207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえ る。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2014/12/07(Sun) 00時頃
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とある海賊船で起きた人狼騒動。
上陸した島で、誰かが人狼病をもらってきたか。
奪った宝に、人狼の呪いがかかっていたか。
それとも……元々、乗組員に人狼がいたのか。
当然ながら四方は海。逃げ場はない。
進むにせよ、引き返すにせよ、一月以上かかる。
───ならばどうずる?
人狼と思しきヤツを殺せばいい。
だが、船に乗るのは、ここまで寝食を共にしてきた仲間ばかり。
信じるか、疑うか、欺くか。
生きるか、生かすか、殺すか。
決断の時は、もうそこまで迫っている───!
(#0) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
=====村建より=====
この村の参加者は、既に決定しています。
パスワードは、本日1時頃を目処に、wikiに埋め込みます。どうしても見つけられない場合、村建までご一報ください。
【船長さんへ】
船長特権で、船に好きな名前をつけてあげてください。
名前が浮かばない場合、誰かに押し付けるor村建までご連絡ください。なんとかします。
【乗組員の皆さんへ】
早い者勝ちで、敵船発見RPを是非お願いします。
なお敵船には、見学者PC以外にも、NPC敵が多数いますので、やり過ぎない程度に俺TUEEEEEで殺しまくってください。
(#1) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
=====村建より=====
【見学者さんへ】
早い者勝ちで、敵船(本参加者の船)発見RPをお願いします。
本参加PC以外にも、ちょろちょろ雑魚がいますので、そのあたりを殺して遊ぶのはご自由にどうぞ!
但し、プロローグ中に、必ず何らかの形で『死んで』ください。
なお見学者のみ、飛び込み参加を可とします!
wiki参加欄に名前を記載(匿名の場合は村建に要連絡)のうえ、入村してください。
(#2) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
=====村建より=====
サイモンは「捕虜」です。
プロローグ中に、誰か早い者勝ちで、捕らえて牢にぶち込んでください。
サイモンの身なりや言動は、言った者勝ちです。
その他、特記されていない事項に関しては、概ね言った者勝ちで構いません。
不明な点は、お気軽に村建てまでお訊ねください。
(#3) 2014/12/07(Sun) 00時半頃
ごめんなさい、パスワードにミスがあったようです。
多分これで入村可能になったと思います。
(#5) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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キィキィ、キーー
[厨房を、ネズミが駆け抜けていった。]
(1) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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お散歩隊長 アシモフがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お散歩隊長 アシモフは村を出ました)
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− 厨房 − [限りあるスペースの中、極限まで鍋や本日の食材が積まれた 厨房に一応扉をノックして顔を出した。]
なあ、余ってる酒ねえか? これ位貰えると、今度ちょっとだけ手加減して手当てしてやるぜ?
[差し出した空の木のコップ。 指二本位の位置を指して強請ってみたが。]
そりゃそうだろうよ。 俺に分ける分あれば、てめえで飲むよな。 そんなもんだ。 って、ああああ。目の前で飲みやがって……。 今度派手に怪我しろ。 [分けてくれるかと思った酒は相手の喉を潤す事になり。 恨み事を口にするが、すぐにへらっと笑って踵を返す。]
判ってるって。
(2) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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自分の酒は自分で調達しろってやつだろ? 仕方ねえだろ、面白そうなのにまだぶち当たってねえし。
[ぶつぶつ文句を言いながらも厨房で暴れる事はしない。 酒が手に入らない以上、出来る事は新しい調達相手が 現れる事を願いつつ、船内の徘徊する事だった**]
(3) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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-甲板-
―――てめー、さぼってんじゃねーぞ!!
[それは甲板の上。 本日の掃除当番―――とは名ばかりで隠れて酒を飲み、だらだらとサボっていた乗組員に向かって怒号が響く。 それと同時に、大振りのハンマーを甲板に打ち付ける派手な音。 突然の音に驚く男が手に持っていた酒を上から取り上げ、代わりにじろりと睨んだ]
しかもこの間手に入れた上物じゃねェか。 こーいうのはなぁ、やることやってからだっつんだよ。
[そんな風に言いながら自分はちゃっかり奪った酒を一気に煽る。 当然、抗議の声など聞こえない振りだ。]
(4) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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―厨房―
[古来より、船乗りにとってネズミは大敵である。 食料は齧る、積み荷は齧る、船の柱は齧る。 さらに疫病も齎す。
それらを主張して、立ち寄った港で着いてきた灰色猫をこの船の仲間にしてほしい、と船長に頼んだのが数年前。拾われた当初は小さかった子猫も、今では立派な船乗り猫になった。]
まーたネズミが出たんだって? あいつら、幾らでも湧いてきやがんな。 ほらキティ、仕事だ。しっかりやりな!
[調理員に呼ばれて厨房に顔を出した男は、腕に抱いていた猫を床に離した。みゃあと一鳴きし、駆けるネズミを猫は追いかけていく。]
(5) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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――あ?俺ァいいんだよ。 こうして船内見回って、テメーみたいなんに喝いれんのが副船長様の仕事だからな。
[それとも何か文句でもあるのかと、そう言いたげな眼で見て。]
おら、グダグダ言わずにさっさとやれ。 夕方までに終わんねーとメシ抜きだ、メシ抜き。
[ぼやく乗組員に、急かすようにひとつ蹴りを入れた**]
(6) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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おっ、左へ逃げたぞ! ファイトだキティ!
[暇な時はよく猫と戯れている男は、狩りをする猫に声援を送る為、しばらく厨房にしゃがんでいた。
うるさい。**]
(7) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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─ 船尾楼 ─
[波の音静かに、優しい潮風の吹く船尾楼は、昼寝には格好の場所。 但し、それは数秒前までのこと。]
───!!
[何か重いものを甲板に叩き付けたような音>>4に、微睡みを邪魔され、飛び起きた。]
……うるさい……。
[音の方を一瞥し、ぼそっと、独り言ちる。]
(8) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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[騒がしいのは苦手だ。 だが、この船の騒々しさは、嫌いではない。]
[この船に乗った……拾われたのは、1年ほど前のこと。
とある海賊船の剣客として、海に出ていたところを、この船と遭遇、戦闘となった。 結果は、こちら側の惨敗。 ヴェラ自身は、得意の鉤爪で暗殺者の如く数人を屠りはしたが、それでも力の差は歴然で、深手を負わされ、捕らえられる羽目となった。
「───殺せ」
その言葉に首を振り、この船の正規乗組員になれと勧誘をしてきたのは……**]
(9) 2014/12/07(Sun) 03時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 03時半頃
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―???号:甲板―
[力無く甲板に転がる女の髪は酷く雑に切り取られ、周囲所々に彼女の物たる深いエボニーの髪が散っている。 その長さもやはり乱雑で、 その騒動を最初から眺めている人物ならば、数分前の彼女の髪が長く美しいものであったと察する事が出来るだろう。
転がる女自身に価値は無い。 だが、その髪には価値があった。 少なくとも、 ナイフを手に、彼女を蹴り転がす男にとっては。]
――あのさ、抵抗されると長く切っちゃうんだよね。 それってさ、それってさ、 つまり、散髪が早めに終わっちゃうって事じゃん?
困るんだよねえ。 折角綺麗なヤツ、せんちょに頼んで生かしといて貰ったのに。
数週間分のメシの恩ぐらい、返してほしいなぁ。 捕虜飼っとくってのも結構難しいって事、分かるよね?
(@0) 2014/12/07(Sun) 06時頃
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つーかさ、分かれよ。
[先と同じようにエボニーを掴み、よく手入れされたナイフを滑らせれば、再び彼女の色が甲板を汚す 痩せた、痣や血色の目立つ女は最早抵抗する素振りすら見せず、静かに髪を減らされて。 しかしギャラリーは、別段その行為を止める事も無いだろう。
酷く楽しそうな笑みを浮かべたザックと呼ばれる船員の、いつも通りの姿であるが故。 捕虜でさえ、船の頭の許しが下りれば退屈な海上生活の酒の肴に変わる。**]
(@1) 2014/12/07(Sun) 06時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 06時頃
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―???号:船長室―
……また、いつものアレか。 戯れが過ぎるな。
[男はチェアーに腰掛けながらライムジュースを口にする。]
(@2) 2014/12/07(Sun) 07時頃
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[娯楽室の隅のオルガンで、航海士は起き抜けの頭を調律する。 1分ばかりで終わる、誰もが懐かしいメロディ。
Oh My Darling Clementine]**
(10) 2014/12/07(Sun) 07時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 07時頃
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アレが無ければ、いい男なんだがな……
[甲板での戯れに顔をしかめながら。 剣の腕も立つ彼の所望は、金でも女でも無く、美しき髪。
悩める船長はチェアーから立ち上がる。]
(@3) 2014/12/07(Sun) 07時半頃
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オズワルドは、その時、壁に貼っていた紙がハラリと落ちる。
2014/12/07(Sun) 07時半頃
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フン、他愛も無い。 我々の前にはただのひよっ子にすぎん。
[紙に映し出されたのは道化じみた懸賞首の姿。
船長は懸賞首の肖像をくしゃくしゃと丸めて放り投げた**]
(@4) 2014/12/07(Sun) 07時半頃
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Well, well.
[道化のひん曲がった唇がぽつりと愉悦の感情を示す音を紡いだ。 その呟きは小さいが確りと周りにいる者の耳に届き、裡に孕む邪悪な意思をまざまざと感じさせただろう。]
麗しいレディがあちらにいらっしゃるじゃないか。 “おもてなし”の準備をしなければいけないね。
[前方に微かに見える黒い点…獲物となる船を見据えて道化は眉を上げる。
その道化は常に口だけが笑っており、薄く開けた瞳から差す眼光は見る者を凍らせる。 彼が何か手振りをしようものなら、足を運ぼうものなら、その動きによって掻き混ぜられる空気には常に恐怖が孕む。 道化を自称しておきながら、道化の装いを纏っておきながら彼は誰よりも道化とは対極に位置する畏怖の権化であった。 その化粧はそれを見た者に記憶から消し去り難い恐怖を刻むためにあるのだ。]
(11) 2014/12/07(Sun) 07時半頃
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おや、お前さんにはあれが見えない? その目はどうやらただ穴が空いてるだけのようだな。 私は使えるもんなら猫の手だって使うが、使えない者は…
[そこまで言うと見張りの船員はぶるりと震え顔を青ざめさせた。 これだけ甲板に人がいて真っ先に獲物に気づくのが私ではねえ、と内心道化はため息をつく。]
まあ今はいい。 それよりも使命が目の前に待ち構えているだろう。 私たち海賊の使命が。
[道化は細い身体に思い切り息を吸い込むと、甲板中に響き渡る声で叫んだ。]
前方に獲物だ!船を接舷させろッ!
乗り込み、 殺し、 奪えッ!
それがお前らの存在意義だっ!
(12) 2014/12/07(Sun) 07時半頃
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―甲板―
[鈍器を打ち付けるような音と怒鳴り声>>4、 船長の呪いの歌のような声>>11>>12。
日常の音を耳で拾いながら、男は古い紙切れを眺めていた。 掌二つ分ほどの紙切れには、海の絵が描かれている。
海と、空に浮かぶ雲しか描かれていないそれは、 捻りも何もなく、 今、立ち上がり周囲を見渡せば拝める景色と同じ。
紙切れを折り目通りに小さくたたむと、 首からロザリオのように下げた革の袋にしまいこみ、 服の内側へと潜り込ませながら、立ち上がった。]
(13) 2014/12/07(Sun) 09時頃
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そいつぁ、嫌味かなんかですかいねぇ。
[ため息を一つ。 呪いの歌を向けられた船員>>12に心中で同情し、 サーベルを片手に甲板を歩く。]
いい天気だ。眩しくてかなわねぇ……。
[携帯していたスキットルの中身を一煽りしたなら、 年中羽織っているマントのフードを目深に。
そして麗しのレディのおもてなしへと向かう。**]
(14) 2014/12/07(Sun) 09時半頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 09時半頃
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― 厨房入口 ―
お、やってるやってる。
[厨房に入るや否や。 猫と戯れるホレーショーの姿を認めて>>7。 にへら、と笑みを浮かべた]
ホレーショーのアニキ! また猫と遊んでるんスかー? 俺とも遊んでくださいよォ。
[ふざけた口調の中には、得意げな響きも含まれていて。 自慢するように掲げた片手の小瓶には、琥珀色の液体。 ――ウィスキーだ]
ちょい、と賭けに勝って手に入れたんスよ。 一緒にどうスかね。
[自分の手柄を自慢するような、子供らしい響きを言外に潜ませて。実際、彼はこの船の中では若手であった**]
(15) 2014/12/07(Sun) 09時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 10時頃
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――― 甲板 ―――
Yo ho, yo ho...
[煌びやかな、金と銀の装飾が施された装飾銃。 どこぞのお貴族さまが、権力掲示のお飾り用に誂えたのか 経緯なんて知ったこっちゃねえ。今は俺様の手の中にある。]
a pirate's life for me.
[テンポ外れの歌に合わせて、丁寧に、銃弾を詰めていく。
―――… ひとぉつ、ふたぁつ、みっつ、とな。]
(16) 2014/12/07(Sun) 10時半頃
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We pillage plunder, we rifle and loot...
[よぉっつ、いつつ――――
親指の腹で押し込んだところで、怒号>>4が耳に届いた。 それとは裏腹に、静かに過ぎていく仲間>>14の姿も在る。 静かだろうが五月蝿かろうがどいつもこいつも大人しくはない。]
Drink up...
ああ、畜生、どこまで歌ったんだったかねえ。 忘れちまったろうが。
(17) 2014/12/07(Sun) 10時半頃
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Bitch.
[口汚く舌打ち、最後のひとつを弾倉に押し込んだ。 その一弾だけは、規定の銃弾ではなく、折り畳んだ銀貨。 引鉄を引けば間違えなく弾詰まりを起こす。
――― 運が悪けりゃ暴発だ。]
……… 今日も頼むぜ、女神さまよ。
[無理やり押し込み、弾倉に口唇を押し当てる。
神も女神も人魚も人狼をへったくれもねえ。
ただし、ジンクスってやつは信じちゃあいる。 かかか。 だからこそ、今日も欠かさず、弾倉と銃口に口づけた**]
(18) 2014/12/07(Sun) 10時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 11時頃
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さて、いくか。
[チューニングが終われば、娯楽室のオルガンの蓋を閉めて、 船の揺れに沿うようにフラリ歩き出す。 深い川底の澱んだ青色の瞳、すれ違うものにはまばたきで挨拶を。
腰から、双眼鏡だけは出しながら、 その真鍮、使い込まれたもので、 天使の羽根文様は、既に堕天使の羽根色。]
なに? また、はじまるのか?
[甲板に向かいながら、いるものに話しかけた。]
(19) 2014/12/07(Sun) 11時頃
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って、いうまでもないか。 フランク、女神のご機嫌は?
[見えた男は、物騒な女神に口付けている。 聞こえた船長の怒声に湧き上がる男たちの声にゆるくその方角を眺め、次にマストをみやった。]
(20) 2014/12/07(Sun) 11時半頃
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セシルは、次に駆け出すのは操舵手の元。
2014/12/07(Sun) 11時半頃
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―甲板―
[翼休める渡鳥の足元に、不動の小島の如き男の頭は在る。
頭髪を欠いた肌に走る数多の傷と些か硬すぎる頭蓋の感触を、真に波間から突き出た岩か何かのものと勘違いしてか、白羽の鳥はすっかり落ち着いて微睡んでいる様子。
石頭に鳥を乗せた男はといえば、微動ともせず巨躯の背を丸め甲板を眺めていた。左右上下へ動く左眼に、ギロンと剥いたまま動かぬ濁り硝子とエナメルの義眼は置き去られ、所在なげにテラテラ光るばかりであった。
隻眼の負担を受けた左目を助けるのは聴力だ。 怒声だ歌だ鼠だ風浪の聲だ何だと、本日も船は喧しい。
しかし、無傷の右耳と耳殻が殺げた左の耳孔が収集する音の中には、自らに宛てた“命令”は含まれていない。常から命じられねば動かぬ男は、甲板の隅に座り込んだまま注意深く待っている。“命令”を。]
(21) 2014/12/07(Sun) 11時半頃
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[本日の獲物は、黒い豆粒みてえな遠くに位置する、敵船。
船長>>16の怒号により甲板は慌ただしい。 どったどった駆け回る仲間を前に 俺様の女神へのご挨拶も白けてしまう。 ど畜生め。]
うちの船長は、相変わらず鼠を見付けるのが上手いねえ…
[甲板に居ながら、敵船に気付かなかった俺様の話は兎も角 "麗しのレディ"と喩えるよりも"鼠"と喩えたくなったのは 船内でいつもちょこまか駆け回っているキティの所為だ。]
ん―――… あん?
[掛けられた声>>20に、思考が途切れた。 ぐるぅん、と、顔ごと視線を投げかける。]
(22) 2014/12/07(Sun) 12時頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 12時頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 12時頃
セシルは、駆ける前、フランクにはにこやかに笑む。
2014/12/07(Sun) 12時頃
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Yo ho. Bitch.
[目に映ったのは、青い目の航海士殿>>20だった。 口端が、自分でも分かるくらいに憎たらしく釣り上がる。 セシルの名乗った名前と、羽根の描かれた双眼鏡の総称。
からかうように、"Bitch"と呼んだのは出会い頭からだった。]
赤い花でも渡せりゃあご機嫌だよ。
[―――…お前の女神さまはご機嫌か?
駆け出す、航海士に、その背に声をかけた。]
(23) 2014/12/07(Sun) 12時頃
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ま、お出迎えと行こうぜ。
[口付けた銃口から口唇を離して 豆粒から刻刻と迫る、敵船の姿を見据えに立ち上がった。]
もういっちょ早く走らせてくれよ。
[背を向けた航海士殿に、もうひとつ、無茶なおねだりをした。]
(24) 2014/12/07(Sun) 12時頃
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― 大部屋 ― [下っ端たちの部屋の一角。 トンカンと、リズムの良い釘打ち音が響く。 乗組員が壊した壁を直す音。
血の気の多い下っ端が多いこの部屋。 多少壁が壊れたところで修理の優先順位は低い。 が、今回は報告を貰ってから直ぐに直しに来た。]
……てめーら、次壊したらただじゃおかねぇからな。
ま、良かったな?穴があく前で。
[にひっと歪んだ笑みを浮かべる。
壁の向こうは、船長室。 それが真っ先に直しに来た理由だった。
修理した上から更にもう一枚板を貼り、修理は完了だ。]
(25) 2014/12/07(Sun) 12時半頃
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[修理に使った道具たちを片付け、上へと向かう。
一つ上に上がると、途端に騒がしい。 船長の号令>>16は聞こえなかったが、 慌しい様子に“客人”が来たのかと、甲板まで駆け上った。
刀の代わりに腰につけているのは、愛用ののこぎり。
のこぎりの刃で傷つけられた傷は治りにくい。 切りつけ、引けば傷口を広げることが出来る。 優秀な船医でも、縫い合わせるのが困難だからだ。
だからこそ、気に入っていた。]
俺の仕事を増やさないようにお出迎えしてくれよな。
[のこぎりを握り、準備をする連中にそう告げた。**]
(26) 2014/12/07(Sun) 12時半頃
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俺の女神がご機嫌だと、この船は大変なことになる。
[フランクから返された言葉にそう返して、 少しだけ首を、また船の揺れに合わせるかのように傾げ、 下からまた、笑み、澱んだ川底の青を細めた。]
だよ、son of a bitch!!
[フランクにそう返して、踵を返す。 絶望に乗るローレライ。縁起が悪すぎるこな男をそれでも船に乗せた船長は、さて、それだけの幸運をもっているのか、それとも?]
(27) 2014/12/07(Sun) 13時頃
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ああ、素早く、あの淑女に近寄るさ。 待たせはしない。
でないと、早漏野郎どもは、妄想だけでイっちまうからな。
[過ぎ去っていく間際も、笑むのは、 ただ、進むだけではなく、標的がみつかったことによる恍惚が漂う。 鼠を仕留める猫のように。]
(28) 2014/12/07(Sun) 13時頃
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セシルは、双眼鏡で淑女をストークしながら操舵手の元へ。
2014/12/07(Sun) 13時頃
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今回のレディはどうやらじゃじゃ馬のようだな。
[船影が近づきその様子が窺えるようになれば一言。 同業者が相手となれば戦闘を避ける海賊もいるが、こちらは生憎船の名に「絶望」を冠す最悪の海賊集団。 その手を緩めることなどあり得る訳がなかった。 むしろただの商船を相手にするのとは違うのだから、全力で向かうべきだろう。
となれば戦闘員を厨房や大部屋で遊ばせている場合ではない。]
ギリー、下にいる奴らを呼んでこい。 獲物が来たと言ってな。
[特に威圧する意思を込めずに、岩のように丸まってる男に命令した。>>21 この白痴を動かすにはただ淡々とした命令があればよかった。]
(29) 2014/12/07(Sun) 13時頃
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違う。 よりソフトに、角度を5度ずらせ。
[操舵手の手に手を重ね、舵を調整する。 片手は、やはり双眼鏡を顔を当て、空を海を、そして、双眼鏡を外すとちらり太陽を見て。今度は懐中時計を取り出す。]
目標まで、 4分半か、な。
[口元そう呟けば、誰ががそれを告げに船長の元走るだろう。]
(30) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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[与えられた“命令”(>>29)に応じてコックリ顎を引くと、揺れに驚いた渡鳥が空へ発った。今し方まで鳥の足場になっていた事にも、その鳥が頭頂部に糞を落として行った事にも気付いていない男は、鷹揚に立ち上がり動き出す。]
ア゛ァ……下、ミナ呼ぶ、獲物ダ ア゛ァ……獲物ダ
[頓痴気な鸚鵡よろしく“命令”を準えた発声を残し、船室へと足を向ける。男は、命じられた用事を最短で遂行するためにだけ、足りない知恵を使う。例えば甲板に積まれた縄束を踏み付け、掃除に勤しむ若輩の船員を蹴りつけ直線移動を選ぶのも、浅はかな知恵に依る。]
―第二甲板―
[第二甲板へ降りるや否や、木板の壁を殴りつける。 軋ませた壁の一部に亀裂を生んだ一発は、派手な音で手近な船員たちの注意を集めた。そこへ大きく膨らませた胸から押し出した声を放つ。]
(31) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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|
獲物が来た 獲物が来た ミナ上がれ
獲物ダ 獲物ダ―― !
[太い声は「絶望」の腹部に響き、思い々々に過ごしていた多くの破落戸どもを第一甲板へと駆り出しただろう。]
(32) 2014/12/07(Sun) 14時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 14時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 14時半頃
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[背を向けた厨房で軽い騒ぎが聞こえる。 声の主からホレーショー>>7とグレッグ>>15 普段ならやかましい、の一言で済むが、ウイスキーの単語で 眉がひくりと動いた。]
クソガキ。俺には寄越さねえってか。
[食いものどころか酒の恨みは覚えとけよ、と 身勝手で一方的な毒を吐いた。]
(33) 2014/12/07(Sun) 14時半頃
|
|
[普段よりもイラつく理由はもう1つあった。 娯楽室から流れてくる音楽>>10]
ニシンの箱の中にサンダルがあってたまるか。 箱の中に詰まってるのは……。
[いつも浮かんでくるイメージを振り切る様に髪を乱暴に掻いた。 ピアノ弾きがいるなら娯楽室には寄るまいと、 空の色でも眺める為甲板を目指した所で丁度良い声>>82が届いた。]
へえ。 美味しそうなのいっぱい抱えてくれてるとありがたいね。
[不機嫌だった表情が一変し、玩具箱を見つけた様に 目を輝かせた。]
(34) 2014/12/07(Sun) 14時半頃
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…賢い犬だ。
[>>31最短距離で命令を実行するギリアンの背を見送り、満足げに口角を上げた。 あんな様子だから本当ならそこらへんの下っ端に命じた方が船の破損も少ないのだろうが、道化は命令を忠実に実行する岩男のことが愛玩動物か何かのように気に入っていたので何かと物を命じていた。
獲物に届くまでの時間が船員から告げられれば、黙って目を閉じて腰の左側に提げてあるカトラスの柄を撫でる。夢想する芸術家のように殺戮と強奪の瞬間を瞼の裏に描いているのか。]
(35) 2014/12/07(Sun) 14時半頃
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―看板にて―
[いつものこと、とはいえ。 髪きり男の楽しそうな笑みは、 異教の男には全く解せぬものだった>>@0>>@1]
おい、やりすぎてそこで殺すなよ? ……掃除が大変だ。
[止める声もないギャラリーの中、 一言口を挟めば、周りから不満そうな視線を感じる。
やれやれと見やれば、 見張り番までギャラリーの一人になっていた。 どうやらすっかりショーに見入っていたらしい。 抵抗もしない女の悲壮な表情に下卑た笑いを浮かべている。]
(@5) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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[肩をすくめた男の髪は、 潮風で色の抜けた銀の色、ぞっとしないとでも言ったように、 大分伸びたその髪に、褐色の指を通してみる。
そのまま風の向きを測った。 ――追い風、つまりは後方注意。
果たしてこんな状況で敵船と遭遇したら、 見張り番はオズワルドにどんな言い訳をするだろう。 言い訳のしようもなく、海の藻屑かもしれないが]
(@6) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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[だが娯楽室に向かいたくはないが、 獲物を持って上がらなければただの物見遊山の馬鹿野郎だ。 多少面倒臭いが自室に戻ってマスケットを手にし、 いつもよりは急ぎ足で上へ。]
に、してもギリアンまたどっか壊したんじゃねえか? リーに腕切り落とされるぞ。
[伝令と共に届いた派手な音>>31に、船の医者でもあるリーが 怒髪天になっているのでは、と趣味の悪い笑みを浮かべた。 こちらは人間の、あちらは船のメンテナンスを担当しているからか、リーの仕事量には多少同情はしている。]
よ。まぁたそんな物騒なもん、持って。 解体の準備もばっちりだな。
[甲板に上がれば、当の本人が見えて>>26、 へらっと笑いながら声を掛ける。]
(36) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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―後方デッキ―
[甲板から、男はするりと後方へと姿を消す。 水平線の上に見出されたそれはすでに船とわかる形だ]
あれは……、 間違いなくこちらを追って来ているな。
[デッキから慌てて新入りが駆け出していく。 わざわざジョリーロジャーを追尾してくる船、“敵船”だ。 情報は船長へと、ショーのギャラリーたちへと、そして船中に伝わる。
こちらは捕虜を積んでいる状況、つまりすでに一稼ぎは終わっている。だが、戦わずして逃走する。そんな選択肢はこの“黒き淑女”にはありえない。
奇襲めいた状況で戦況の不利はあろうとも、 迎え撃ち、一戦交えることとなるだろう、ならば]
(@7) 2014/12/07(Sun) 15時頃
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さぁて、どなたの頭を潮風がよく吹き抜ける状態にしてやろうかね。
[まだ黒豆でしか無い獲物を見つめつつ、マスケットの銃身を撫でた。 一応腰にも短剣を挿しているが、普段は味わえない銃の硝煙の臭いと衝撃と脳漿が飛び散る様が堪らなく好きで マスケットの命中率を上げる為に特訓したほどだ。
一応船医が怪我をしたらと言う言い訳もあり、 遠距離での攻撃を主としているが、興奮のまま 戦闘に参加する事も数多い。]
(37) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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……そうだな、今しかない。
[混乱に乗じて、先の一戦で略奪した宝。 今は船倉に保管されている、至上の宝石。 それは男が故郷を離れ、ずっと捜し求めてきたものだ。
金銀細工の美しい装飾銃、 だがその真の価値ははめ込まれた碧玉にある。 光をあてれば色の変わり血の様な輝きを放つ石。
かつて神像の瞳だったその美しい石は盗まれて、 やがて持ち主を次々と血染めにしていったことで有名になった、呪いの碧玉。
長いこと行方知れずになっていたのだ]
(@8) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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[淑女の後方からその姿を、 あきらかに近寄っていることがわかれば、ぺろり唇を舐める。]
ふうん。
[その身が重いらしい。 ということは、派手に一稼ぎしてきたレディらしい。]
これは、逃せないな。
[暗い青色は、その奥から鈍い光を。 そして、操舵手にその後の指示を与えると、 双眼鏡を仕舞ってから今度はまた軽やかにマストの方へ。]
(38) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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船長〜。見張りから撃ち落として良い?
