例えばパピヨンの子供。今の彼には過ぎた玩具だが、賭博部門を抑えることで先行きの不安を無くせるからあの女は満足するかもしれない。全てを欲しさえしなければそのぐらいの手当ては与えてもいい。若しくは飛躍したがっているが、力の足りない若い幹部。自分の息のかかった誰か若手を引き上げてもいいが…]

(210) 2010/03/17(Wed) 18時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

まあなんにせよこいつらには縁のない話だな。

[金勘定で悩んだことなどなさそうな『零』の情報を片手に鼻を鳴らす。女性が主だとかそんな次元でなく生理的な嫌悪を隠そうとしない]

記憶を売買、はっ。山師、錬金術師、奇術師の類は向こうでも散々目にしてきたが、どれもがロクデナシばかりだったよ。
まあ仮に野心を見せたのなら誰かが糸を引いておるのだろうな。モンゴルの王が神巫テブ=テンゲリを誅した故事に倣うまでもない。今は様子見だ。できれば関わりあいたくない連中だしな。

[ボスの酔狂には昔から悩まされたものだと言いながら昔を思い出す。昔は自分もただ暴力を振りかざすだけのその日暮らしの連続だった。ボスが現れなければ恐らくはより強い暴力の前に潰されただけだっただろう]

ん…そういえばあの連中。『湖』だったかな。彼らはどうなのかね。

[彼らの暴力の矛先が、どう動くかによっては自分も――とそこまで考えて苦笑した。今の自分の立場は嘗ての自分が一番嫌いそうな自分に思えてしまったから。嗚呼、年は取りたくないものだと*一人ごちた*]

(211) 2010/03/17(Wed) 18時半頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 19時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 19時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 21時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 21時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 21時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―『烏』拠点―

麻薬?
――そうか。手を出した奴は居るか?

[今の所はまだ、と男はしどろもどろに答えた。
おおかた別組織の介入だろう。それがまいでいくつか動いた派閥もあったらしい]

『湖』ね。
あの喧嘩っ早さはどうにかならんものか……

[手は出さないように、だがこちらから仕掛ける事は絶対にしないように。
他組織の介入がもしも始まったら――事態はますます厄介になる。
だからこそ、『敵』を見極めなければ]

少し、外に出る。

[そう言い残して、拠点を出てぶらり街道へ]

(212) 2010/03/17(Wed) 21時半頃

【人】 道化師 ネイサン

―カフェ・回想―

[ブルーノの大仰な反応>>158>>161を、崩れぬ笑みのまま見やる。
 立ち上がるのを見上げたら肩を叩かれて苦笑した。
 握手を求めるのにはさすがに立ち上がって応じるが周囲の注目は浴びる。
 その後、集まった視線を散らすように、軽くおどけてから座りなおした。

 "待つ者"達から集めて云々は興味がなかったせいか、黙ってコーヒーを飲んでいたが、
 パピヨンをあからさまに不参加者と看做した物言いにはやや眉を寄せていた]

(―その女性に足元をすくわれぬといいのですがね)

[などという考えは黒い液体と共に飲み込んで、穏やかな表情のまま。
 たとえ己の言葉からゲームに参加すると悟られたとしても動じることはない]

それは若者には心強いお言葉ですな。
もちろん私のような少々年季の入った者にも、ですが。

[安心だ―とブルーノの言葉にくく、と喉を鳴らし片手を胸にブルーノへ向かって当て恭しく一礼した]

(213) 2010/03/17(Wed) 21時半頃

【人】 道化師 ネイサン

目をかけすぎて、甘えん坊に育っては困りますからね。

[過保護にはならぬよう…にはそんな風に冗談とも取れる言葉を返し、
 それからはしばしブルーノの独り舞台だったか。
 立ち去る彼を見遣って、またくくと喉を鳴らした]

ほんとうに、嵐のようなお方だ。
あのお年でこれだけのバイタリティがあるなら―。

[手加減はいらないな。言いかけて口を閉じ、眉を上げた。
 困った御仁だ、とでも言わんばかりに]

あの方は、マダムがゲームには手を出さぬと思い込んでいるようですが…

[問いかける視線を向け、手を振った]

いえ、いえ、お答えいただかなくとも結構。
あのような通達をお出しになったのですから。

[ゲームへ参加すると思っているのだ、と]

(214) 2010/03/17(Wed) 21時半頃

【人】 道化師 ネイサン

[パピヨンの返事がどうあっても、描いた笑みは崩れなかった。
 それは遠くで銃声が響くのが耳に届いたとしても]

それでは、私もこのあたりでお暇させていただきますよ。

[コーヒーの代金をと胸元へ手を伸ばせばいらないと止められたか。
 それには、お言葉に甘えて、と素直に財布へ伸ばした手を放し、
 帽子を手に取ってお辞儀をし、カフェを後にした]

(215) 2010/03/17(Wed) 21時半頃

【人】 道化師 ネイサン

―広場→事務所・回想―

[広場を背にして歩き出すと、さりげなく部下が隣へやってくる。
 足を合わせて歩くこと数秒、部下の口から路地裏で起きたお遊びの事を聞く。
 それに描いたものではない、笑みを浮かべる]

ほう、若者はゲームのルールに不服なのかもしれませんね。
放っておきなさい、たかが子供のお遊びだ。

[くつり、喉を鳴らす。
 それから通りを歩いて芸人達の様子を見て、また事務所へと。
 戻ったなら、野放しにした花籠に魅入られた者がグループ内にいるのを聞いて、
 また笑みを浮かべることになるの、*だが*]

(216) 2010/03/17(Wed) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス

―街道―

[空は灰色、石畳も灰色。
荒んだ街だ、と思いながら、ぶらぶらと歩いていた]

『ルーセント・カイン』。

[果たしてそれは象徴なのか、それとも実体を伴った何かなのか。
手足でしかない『烏』にとっては、ただのお伽噺。お伽噺であるが故――サイラスはそれについて、全くと言っていい程度には無知である。
ふと、記憶を買い取っている(らしい)派閥、『零』の事を思い出した。莫大な買い取り金に魅力を感じた事もあったが、最後の一歩が踏み出せないままに、結局ZerOに招きいれられてからも意識的に距離を置いている一派だ。得体が知れないという点では『雪』にも似たような苦手意識を抱いては居るのだが――]

記憶とは、即ち情報だ。
動向が読めない……参戦するとして、どう動くだろうか。

[今のトップは誰だったか。髪の長い女だったか。
そんな他愛のない事を考えながら、歩く]

(217) 2010/03/17(Wed) 21時半頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 21時半頃


道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 22時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 22時頃


道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 22時頃


道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 22時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 22時頃


【人】 双生児 オスカー

―街道―

ああ、そうだ。

[後ろにいる部下に振り返る。]

正式な通達はまだだと思うけど。
このGameのエントリーって、どれだけ集まるの?
あの豚は参加すんだろうけど。
他って心当たりがあんまないんだけど。

[組織の内部事情にはどちらかといえば疎い。
それを考えるとそういった情報を入手するのは他より遅れをとることは否めない。]

『零』…?ああー、あそこ?
あの根暗なお嬢様がリーダーのとこ?
ボク、アレ、嫌い。
あー…でもアレ参加すんなら…潰したいなー。

[本当ならぶっ殺したいところだが。]

(218) 2010/03/17(Wed) 22時頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 22時頃


【人】 双生児 オスカー

[後は、とチーム名を列挙されていくが。]

うーん…あんまピンとこねぇーんだけど…。
……とりあえず、参加しようがしまいが。
『道』と『蘭』は噛んでくるだろ。
お前ならどっち敵に回す?

[暫く考えた後。]

どっちも嫌いなんだけどな。
口うるせークソジジイとババア。
まぁ…ババアのガキついでに殺れるなら、まだ『道』のがいいか。

たまには考えねぇーとなー。

[前髪をいじりながら呟いた。]

(219) 2010/03/17(Wed) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

― 自宅 ―

[ゴンゴン、と重いノックの音が2回。
それには反応しない。――雪の構成員のノックの仕方ではないから。

暫く無視していると、痺れを切らしたように、再びゴンゴンゴン、と。
傍らの少年が困ったように青年を見上げた]

…これからなのに。

[不機嫌を隠そうともせず、空の洗面器の中にはめたばかりのゴム手袋を外して放り入れ、外していた眼鏡を掛ける。
派閥の長らしい無表情に戻ると、拳銃を片手に玄関の戸を開けた]

……『贅』の使い?

[疎遠な派閥からの封書を受け取って、開く。さっと目を通して、淡水色の瞳を細めた]

(220) 2010/03/17(Wed) 22時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

―街中『道』事務所―

よし、行くぞ。

[意気揚々とする主に対して、部下達は必死で止める。哀願に近い者までいるが、...は頓着せずに数人の部下を連れて街へと繰り出した]

ははは、まあなるようになれだ!

[高笑いと共に出陣。目指すはオスカーら『湖』が屯っている街角へ]

(221) 2010/03/17(Wed) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

[爪を噛むようにして考える。
が、それに飽きたのか頭を振るった。
それとならうように左耳のピアスが揺れる。]

うーん。
やっぱどうでもいいか。
面倒になったら皆殺し。

それでいいじゃんね?

[へらりと、部下に笑顔を見せて。
それに部下も同意したのか肯定をした。]

イルに面倒なこと、後まかせよっか。
アイツ、どこまで行ってんだか。

[戻ってこない右腕の様子を気にする。]

(222) 2010/03/17(Wed) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

―広場―

[情報を得るような局面になったら、いずれ接触しなければならない派閥かもしれない。
あの派閥は、あの派閥自体で完結しているような面もあるように思えて――そこが、空恐ろしかった。財力、勢力共に間違いなく申し分のないレベルに位置している一派だろう]

……。

[後で屋敷の様子でも探りに行くか――とまで考えた所で顔を上げる。広場に出ていた。
手近なベンチに腰をおろし、ふと空を見上げた]

(223) 2010/03/17(Wed) 22時半頃

【見】 受付 アイリス

[マーゴの返答を待ちながら、エンブレムとは別に、個人で作ったエンブレムの文字を象った指輪を指で触れる。
この中には、『華』の中でも己だけが持つ、猛毒が入っている。
前リーダーを毒殺した猛毒の名は

”菖蒲(アヤメ)”――― 殺め。

アイリスこと、アヤメ科アヤメ属の花の名を持つ己の名をあえて宛がったのは、ちょっとした遊び心。
前ボスは勿論、表向き謎となっている前リーダーの死の真相を知っている。殺人者が誰かを知った上で己を侍らせた。
つくづく肝の据わった男だったと思う。

『愛していたか』と問われれば、答えは即答―――『否』。
数多の情は持っていても、誰かを特別に愛したことなど生まれてこの方一度もない。
そして特別に愛された思い出もない。
だが、惹かれていたのは否定すべくもないだろう。

その、強さに。

しかし憧れはすれど、光になる気はない。
組織の頭に立つよりも、影となり組織を維持する方が断然向いている。
そういう性質だから、当然今回の騒動も静観を決め込む。]

(@24) 2010/03/17(Wed) 22時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 23時頃


【人】 司祭 ブルーノ

―街道の路地裏―

[暫くの後、オスカーの右腕イル少年が引きつったような笑顔で彼らのリーダーの元へ戻ってくる。
ただし、数人の客を引き連れて。「ここはいい。多少の騒ぎも問題なさそうだ」と、ブルーノとその一行が路地裏へと立ち入ってくる。
先ほどまで話題にしていた相手だっただけに、オスカーの周囲の少年達は色めき立つかも知れない]

やあ、君がオスカー君だね。
初めまして、儂はブライアン=ブルーノ。『道』を統括している。

なるほどなるほど、君友達はいるかね?
見るからに友達などいなさそうな顔をしているが、どうかね 当たりだと思っておるのだが?

[ざわめきにも頓着せず、オスカーの顔を無遠慮に眺めながら意気揚々と話しかける...に対して、同行する彼の周りの部下達はすごく困ったようなどうしていいかわからない表情で付き従っていた。
彼を良く知る者がいれば、彼の外套がいつもと違いまるでマントのように全身を覆っていることに気づくだろう]

(224) 2010/03/17(Wed) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

―――…。

[内容は、一言で言えば脅迫。
『雪』を守りたいなら、このゲームから"手を引く"か"贅に協力しろ"というもの。

どうやら彼ら――ヨアヒムは本当に邪魔者を皆殺しにしていくつもりらしい。
そしてその数はやはり少ない方がいいのだろう。或いは、教会での振る舞いで他の友好派閥――そもそもあったのか知らないが――から協力を断られたから渋々こんな所にまで手紙を寄越したのかもしれない。

いずれにせよ、明らかに雪を格下と見下した文体に青年は眉を顰め。
眼鏡を一度直す]

(225) 2010/03/17(Wed) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[なんだか向こうの方が騒がしい気がして、そちらを見た。]

んー…?
ナニ、なんなの?

[苛々したのか、また爪を噛むようにして。]

なに?また死にたい奴?
そろそろ弾数節約しなきゃいけないんだけど。
刃物持ってきてねぇし。

[困ったように眉尻を下げた。
それから、見知った顔を見つけて。]

お、イル、おかえー……、あー…なにそれ。

[なんかおっさんが来た。]

(226) 2010/03/17(Wed) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

……あー…『道』の…ク…おっさん…、はいはい。

[面倒そうに前髪をいじりながら。
話をあまり聞いていないのか相手の顔を見ることはなかった。
こちらの顔を覗き込むように見られたのには。
さすがに睨み返すのだったが。]

急に来て、さぁ、…。
ナニ、死にたいの?アンタ?
トモダチ、いないように見える?ムカつくんだけど。

[左手をグリップにかけて、周りを見渡す。
部下の数も少し多いし、ヘタに動いて敵に回すには面倒な相手。
いつでも銃を抜けるようにだけはしておいて。]

そんなこと言いに?
ヒマだね、アンタ。

[嘲笑を交えて。
どう動くか様子を窺った。]

(227) 2010/03/17(Wed) 23時頃

子守り パティは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 23時頃


【人】 執事見習い ロビン

雪の中に豚肉を置いて、美味しくなると思う?

……凍りついて、不味くなるだけだよ。
美味しく食べてもらいたいなら、火でも探したらどうかな…?

[眼鏡から手を離す。
それと同時に、贅の使いの両足に、一発ずつ穴が空いた。

一発は青年の持つ拳銃から。
もう一発は扉の陰から少年が構えていた拳銃から。

崩折れる使いの腹を蹴り飛ばす。
当たり所が悪かったのか、胃液を吐瀉してぐったりと動かなくなった]

――セオドール、お仕置きはまた今度にしよう。
服着て、奥の部屋からトランク持ってきて。

急なお客様を、宿までご案内してあげなきゃ……。
贅の方だから――俺らの持っている宿の中でも、一番…イイ処に…。

(228) 2010/03/17(Wed) 23時頃

【人】 寡婦 パピヨン

―回想 カフェ―
>>214>>215
[ネイサンから『蘭』から出した通達に言及された時、
 女は口許を緩め、ゆったりと首肯めいた動きを見せた]

――……私は 出来る限り
主人の遺志を大切にしたいと思っている……
だけなのですけれど ね

[珈琲代を出そうと言う動きを軽く手で制して、
 道化の辞儀に礼を返して別れた]

(229) 2010/03/17(Wed) 23時頃

【人】 司祭 ブルーノ

ん? ああ、構わん構わん。"クソジジイ"で結構だとも。
否定する術がない。悲しいがね。

[何を言いかけたのかは容易に察する。自分だって彼ぐらいの時を思えば、だ。
上機嫌のような顔をしていつもの大きな声で喋り続ける。周囲の空気や気配など気づかぬかのように]

暇というかなんと言うかだね、今日はちょっと遊びに来たのだよ。
長い船旅を経つつ、こっちに戻ってきて以来殆どがデスクワークで身体が鈍ってしまってね。
君たちのチームは荒事が専門だったと聞いているが、銃やナイフとか得物の扱いはまずまず得意そうだが……一つ聞こう。

キミは喧嘩は得意かね?