[ひょうきんなメイクをした絶望の道化師>>35は 神聖な儀式を行っている様にカラトスの柄を撫でていた。 彼の機嫌を損ねると、自分が狩りの対象になり得るのは 判り切っているので、落ち着いた所を見計らい声を掛ける。]
(39) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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[この風の不利な状況では、 こちらの船が主戦場になるだろう、 その戦闘の混乱に乗じて、あれを盗みだすしかない]
あれさえ手に入れれば……、
[故郷に、帰ることができる。 ぎりと唇かみ締めて曲刀に手をかけた。
わらわらと後方に集ってくるのは、血の気の多いごろつき紛いの船員達。どうやら淑女の自慢の砲撃を向かい来る敵船に浴びせる時間もないようだ。 ここさえうまく切り抜ければば、自分の目的は果たされる、だが]
……デゼスポワール、なるほどな。 淑女の尻を叩きにくるとは、いい趣味してやがる。
[敵船の姿を捉えるにあたって、眉根を寄せた。 船長室で懸賞首の肖像をみたが、罪状もさることながら、 あの一目見たら、まず忘れられないだろう道化の姿]
(@9) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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ん…
[>>39船医の声に夢想から現実に引き戻される。]
ああ、いいぞ。 淑女に絶望の呼び聲を届けてやれ。
[ぐいと道化の唇が歪んだ。 美しいレディには熱烈な愛を囁こうではないかと。]
(40) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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了解。淑女に届けるのは絶望の呼び聲と紅い薔薇、と。
[船長の了承>>40が出れば、同じく口角が弧を描く。 淑女の船に咲く大輪の紅い薔薇。 まずは一輪、見張りの頭から咲かそうとマスケットの銃身に 弾を込めて、いつも狙う場所へと移動する。]
後は航海士さんと操舵手さん、よろしく。
[無駄なく距離を詰めるのは彼らの役目。 オルガンの音は好きではないが、船に関する腕は 信頼はしていると、淑女の手を取る距離を待つ。
準備が出来れば、ダンスパーティーは 派手な銃声と紅い薔薇から始まるだろう**]
(41) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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放蕩者 ホレーショーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(放蕩者 ホレーショーは村を出ました)
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―厨房―
遊んでんじゃねえ、キティの仕事を見守ってんだ。 って、お前いいもん持ってんじゃねえの。
[聞き慣れた声に振り返れば、弟分が火酒を片手に厨房の入り口に立っていた。>>15
にっと笑いかけながら、酒といえば、入れ違いにミナカが酒寄越せだの何だの言っていたような気がしたのを思い出し。>>2]
でかした!ミナカに取られるなよ。さっき酒求めてたぜ。
[既に小耳に挟まれているとは露知らず、注意喚起をして。>>33]
(42) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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あれの下で働いてるって、 ……どんだけ頭おかしいサーカス連中なんだかな。
[不気味なことこの上ない絶望の道化師の船、 この流浪の海上生活の終わりに遭遇するには不吉な船の名。
髪きり男のショーに見入っていた見張り番が、 大目玉でも食らったか慌ててマストに登っていく。 その天辺にようやくたどり着いたところで、
>>41 破裂音と共にその頭が紅く弾けて脳漿を散らした。 薔薇の散る、というにはあまりにも不恰好にその体は落下する。甲板に上がった叫びは、その下敷きになることから逃れる為のものだった。]
……頭のおかしさと腕のよさってのは、比例するのか?
[追い風と向かい風、 こちらの反撃の銃声が届くのは、 それからしばらく遅れてのことだが、 あそこまで見事な、狙い済ました一撃は、ない]
(@10) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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おー、仕留めたか!よくやった、よくやった。
[みゃあんという鳴き声に再び猫の方を見れば、いつのまにやら近くに戻ってきていて、白い鼠を床に置いていた。得意げな猫の頭をわっしゃわしゃと撫でまわす。]
んじゃ、酒盛りでも……
[と、立ち上がりかけた所で、にわかに船が騒ぎ出す。 上の方が騒いでいるのと、獲物という単語が流れてくる。>>32]
……って思ったが、その前に仕事のようだな。 キティ、俺もおつとめ行ってくんぜ。 良い子にしてろよ。
[もう一度猫を撫でると、今度こそ立ち上がった。 賢く躾けられた猫は、戦闘中には甲板には上がってこない。本能的に危険を察知しているのかもしれない。]
(43) 2014/12/07(Sun) 16時頃
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あーん?
[急な横やり>>@5に不服そうな顔を見せても、それが仲間であれば多少のセーブは行える。 それでも機嫌は悪いのだと、やや切れ味の鈍る大振りのナイフを、クルリ手の中で躍らせただろう。]
…別に、殺さねえって。 せんちょに叱られる。
[風呂も無い数週間の船旅と、貧相な食事、それと過度のストレスと。 いくら美しい方とは言え、女の髪は酷く痛み、 つまり、髪切りのテンション上昇率はやや控えめ。
今回はまだ"うっかり"殺してしまうほどじゃない。 会話の相手、揺れる銀髪>>@6に目を細め、
――ああ、やっぱりきちんと飯食ってる人間の髪はいい。
と、そう思うものの、頭であるオズワルドの許しが下りぬ限りは手は出さぬ。 首輪も付かぬ狂犬では無い故に。]
(@11) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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いいねえ、喧嘩相手かぁ?
女ぁ、いるかな。 男でもいいけど、男は髪が短いからなぁ。 すぐ終わっちまう。
[すぐ終わってしまう物だから、頭の皮まで剥が無いと気が済まない。
敵船の情報が伝わればショーはお開き。 終いだと、ナイフを振ってギャラリーを散らして、興味の失せた獲物はそこに放ったまま。 後は別の奴が好きにすればいい。 犯すにしろ殺すにしろ、そこから先は自分の興味の範囲外。再び髪が伸びるまで、大事に飼い続ける意味も無い。]
(@12) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 16時半頃
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[ナイフがよく切れてはつまらない。 ザクリザクリと、握った束を粗く切り落とす感覚は鈍い刃であってこそ。 大振りのそれを数本ぶら下げて、衣服には、まだ女のエボニーの一部と僅かなスカーレットを付着させて。
ぼとりと、落ちた身体>>@10に頭は無い。 一番いい所を潰してしまうなんて、相手の撃ち手はなんて詰まらない奴なのだろう。 散ってしまった仲間の髪は、綺麗なマルーン。 潮風でパサついて、でもとてもいい色だった。
彼の名前までは、あまり記憶してないけれど。
目を凝らしてもあちらの船はまだ遠い。 接近戦を得意とする自分がする事といえば、今は大砲を動かして、無粋に鉄の球を飛ばす事だけ。]
(@13) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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ん。
[指をくいくいと曲げて、グレッグにウィスキーを寄越せの仕草。 もし渋られても奪うくらいの心づもりで瓶を受け取れば、蓋を開けて一口だけ呷る。]
ん、いい酒だ。 命より大事にしな。
[瓶をグレッグに返し、軽口を叩けば。]
そんじゃ、行くかぁ。
[猫と戯れていた際の穏やかさを消して、厨房を出ていく。]
(44) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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あーあー…… まぁたやったのかよ。
リーにどやされっぞぉ?
[甲板へ上がる途中、壁を破壊したギリアンに呆れた声をかけながらも、階段を上がって、甲板へ**]
(45) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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― 甲板・マスト ―
[マストを見上げれば、青空。 見張り台の姿に声をかけるかわりに緩く瞬き]
――……一気に詰める。
[ぺろり、指を舐めて、風を確かめてから、タッキングの指示をだして、的確なのか、無茶なのか。 いずれにしろ、ぎしり、ロープのしなる音とともに、帆が角度を変えれば、船はまた速度をあげて、
最初の銃声が響き渡るのは、想像よりも早く。>>41>>@10]
(46) 2014/12/07(Sun) 16時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 17時頃
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― 厨房 ―
[厨房入口を振り返ると>>33、毒吐くミナカの姿。 自分が手に持つ琥珀色の液体を思い出し、なるほどと]
ははーん。
[ちょっとぐらいは分けてあげても、と思ったが。 “クソガキ”の一言に頭に血が上って]
ふん、だ。俺はガキだから分けてやらねえんスよ。
[ホレーショーに聞こえないよう、小さく呟いて。 自分でも大人げないなと思いつつ。 ミナカ相手だったらまあいっか、と納得する]
(47) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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[>>43気を取り直して、ホレーショーに向き直ると。 ちょうど猫が鼠を仕留めてホレーショーに撫でられている最中であった。 猫と視線が合う。どこか得意げで。おまえよりもご主人様に好かれてるのは俺だ、とでも言わんとばかりに]
(……くそ。キティめ。むかつく)
[鼠を仕留めた猫と。酒を仕留めた弟分。 心中で猫に嫉妬をしつつ。 猫と競り合ってどうするんだ、と思い直す]
きしし。ではさっそく酒盛りッスね。
[言いかけた所で、頭上から騒がしい声。バタバタという足音]
あちゃー。良い所で邪魔が。
[ちっ、と舌打ちしつつ。懐から短剣を数本取り出す]
(48) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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戦いの前に景気づけッスね、アニキ。
[>>44寄越せの仕草に、ホレーショーに笑顔で小瓶を差し出す。 良い飲みっぷり。さすがはアニキ]
おっと。
[投げ返された小瓶を受け取ると、自分も一口呷る]
かーっ。よし。やってやるッスよ。
[バンダナを締め直し、気合いを入れる]
ああっ。ちょっと待ってほしいッス。アニキ!
[ばたばたと、ホレーショーの後ろ姿を追って。甲板へ**]
(49) 2014/12/07(Sun) 17時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 17時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 17時半頃
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向こうのが足速いぞ、 さっさと接舷に備えろ!
[小さな風向きの変化を細やかに捉えた操舵だ、 >>46 敵船はかなりの速度が出ている上、 こちらは詰まれた戦利品が文字通りの重荷になっている。
>>@13 砲が跳んだ、船尾楼の砲台か。 後方からの追跡に対しては、数で勝る両舷の砲も、 船首の主砲も、役には立たない。
いずれにせよ、接舷してからが本番だ。 むこうの甲板に群れる影>>32が見分けられるようになれば、 数発撃ったフリントロックは放られる]
(@14) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 17時半頃
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少し無理をしてもいい。 あれは、食いすぎた淑女だ。
それに、いい船大工もいる。
[少し、軋んだが、最速になるように合わせた角度、それを保ちながら、ロープを縛り付け、敵船を見る。 黒い淑女は想像以上にグラマラスだ。]
っていうか、向かってくるってことは、 やっぱりいいもの積んでるってことだよね。
[敵船へと接合すれば、航海士といえども、戦闘員だが、 なんだかんだ言いながら、所詮海賊である。 接舷すれば、向かう目的は、航海記したであろう航海日誌やその海図。]
――……ヴェラ、また組まないか?
[だが、たかが航海士。 戦闘能力が高いわけではない。だから、その姿を見つければ、呼んだ。にこやかに。 >>9そう、その強さに、彼を殺すのは惜しいと言った。]
(50) 2014/12/07(Sun) 17時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 17時半頃
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ー1年前ー
ほう。航海士殿はこの者の命乞いをすると?
[今まさにカトラスを振り下ろそうとしていた所に華奢な航海士から口を出されて、道化は不機嫌そうに顔を歪めた。]
成る程成る程、殺さないとなれば この者の身は航海士殿が保証してくれるのかな? この男が何かしでかせば貴様の首が飛ぶことになるが?
[それでも航海士が首を縦に振ったのならば、道化は仕方あるまいとばかりにザンッと音を立ててカトラスを目の前の床板に突き立てる。]
私に忠誠を誓え。 そうすればこの船にいる間は安寧を与えてやろう。
[目の前にいる手負いの男に投げかけるは問いではなく、有無を言わせぬ命令。呑まなければどうなるか道化の冷徹な眼光が物語っていた。]
(51) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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[船尾楼上、再び微睡みに落ちようとすれば、船長の声>>12が響き渡った。 表情も変えぬまま、横たえかけていた身を軽く跳ね上げ、立ち上がる。]
[音も無く、揺れる甲板に飛び降りて、船首へ駆け向かおうとしたところに、あの日、己の命を拾い上げた航海士からの声がかかれば、そちらへと足を向ける。]
セシル。
好きにしろ。
[だが返事に愛想はない。 組むのを嫌がっているわけではなく、これが彼の常の表情で、肯定を示すものだということは、そろそろ周知されているか、いまだ誤解されているか。]
(52) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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―第一甲板―
[銃の腕に自信がある訳でもない男は、 レディに寄り添うその時を待つ。
先程までただそこにある巨岩のように動かなかった男が、 船長の命令で魂を得たかのように声を上げた>>31。
「どこかの船で見た鳥も、こんなふうに話をしていたな」
と男は思った。 言葉の意味を理解しているのか、 していないのかの違いはあるようだが。]
(53) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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Woooooof...
[セシルのいらえ>>27に、大袈裟に肩を竦めてみせる。 犬だか狼だかの声真似付きだ。
意訳すれば、"おお、こわいこわい。"と言ったところの表情。]
早くしてくれよ。 俺様は早漏野郎だからさ。 女神さまの不機嫌煽ってきてくんな。
[船旅にとって、ワーウルフとローレライは特に毛嫌いされる。 そのジンクスを逆手に取って く、か、機嫌良く咽喉を震わせて、航海士を見送った。]
(54) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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[ギリアンが船員を蹴散らすのを首ごと動かして追っていると、 甲板に船大工らしき姿が>>26。 手にのこぎりを携えて「仕事を増やすな」と言うのが聞こえたから、 彼に間違いないだろう。]
おっかねぇ、おっかねぇ。
[のこぎりは皮膚や肉にその歯を引っ掛けて引き千切る。 男が持つサーベルよりも抉い痛みの恐怖を与え、 この船に似合いの武器だとも思っている。
似合いだからと言って、自分も使おうなどとは思わないが。]
(55) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 18時頃
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[銃声が聴こえた>>41。 男の視力でも無理なくその姿を捉えられるようになったレディの上で、 黒いものを飛び散らせ、糸が切れて落ちる人形を見た>>@10。
身体の内からからふつふつと沸き上がってくる高揚を、 男は足を踏み鳴らし、発散と抑制にかかる。]
おォ〜い、航海士どのォ!!! 早く船をつけてくれ!!!!!
[マストの方に声をかける時も、 囃すような床を踏みしめる音は止まない。
先程まで静かだった男が、 堪えられないとばかりに笑みを零し、 左右で少し位置のズレた瞳の大部分を、黒ずんだ瞼が覆った。
男はダンスが好きだ。 すぐにでも踊りたくて踊りたくて、堪らない。]
(56) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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― 1年前 ― >>51 そうだね。命乞い。 彼の単体での戦闘能力は、
ほら、明らかだ。
[その時、ヴェラが引き裂いた乗組員の数。 合理性をなによりに考えた思考であるのはあきらかだ。
そして、船長の言う、保証や首が飛ぶ、といった言葉には、こくり、喉を鳴らしたことは否めないが、まだ若いこの航海士は、逆にある意味、ギャンブラーでもあったかもしれない。]
(57) 2014/12/07(Sun) 18時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 18時半頃
革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 18時半頃
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美しくない。
(58) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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――第一甲板――
[獲物だ、と声がかかり、第一甲板に上がってすぐのこと。 男ジェレミーは徐々に距離を縮める相手の船を一瞥し、言い捨てた。 遠目に見える出で立ちからして、相手も海賊(どうぞく)といったところか。]
――いや。
[この世に我らが麗しのデゼスポワールに並び立つ船など有りはしない。 腰に下げたサーベルの鞘を愛おしく撫ぜた。]
(59) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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― そして、甲板 ― >>52
ああ、好きにするさ。 ついてこい。
俺にたっぷり恩返ししろ。
[無愛想なヴェラを気にしない。 いつものことだ。
そう、必要なのは、自身が傷を負わないための盾で、あり、それが矛にもなるのであれば、それで十分なのだと、
向ける川底の青色は、ヴェラを一瞥しながら。]
わかっているさ、まだイくなよ。ヤリチン野郎!
[>>56かかるモンドの声にはそうなるべく大声で返す。 船の接舷とともに、怒号をあげるのは船長かそれとも?]
(60) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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[この距離ならあと数分。接舷されれば、我先にと飛び込む血気盛んなのが一人、二人、三人。まだまだいるはずだ。 仲間のそうした行動すら一笑に付して、接舷部に控え立つのが常のこと。 向こうの船からも飛び込んでくるそうした脳無し共を斬り捨てて、漆黒の甲板を汚させないのが仕事だと自負していた。
その点で言えば、船磨きの下働きなどより随分と、女神の美化に尽力していると、男は口元笑みを浮かべてよく言っている。]
(61) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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[―――そして、続く集合の合図>>32 まだ甲板に顔を出していなかった荒くれ者どもの足音。 開戦前だってのに、此処は大賑わいだ。]
……… 随分、ケツの黒いお嬢さんだねえ。
[速度を速めた船が追尾する、豆粒のフォルムが露になる。 ご挨拶を終えた装飾銃片手に 至極ゆんるい足取りで、甲板の先頭近くまで足を寄せた。]
Woooof!!!
[―――… さあて、もっと、近く、近くだ。 舌舐めずりしていたところで、一足早い銃声>>41に、犬が鳴く。]
(62) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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[やがて今日も、サーベルの餌食になり魚の餌ともなるさだめの悲しい負け犬は、海風に吹かれ翻るジャケットの裏、銀を見ることになるだろう。 焼き潰し、逆さにつけても尚鈍く光る、海軍士官の銀紋章を*]
(63) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 18時半頃
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おいおいおい、どッこの早漏野郎だぁ?
[猿みてえにマストをするするするっと 登っていた、敵船の見張り番が、不格好な曲線引いて落ちる。
この船にゃあ、銃を扱う奴は限られている。
少なくはないが、多くもない。 視線を巡らせたところで、見付けるのは船医さま>>41だ。]
(64) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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早くしねぇとイッちまうよォ。 そしたら下着の処理ぁ、アンタにしてもらうからなぁ!!
[帰ってきた声>>60に、そう返す図体のでかい駄々っ子は、 股間を抑えてひょこひょこと飛び上がった。]
酒とダンスだけが俺の生きがいよォ。
[逆に言えば、その時以外は世捨て人の様に静かな男である。]
(65) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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相変わらず、部屋でおねんねしてられません、ッてか。
[船医の姿を、 海戦で見掛けるのは今回に限ったことでもない。
可笑しそうに目を眇めて、再度、前を見据える。 待ちきれねえ早漏野郎>>56はそれだけじゃない。 昂揚感が身に染みて、甲板まで駆け、手すりに乗り上げた。]
(66) 2014/12/07(Sun) 18時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 19時頃
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その一発で麗しのデゼスポワールにくだらない血飛沫が増えずに済んだ。 白いモノまで出してないなら、早く落とすに限る。
[早漏野郎、とフランクが首を回すのに、こちらは肯定の意思を見せる。 他にも口々に開戦を求める声がする。急くのは美しくないと思うが、勝手に事を起こして済ませてくれるのは好都合だ。 撃たないのかと言わんばかりに彼の銃へも目を向ければ、手すりに乗り上げるところだったか。]
(67) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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――――… 跳べるかぁ?
まだ無理か、 かかッ。
[装飾銃の、金装飾を指で撫でる。
よぉく肥えた黒いレディ。 ――― 予感があった。 俺の女神さまが眠っているってな。]
銃が良いねえ………
[それも、飛び切り飾り散らしたような銃>>@8が良い。]
(68) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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>>65
うるせぇ、てめえのあおくせー猿股の世話なんかできるか! それより、踊りすぎてチンポコ腱鞘炎起こすなよ!
[モンドにまた怒鳴るようにそう返す。 誰もが知っているが、口は悪かった。 血気盛んな男たちの中ではあきらかに優男ではあったが、 だからこそ負けないように、といった虚勢。 もちろん、若造ということもある。]
(69) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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―甲板―
……む。風が変わったか?
[オズワルドが甲板に出れば、密かに変わった風の向きに眉を潜める。]
(@15) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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オズワルドは、風の向きを見れば、軽くめまいを覚え。
2014/12/07(Sun) 19時頃
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船体を見る限り、少しはまともな船大工がいるようだが。
[ジョリーロジャーに向かってくる船を見れば頭を抱え。]
(@16) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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ジェェレミィ………
何だよ、お前、しまいには掃除夫にでもなるつもりか?
[手すりに乗り上げた姿勢で、首だけを巡らせた。 ジェレミー>>67の姿を認めたところで 手元で揺らした装飾銃を、ゆるく、揺らしてやる。]
俺様の女神は、あんまり遠くまで飛べないんでねえ。
[装飾銃の威力など、推してしかるべし。 それでも実戦向けのマスケットを扱わないのは、単に趣味だ。]
(70) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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[続けて何度か声を張り、船室内の船員たちを残らず第一甲板へと駆る。血気盛んな顔付きでドタドタ上を目指す徒党の中から飛んだ幾つかの揶揄(>>36・>>45)に、男はギョロンと目を剥いた。]
壊レる 治す、リーが おれ、腕無い、困る ア゛ッ ァ
[他人の言葉の殆どを愚直に信じる癖のある白痴は、彼らの忠告を受けてその場を離れる。向かう先はやはり第一甲板である。船大工に見つからないよう、甲板に揃い敵船を睨める群の中に紛れて立ち身を潜め…られていると男は思っているようだ。
男は、次の“命令”を待った。 待つのは男ばかりではない。各々飄々と過ごす名のある海賊たちとは違い、緊張や武者震いで口数少ない凡庸な船員たちもまた、号令を待っている。敵船を絶望で呑み込む、“狩り”の始りを。]
(71) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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|
……下品な。実に下品であるよ! 操舵の方法もまさに下品だ!品というものを感じられぬよ!
[向かってくる船を見てオズワルドの口から発せられるは罵詈雑言。そして、踵を返し、]
(@17) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 19時頃
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――――あの『品の無い船』に一撃、撃ち込んでこい。
[オズワルドが首を掻ききる仕草とともに下すは、撃沈命令。
美しき黒き淑女には、穢れは*赦されない*]
(@18) 2014/12/07(Sun) 19時頃
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[航海士との囃し合いの最中、足音と風をが駆け抜けた。
男と同じくらいの体が手すりの上に乗り上げるのを見れば>>68、 きらりと装飾品が反射させた光に、眉間へと皺を寄せた。]
フラぁ〜ンク、いつ見てもアンタぁ……
[指輪やペンダントだけにとどまらず、 銃までもやたらとギラギラしている。
とても実用性に長けているとは思えない。 それを好むのまで含めて、「趣味が悪ぃ」と。]
(72) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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[後頭部に航海士からの下品な言葉を受けて、 再びマストの方へと向き直った>>69。]
腱鞘炎!?そいつぁ困る。 なぁ、船医さんよぉ…… アンタぁ、チンポコ腱鞘炎はぁ治せるかい??
[高揚の火付け役である船医>>41に声は届いただろうか。 届いていたとしても、無視されそうな話ではあるが。
「頭に一発風穴を」という対処だけは勘弁願いたい。]
(73) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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[風向き>>@15が変わる。
お向かいさんの甲板に居る人間も それが男か、女か、判別出来るくらいの距離。 近付け、近付く、もっと――――…]
ちなみによぉ。
[手すりに片足乗り上げた姿勢で 潮風に煽られながら、昂揚感塗れた声が続く。]
お前の審美眼から見て、如何よ。 prude.
[ジェレミー、と、呼んだ舌が乾かない内に 揶揄る際に用いる愛称を口にした。 厭がられようが厭がられまいが無視されようがお構いなしだ。]
(74) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 19時半頃
革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 19時半頃
モンドは、床を踏みしめる足は止まらない。**
2014/12/07(Sun) 19時半頃
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――――… あん?
何だぁ、俺様の女神を口説くなら後にしてくれよ。 かかかかッ。
[海面よりも光を反射する、エメラルドの緑。 投げ掛けられた声に モンドの顰め面>>72を都合良く解釈して、笑う。]
それより、一発かますなら向こう岸着いてからにしてくんな。
(75) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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[荒くれ者どもが、船長の号令を待つ。 だんッ、だんッ、モンドが甲板を踏み鳴らす音が届く。 海を割くデゼスポワール号の水音、潮風。]
……… 跳べる。
[戦利品をくすねては首に指に手元に飾る俺様だ。 船長の指示を忠実に守る犬には、なれなかった。 罵声なんて甘っちょろい叱咤以上のものを 受けたこともあるような気がするようなしないような……… 身になっていないことだけは、確かだ。
だからこそ、いま。]
(76) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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|
―――あ?
[酒を煽りながら甲板上を見て回っていると、 敵船を発見したらしい船長>>12の号令が聞こえ、 ぐいっと口元を拭ってその方角を見遣った。
絶望を掲げる海賊船の船長。 ふざけた身なりとは裏腹に冷酷な雰囲気を纏う男は、 随分昔に敗北を期して以来、自分が下について従うただ一人の男だ。――――尤も、今の所はだが。 その残忍な所作に相変わらず寒気がする、なんて人知れず顔を顰めた]
(77) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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[手すりを踏み締めて、跳躍した。
敵船と接触するまでには、まだ、数メートル足りない距離。 足元は荒れ狂う海。 潮風を切って、エメラルドがやけにぎらぎらしい。]
Wooooooooof!!! おいおいおいおい俺様に遅れを取るなよ早漏野郎ども!!!
ッと、危ッねえ!?!?
[敵船の甲板に着地――――…
なぁんて格好良いシーンを作るなら、もう数秒待つべきだった。 辛うじて敵船の手すりにしがみつき、早漏野郎が、*乗り上げる*]
(78) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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セシルは、集まってくる乗組員を確かめつつ、ヴェラの傍に寄った。*
2014/12/07(Sun) 20時頃
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……恩?
[>>60セシルに拾われた命ではある。 だが、恩を感じたことは今まで一度たりともない。
戦闘時、彼と組むのは、恩義からではなく合理性。 他の戦闘員に比べ与し易そうなセシルのもとへは、油断した敵が寄ってくる。 そこを影から仕留めてゆけば、結果、セシルの盾となり矛となるのか。]
[文句をいうこともなく付いて行く最中、聞こえてきたセシルとフランクの下品な会話は、不快示すこともニヤつくこともなく。 眉ひとつ動かすことなく、聞き流す。 興味のない会話など、鳥の囀りと同じ、いやそれ以下の情報しか齎さないのだから。]
(79) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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おーおー、お客さんじゃねぇの。
[船長の命令。 それを受けていち早く船全体に号令をかけるギリアンの声>>32に応え、どやどやと甲板に上がってくる乗組員たちを一瞥する。 航海士の指示を受け、せわしなくロープを引く者。 中には既に待ちきれないとばかりに身を乗り出している者も少なくない。>>65>>66]
…ったく。 どいつもこいつも血の気が多くていけねェな。
[無論自分もその一人だが、逸ることはせず。 一歩引いた場所でとんとんと得物を肩に担ぎ、 船が敵船に寄るのを待つ。]
(80) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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掃除夫? 悪くない提案だが、生憎と汚れを拭くより汚れる前に片付けるほうが性に合っている。
そちらの輝かしい女神が愛される頃には、私も動こう。
[>>70距離に制限があるのはこちらも同じ。否、銃と比べれば如何な装飾銃でもサーベルよりは遠くへ届く。 伸びた髪をかき上げ、潮風に血の匂いが交じるのを鼻をひくつかせて待った。]
(81) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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おっけー、せんちょ。 んっじゃあ、早速――
(@19) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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Fireeeeeeeeeee!!!!!!!!!
[撃ちこめと、犬に命令>>@18が下ればそれに従うまで。 他の船員達を引き連れて、放つは重い鋼色。]
(@20) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 20時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 20時頃
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[マスケットを構えた時、昂揚感は一瞬ナリを潜めて 狙う獲物に集中する。 互いに波に揺られる船が止まって見えた瞬間、派手な音が 耳元で炸裂し、獲物の頭が大輪の花を咲かせた>>@10 瞬間身体の奥から湧き上がる昂揚感に満面の笑みが浮かんだ]
楽しい楽しいダンスパーティーの幕開けですよ、と。
[距離からして程なく大砲も撃ち込まれるだろう>>@13 そいつにつまらない奴と思われている事なんて 欠片も思う筈がない。 ナイフや薬とは違い、見事に破裂する様なんて火薬で 無ければ味わえない。 それを判らないなんて、勿体無い。 それこそそう返すだろうが、言葉が交わる距離でも 交えるつもりもない。 マスケットにゆっくりと弾を込めながら、次の獲物の姿を 探し求める。]
(82) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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今だッ!かかれッ!
[自分の命令を待てずに一足先に跳んだ犬がいるのを横目で確認しながら>>78、寧ろそれを合図とするかのように号令を船に下した。]
ギリー、行ってこい!
[図体の大きな犬にも個別に指示を出しておく。]
絶望を敵に!悦びを我らに!
[叫ぶ道化の口は残酷な嗤いを浮かべていた。 敵を目の前にした高揚と興奮とがこの道化の裡にも確かに秘められていることを示している。 一歩間違えればどんな爆発を引き起こすか分からない危険物のような残虐性の香りが漂う道化の雰囲気に押されるようにして、船員たちは跳んだ。]
(83) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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|
ああ、まあ。 今日び海賊にも気品が必要なんだろうな、うん。
[常識人を自称する男は船長号令に、 >>@17 ぽつりとつぶやいたりもしたが。
舷側の全砲門を開くには、 距離が近すぎて旋回運動を十分に取る時間はない。 黒き淑女は本来の火力を十分に発揮できる状態ではなかった。
それでも船長命令により、>>@18>>@20 船尾砲から撃ち込まれる水平射撃の重い一撃。 ―――破裂音に眉根を寄せた。
一度撃てば反動で砲は後退する、 位置を戻す間に出来る空白をマスケットの銃声が埋めたが]
……速いな。
[迫る絶望号、接舷の衝撃に備えて、船体に身を寄せる、が]
(@21) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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[その衝撃よりも早く、跳躍する影が見えた>>78]
なッ――……、 いや、海に落ちた?
[まさかそんな愉快なことになっていたら、 あいつ死んでも死にきれんだろうな、と思ったところで、 手すりにつかまる手が見えた。
荒れはじめた海、船上よりも一足速く、 黒き淑女そのものが波の上に荒く踊り始める。 よくまあ落ちなかったものだ]
……どうやら、悪運の強いのがいるらしいな。
[黒き淑女を手垢で穢す無礼者めがけて、 下っ端たちが武器を手に袋叩きにしてやろうと群れ集う]
(@22) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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私の審美眼で語れというなら、そうだな。 負け戦とわかっていて尚逃げぬのか、それとも我らが漆黒の女神に勝機を見いだせるほどおつむが弱いのか、何方にせよ。
[prude、と言われるのは今に始まったことじゃない。 呼び名など捨てた身、気にする風もなく、ふむと顎に手を添え敵船を見る。 マスト下に落ちた見張りに船員が駆け寄るのが見える。剣を抜く奴も見える。震えながら銃を向けるのも、それぞれいる。]
(84) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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|
美しくないな。
[最も、この男の目の中に美しく映るものなど限られている。 サーベルを手に、船長の声を聞く。 トチ狂った獲物がここまで駆け込んでくるのも、もう間もなくだ。]
(85) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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>>79
ん?
[ヴェラの不思議そうな響きに、ちらりみやる。 言葉の響き、どうやら、彼は自身に恩など欠片も感じていないらしい。]
ふぅん……。
[小さく漏らした言葉にはやや残念さが乗った。]
(86) 2014/12/07(Sun) 20時頃
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早漏野郎が随分多いな、下らねえ怪我したら傷口に 海水塗り込んでやるから覚えとけ。
[自分の銃が早漏の弾である事は棚に上げて、 待ち切れずにいる連中達に軽く睨みを効かせはしても 耳に届いてないだろうと。]
早漏でもなかなかの飛距離だろうがよ。
[同じ銃を使うフランク>>64にああん?と鼻で笑いながら。]
そう言うお前は弾数で稼がないとな。 淑女は案外貪欲だから、勢いも弾数も少ないと満足出来ねえぞ。
[飾った銃で淑女をエスコートしてきな、と片手を振った。]
(87) 2014/12/07(Sun) 20時頃
|
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あ?何やってんだあの馬鹿。
[船が敵船につくかつかないか。 乗り込む号令の前にいち早く飛び出していく影を見遣った>>76 あわやと言う所で敵船に手すりに手をかける男に顔を顰め>>78]
………っち。 落ちたらそのまま捨てていくぞテメー!!
[乗組員はどいつもこいつも一筋縄ではいかない荒くれ者。 取り分け命令を無視しがちな組員には、 船長に代わって怒号を飛ばすこともままあった。 その船長が号令を出す>>83のを聞けば応える様に大声を張り上げる]
(88) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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って、フランク?!
[なんだか、派手な水しぶきがあがった。 見れば、そこにいたはずのフランクの姿がなく、慌てて、その甲板から海底を覗き込む。]
(89) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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って
[そして、敵船に手をかけてあがっていく姿にややほっとしつつ、 次の瞬間には船は飛び移れるほどの距離。 慌ててひいて、乗り込んでこようとする敵船乗組員に目を丸くした。]
(90) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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|
落ちたら愛しの女神と一生かけての駆け落ちだ、本望だろう。
[敵砲が飛び来る中すら、自身の跳躍で切り抜けるところ常通りに自信はあるようだが、今日は危うかったなと向かいの手摺を見る。]
(91) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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─ 1年前 ─
───殺せ。
[カトラスを突きつけてくる道化師>>51に、抑揚なく告げた声を遮ったのは、年若そうな航海士だった。
何のつもりかと、ぴくりと眉が跳ねはしたが、その言葉を拒むような声を上げることはなく。 ましてや、それに縋って命乞いすることもない。 まるで他人事のように、道化師と航海士の会話を聞いていた。]
──────。
[やがて、両者の間で何やら賭けめいた約束が成されたか、目前にカトラスが突き立てられ、道化師の声が降ってきた。]
忠誠? おまえにか。
[血を多量に失い、重くなった身を起こし、道化師の顔をじっと見る。]
(92) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
|
|
行くぜてめぇら!!!根こそぎ奪い取っちまいなァ!!!
[がつん、と景気づけにマストにハンマーを叩き入れると ばきりと音を立てて自船の手すりが壊れた。 船大工にはぼやかれそうだが些細なことである。 大声と共に得物を振りかぶり、先陣をきって敵船に飛び込む。]
おらっ、何時までもンなとこにへばりついてんじゃねぇ!!
[かろうじて手すりに捕まったフランクにはそう怒鳴り。 運が悪ければ飛び込みざま、彼の背に蹴りが入ったかもしれない]**
(93) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
|
|
いいだろう、誓おう。
但し───
[カトラスを引き抜くと、それを、己の頬から鼻上へ滑らせる。 貌に、横一文字に大きく奔る、真紅。]
おまえの畏怖が途絶えた時、おれは、容赦なくおまえに牙を剥く。
[しかし、己の本能が告げた、この男の畏怖がある限り。 忠誠を、違えることはない。
貌の疵はその証として、船医の治療を拒み、今でも残してある。*]
(94) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
|
|
[そうして下っ端連中に大砲を任せ、 先程見えたオズワルドの仕草を思い出し、その口は弧を描く。
此方に飛び移る男の髪は、先の女と似たエボニー。>>78 それも、少々質の劣る。
そんな色に興味は無いと黒に向かう別の色>>@22を横目、目を付けたのは長い髪。 女海賊か、それとも普通に男か。 どちらでもいい。 切って楽しめそうな相手が居るのなら、首だけでも持ち帰ってやる。]
(@23) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
|
|
はぁ? お前擦りすぎて腱鞘炎になったのか?
[真っ直ぐ敵船を見つめていたが、馬鹿馬鹿しくも情けない モンド>>73に緊張感の無い笑いが漏れる。]
判った判った。 後でてめえの息子包帯でしっかり結んでてやるよ。
[それで皆に笑われろ、と下品な返答と共に銃身を肩に担いで 移動を始めた。]
(95) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
|
|
[あちらが飛び移れるのなら、こちらも同じこと。 あのエボニーと同じように飛んで、しかし足を付けたのは別の船。
向かうは潮風に舞う、フォーン色に近い、長い髪>>85の、]
――あん? なんだ、残念
女じゃねぇの。
[ナイフ。と言っても刃渡りは20cm程。 短剣と言った方がふさわしい鈍色を両手にぎらつかせて、トチ狂った獲物の登場と行こうか。]
(@24) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
|
|
[>>83 そしてそれすらもお構い無しとばかりに、 船長――道化の命令でも下ったのだろうか、 船員達が次々と跳躍し乗り込んでくる]
やれやれ、ダンスのお誘いってのは、 キスしてからにするべきじゃないのか?
[この場合キスはキスでも、 淑女の尻にキスということにでもなるか、 接舷を待たずに乗り込んでくる輩たちにぼやいて]
速いな、速すぎる。 ……お前ら、もてないだろ?
[ゆるりと抜くのはシャムシール、 白銀に輝く三日月の曲線、使い込んだ値打ちものだ。 真なる使命は他にあるがゆえに、ここで斬り惜しむようなことは、しない*]
(@25) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
|
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 20時半頃
|
させると思うか?
[一番星がフランクよろしくこちらに向けて飛び込んできた。>>90 接舷際、その目の前に大きく乗り出すと、サーベルを抜く動きに合わせ、飛んで火に入る小猿を逆袈裟に斬り上げる。 空中は自由だが、どこにも手をついて止めることは出来やしない。 飛んできたその勢いのままサーベルは深くを斬り、手摺に掴まる悪運もないまま飛沫を上げた。]
(96) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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|
次々と盛んだな。 穴が所望ならうちにはうってつけの猫がいるから紹介してやろうか?
[もう一匹が飛び込んできた。>>@24 跳ねるように乗り出した身体を甲板に引き戻し、血を払う間もなくサーベルを向けた。 相手はナイフ、こちらは剣。相手の不利は目に見えるが、その悠とした態度に珍しく会話を試みようとした。]
(97) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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─ そして現在 ─
[下品な会話を聞き流しつつ、セシルの背後に身を隠すよう、足音もなく付いて行けば、派手な水飛沫の音が聞こえてきた。
だが意識はそちらではなく、接近した船からこちらへ乗り込もうとしてくる敵へ、既に向いていた。]
───。
[敵に気付いたところで、セシルに声をかけることなどない。 そんなことをすれば、自分の存在をばらしてしまうようなもの。
気配を消し、敵がセシルを狙う瞬間を、逆に狙おうとする。 しくじり、セシルに傷を負わせた記憶は、今のところ、ない**]
(98) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
|
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 20時半頃
|
[第二甲板から聞こえた音>>31。 米神辺りがピクリと動き、唇の端が歪に上がった。]
……またアイツか。 ああそうだな。アイツ以外いないよな。 でも流石にもう壁は壊してないよな。 何度も言ってるもんな。 今度壊したら、柱の代わりにするって言ってあるもんな。
[以前にも何度もあった。 その度に注意をしていた。 船長の命令故のことでなければ、即腕を切り落としている。 物は壊れる。それは仕方ない。 壊れた船の修理をするのは、船大工の仕事だ。
だが、仕事は少ない方が良い。]
(99) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
|
|
[戦闘前から殺気立つ。 そもそも、先程も余分な修理だ。 イライラしている。]
よぉし。
殺す。
[船を修理しなければならない八つ当たり。 “客人”を見据え、目を細める。]
(100) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
|
|
ウ゛ォ゛ォ゛――ッ !
[下っ端海賊群の後尾で、男は唸りを上げた。 船長の声に応じた声は周囲の破落戸を鼓舞し、鬨の声を呼ぶ。海原に轟く物々しい声は、この船が掲げた海賊旗を彩る絶望の呼び声。
フランクやヘクターに続けと征く男たちは、船長の命令に忠実に敵船甲板へと雪崩れ込み。或いは甲板の縁に留まり、侵入を試みる敵に応戦した。
大男は、もちろん船長の“命令”ひとつを念頭に置いて敵船の甲板へと推参する。壊し、殺し、奪い取るために。*]
(101) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
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|
[距離が詰まればあちらもこちらに乗り込んでくるだろう。 そんな中で甲板を汚さぬ様に刃を光らせる男>>61の背を見つけ]
お仕事熱心だね、その調子で頼むわ。 俺あんまり接近戦得意じゃねえから。
[あの船長に惚れ込んだと言う元海軍の目に、あの船長と この船はどう見えているのか。 どう見えていようと、 マスケットを使う自分には役立つ相手には違いない。 頼りにしていると声を掛けてはみたが、 船長の言葉ではない以上、相手には何の価値もないだろう。]
(102) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
|
|
>>90
っていうか、人を見た目で判断すんなよ。
[そして、線の細い若造だと思えば、すぐに標的に認定されるが、だからこそ、できるだけの機動力で飛んできそうな一打を避けると、 敵の隙間縫って、敵船のほうへ乗り込む。 そのあとを追いかけてこないのは、>>98ヴェラの威力だということは、知らぬはずがないが、航海士のこの時は、敵船からの強奪に、それこそ目がくらむ。]
フランク!気をつけろよ。
[びしょ濡れの男のそう声をかけながら、振り下ろされる刃を避ける。引き抜くのは小ぶりのダガー。小さくて軽いのにはわけがある。
大きな得物をもってては、自由に動けないからだ。 もちろん、敵を瞬時で倒すことはできないが、ひるんだ隙にまた移動する。]
(103) 2014/12/07(Sun) 20時半頃
|
セシルは、敵船の船室内部方面へ。
2014/12/07(Sun) 21時頃
|
穴ァ要らねえな。 それより、手前の髪が欲しい。
[欲望には忠実に。
別段、相手の船を沈めてやろうと言う強い意志はない。 相手の船員の首が全部欲しいと、暴れる胴体は要らぬと、そう言う欲は、強くあるが。 フォーンの髪の、地染めのサーベル>>97を見ても特に慌てる様子も無く、リーチの差も、狩りの前の楽しみと。
ナイフの男とは、おそらく、まともな会話は成り立ちそうにない。]
(@26) 2014/12/07(Sun) 21時頃
|
|
淑女を前に身体が火照るからって海で冷やす気か?
[先走るフランクが相手の船に飛び移ったのを先駆けとして 船長の号令>>83一過、副船長の怒号>>93に絶望が沸騰する。 一気に雪崩れ込む連中の背後から、砲撃主を狙い 淑女の頭に薔薇の花を咲かせる役目に暫くは徹するつもり。]
(104) 2014/12/07(Sun) 21時頃
|
|
…おーおー、ウチの乗組員叩き切っちまって。
もったいねえ。 コイツいいアンバーだったのに。 血で汚しちゃもったいねえ
汚す前に、切りたかったナァ。
[転がる死体の髪色は、やや色の薄い茶。 今は血に汚れて、赤黒のマーブルに変わっている。
船長の許しがない限り、乗組員には手は出さない。 だが死んでしまうのなら、昨日の内に髪を切ってしまうのだったなと、僅か悲しそうな表情を浮かべた。]
(@27) 2014/12/07(Sun) 21時頃
|
|
―船長室―
……小賢しい鼠が船内に入り込んでいるようだな。
[オズワルドはレイピアを手に取ると、机に置いてあるライムジュースを一口啜る。]
(@28) 2014/12/07(Sun) 21時頃
|
|
[響く咆哮。>>101 獣のようなソレに、"黒き淑女"の乗組員たちは恐れや怯えを覚えただろう。 それでも吠える大砲と硝煙と、赤から香る鉄の香にアドレナリンは増え続け、獲物を握り、数で畳みかけよと目立つ巨漢に襲いかかる。 争いは続く。 どちらかの船が落ちるまで。]
(@29) 2014/12/07(Sun) 21時頃
|
|
下品で五月蝿い鼠は――――
[オズワルドはレイピアを抜き、]
(@30) 2014/12/07(Sun) 21時頃
|
|
― 一年前 ― >>92>>94 [船長からヴェラの身を預かった。 ヴェラがなにかをすれば、自身の首が飛ぶことにはやや怖れをもっていたが、もう後戻りはできない。>>51]
ミナカ…あいつ、怪我の治療させないのか? 死ぬつもりか?
[船医の治療を断ったという話に、ミナカに容態をききにいったことはある。結果は同じだろう。 ともかく、何もいわないヴェラに食事を運び、動けるようになるまでは少し介助もしたが、それだけだ。
航海士は、やはり、やや忙しい。]
生きてたんだな。やっぱ強いんだな。
[ヴェラが動けるようになったあとは、とくに顔も出さなかった。*]
(105) 2014/12/07(Sun) 21時頃
|
|
―第一甲板―
いやぁ、もしもなったら、よ。
んぁ?しっかり結ばれたら、 おっ勃った時にちぎれちまうわぁ。
……しょんべんの時ぁ、どうしたらいい?? 間に合わなくて漏らしちまったら、 あんたぁ、包帯変えてくれんのかい?
[別にシモの世話をして欲しい訳じゃあない。 高揚感からくる何の中身もないコミュニケーション。
航海士から船医へとのとって変わった押収>>95、 それに寄せていた意識が、 フランクの犬のような声>>78によって引き剥がされた。]
(106) 2014/12/07(Sun) 21時頃
|
|
髪? 遺髪を集める趣味なら、協力は出来ないな。
[髪がほしいという男に、目に見えて眉を寄せる。 示すのは不快。殺せる気でいるのだと思い、その愚昧さに辟易した。]
フェティシズムというなら、理解できないでもないが。
[美徳に基づいて動くのは男の知る世界だ。 言いながらもこちらが正解とはつゆとも思わず、手中のサーベルを振りかぶる。 いいアンバーを斬った血が、一、二飛んだ。]
(107) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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――――この剣の露にしてくれよう。
[その鋭利な剣先を露にする。
オズワルドは再び甲板へ。]
(@31) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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[掛けられた声>>36に、のこぎりの先を向ける。
戦闘前に船医に傷をつけるなんて愚かなことはしない。
船と人間。 対象は違っても、ある意味同じ医者だ。 比較的好意的に見ている相手でもある。]
壊すよりも直すのが本職だっての。 俺は船大工だからな。
ま、直すよりは壊すのが楽だけど。 ところで? アンタも、“解体”準備できてるか?
[なおす対象は違うからこそ、それが指す対象も変わる。 ミナカを見て、にぃと口端を上げた。
尤も、壊すということは同じだが。]
(108) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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[距離が届かず、無様にぶら下がっている>>78のを見下ろし、 チカチカと海面が光を反射するのでまた眉間へと皺が寄った。]
そのままおっ死んじまえよぉ、悪趣味。
[船長からの号令がかかったのも、同じほどだっただろう。 遅れて副船長の怒号も聞こえた>>93。
双方飛び移る者も多い中、 男は準備されていた渡り板を倒し道を確保すると、 板の上を一気に駆け、敵船へと乗り込んだ。
男は距離が出ると、把握できなくなる。 それこそ目測を誤って海の泡となりかねないからだ。]
(109) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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―敵船・甲板―
[男は武器を持たない。
銃は扱いを覚えられず、剣は扱いの乱雑さが故にこれまで何本も無駄にした。斧や槌やと持たされるものを素直に試しもしてきたが、何を持っても結局は、振りかざし振り下ろし潰す事に変わりがなかった。それなら何も要らんと、近頃は身ひとつで殺る。]
壊セや 殺セや 奪エや
[重い拳で敵の頭蓋を殴りつけ、グラリ傾いく身体を掴んで首を圧し折る。最初の一人を壊している間に、目立つ丸腰の存在はすぐさま敵に囲まれた。(>>@29)]
ア゛ッ ァ ア゛ッ ァ
[これちなみに、本人としては笑っているつもりである。聞くものの耳にはただの濁音としてしか届かぬだろうが。大男は、仕上がったばかりの屍を盾に、人熱れに突進した。時には奴らが落とす剣を振り回し、切断した頭を投擲し、甲板に血の泥濘を作っていく。]
(110) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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― 敵船内部 ― >>@28 [交戦がはじまった中、その内部に残るものは、通常は怪我人病人、そして、その船の心臓を司どるような存在だ。
狙う航海日誌や地図は、その船の命綱ともいえるものでもある。 だからこそ、この航海士にとっては喉から手が出るほど欲しいものでもあった。]
どこだ?
[その足取りは、自然と一番向かってはならないような方面に向かっていることは知らず>>@28]
(111) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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[当然ながら、降り立てばそこに、 わらわらと敵船の乗組員が待っていた。
男の視界は中心から外れるほど輪郭を失い、暗闇に呑まれていく。 光のある世界は常人の2/3ほど。
男は、ぐるぅりと首を鳴らすように回し見て、 こちらに意識を向ける人数を把握した。]
俺と一緒に、ダンスを踊ろうやぁ……。
[ちろ、とアルコールの香りのする舌を出して カサカサの唇を撫でると、
マントを翻すのと同時に、サーベルを抜いた。]
(112) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 21時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 21時頃
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>>@30>>@31
――……と、
[その時、扉が開き、体格のいい、ジョリーロジャーの印をつけた男が甲板へ向かっていく。 通路の隙間に隠れて、その姿が通り過ぎるのを待つが…。]
(113) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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Pas mal. 悪くない。
[こちらに飛び込んで来た虫を見事に切り伏せてみせるジェレミーの動き>>96にそんな評価を下す。最も、「悪くない」というのは道化の最大級の賛辞だ。
道化はにたりと満足げに辺りを睥睨する。 素早く接近したためか相手の放った大砲は直撃せず、敵の頭には薔薇が散り、大男の唸り声が轟き、船員たちが一斉にかかっていく。 なんとも絶望の名に相応しい場面ではないか。]
(114) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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− 年前 − [陸にいられなくなったのは、 他でも無い海軍のおエライさんのせいだ。 真っ当な医者をやっていたつもりは無いから 自業自得でもあるのだが。
とある女に堕胎の薬を売ったのが運の尽き。
故意か偶然か、それを使った海軍のエライさんの奥方が 中毒死してしまい、暗殺の犯人に仕立て上げられた。
間一髪で逮捕は逃れ、偶々陸に上がっていた 不気味な船長に船に乗せろと拝んだのが10年は前の事。]
どうせ人間どっかで死ぬんだ。 どうせなら死神と一緒に過してえんだが。
[若さと陸にいられなくなった事への自棄になったとは言え、 この道化相手に良く言ったと、号令を耳にしながらふと あの頃を思い出していた*]
(115) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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…………?
[船長室を出るとオズワルドは違和感を感じ。(>>113)
オズワルドは瞬時に身構える。]
(@32) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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― 甲板 ―
[甲板に辿り着くと、まず目に入ったのは。 大きく近付いた敵船。男たちの怒号。ぶっ放される大砲。 ここが。ここが戦場だ]
……これは、武者震いッス。
[自分に言い聞かせて、微かに震える手で短剣を握り締める]
アニキ。俺は先に行くッスよ……。
[その呟きは、ホレーショーに届いたか否か]
(116) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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っしゃーーーーあ!!
[叫び声ひとつ。 勢いをつけて駆け出して。船から。跳躍。 胃の浮き出るような、ふわりとした感覚。 永遠とも思える滞空時間の後。着地。 両足が痺れるような感覚]
と、飛べたあ。
[なんとか海の藻屑になるのは免れたようだった。 すぐさま態勢を立て直し、短剣を*構えた*]
(117) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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フェテ…ナントカとか難しい言葉はしらねえよお。
いいからさ、大人しく髪切られてくれよ。 そんだけ長けりゃー、随分楽しめる。
[>>107勿論、殺せる気でいる。 この男は捕虜と違って暴れるだろうから、きっと首を落とす事になるだろう。 己のナイフでは太い筋や筋肉を落とす事は少々難しいが、 なに、殺して死体を転がして、終わった頃に目当ての箇所だけ取りに来ればいい。
切れ味の悪い、やや人の油の残る金属に舌を這わせて、 スカーレットの滴るサーベルに飛び込んだ。]
(@33) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 21時半頃
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――――そこかっ!!!
[そして、殺気のする方向にオズワルドはレイピアの剣先を勢い良く突きつける。]
(@34) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[がらん がらん がらら]
……んあ。
[騒動に誘われて、持ち場を離れて出てきた者が一人。 片手に酒瓶、もう片手に手斧を持って。 ふらついた足取りで出てくると、大袈裟な動きで両手を広げて空を仰いだ]
あ、あー、あー! 今日もいい天気だなあ!!神様ありがとう!! 今日も一日ぃー!!……ヒヒッ、
[安酒の中身は、もうほとんど残ってない]
(118) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 21時半頃
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有難うございます。
[耳に柔らかい賛辞>>114に、礼を告げるのは口元のみ。 目線はナイフ構える髪男を捉え、一歩、一歩、じりと詰め寄った。 動けば斬る、と殺気は放ちながら、動きを待ち。 飛び込んできた>>@33のを勝機とばかり一閃横薙ぎにサーベルを振り切る。]
(119) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[甲板に船員たちが揃い始める。 その中に船破壊の容疑者の姿>>71があったが、今は無視だ。 何故なら、目の前に宝があるのだ。
号令が飛ぶ>>83。 それに合わせて船員たちも飛ぶ。
そして、副船長の声。 と、破壊音>>93。]
あ゛あああああ!?