(230) 2010/03/17(Wed) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

― 数十分後・街中 ―

『はい、確かにお預かり致します』

[運送業者風の出で立ちをした男に重いトランクを引き渡す。
勿論その男も雪の関係者だ。
これから贅の使いは、それなりの"厚遇"が待つ宿へと送られる。
そしてそこでゆっくりと過ごすことになるのだ。
何なら、退屈しないよう華から娘を買って宛がってもいい]

……さて、わかるね?セオドール。

『はい。
――僕らの処に来たお客様が"急な体調不良"を訴えたので、"僕らの所有する一番いい宿"で静養することになりました。

…ですが僕らは"そのお客様の顔を見ていません"し"今送ったのはただの荷物"です』

[口の端を上げて笑う]

じゃ、ついでに散歩でもしようか?

(231) 2010/03/17(Wed) 23時頃

執事見習い ロビンは、広場に出れば、見覚えのある顔を見つけるだろうか。

2010/03/17(Wed) 23時頃


薬屋 サイラスは、執事見習い ロビンの姿を見たような気がした。僅かに顔をしかめる。

2010/03/17(Wed) 23時半頃


【人】 双生児 オスカー

それは、殺さないでヤレるか?って意味?

[相手が発する言葉1つ1つに裏があるような気がして。
ここ数年ではなかったぐらいの集中を見せる。]

遊びに…ボクたちは、いっつも遊んでるからねぇ。
そういう意味ではいいとこ来たんじゃないの?
っか、デスクワークとか面倒なことしてんの?
クソジジイも大変だな。

[言葉が多くなっているのは、緊張の現われであることは事実。
戻ってきたイルの表情を見れば、手を出しにくいのだろうと察する。
目配せして、部下全員にも武器を抜けるようにはしてあるが。]

喧嘩はー、好きか嫌いかでいえば、嫌いじゃないかな。

[質問の答えとは少しズレている。]

(232) 2010/03/17(Wed) 23時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/17(Wed) 23時半頃


【人】 司祭 ブルーノ

"嫌いじゃない"か。いかんなぁ。それは家柄の良いお坊ちゃまのお答えだ。
まあいい。多少の心得はあるのだろう?

実はね、儂は喧嘩が大好きなんだ!

[満面の笑み。と、同時に外套を傍らの部下に投げつける。
普段の仕立ての良いスーツではなく、安っぽい布切れのような擦り切れてボロボロになった肌着のようなタンクトップだけになる。年齢の割にはそれなりの筋肉が見て取れる。無論年齢の割に、だが]

さあそこのクソガキくん。
喧嘩をしよう!さあしよう!今すぐしよう!ハリーハリーハリー!

[そう言ってシャドーボクシングを始める老人に対し、あまりの事に『湖』の部下達は呆然となるなり、その不恰好さに無遠慮な笑い声をあげたりすることだろう。
『道』の部下達でさえも、恥ずかしそうに下を向くものや諦めたかのような顔を浮かべるものなど様々だ]

(233) 2010/03/17(Wed) 23時半頃

【人】 執事見習い ロビン

― 広場 ―

…『烏』の。

[とても小さな声で呟く。気まぐれが働いたのか何なのか、そちらに足を向けた。
少年も半歩後ろからついてくる。サイラスを見るライムグリーンの瞳は睨むようなそれであっただろうか]

――こんにちは。
こんなところでぼうっとして、どなたかと待ち合わせですか?

(234) 2010/03/17(Wed) 23時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

どうした、怖気づいたかい? お坊ちゃん!

今まで思ったことはないのかね。こんな金持ちのクソジジイを思う存分ブン殴って哀れな悲鳴を上げさせてみようかとか、白髪頭を踏みつけて唾しようとか。
儂はあるぞ! 存分にあった! そして果したもした!
君はどうかね? 弱いもの苛めしかできない軟弱者かね?

[もし湖の連中が激昂して乱入しようとすれば「三下は引っ込んでろ!」と一喝。武器を使う素振りを見せたらすぐさま部下達が応戦するだろう。
恐らくは少しは戸惑うだろうオスカーに対して、『道』の部下の一人がボクシンググローブを投げて渡す。受け取ったのならブルーノは答えるだろう]

ああ、無論それはハンデだ。
儂が死なぬ為にはそれぐらいのハンデはいるだろう?

[と、当然のような顔をして言い放つ。もしオスカーが受けて立つのなら多少の善戦を見せてもこの老人が一方的に殴られることになる。無論部下達は困った顔で見守るのみ。受けて立たなければそれ以上の無理強いはせずそれなりの展開に移るだろう]

(235) 2010/03/17(Wed) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

―『蘭』拠点―

[休息を終え、身支度を整える。
 ――人によっては"ゲーム"等と呼称する者もいるが、
 此度の一件に関する各派閥の反応を纏めた資料に目を通す]

『湖』にも参加の兆候があるのですね
実動の派閥の内でも動きが速く実戦力もありますが
私共《ZerO》を纏める立場へとなると
余り好ましいとは思えませんが……

それから『月』。成程、クリソス殿も動きますか
派閥の地力は充分に培われておいでですし
パティ殿に代替わりしてからは活気と勢いがあります
特に初動に注意する必要があるかしら

――……薬物の侵犯の件については何か?

(236) 2010/03/17(Wed) 23時半頃

【人】 薬屋 サイラス

……たまには外の風を感じたいと思った。こんな時期だしな。この答えでは物足りないか。

[口早に答える。
後から付いてくる少年にも一瞥をくれてやった。――睨まれた?]

どうした。
そちらの彼こそ、何か私に用でもあるのかね。
ええと、セオドール君……だったか?

[世間話をするかのような口振りで問いかける。ついでに、小さく笑ってみせた]

(237) 2010/03/17(Wed) 23時半頃

【人】 道化師 ネイサン

―事務所―

[繁華街のはずれ、運河を背に建つ事務所へ戻れば騒々しい声が聞こえて眉を寄せた。
 問い掛けるより先に部下が地下へ向かう階段から駆け出してきた]

騒々しいですね―

「申し訳ありません、実は―…」

[部下が耳打ちする内容に寄った眉が上がる。
 曰く下っ端が一人、流通量が増えた麻薬に手を出して暴れている、と]

困りましたね。
私が行きましょう。

[ご苦労さまでした。
 報告をした部下の肩を叩いて地下への階段を下りる。
 石壁に、所々土が剥き出しになっている床。
 壁には所々杭が打たれ、用途不明な物がかけられていた。
 その、一番手前にかけられた鞭を手にとって、牢のように囲われた部屋へ]

(238) 2010/03/17(Wed) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

……ジジイ、バカにしてんだろ。

[家柄がいい、と言われてカチンときた。
銃を抜こうとしたが、その後起きたことに頭が真っ白になった。
部下と一緒に一瞬呆然と相手を見た。]

……呆けてんのか…、アンタ…?歳はとりたくねぇなぁ…。

[しみじみと呟いた。
がその後の言葉を聞いてさらに呆気にとられる。
銃から思わず手が離れ、自然と開いた口元へ指を添えた。]

………え、え…、ナニ、オレと喧嘩したいわけ?

[シャドーボクシングしている様子を鼻で笑う。
部下たちと笑っていて、その後、続く言葉を最初は聞かぬようにしてたが。]

――――――…。

[聞き捨てならない台詞が聞こえた。]

(239) 2010/03/17(Wed) 23時半頃

【人】 道化師 ネイサン

―事務所、地下牢―

私たちの規則を、破られたそうですね?

[話し掛ける声は変わらず柔らかい。
 それに返事もせずに部屋の中央で呻くのは、
 ハングマンの扮装をした男]

そう、返事は―…できませんか。
仕方ありません。
手荒なことは、好まないのですけれど―…

[くく、と喉を鳴らすと同時に鞭を持つ手を横に振る。
 しなる鞭は牢の入り口を押さえていた留め金を外した。
 重く軋む音をたてて、厚い鉄の扉がゆっくりと動きだし―

 閉まる音が一つだけ事務所に響けば、あとは*静寂*]

(240) 2010/03/17(Wed) 23時半頃

【人】 執事見習い ロビン

いいえ?
そうですね。…悲しみに暮れる時間というのも必要でしょう。

[答えには些かずれた返答をし、少年について指摘されれば、振り返って溜息を吐いた。

二人の反応に、少年のライムグリーンの瞳は困ったようにさ迷い、ばつが悪そうにサイラスから逸らされた]

『………すみません。実は聞きたいことがあって。
……あの、…ミスター・レーヴァンは、ボスの遺言を……どう思っていますか』

[少年がサイラスを睨むのは、警戒の現れ。
目の前の相手が自分達の敵であるのかを、確認するような]

[その問いの意図を青年は知っている。
そして、その答えも欲しいと思っている。

ゆるり、淡水色の瞳がサイラスを見た]

(241) 2010/03/18(Thu) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[部下たちが一斉に動こうとしたが。
それは事の中心にいる男の一喝によって止められる。]

やめとけって。
まぁ、このジジイたちにオレたちは殺せねぇけど。
分からんように海に死体沈めるのなんて得意だろうしな。

[溜息を盛大について、人差し指をちょいちょいと動かした。]

いいぜ、ジジイ、喧嘩しようぜ。ああ、そっか訂正したほうがいいよな。

[ボクシンググローブ受け取るとそれに怒りを覚えたのか。]

喧嘩は好きだぜ……!!
力で他者を捻じ伏せるのは大好きだ…、快感すぎてタまんねぇな!!
アンタ、ホントにこんなもんつけてやりたいのか?
分かった、"オレは右手だけでいい。"来いよ。

[挑発して、相手はどうでるか。]

(242) 2010/03/18(Thu) 00時頃

【人】 子守り パティ

― 広場 ―

[部下に抗争の準備を命じ、自身は街の様子を見るためと表に出て歩くこと暫し。
アテも無く適当にうろつく内に、広場へと辿り着く。]

(――あら。『雪』……と、『烏』の子。だったかしらね。)

[二つの派閥の長。
『雪』の方はあまり関わりの無い間柄だが、顔くらいは知っていた。
『烏』は――]

(『奪われる側』にいた坊やが、今では派閥のトップだってんだから笑えるわ。)

[かつて、生前の父親が愚痴を零した事を思い出す。
取り立てのために追っていた債務者の子供を逃してしまった挙句、どういう事だか、後にその子供がボスに拾われて組織に身を置いたという。
ボスの肩代わりもあって金銭的な損失は無かったが、金貸しとしての面子を傷付けられたと父は憤慨していた。]

(243) 2010/03/18(Thu) 00時頃

【人】 子守り パティ

(……まあ別に、私はそんなのどうでも良いけど。)

[父は父、自分は自分だ。死者の怒りまで継いでやる気など無い。]

(ボスへの忠誠心は強かったと聞くわね。
毟れるだけ毟ったのは、彼の組織の一派閥だというのに……本当、笑える話。)

[その事を当の本人は知っているのかいないのか。
興味が湧かないでもないが――
今はそれよりも、]

(この時期に、『雪』と『烏』の接触……?)

[眉を寄せ、そちらに注目する。
二人に声をかけるでもなく、やや離れた位置。]

(244) 2010/03/18(Thu) 00時頃

【人】 司祭 ブルーノ

聞いたか皆の者。
"オレは右手だけでいい。"だそうだ。
あははははは、あはははは!

[皆で笑いそやせと部下達に指示したようなものだが、部下達の方はいたたまれずにいるのみで俯いたまま。老人一人の高笑いが物悲しい「後で覚えておれよ」との呟きはこっそりと]

なんだ、儂が怪我したくなくて"キミだけに"そのグローブをつけて貰いたかったのだが。
まあいい。儂はインドで虎を殺したことがある男だ。
入れた牢に慣れず衰弱死だったがな!

[そう言って、話はこれまでと勢い良く、自分から殴りつけに飛び掛る。年の割にはまずまず良い動きで喧嘩を仕掛けた]

(245) 2010/03/18(Thu) 00時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[問えば、部下から各派閥が対応に動いている事、
 あるいは動いていない事が知れた]

――……成程 お話は解りました
グレインジャー殿は黙認なさったのですね

[ほんの少し、下がった声音は部下には伝わったか。
 しかし、側近の反応は眉を寄せるに留まる。
 『湖』の過激な反応については想定の範囲内か]

肝心の出元は調査中……――
経路の特定だけでも急げないかしら
テリトリーに散在する酒場 宿 娼館
被害の集中する地域を調査すれば あるいは……
直接伺う方が 宜しいのかしらね……――

(246) 2010/03/18(Thu) 00時頃

道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 00時頃


【人】 薬屋 サイラス

[少年の瞳から、青年の瞳に視線を動かした。
しばし逡巡し、やがてゆっくりと口を開いた]

先代は我々が一枚岩だと信じていたのか、それとも我々が全くバラバラであることを理解していたのか。
どちらにせよ、厄介な事になってしまったとは――思う。

[それは間違いのない事実であり、心の底からの感想だった。深々と溜息を吐く。先代の遺志の尊重を、とは、思うが――その先代とはもう、意思の疎通が、出来ない]

私は、先代の存在を踏み躙るような派閥にだけは、頂点を獲らせたくない。
君達がそうであるかは……知らないが。

[だが、警戒しているのは事実だった。無血で派閥を乗っ取った上、元派閥の構成員の記憶を売り払った男だ。
自然、その視線は警戒の色を宿す事になるか]

(247) 2010/03/18(Thu) 00時頃

【人】 寡婦 パピヨン

外に参ります 貴方もいらっしゃいな

[子を呼び、仕度を整えさせた]

じきに 貴方に仕事を教えたいと考えています
――……あの方の子として 構成員の一人として
先ずは弁えた振る舞いを身に着けなさい ね

「……はい!」

[背筋を伸ばし、ぴんと声を張る返事]

よろしい ――……参りましょう

[護衛の供を連れ、『蘭』の拠点を出た]

(248) 2010/03/18(Thu) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

喧嘩に怪我したくねぇなんて。
頭悪いんじゃねぇーの?
そんな緩い覚悟で喧嘩ふっかけんなよな。
まぁ、いいや、グローブ右だけつけてやるよ。

[グローブを手早くつけ、飛びかかってきたのを右に避け。
そのまま腹に右ストレートを入れた。]

………?

[そのまま男から距離をとる。]

筋肉バカ…かよ…。
っか、虎衰弱死させたの、自慢になんのか。

[相手のペースに若干飲まれつつあった。]

(249) 2010/03/18(Thu) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン

『はい――僕もそう思います』

[厄介な事になった、との言葉に少年は頷いて同意を示す。
傍らに立つ青年はサイラスの視線が自分に移動したことに気づいたが、自分は傍聴者だと言わんばかりの態度で、全く反応を示さなかった]

『僕もボスを心から尊敬する者として、貴方の考えに同意します…。
あの時旧派閥のリーダーに拾われなければ、もしかしたら今頃は貴方の下についていたかもしれない……それくらい、貴方の考えは、僕の考えと近い。
だからこそ、確認したいんです。
僕と貴方の考えが"どれだけ異なっているのか"を…。

貴方は――烏は、頂点を目指しているのですか?』

[警戒するような視線に青年は反応しない。
少年がサイラスを探るように見つめるのに気づけば、少年の方に視線を向けた]

(250) 2010/03/18(Thu) 00時頃

執事見習い ロビンは、視線を動かした時に、月のリーダーの姿が目に入るか。眼鏡に軽く触れた。

2010/03/18(Thu) 00時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 00時頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 00時半頃


【人】 司祭 ブルーノ

[オスカーの戸惑いもあってか多少は粘っては見たものの当然の結果として、最後に強く壁に叩きつけられたところであっさりと喧嘩?は終了する。存外の粘りか突然の出来事からかオスカーの息も多少は切れたかもしれない]

いやあ、参った! 降参だ降参!

[決着がついたと察した『道』の部下達に抱えられてボロボロになった...が起き上がる。どれだけやられても笑顔は結局絶えることはなかった。部下に葉巻を用意させると一服。オスカーにも葉巻を勧めるつつ尋ねる]

いやぁ、年寄りの冷や水につき合わせて悪かったね。
ところで、なあ、オスカー君。
一つ聞きたいのだが、気持ちよかったかね?
ムカつく相手を殴りつけて爽快だったかね?

そんなものとは比べ物にならない程の快楽―――頂点に立って最高のオルガリズムを感じてみないかね?

[格好は部下達に肩を抱えられたみすぼらしい老人のまま。ただしその眼光は先ほどまでと違い、これまでこの世界に生きてきたものの眼でオスカーを睨み付けた]

(251) 2010/03/18(Thu) 00時半頃

【人】 薬屋 サイラス

場合によっては、頂点を戴く事も視野に入れている。

[ロビンからセオドールに目線を戻す。少年の問いかけには、あっさりとそう答えた。
成程、言葉だけ捉えれば随分に安心できる少年では、ある。――だが。
鷹揚に腕を組み、首を傾げた]

セオドール君は、しかし、彼につき従っているのだね。
君は、先代に対しそこまで立派な忠誠心を抱いている。即ち……スミス氏もまた、そんな君を納得させる程度には、ボスに対しての忠誠心は申し分ないものとみて良いのかな?

[露骨な挑発だとは感じていた。だが、得体のしれない相手である以上、真正面から切り込む以外の道は全てただ迂遠であるだけに思えた。
不器用な男である。投げかけた笑みには、自嘲の色も含まれていたかもしれない]

(252) 2010/03/18(Thu) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

[正直、面倒だ、と思った。
多少を息が荒くなりりつつも、なんとか相手を壁へと突き飛ばし。
狙いが分からず、それが余計に疲れた。]

くせぇ……。

[葉巻のにおいに顔を背けて。
勧められても睨むだけでそれを拒否した。]

……殴るだけじゃ、タリねぇなー……。
ホントはジジイのが2度とタタねぇぐらいボロボロにしてやりたかったんだけど。

―――――……頂点?
アンタ、何がいいてぇんだ?

[相手の眼光に気付き、青い瞳がそれを捉えた。]

(253) 2010/03/18(Thu) 00時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 00時半頃


【人】 寡婦 パピヨン

―『華』の娼館―

[正確には、娼館に併設された雑務用の一室。
 仕事に際して相手の自宅を訪れる事はしない。
 相手が誰であれ、プライベートを侵すのは控える]

ホワイト殿はご不在ですのね 承知致しました
お言伝のみお願い頂ければ いずれまた参ります

[用件とは、今回の薬物流入について、
 『華』の被害の分布を知りたい、と言う物。
 応対の者に伝言を預け、その場を辞した]

(254) 2010/03/18(Thu) 00時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

なぁに、話は簡単だ。
"本気"で《ZerO》のTOPを目指してみんかね?

[『湖』が既に参加表明をしていた事に対しての揶揄。今日までの彼らの活動に対して、自分達側から見た感想を込めた判断を含めた上での、問いかけ]

まあ俗っぽく言えばだ…コホン。
権力はいいぞ。女を抱くよりも、薬をキメるよりもだ。
誰に憚ることもなく、気を遣うこともなく思うがまま、思うが侭、だ!

[安っぽい煽動の言葉だからか、自分でも下手な事を言ったなと詫びて肩を竦める一人芝居]

儂と組めなどとは言わぬ。儂の金と力を利用せぬか?
頂点に立つ為に全てを賭けて、全てを遣ってみぬかね?

ああ、"全て自分達の手だけでやる"――そんな夢物語はさておこう。
そんな話は実現性のない"もしも話"は酒場のチンピラがするものだ。
ボクシングのチャンピオンを決める大会ではない。残念ながらな。
そもそもスタートラインが違うのだ。よーいどんの段階で。

[いくら対象が正体不明の宝探しとはいえ、背負っている組織の差は大きい。]

(255) 2010/03/18(Thu) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

『――そうですか』

[残念そうに、少年は声を落とした。そして、瞳から迷いの色が消える]

『ありがとうございます。
貴方とはできれば戦いたくなかったのですが――貴方がそのつもりなら…。
……貴方と敵対することがあれば、僕は躊躇わず貴方を討ちます』

[それは、宣戦布告。流石に何かを感じ取ったのか、淡水色の目を細めて、青年が口を挟んだ]

(256) 2010/03/18(Thu) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

――敵対したら、にしてね。
現状、烏と雪が戦う理由はないよ……。

初っ端から小規模な派閥同士が潰し合っても……あの豚連中を喜ばせるだけだ…。

『……そうですね。すみません。…それから、質問の答えですが。

――僕が忠誠心だけで従う相手を決めているのならば、僕はそもそもどの派閥にも属していないでしょう。
僕がロビンに従うのは、それ以外の理由――…』

[唐突に、言葉が途切れる。それ以上は秘密、と言わんばかりに、青年が少年の唇の前に人差し指を置いていた]

『……です。…これで、いいですか?』

[自嘲めいた笑みに、少年もぎこちなく笑い返した]

(257) 2010/03/18(Thu) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

[相手の話を聞いて、イルの顔を見た。
どう答えるべきなのか、その答えを求めて。]

………金と力、ね。
じゃあ、とりあえず武器調達頼もうかなぁ。
それから、ボクらのご飯ね。
お腹すいた、クソジジイの喧嘩に付き合わせられて。

[ボクシンググローブを外してジジイへと投げつけた。]

正々堂々喧嘩するなんてダセェし。
ボクもそこには共感してやるよ、ジジイ。
権力はどーでもいいかな。

ボクは他人が頭下げて平伏してんのが好きだから。
それが権力ならそれでもいいし、力ならそれでもいい。

[欠伸を1つしてから、その場を離れようと歩き出す。]

(258) 2010/03/18(Thu) 01時頃

【人】 薬屋 サイラス

これは、手厳しい。
まあ、いいさ。そちらが来るのならば迎え撃つまでだ。もちろん、我々は一切の流血を厭わないよ。
――来るのならば、の話だ。

[真っ直ぐな瞳は嫌いではなかった。この少年の忠誠心は本物なのだろう。――派閥同士の抗争など、ボスが居たころには一切興味など抱いて無かったが、引き抜いておけば良かったとすら思った。

その後、少年の口から語られた『理由』については、僅かに顔を顰めたが]

行き過ぎた私情は、時に身を滅ぼすと聞いた。
私が言えることでもないが。

[ロビンに向ける視線は相変わらず警戒の色を宿している。
ゆっくりとベンチから立ち上がった]

(259) 2010/03/18(Thu) 01時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[去り様、娼館を僅かに振り返った。表情は帽子に隠れる。
 夫の庇護を受けながら、誰にも媚を売る娼婦の長。
 そう言う物なのだと理解してはいるが、
 あのように振舞う女がいるから、
 ブルーノが言うような愚かしい侮蔑もまかり通るものかと]

――……

[一つ呼吸して間を取り戻すと、来た道を引き返す]

(260) 2010/03/18(Thu) 01時頃

【人】 道化師 ネイサン

―事務所―

[鉄の扉が閉まってから、再び開くまではどのくらいの時が経ったか。
 多分、長くはない。が、短くも、ない。

 ガチャン、と留め金をかける音に続いてコツコツと足音。
 事務所の1階に現れたのはいつもと同じ表情]

今晩、出かけます。

[そこにいた側近へ声をかけ、次いで地下を指した]

いつものように。

[捨てておけ。
 そう言い残し2階の執務室へと階段を上がる。
 口の端に、笑みの名残を残して]

(261) 2010/03/18(Thu) 01時頃

【人】 執事見習い ロビン

『ご忠告、痛み入ります』

[少年はそう言い、立ち上がるサイラスがどこかに向かう様子ならば一歩下がって見送る姿勢を取る]

[青年は再びサイラスを見る。ゆっくり口を開いた]

……そんなに警戒しなくとも。
いきなりこんな開けたところで取って喰うような真似はしませんよ…。

それに――先程から見られていたようですしね。

[誰に、とは言わず。視線を泳がせながら眼鏡を直した]

(262) 2010/03/18(Thu) 01時頃

【人】 司祭 ブルーノ

武器と飯――戦争の基本じゃな。くく、結構。大いに結構。湾岸倉庫を一つ呉れてやる。そこにキミらぐらいの人数なら十分の銃器なりなんなりがある筈だ。

[予め用意していたのか『道』の部下が『湖』の部下の一人の倉庫の鍵を渡す]

他に入用があれば、いつでもウチの事務所にでも来てくれ給え。

"道"はそれを求める者の為にある。

[嘗て自分が言われたことがある台詞。当時は鼻で笑ったがまさか自分が同じ台詞を口にすることがあるとは思わなかった]

ああ、そうそう。誰でもいい。お前ら、この場にいる者の顔を覚えておいてくれ。他の者は使いには出さぬ。
無論、その逆も然りだ。互いに知らぬ顔が来たら――まあそういうことだ。

(263) 2010/03/18(Thu) 01時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

―アイリス宅―

[あまり表情が表に出ないマーゴの好奇心さえ、
目の前のアイリスには知られてしまう程
何度アイリスの自宅を訪ねてもマーゴには新鮮だった。
狭苦しい、と言われ声だけは感情が乗らない調子で答えた]

…とんでも有りませんわ。
――急ぎと申すよりも…状況を把握しておきたかったのですわ。

[と、本音を吐露する。
ロビンの時と同じだ。
こちらの情報を明かして、相手の様子を窺う――]

[「お忍びで"遊び"に」のくだりには何も告げずに。
付き従う少女もまた、無言で返した。
そして「報告を待っている段階」とはいいつつも
流石――【華】を束ねるだけ有り、その情報は豊富だった]

(…藥――)

(264) 2010/03/18(Thu) 01時頃

【人】 司祭 ブルーノ

[興味を無くしたとばかりに欠伸をして離れたがっているオスカーに対して]

飯なら一緒にどうだ。無論奢るぞ。
実は今日、オトモダチになりに来たのだよ。残念ながら、友情は生まれなかったようだがね。

[まさか本気で言っているとは思えないのに、まるで本気で言っているかのような口ぶり。
無茶苦茶過ぎる老人に戸惑いを見せたのなら、振り回され慣れている『道』の部下達が同情の視線を送るかもしれない。
ブルーノが着いて来ることを嫌がるなら幾ばくかの"食事代"を手渡してこの場で別れる。万が一同行も構わないのなら、どこか貸切の豪勢な食事を取ることになる。まあ前者だろうが]

(265) 2010/03/18(Thu) 01時頃

【人】 子守り パティ

[少し離れた位置、『雪』と『烏』の様子を伺う。
残念ながらここからではその会話の内容までは聞き取れなかったが。]

(そもそも、今回の件で傍観を決め込んでるトコは、誤解を避けるために自分のシマで大人しくしてるでしょうね。
あの性格と立場のアイリスは別として……。
積極性の度合いはわからないけれど、要注意って事か。)

[脳内で整理する。]

(はっきりと組んでる様子ではないわね。
けれど、殺気立っているわけでもないから対立はまだしてない。
今しかけたら、数で不利か。一人は殺れても私が生き残れな……
ああ、殺しご法度だっけ。本当に面倒。)

[どちらにせよ、今は仕掛けようがない。
懐の銃に触れることもせず。]

(266) 2010/03/18(Thu) 01時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[アイリスから、藥を買う金欲しさに記憶の売買をする者が増える、
と言われ確かに忙しくなる分野も出て来そうだと踏み]

(そちらの人員を増やす必要が有るかしら…)

[【華】からは客が途絶える事無く訪れる。
誰もが皆、身体を売って居た時の記憶を――封じたいと。
それでも身体は覚えていると云うのに]

――情報提供に感謝致しますわ…
ええ、こちらも…何か情報が入り次第、【華】へと。

[小さくこくりと頷けば、ダークブラウンの髪が揺れた]

[在る意味本題の、今回の《ZerO》に付いての簡潔な
返事にはまたしても頷き]

(267) 2010/03/18(Thu) 01時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

…心得ましたわ。

(――確かに、構成員達を見ても――
荒事に適しているとは思えませんし…
何より情報が得られるのが、大きいですわ)

無粋な事を聞きました事、お詫びします…

[そう言って立ち上がり、膝を折って詫びた。
それに倣うかのように、連れの少女もアイリスに詫びて。
【零】が参加するつもりかと聞かれれば
頸をこてりと傾けて]

「…未だ様子見で御座います――」

[と付き従う少女が小さな声で告げる。
指輪を弄るのを、マーゴは黙って見詰め手を付けて居ないお茶に
「…ご馳走様でした…」と告げる]

(268) 2010/03/18(Thu) 01時頃

子守り パティは、執事見習い ロビンの意識がこちらにも向いていた事を察知する。

2010/03/18(Thu) 01時頃


道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 01時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 01時頃


司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 01時頃


【人】 薬屋 サイラス

すぐに取って食うような人間相手なら、私もそうは警戒しないだろうよ。

[得体が知れないからこそ恐ろしい。
どう動くか分からないからこそ恐ろしい。
肩を竦め、やれやれと首を横に振った]

……見られていた?
そうか。好きなだけ見せればいいさ。誰だかは――知らないが。

[『月』の派閥のトップを務める娘の姿が見えた気がした。
借金の取り立て――昔の忌まわしい記憶が蘇る。特別に『月』がどうという話でもないが、情けない事に取り立て屋には根本的な部分で恐怖感を抱いていた。
やれやれとした表情で息を吐き、広場を後にする。

――『零』の屋敷も見ておこう。そう思いながら足を進めた]

(269) 2010/03/18(Thu) 01時頃

執事見習い ロビンは、司祭 ブルーノが"若者"と喧嘩していたことは、いずれ構成員の情報網から知ることになるか。

2010/03/18(Thu) 01時頃


執事見習い ロビンは、司祭 ブルーノに話の続きを促した。

2010/03/18(Thu) 01時半頃


執事見習い ロビンは、司祭 ブルーノに話の続きを促した。

2010/03/18(Thu) 01時半頃


【人】 双生児 オスカー

[部下の1人が鍵を受け取る。
離れようとするところにそれだったので振り返って面倒そうに様子を見た。]

―――――…。
殺さなきゃいい、ってことは。
殺さない程度の傷は与えても問題ねぇってことだ。
武器は必要だろうね。

[高尚に聞こえなくもない、説法には。]

……ジジイってのは、頭ン中も平和なんだな。

[鼻で笑った。
顔とかに関しては全部イルに任せてしまう。
というか、憶えられるわけないし。
マフラーに隠れるようにしてあるエンブレム。
それに左手でそっと触れた。]

(270) 2010/03/18(Thu) 01時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 01時半頃


【人】 双生児 オスカー

トモダチ募集してないし。
ジジイはジジイ同士で遊んでなよ。
あの豚とか仲良しなんじゃねーの。
なんだっけ…『贅』だっけ?