[戦闘前にいきなり破壊するとはどういうことだ。 そう叫びたいが、相手は副船長だ。
あとでたっぷりと文句を言おうと誓い、 怒りを敵船へと向ける。]
(120) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 21時半頃
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ー 年前ー
はっ。死神と過ごしたいとは物好きだな。
[>>115とんだ願いに思わず道化が鼻で笑ったのももう10年近く前になるのか。もっとか。]
まあいい。お前は医者か。 使える人間は好きだ。それが何者であろうと。
[半月を描く道化の瞳に込められているのは愉悦か哀れみか…それとも慈悲か。何にせよその時道化は若かりし頃の船医に微笑みかけていた。]
いいだろう。死神との船旅に招待してやる。 それこそ死ぬまで続く旅路だ。*
(121) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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− 1年前 − [船長と航海士が先の戦闘で何か拾って来たらしい>>92>>94]
胡散臭いだろうが、一応俺この船の船医なんだけどね。
[拾って来たか、預かったかは知らないが、 捕虜では無いのだから仲間になったわけだ。 出来る限りの治療は当然行うが、他の傷はともかく、 顔には触れさせない様子に呆れつつ。]
その傷、名誉とか誇りとか何とかに賭けてとか言う奴? あんたは海賊と言うより、騎士様と呼んだ方が良さそうだな。 大事な傷なら、それ以上増やすんじゃねえぞ。 俺の世話焼かすな。
(122) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[頑なな態度に、傷に何か重きを置いているのだろうと 予想すればそれ以上の追求は面倒臭い。 悪化しなければそれで良いと早々に治療を諦め、 薬草だけ渡し。]
今日からこの船の一員ならさっさと体力だけは回復させろ。 傷膿ませるなよ。
[心配して声を掛けて来るセシル>>105には]
あんなんで死ぬようなのお前は拾って来たのか?
[逆に見極めて拾ったんだろ?と返す位だった*]
(123) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 21時半頃
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>>@32>>@34
――……ッ
[さすが、である。 あきらかにオーラで、それは、長クラスの人物だということがわかった。 的確に突かれたレイピアは、頭の上、茶髪を数ミリ切り取った。]
くっ
[見つかったからには、これ以上は進めない。向けられるレイピアからなるたけ身を交わし、逃げれる方向へ。]
(124) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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-敵船・甲板-
おらよっ、死んどきなっ!!!
[襲い掛かってくる敵員達のど真ん中に突っ込み、 屈んで剣をかわすと片手で抱えた鈍器を力任せに振り切る。 鈍器が敵の腹にめり込み、骨が折れる鈍い感触に加え、 蹲る男に2.3発蹴りを入れるとそのまま動かなくなった。
手近な場所に居た数人をその要領で叩きのめした後、息を吐く。 咆哮にふいに後ろを振り向けば、力任せに敵員たちをなぎ倒していくギリアン>>110の姿]
…ったく、まるで人間兵器だな。
[巨体が通った後の死屍累々を見下ろし、不気味な声(一応笑い声だと認識はしている)を聞けば呆れたようにそう呟く。
あれには何を言ってもいまいち通じているのか通じていないのか分からないため、普段から接し方を測りかねていた。 船長は良い手駒だと言って可愛がっているようだが、その趣味は自分にはよく分からない。 他の連中と違い勝手な行動を取らないのは楽ではあるけれど]
(125) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[うろんな目で辺りを見回せば、もう戦闘は始まっているのが見えて。 意味なく首を傾げる。右、左。
なぜか頭に被った鍋が光を反射して鈍く光る]
んう?んー、んー。
[なにがおかしいのかクスクス笑って。 >>101とっくに群れから取り残されたのを確認。 酒瓶を落とす。 ふら、と千鳥足]
じゃあほら、甲板守るしぃ、そしたら、ほら……なんかこー、アレだ。 みんなハッピー?みたいな、神様も見てくれてる?みたいなぁ。
うん、手足はー、五点でぇ、
[両手で手斧を持ち。 なにやらぶつぶつと言いながら、足の向く方向を定める]
(126) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[がしゃん、酒瓶が割れる音と共に、斧を横殴りに振った]
頭はぁー、ひゃくてーん!!
[振った先、ジェレミーの守りを掻い潜った有能な敵戦闘員、一人。 肉が散って、ううん、と唸った]
今日の飯……。
[肉料理が作りたい気分!]
(127) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[ギラギラした宝は目に痛いだけ。 柔らかな女はたまにでいい。
男が求めるのは、舌や内臓を灼き、 一時的に世界に輪郭を取り戻してくれるような強い酒と、]
――フンッ、 ふは、 ふはははは……!!
[マントを翻し、 時にはくるくると回転しながら手近な者を斬りつけるダンス――。 そして目の前でプツリと命の糸が切れる瞬間が、 その瞬間の表情を間近で見るのが、人生の愉しみ。
この男もまた、悪趣味である。
手には重たい感覚が伝わり、暖かでベタつく液体が纏わりつく。]
(128) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[戦闘時、男が守る項目はみっつ。
ひとつ、敵の声帯は最期の間際まで傷付けぬ事。 これは悲鳴を好む我らが船長のため。
ふたつ、船の要職者を死なせない事。 心配無用な顔ぶれではあるが、船医や航海士の気配が近くに在る時は、ことさら派手に暴れるようにしている。これは数年前に死んだ仲間が常々言っていた事で、それを律儀に今も守っている。この度もセシルが船室へ向かえる路(>>111)を拓くため、床板を踏み鳴らし喚いた。
みっつ、なるだけ怪我をしない事。 男は既に足と腹に切り傷をもらっている。痛みはもちろんある。しかしそれが躊躇に繋げられぬのが脆弱な脳の強みだ。いつかの戦闘で耳のひとつを落として戻った時、誰からか薬も治療具も高価で貴重なものだと聞かされた。船医を気遣え、とも。……それを一応は守っているというわけだ。
そんな男が、船大工の「船壊すな」の命(>>99)にだけいまいち従えぬのは、謎だ。]
(129) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[ ガ キィ――ンッッ!! ]
(@35) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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ぬっ、やはり鼠が忍び込んでいたかっ!
[逃げる男を追うオズワルド。 海賊が狙うのはやはり宝か。船長室に眠る宝は――――]
(@36) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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ハハハハ!こええ! こええし、
はええなぁ!!!!
[横へスライドするスカーレット>>119を片方のナイフで受け止めれば、 周囲から聞こえる複数の金属音と、同じ物が響いただろう。
近い距離で笑う声は高らかに。 揺れる男の長髪に心臓は高ぶる。早く、切り刻んで、切り刻んで最悪頭蓋から皮ごと引っぺがしてもいい。 コッチのデッキでブチ殺せば、いくらスカーレットを散らしても、 アンバーもフォーンもエボニーも、ボルドー、マスタード、アイボリー、バーガンディー、マルーンセピアブロンズガーネットバーントシェンナ 全部全部全部散らしたって叱られねえ!!!!!]
髪ィ!よこせよ!!! なあぁぁぁぁッッッ!!!!!
[片方のナイフはそのサーベルを受けて。 もう片方は首を一突きにしようと、振り下ろされる。]
(@37) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[遅ればせながらニコラスが出てきて敵を真っ二つに割っているのを見れば>>127、静かに溜息をつく。]
あれで飯は美味いのだから不思議なものだ。
[そうしている間にも向こうからもこちらに次々と敵が乗り込んで来ていたが、道化が一睨みすれば絶望の道化師の名は聞き及んでいるのか硬直する。そしてそれしきで固まるような相手は周りの下っ端どもが勝手に掃除した。]
私が動くまでもないなあ。
(130) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[奇妙な男と対峙するうち、数匹を逃がしたか。 一対一は得意だが、目の前に集中すると他を逃がす癖は抜けない。 それを他の仲間がフォローするのは船を変えても同じこと。 少し先で破壊音と笑い声が聞こえてくるのを耳で捉え、その先の未来は自明すぎて意識下から外した。 サーベルを振った目の前の男は、さて。]
(131) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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>>@36
っていうか、この船、入り組んでないか?
[あきらかに敵の大物に見つかった。 もちろん、とてもよろしくないので、船内を巡ることになる。 その際出てくる怪我人などは、なぎ払うこともできるだろうが、なんせ、その大物はどう考えても、セシルが倒せる相手ではなかった。
だが、こともあろうに、入りこむのは船長室。 そこにあるお宝は?]
(132) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 22時頃
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[視界が悪ければ他が補う。 義眼のギリアンがそうなのと同じく、 男も聴覚、嗅覚、触覚、そして長年の勘で敵を薙ぐ。
それでも超人ではないから、 たまには、多少の傷は負う。]
――チィっ ! 俺も年かねぇ……?
[敵のサーベルが、マントごと大きく男の皮膚と肉を割いた。 ジンジンと痛みは感じるが深くはなく、 男のダンスを中断させるほどのものでもない。
傷を負わされた男の首へと、 へし折る勢いでサーベルを叩き込んだ。
増えていなければあと4人、残っている筈。]
(133) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 22時頃
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[ガギィン! 硬い衝撃が、一筋縄で行く相手でないと思い知らせてくる。 面倒だと思うと同時、それでなくては、と胸の裡が滾った。]
髪に執着はないが、お前にはやれない!
[狂乱しているようにも思えるが、真っ直ぐに首を狙う刃が正気さを伝える。 片腕の挙動域など知れている。拉致のあかない結び合いをするサーベルの手を緩め、一歩飛び退った。]
(134) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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くっ、取り逃がしたかっ!
[航海日誌と共に置いたルーペ。狼の牙を連想させるそれは、いつぞやの戦で勝ちとった戦利品。
その不思議な魅力に魅き込まれ、宝物庫には置かずに愛用していた品である。]
(@38) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 22時頃
革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 22時頃
革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 22時頃
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[>>110 暴れる巨漢の、 意味を成さぬような咆哮が響く]
道化師に、猛獣。
[こちらに向かってくる船員達は、 気勢よくというよりはどこか鬼気迫ったものがある>>83 死に物狂いではある、打ち合えば曲刀に火花の散る。 己の柔の剣舞は、力任せのそれを往なし、切り伏せるものであったが。
そう、死を恐れぬ、というものではない。 死よりももっと、恐れるものがある、といったような。
そしてそんな船員達の中、 恐怖ではないだろう頭のいかれたような笑い声>>128]
……厄介だな、
[目立たぬように、引かねばならない。 この声は戦狂いの笑い声だ、なまじ使い手であれば目を付けられる]
(@39) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 22時頃
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あらやだ。ジェレミーもダンスに夢中って?
[こちらが乗り込めば、当然向こうも乗り込んでくる。 宛てにしていたジェレミーは、おかしな事を口走っている男>>@37 とダンスを踊り始めて、我が身が危うくなってしまった。]
接近戦って苦手なんだよな。
[マストに登って撃ち落とすにしても時間がかかる。 嫌だ嫌だと口にしながらも、既に腰の短剣は抜いていて。 微塵も嫌悪を見せぬ瞳の色のまま、振り下ろされた刃を 銃身で受け止め、その喉、出っ張った喉仏を避けて顎の下から 脳髄に届かせる勢いで切っ先を突き刺した。]
(135) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[引き続き甲板で敵を屠っていると、徐々に敵の数が減ってきた。 何やらジェレミーに狙い定めた様子の敵乗組員>>@37は彼に任せる。
元海軍のくせに船長の闇に魅入られ寝返った男。 その美的感覚はいまいち理解できない…というか 正直気取ったうさんくせー奴だと思っているが、その腕は信用しているつもりだ。
一対一のやり合いで引けを取るような男ではない。 周囲の敵を屠っていると、近くには荒々しく舞うように敵を斬るモンド>>133]
はっはっ、相変わらずテメーのダンスとやらも見事なモンだ。
[男を揶揄するようにそう声をかける。 ざっくりと傷を負い血に塗れているが、それはそれで粋なモンだ。 自分自身もあちこちに軽い負傷を負っているが、大したものではないとばかりにまた槌を振るう]
(136) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 22時半頃
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破裂するのを見るのも良いけど。 こうやって手応えあるのも、イイよなぁ。
[直接手に伝わる命の厚み。 命を助ける筈の医者でありながら、命を奪う行為にも昂揚する。]
この船に乗せて貰ったのは正解かもな。
[死神と旅路を共にすると決めてから>>121 半分投げやりだったかも知れないが、性にあったと 感謝しなければならないかと、悠然と構える船長>>130を 横目で見ながら、次の獲物の頭の横へ弾を込めたばかりの 銃口を突き付け、引き金を引いた。]
(137) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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つーまんねえなぁ!
ケチケチすんなよ。 女みてーによ、 切ったら悲しくてたまんねえ訳じゃあ、ねーだろぉぉ?
[泣きじゃくる娼婦も攫った娘も皆、悲痛に顔をゆがませて。 しかしそれに快感を覚える訳ではない。刃を通して伝わる、束を切り取る振動。それだけが男のすべて。
距離の開いた相手>>134に舌打ちを零して、やはりこう、ナガモノはやりづらい。 だからと言って自分の獲物を変えるつもりは無いのだが。 鋏でないだけ、ましと言えよう。]
おめー、あれだなぁ。 面倒なヤツだなぁ。
[それは彼を示す訳ではなく、その手にさげられたサーベルに対して。 ナイフを握り直してもやりにくい事には変わりない。
感情的に飛び込んで、今更相性の悪い事に気付いた。]
(@40) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[セシルが敵の初撃をかわしたのを見るや、その影から、突如姿を表して、敵の胸座に左の鉤爪をかけ、引き寄せる。 そしてすかさず、右の鉤爪を喉から上向きに突き刺し、すみやかに致命傷を追わせる。 刺し傷が故か、返り血は殆ど無い。
低い呻きをあげる敵に、何の感慨もなく、突き刺した爪を軽く捻り、生死も確かめぬまま、海の中へ放り捨て、先へ向かったセシルへと視線をやる。]
ふん。
[彼の目的の先は、大方予想は付いている。 鼻をひとつ鳴らして、その後を、また影のように追いかけてゆく。]
(138) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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おい、 てめえら。
あいつの髪は俺が切るからよお。 頭は綺麗なままで、きちんと横に避けとけ。
[指示を飛ばすのは、近くに居た自分の船の乗組員。 血で汚したらお前の頭の皮をはがすと言わんばかりの、焦点の怪しい目で数人を睨めば、 僅か悲鳴を飲む声も聞こえただろう。]
俺ァ、別の髪探して来るからさぁ、 お前はそいつらと遊んでろよ。
この船はキレーな色が一杯でよ、 うれしくてたまんねえなーー!!!!
[そう、小鹿の背の様な髪色の男に告げて、男はケラケラ笑いながら甲板を駆ける。 髪切りの後を追おうにも別の船員が立ちはだかっただろう。 そうしてそのまま、争いとスカーレットの海へ消える。*]
(@41) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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うぉぁああありゃぁああああ!
[叫びと共に小柄な影が甲板から隣の船へと飛び移った。 一風変わった身なりの小……では済まされない程度に汚い男。 今はぎょろりと黒目を動かす。 ひくり、と左瞼のあたりが痙攣を起こしたように震えた。
片手でゆらりと構えるのは、幅広の湾曲した刀。 鈍く光るやや分厚い刃は、未だ綺麗なまま、持ち主と同じく寝起きのようだ]
(139) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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|
[前に乗ってた船が海賊に襲われて。 奴隷たちがぞろぞろ逃げていく最中、慌てるみんなが面白くて座り込んでゲタゲタ笑ってたら、目の前に海賊が立っていた。 ちょっと呆けた後、へらっと笑って。
なんでもするから助けて。なんて言いながらすり寄った結果、与えられた今の役割と寝床。 毎日楽しくておいしくてしあわせです。神様ありがとう!]
だからぁ、今日の俺も、悪くないと思うんだけどなあぁ。
[なんて思いながらキャプテンをちらりと見るが、その最高の賛辞を貰えたことはない。 奴隷連中の食事係をしていたから、うまいと認められる腕はあるし>>130、真面目に戦闘にも参加してるのに。
戦闘の後嬉々として脳味噌を料理しようとしたり、恐怖を誤魔化すために調理用の酒を飲んだりする問題行動さえなければ、百点満点なのだろうか。 ううん、と首を傾げながら、また身を捻って斧を振り回し。 散る肉片に、目を細める]
あ、は?
[>>@39倒れた敵の向こう側。目に入った褐色。 指を指す代わりに、目を輝かせた]
(140) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 22時半頃
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―甲板:戦闘直前―
[戦闘に入る前は、周囲の会話もどこ吹く風で聞き流していた。 血気盛んな者多数の為、どちらかと言えばこの男は船に残っている事の方が多い。]
おう。油断すんなよ。
[囁くような声を拾って、力強い声を返した。>>116]
(141) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[戦狂い――最もこの対峙する船には、 そんな連中が他にもいそうな気がしたが。 >>136 さてまた一人、妙に楽しげな声のする、 戦況は見るまでもなく、その地点を中心に手薄になっていく]
……俺は淑女と運命を共にする気はないんでね。
[血に穢れた白銀をひとふりし、 甲板から船内へとじわり、引いていく。
狼の頭を持つ古き異端の女神、それが己の仕える神だ。
“女神の瞳”と呼ばれたその瞳の宝石は、 その神像から盗まれて後、生贄とでも言わんばかりに、 持ち主と次々と血まみれの無残な死へと導いてきた。
もちろん前の持ち主も己の手で不幸な死を遂げている。 そして現状の所有者とは、果たして誰となるのだろう]
(@42) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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……おま、まさかそれキティのことじゃねえだろな?
[ほとんどの会話は流していたが、聞き捨てならぬとジェレミーに。>>97]
はっ。 こんな奴ら、キティだってお断りさぁ。
[そして船の上に乗り込んでくる不届き者の一人を、抜き放ったサーベルで下から切り上げる。]
(142) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[首を回してあくびをひとつ。 こぷり、と血を吐いた足元の死にぞこないを 湾刀――青竜刀の切っ先で静かにした。
やはり出遅れたようだ。 慌てて駆け出して、自船の様子に構わずとりあえず乗り込んだわけだが、さて。思ったよりも死体が多い]
腹、減ったなぁ
[刀からぽたり、と血が落ちる。 少ない血。 いくら周囲に漂うのが闘いの香りでも、 これじゃあ酔えやしない。 酔えるはずもない]
(143) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[深くはなくとも血は流れる。
マントの下の服にじわりとしみてくるのに不快感はあれど、 動きを止めれば糸を切られるのはこちらも同じ。
聞き覚えのある声を耳で拾えば>>136、にぃと笑い、]
副船長殿に褒められるたぁ、光栄だねぇ。
ハハハっ まだまだ!! もっとだ、もっと!!! もっと楽しもうじゃねぇか 踊り足りねぇ……!!
てめぇらも踊れよ そして、死ね!!!
[1人、また1人と糸が切れるのを、 男は視界の中心ではっきりと捉える。]
(144) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[ちらりと向こうの船を見やれば、巨大なギリアンが暴れまくっているのが見える。
斬りつけると見せかけて、防御の構えを取った敵を蹴り転がした。呻く敵の首を裂く。]
ってえ、ニコラス! お前、飲み過ぎだろ!
[案の定、調理師に狙いをつけて向かいかけた敵の背中を素早く斬った。]
(145) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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ね、ぇー!!! お前はさ、バターにパンを塗るの?パンにバターを塗るの? ねえどこいくの戦えよねええ!!
[けらけらっと笑って。 不規則に走り出した足取りは、跳ねるように。 なんの琴線に触れたのか、その褐色が気になって気になって仕方ない目をして、大きな声で呼び掛ける。
とはいえ周りに敵も多く、足取りは幾度か阻まれて。 うっとおしそうにキイキイ言って、また両手で手斧を持つ。 腰を捻って、一閃。 出鱈目さと欲を織り混ぜた斧は、また雑魚の頭を砕いた。
足りない、もっと!求めて、たまんない! 楽しいのは幸せは、あのとき船の中で感じた爆笑。 偉そうにしてたやつらが慌てふためき命乞いをしたあの爆笑をもう一度!]
(146) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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ダンスの相手は女と決めてる。
[横から船医が茶々を入れても、短く返す。これはダンスじゃない。ないから、長々楽しむものじゃあない。 それは片付ければ再び加勢する意と、それまでは凌げという意をどちらも含んでいた。]
髪が切られて悲しむなんて精神はどこにもないが。 迷い込んだ猿は殺す。
[空けた分の距離は一歩、なれば詰めるも一歩。 今度はこちらも容赦なく首を狙い、サーベルの切っ先を男に向けて構えた。 踏み込めば喉元に触れる。その距離を確認し、跳ぶ。]
(147) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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― 船長室 ― >>@38 [逃げ込んだ先?というよりは、追い詰められた先になるだろうか? ともかく、その扉は他とあきらかに違うし、中の誂えも、当然違った。
だが、目を輝かせるのは、そこにあった本の数々。 そして、凝った装飾の施してある机に置き重なられた航海日誌と…。]
これは?
[ルーペであるが、その形が、なにか見慣れぬもので。]
(148) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[移動するセシルの後を追ってゆけば、彼のダガーの一撃を喰らったらしい敵が、反撃の刃をその背に振り下ろそうとしていた。
だが無論、それを許すはずもない。 乗り移る時と同じように、左の鉤爪を敵の襟首に掛け、引き寄せた勢いで延髄に右の爪を刺す。]
[両手につけた鉤爪は、左右で形状も役割も違う。 丈夫な左の鉤爪は、見たまま、敵を引き寄せたり引き裂いたりするのに適している。 また、ソードブレイカー的な役割を果たすこともある。
対して右の爪は、細く真っ直ぐ、鋭く尖った先端を持つ。 急所を狙い、突き刺すことに特化している。]
(149) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 22時半頃
肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[そうして残党4人目の絶望を見終えると、 男は再びぐるりと辺りを見渡す。
少し離れた場所にいた人物>>@39が、 こちらを見ていたような気がした。
周囲を伺う様子で向かってくる気配はなさそうだが、 こちらには追う理由がある。
遮る輩がいれば、先程までと同じく 踊りながら糸を斬り、進む。
同じ獲物を目をつけた料理人がいたことに>>140、 気付いてはいない。]
(150) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[然し、踏み込んだ切っ先は綺麗に空を切った>>@40。 敵前逃亡と言うにはあまりにあっさりとしすぎていて、飛び込んだ脚を止めるに至らず。 ち、と舌打ち一つ、男が率いていたらしき子分がわらわらと向かってくるのを斬り捨てる。 流石に十把一絡げ、対峙していたぎょろ目とは比べようもないが、武勲を挙げたい愚昧共が多すぎる。]
あの猫は雄だったか?
[猫の尻の心配をする飼い主>>142には、性別を尋ねた。]
(151) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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キヒッ、飲んでなぁいですよぉ、よぉー。 ちょっと、ちょーっとしかぁ!
[>>145ホレーショーの声が近いと思っていたら、横から血飛沫と叱咤が飛んできた。 もう十分血濡れた体のまま、笑いと答えを返す。
酔ってるのなんていつものことすぎて、酔ってないのを見る方が珍しいのだから今さらな注意だ。 倒れて呻いてる敵の首を力一杯踏みつけて、へらへら笑った]
ヒヒッ。
[そうだ今日の料理はワインの煮込みだ!]
(152) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[>>140>>146、 眼が合った瞬間にいやな感じはした。 なにやら意味不明な言葉を叫びながらこちらに、 文字どうりに跳んでくる、ような様子に眉根を寄せる]
いかれた奴ばかりだな。 ……冗談じゃない。
[斬って返す、 リズムを刻むような柔らかな身のこなしで、 沈んだ身体は一人の敵の脚を払い、 もう一人の敵の背をかるく押しやって盾にする。
その障害を乗り越えようとするのなら、 無論、その“盾”ごと斬る所存だ]
(@43) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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─ 敵船 ─
[先を行くセシルに声をかけることはせず、淡々と、己の任だけをこなしてゆく。 相変わらず足音は殆どない。
ややすれば、髭の男と遭遇した。 正しくは、遭遇したのはセシルだが。]
───……。
[ここまで屠ってきた敵とは、明らかに違う雰囲気に、身構える。]
(153) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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ったく、呑むんはいいが、戦闘中に潰れんなよ!
[わけのわからないことを呟きながら褐色肌の男の元へ行こうとするニコラスとやや距離があく。>>146>>152
よくあれで死なないものだと思いながら、他の船員のフォローに回ることにする。混戦し始める中、若い船員の隙を突こうと狙う者を逆に斬りつけ、殴り、蹴りあげる。決まった型も何もない。]
(154) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[のこぎりを振るう。 真っ直ぐ水平に、薙ぐように。
ぎざぎざの刃は肉をも抉り、赤を飛び散らせる。]
あっは! 楽しいねぇ?
ほら、返事しろよ。 なぁ?
[敵の腕に食い込ませたのこぎりを、思い切り引く。 広がり、溢れる赤。
肉と骨を切る感触。 悲鳴が赤と共にその口からあふれ出る。]
(155) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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はぁ。 じゃあ次の船でボンッキュッボンッの姉ちゃんが 乗ってる事を祈っとくわ。
[短い返答>>147と戦い方に、あらくれとは違い 気品を感じるもんだと感心しつつ、 どうしても茶化す事は忘れない。]
あー。掃除すんの大変そうだな。
[至近距離で破裂した頭の内容物を浴びながら、甲板を 汚した事に気が付いた。 普段なら怒鳴られるだろうが、戦闘中なら良いだろうと あっさり頭から忘れる事にし、次の弾を込める隙を求めて ちょこまかと動き回る。]
(156) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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>>149 [実は背後でかなり堅く護衛されていること知らず、船長室の中の多彩さに航海士はやや興奮気味だった。 だが、漁っていくうちに、やっぱりなにより目をひいたのは最初に見つけたルーペ。]
何か、獣の牙のようだな。 とりあえず、船長への土産にするか。
[そして、日誌とルーペウエストバッグに仕舞うと、扉からきょろり、顔を出す。]
思ったより、人、いないな。 みんな外に出払ってる?
[気配見せない暗殺者が、きっちりと仕事しているなどとは気づかず、身を潜めて抜け出すと、また宝の探索をはじめる。]
(157) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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――― 敵船甲板 ―――
ッは、は、は、……… 愛してるぜ、女神さまよ。
[一瞬の、落下感。 落ちた―――… 確かにそう感じたあとに 指先が確かに手すりを掴み、身を乗り上げようと、]
ッは。 落ちて、ねえよ……
[デゼスポワール号側から、仲間から掛けられた声に、笑う。 悪態吐き、乗り上げた先で。]
ッてえ、!?
[ヘクター>>93に背をおもくそ蹴られた。]
(158) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[もう一度舌打ちをする。苛立ちと悔いが混じっていた。 船に残っている力自慢もいる。一人で捌き切らずに逃がすのもいるので彼らにそういった鼠の処理を任せるのはよくあることだ。 が、相対した相手を殺しきらずにみすみす逃し残党の処理に手を拱くなど、賛辞を貰った直後というのに許されない失態だった。]
くそ。 美しくないな。
[呟くのは、自身に対して。 先立っての男の言葉が効いているのだろう、執拗に首を狙ってくるのが多いので往なすのは楽だが、既に5、6は斬った。]
(159) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[だが、セシルが先を急ぐのであれば、今はその男に構うことはない。 髭の男を一瞥し、身を翻し、再びセシルの後を追う。 向かう先がどこであるかには、興味はない。
だから、向かう先が船長室と気付いたところで、呼び止めることもない。]
(160) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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― 敵船甲板 ―
うぅ……ギリアンの傍には近付かないでおこうっと。 巻き込まれちゃ、堪らないッス。ん?