[あんまり覚えてない。
あの気持ちの悪い顔とバランスの悪いフォルムだけは。
きちんと覚えているのだが。]

ジジイと喰うメシはマズイしいらね。
金だけちょーだい。

[そう言って右手を差し出したなら。
食事代という名目で金を受け取る。]

……ボクはヤリたいだけヤレばいいんだよね?

[最後にもう1度だけ確認した。]

(271) 2010/03/18(Thu) 01時半頃

司祭 ブルーノは、執事見習い ロビンの手の者の動きを知ったなら『湖』の構成員からの情報流出を疑うだろう。

2010/03/18(Thu) 01時半頃


【見】 受付 アイリス

[手もつけていないお茶に、礼をいうマーゴにはくすりと笑って。
ごく自然な態度でその手をそっととった。]

いいえ、お口に合わなかったようで残念ですわ。
今度いらっしゃるときは、事前に御連絡下さいませ。
もっと上等なものをご用意しておきますわ。

またお暇な時にでも、数少ない女性幹部同士、ゆっくりとお話ししたく思います。
ここらへんはあまり治安がよくありません、お気をつけてお帰りくださいませ。
本日はご足労いただきまして、ありがとうございました。

[その指先に軽く口付け、くしゃりと悪戯めいた目でエメラルドを見上げ、ふんわりと離した。
マーゴが部屋を辞するようなら、戸口まで送っただろう**]

(@25) 2010/03/18(Thu) 01時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 01時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 01時半頃


【人】 執事見習い ロビン

これは失礼。
どうも自分より若い相手でないと食指が動かない性質なものですから。

次はレーヴァン殿相手でも"すぐに取って食える"よう、善処しますね。

[故意に"取って喰う"を違う方向に解釈する。
それで不快を返されても、まるでそれが狙いであるかのように笑みを見せるだろう]

大胆ですねえ。

[好きなだけ見せればいい、も、些か下品な方向に意図的に解釈し、口の端を上げる。
息を吐いてサイラスが去るのは目で追うだけ。完全に見えなくなってから口の開いた]

――…彼は、昔借金取りに追われてたんだっけ?

『そうらしいですね。――月とは、相性が悪いのかもしれません』

ふうん。…じゃあ、月と敵対するときがあれば、烏と組もうか。
あそことサシでやりあっても、勝てる気がしないからね……。

(272) 2010/03/18(Thu) 01時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 01時半頃


【人】 司祭 ブルーノ

ははは、あの豚さんも、仲良しだったとも。
"故人"に対して悪く言わないのは儂の流儀だからな。

[誰でもわかるあからさまな嘘八百。ただ故人という意味合いに嘘とは思っていないが。最後の問いかけに対しては不思議そうな顔をして]

ん? 何故、儂に確認を取る?
キミは儂の部下になるつもりかね?
それともキミは自分の仕出かすことに対して「儂に言われてやりました」と全てに言って廻りたいのかね?

[金の遣り取りも部下任せ。差し出された右手に対しては部下の一人が大勢が騒げるだけのお金を渡した]

儂は若者の成長を楽しみにする老人だからな。
楽しませてくれればいいと願うのみ、だよ。

今日のところはそれだけだ。
ははは、短い文章一つで済む話で時間をとらせて悪かったね。

[言いたい事だけを言うと、話はそれだけだとオスカーの答えを聴くことはせず、部下に支えられながらその場を後にした]

(273) 2010/03/18(Thu) 01時半頃

【人】 道化師 ネイサン

―事務所―

[2階の執務室から、裏の運河を見る。
 部下が数人、ずるずると麻袋を引きずっているのを見下ろし、
 細身の葉巻を口へ。

 地下室に残されていたのはぼろ布のような物体。
 事切れた、人間。禁を犯した者の末路]

私達のような夢を売る者が、夢に食われちゃいけません。

[川面に上がる水しぶきを見て、窓から離れた。
 机の上に置かれた何枚かのメモを手に、顎をひと撫で。
 それらは他の派閥の様子を探るように言いつけていた部下の伝言]

裏路地ではもうゲームが始まっているようですね。
血の気の多いというのはよいことです。
手加減せずに済みますからね。

[くつ、と喉を鳴らしてメモを捲る]

(274) 2010/03/18(Thu) 01時半頃

【人】 薬屋 サイラス

―街の中心部―

――なんだあれは。

[澄ました顔でロビンの傍を通り過ぎたが、姿が見えない所にまで来れば――らしくもないと自身でも思いつつ、悪態をついた。
なんともはや、である。言葉に出来ない悪寒が背筋を通り抜け、やはり警戒しなければならぬと改めて誓う。
私情――だ、これは私情だ。私情ではあるのだが]

……。

[街の中心部の方に向かって歩いていたので、目的の屋敷は直ぐに見つける事が出来た。
どうというものはない。積極的に屋敷の主と接触しようと考えている訳でもない。
単純に、見ておきたかっただけだ]

(275) 2010/03/18(Thu) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

…………、キナくせぇ。

[ポツリ、呟く。]

言って廻った、ら。
ボクたちが暴れたらアンタらもただじゃすまねぇなぁ。
例えばGameのルール無視とか。

[相手がどうなるかは極論、まったく気にならない。
もっとも、金銭面でのバックアップというのは今はありがたいが。]

………疲れた。

[その場を後にするのを無言で見送り。
溜息を盛大についた。]

イル…なんであんなの連れてきたの…?
ボク、ホント、ああいう汗臭い感じダメ。

[相手が去っていったほうへ舌を出した。]

(276) 2010/03/18(Thu) 01時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 02時頃


【人】 双生児 オスカー

[それから、指示を回す。]

湾岸倉庫から全部、18番路地のアジトに移して、なるべく早く。
倉庫はとっとと空にして。一応、地雷の1個でも仕掛けとけば面白いかもだし。

[それから受け取った金。]

これ、施設の方に回して。
そんだけあれば暫く気にせずGameに集中できるっしょ。
後、イルからなんかある?

[少しの沈黙の後。]

『恐らく、情報に早い派閥は僕たちと『道』の繋がりを察知するはず。
向こうはそれで、僕らの裏切りととる可能性がある。
こっちから向こうには行かない方が良策かと。』

いや、っか、ジジイの事務所どこよ。

[皆で首を傾げた。]

(277) 2010/03/18(Thu) 02時頃

薬屋 サイラスは、しばらく零の拠点を見つめた後、自身の拠点へと戻るだろう。**

2010/03/18(Thu) 02時頃


【人】 双生児 オスカー

[仲間同士で首を傾げたところで、皆で大爆笑した。]

あー…マジおかしい…っ!!
っかさ、あのジジイの顔覚えてる?
虎がどうとか…年寄りってきたねぇよなー!!

[目を細めて銃のグリップを右手で握る。]

『道』なんてもんは。
オレたちが、全部沈めてやる。
オレたちは『湖』だ。

道なんて必要ない。

[うわべだけの協定はいつまで持つのか。]

楽しければいいけどね。

[欠伸してそのまま移動しはじめる。]

(278) 2010/03/18(Thu) 02時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 02時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[毒を気にして飲まなかったのでは無い事位、簡単に知れただろう。
慣れた手付きで手を取られるがままに]

…いえ…。――突然の来訪をお詫びするのはこちらの方ですわ。

[暗黙に気にしないで欲しい、と告げて。
指先への口付けにも厭な顔ひとつせずに受け入れる]

ええ…女性同士なら積もるお話しも有るかも知れませんわ。

[そしてこの辺りの治安が悪くないと言われれば、
双子の片割れも居る事だし問題はないのだけれど
表向きだけでも心配してくれるアイリスに頷き
ほんのりと、その唇に孤を乗せる]

…アイリスさまもお気を付け遊ばせて…。

[そのままアイリスの部屋を後にする際、
戸口まで送って貰えば、またしても膝を折った会釈を返して。
傘を広げ、少女の手を引いて、再び街の中へ――**]

(279) 2010/03/18(Thu) 02時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 02時頃


【人】 執事見習い ロビン

[さて、月の女リーダーはどう出るのか。
暫くは広場から動くつもりもなく、先程までサイラスが座っていたところに腰掛けていただろう。

彼女がこちらに向かってこないのならば、途中で少年がどこかに消えて、煙草を買ってくるか。
その煙草の箱の中身――煙草に見せかけて丸めてある紙には、街のあちこちに散らばる雪の構成員達が仕入れた情報が書かれているだろう。
その中には、湖と道のリーダーがボクシンググローブをつけて殴り合いしていたという、些か反応に困るものも含まれているだろうか。

――彼女が近づいてくるなら、その情報を入手するのは彼女と別れた後になるだろう**]

(280) 2010/03/18(Thu) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

―街の中心部―
[少し離れたところで見えた姿。]

アレ…って……確か、ボスの葬儀のときに…。

[なんという組織の名前だったか。
覚えている記憶はを引き摺りだすも。]

あの女……なんだっけ…?
ああ…アイリスんとこ…よく使ってるんだかなんだか…。

あの女も…Gameの参加者なんかな。

[銃のグリップを左手でほんの少し触れ。
離れたところで様子を窺うようにした。]

(281) 2010/03/18(Thu) 02時頃

【人】 司祭 ブルーノ

―街中『道』事務所―

………疲れた。いやぁ、本当に拳で殴られたらこんなもんじゃ済まなかったなぁ…って何じゃ?

[部下達が傷の手当てなり冷やすなりする中で、本当に『湖』と同盟を結ぶ気なのかどうか尋ねる]

同盟? 金と武器と飯を貸しただけじゃぞ? それが同盟になるのか?

[いやそんな子供染みたことを――との言葉に被せるように]

儂が車を横付けして葉巻片手に札束ばら撒いて、「暴れろ」と言って働いてくれる連中かね彼らは。違うじゃろう?
話を聞いて貰うには身体の一つぐらいはらないといかん。アジアの卑しい土人どもにも通用した手だ。

[嘗ての儂はあそこまで淡々とできなかったがなぁと思い出し笑い。そのニヤニヤ顔に部下達はため息をつきつつ話の続きを促す]

(282) 2010/03/18(Thu) 02時頃

【人】 司祭 ブルーノ

目的は宝探しだ。別に他所の組織を潰す事ではない。
儂はその解釈で行動しているし、無論彼らがどう解釈してどう動くかは別の話だ。
まあ、過ぎた玩具を手にした子供はすぐに何処かしらに使ってみたがるかも知れないがね。それもまた別の話だ。

目的は彼らではない。
今までの彼らではとてもとても相手にならなかった連中が、彼らをどう扱うかが面白くなる。
ぶっちゃけ『幻』の連中が『蘭』と結びつかれたら、儂を含めて他は勝てぬよ。カマをかけた限りはその段階には至っておらぬようだったがな。まあ牽制にでもなればいい。
あとは―――

[ここまでしたのだから"あの少年"ぐらいは文句を言いにでも駆け込んできてくれてもいいと思うのだがなぁ。との内心の思いは口にせず]

ああ、まさか来ないとは思うが、もし『湖』を名乗る連中がここに馬鹿面下げてやってきたらそいつはきっと『湖』を名乗る偽者だろう。それなりの扱いをしておけ。

(283) 2010/03/18(Thu) 02時頃

【人】 道化師 ネイサン

―事務所―

[下から来客を告げる声がして、部下が上がってくる。
 通せと伝えて案内されてきたのは『贅』からの使い。

 その顔を一瞥し、用件を告げる言葉に呆れたように息をついた]

残念ですが、私達にとって情報は大事な商売道具ですから。
その申し出はお引き受けできませんね。

[口調は柔らかいが潜む語気は荒い。
 ヨアヒムからの伝達は、他の派閥を皆殺しにするために
 持っている情報を渡せ、とそういうこと。
 帰れ、と言い捨てて手を振ったが―]

でもまあ…条件によっては提供しても構いませんが。

[条件を問われれば、葉巻の煙を吐き出し]

(284) 2010/03/18(Thu) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

っか、イル。

[隣にいる右腕に声をかけた。]

……『雪』は今回、噛んでくると思う?

『分からないな。』

ふーん…、アレ、『雪』のじゃね?

『あー…ぽい。』

[広場のベンチに座っているところをかなり遠いところから指差す。
これだけ離れていれば気付かれることもないだろう。]

あの女…アイツ見張ってんのかな…。

[となれば、参加者の可能性が高いか。]

(285) 2010/03/18(Thu) 02時半頃

【人】 道化師 ネイサン

簡単ですよ。
そちらの豚さん、私に調教させてくれませんかね?
立派な見世物にして差し上げますよ。
ああ、きちんとお返しできるかは自信がありませんけれど。

[絶対に飲まれないであろう条件を突きつけて、首を傾げる。
 抱くのは葬儀の時に始末しておけばよかったと密かに思うほどの嫌悪。
 のこのこやってきたならどうなるかはわからない]

冗談ですよ。
あいにく私は豚を愛でる趣味はありませんので。

[言い放って部下にヨアヒムからの使いを追い出させた]

あの豚さんも、どうにかしなければいけませんか。
ですが、その前に―

[見逃すつもりで放置していた麻薬の出所を探すのが先だ、と壁の時計を見た。
 日が沈み、闇が訪れるまであと何刻程*だろうか*]

(286) 2010/03/18(Thu) 02時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

『烏』の連中にこの話が伝わるように処置しておけ。まあ『幻』には嗅ぎつかれるだろうし、他の連中にも、かもしれないがね。『湖』の連中、あの面子が主力ならどうしようもなさそうだからな。

[氷嚢を顔に当てながらあれこれと指示を出す。既に倉庫に『湖』の手のものが入っているとの報告も受ける。もし置き土産があれば対処するだろう]

ああ、そうそう。一つ忘れていた。

あの場で儂に恥をかかせたお前ら―――暫く休日抜きな。

[押し殺しきれぬどよめき。既に裏切り者を排除した不良老人の職場は活気に満ち溢れていた**]

(287) 2010/03/18(Thu) 02時半頃

道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 02時半頃


【人】 双生児 オスカー

[1人の部下がこちらへ来た。]

ん?
さすがぁ、仕事早いじゃん。
一応定期的に倉庫見といて。

地雷、撤去されてたら、なおのこと『道』とは関わらないほうがいい。

アレと会うときは必ず複数で武器携帯。
全員に伝達しておいて。

[イルの目を青い目が見た。]

イル。
『雪』もあの女も恐らく参戦するだろうな。
全員、のしたらいいんだっけ?

[溜息が聞こえた。]

(288) 2010/03/18(Thu) 02時半頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 02時半頃


【人】 双生児 オスカー

『そもそも、なんでゲームに参加するの分かってる?』

え?おもしろそーだから。

『ルーセント・カインの宝探しがメインですよ。』

あ?そーだっけ?
…そこら辺、なんか情報あったっけ??

『いや、特には。』

[暫く考えるように、爪を噛んでから。]

………とりあえず、どっか1個潰して話聞く。
それが間違いなく早い。

[他のチームには豚からの使いが来ているらしいが。
それがここに来ないということは、過小評価されているのだろう。
もっとも、それに気付くこともないのだけれど。]

(289) 2010/03/18(Thu) 02時半頃

【人】 子守り パティ

― 広場 ―

[『烏』が消え、残ったのは『雪』の二人。]

(この二派閥が動きを見せている。
それだけでも収穫としましょう。)

[今、単身で『雪』に喧嘩を吹っかけるつもりはない。
派閥としての組織力で上回っているのに、敢えて今1対2の戦闘をしかけるメリットが無い。
そして共闘目的の会談などと洒落込むつもりもなかった。]

(『月』は、他の力などアテにしない。)

[組織のボスの跡を継ぐには、宝なり武力なりで他に自らの力を認めさせることが求められる。
既に有力な地位を確立しているこの派閥。
小判鮫の様なやり口で今回の件に勝ったところで、何の納得が得られよう。
だから、何処とも慣れ合うつもりなどは無い。
この世界において――特に、この街において、「金」は絶対の力。
その流れを直接扱う自派閥に、他派閥の援けなど要らない。
これ以上の長居は無用、と踵を返す。]

(290) 2010/03/18(Thu) 02時半頃

双生児 オスカーは、暫くは気付かれぬように広場の様子を窺うだろう。**

2010/03/18(Thu) 02時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 02時半頃


子守り パティは、双生児 オスカーたちの存在には気付かず。広場から去ろうと、**

2010/03/18(Thu) 02時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 02時半頃


子守り パティは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 02時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 02時半頃


司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 03時頃


子守り パティは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 03時頃


司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 03時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

―街中→広場―

[歩いていると、向こう側から人が来て、
その相手――【零】の構成員に読唇術で指示を出す]

「――藥が流れているとの情報が有ります。
汚染が無いか、迅速に調べて下さい。

…それから、記憶売買の顧客で
何か情報になるものが有るか…調べさせるように」

[全ては少女がマーゴの言葉を代弁した。
それに付いて、マーゴは嗜めるでも無く。
ただ、最後に一言添える]

そしてもうひとつ――。
【烏】のトップとの食事の場でも設けて下さい…。
…お茶でも構いませんわ。

[【烏】はボスに忠義を誓ってここまで昇り詰めて来た者達]

(291) 2010/03/18(Thu) 09時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[マーゴが纏める【零】も、ボスに忠義を誓って居る身――
だからこそ、直接会って、話しがしたかった。
どうするつもりなのか。
どう――動くつもりなのか。
その答えに因っては資金や人員援助も視野に入れて居た]

――……?

[だが、びっくりした事に、読唇術の相手はいつも通り
「御意に」と告げるだけでなく、
【贄】から通達が有った事を告げて来た。
「急ぎ」かと問うと、そうでも無いとの返事]

――判りました…
…そちらは戻ってから対応しましょう。

[続いた情報もまた、驚くべきものだった。
【道】と【湖】が結託したかのような遣り取りが有ったと云う。
しかも、相当量の――]

(292) 2010/03/18(Thu) 09時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

(資材と資金の援助…ですか…
ブライアンさまも――何をお考えかしら)

[この抗争を大きくするつもりなのだろうか。
寄りに因って――【湖】と云う、荒事を好む一団への融資等。
騒ぎを巨大化させるつもりか。
そう云えば――《ZerO》の誰かが『殺し』を行った、
その元締めも付き止めて、把握しておかなければなかなかった。
ロビンなら、襲われただろうから共に報告を行えば信憑性も増すだろう]

(殿方のお考えは――
これだから判り兼ねますわ…)

[そんな事を考えて、傘を刺して街を歩いていると、
当の【湖】のオスカーの姿。
そちらと、【月】のパティ、【雪】のロビンとセオドールの姿を確認する。
オスカーからは嫌われているらしいので、
傘で己を隠して出来るだけ判らないように振る舞う]

(293) 2010/03/18(Thu) 09時頃

【人】 執事見習い ロビン

― 広場 ―

[オスカーがこちらを窺っていることまでは流石に気づけなかった。
傍らの少年は、ざわざわすると第六感で何かを感じ取っていたらしいので、気配を特定できないまでも、銃をすぐ抜けるように警戒だけはしていたのだが]

――…。
各派閥の動きはわかった。
けれど………"ルーセント・カインの宝"については情報が全く無いね。

[ルーセント・カインの宝は、それがあれば戦力差を憂いたり、無駄に交渉やら喧嘩やらしなくて済む、いわばトランプのジョーカーのようなものなのだが]

一応、情報屋――幻の息の掛かってない所は当たらせてるけど。
そもそもこの話自体おとぎ話のようなものだから…。
……収穫は、見込めないかもね…。

『……はい』

結局、暫くはライバルの頭減らしの為に戦うしかないってことか。
戦いは苦手なんだけどな――…。

(294) 2010/03/18(Thu) 09時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

(――随分と豪勢な面子ですわね…)

[3人もの、組織の長が広場に集まって居る。
互いに、認識し合っては居ないようだが――
それでも、豪勢には変わりない]

[【烏】の長にも会っておきたかったが、通達を出したばかり。
まだ時期が早いだろう、失礼と云うもの。
第一、自身――【零】の拠点が下見されているのも知らない。
広場を去ろうとしているパティの元へと、歩を進める。
少女の手を離し、傘を畳みパティの前で小さく膝を折り――]

――御機嫌よう…パティ=クリソスさま…
今――お時間、宜しいかしら…?

[常の無表情で、僅かに頸を傾げ、パティからの返事を待つ。
イエス、の返事が聞ければ、カフェなりと入って
お茶を嗜みつつ"藥"や"金"――
"【道】と【湖】"の話題を出しただろうか**]

(295) 2010/03/18(Thu) 09時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 09時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[煙草に火をつけるように、情報が書かれた紙を燃やす。
誰も見ていないとは思うけれど念のため一度口に咥えて。味が合わなかったフリをして、地面に捨てて、灰を踏みにじった]

[それから幾つかの話題について少年と短く言葉を交わす。
幻が麻薬の縄張り荒らしに些か"寛容気味"であること――。
蘭を従える寡婦は実際、どこまで動いてくるのか――。
先程姿を見せただけでどこかに消えていった月――。
そして湖と道が手を組んだらしいという話――]

『バカと鋏は使いようと言いますけど、あのバカ鋏は持ち手まで刃じゃないですか。――ミスター・ブルーノは一体何をお考えなんでしょうね』

さあね。とりあえず若いヤツに資金とか出してあげたいお年頃なんじゃないのかな。
…相手をもう少し、考えろとは思うけどね……。

[『雪』でなくとも、『烏』であればまだよかったのに。
これでは本当に、鬼に金棒、…いや、豚に真珠と言ったほうが近いか]

(296) 2010/03/18(Thu) 09時半頃

長老の孫 マーゴは、双生児 オスカーに、マーゴは見えなかっただろう。

2010/03/18(Thu) 09時半頃


【人】 道化師 ネイサン

―事務所―

[路地裏の一件は他の派閥へ波及している。
 『湖』から『雪』、『零』へ。しかしいずれも撃退されて終わり。
 何処の馬鹿かは知らぬが当たり前のことだ。
 派閥の長がそんな雑魚にやられるはずがない。
 もっとも、それをわずかながら残念に思う気持ちはあったけど]

もっと派手に潰しあってくれると、動きやすいのですけれど。

[ある意味実働部隊の一端を担うも表立ったことはしない。
 部下達に慣れぬ戦を強いらずにゲームを乗り切るには。
 ―己が、全ての上に立つためには。
 策を考える耳へ届いたのは、下から届く何かを訴える声]

(297) 2010/03/18(Thu) 09時半頃

【人】 道化師 ネイサン

どうしましたか?

[困った様子で事務員へまくしたてていたのは派手な仕掛けを好んで使う奇術師。
 曰く練習中に仕掛けが落ちて、アシスタントが怪我をしてしまったらしい。
 披露は数日後に迫っている。なんとかならないかと]

ふむ、貴方の仕掛けにはいつも嫌な予感しかしないのですが―…
そうも言っていられませんね。

助っ人をお願いしてみましょう。
胆の座った方々でないと貴方の助手は勤まりませんでしょうし。

[奇術師の返答を待たずに後ろの事務員へ声をかける]

ミズ・アイリスへ使いを出してください。
奇術の助手をと伝えれば、それなりの方を貸していただけるでしょう。

…謝礼は先ずは先方の要望を。
応えられるものなら応えましょう。

(298) 2010/03/18(Thu) 09時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 09時半頃


【人】 道化師 ネイサン

[見た目幼い事務員はグループの構成員でもある。
 東洋系の血が入っているのか一重の瞳をぱちと瞬かせ、小さく頷いた]

おねがいします。
それから、貴方はもう少し仕掛けの安全性を考えるべきです。
今回の依頼、貴方のお給金から引いておきますからね。

[胸を撫で下ろしていた奇術師へ言って、空気を吸おうと外へ。
 運河に掛かる橋のたもとまで少し歩き、そこで葉巻に*火を付けた*]

(299) 2010/03/18(Thu) 09時半頃

道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 09時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

[パティに話し掛けに行ったマーゴは
傘を差して居なかったが、オスカー以外――
鋭いロビンには気付かれてしまったかもしれなくて]

[また、パティとマーゴの会話が叶えば、
先程ロビンがサイラスと話して居た事実が聞けたかも知れない**]

(300) 2010/03/18(Thu) 10時頃

【人】 執事見習い ロビン

[突然、すん、と少年が犬のように鼻を鳴らす]

どうした?

『――いえ、敵ではないようです』

[それでも警戒を解かない少年に、"今は"敵ではない相手なのだと察する。周囲に気を張れば、パティの横に見覚えある長い髪が見えたか>>300]

――…。…人が増えたみたいだし、移動しようか。

[返事を待たず立ち上がれば、少年もきっちり半歩下がって青年についていく*だろう*]

(301) 2010/03/18(Thu) 10時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 10時頃


【見】 受付 アイリス

―『華』娼館の一つ―
[『華』は執務室を持たない。
娼婦・男娼個々自身が”花”であり、それらを束ねたネットワークそのものが『華』。
エンブレムが特定の花の名前を持たぬ理由でもある。
稀に集まることがあれば、各所に散らばる娼館の雑務室や、客室を使う。
その一つに赴き、報告を受ける。

一つは、パピヨンの来訪と『華』内での被害の分布についての情報の依頼。
そしてもう一つは―――そこそこの大きさの蟲がかかったとの報告。

"杏"―――自白剤を使って聞き出したところによると案の定隣のシマのチームの男らしく]

そう、お疲れ様でした。
その情報の委細も含めて、御依頼の情報と共にパピヨン様に使いを出して下さい。
私が直接行っても良いのですが、あえて御気分を害すようなことをすることもないでしょう。
あの方自ら此処に足をお運びになったことすら、驚いておりますわ。
お上品な御婦人は、こういう場所は嫌悪されているようでしたし。

[何か用事があったのだろうか―――嫌悪感を押して程の。
少し考えて、報告とは別に腹を探りに行くのはも検討することにする。]

(@26) 2010/03/18(Thu) 10時頃

【見】 受付 アイリス

さぁて、蟲の方はどうしましょうね。
男なら―――大したことはされないなどと、思いこんでいるわけではありますまい。

[朗らかな笑顔で目を細め、戸棚にある”玩具”を眺めて回る]

素敵な姿にして送り返して差し上げなさい。
うちの子たちに打った分と同じ分だけ、所持していたクリスタルを打ち、
先方がお喜びになるよう、念入りに仕込んで差し上げて下さいまし。

[ごとり。
一つ選び取った玩具を男娼の前のテーブルに投げるように置く。
指示された部下は、蟲の末路に哀れとは思えど、ただそれだけ。
玩具を手に、出ていく。

そして続いて入る知らせに目を丸くする]

ネイサン様から、アシスタントの依頼ですの?
今度はどのようなショーなのかしら!
こんなときでなければ、もの次第では私がやっても良いのですけれど、残念だわ。

(@27) 2010/03/18(Thu) 10時半頃

【見】 受付 アイリス

[『幻』の使いの者から、奇術の内容を聞けば、目を輝かせる]

へぇええ、今回は随分派手ですのねえ。
解りました。アシスタント向きの子を選んですぐにそちらに向かわせるよう伝えますわ。

報酬は―――特等席のチケットがいいわ。
ネイサン様がご覧になるようでしたら、是非ご一緒したいと申し上げていたとお伝えしてくださいな。

[背後の部下に指示を出し、連絡を取らせる。
それからしばらく、あまり得意でないデスクワークなどをして、飽きれば部下に押し付けて街へと出かけただろう**]

(@28) 2010/03/18(Thu) 10時半頃

鳥使い フィリップ が参加しました。


【見】 鳥使い フィリップ

―教会・葬儀―

うん。
立派な葬儀できたよ。ね――

[満足げに囁きかけた先は、傍らの鸚鵡。
くゆる香煙の中、鳥の頭を撫でる。

畳まれたカラフルな翼は、微動だにせず。]

(@29) 2010/03/18(Thu) 10時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 10時半頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 10時半頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 10時半頃


【見】 鳥使い フィリップ

[読み上げられる遺書。
響き渡る叫び声。]

――。

[穏やかながらも、呆れた面持ち。
その訳は遺書の内容を受けてか、ヨアヒムに対してか。

青い瞳を閉じ、ゆるやかに開き、聖堂の高窓を仰ぐ。
思案を置くほどもない、短い間の後]

宝? いや、僕は下りるよ。
それを探し当てた偉大な冒険家について行くだけさ。
ハイエナみたいにね。

[そして音を立てず、席を立つ。]

(@30) 2010/03/18(Thu) 10時半頃

【見】 鳥使い フィリップ

[薄い笑み。
鸚鵡の羽を引き抜く、指先。
そのような扱いを受けても鸚鵡は身じろぎひとつしない。]

…面白いショーの始まり、か。

[やがて極彩色の羽が一枚、墓標の白百合に落ちた。**]

(@31) 2010/03/18(Thu) 10時半頃

【人】 子守り パティ

― 広場 ―

あら。

[立ち去ろうとしたところで声をかけられる。>>295]