[身震いひとつ、ギリアンの暴れっぷりを横目で見つつ。 咄嗟に背後に気配を感じ、振り向きざまに短剣を一閃。 敵の首筋に、紅い花が咲く]
……まずは1人、ッス。
[声から怯えの色が消えた。 す、と目を細める。生きるか、死ぬかなのだ。 懐から細く湾曲した投げナイフを数本取り出して]
(161) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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うおりゃっ。
[ぶうん、と風を切る音と共に。 横っ跳びに敵の攻撃を避けながら。 一投。二投。三投]
……当たり。
[1つ目のナイフは。眼前の敵の脳天に。 2つ目のナイフは。その横の敵の足に。 3つ目のナイフは。背後の敵の胴体に]
(162) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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きしし。
[引きつった笑みをこぼしつつ、背後の敵に語りかける]
助かった。致命傷じゃない。とか思っちゃってるんスか。
[心底申し訳なさそうに]
残念。刃に毒を塗ってあるんス。一撃が命取りッスよ。
[そのための投げナイフだ。仕込みをするのに一苦労だが。 体格でハンデがある分、飛び道具を使わなければ戦力にならない。グレッグにはそういった事情があった**]
(163) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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おーよ。有難く受け取っときな。 我らが船長様の恩賞には叶わねーかもしんねェがな。
[モンドに声をかければ>>146血濡れた顔がにやりと笑った。 狂ったように笑いながら敵に向かっていく背中に軽い口調で返す。 あらかた近くの敵をのめした所でふいにどこからか視線を感じた]
……ん?
[ふいにどこからか視線を感じ>>@39>>@42そちらを向けば、船内に引いていく褐色の男の姿。 近くに居たモンドもそれを見咎めたようで、早々に追って行く背中を見送った。 まあ、いいか。ほっといても。 手斧片手に笑いながら料理人が男を追って言っても>>146やはり特に気にはしない。料理に変な物入れようとしたらそんときどつく。]
(164) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[じわりと下がる、その動き。 こちらの狙撃手の気配をはかる。 最も揺れる船の上、命中精度は大いに不安だ。 この場で自分の以外の人間に信を置くことが出来るはずもなかったが]
ないよかマシか。
[血を振り払った刀身に反射する、 鈍いレンズの輝き、こちらの狙撃手が狙ったのは、 >>150 4人を屠った戦狂いか、それとも先の気狂いか、 あるいはその両方だったか]
(@44) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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おい。汚すなよ。
[死屍累々の中、船医>>156を睨んだ。 船の破損には船大工が睨みを聞かせるが、汚損にはこの男も加わる。]
(165) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 23時頃
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オスだっての。 キティだって突っ込まれるよりゃ突っ込む方がいいだろよ!
[相手は選ぶだろうが、と笑いもせずに。>>151]
んん。切れ味悪くなってきたな……
[長く使っていれば金属も痛む。 一人を斬った所で、倒れる前にその敵が持っていたサーベルを奪い取って、さらにもう一度試し斬り。]
(166) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[背にした味方船から船長>>83の合図が、耳に届く。
やぁっぱり、もう数秒間待ってるべきだったかねえ。
それが実行出来れば、早漏野郎ではなく遅漏野郎だった。 痛む背を摩る暇もなく、今度こそ手すりに乗り上げる。 もたもたしている間に、わらわら味方の雪崩だ。]
Booby.
[金銀反射する銃口を、手前に向ける。 俺様の背から横を摺り抜けた――…ヘクターの真横を狙って 引いた引鉄、火花が散って、飛び出たのは銀の銃弾。
折り畳んだ銀貨じゃねえ。 当たりだ。]
(167) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[戦闘は苦手だ。 苦手だから数はこなせない。 戦えないわけではない。 戦うことが嫌いなわけではない。 一人にかかりきりになってしまうからだ。
血で汚れた甲板に転がって呻いている敵へと声を掛け、 その首にのこぎりを当てた。]
なぁ、知ってるか? どっかの国では、罪人を土に埋めて 通行人たちに首を切らせてんだってさ。 首を切る道具ってのがさ
竹でできたのこぎりなんだと。
[ニィ、と唇を上げ敵の背を踏みつける。]
(168) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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一人一回ずつのこぎり引いてさ。 死ぬまで少しずつ。 どれくらいで死ぬんかな?
お前もやってみる?
[楽しげに唇を舐め、足元の相手に話しかけた。]
(169) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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なー、あんた、 キレーな髪色だなぁ。
バーントシェンナ?チョコレート? 難しいなあ。
難しいからよお、 切らせろよおおおおお????
[またサーベル相手か。 だが、最も優先されるのは興味の高さ。 剣を持ちかえるその背>>166に向かってナイフを突き出すが、くっちゃべって居ては不意打ちもへったくれも無い。]
(@45) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 23時頃
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― 宝物庫方面へ ―
[そして、航海士は、敵船の宝物庫を探していた。 もちろん、その場所を特定できれば、あとは、仲間を連れ込み、根こそぎ奪っていく所存だ。 戦闘で、船が沈むこともある。 それを考えると、一刻も早く、奪えるものは奪うべきである。]
しかし、入り組んでいるな。 淑女の腹はデリケートって奴なのか?
(170) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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はいはい、トレビアントレビアン。
[>>140何やら褒めて欲しそうな料理人の様子に道化はパチ、パチ、パチの気のない拍手をする。
猫目のナイフ男が何処へやら逃げ去ると共に子分どもが湧く。>>@40 それが煩わしい、と道化は思った。]
ふう……
[道化が溜息をついたかと思うと……ー散る花びら。 その両手にはいつの間にか血に塗れたサーベルとカトラスが握られており、ジェレミーが捌き切れなかった雑魚どもが赤い水溜りに沈んでいた。]
嗚呼、私の腕も落ちたな。襟元に血が着いた。
[何人もの人間を一瞬で切り伏せておきながら、憂いるのは首元の一滴の赤。 それから同意でも求めるような視線を「美しくないな」と零していた美男子>>159に送った。 暗に私の手を煩わせるとは…という批難が篭っている。]
(171) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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あ、やべ。
[大丈夫だと思っていたが、突然敵の連中より鋭い殺気>>165を 感じて舌を出した。 船を壊してはいないからリーは怒りはしないだろうが、 ジェレミーの船長と船への傾倒をすっかり失念していた。 リーはあちらで解体をしているはず。 こちらも解体について当然と笑ってみせた>>108が、自分の船で 同じ船の連中に怪我をさせられては笑い事では無い。 マスケットはひとまず刃を受ける道具へ。]
じゃ、上登ってるから、下宜しく。
[花を咲かせるのは向こうの船限定と諦め、 見張り台に昇ろうかと、上を指差した。]
(172) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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かッかか。
生憎、女神は俺様にご執心なのさ。
[仲間の脳天を撃ち抜く趣味は、流石にない。 狙い澄ませたことを気付かれたか如何かをさて置き 火花を散らしたばかりの銃口に口付け、モンド>>109に吐く。
サーベルの煌き、斧の煌き、ノコギリの煌き。 血と脳味噌で化粧をした甲板に降り立ち、舌舐めずりをする。 淑女の腹に蓄えられたものを、想像して。]
(173) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[>>145ホレーショーには、ヒヒッと笑いだけを返して。 再び取り残された戦場、優雅さも洗練もなにもない仕草でまた斧を振り回す。 よく死なないな、とは、聞きあきるくらい聞かされた言葉。 そう言われれば、俺勇敢だからなんてへらへら笑うのもいつものこと。
実際のところ、酒で鈍ってるせいでなにをされてもほとんど痛みを感じないのが大きい気もする。 後は、まあ。たまたま死なないだけ]
うや、あー、あー!
[酒の勢いのまま>>@43褐色へと斧を伸ばす前に。 目の前に突き飛ばされてきた味方を咄嗟に切ろうとして、慌てて動きを止めようとする。 ちょっと遅くて止まりきらなかったから、斧を逸らし]
うあっ、と。ヤバ……。
[自分の足を掠めた斧を手にしたまま、生まれた隙を自分でも感じて。 咄嗟に後ろへ下がって、駄々っ子みたいに唸った]
(174) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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は?チョコがどうした?
[体を回転させて振り向けば、サーベルの刃とナイフがかち合う。 距離が近かった為にうまく入らず、払い落とすには至らない。 だが背中に刺さるのも避けて。>>@45]
何お前、髪切り虫?
[己の髪色の名称など、深く考えたこともない。]
(175) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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─ 船長室前 ─
[船長室の中に誰も居ないと知れば、自身は扉の前で立ち止まり、暗がりに身を潜める。
先程の髭の男の姿はまだないが、かわりに、下っ端らしい男が1人、こちらの姿を探していた。 ───気付かれぬうちに、悲鳴もあげさせず仕留めるのは、慣れたもの。]
ああ、思ったよりは。
[やがて室内を物色し終えたらしいセシルが顔を覗かせれば、転がした下っ端の亡骸を視線だけで示した。
彼が宝物庫方面へ向かうのなら、また、無言で後を着いて行こう。]
(176) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[突き出された刀を峰で受け、返した刃で相手の腹を袈裟懸けにする。 踏み込んだ右足の先で、不用意に腕を突き出してきた男が、半分なくなった己の拳を見て、悲鳴をあげた。 あんまり五月蝿いから腹を蹴って、喉を掻っ捌いてやった。 声よりも静かに噴出す血のが、何倍か気持ちがいい]
………ってぇ、なんで こいつら殺してんだっけ
[目を覚ました時にはもう接舷していた。 どうやら昼飯をくいっぱぐれたようだが、それはともかくとして。 相変わらず子どもみたいな顔して毒使うえげつない奴とか 身体が武器なんてえげつない奴とか まあ大体ひどい奴らばかりだ、海賊なんて。 それでもなんとか、敵と味方は見分けがつく。 知らないやつは殺す、それだけだ]
(177) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 23時頃
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[刃と刃が競り合う、怒号が競り合う。 酔っ払いの歌みてえな聞き慣れた声も、背に届く。
俺様の足取りは何時も通り。 甲板から手近な扉を潜って、船内に、階段を降りた。]
鼠は何処だぁ? ………、にゃおおん。
[階段から、遅れて駆け上がって来る人影。 マスケットと違って威力イマイチの装飾銃を、銃口を向ける。
―――女神に口づけする暇もない。 引鉄。]
(178) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[生きる者は殺し、死んだ者は潰し、代わりに背に幾筋かの太刀傷を負いながら敵の数を減らしてゆく。大勢での圧殺が叶わないと知るや、淑女の護衛兵どもは策を変えた。
フリントロックを掲げた敵が駆け付け、大男に狙いを定めて引き金を弾いた。パンッと乾いた音が響く。続けざまに三度、四度、と。
一弾目から続いた何発かは、瀕死のまま掴んでいた肥えた敵を肉壁に使い凌いだが、更に銃撃が続けば男の戦況は俄に不利に動くだろう。派手な殺戮が与える絶望に呑まれず、果敢に戦闘を続ける敵は、なかなか珍しい。男に人並みの知能があれば、見事だ、とでも褒めただろうが、]
ア゛ッ ァ ア゛ッ ァ
[白痴の男は、笑うばかりであった。]
(179) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[急な衝撃>>175は予想の上。 鋼が弾かれぬようきつく握り、後ろに飛んで距離を取る。 振り向きざまの長いサーベルの切っ先が、薄汚れたピーグリーン色のシャツを僅か裂いた。]
俺ァ虫じゃねぇし。
喧嘩売って来たテメェ等の方が よっぽど虫《害虫》だ。
[そう言って、構えたナイフは二本。 長さはやや短く不服だが、色は気にいった。ぜひ欲しい。切りたい。どうしても切りたい。 見開いた目はやや不気味に光り、やはり焦点は怪しい。]
(@46) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
|
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[目の前の、男の額に黒い風穴が空いた。
遅れて吹き出した血が、樽を割ったワインみてえに噴出す。 銀貨はまだ出ない。 当たりだった。]
飛距離がねえなら、弾数で稼ぐしかないねえ。 全くもってその通りだな。 ………かッかか。
[先程の船医との会話を思い出して、笑った。 鼻に馴染む血生臭い匂い。 どこかさまのだれかさんが横に倒れこむのを尻目に、階段を降りる。甲板に大方出払ってしまったのか、あるいは仲間が既に道を開いたのか、手薄だ。]
Yo ho Yo ho...
[酔狂な足取りが、降りる。
鼻と勘を利かせて、そうだな、死体の指す方へ。]
(180) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
|
|
[相手の単純さ故にミナカと言葉交わす間、立つ人間の数が急激に減った。 一面に散る鮮やかな赤。薔薇が咲く、という表現がこれほど適切なこともない。 齎された死と――ぞくりと身の毛のよだつような視線>>171。 襟に散った赤に目を伏せた。]
いえ、私の落ち度です……返す言葉もございません。
(181) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
|
|
[振りおろし、断ち切る。 シャムシールは、肉の盾を切り裂いて、 >>174 生温かな血飛沫を気狂いに浴びせかける。
相手にもかろうじて仲間を殺さぬ理性はあったらしきことが、どうやら一時の命拾いとなったらしいが]
……気狂いのフリか?
[己には関わりのないこと、口にして。 子供めいた唸りを上げる敵を前に、刃は踏み込む]
(@47) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
|
|
[他の者に阻まれている間に見失ってしまったようで、 目の悪い男は先ほどの人物>>150だと思い込み、 甲板を移動する別の男を追った。
その最中、小さく身を屈めている女を発見した。 髪を不格好に刈り取られ、体はやせ細っている。
男を視認しているであろうその女は、 声を上げるでも、助けを乞うでもなくこちらを見つめている。]
つまらねぇ、……だが、生かす意味もねぇ。
(182) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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名前がいけねぇんだよ。 黒い淑女だっけ? 悪い虫についてくださいと言ってるようなもんじゃねえか。
[く、と笑って、サーベルを肩に乗せた。>>@46 しかし、感じる熱視線。 焦点のあわない目だが、やはり髪に注目を浴びている気がした。]
……………。
[先程、切りたがっていたのを思い出し、ふと左手で毛先を摘むと、サーベルを滑らせて自分の前髪を少々切ってみる。
挑発になるか、試してみたのだった。]
(183) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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――……、
[男の気がわずかにそれたのは、 船室へと侵入していく人影に>>178 こんな所で遊んでいる場合ではなかった。
――奪われる前にあれを確保しなければ、 また見失うことにでもなってしまったら、 もう2度とこんな機会は巡ってこないだろう]
(@48) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[女の前にしゃがみ込み、 その首にサーベルを充てがって、一気に引いた。
女の血を顔面に浴びながら、男は瞬きもせずにその最期を看取った。
既に絶望すらも消え失せていた女の糸は、 男がサーベルを引くよりも前に 既に切れていたように思う。]
つまらねぇ、……つまらねぇ。
[立ち上がった男は、顔に被った血雑に拭い、 完全に見失った男への興味は薄れ、 代わりに、船内への入口へと惹かれていた。]
(184) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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すごいッスねえ。
[>>177いつ見ても見事な東洋の剣捌き。 魅入ったのも束の間、キイチの背後に近付く敵に気付く]
よいしょっと。
[びゅおん、と横に一投。 投げナイフは敵の首筋に突き刺さった。 小さな悲鳴。倒れる体躯]
……ビンゴ。 キイチの旦那ァ。貸しッスよ。
[ぱちん、と指を鳴らす。 きししとキイチに悪戯に*微笑んで*]
(185) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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そうか。
[目を伏せたジェレミー>>181を一瞥すると、"黒い淑女"の方を見やる。]
お前がこの船にいるから大丈夫だな?
[自分が船を空けた後で再び失態を重ねるような真似はしないだろうと確認する。 恐怖の権化は自ら絶望を撒くことを望み、口端を邪悪に歪めていた。
そしてジェレミーの答えを聞く前に、向こうの船まで渡された板の上を悠々と歩き出す。]
(186) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[貴族連中が好き好んで抱え込んでいる貴金属は、良い。 指輪だろうが首輪だろうが銃だろうが 重さと形以上の価値が眠っている。裏切らない価値が在る。]
生半可な女神さまじゃあ満足出来ないねえ……
[階段を踏み締める、軋む、一歩一歩。 宝物庫か、それとも死体の指に嵌った指輪か。 価値を見極めようと忙しなく動く猫の目が、振り向く。]
んん、………?
[視線>>@48を感じたような、気がしたのだ。]
(187) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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─ 宝物庫方面へ ─
[>>170入り込んだ船内を頭に叩き込みながら、セシルの後を追って行く。 足音を察知し、曲がり角に潜んでいた敵などは、現れたのが一人でなく二人なことに、驚く羽目になったろう。]
さあな。
[淑女の腹の中身などに興味はない。 淡々とした態度は変わらぬまま。]
(188) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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……相変わらず怖いお人だ。
[船長とジェレミーのやり取りを少し離れた場所で見ていたが、 距離があるのにゾクリと肌が粟立った。 この絶望の権化とも言える男と相対する連中を哀れと思うのは 当然だろう。 マスケットとは違う鮮やかさで咲いた薔薇を、 美しいと思う前に足は早々にその場を離れて、見張り台へと よじ登る。 前言通り、頭のおかしな連中の相手をホレーショーや ジェレミーに任せ、相手の銃使いを狙って引き金を引いた。]
船長が向こうに渡るんだから、危なくて乗れねえって。
[昂揚に任せて乗り込もうと思ったが、船長の楽しみに 巻き込まれてはたまらない。]
(189) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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んー? あーー…
そーいわれてみれば、ソーかもなぁ…
[>>183確かに虫が付いても仕方ない名前かもしれない。 が、]
虫が付くとなぁ、せんちょが黙ってねえんだよお。 さっさと害虫退治しねえと、叱られっちまう。
[恋人か夫か父親か。ポジションに関してははイマイチ興味が薄いが、まあ、叱られないに越した事は無い。 ちらと話題のレディーの方を見れば甲板は見事にスカーレットに染まって…
…もしかしてこっちが劣勢なんじゃあねえの。 珍しく眉をひそめた。 そして、戻した視線の先、]
(@49) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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―敵船・船内―
[船内への入口へと立つ男。
勢いのままに入らず、 一度足を止めたのは光量の違いを懸念して。
明るい屋外から屋内へと入る時、 男の出来損ないの目は どんなに気をつけていても視界を暗闇に奪われる。
視力だけに頼っていないとは言え、それは大きな違いだった。
中へと入った後も、しばし動かずに目を慣らす。
そして光を感じ始めたなら、 ダンスの機会と酒をを求めて船内を荒らし回る。
飛び出して来る者があれば、反射的にサーベルを振るった。**]
(190) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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―――はぁ? てめっ、おま、 なん、
なんでっ、
(@50) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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……悪いが使命が先だ。
[血を浴びた男はどうしていたか。
男は刃を下ろさぬままに紅いフードを翻す、 急に逃走をしたような男の背に、 誰の物か知れず、斬りかかってくる刃のひとつ。
その服の裂かれればちらと見えるだろう、 褐色の肌に牙を剥く狼の白銀の刺青、 異端の神官たる証。
裂かれ纏わりつく上着は脱ぎ捨てて、 追っ手への目くらましにする。そのまま船室の扉へと駆けた]
(@51) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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お前さぁ!知らないでしょぉ!仲間殺しの罪は重いんだよぉ!
[>>@47こちらの味方を盾に使った件について、金切り声。 足に傷を負ったまま、視界の端の隣り合う船を見る。 ヤバくなったら逃げようそうしよう。でもこいつの血を見てみたい! あと、ちゃんとおしごとしないとキャプテンに殺される!!
後ろに引いた分、踏み込んできた相手の刃を咄嗟に斧で受ける。 やや斜めに受け、刃を滑らせて威力を受け流し。 ぴいと鳴いて尻餅をついたとき、一際大きく銃声が聞こえた]
いっ……!
[>>@44肩に衝撃。
顔を一瞬しかめたが、興奮と酒のせいで痛みは遠く。 酔った目ばかりがぎらつく顔で、刃に構わずに座ったまま斧を横に振ったのは、ちょうど隙が生まれたとき>>@48
ああ神様!君って本当に最高だよ!!]
(191) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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何で自分で切ってんだよおおおおおお!!!!!! ふっざけんなよ!俺の取り分が減るだろぉ?!
[キレた。]
てめえがてめえの髪を切っていい権利なんて、 イチミリもねえんだよおおおお!!!!!!!!!!
[ああしかも、あんなよく切れるサーベルで、スカーレットに塗れた刃物で。 楽しみもへったくれもありゃしない! 礼儀に欠ける!忌々しき行為!あんな楽しみの分からん奴に切られるなんて!]
…ぜってーぇ、てめえ、 ぶったぎる。
[先の、長髪の男の様に他任せにしたりはしない。 先刻までの笑みは酷く歪み、今は明らかな敵意を持ってナイフをひるがえす。 目はしっかりと、殺す相手の顔を捉えたまま、 刺すモーションと共に、詰める距離はやや大きい。]
(@52) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 00時頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 00時頃
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はい。
[気掛かりは船内へと向かっていった髪切りだが、然し直々に門番を任されて>>186離れる理由もなく了承を返した。 とはいえ、絶望の塊のようなあの男が直々に攻め入るのだ。 その手を逃れてこちらまでやって来られる猿も鼠も、まずいないだろう。 悠々と離れていく背を見送ると、今度は細く息をつく。 血の色は、接舷したこの一点部分にほぼ集まっている。 死体をひとつ蹴れば、血の海が押し出されて大海に零れる。]
(192) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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阿呆。 てめえなんかに髪任せたら、ハゲあがっちまうわ。
[呆れた口調だが、顔には笑みが浮かんでいる。 うちの船も大概変人が多いが、目の前のこいつも勝るとも劣らない。 やばい、ちょっと面白い。>>@52]
やれるもんならやってみなぁ?
[個性のない挑発と共に、髪に当てていたサーベルを前方へと向ける。間合いに入ればすぐ斬れるように。]
(193) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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|
[既に、船内に続く階段を半ば降りている。
視線を感じて、振り向いた先に飛び込むのは陽の光だけ。 鼻先を擽るのは、ワイン色した血生臭い匂いだけ。 ―――… だから、気付いたのは海賊の勘、と言ったところだ。]
かッかか。
[二段跳ばして、駆け上がる。 半ば開いたまんまの扉まで蹴るようにして、銃口を向けた。]
Oh, Booby...
[合図を待てずに、敵船に跳んだお間抜けの話は、後にしよう。
相手を確かめずに向けた銃口が、先ず空を見て 続けて、ちらつく赤いフードの影>>@51に向けられた。]
(194) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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あぁ…?
[どう、と重い響きをたてて倒れた敵。 その首に突き刺さったナイフを引き抜き、そのまま回転するようにグレッグへと投げる。左手は右手よりも器用だが、力は少しだけ足りない]
命の貸し借りなんてよ、いちいち数えてられっか、よ!
[そうしてまた、軽いステップを踏んで、刀の湾曲を最大限に生かして、現れる敵を、薙いで、切って、突いて、殺した。 殺して、殺して、奪って、屠って そしてしばらくして、立ち止まる]
(195) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 00時頃
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[そうして、一度剣を引き。
手首を返して、相手が剣の範囲に入ってくれば、狙うのは手。 武器を持てぬように、正確に定める。 命より先に、二度と髪を切れなくしてやろうか。**]
(196) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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そんなの、 どさくさに紛れればわからないだろ?
[>>191 味方の狙撃手は、 そこそこ当てになったらしい。 だが、撃たれた男の反応は意外なまでに早かった。 痛みを感じないのだろうか、不気味さで横薙ぎの斧。
優先順位というのは大事だ。 退く判断を違えていたら、今頃両脚が逝っていただろう。 踵を斧に捉えたブーツが片足すっぽ脱げたが、 むしろ素足のほうが足首が自由で動きやすい。
上着と靴とを捨て去って、 足音はそう響かなかったはず、だった]
(@53) 2014/12/08(Mon) 00時頃
|
|
[金銀に装飾の施された、装飾銃が光を反射する。
フードの相手も、装飾銃をお探しとは当然知らない。 そして、俺様の銃には宝石一粒も嵌っていない。 貴族連中の好き好む、支離滅裂な文様の走る、それだ。]
Yo Ho.
如何した、大事なチーズでも忘れたのかあ?
[手元の銃を、揺らす。 光を受けて、一見、その詳細を知ることが難しい。 だからこそ"趣味が悪い"と告げられる代物を、向けたまま。]
(197) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[どこかから叫び声が聞こえた>>@52。 船の中の誰の声だと特定できなかったから、さっきの髪切男だろう。]
ミナカ。 どの辺りか見えるか?
["上"を見上げて、見張り台にいる男に様子を伺う。 室内ならば残念なことだが、それほど篭っては聞こえなかった気がする。]
(198) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[>>193頭はそこまでいい方では無い。 戦えはするが、腕が立つか否かと言うと、そうでもない。 戦闘センスは野生のカンとか言う奴と、持ち前の狂気に傾いた理性で補って。
しかしそれが怒りで曇れば、 ボロが出る。]
――言われなくても。
[ナイフを手に一直線に間合いへ飛び込むそれは、あまり得策とは言えない。 長髪の男との戦闘のように、特に対策を取っている訳でもない。
故に、相手の狙いがやや偏っている>>196事にも気付けぬまま。**]
(@54) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
[苦痛か恐怖か。 顔を歪める相手の首にあてたのこぎりをゆっくりと引く。 口から漏れる声に、笑みは更に歪み。]
いーち。
[引いた数を歌うように数える。]
にぃー……っと?
[背後から襲われ、反射的に身を引いた。 相手の剣先が服を破き、更に脇腹をも裂く。]
あ? あああ?! お前が来るから、アイツ死んだだろーが! 折角実験してたってのによ!
[身を引いた時、首に当てていたのこぎりも引き 一気に血管を抉り取ってしまった。]
(199) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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[>>194 向けられた銃口の先は、 ばさりと落ちゆく赤いフードか、 それともそれを脱ぎ捨てた褐色の肌へか。
いずれ、人の気配があるは当然。 見据えた火薬の匂いの先、 ぎらつく輝きの銃口に一瞬見違える]
チーズかどうかはともかく、 大事な忘れものがあるのはその通りだな、 だからそこを通してくれるか?
[銃口を見据えたまま、階段をおりようとゆっくりと足を運ぶ]
(@55) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 00時半頃
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Bonjour, Messieurs. そしてさようなら。
[絶望は血に塗れた二振りの刃と共に淑女の背に降り立った。**]
(200) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 00時半頃
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[銃口が、最初に捉えたのは、潮風に攫われたフードだ。]
忘れ物には、
[ぎんぎら煌く銃口を、褐色の男に戻す。 背にしているのは、船室に続く階段と、誰かさまの死体。]
興味があるねえ。
……… おいおいおいおい、鼠さんよお。 海賊に"黙ってそこを通してくれるかい"はねえだろうよお。
(201) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
殺して殺して犯して奪うのが俺様の仕事なんでね。
大事な忘れ物の話を俺様に―――… ッかか、は、面倒臭えな、教えてくれよ殺す。
[早漏野郎は、当然のように、短気だった。
教えてくれと強請る次には、待てずに、引鉄を引く。 銃弾が三発に、女神の銀貨が一発。 外れの確率が刻刻迫っているが、お構いもない。]
(202) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
[しまりきらぬ扉の先、 背後ではかの絶望の道化師は、 淑女の元に降り立っていた。
恐怖という感情は、波のように伝達する。 それは敵だけでなく彼の味方にまでも、及ぶのだろう。 広がる異様な空気は、けれどまだ船室までには届かない]
(@56) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
今日も仕事多そうだな。
[上から見る光景は壮絶で壮観なもの。 向こうの船に移るのは諦めて正解かと、獲物の末路は疑わないが、 それまでのこちらの損害を思いの外冷静に見ていた。]
ギリアンはまた傷だらけだな。 あいつには言っても無駄だし、まぁ仕方ねえ。
[背に傷を受けつつ肉弾戦を続ける男の事はもう諦めていた。 他にも酒でトびすぎて、気付けば傷だらけの奴もいたりする。]
(203) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
死んでなきゃいいか。
[海賊として命を殺し、医者として命を助ける。 相反する仕事を両方愉しんでいると言っても良いからこそ そこまで深く悩んだりはしない。 さっさと今の仕事に集中する為、再びマスケットに弾を込める。 一発で仕留められるのは楽しいが、弾数も限りがあれば 死体の数も限られる。 向こうの砲撃主やらを狙い撃った後は今回のパーティーで 使えるクラッカーは尽きる。]
後は弱った奴の止めと行くか。
[慈悲深き短剣の名の元に、先程汚れた刀身を服で拭い、 いよいよ降りて行こうかと考えていた矢先、 ジェレミーに声を掛けられた。]
(204) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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|
……、
[ゆる、と一歩近づけば、 どこかしらその姿に見覚えがある。 あの、速い連中の中でも最も速すぎた男]
お前、さっき落ちかけてた奴か。
[>>201>>202 ゆっくりと足を下ろす先、 けばけばしい銃口とその指先を注視して、 しなやかに音を立てぬまま、答えを返すが]
あてなく淑女をさまようよりは、 有意義な道案内が出来ると思うが――、
[交渉は提示した側から、返事も聞かずに決裂したようだ]
(@57) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
ふぁ?