……御機嫌よう、ヴィクトリア嬢。

[マーゴ=ヴィクトリア。『零』のトップ。
可愛らしいその見目でありながら、一筋縄でいかない相手である事を知っているが、]

――ええ、構わないわ。
可愛い子とのお茶の誘いを断る理由なんて無いから。

[他組織の動きは気になる。誘いに敢えて乗った。]

(302) 2010/03/18(Thu) 15時頃

【人】 子守り パティ

― カフェ ―

――話してたところを見ただけだけれどね。

[『雪』と『烏』の長を広場で目撃した事を伝える。
隠し通さねばならぬ類の情報でもない。それよりも――]

『道』と『湖』……?
あの年寄り、ガキどもにオモチャ与えて何企んでんのよ。

[支援先をトップに仕立て上げ、後見人の座に着くことでも狙っているのだろうか。
だが、その相手がチンピラの頭……]

バカども暴れさせての混乱目的もあるのかしら……
だとしたら他のトコにも、目を付けて接触してるかもね。
ガキ一本に絞るような性格でもないでしょう。

[言わずもがな、自分の派閥には『道』の接触は無い。
あの女性蔑視の程を考えれば当然だろう。
それは目の前の相手にも当てはまるはずだ。]

(303) 2010/03/18(Thu) 15時頃

【人】 子守り パティ

[こうして話をする間も、相手に対しての油断は無い。
その立場とやり口がはっきりしているアイリスとは違う。
『零』はいまいち掴みどころが無く、金も力もある事だけはわかるがその程度が見えない。
不気味な相手だ。
口には出さずとも、その警戒心は僅かに態度に出ているだろう。**]

(304) 2010/03/18(Thu) 15時頃

子守り パティは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 15時頃


【人】 執事見習い ロビン

[二人歩いていると、前方から黒服の男が近づいてきた]

『失礼、ご報告が』

…手短に。

『"ボストンテリア"で薬物中毒者の死体が、集団で5体。どうやら1部屋に集まってパーティを行っていたようです』

――金目の物を回収したら『眠』に回して。
それ以上は何もしなくていいから……。

『承知しました、では』

[たった十数秒の短いやり取りを終えると、黒服の男は去っていく。
その十数秒の間、立ち止まっていたのは『華』が管理する娼館の前だっただろうか**]

(305) 2010/03/18(Thu) 15時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 15時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 16時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 17時半頃


【人】 司祭 ブルーノ

―街中『道』事務所―

[この国の唯一無二の博物館図書館の関係者を招いての雑談。話題は無論"ルーセント・カインの宝"。だが近代目録法の祖と呼ばれることとなるその蔵書目録からもそれに関する書物の類は見つからなかったとの報告。
この街の図書館の方がまだ匂わせるような、触れられているものがあっただけに完全な空振りだった。来客の見送りを済ませると、深々とソファーに腰を下ろす]

全く心当たりがないわけでもない――が。

[まだこの場所で働いていた頃の思い出を呼び起こす。
「B.B.! B.B.!」ボスの特徴のある呼び声と共に。
先代からボスの旧知だった『月』や女衒として天才的な才を持っていた『華』の以前の主らの顔も思い浮かべる。共に世代代わりして後任に女が就いた組織だ]

(306) 2010/03/18(Thu) 18時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

そう言えばもう、あの頃からここで生きておるのは儂一人、か。

[もう誰も自分を通称で呼ぶ者がいない事実。見所があると突然自分の所の取立て屋から少年を匿ったのはいいが、後始末を自分に押し付けたボス。散々嫌味と愚痴をぶつけてきたクリソス氏。肩代わりする金を用立てた『華』の主。
大勢の大人に囲まれて不安げな顔をしていた少年、怒りを露にする父を醒めた目で見ていた娘、少年を匿ったらしく不安げな彼に安心させるようにあれこれ構っていた若い娼婦――その時]

その時、誰かが言ったのだ。

["ルーセント・カインの宝"に関して、あの場所にいた誰かの口から。ほんの雑談として冗句として戯言として他愛のない会話の中に。恐らくは口にした本人でさえも忘れているだろう他愛のない噂話。聞いた傍から忘れる程度の……ただ一人ボスを除いて]

いや聞き違いか、記憶違いだろう。まさか、な。

[そうでなければ、今まで脳裏に描いていた勢力図が引っくり返ることになる**]

(307) 2010/03/18(Thu) 18時半頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 18時半頃


【見】 受付 アイリス

ちょっと用事を思い出しました。
後はよろしくお願いしますわ。

[そう言って立ち上がるアイリスに、部下は
「飽きただけじゃないんですか」
と呆れたように言う]

お見通しねぇ。
残りは単純作業ばかりだから、貴方やって置いてくださいまし。

[お小言をいつものように躱し、外へ。
すると見知った二人と鉢合わせた]

ロビン様、こんにちは。
セオドール君も、お元気?

[近寄って先ずは愛想良く挨拶をしただろう**]

(@32) 2010/03/18(Thu) 18時半頃

【人】 執事見習い ロビン

― 娼館前 ―

おや――…。

『こんにちは、ミズ・ホワイト』

[青年は軽い会釈を。少年は丁寧に頭を下げて挨拶]

『えと、お葬式いらしてたんですよね。ご挨拶できなくてごめんなさい。
あっ、そうだ。いつも、子供たちに施しをしてくださってありがとうございます。あいつら皆、喜んでましたよ』

[饒舌に話し始める少年を青年は目を細めて静観している]

(308) 2010/03/18(Thu) 19時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 19時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 19時半頃


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 20時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

―広場→カフェ>>302>>303>>304

[お茶を断る理由が無いと言われ、平坦な声で]

光栄ですわ…

[と告げ、【雪】と【烏】が接触して居た事実を知れば]

「その情報――
有り難く頂戴致します」

[とマーゴの傍にちょこんと座った少女が告げる]

…まあ、パティさま…
お言葉が過ぎますわ――

[「年寄り」と「ガキ共」に対してそんな感想を述べたけれど
内心は似たようなもの――]

(309) 2010/03/18(Thu) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

(年寄りとガキ――言い得て妙ですわ…
――なんと不釣り合いな組み合わせでしょう)

[「混乱の目的」との言葉]

…確かにその可能性も捨て難いですけれど…

「拳を交えたとも聞いております。
――ブライアンさまがどこまで本気で…
…何を考えているのかは――」

流石に手探り――

「もう少し情報を集めなくてはならないでしょう…」

[マーゴと少女が交互の喋る様は一見すれば、
不気味に見えるかも知れない]

(莫迦共――確かに【湖】の長が何かを考えてるとは…
――とうてい考えにくいのですけれど…)

(310) 2010/03/18(Thu) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

「確かに、ブライアンさまの資材や資金を考えれば――」

[その先はパティの言う通り―― 一本に絞るような
性格では無いだろう、わざわざ口にするまでも無かった]

[同性のみに食指が動く、とどこかで耳にしたパティの性癖
――それを極力有効に使おうと、僅かな微笑を浮かべる]

…パティさま…この際ですから――
情報は出来うる限り共有したいのですが…
――如何でしょう?

[敢えて少女に喋らせず、自らの口で述べる。
ほんとうに今日は良く喋る、と付き従う少女も
感じて居るところだろう]

「――――……」

(311) 2010/03/18(Thu) 21時頃

【人】 道化師 ネイサン

―運河に掛かる橋―

[ゲームの舞台に上がるとわかっているのは幾つかしかない。
 けれど焦りはなかった。
 立場上派閥のリーダー格の顔は頭に入っているし、
 彼、または彼女らを一掃するのが宝への近道―]

ふむ。はたしてそうでしょうか?

[葉巻を口にしたまま、首を傾げる。
 ルーセント・カインの宝、その存在が何物かわからなければ…。

 小さくなった葉巻を土の上へ落とし、事務所へと歩く。
 事務所へ戻れば『華』より依頼の回答が来ていて、くつと喉を鳴らした]

相変わらず仕事の早い―…そういう方は嫌いじゃない。
特等席でよければ、ご用意しておきましょう。

[事務員へ券の手配と、アシスタントが来た時の対応を指示し]

(312) 2010/03/18(Thu) 21時頃

【見】 受付 アイリス

―娼館前―
[セオドールの明るい表情に目を細める]

いいえ、沢山人がいましたし、しかたありませんわ。
こちらこそ御挨拶に伺えず失礼をお許しください。

[ロビンに向けて深く会釈をする。またセオドールに向き直り]

お礼を言うなら前ボスに、ですわよ、セオドール君。
私も、皆に会いにいく口実ができて嬉しいのですけれどね。
といっても、もう大分顔ぶれも変わってしまいましたけれど。
セオドール君とももう遊べないと思うと寂しいですわ。
…もう、そんな子供ではない、って怒られてしまいそうですけど。

[セオドールが『雪』に入る前は、裏路地で彼ともよく遊んだものだった。
缶蹴り、ドロケイ、そんな他愛もない遊びを通して、彼らは街の裏路地の隅々までを把握する。]

(@33) 2010/03/18(Thu) 21時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[少女はひっそりとその場に座りながら、隙が
生まれないようにひたと周りの気配も気に掛けて居る
――どうやら、パティは随分と警戒しているようだから。
それもこれも――【零】の得体の知れなさからからなのだろう]

[その後、しばらく歓談――とまでは行かなかっただろうか、
会話を重ねてマーゴは本題に触れた]

パティさまは今回の――《ZerO》には…
――参加するおつもりですか?

[控え目に、出来うる限り下手に出て尋ねた]

「【零】は未だ、様子見で御座います」

[少女が端的に告げる。
嘘では無いと、マーゴもこくりと頷いて、パティの返事を待つ**]

(313) 2010/03/18(Thu) 21時頃

【人】 道化師 ネイサン

それと、疾風…彼等はどこへ行ったか知りませんか?
急ぎで調べさせたいことがあるんです。

[問えば事務員は首を振って、
 最近構ってもらってないから拗ねてしまったのでは?などと軽口を返す]

おやおや、困った甘えん坊さん達だ。
仕方ない、探してきましょうか。
彼等が戻ってきたら、待機しているように言ってください?

[言いながら帽子かけから山高帽を手に取り頭へ。
 スーツの襟を直し、胸ポケットのエンブレムを確認してから繁華街へと]

(314) 2010/03/18(Thu) 21時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 21時半頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 21時半頃


道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 21時半頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 21時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[挨拶に関して頭を下げられても、青年は気にしてないと言うように首を振るのみ。
お礼は――の言葉には少年は頬をかいて]

『そうですね、ボスに……ボスは本当に皆のことを気にかけてくださってますよね。

遊ぶって、僕もう多分…16ですよ。
そりゃ、アイリスさんと遊ぶの楽しかったですけどもう子供の遊びは卒業しましたから……』

――じゃあ、大人の遊びでも教えてもらえば…?
それくらいの小遣いなら出すよ……?

[眼鏡の奥で細められた淡水色が少年を捉える]

ねぇ、如何ですかミズ・ホワイト。セオドールに素敵な華を一輪見繕ってみるのは……?

[淡水色の瞳は勿論少年をからかうように細められているのだが、顔を赤くして動揺している様子の少年はそれには気付いていない。
何言って…!、と真面目に青年の言葉に取り合ってしまっている]

(315) 2010/03/18(Thu) 21時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

―路上―
>>@26
[遣いを介してアイリスからの返答を得る。
 手近なベンチに腰掛けて内容を確認した。
 『華』における被害の分布。
 そして、近隣のチームの売人を捕らえたと言う情報。
 精度としては申し分ない]

お隣からいらしたのだとすれば
――……発覚が遅い あるいは 広まりが速い
少々解せぬ所がありますね

[周辺組織の動きは一定の精度で監視されている。
 『幻』の黙認を含めても、若干奇異な感触であった]

(316) 2010/03/18(Thu) 21時半頃

【見】 受付 アイリス

[セオドールのボスへの言葉に、ボスの表の顔のみを信じて疑わない少年を見て少し苦笑いをする。
要するに―――能力のあるものの発掘―――施し、そして見込みがあるものを拾い忠誠心を得る。
そんな小賢しい大人の事情と、それを承知で行っていることなど、話すことはないのだけれど。]

大人の遊びですか。
そうですわね、セオドール君ももう覚えても良い頃かもしれません。
セオドール君にお似合いの可憐な花を見繕っておきましょう。

[顔を赤くしている少年を見て、ロビンのからかいに便乗して笑った。]

ロビン様は如何ですか?
どのような御趣味にでもお答えできる人材を揃えておりますわよ。
御所望でしたら、申しつけて下されば私自らお相手も致します。

[冗談に続けるように、今度はロビンの頬に手を滑らせ、反応を見た]

(@34) 2010/03/18(Thu) 22時頃

【人】 道化師 ネイサン

―繁華街へ―

[ポケットに手を入れながら歩く足音は、革靴がたてる1人分。
 けれどさほど警戒した様子を見せてはいない。

 角を曲がって『零』の豪邸が視界に入って眉を寄せた]

相変わらず悪趣味ですねえ。

[人が聞いたらどっちがと思うような事を呟いて]

もっとも、やってる事は―私から見れば生易しい。

[記憶を消してまで生かす価値がある人間は、そう多いとは思えない。
ならばさっさと消した方が面倒がかからないだろうに]

ミズ・アイリスが懇意にしているのはわかる話ですけどね。

[すたすたと豪邸の前を通り過ぎた]

(317) 2010/03/18(Thu) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[少年はなぜ苦笑されたのかわかっていない。――彼の目には盲目的なほどに前ボスの表の顔しか映っていないから。
そして、そのボスのお気に入りであったアイリスには、親しい姉のような存在というだけでなく、強い尊敬も抱いていた]

『アイリスさんまで――…!』

[少年の声に戸惑いと羞恥が乗る。
堪えきれずに青年は声を出して笑った]

――くくくっ、…この程度でそんなに真っ赤になるなんて、まだ子供だね……。
…………もう少し大人になったら、今度こそ大人になったセオドールに相応しい華を見繕ってもらおうか…。

[青年の頬に手が滑るのには、少しだけ口の端を上げて]

――残念だけど、俺はセオドールくらいの年齢の、ウブな子が好みでね…そういう子はいるかな?
性別は問わない。まだこの世界に慣れていない子を1人、ゲームが終わるまで借りたいな……。

[やんわりとアイリスの誘いを断りつつ、問う]

セオドールで遊んでもいいんだけど。………これから忙しくなりそうだからね…。

(318) 2010/03/18(Thu) 22時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 22時半頃


【見】 受付 アイリス

あら、残念。
馴れてない子…そうですねえ、少しお耳を拝借。

[やんわりと断られれば、ふっと笑み、そのまま顔を近づけて耳に触れるような距離で耳打ちをする。
あまりセオドールに聞かせる話でもないかと思ったから。]

では、入ったばかりの少年を一人お預けしましょう。
とても美しい子です。
この分野は需要に供給がやや追い付いておりません。
よく調教してお返しいただけるなら、お代はいりませんわ―――むしろ仕上がり次第では謝礼を致します。

[ひそりと囁き、形の良い耳に唇を一瞬だけ触れさせて離れる]

ゲームが終わるまで……とおっしゃいましたわね。
ということは、参加なさるのですね。
セオドール君、怪我には気をつけて、頑張ってロビン様をお守りしてね。

[くしゃりと笑ってセオドールの髪を撫でた]

(@35) 2010/03/18(Thu) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[耳打ちには素直に耳を近づけて応じる。
内容を聞けば、はっきりと顔に笑みが浮かんだ]

――いいね…。
期待に添えるよう…たっぷり可愛がらせてもらうよ…。

[離れる瞬間に触れた唇に照れることもない。
寧ろそれを見ていた少年の方が気恥ずかしそうに視線をそらしていたか]

…おっと、口が滑った……まあ、今更隠すことでもないね…。
どこまで健闘できるかわからないけれど…やれるだけは、やってみるよ。

[髪を撫でられた少年は、まだ赤い頬で、はい、と元気よく返事をして。アイリスに悟られないようにそっと、腰にある拳銃に触れた]

じゃあ…後でそちらに使いを向かわせるから……その時に。

[受けとるよ、と。最後は青年も少年に配慮してぼかした]

(319) 2010/03/18(Thu) 23時頃

【人】 子守り パティ

― カフェ ―

あら、これは失礼。根は取り立て屋だから。
どうしても品のある口調にならないのよね。

[言葉遣いを窘められれば肩を竦める。
お上品な言葉で人は脅せない。
生まれ育った環境が環境、染み付いたそれはそう簡単に直せないし、直す気もあまり無い。]

拳を……?