[>>@53そうなのか、いいことを聞いた。
きょとんとしたまま反射のように振った斧は、相手の冷静な判断に一歩及ばなかった。 足を薙ぐには到らず、ブーツを片方置いて、急に背を向けた褐色の姿に慌てて腰をあげる。 肩から背中の辺りが温いが、特に気にせずに。 翻る赤いフード、それを追おうとしたとき。
>>@51見えたのは、銀の刺青]
わぷっ、
[その色合いに思わず見惚れた時、上着が飛んできて。 あまつさえ横から雑魚も飛んできて、あわあわと片付けたあと。
もう姿はなく、ふぁっきん!と小さく唸った]
(205) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
[が、ちん―――――…]
[引鉄を引いた次の瞬間に、装飾銃が悲鳴を上げた。 下手な火花が散り、手元で小さく暴れる。弾詰まりだ。]
Woooof...
俺様の女神が拗ねちまったじゃねえか。 お前、相当とびきりの美人、捕まえてるなあ?
[海賊の、勘の、都合解釈。 使えねえ銃を懐に仕舞って、代わりにナイフを取り出した。 鞘に納まった半月を描く、矢張り華美な装飾の施されたもの。]
(206) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
|
|
あん? さっきあんたと殺りあってた奴か?
[下を覗き込むとジェレミーが問い掛けてきた>>198 おかしな事を口走っていた男だから、 何処でもおかしな事を叫んでいるだろう。]
もしかして、アレか?
[あの頭と一際意味の判らない言葉>>@52が探し人だろうか。 生憎と空の銃口をホレーショーがいる方角へと向けてみた。]
本当に頭おかしいみたいだから、気を付けろよ。
[この船の人間達を棚に上げて、一応形だけの忠告を**]
(207) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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|
[脇腹から血が流れる。 それを痛みと感じる信号は、興奮によって消されている。
甲板を蹴り、襲ってきた相手へと飛び掛る。 両手で横に振ったのこぎりは、その胴体へと食い込んで。]
くっそ。やっぱ真っ二つとかできねーし。
[食い込んだのこぎりを一気に引く。 木材よりも柔らかい人体は簡単に肉片を飛び散らせ、 あっけなく倒れた。
まったく、壊すのは苦手だ。
いつも上手く壊せやしない。 血に塗れ、新たな獲物を探す。]
(208) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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あー!酒飲みたい……!
[ちょっと怖かったすごく怖かった酒飲みたい!いっそ阿片でもいい! 酩酊して頭ぶっ飛ばして愉快にしてないとやってらんないよこんなこと!!
酔いが醒めるのがなにより怖い料理人は、また斧を持ち直して。 早く済ませるために、酔いと興奮にぎらつく目でまた敵に襲いかかる。
酷使された腕が悲鳴をあげるが、脳味噌はその訴えを聞いちゃいない。 ああそうだ!これが終わったらミナカにアヘンチンキを貰おう!決めた!]
(209) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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落ちてねえよ………
[褐色の男>>@57の物言いに 見物料でも取ってやろうか、と、厭味に口端が笑う。]
かッかか、悪いねえ。 俺様は女神と船長以外、信用してねえんでね。
道案内かあ、口と目が動けば、良いよなあ?
[此処に居ない、船長に問うような口振りだ。
当然、正解を求めていない動きで、鞘を抜き 華美な装飾の施されたそれを、藻屑みてえに捨てる。 そして、そもそも見下ろされるのが悪い。
高低差を利用して、膝目掛けて刃を振り凪いだ。 階段下まで引き摺り落としたいもんだが、手癖悪く、欲張る腕は、*そこまで*]
(210) 2014/12/08(Mon) 01時頃
|
|
[向かってくる味方じゃない奴は全部殺す。 向かってこなくても味方じゃなかったら全部殺す。
ともかく起きてから酒も飲んでないし、喉が渇いて仕方がない。 肉でも魚でも、このさい酢漬けのキャベツだってかまやしない。 早く食べて……]
あっれ、船長 もしかしてもう、遊びは終わり、ってやつ?
[相変わらず笑ってるギリアンに薄気味悪い、なんて唾を吐きかけたところだったが、あいにく喉が張り付いて吐く水分もありゃしなかった**]
(211) 2014/12/08(Mon) 01時頃
|
肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 01時頃
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……だから、 速すぎる男はもてないってことだろ?
[駆けられた指が引き金を引くと同時に、 食らっても飛び出す覚悟、であったが。 どうやら呪いはまだ、己を対象にはしていないらしい]
……確かに美人ではあるが、 どうにも誰の手にも負えないじゃじゃ馬らしくてね、 俺が連れ戻して差し上げねばならんのさ。
[>>206 相手の構えるけばけばしいナイフ、 こちらの長物は窮屈なここでは使えないが、 神官たる己の本分は文字通りの舞い手だ。]
(@58) 2014/12/08(Mon) 01時頃
|
|
[一人に構う時間が長すぎた。 優秀な仲間たちのおかげもあった。 どんどん敵は少なくなっていく。]
嗚呼、残念。 残念だ。
[頭を潰され損ね、呻き転がっている敵を足で転がす。]
辛そうだなぁ。 いっそ一思いに留めさされた方が良いかもなぁ?
[哀れむような言葉を向け、相手の傷口に体重を掛けた。]
(212) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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|
ふたつだけか? とはいえ信用するものは、俺より多いな。
[己といえば、自分自身しか信じていない。 膝薙ぐ刃は赤を散らす、 全身のバネを瞬発力に回して、 けれど後に退くという選択肢がない以上、 ナイフを避けきることは出来ない。
不如意な着地、赤く濡れた膝で、 上段蹴りを叩きこもうとして、 けれど今度は逆にこちらの高さが足りない]
ちっ、
[時間稼ぎになるかならぬか、 とかく男が迷わず向かう先は宝物庫だ。 見張り番を徒手で落として鍵を開け、 求めるものはただひとつ――禍々しき呪いの瞳*]
(@59) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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|
誰がいる?
[>>207聞けば、ホレーショーの名前は返ったか。最低でもミナカが降りて駆け出していかないところ一人ではないと察して、ふんと鼻ならし。]
今暫くは門番を任される。 いよいよ誰も来なくなって、まだ生きてたらとどめを刺しに行く。 それより、弾切れなら片付けるの手伝え。
[片付け、とは大抵の場合動かない屍を海に放り込むことだが、ダガーだのナイフだのの所持品はこの船でも有用だし、シャツの背を裂けば包帯にもなる。 スキットルに酒でも詰まっていたら献杯してやらんこともないと、仕事は多い。 無論、隙間を縫ってきた幸福な鼠は問答無用で首を取るつもりで、血払いにサーベルを振った**]
(213) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 01時半頃
|
[ぐじゅりと、粘着性のある水音が足の下で鳴る。 ついでに、呻き声が悲鳴に変わる。]
痛いか? 痛いよなぁ。 俺もさっき同じ場所、オマエの仲間にやられたんだよね。
[傷の深さは違うが赤が流れる場所は同じだと指を指し。 相手は見る余裕もないようだった為、 息を吐いてのこぎりをその肩に食い込ませた。**]
(214) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 02時頃
|
─ 宝物庫 ─
[金銀財宝、調度品……他、お宝の類には、たいした興味はない。 しかしその中に、ひとつ、とある国の海軍の紋章が刻まれた金時計を見つけ、珍しく手に取った。]
[───海軍の男と初めて出会ったのは、何年前になるだろう。
あの時は、ヴェラはまた別な船にいた。 雇い主が、海軍の船に牙を剥いたから、当然ヴェラも、海軍と戦った。 味方(そも味方だとも思っていないが)が捕らえられ、殺されたところで、何の感慨もなく目前の海兵を屠る。 今と、何ら変わらぬ行動。
いつもなら、どの顔もすぐ忘れるところだが、その時は珍しく、海軍に、印象深い男がいた。 脳裏にしかと刻まれた、金髪の男。
絶望を冠した船の中、再会を果たした時、男の名は以前の己が知るものとは違っていた。 だからといって、それを誰かに言うことも、本人に訊ねることも、しない。*]
(215) 2014/12/08(Mon) 03時頃
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|
……?
[物音に気付いたのは、どれほど経った時のことか。]
セシル。 鼠を殺してくる。
[それだけ言って、セシルの元から離れていった。
ただの雑魚と読んだのならば、いちいちそんなことなど言わず、適当に始末し適当に戻ってくるところではあるのだが。 わざわざ口にしたということは、それ相当の気配があったのだということは、はたして気付いてくれるだろうか**]
(216) 2014/12/08(Mon) 03時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 03時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 04時半頃
|
― 宝物庫近辺 ― >>188 [船長室から出てきた時、そこにあったのは死体で、やや驚きながら見ると、そこには暗殺者の姿。 淑女の腹の中など興味はないふうで、それはいつものことなのだけど。]
答えなくていいけど、 ヴェラは、どうして、生きているの?
[一年前から、疑問に思えど、直接は尋ねなかった。どうせ答えてくれるわけないだろうとも思っていたから。 その暗殺の腕は死するには惜しいが、でも、そこには何かしら理由はのるだろうと思いながら。
きっとそこまで知ることは求められはしないし、こちらも、彼の事情まで知る必要もない。
だから、今、きいたのもきまぐれであり…。]
宝をさがすよ。
[そのまま通り過ぎて、宝物庫のある方面、目処をつけて走っていく。]
(217) 2014/12/08(Mon) 06時半頃
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― 宝物庫 ― >>@59 [扉に見張り番がいる。 それは、わかりやすい目印だ。きっとあそこだろうとついてきたヴェラにも目配せしようとしたが、あいかわらず気配を隠していて、こちらからはわからない。多分、いる、だろうことくらい。]
――…ッ
[その見張りくらいならなんとかなるかと向かおうとしたとき、走ってくる足音に、やはり身を潜める。 その人物はどうやら、急いで、いる、らしい。 航海士が潜んでいることには気づかず、見張りをそいつが大人しくさせてしまった。 少し驚いて目を丸くするが、そのまま息を潜めて。
入っていったすがら、その扉は空いたまま。]
(一人なら?)
[また扉から出るタイミングを狙ってもよかったが、 それでもすぐに入ることを決めたのは、その人物が、急いでいた、からだ。]
(218) 2014/12/08(Mon) 06時半頃
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(つまり、一番のお宝をとりにきたってことだろ?)
[予測をつければ、狙うのは、その入っていった赤いフード。 そいつが手にしたものが一番、この中では価値があるのだろう、と踏んで、その扉、静かに開けて入っていこうと。]
(219) 2014/12/08(Mon) 07時頃
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>>216 [その時、微かな空気の動きで、珍しくヴェラから声がかかる。]
ヴェラ?
[寡黙な彼が言葉を発する。ネズミを殺す、どの言葉に、やっかいなネズミの気配を察したことはあきらか。 返事をする間もなく、ヴェラの気配はまた消え、こちらはまた宝物庫内部へ。 その入っていった赤フードが銃を所持していることはまだ知らないし、それまで、フランクと対峙していたことも知らない。 ただ、堂々と渡り合うなんて、するわけはなく、赤フードが宝物庫で何かを探している様子を図りながら、また、内部の物陰に隠れる。**]
(220) 2014/12/08(Mon) 07時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 07時頃
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― 昔話 ―
[その赤フードの探索する、「呪いの宝石」が、 セシルの生まれ故郷に伝わるものだとは、知らない。 そこに思わぬ同郷者がいることも、けれど、そのようなこと、こんな場できくことはないだろう。]
[それより、この絶望号の航海士が年老いて、海賊にしてはまっとうな生を終えた時、その置き土産となる手紙が船長に託された。 航海士は、船にとって重要なアイテムである。 年老いた航海士が宛てた手紙の先には、やはり引退した航海士。 そして、その元にいた子供、いや弟子がセシルである。]
『こいつは、名前が不吉でね。ただ、出来と好奇心だけはいい』
[いくつもの船と一緒だった熟練の航海士の元を離れた時の物語は、今はもう心の中だけにある。**]
(221) 2014/12/08(Mon) 07時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 07時頃
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うおっと、あぶね。
[>>195キイチから投げ返されたナイフを、 なんとか柄の部分でキャッチ。 冷や汗を拭いつつ、罵声を上げる]
殺す気ッスか。 刃に毒塗ってあるんスから!
[ぷんすこ、と頬を膨らめつつ。 自分の仕込んだ毒で死ぬだなんて、御免こうむりたい]
もー、知らね。 キイチ旦那なんかもう助けてあげないんスから。 あとで後悔しても知らないッスよ。
[子供染みた口調で拗ねると、戦闘に*戻った*]
(222) 2014/12/08(Mon) 07時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 07時頃
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――少し前――
[フランクに蹴りを入れて戦闘に向かった直後。 背後の銃声と共に真横を弾丸が飛んでいく>>167 顔を掠ったそれに敵かと身構え、鉄槌を振りかぶりかけて 敵の頭蓋で炸裂したそれがフランクの弾丸だと気づいてやめた。
近接戦で敵を屠ることには慣れていても、飛び道具は苦手だ。 敵か味方かわかりゃしねえ。]
っち、あっぶねぇなクソが!!
[色んな意味で。 いくら弾丸の代わりにコインを入れるような酔狂野郎でも、 わざわざ戦闘中に味方を撃つ程アレだとも思っていないが。 怒鳴りがてら先程フランクに向けかけた槌の先端で 勢い任せに撃たれた敵の胸元を抉った*]
(223) 2014/12/08(Mon) 08時半頃
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――回想――
[いつだったか、敵船に乗り込んだ時。 何がおかしいのかけたけたと笑い転げていた奴隷。>>140 てっきり惨状に気でも狂ったのかと思ったが、 武器を向ければ一転、なんでもするから助けてと 媚びへつらってくる青年を拾ったのはほんの気紛れだった。
『生き汚い奴は嫌いじゃねぇ。 本当に何でもすんなら生きる道もあんだろうな。 つってもテメーが絶望のお眼鏡に叶えば、の話だけどよ』
そう言って首根っこを掴んで船へと連れ帰った。 その絶望からは結果的に及第点を貰ったらしく、 こうしてこの船に居る。
まさかここまでアル中なのは誤算だったのと、 何かと問題行動を起こすたびにどやしつける手間を除けば まあそこそこ良い拾い物だったんじゃないかと思っている。 一応メシは美味いし。]**
(224) 2014/12/08(Mon) 08時半頃
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[空気が一変する。 それまで貴様らがやっていた殺し合いはままごとだったのだと絶望がその嗤いで報せる。]
ああ、そうだよキイチくん。
[汚らしい姿の仲間の出迎え>>211に口角を歪めて微笑む。]
遊びはこれまでさ。
[絶望が駆け出した。 獲物の恐怖に跳ね上がる心臓を狙い一突き、花が咲く。 通り過ぎざま首元を撫でるように裂き、花が咲く。 破れかぶれに飛び出した獲物の肩から胸までを袈裟切りに、花が咲く。 お次は見開かれた眼球を、仰け反り晒された腹を。
軽業師のように道化の身体は跳ね回り、その周りで次々と薔薇が散る。しかし道化の身体は血に塗れず。]
(225) 2014/12/08(Mon) 09時頃
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さあ…後はお前だけだな?
[甲板に残された獲物の最後の一人。 左手のカトラスを突きつけられれば、ようやく事態を把握したかのように絶望に塗れた絶叫をあげた。]
五月蝿い。
[ザシュ。悲鳴が止んだ。*]
(226) 2014/12/08(Mon) 09時頃
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[敵兵をあらかた屠り、甲板でノコギリを人体にかけるリー>>214の姿を見とめると怠そうに頭を掻いて]
毎度思うが、テメーの得物は生きモン殺すにゃ効率悪ィよなぁ。 ちまちまちまちま"解体”してんの見てッと めんどくせーって横からそれの頭カチ割りたくなってくんぜ。
[それ、と言って頭が潰れかけた敵兵を指さす。 拷問趣味め、なんて揶揄を飛ばしていると]
――――!
[こちら側に船長が渡ってきた途端>>225 明らかに空気が変わったことにぞっとし、反射的に振り向いた。]
(227) 2014/12/08(Mon) 10時半頃
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……っと、時間かけすぎか。
[そう吐き捨て、直々に出向いてきた船長の戦いっぷりを眺める。 モンドのダンスとはまた違う、軽快に舞うような身のこなし。 傷どころか返り血一つつかないその姿に かつて彼と敵として対峙した時―― ヘクターがまだ別の海賊船で船長を名乗っていた頃の記憶が蘇った。
とは言っても海の世界ではまだ若造と呼んで差支えなかったから、少数の寄せ集めごろつき集団のようなものだったけれど。
その頃はその頃なりに腕っぷしにはそこそこ自信があったものだが、絶望を冠する男に仲間たちは呆気なく殺され、 自身も追いつめられたのだった。]
(228) 2014/12/08(Mon) 10時半頃
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[死ぬのは御免だった。 他の誰かの命なんて散々奪ってきたが、 だからこそ自身が死ぬのは嫌だった。
だから、みっともないと思われようが恐怖に膝をつき、 自身と――もし生き残っていた仲間が居ればついでにそいつの分も、命を乞うたのだ。]
『俺がアンタに力で叶わねェ限り。 アンタの忠実な僕になってやる。 雑魚を屠る槌としてなら使い道もあるだろう。 ―――だから、殺すな』
(229) 2014/12/08(Mon) 10時半頃
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[便宜上副船長だと名乗ってはいるが、 たまたま他の連中より長くこの船に居て、 たくさん殺して犯して奪ったからそうなっているだけだ。 それ以外は他の荒くれ者と然程大差ない。
あれから随分の年月が経ったが、未だにこの男が纏う畏怖に勝てる気がしなかった。 最後の敵兵が甲板に追いつめられるのを見れば>>226肩を竦めて]
―――終わり、だな。
[敵の末路には興味ないとばかりに煙草をふかし。 ぽつり、と一人ごちた]**
(230) 2014/12/08(Mon) 10時半頃
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[甲板を見渡す。他の船員たちも戦っていたようだが、各々獲物を狩り終えた頃だろうか。
白痴の大男に銃を向けていた兵ども>>179も道化がいつの間にか勢いで斬り倒していたようだ。 道化が気に入りの駒の方に向き直る。]
怪我してるじゃないか、ギリー。 終わったらミナカの所に行きなさい。
[怪我の具合を心配してというより、自発的に医者の所に向かう知能もないんじゃないかと頭の具合を心配しての言葉。]
さて…お次は愉しい愉しい探検の時間だね。
[淑女の内部を暴こうではないか。*]
(231) 2014/12/08(Mon) 11時頃
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―道化を追って―
[海上での生活は、時間も暦も意識せずに過ぎていった。 男がこの船に乗り込んだのは、10年ほど前か。 曖昧なもので、実際はもっと短かったかもしれない。
デゼスポワール号の船長の噂を聞きつけたのがその3年前、 強盗殺人を繰り返しながら、寄港の噂を頼りに放浪した。 そうしてやっと運良くデゼスポワール号を拝むことができた。]
「俺を拾っちゃくれねぇかい?」
[その一言で許しが降りる訳もなく、 「次のもてなしでの働きを見て決める」と、 しばらく捕虜同然の扱いを受けた。
暗い牢での生活は悪くはなかったが、ただ退屈ではあった。 男はじっと、その機会が訪れるのを待っていた。]
(232) 2014/12/08(Mon) 11時半頃
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[牢で何日過ごしたかも把握していない。
船員が鍵を開け、 手枷足枷をされたまま甲板へと連れ出された。
眩しさに目が慣れるまで少しかかったが、 頬に潮風を感じ顔を上げ、 視界に浮かんできたやたら派手な船に男は笑みを浮かべた。
「見せてみろ」とは船長の声だったか、目が語ったか。
拘束を解かれた男は、真っ先に敵船へと乗り込み、 得意のダンスを披露した。
そうして現在よりも軽い身体で、男はもてなしに貢献した。]
(233) 2014/12/08(Mon) 11時半頃
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[何故、デゼスポワール号にこだわったのか。 船長に惚れた、という訳ではない。
「あの道化の糸が切れる瞬間はどんなだろう」 と、ずっと抱き続けている。 そう考えると、惚れたと言ってもいいのかもしれないが。 熱烈な片思いは未だ継続中。
だが、海上の生活のせいか、 男の視力が落ちていくスピードが早まった。
道化の側近には腕の立つ輩も増えた。
捨て身で機会を作る踏ん切りがつかないまま、 こうして日常を繰り返している。]
(234) 2014/12/08(Mon) 11時半頃
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[諦めた訳ではない。
道化の糸が切れるのを見るまでは死ねない。 死の恐怖は、あの道化と共にある。**]
(235) 2014/12/08(Mon) 11時半頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 12時頃
革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 12時頃
道化師 ネイサンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(道化師 ネイサンは村を出ました)
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ー数年前ー
[栗毛のライオン頭の船員が灰色の猫を抱えて大真面目な顔をして、その猫を仲間にして欲しいと説得してきた。>>5]
この死神にそんなことを頼んできたのはお前が初めてだよ。
[そう言って道化は口許に手を当て、抱えられた子猫をじっくりと眺める。 周りの船員がライオン頭の男ごと子猫が切り刻まれてしまうのではないかと身構えた。 しかし道化はやがてふっと笑いにも似た息を漏らすとくるりと背を向けた。]
好きにしろ。 私はそいつが使えるものなら猫の手だって借りる。 それだけだ。
[そうして道化は絶望の名に似つかわしくない愛らしい仲間が増えることを受け入れた。*]
(236) 2014/12/08(Mon) 13時頃
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[挑発は大成功を収めたらしい。>>@54 ろくに手入れされてないこの髪に、キレるほどの価値があるとは思えないが、価値観の違いという奴だろう。怒れる男とは逆に、焦げ茶頭の男は冷静だった。
向かってくる速さとベストなタイミングを頭の中で数え。]
一、二
[柄を握る腕に力が籠もる。 集中力を高め、狙うは利き手の腕一点。 ここだと見極めた時、自然と足が一歩前に出る。]
三!
[手首から先を奪うつもりで勢いをつけ、叩き斬るように剣を振るった。*]
(237) 2014/12/08(Mon) 13時半頃
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―船員の過去―
[ホレーショーは元々は貨物船の水夫の息子である。 海の傍に生まれ、潮風を吸って育ち、自身も船乗りとなった。 余談だが、その船にも積み荷を守る船乗り猫がいた。 猫好きはこの時期に形成された。
しかし、変わらない毎日に退屈を覚えて、家を飛び出して。 貨物船からくすねた宝を携えて、海賊の仲間にしてくれ!と頼み込んだのがヘクターの船だった。若者が強い存在に憧れるのもよくあることで。
若造で下っ端で、戦力として数えていいのか微妙な位置だった青年は、そのおかげで絶望と対峙した時、命が助かった。「あれ」に向かっていく気などなかったのだ。
仲間たちがあっさりと殺されていくのを、ぽかんとした顔で眺めていたような気がする。]
(238) 2014/12/08(Mon) 14時頃
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[次元が違いすぎて、呆然としていた若造を現実に引き戻したのは、船長の命乞いの声。>>229
慌てて土下座して、「何でもしますから命だけは…!」とようやくやってきた恐怖に震えていた。
けれど。
圧倒的な強さに、恐怖を感じて顔もあげられなかったのに。 その強さにどうしようもなく惹かれても、いた。**]
(239) 2014/12/08(Mon) 14時頃
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ー淑女の船内へとー
[特に急くこともなくゆったりとした足取りで船内へと。 さあて大物は何処へ潜んでるやらと辺りを見回してみる。 順当に行くなら船長室だろうが果てさて。 そうしていると先に船内へと足を踏み入れていた船員の姿>>190を道化は見つける。彼の視力があまり良くないことは承知しているので近づく前に声をかけた。]
モンド。私だ。
[「悪くない」 それが初めて彼のダンスを目にして口にした言葉だった。 どこか熱情すら感じられる彼の華麗な踊りは充分役に立つだろう。 そう判断した道化はそれまで捕虜のような扱いをしていた彼を晴れて絶望の一員として迎い入れた。
彼が何故デゼスポワール号を選んで乗りたがったのかは道化には分からない。大方地上で生活が出来なくなって海に逃げ込んで来たのだろうと考えている。
時折モンドが道化を見つめる目に何らかの想いが籠っているようにも感じられることもある。 きっとそれは「恐怖」という想いだろう。他の船員たちと同じように。 道化はそう捉えた。**]
(240) 2014/12/08(Mon) 16時半頃
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[その刃は真っ直ぐに。 重いナイフは髪切りの手に握られたまま、きっと彼の、思い描いた通りの場所を貫かんとするだろう。
まずは腹。 えぐってえぐって弱ったら、動けぬよう四肢の筋を切って。それから首を取り外してやる。 ムカつく身体は刺し傷まみれに。 髪の台座は取り外した後だから、どれだけスカーレットをぶちまけても問題ねえ。
ああ、はやく、はやく、 切っちまいてえなあああああああああああ!!!!!!!]
(@60) 2014/12/08(Mon) 17時頃
|
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[ ごと り ]
[と、何かが落ちたのはすぐの事。
重いナイフは髪切りの手に握られたまま、今は慣れぬ船の甲板にある。 落下音からワンテンポ遅れ、ナイフと切断された手の上に、スカーレットのソースが降り注いだ。]
…あ?
(@61) 2014/12/08(Mon) 17時頃
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ッあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"――ッッ!!?!?!!!?!
[>>237一瞬の熱と、 その後の鋭い痛み。 普段嗅ぎ慣れた鉄の香は、今は自分から強く発せられて。 ピーグリーンのシャツは切り口から徐々に朱に染まり、赤と緑の混色を作って行く。
黒の強い赤。 死の色だ。]
てっ、めえ"え"え"え"ぇぇ!! おれ!おれのぉ!手! うでぇ!
(@62) 2014/12/08(Mon) 17時頃
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|
うでぇ!なかった、らぁ! 髪切れねえじゃねえかよおおおおおお!!!!!
よくも!てめえええええッッッ!!!!
[飛んだ右から鮮やかなスカーレットを撒き散らし、 錯乱のまま、振るう左にも同じナイフ。
半場錯乱したそれは大した速さも無く、ただ乱暴に振り下ろされるだけ。 距離を詰める足取りも雑に、狙いはややブレたまま、おそらく首を狙っている。**]
(@63) 2014/12/08(Mon) 17時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 17時頃
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[さざ波のように。 無数のソーダの泡粒のようなものが、全身の皮膚を逆撫でに走り抜け、戦慄させる。 覚えのある感覚に、誰が動き出したのかを察してちょっと固まった>>225
道化の振るうカトラスが動くたび、さっきまで人間同士で命のやり取りをしていたはずの敵たちが、蝿のように容易に、赤色を散らせて倒れていく。 こっちの味方だってのに、動物的な恐怖で一気に酔いが醒めていった]
あ、あー……。
[目の前で倒れ伏した敵。 それのポケットが膨らんでるのを見て、目をぎらつかせて毟り取るように探る。 出てきた小瓶を見て、ほっと息を吐いた]
んっ……。
[琥珀の液体を、一息に喉奥に流し込む。 僅かな気泡が逆さまになった瓶の中を上っていく。 強烈な辛口の酒に、少し咽て。酷く苦そうな顔をしながら瓶を乾した。 酒の味なんて味わう余裕もないが、元々酒の味なんて分からない。 酔えればいいだけだ]
(241) 2014/12/08(Mon) 18時頃
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ぷはっ、はー。 ……ヒヒッ、わー、すっげえー!
[酔っている時だけは、恐怖から自由だ。 溺れて世界が回るから、道化の姿もぼやけて見えやしない。
もう切られたり撃たれたりする心配もないと言わんばかりに、ぺったりと血濡れの床に腰を下ろして。 目の前に広がるあっという間の地獄絵図。 それを見回すと、頭の天辺からつま先まで赤に染まったまま、けらけらと笑った。 調子に乗って拍手をしようとしたが、斧と酒瓶を手にしたままだったせいで出来なかった。 不興を買う可能性もあったから、出来なくて幸いだったかもしれない。
まだ右手に持ったままの斧は、手を離せば白い手形が残って。 強く握りすぎて痺れた手を振ってから、斧を腰にぶら下げた]
(242) 2014/12/08(Mon) 18時頃
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[ギリアンみたいにイカレてないし、リーみたいなサディストでもないけども。 酒に浸かって柔らかくなった脳が、論理の枠を踏みはずした奇想を生むことはよくある。 その奇想の命じるままに、絶命した本来の酒瓶の持ち主の、ぽっかり見えた脳みそへけらけら笑いながら瓶を押し込んで穴を広げて。 瓶を引き抜くと、手を赤でびしょ濡れのズボンで拭きながらよたよた立ち上がる。
酔眼で辺りを見回したとき、目に入った白煙>>230]
副船長、副船長、副船長、副キャプテン、ヘクター!!
[彼を表す呼称を連呼すると、高波もないのにふらつく足取りで傍に近寄って。 へらへらっと笑うと、先程手に入れた酒瓶を差し出す。 差し出した拍子にぼたぼたと血と脳漿が落ちて床板に染みを作った。
いや、飲むかなあって思って!]
(243) 2014/12/08(Mon) 18時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 18時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 18時半頃
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[膝からの出血は、転々と床に残る。 血痕は宝物庫への道案内の目印になるだろう。 上着はとうに脱ぎ捨ててしまったから、 その辺りの上質だろう貿易品の絹を裂いて血止めにする。
この船から逃げ出す為に、 ここから先は追われるわけにはいかない]
……くそっ、これでようやく帰れるってのに。
[略奪品の山などどうでもいい、 つまれた金貨も、宝石も、この“瞳”に比べたら、 十把ひとからげのゴミ同然だ。
使い物になどならぬだろう、 装飾銃のけばけばしい細工が却って、 この“呪いの瞳”を安物に見せていたらしい。 グリップに埋め込まれた巨大な碧玉は、ぞくりとするような冷たさだ]
(@64) 2014/12/08(Mon) 19時頃
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[旅の終わりのはずだった、 だが旅の終わりに出くわしたのが絶望号とは、 ――女神の瞳は、よほど帰りたくないらしい]
Kurtlar Tanrıça ……まだまだ血が足りないと仰せか?
[生贄を求める狼頭の女神、 血塗れた祭壇を見下ろす月明かりの紅い瞳。 逃げ出す者たちは、追跡者となった神官たちに屠られ、生き延びた者はそういない。 そして何よりその異端の神の集落で生まれた者なら、 決して逃れえぬ血の宿命。
自らが生贄となるべき者なのか、 あるいは生贄を捧げる者なのか、
その冷たい輝きを目にすれば、 きっと思い出すものがあるはずだ]
(@65) 2014/12/08(Mon) 19時頃
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[褐色の背に刻んだ銀狼をさらしたままに、 装飾銃は腰に差し込んだ。命乞いなど聞く連中ではないだろう、 海へ、逃げる、それしかない。呼吸を沈める。
様子を伺う人影>>220 物音のひとつでもなければ、気づく余裕は今は無い。考える、たとえば人質などとったところで効果のあるような連中だろうか。
仲間殺しは罪が重い、とは言ってはいたが、 到底仲間の命を重んじるような連中には見えない。
こんな場所に長居することは無い。 一刻も早く立ち去ろうとして、果たしてそいつは無事に通してくれるのか*]
(@66) 2014/12/08(Mon) 19時頃
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|
─ 宝物庫前での話 ─
[気配を感じ、場を離れる前のこと。 ちょうど、セシルが船長室から出てきた時の話。
答えなくていい>>217と前置きされた上での彼の言葉は、いつもと同じく、耳を通り過ぎていった。 だが珍しく、欠片が引っ掛かった。]
───畏れに触れるため。
喰らうため。
[闇の猫は、表世界に姿を見せることはない。 しかし裏では、静かに幾つもの命を狩り、その名だけを闇に刻みつけてきた。
だがある日出遭った、強大な”畏れ”。 震えも恐怖も超え、死を覚悟させるほどのもの。]
(244) 2014/12/08(Mon) 19時半頃
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[───しかし、生かされた。
ならばその”畏れ”のもと、己も、新たな畏れを蓄え、いつの日か、喰らいつこう。 生かされたあの日、告げた言葉のとおり。
絶望のなか、絶望を喰らおうとする。
おそらくそれは、己一人だけではない。 遠からずな同族がいることは、本能的に察知している。*]
(245) 2014/12/08(Mon) 19時半頃
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[道化がゆったりとした足取りで船内へと足を進めようとする。>>240はてさて、淑女の中はどんな味がするやら。 同じように船長の後に続こうとして、自分の名を呼ぶ声に振り向いた>>243 妙に耳に障る甲高い声はよく聞きなれたもので、顔を顰めそちらを見る]
―――あぁ、きゃんきゃんうっせェ…!
[視界の先にはやはりというかニコラスの姿。 うっかり彼を拾って以来、妙に懐かれてしまったらしくこうしてことあるごとに自分の後をついてくるのだ。 それはまぁいい。昔馴染みの手下>>238>>239と似たような子分が一人増えたようなものだ。それはいいのだけれど――― へらへらと浮かれた笑みを浮かべる青年が差し出した、血と脳漿塗れの酒瓶に一瞬ぎょっとする。 その表情がたちまち怒りに歪み]
ンなモン飲めるかボケッ!!!
[差し出された瓶をむんずと手に取り、 そのままの勢いでニコラスに叩きつける。 溢れた汚物がばっしゃー、と周囲に散った]
(246) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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奏者 セシルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(奏者 セシルは村を出ました)
|
ー武器庫ー
[モンドとはいくらか会話を交わしたか。 彼と分かれてから奥に進み適当な戸を開けると火薬の匂いが鼻をついた。どうやら武器庫のようで、見れば銃を持って震えている男がいた。まだ若い。]
その銃口を私に向けるかい? それはよくない考えだ。 [そう言いながら道化はするりと足を運んで、カトラスの刃が届く間合いまで詰めてしまった。 若い男はヒィと悲鳴をあげて腰を抜かした。]
怯えてるんだね、可哀想に。
[道化は右手のサーベルを鞘に収めると、身を屈めて若い男の顎の線をつつと撫ぜる。そしてくいっと顎を掴んで視線を上げさせ、しかと正面から見据えた。]
なに、私に従いさえすれば命までは盗らない。 約束しよう。
[道化の唇は弧を描くと毒のように甘い囁きを舌に乗せる。]
(247) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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|
だから私に教えてくれないか。 この船の船長は何処かな?
[若い男はどこか切望するような色を瞳に湛えながらその目から涙を流し、震える声で「し、知らない…!」と答えた。 道化に従うことを拒否したというよりも、知っていたら何を差し置いても教えたのにといった様子だ。]
そうか、使えんな。
[道化は先程までの誘惑するかのような甘い雰囲気をパッと断ち切って、その青年の首も左手のカトラスで断ち切った。]
(248) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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― 宝物庫 ―
[その男は血を垂らしていたこと。 入ってから気づいただろう。>>@64]
(249) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 20時半頃
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そのつもりでやった。
[髪が切れないという苦情をさらりと受け止める。>>@62 髪切りの鮮血は男も濡らすが、手元にかかって握りが滑る原因にさえならなければ問題ない。
相当な痛みだろうに、怒りが凌駕しているのか、勢いを止めずに向かってくる様は好感が持てる。
が、取り乱しているせいで致命傷を避けるのは簡単で。 頬を浅く切らせ、むかつくことに髪を若干切らせながらも、敢えて姿勢を下げて相手の懐へ飛び込む。下から髪切りの左手を掴み、上へと上げさせて封じ。うまく防御が出来なければ、斜めに切りつける一文字が右手のサーベルにより、ザックの胴体に刻まれる。]
ちーくしょう。髪一本やりたくなかったってのに。
[腕はまだ掴んだまま、ぼやいた。*]
(250) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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――― 船内に続く階段での ―――
遅漏野郎なら、食付くッてか? かかかッ。
[女神の紋章、濃い碧を湛えた柄、半月円が空を切る。
膝を撫でる程度で過ぎた刃は さほど俺様に手応えを与えてはくれなかった。]
ヒュウ。
[後方に退く、咄嗟の起点を、口笛が茶化した。 ―――… そして、対峙する俺様に見向きもしないと来た。 赤い点々散らして、階段を下りていく背>>@59を追う。]
(251) 2014/12/08(Mon) 20時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 21時頃
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―敵船船内―
[一呼吸…… 昔ならばそれで済んだはずだった。 今はもう少し、この目が男に見せる光を調整するのにかかる。
不意に耳へと流れ込んできた声>>240、 反射的にその方向へとサーベルの切先を向けた。
いつもの呪いを唱える声だ。
そう判別したのは体が動いたのよりも後。]
あぁ、……船長殿。こりゃ失礼。
.
(252) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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女神さまへの道標、ッてかあ。
今日の俺様はとことんツキが回ってんねえ。
[点々、点々、赤い点>>@64を追う足取りが、ゆるい。
この黒い娼婦は、どでかい女神を腹に蓄えてやがる。 脳内ぐるぐる巡る予感に、上機嫌に鼻歌だって歌ってやるさ。 号令を待たずに飛び出した 早漏野郎のお咎めも、有耶無耶にするとびきり美人が良い。]
Yo Ho......
[道標は血痕のみに留まらない。 セシルとヴェラによるものだとは露知らず、 ――――…所詮死人にゃ口がない。跨ぐのが面倒ッてだけだ。]
(253) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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[そのまま斬りかかってしまおうかと、思わなかった訳ではない。
ただ、男は 現在の自分が目の前の道化に敵わないことをよく理解していた。
一か八かの賭けに出る日は来るのだろうか。
老いていく自分、狭まりゆく視界(せかい)。 命よりも先に、この目の方が使い物にならなくなりそうだ。
その時この道化は、男を海へと捨てるだろうか。 なら、そうなる前に――]
(254) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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あらかた片付いちまいましたかねぇ……。 あとぁ、船ん中だ、……うめぇ酒があるといいなァ。
[トントン、とサーベルの刀背で肩を叩くようにして、 船長への刃を退いた。]
お供しましょうかい?
[「不要」と言われたなら、男が向かうのは食料庫だ。 いつの間にか血を呑み込んだ喉が、美味い酒を求めている。**]
(255) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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俺たちゃ…… ……おおん?
[宝物庫に辿り着くよりも前に 鼠探しの猫>>216と鉢合わせるのが先だろう。
血に濡れた半月円を片手に、ぺったら、おっちら、物音の正体。 残念なことに―――…俺様も鼠じゃあなく猫なんだが*]
(256) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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[>>246楽しくておいしくてしあわせな毎日をもたらした俺の神様!ふぁっきん俺の神様!
笑顔で尻尾を振って、うるさいと言われてもまとわりつくのは変わらない。主に酒で頭に桃色の靄がかかってるせい。 その靄は笑顔のまま差し出した酒瓶を見た彼の顔が、憤怒に歪んだことにも気が付かない程度に世界を歪める]
あだっ、
……あ…、あー!もったいない!!
[小瓶が彼に奪い取られたと認識する前に、頭に衝撃。 小気味いい音を立ててガラスが割れた、のはともかくとして。 もったいない!酒がこぼれた!
頭がぼやーっと痛い気がしたのは、少し遅れて]
暴力反対暴力反対ぼーりょくはんたーい! ふぁ……ヒヒッ、まあいいや。どこいくんですかぁ?
[甲高い声で苦情を言ったと思えば、けろっと言葉を翻し。 酔っぱらい特有の舌ったらずな声で、ちょろちょろとつきまとう]
(257) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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>>@65>>@66
[その男の目指すものは何なのか? 宝物庫の中は想像以上にお宝だらけなのに、男が向かう先、手にしたもの。 目を凝らすはそこからはよく見えなくて。
それが、その男の故郷、つまり、己の故郷に伝わる女神の瞳であるなど知らず。 でも不思議と惹かれて、そのまま見つめている。]
――…ッ
[男が腰に何かをさし、それから振り向いてこちら見た。 慌てて、やはり身を潜める。 だが、微か、空気は動いただろう。]
(258) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 21時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 21時頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 21時頃
セシルは、どこか、その男(ヤニク)見覚えがあるような気もするが
2014/12/08(Mon) 21時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 21時頃
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ー少し前ー
不要だ。
[>>255モンドにお供を提案されたが却下した。]
ああ、戦闘員は上に出ているだろうし上のは私が全て片付けた。 ……………。
[そうこちらの優勢を伝えると、道化は何やら言いたげに間を置いた。 逡巡する道化。]
では、私はあちらの方を見てこよう。
[だが結局口に出さない方がいいと判断したのか、行き先を告げただけだった。*]
(259) 2014/12/08(Mon) 21時頃
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[宝物庫内でセシルと別れ、先程感じた鼠の気配を探っていたが、それらしき影はまだ見えない。 気のせいか、とも思いはしたが、警戒を解くことはせぬままに先へ進んでゆくと、ついに人影と出会した。]
───!
[咄嗟に、音なく屈み込み、その喉笛狙い爪を突き立てようとしたのだが]
フランクか。
[行動を起こす前に、それが、鼠ではない>>256事に気付き、手を引いた。]
この辺りで、鼠を見かけなかったか。
[淡々と問いかける。]
(260) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[肩に食い込ませたのこぎりを、押す。 のこぎりの刃は、普通引くことで切れる。
それを押し込むということは、傷口を広げる目的で。]
痛みって、生きてるから感じるんだよ。 良かったなー。オマエ、まだ生きてるんだぜ?
[苦痛に呻くことしか出来ない相手に話しかけ。 怠そうな声>>227に、かくんと首を傾げて見やる。]
壊すのは苦手なんだよ。 俺は、直す専門なんでね。
つーか、潰したら痛いとか感じなくなるし? 痛みは重要……って。あー。 死んでるわ。
[肩を竦め、死んだ肉に挟まれる前に さっさとのこぎりを引き抜いた。]
(261) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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―数年前:ある港で―
[船に乗った頃は頼りなかった若造も、今ではすっかり図太くなっていた。燃料や食料の補給に寄った港。
酒を煽って、ほろ酔い気分で路地裏を歩いていた時、みゃーという間抜けた声を聞いた。]
んーあ?聞きまちが……
[ふわっとやわらかな感触。小さい猫が男の足に体を寄せていた。]
なんだお前……捨て猫か。汚えな…… こら、あっち行け。
[足で退けるも、魚の臭いでもしているのか、子猫は離れようとせず、ついてくる。]
(262) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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俺は賊だっての…… お前に構ってる暇はねえんだよ……
[つぶらな瞳に見つめられ、その辺に落ちていた小石を拾って、取りにいけー、と遠くに投げてみても、興味を示さない。
覚束ない足取りで去っていこうとするのに、子猫は遠慮なくみゃーみゃー鳴いて後をついてくる。
男は、ちらりと周囲を伺った。 周りに誰もいないのを確認し…]
(263) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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……ああ!?何なのお前は!? 俺が猫好きってのを知っての狼藉か!? モフってやる!!!!!
[限界だった。 子猫を抱き上げて撫でくりまわしていた。 長いこと猫分が足りなかったのも要因だったかもしれない。]
……しかし、どうすっかねえ。 まあ、猫は船上で役に立つからな……
[こっそり隠れて飼うのも一瞬考えるも、隠し事をして後でバレた方が怖いと判断し。駄目元で、あの怖い船長殿に正面からぶつかる選択をしたのだった。>>236
結果、何とか認めてもらえたが、裏を返せば使えなければ捨てられるわけだから、その後子猫の躾に力を入れたのは言うまでもない。**]
(264) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[>>258 身を隠す人の気配、 だが襲い掛かっては来ないようだ。 先ほど考えたように、人質なんて考えるだけ無駄だ。 騒ぎは目立つし、足手まといだ。
無為な思考を振り捨てて、 己のすべきは逃げること。 相手が邪魔をせぬのであれば、藪をつつくことは無い。 悠々と戸口へ向かう、伺うのは扉の外の気配。 静寂の先、逃げ切れるか、男はいまだ絶望を知らず]
俺は生贄にはならない。
[触れた“瞳”の冷たさが指にぴりと染みる。 一度ちらり、と見やった潜む影。 己と同じ水底の色の双眸が薄闇に見えたような気がしたが、――こんな所で出会うはずのない色だ。
潜む者に白銀の狼を背負う背を向けて、 そろり、と宝物庫の扉を潜り抜けた]
(@67) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[怒りに任せてニコラスの頭部目がけて小瓶を叩きつけると、 がしゃん、と良い音を立ててそれが砕ける。>>257 血を浴びながらも真っ先に酒の心配をする青年は 頭の痛みにも大して気を回していないようだった。
はあ、と溜息をついてふかしていた煙草を足で揉み消す。 こいつを相手にしているとどうにも調子が狂う。 殴ろうが怒鳴ろうがちょろちょろ後を付いてくるニコラスを追い払うのは諦めて]
あー……
[どこに行くのかと尋ねられて、改めて屍が積みあがる周囲を見回す。 気を取られているうちに船長はさっさと先に行ってしまった。 よくよく見ると見慣れた顔ぶれ数人の姿ももう甲板にはない。どうやら出遅れたらしかった。 仕方なく敵甲板内に積みあがる屍から、使えそうな物の回収に回ることにする]
…しゃーねぇ。ここいら片付けるか。 クソガキ、テメェも手伝え。
(265) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[銃弾を凌ぐべく使った肉壁は、気付けば息絶えていた。もう要らんと放り捨てた肉塊の隙間から垂れた臓と血と脂のせいで、周囲にはひどい臭いが漂う。
愚鈍な男は、我らが道化師が齎す気配にさえ疎い。残っていた敵が倒れる様をギョロンと見開いた双眸で見て感じたのは、戦闘が終息に近付いたという事実ただひとつ。目の前の事象を解するのが、未発達な脳の精一杯であるが故に。]
終わッタら、ミナカの 所 ア゛ッ ァ
終わる 終わリ、頭の後ろカラ ハジマル
[デゼスポワールの頭が直々に向かうのなら(>>231)、この船での戦闘は間もなく終わる。男は、その時を待つ。敵船甲板に留まって。]
(266) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[と、同時に空気が変わる>>225。 動物の本能的な反応で、そちらを見た。]
あーあ。 さっすがだねー?
[船長の身のこなしを眺める様子は、観劇者のよう。 ただし、船長の邪魔にならないように距離をとっていた。
そして、甲板から敵はいなくなる。 のこぎりを握り直し、甲板の隅に移動した。]
(267) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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そういやお前、さっき何か嬉々として追ってなかったか。 ありゃなんだったんだ。
[別にそこまで興味があるわけでもなかったが、 作業がてら何となく尋ねる。 原型を留めていない敵兵の屍体から、今度はまともに飲めそうな酒を引っ張り出し、ぐびと煽った]
(268) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 21時半頃
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>>258
[男は弱っているのか。 こちらに気付いたようにも感じたが、それよりも明らかに垂れた血の色。 川底の淀んだ青は、それを見つめたあと、やはり惹きつけられるように、宝物庫を去る男のあと、追うことになる。 ただ、襲うような動かなかったのは、通り過ぎた時に見えたのだ。その腰にさしているものが銃だと。]
(269) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[鼠の足取りにしては、悠長に。 殺すよか犯すよか奪うことを何より念頭に置くのは 今回に限ったことではない。ダンスが格別上手いでも、腕っぷしに自信があるでも、頭があるでもないのだ。
だから、目の前に迫る刃を避けたのも 見極めていたわけでもなんでもねえ。]
Woooof...
[あまりに偶然、たたらを踏んだ。 目の前に、喉笛に刃が在る。 あっぶねえな!]
おいおいおいおい、猫狩りは船が沈んだ後にしようや。 ……………… ああん?
(270) 2014/12/08(Mon) 21時半頃
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[銃は、そう当たるものじゃない。 前、フランクにそうきいた。そこにあるからとすぐに撃てるものでもなければ、当たるものでもないと…。]
だが、当たれば…。
[ポツリ漏らす。 きっとダガー一本で勝てる相手ではない。 残念ながら、戦闘能力は劣ることを否めない。 気配気づかれたのに、相手には全くされていないようのは、多少眉が寄るが、そんなことよりも、今は狙うのは…その男が大事にさした、宝。]
(271) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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[鼠―――… そのことばに、まず、振り返る。 ごろごろワイン色した床に転がってます、ッてな。]
死んだ鼠なら、ほらよ………
[ヴェラの、淡々と感情の読めない声は 今に始まったことではない。とかく、この船の船員は感情が読めない。そうじゃねえ奴も、まあ居るが、船長が筆頭なんでな。]
かかかッ、生きた鼠なら、一匹仕留め損なったがなあ。 ちゅうちゅうチーズ探してる鼠さ。 見てねえ?
[ちら、と、目を落とすのは、転々落ちた血痕。]
(272) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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[死屍累々の甲板に立ち尽くす男は、波間の岩礁の如く不動を決め込んだ。生き残った名も無き仲間のひとりから、「荷運びまで大人しくしていろ」と言われたからだ。
ヌボゥと佇む男は、目ばかりギロンと光らせて辺りを見ている。ニコラスのきゃんきゃん(>>243)やヘクターのツッコミ(>>246)を。甲板隅へ動くリー……とは目が合うと叱られそうだと直感が告げたので見なかった。]
(273) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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[腰の装飾銃は役に立つような物ではない、 グリップの巨大な碧玉は明らかに邪魔すぎた、 通常儀礼用にしかならない代物だ、あの趣味の悪い男なら使おうという気もわくのかも、しれないが。
来たとは逆の船首方向へ向かう通路を目指す、 息を、身を潜めて、見つからぬようにうす闇を、 まるで鼠だ、己の追った生贄たちもそんな気分だったのか]
……冗談じゃない。
[>>269 先ほどの気配は己の後をつけてくる。 目的が何かはさておき、黙って逃がしてくれるつもりではないのだろう。 慣れた淑女の腹の中、一度角に身を潜めれば、 ――追われる鼠は、狼に。その身を捉えてやろうと闇よりの腕を伸ばす]
(@68) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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>>@67
生贄?
[その男が漏らした言葉には、出て行ったあと、振り向いて探していた場所をみやってから、脚は自然にその白銀の狼の男の背を追いかけた。]
おいッ!お前、何をもって行った。 見せろ!
[瞬時無謀な態度をとったのは、なぜかわからないけれど。 宝物庫から飛び出すと、そう怒鳴る。]
(274) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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セシルは、だが、男の姿は闇にまぎれ、きょろり、探しはじめた。
2014/12/08(Mon) 22時頃
肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 22時頃
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[もし、うっかりフランクの喉笛に爪を突き立てることになっていたとして、それでもおそらく、謝罪することはなかったろう。 この程度、避けられぬ男に、謝罪する価値などない。 回避が偶然であったとしても、表情には安堵の欠片すら浮かばない。]
死んだ鼠には興味はない。
[爪をおろし、転がる骸を一瞥する。]
そうか……なら、やはりこの辺りに一匹いるということだな。
[>>272気配はあった。 フランクが、一匹仕留め損ねたと言うのなら、そいつがこの辺りにいるのだろうと、彼の視線に倣うように血濡れの後を追いかける。]
(275) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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[>>250腕が飛んだと言うのに細糸が散れば笑みを浮かべて。 しかし腕を掴まれれば、表情はこわばった物に変貌する。
掴む手を振り払おうとも、振るう右手には何もない。 いくら男の髪に汚いスカーレットを降りかけれど、更なる追撃までは防ぐ事は叶わぬまま、 再びシャツを黒に染めた。]
(@69) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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[鋭利な鋼は男の肌を簡単に切り裂く。 肩から腹まで、見事に割った切り口から吹くのは、先と同じスカーレット。 きっとそれはサーベルの持ち主も濡らして、二人の揉み合う影は同じ色に染まっている。
痛みは右から胴へと伝染し、まるで全身が、燃えているかのように熱い。 熱い、熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱]
ッァア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!!
[咆哮と共、闇雲に右を暴れさせ男を振りはらわんと。 その顔を恐れに染めて。]
(@70) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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――いつかの話>>215――
[もしもまだ己の過去を知る者がいるとするなら、あの頃は今よりももう少し怜悧な、否、無感情な男と映っただろう。 生まれた家からして軍靴を鳴らすことが定められたような生き方をしてきた。教官に、上官に命じられて剣を振るう、駒のようなもの。 振るった剣が肉を裂く。相手がどんな人間であっても、さしたることではない。それが勅命ならば、命を斬り落とすことに躊躇いなどどこにもなかった。 一小隊の兵として、命ぜられて動く。密漁、密入国も取り締まったが、とりわけ剣の腕に優れ、海賊船私掠船の拿捕で輝いた。 抵抗を見せる賊には、降伏しろの一言もなく剣を抜き切り払う。勝てない勝負に挑む姿は見苦しく、美しくなかったからだ。 剣は幾度となく血を吸い、その度に駒は武勲を得た。
ただ、過日のイェレマイアス・ホフマンは死んだ。 殺しを躊躇う素振りは今も見せないが、他人の名誉の為に剣を振るう生き人形はもう、どこにもいない。]
(276) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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フランク、その鼠は、喰らうに値する鼠だったか?