[マーゴの傍らの少女の言葉に眉を寄せる。]

銃でもナイフでも鈍器でもなく、拳……。
前から、何かとパフォーマンスが好きなジジィだったけれど。

[それとも、実力を試しでもしたのだろうか。
だとすると、あの年寄りが何かを見出したのだろう『湖』のトップも気になっては来るのだが、現段階ではわかる事は無い。]

(320) 2010/03/18(Thu) 23時頃

【人】 子守り パティ

……作った笑顔は別に嫌いじゃないけれど。

[先程まで無表情だった女が浮かべて見せた微笑に心を揺らすでもなく、淡々と。
きっと、自分の性癖が知られているのだろうが、]

わざわざ表情作らなくて良いわよ。
抱けもしないならどんなカオされたって興味湧かないから。

[その程度で惑わされるほど安くはない。
『月』は、勘定で動く。]

(321) 2010/03/18(Thu) 23時頃

【人】 子守り パティ

――ふん。けどまあ、良いわよ。

[情報の共有の申し出、あっさりと受ける。
弱者と組むのは『月』の名が落ちる。
けれど相手は『零』……力ある派閥ならば問題は無い。]

とは言え、こちらはまだ大した情報なんて持ってないけれど。

[実際、薬の件と『雪』『烏』の接触、『華』の傍観くらいしか言うべき事は無い。]

(322) 2010/03/18(Thu) 23時頃

【人】 子守り パティ

……ふぅん。

[そして一番気になっていた事――今回の件に『零』が加わる気があるのか。
こちらから探りを入れる前に「様子見」という答えを得る。]

様子見、というのは。
何らかの条件次第で加わる意思があるということよね。

[何の「様子」を「見る」のか。
やはり油断ができない言葉に、問い質すような視線を送る。]

……ウチは。まあ、言っても良いか。

[どうせ既に抗争の準備を始めている。
少し調べれば分かる事だ。]

参加するわよ。上に立つチャンスだもの。

(323) 2010/03/18(Thu) 23時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 23時頃


子守り パティは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 23時頃


【人】 道化師 ネイサン

―スラム街―

[豪邸を通り過ぎた先、公園を通り抜けるとスラム街。
 割れたガラスを革靴で踏みつけ、路地の奥へ。
 廃墟が崩れて開けた場所に、探す姿はあった]

やはりここでしたか。

[路地からやってくるのをみていたのか、彼等は笑顔で出迎えた。
 疾風―。情報収集能力では、グループ随一の力を持つ3人組。
 小さな頃から育て仕込んできた、忠実な部下。
 屈託ない笑顔にやや顰め面を返し、帽子をかぶり直した]

「ダンチョーさん、俺達にお仕事?」

ええ。キミ達にしかお願いできない、大事なことです。

[かぶり直した帽子から手を下ろし、ポケットへ。
 年の頃は18,9。己よりひとまわり近く年下の彼等を見回した]

(324) 2010/03/18(Thu) 23時頃

【見】 受付 アイリス

[笑みを浮かべたロビンに、やはり笑みを返し]

ご手腕、期待しておりますわ、ロビン様。
では、使いの方は何時ものうちの者を置かせて頂いている宿におおくりくださいませ。

[いろんな意味で。
軽く会釈をして、二人が去るようなら暫く見送った。]

(@36) 2010/03/18(Thu) 23時頃

【見】 鳥使い フィリップ

―廃教会(『眠』の拠点のひとつ)―

[飾られた数々の聖人の絵画、
それらの人頭の部分が馬や犬や山羊に描きかえられている。]

へーえ5人?

[事務職然とした男が視線を上げて伺いをたてる。
対して結論は明らかだと意を込め、フィリップは見返した。]

……受けるにきまってるでしょ。
前々から世話になってる『雪』の依頼だし、ね。

[手数料の請求は忘れないようにね。
絵筆を動かしながら付け加えた、いつもの一言。]

(@37) 2010/03/18(Thu) 23時頃

【見】 鳥使い フィリップ

みんな、お行儀よくさせるんだよ。
今回は、ね。
衣服も靴も装飾品も、そのまま。

あ、髪と歯も盗っちゃ駄目だからね。


そうして――嗚呼、
死者達の名誉を守り、土の下へ送ろうではないか。


[大げさな鳥青年の口ぶりをよそに、
「申し渡して置きます」と、男が冷静に発声した。]

……ちぇ。

[ほどなくして。
寡婦の通達が認められた紙――
その裏に完成したのは、インドに生息する巨大な動物の落書き。]

(@38) 2010/03/18(Thu) 23時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 23時頃


【人】 執事見習い ロビン

[珍しい笑みを浮かべつつ]

あの宿ね…。了解。
それじゃあ……俺達はこの辺で。
お忙しいでしょうに引き止めて申し訳ない…。

[そんな簡単な社交辞令を述べて。
引き止められなければ、そのままアイリスに見送られつつ去っていくだろう]

(325) 2010/03/18(Thu) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

―街の広場付近―
[広場を爪を噛みながら眺めており。
通り過ぎた黒い傘に気付きはしても、その正体には気付かない。]

行こう、イル。

[『雪』がもういなくなったことも確認したので。
へらと笑顔を仲間へと向けた。]

お腹空いたし、戻ろうぜ。
麦、あったよなー。
ミルク、どっか残ってたかなー。

[銃から左手が離れて戻って行く。
仲間たちは『雪』が消えていったほうを暫く見ていたが。]

(326) 2010/03/18(Thu) 23時頃

【人】 司祭 ブルーノ

―街中『道』事務所―

[大立ち回りと呼べるほど格好の良いものではなかったが、その名残を痛々しい痣として残しつつも、平然と執務を続ける]

『零』が『月』に接触したがっている…か。これは『湖』に触れた儂と似たような思惑と考えていいのかな。尖兵、捨石、もしくは防波堤。
確かアレは気難しがしそうで、血の気の多そうな女だからな。父親がキチンと躾をしないまま祖父の孫可愛がりで育つからそうなる。あの胡散臭い連中からすれば絡み取りやすい相手だろう。アレ一人なら気の利いた大人が引っぱたけば済む話だが……ふんっ。

[『月』の父娘を思い出しことで浮かんだ先ほどの回想(>>307)には強く首を振って、まずは『蘭』に親書。『贅』を御子息に進呈する代わりに不参加なさっては?(>>210)という宝探しに対して引っ込んでろという内容の手紙]

妻とやらは夫の物は自分の物と思っているフシがある。自分の物は夫に一切触られたがらない癖にな。だからまあ、無駄とは思うが、一応な。

(327) 2010/03/18(Thu) 23時頃

【人】 道化師 ネイサン

―スラム街―

ルーセント・カインの宝。
誰もその正体を見た事がない、代物です。
その情報を、どんなに小さなことでもいいから―集めてください。
今回ばかりはキミ達も骨を折る事になるかもしれませんが―。

「えー、何言ってるのダンチョーさんらしくないなぁ」

ええ、今までは、そうです。
けれど今回は…同じ情報を組織内の多くの派閥が狙っています。
キミ達とて彼等に捕まったら無事とは限りません―。

「なあに?心配性?オッサンくさくなったね?」

[からかう口調は顔を顰めて黙らせる。
 まだオジサンとは呼ばれる歳じゃありませんよと、反論しながら、
 とにかく、今回はいつも以上に気をつけるように。
 きつく言いつけて少年達へ背を向けた]

(328) 2010/03/18(Thu) 23時頃

【人】 薬屋 サイラス

―『烏』拠点―

[拠点に帰ると、不可解な顔をした仲間が待っていた。
どうしたのかと尋ねる。――耳にしたのは『道』と『湖』の一件の話。
は、と一瞬間抜けな表情になって、深々と息を吐いた]

……ブルーノの翁……相変わらず酔狂な事をやってくれる。
あの翁の事だ。後継者候補と見込んだのか……悪くは無い男だとは思うが、流石に若すぎないか……?
そちらの時間がある時に、是非話を――いや、いい。私が直接出る。

[うろたえる仲間を尻目に、上着を羽織り外に出た。一人だけ同行させる。
一応、真意を問いただしておく必要も――あるか。
原因不明の暗澹たる気分に苛まれつつ、『道』の事務所へと足を向けた]

(329) 2010/03/18(Thu) 23時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 23時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 23時頃


道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 23時頃


司祭 ブルーノは、執事見習い ロビンの『性癖』の情報を入手して苦い顔。

2010/03/18(Thu) 23時半頃


【見】 受付 アイリス

[ロビンたちを見送った後、街道を歩きながらぼんやりと思考する。

娼婦や男娼になる者には、大きく分けて2つのタイプがあると己は考える。

一つは、平凡以上の身分から金銭トラブルの挙句に不本意ながら体を売らざるをえなくなった者。
もう一つは、自ら望んで体を売った者だ。

前者は『零』の世話になるものも少なくない。
しかし、『華』の主力を構成する後者には記憶を売った者は一人もいない。

己がそうであったように、身一つ以外何も所有できなかった者たち。
幼い頃からの路上生活の末に暴力による一方的な搾取を受ける事に比べれば、金という対価を受け取ることができるようになるのだから随分マシだと彼らは言う。
弱い者は何をされても文句を言うことすら許されない。そういう世界がこの路地裏には存在する。
今更失うものなど何一つない。今日そう云って初めての客をとった少女も、同じストリートの出。
だから
後は這いあがるしかない、自分たちのやり方で。]

(@39) 2010/03/18(Thu) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

………恨みはすれど。
そういう生き方もアリか…。

ボクは好きじゃないけど。

[小さく呟いて。]

あー、服も汚れたし着替えたいし。
なにより、ねみぃし。

[欠伸1つして前髪をいじる。
仲間の1人がトランプを手に入れたと、自慢気に言った。]

あ、何?遊ぶ、遊んじゃう?
そんじゃあ、適当にやろうぜ、まずメシ!

[仲間たちと共にアジトへ戻っていく。]

(330) 2010/03/18(Thu) 23時半頃

【見】 鳥使い フィリップ

[出来あがったその落書きを眺め、
こつ、こつ、こつ、筆の柄の先で机を打ちつけること、{5}分――

そして絵筆を置き、考え込む素振りも霧散させる。]

出かけてくる。
後は、頼むね。

[それだけ片腕に言い残すと、静かに滑り出て行く。**]

(@40) 2010/03/18(Thu) 23時半頃

司祭 ブルーノは、長老の孫 マーゴらの情報に神経を尖らせた。

2010/03/18(Thu) 23時半頃


薬屋 サイラスは、『道』の事務所の扉を不機嫌な顔でノックした。

2010/03/18(Thu) 23時半頃


【人】 司祭 ブルーノ

―街中『道』事務所―

[一息入れようとしたところで、部下がサイラスの訪問を告げる。ここではなく客間へとお通ししろと命じる。
連れの数も聞き、一人と聞いたら彼と連れに武器を預かるよう言っておけと告げるのも忘れない。
事務所周辺に『烏』を含めた誰の手のものも近寄らせないようにと素早く手配]

来ないかと思ったぞ……やれやれ。

[今日もろくなことを企んでませんねという部下の顔に、まあなと笑顔で応じて相手の出方を待った]

(331) 2010/03/18(Thu) 23時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 23時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 23時半頃


司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 23時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 23時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―『道』事務所―

[武器を差し出せと言われれば、不機嫌な顔でしぶしぶ応じるだろうか。
持ちたい仲間には拳銃を持たせているが、サイラス自身は滅多に拳銃を持たない。その代わりナイフを数本躊躇い無く差し出した]

失礼致します。
ブルーノ卿にお尋ねしたい事があって参りました。
……大した用事では無いのですが。

[ブルーノの姿を見止めれば、一度睨みつけてから憮然とした口調で言うだろうか。
――不機嫌なのは事実だが、何割かはハッタリである、かもしれない]

(332) 2010/03/18(Thu) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

[1人戻ってきた部下から。]

うーん?『月』と『零』が?
…あのお嬢さんやっぱ出てくんのかなー…。

[指を顎に当ててリズムを刻む。]

……あの、サーカスんとこ。
あそこも出てくんのかな。
名前覚えてねぇ、けど。

[けれど、あそこは別に嫌いじゃない。
嫌いになれる要因も好きになれる要因もそんなにない。
接触もないし。]

後はー……うん、あんまり分からん。

[やっぱり眠いのかまた欠伸。]

(333) 2010/03/18(Thu) 23時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

―『街』事務所客間―

[部下の一人が開けたドアから憮然としたサイラスが入ってくる。その表情に頓着した様子はなく、満面の笑顔で愛想良く自ら出迎えるが、その際の部下の「武器は預けてきました」という合図も確認する。サイラスの部下はドアの向こう側に留められた]

おお、サイラス君。よく来てくれた!
見ない内に随分と立派、本当に立派になったようだな!
ああ、お茶を…いや、もう夜も遅い。酒の方がいいかな。

[もうサイラス坊やとは呼べぬなぁと言いつつ、ドアを閉めようとした部下にお茶を用意するように指示を出しかけたが、サイラスに希望を聞き、望む方の指示をさせてからソファーへと誘った]

(334) 2010/03/18(Thu) 23時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 23時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 23時半頃


村の設定が変更されました。


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2010/03/18(Thu) 23時半頃


【人】 双生児 オスカー

[アジトへ戻る際。]

あれ…って…。

[葬儀の時に見た姿。
ボスの後妻となればいろいろ仕事が多かったろうが。]

………、ふーん。

[少し離れたところを集団で歩いて行く。]

(335) 2010/03/18(Thu) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

―『蘭』執務室―
>>327
[外から戻り、女は『道』からの書状に目を細めた]

あら あら……――

[お歳を召すとご自分のお持ち物が解らなくなるのかしらね。

 女も、今回の一件で『贅』が残れるとは思っていない。
 だが『贅』が潰されたとて。
 その後処理を決めるのは、断じてあの男ではない]

"未だ『贅』はヨアヒム殿の所有である故、
 畏れながらご提案には応じ兼ねます"

[そのような主旨の書状を、丁寧に認めて返す。
 理と分を弁えよ――とまでは、言わないが]

(336) 2010/03/18(Thu) 23時半頃

【人】 薬屋 サイラス

どちらでも構いません。ですが……そうですね、それではお茶をお願いします。

[酒、といいかけてやめた。
下手によっていらない事を喋ってしまうとも限らない。――この翁相手に特に隠せるようなカードなど、今の所存在しないのもまた事実なのだが]

単刀直入にお伺いします。
『湖』に資金その他援助を行ったという報告を私の同士より得たのですが、これは真でしょうか?

[下手な小細工を使うほどの脳は無い。
なるべく感情を籠らせない声で――事務的な響きととられることを願いながら、問いかけた]

(337) 2010/03/18(Thu) 23時半頃

【人】 道化師 ネイサン

―スラム街―

欠片でもつかめれば、上出来です。

[少年達を背にしたまま呟き、手を振った。
 またねーと呑気な声に小さな苦笑を浮かべ、繁華街のざわめきの中へ。

 ストリートオルガンの音がどこからか聞こえる街角に立ち止まり、
 風船を配っている道化から、一つ受け取った]

もらうのは、どうも慣れませんね。

[向こうから部下がやってくるのをみて、建物の壁に寄りかかった]

(338) 2010/03/19(Fri) 00時頃

道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/19(Fri) 00時頃


【人】 寡婦 パピヨン

―回想 ベンチにて―
>>335
[部下からの連絡などに目を通している頃か。
 歳若い集団がはしゃぎながら遠くを行き過ぎるのを見た]

「母様」

ええ……―― ご挨拶を と思うけれど
お友達とご一緒のようだから
水を差してしまうのも宜しくないかしら

[目が合えば、母子共に会釈の一つはしただろうか]

(339) 2010/03/19(Fri) 00時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/19(Fri) 00時頃


【人】 司祭 ブルーノ

ああ、『湖』の連中のことかね。
ボスが死んで以来、組織が真っ当な機能を果たさなくなっているようでな。
特に彼らのような零細、末端に至ってはなんでもその日その日を生きていくのもやっととかで、大層困っているらしい。
ははは、彼らのチームを見ていると嘗ての自分を思い出してしまったよ。

[寡婦やヨアヒムが自分勝手でちゃんとしていないからという意味も兼ねて、実情とまるで違う話をぬけぬけとしながらすっ呆ける]

それよりもボスの臨終に間に合わせることができず、本当に済まなかった。
身体の具合が良くない事は知らせで聞いていたのだが、なかなか現地を離れることができなくてな。

[まるで目の前のサイラスが後継かのような、彼に対しての丁寧なお詫びの言葉。深々と頭を下げたその老人の表情までは彼からは見えなかったが]

(340) 2010/03/19(Fri) 00時頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/19(Fri) 00時頃


【人】 双生児 オスカー

[母子ともども、こちらに気付いたらしく。]

あー…。

[特にこちらは会釈することもなく。
離れていく姿をみれば、そのまま見送った。]

……アイツ、参加すんのか?
平和ボケした顔しやがって…ムカつく。

[溜息をついた。]

(341) 2010/03/19(Fri) 00時頃

【人】 薬屋 サイラス

……『湖』が?
零細?

[露骨に眉をしかめる。確かに末端の派閥である事は間違いないだろうし、収入もそんなに得られているとは思わないが――何だか、あの青年がそれを理由に協力を申し出る図を思い浮かべる事が出来なかったのだ。
口ぶりから、ブルーノはひょっとして『蘭』にあまり良い感情を抱いていないのではないかと、ふとそんな事を考えた。彼の女性に対する理解を考えれば、真っ当な事だろうか]

ああ、いえ。それぞれ御事情もありますでしょう。特に『道』は大きな派閥です。ご自由に動かれる事がどれだけ難しいかは、理解しているつもりです――

[ブルーノの突然の謝罪には、頭をお上げ下さい、と当惑と疑念が入り混じった声音で呻いた]

(342) 2010/03/19(Fri) 00時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/03/19(Fri) 00時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/03/19(Fri) 00時頃


【見】 受付 アイリス

[一通りシマを見回った後は、段取り通り、チームの影響下にある病院へと行く準備をする。
そこでエンブレムを一旦見届け人に預ける手はずになっていたはずだ。]

さて…では、行きますよ。
情報収集は街に残る構成員に任せますから、些細なことでも報告するように。

[雑務室の構成員にそう命じると、普段一人で出歩くことが多いので忘れられがちだが、側近の少女と少年に荷物を預ける。]

誰が勝っても。
『華』は勝者を讃え、付き従うのみですわ。

[街の中の病院につき、個室を宿舎代わりに宛がわれれば、そこは自身のアパートよりも少し広くて落ち着かない。
ソファに腰をおろし、窓から街を見下ろした**]

(@41) 2010/03/19(Fri) 00時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/03/19(Fri) 00時頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/03/19(Fri) 00時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/03/19(Fri) 00時頃


【人】 司祭 ブルーノ

[戸惑いを隠さない青年に対して、心底申し訳なさそうな顔を作る]

そうか、本当にすまないね。
誰もがキミほどの理解力と礼儀正しさ、ボスへの思いを持ち続けてくれてさえいれば儂などインドで楽隠居を決め込めたというのにな。

東洋の諺で言えば"帯に短し襷に長し"だったかな。
まあ中々全てを兼ね備えた人間などいないということだね。

[身代が大きくなり過ぎるのも良し悪しだと愚痴を零し、その後も暫くはボスの思い出話を語りつつ、もし青年が応じてくれるなら暫くすれば部下が二人分のお茶を運んでくることだろう]

(343) 2010/03/19(Fri) 00時頃

司祭 ブルーノは、メモを貼った。

2010/03/19(Fri) 00時頃


【人】 薬屋 サイラス

ああ、ええ――まあ、お褒め頂きありがとうございます。
ですが、ブルーノ卿も御隠居を決め込む御年でもないでしょうに。

[褒められる事は悪い事ではない、が。
事務所の外に待たせた仲間と、老人のあまりにも分かりやすい態度が気になった。
先代の思い出話が始まれば適当に相槌を合わせて――運ばれて来た紅茶をしばらく啜った処で、様子を見つつ口火を切るだろうか]

……今回は、『湖』の援助の件についてお聞きしたかっただけ、ですので。
あの、外に同士を待たせておりますから……

(344) 2010/03/19(Fri) 00時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

[腰を浮かしかけた相手に対して、まあまあと手で制す。時間はとらせないからと言えばもう少しつきあってくれるだろうか]

せっかちさは儂の特権だと思っておったのだがねぇ…ああ、じゃあ3つだけ。いや2つだけでいいから付き合ってくれ。

キミはボスの"血"とボスの"遺した物"、それぞれどう考えておるのかな。
あの寡婦、そう言えば……ああ、なんと言ったかな。名前はえー、あー、

[お茶を運んだ後ドアの脇の壁際に控えていた部下が、主に眼で問いかけられてパピヨンの名前を出す]

そうそう。その寡婦が"あんな通達"(>>0:38)を出してきてから随分経つ。キミも読んだだろう。
それを我々が複雑な思いを抱えつつ一様に飲んだのは、組織はボスの遺した物だと解釈したからだ。

ただあの御婦人は少し勘違いをなさっていないかとな。その辺、キミの意見を知りたいのだよ。なにせずっとこの街にいたのだから。

(345) 2010/03/19(Fri) 00時半頃

【人】 道化師 ネイサン

―繁華街―

[何の報告かと思えば、夜に出かけるとはどこへと逆に問われた]

それくらい、言わずともわかっていると思ったのですけどね。

[部下へ向けたのは描いた以上でも以下でもない、表情。
 無表情な笑みにびくりとしたらしいがそこは側近、すみませんと軽く頭を下げる]

放置していた花籠の件、取引があるそうです、今夜。
お邪魔して、せめて身元だけでも教えていただこうかと思いましてね。

もっとも彼が買っていた相手ですから、どの程度かは察しがつきますが。

[手にした風船の紐をくいくい、と引っ張りながら告げる。
 側近はそれなら一度戻って準備をすべきです、と事務所へ戻るように促す]

美味しい珈琲が飲みたいのですがね。

[不満そうに通りのカフェを見ながら仕方ないと先に立って*歩き出した*]

(346) 2010/03/19(Fri) 00時半頃

道化師 ネイサンは、メモを貼った。

2010/03/19(Fri) 00時半頃


【人】 長老の孫 マーゴ

―カフェ―

[パティが詫びたのを聞き]

「失礼致しました――
嗜めたかった訳では有りません」

[肩をすくめた彼女に、少女からの詫び。
マーゴも座ったままで会釈をする。
オーダーを取りに来た店員には]

「紅茶をふたつ」

[と、少女が注文をして、パティは何を注文しただろうか]

男性同士は拳で判り合う――事でも有るのでしょうか…

[勿論そんな事は微塵も思っては居なかったけれど、
怪訝そうに尋ねたパティにはそう取り繕って]

(347) 2010/03/19(Fri) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

(わたくしには――
【湖】のトップはおそるるに足らず――と思っておりますけれど…
――実際どうなのでしょう)

[パフォーマンス、と言うパティにはひとつ頷いて。
作り笑いには「…まあ…」と以外そうな声を上げる]

作っているように見えてしまいましたか…?
――これは、失礼を。

[謝罪しながら、やんわりと微笑んだまま]

…あまり外に出る事が有りませんの。

[それ故に、表情も少ないのだと言いたいらしい。
家の中には忠実な使用人ばかりなのだから、
表情には頓着しない――むしろ、冷徹な方が
長としての威厳も保てると云うもの――]

(348) 2010/03/19(Fri) 00時半頃

【人】 薬屋 サイラス

ボスの血?
――ああ……

[成程、女嫌いも徹底すると見事なものだ。
大体の内容の予想はついたが、黙って話を聞いていた。――上手く行けば、これは援助が出るかもしれない。『道』から援助を受けられるのは、正直、大きな話だ。だがおそらくその代償として、この男は――いや、考えすぎかもしれないが]

パピヨン様が、勘違い?
……ですが、パピヨン様はまごう事なきボスの血を受け継いだご子息のお母様です。そして彼女は、ボスに一番近い場所に居られたお方だ。
彼女が勘違いをなされているとは、私は思えませんね。

[曖昧に笑って、今度こそ席を立とうとする。
――保留だ。まだこの件に対して結論を出すのは早い]

(349) 2010/03/19(Fri) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ



――…抱けないと、ほんとうに…?

[その言葉には、ごくごく稀有な事に、くすりと笑ってみせた。
表情には出なかったが、傍の少女もさぞや驚いた事だろう]

(350) 2010/03/19(Fri) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[情報共有の申し出を受けて貰えれば]

…感謝致しますわ。

[またしても小さな会釈をして。
手の内を吐露する]

「【零】は【烏】と連絡を取ります。
《ZerO》に参加するかは――
そこで決める事になるかと思います」

[少女は淡々と、感情も籠らない口調で呟いた。
良く通る声はパティの耳を捉えただろう]

「情報は――
今のところ、こちらも変わりません」

[まだ、【道】と【烏】の接触は知らないが、
街に出れば諜報を専門とする部下が知らせて来るだろう]

(351) 2010/03/19(Fri) 00時半頃

【人】 司祭 ブルーノ

そうかそうか。

[上機嫌で頷く。ただサイラスがどんな返事をしたとしてもそんな顔でそんな返事をしたのではないかと疑いたくなるぐらい、心のない返事だった。その不気味さに危惧を抱いたとすればもう一つの話を促すだろうし、観察したまま黙っていたのならこちらから続けて話を続けるだろう]

もう一つの話は実に簡単だ。
この部屋は内側から閂をかけられる仕組みになっていてな、それをかけると

――外に音が漏れない仕組みになっているんじゃよ。

[言うと同時に、お茶を運んだまま室内に控えていた部下がサイラスに飛び掛る。警戒して返り討ちにして打ち倒すなり、油断をしていれば組み伏せられることができるかも知れない]

(352) 2010/03/19(Fri) 00時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

(上に立つチャンス――
…今回のお茶は十二分な成果でしたわ…)

[その"一言"が欲しかった]

[「様子見」のくだりも、【烏】との遣り取りで決める、
と情報を提示したところ。
パティの杞憂もひとつは晴れただろうか]

「――【零】は――
ボスに忠誠を誓う者を歓迎致します」

[双子の片割れの言葉に、またしても。
今度ははっきりとマーゴは頷いた]

「参加なさるのですね――
諒解致しました。
情報を、ありがとうございます…」

[そう言ったところで、タイミング良く店員がお茶を持って来た]

(353) 2010/03/19(Fri) 00時半頃

【人】 道化師 ネイサン

―繁華街→事務所―

[カフェの前を通り、中に女性2人を見れば立ち止まる。
 もし視線が合えば帽子を取って軽く一礼でもするだろう。

 いずれにしてもその後は事務所、へ]

(354) 2010/03/19(Fri) 00時半頃

天のお告げ (村建て人)

―『贅』のアジト―
[毛が濃い手を握り拳を握って机を叩いた。
それは悔しさからくるもので、何度も何度も叩いているうちにテーブルの上に置かれていた高いワインが床に落ちて染みを広げた。]

くそー…、バカにしやがっテ…。

[いろいろな派閥に出した遣いは。
ろくな返事を持ち帰ることもなく。
また、そもそも戻っても来ない。]

くくく…、やはり、ワシが動くしかナイねェ。
フヒヒ……、何が死体を出さないだ。
あの女もフザけたこと抜かしやがって。

[筆を取り文書をしたためていく。
落ちたワインの代わりとなるボトルを持ち出し栓を抜いた。]

(#9) 2010/03/19(Fri) 00時半頃


長老の孫 マーゴは、エンブレムの刺繍の入ったハンカチで口元を覆った。

2010/03/19(Fri) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

[それをグラスに並々と注いで、太い指でグラスを握った。
1人で乾杯をするような素振りを見せると低い声で静かに笑い始めた。



その声を部屋の外から聞いていたのは。
ボスの側近であった1人の幹部。
ヨアヒムを監視されるように命令されており、その任務についていた。]

『―――――…。』

[その場を去ろうとしたとき、物音が1つ。]

『――――…(しまっ…)』

誰ダ!!!

[その短い指が引き金へとかかり。
銃声が夜の街へ響いたのは、皆が耳にしただろう。]

(#10) 2010/03/19(Fri) 00時半頃


長老の孫 マーゴは、道化師 ネイサンに気が付いて、会釈を返した。

2010/03/19(Fri) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

[男が握った銃口から紫煙が昇る。
不機嫌そうに死体を覗き込むと、さらに不機嫌そうに手を打った。
部下である人間がその死体を運び出していく。]

つまりは、コレもワシを器と認めてない、と。
フヒヒ、そういうコトだネ。

フヒヒ。

フヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!

[男の下品な笑い声が部屋に響き渡った。]

(#11) 2010/03/19(Fri) 00時半頃


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