[ただただ逃げて、無様に怯えて切り捨てられるを待つだけの鼠になど、興味はない。 しかし、もし抵抗を見せる気概のある鼠であるというのなら───]
探すぞ。
(277) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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[――あの日も、そうした拿捕の一環だったように思う。]
(278) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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["絶望"の名冠す海賊が勢力を増しているというのは、かねてからの海軍水軍の頭痛の種だった。 なれば、きっての海賊捕りが出ずして誰が征く、となるのも道理。 だが、結果はこの船が今も海原揺られることからも明らかな大敗であった。 幾人もの海兵が息絶え、幾人かの海兵は賊の手にかかるよりはと自死を選び海に落ちた。 おそらくは船自体すら、沈むことも許されず船大工の糧になったろう。 この時より、イェレマイアスの名は海軍の歴史から消える。 ただし、海に落ちた男は絶望の女神に命を救われていた。]
(279) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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[波間をどれほど漂ってか、漁船に拾われた。 彼らは制服と銀紋章を見るなりイェレマイアスを手厚く介抱し、回復するまでの宿を貸し、潮で錆びた剣を丁寧に研ぎ澄ました。 幾許かの労働を礼に漁村を離れた後も、イェレマイアスは海軍に戻ることはない。 とうの昔に、意識はあの船にとらわれていた。
あれ程の強い男を、見たことがない。 あれ程の麗しい剣術を、あれ程の深い闇を、あれ程の威圧を、視線を、恐怖を、無を、知らない。 それがまさしく絶望と畏怖であったのかもしれないが、己にはそれが黒檀のように輝いて見えた。]
(280) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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[奇しくも賞金首、身柄を隠したままでも絶望号の情報は幾らでも拾えた。眉唾も多かったが、如何な強船でも停泊せずに海原を無限に行けるなどということもまずない。
泊地にて道化との面会を迫ったのは、いったい今から何年前の話だったか。 あの頃の己は若造が過ぎて、よく覚えていない。 覚えているのはただひとつ、焼き潰した銀章をサーベルの切っ先に吊り下げて、道化に突き付け言った言葉。]
(281) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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『何でもする、などと陳腐な言葉を言うつもりはない。 この船に私の心臓を捧げに来た*』
(282) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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|
――甲板――
[染みることすら間に合わずに流れる赤を海へと流し捨てながら、死人を処理していたさなか。 がつん、と小気味よい音が背後から聞こえた。]
少しは利口な猿がいたようだ。
[鉤爪を手に、船の外壁を登ってきたと見えた。 我が絶望の道化とも出会わず、単身で、人気のすいた船に乗り込むには良い手と言える。]
だが、消えろ。 私は今あまり機嫌も良くない。
[ひ、と息を詰める音が聞こえようと、後退りする鉤爪男をそのまま追い詰め、一息にサーベルを薙ぐ。 悲鳴を上げているその途中で、首が飛んだ。]
(283) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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[鼠というのは、何処にでも居るもので。
淑女に抱かれていた鼠か、渡り板や縄を伝って我らが船から移った鼠か、屍の肉を齧ろうとチョロチョロ姿を表した貪欲な鼠が数匹。新鮮な屍体の傍を駆けている。
屍肉で満足していれば良いものを、欲深い害獣はより鮮度の高い肉を欲して、佇む大男の足まで囓りはじめた。背や腹の太刀傷に比べればあまりに微々たる痛みに気付かず、放っておいたところ。
調子に乗った奴ら、足を登り肩に乗り、側頭部をよじ登り。頭の上でキィキィ鳴いて遊びだす有り様。鼠数匹の遊び場と化した男は、それでも動かないのであった。]
(284) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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ん?うん、わかったー。わかりましーた!
[>>265はあい、と手を上げて。 色んなものにまみれた顔を袖で拭い、副船長の作業の手伝いに回る。 途中途中、死体に話しかけてゲタゲタ笑ったりしてるのを除けば、概ね真面目に。 酒がなければ吐き戻しそうなひき肉たちをかき回し、たまにいる死に損ないへ作業的に斧を振るって。 >>268酒の臭いに、羨ましそうに振り返った]
んあ……赤いやつー? あのねー、赤くて強くて目立ってたからですねえー。ちょっかいだしたくてえ。そー、めっちゃ強かった!一撃で敵をまっぷたつ! ヒヒッ、しーぬかと、思った。
[死体から高そうなネックレスを毟り取りながら、ふらふらの手付きでジェスチャーを交えて]
刺青が、こー、あってえ、綺麗だった。 のを、見たあとぉ使命が先っていって、……船の中?に?
[そういえば、死屍累々の中にあの褐色は見当たらない。 不思議そうな顔をして、辺りをきょとついて。 首をかしげたら、ごきりと音がした]
(285) 2014/12/08(Mon) 22時頃
|
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[伸ばした腕は怒鳴る青年の口を、 背後から抱き込むように押さえつけ、 暗がりに引きずり込むように]
……ッ、静かにしな、坊や。
[声を出させる、 つまり仲間を呼ぶ前に黙らせるつもりが、少しばかり遅かった。
暴発が怖くて威嚇程度にしか使えない、 その代物を見えるように押し当ててやる。 軽い口調は重く神妙なそれに変わった]
宝物庫の物はいくらでも好きにもって行くがいい。 だがこれには……“女神の瞳”には、手を出すな。 お前たち、血まみれになって死にたいのか?
[言い聞かせるように低く囁いて、双眸を覗き込む。 気のせいかと思ったその色は、やはり同郷者の色だ。 ――集落から逃げ延びた者だろうか。]
(@71) 2014/12/08(Mon) 22時頃
|
|
[甲板に転がっている敵の死体を海に蹴落とす。 その一角から死体がなくなってから、 甲板板を叩いてその質を確認した。 戦闘後の修理に使えそうだ。 下っ端どもに板をいくつか剥がさせようと、顔を上げる。
目に入る、こちらを見ようとしない大男の姿>>273。 見ていないのではなく、見ようとしていないように見えた。 それが、またイラつく。]
おい。 傷増やしたくなければ、手伝え。
[鼠の餌になりかけているギリアン>>284へ、声を掛ける。
食料を盗み、何より壁や柱を齧る鼠。 猫がいるとはいえ、その鼠を遊ばせたまま船に戻ったら 鼠の餌ではなく、魚の餌になってしまえば良い。 そう言いたげに睨んでいた。]
(286) 2014/12/08(Mon) 22時頃
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……まだ五月蝿い奴が騒いでいるな。
[その間にも、いかれた叫び声>>@62>>@63はぎゃんぎゃんと耳に届いてきた。 壁を登攀するなどという馬鹿げた侵入を考える者が他にいないとするならば、もうこの船に無傷無謀に入り来る猿も鼠もいなかろう。]
行ってくる。
[ミナカはまだ甲板にいたかもう見張り台に戻ったか、どちらにせよ言いおいて声の方へと向かった。 侵入者を防ぎきったとあらば掃除屋になるのが命だ。]
(287) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 22時半頃
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>>@71
――……ッもが
[闇にまぎれた男を見つけられなかったのは、やっぱり、そういう能力に長けているわけではないから。 ダガーを手にしてはいても、背後から伸びてきた手には対処できず、背後から為すすべもなく暗闇に引きずり込まれる。]
くっ、もがっ
[それでもその手には歯をたててやろうと、そして、振り払うべく力をいれたとき、冷たい金属がこめかみに押し当てられ、さぁっと血の気がひく。
その両目は一度ぎゅっと閉じられたあと、やや潤みをもって見開かれ、覗き込む男と目が合う。]
(288) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[――もう先はない。
そう判断すれば、暴れる男の腕を離し、蹴倒さんと腹目掛けて蹴りを入れる。>>@69>>@70
赤黒く染まった髪の下、どこまでも冷えた瞳が髪切りを見据えていて。]
……面白かったからさぁ、少し時間をやるよ。 左手は残しといてやる。 最期の時間、好きに過ごしな。
[それが男にとって慈悲なのかどうかは知らない。 場違いな程に、血塗れた顔でにやりと笑って。]
(289) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 22時半頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 22時半頃
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まともに動りゃいいがな?
[最後にと、両足の太腿に真横に一直線、サーベルを払う。 手加減は一切なかった。 斬り落とすまではいかないだろうが。]
(290) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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(女神の瞳?)
[その響きは遠い遠い昔にきいたことがあるような気もするけれど、 きっと遠すぎる記憶だ。
そして、その男の顔も、遠く遠くに…。同じように。]
(291) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[頭の上で遊ぶ鼠を煩わしく思ったのは、右耳殻に思い切り噛み付かれた時にようやく。せっかく残っている部位を食い取られてはかなわない。]
………ゥ゛ゥ゛
[そこへリーから新たな“命令”が。(>>286) 阿呆な男を舐めきってチョロチョロキィキィまとわりつく鼠に食われず、きちんと手伝いに勤しむにはどうすれば良いかと知恵を絞り。
その辺に転がっていた黒髪の男の屍を掴んだ。 そいつが握っていたナイフを使い、黒髪の頭皮を剥いで。 血と滑りを屍の着衣で拭い。 かぶる。]
ア゛ッ ァ
[これで頭皮や耳元の防護は完璧だ。 リーの手伝いにも集中が出来る。
生カツラ被った不気味な様相でリーに従い板を収集する。]
(292) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[後悔なんて言葉は、奪う者には不似合いだ。 言葉にはせず、男は笑う。 唇が笑みの形をつくるまえに、右手を口元に持ってくる。 指についた血を舐めて、晴れやかな空を仰いだ。
そのままぺたん、と尻をつけ――血溜りでもあったか、妙に温かかった――座り込む。妙に機嫌の良い奴に悪い奴。 いつも通りの光景だ。
仲間もいくらか死んだだろうか? たとえば死んだとして、それが誰だったか、 全員を覚えている者が、果たしているだろうか?]
(293) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[咽喉笛に突き付けられた刃に、視線を落とす。
口端を歪めるのは 何時もに慣れた、茶化すみてえな笑みだ。 半月円を掴んだ手ごと、両手を掲げてみせる。 "おお、こわいこわい" ―――…ッてな。]
ッかか、お前のお陰で随分歩きやすかったねえ。
[死んだ鼠で出来た道。 振り向いた先、転がった死体に興味は然程ねえ。 金目のものを身に纏っていなかったのだから、仕方がない。]
さあねえ。 俺様、鼠の善し悪しは分からねえよ。
(294) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[遺体から回収するのは金品も勿論あるが、銃器に弾薬、武器の類が多い。 自分には手馴れた相棒である槌があるので殆ど使わないが、あるに越したことは無い。
たまにこうして無造作に倒れている屍が 驚くような一品を持っていることもあるのだが、 高価そうな宝石や装飾の類はあれど、そこまでの珍品は見当たらない。やはり大物は宝物庫や武器庫までいかないと駄目か。
金品や酒煙草の類は詰められるだけ自分のポケットに突っ込み、武器類や食料は分けて手近な木箱に放り込んで纏めた。 そうしておけばそのうち近くで直立不動のまま睨みを聞かせているギリアンが運ぶだろうと認識して。>>273]
(295) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[靴が甲板を踏む度微かに板が軋む。 それが、髪切りにどう聞こえるのか、もう聞こえもしないか、知る由もないが。 相対する二人の後方より顔を出し、血濡れた板と落ちた腕とを見、盛大に眉を寄せた。]
ホレーショー。 何を遊んでいる。
[殺さないなら殺させろ、と言外に含んで呼びかけた。]
(296) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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セシルは、先ほどの声はフランクやヴェラのところまで届いただろうか。
2014/12/08(Mon) 22時半頃
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何せ、喰ってみなきゃあ分からねえだろう?
[正しく猫のそれのような ヴェラの掌を飾る鉤爪に、視線を流す。
俺様の興味は、専ら、鼠御用達のチーズの方だが。]
俺様、逃げられちまったからよお… かかかッ そう遠くには逃げられない筈だがねえ。 あの足じゃあ、
[此処で、声が留まる。 Bitch―――… セシル>>274の怒声が耳に届いた。]
(297) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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あん、ジェレミー。 他の片付け終わった?
[赤黒く汚れた顔で振り向いた。>>296 目に入りかける血が煩わしくて、袖で目元を拭っている。]
もうすぐ死ぬだろうけど、要る?
[顎をしゃくってザックを示し。]
(298) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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ーいつかの話ー
[その面会に応じたのはとある酒場の奥だったか。勿論一人で会うことはなく周りを船員たちにぐるりと囲ませた。 切っ先と焼き潰した銀章を突きつけた若い優男>>281の顔はいつだったか海軍を退けた時に見たかもしれない。 道化はその潰れた金属をじっと見つめる。 海軍だったのが海賊になろうだなんて物好きにも程があるが、その覚悟の強さは道化には確りと分かった。
だが海軍だった男を仲間に引き入れるにはそれだけでは足りない。船員たちを納得させるだけの"見世物"が必要だ。]
そうか、私に心臓を? ならば―――私の爪先に接吻けをしてみせろ。
[道化は愉快そうに目を細め、組んだ足の先をこれ見よがしに揺らした。]
(299) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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ハッ。テメェも洒落っ気に目覚めたか? ついでに新しい耳も削いでくっつけてろ。
そうしたら、壊すなって何度も言ってんのが きちんと脳まで届いて理解できるだろうしな?
[それが、ギリアンの知恵故の姿とは思うはずがない。 その不気味な姿>>292をそう評し、板を剥がさせる。]
こっからあそこまでの板剥がして運んだら 次は船内な。
テメェが壊した壁の数だけ板を集めねーと、 その腕切り落とす。
[人の脂で切り味が落ちたのこぎりを使い、 板を剥がし、木材を作っていく。
ああ、やっぱり壊すのは苦手だ。]
(300) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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声がでけえんだよ、Bitch...
逃げられちまう。
[探す手間が省けた。 ――… 脳足りんの感慨など、その程度だった。]
先越されんなよお。
[置いてくぞ、など、言えた義理でもねえ早漏の足取り。 ヴェラに、促すよう一瞥を投げてから―――… 足取りは、点々残る血痕と、声の方角を辿って、宝物庫だ。]
(301) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[たとえば神官見習いの少年が、 生贄の子供を逃がして“しまった”ことが、 遠い過去にあったとして、神官長はなんと言ったか。
少年の覚えた絶望とは、 すなわち希望を摘み取られることだ。
“希望というのは錯覚だ 決して宿命からは逃げきれはしない”
あらかじめ運命が決まっていたとして、 叶うはずの無い望みを、あるように見せかける、 絶望よりも残酷な御伽噺]
……ああ、 俺がダメでも、お前がいるってことか。 女神様は若い男が好きらしい。
[同郷らしき青年に、それ以上何も出来ずに、 ひとまず放った。大分粗雑な扱いであったが]
(@72) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[傷口に刺さる蹴り>>289に、ごぽりと、泡立つ血を吐き零す。 よろめきながらも何とか立ち耐えたのは、僅かに残った意地か理性か。
時間をやると与えられた猶予に、緩んだ頭なりの逃走の算段を組み立てて、 船に、船に戻りさえすればまだ何とかなるはずと、 淑女の子供達が殆ど全滅しているとは知る由も無く。
太腿に散ったスカーレット>>290に、むなしくその場崩れ落ちた。]
(@73) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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汚い顔を向けるな。
[血濡れた顔を袖で拭くのを一瞥し。]
粗方な。もう入ってくる奴はいないだろう。 ゴミならまだ転がしてある。
[死体漁りまでは終わっていないと含んで髪切りに目を向ける。 返り血をほぼ浴びない髪が流れた。]
殺して、片付ける。 もうさほど時間もないからな。
(302) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[筋肉でもやられたか。 両足は体重の支えを拒み、立ちあがることすら敵わない。 蛙のように床に這ったまま、残った左と一本のナイフで必死の逃走を図る。 甲板に、スカーレットの染みを広げながら。
その姿は実に愚かで生き汚い物だったろう。
近づく声も靴音も、聞き覚えこそあれど区別はつかぬ。 たとえそれが先まで対峙していた相手>>296であっても、髪以外に他人に興味は無い。 己の船の、船長以外は。]
(@74) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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じゃあな、
[こいつの仲間を迎え撃つことになるとしても、 場所が船室では獲物も使えず不利に過ぎる、 判断を下せば、身を翻してかけていく。
目指す先は船首甲板、 とうに血の海になっていることなど知らない]
(@75) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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あれホレーショーだろ? 楽しそうに踊ってるぜ。
[ジェレミーから頭のおかしな鼠を誰が狩っているかと 聞かれ>>213、目を凝らす。 厨房で鼠捕りに励む猫の飼い主。 猫が鼠にじゃれついて嬲ってる。 そんな光景をそのまま口にした。]
あの頭ふっ飛ばしたらホレーショーとあんたに どやされそうだから止めとくわ。
[先程船を汚すなと忠告されたばかりだ。 同じ船の連中の血ならいざ知らず、判っていて鼠の頭を 吹き飛ばせば後々面倒な事この上ない。 それより不要になったお宝剥ぎの方が大切と、 甲板へと降りて。]
(303) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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[ニコラスに指示を出せば>>285 けらけら笑いつつそれでも素直に言葉に従った。 何が楽しいのか時折死体で遊んでいるようだが、 概ね真面目にやっているようなので良しとする。]
あー…………赤くて強い奴、ねぇ……… そういやそんなヤツも居たような居なかったような……居たな。
[そう言いつつ、死ぬかと思った、という言葉に眉を寄せる。 酒が入っている時―――殆ど四六時中だが―――は 死など恐れてるのか恐れていないのか分からないようなおふざけに興じる若い料理人も、偶に酒が切れたらしい時は情緒不安定な態度を垣間見せる。
状況の悲惨さに酒で逃避しないとやってられないのだろう。 それに思いを寄せてやる程善人でもないが、難儀な奴だ、くらいは思わないこともない。へらへら笑いながら脳漿やら肉片やらを差し出されればそんな気も飛ぶが。閑話休題。
そんなニコラスがごきりと首を傾げ、告げる言葉を聞けば相槌を打った]
(304) 2014/12/08(Mon) 22時半頃
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あ、
ひ、
せんちょ、 にげ、
帆ォ、 張…
[向かう方向は、己の船たる黒き淑女。 伏せた身体では、スカーレットに染まった甲板の様子など見える筈もない。
血を零しながら、せめて、その船に辿りつかんと、 残る意思はそれのみで。]
(@76) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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[>>294死んだ鼠に興味が無いのは、成程、この男も同じらしい。 違いをあげるとするならば、鼠の纏う金品に、興味があるかないかくらいか。
───己の役割は、音も無く、敵を屠ること。 追剥は、やりたい奴がやればいい。 結果、殊勲を持っていかれることになったところで、気になどしない。]
喰ってみなければ分からないか。 道理だな。
[足を怪我していると聞けば、ふむ、と小さく頷く素振り。 窮鼠であるなら、仕留めるに越したことはなかろうと思案したところに、同じくセシルの声>>274を耳が捉え、ぴくりと小さな反応を示す。]
(305) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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[―――男は生まれ故郷をとうに忘れている。 そういうことに、なっている。 ここらでは手に入らない着物のようなものは、擦り切れたり破けたりしたものを、不器用ながら魚の骨から削りだした針で繕った物。 海水で洗いすぎて酷い傷みようだし、匂いも相当なものだ。 それでも、どんな上等そうな衣服が戦果にあったとしても、 男はそれを着続ける。
落とせない血の跡を、いくつも作って、
嗚呼、そんなことより、腹が減った]
(306) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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武器は全部、後、服も脱がしとくか。 破れた奴は煮沸消毒で包帯にしとくから分けといて、と。
[ジェレミーが片付けた鼠の後処理に取り掛かる。 汚い下着以外は襤褸でも火種にだってなると、 それこそ身ぐるみを剥いで後はお魚さんのご飯。]
美味い飯になってくれよ。 餌やりが大変だけどな。
[重力に逆らわない大人の男の身体は重くて仕方ない。 取り敢えず蹴り飛ばして並べると、軽そうな奴を選んで放り出し、 後はギリ―かモンドに投棄して貰おうかと。]
(307) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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ここに居ねェとなるとどこ行っちまったんだかなァ。 多少やり合ってみたかった気もすっが、 大方どいつかがぶっ殺してんだろ。
[気怠そうにそう言いつつ、ちらりと船の内部を伺う。 この中か、あるいは自船の方か。 そいつが今まさに甲板の方を目指しているとは知る由もなく、引き続き作業を続けている>>@75]
(308) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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はん、きれいな喧嘩なんか無理だわ。
[汚いという評価は顔の造りか、血塗れの姿か、両方か。>>302]
そう、んじゃあ、俺「は」、そいつに猶予やっから。 あとは好きにしな。
[律儀にそれ以上は手出しするつもりはないが、その後は誰がどうしようと知らない。 死体漁りへ向かうと、背を向けて。]
(309) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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[言われるままに、元・黒髪の死体から耳を削ぎ落とす。 そうすると良く聞こえるようになるらしいと信じて。
ペトリと左側頭部に付けようと試みたが、耳殻はズルリ落ちてしまう。ペトリ、ズルリ……―5回繰り返して、何故上手くいかないのかと首をコックリ傾がせて不思議がった。]
おれ、腕無い、困る リー手伝う 直ス 運ぶ、ミナ運ぶ
[摘んでいた死んだ耳朶を捨てると、床板を剥がしにかかる。普段から船壊しの鍛錬をしているかいあってか、手際良く甲板を破壊していく。床板を剥ぎ取り、あまりに血汚れが酷い部分は海に捨てた。]
(310) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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>>@72 [子どもの頃の記憶なんて曖昧だ。 ましてや、海から流れ着いた子どもの話なんて、まともにきいてなんかくれない。 ただ、彼の服の縫い取りが、ローレライだったことだけは忌まわれただろう。海に川に生きるものには物騒なその単語を、
なぜ、捨てることができなかったのか。]
――ッて!!
[こめかみに当てられた銃口、その瞬間はさすがに死ぬと思ったのに、 魅入られたのは、その銃に施してある碧石。 瞬間、それは、死ねと冷たく輝く。
だが、引き剥がされるように、男は彼、航海士を放った。 決して重くはないその身体は見事に壁にまで吹っ飛ばされ、したたか打ち付ける。]
お・・…い、お前は、
[誰だと、告げる前に、打ち付けたせいか激しく咳き込む。]
(311) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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チッ。
[>>301珍しく、微かな舌打ちの音をさせ、踵を返す。 フランクの後に続いて向かう先は、勿論、宝物庫。 足音はやはりない。]
(312) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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お帰りになるまでに始末を終わらせないとならん。
[死体を検分し終えて魚の餌とし、染みきらなかった赤い花弁を流す。そこまでが仕事だ。 ナイフを掴んだままの、落ちた手首を拾い上げる。 ちらと刃の状態を見、外すことなく己に宛てがった。]
髪が欲しいと言ったな? 持っていけ。
[一房長く髪を切ると髪切りにはらはらと落とす。 手首はそのまま放り投げた。]
(313) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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セシルは、フランク、ヴェラがこちらに来れば、その男が逃げた方向、指さす。
2014/12/08(Mon) 23時頃
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鼠ちゅうちゅううるせぇな。
[ホレーショーとのダンスがそんなに気に入ったのか。 離れていて見えないが、届く悲鳴>>@62に、耳の孔を掻きながら 振り返った。]
淑女が喪服を纏う時なんだから、 淑やかにしめやかにした方がいいぞ。
[絶望の体現者である船長が直接乗り込んだ船は、 赤い絨毯を敷き詰めて彼を見送るのが常だ。 淑女を哀れと思う事も無く、落ち着けば 薬や酒を探しに行こうかとちらちらと船を見ていた。]
(314) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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[立ち上がり、左手にぶらさげていた刀を腰からさげる。 鞘などないから、切っ先から点々と血が滴った]
先帰ってるわー
[この上なく、軽い調子で 甲板にいる絶望を知る仲間に声をかけ くる、と向かうは今の寝床たるデゼスポワール号。
見慣れた甲板に降り立って、さて見慣れぬ影に、眉を顰める]
(315) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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無様だな。 美しくない。
[這いずって自船を求める男の背から、心臓を真っ直ぐに狙う。 貫けば、男の船への道程はそこで途絶える。]
お前の愛する船長なら、もう船出を整えていよう。 黄泉路のな。
[死後最後まで残るのは聴覚だと、誰が言っていたか。 同じところへ引導を渡しながら、告げた。]
(316) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 23時頃
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[怒声は聞こえたが、その前後の会話は耳に届いていない。
ポンコツ仕様の耳を引っ提げて 趣味の悪い首飾り、金銀銃に遅れを取らない宝物庫の中に。]
Wooooof....
[陰に隠れてしまった猫と鼠は 俺様の節穴からは、一見、見当たらない。 金銀に目が眩んだ所為ではない。 断じて。]
こりゃあ、両手でも足りねえ……… が。
[鼻先を揺らす。 とびきり趣味の悪い、女神には、どれもこれも一歩足りない。 中途半端な女神に流し目送ったところで 耳に届いたのが、咳き込む、セシル>>311のものだった。]
(317) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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[若い男を殺した後、武器庫を見回す。 急な戦闘で慌てて武器を持ち出したのかあちらこちらにサーベルの鞘やらが転がっている。]
ふむ…弾も充分にあるな。
[荷物を運び出すのは道化の仕事ではない。 在庫のざっとした量だけ確認すると武器庫を後にした。]
…ん?
[さて次は何処に行こうかと考えたところで、道化の耳が何かを捉えた。何か、人の声だ。]
下か?
[道化は淑女の最下層へと向かった。 道化はまだ知る由もないがそこには捕虜収容スペースがあるのだ。]
(318) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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―船首甲板― [そして開いた扉の先、 戦闘の混乱に乗じて逃げる、その目論見は崩れ去る。 血と鉄と火薬の匂いが混じり、吐き気のする潮風。 何かを踏んだ、その残骸は、醜い薔薇を咲かせた黒き淑女の乗組員]
……役立たずめ、
[味方の船は時間稼ぎにすらならなかったようだ。 生きて動いているのは絶望号の頭のイカレタ連中だろう。 黙って逃がしてくれるつもりは]
代わりもいるしな。
[ないだろう、と問いかけるのは、呪いの石へ。 生きた獲物を目の前に、絶望号の下っ端がかかってくるのを切り伏せた]
(@77) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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――― 宝物庫 ―――
Yo Ho Bitch. 一人遊び…… ッてわけねえなあ、逃がしたか?
[宝物庫の陰に、セシルの姿を認めて その指差す方角を自然と流し見た。鼠の背中がちらっとな。
俺様の促しに従った―――… とは当然言い難い、ヴェラ>>312の姿も映る。]
ッかかか、食いっぱぐれるぜ。
(319) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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―食料庫へ―
[「共を」という申し出を断られてしまったので、 男は一人、食料庫を求めて、階下へと下る。
慣れていない階段は面倒で、 大した高さではなかったから飛び降りることにした。
着地と同時に、「ヒッ」という声が聞こえた。 まだその階の闇に目は慣れていなかったが、 声を漏らしてしまったのが運の尽き。
再び悲鳴が上がるより先に、サーベルが喉を割いた。]
(320) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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――いつかの話>>299――
[酒場の一角は、異様な緊張感に包まれている。 その渦中で、己の裡ではふつりふつりと歓喜に似た想いが沸き立っていた。
軍属は、主を選べはしない。 本来は仕え人として最も映えある主に仕えることが定められている故にそれに不平不満を述べるものなどいようはずもないが、生き人形には権威ばかりを振りかざし武勲と名誉の為に剣を振るう軍属はまるで面白いとは思えなかった。 剣は武器だ。武器を与えられ人を斬るのが己の仕事だ。 名誉を獲るための道具ではなく、人を殺めるためのものだ。 そうした思考の前に現れたのが、死と絶望の権化のような、男だった。]
(321) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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>>319 [フランクの姿が見えれば、少しほっとした表情を見せてから。 あわてて、眉を寄せる。そんなこと思ったことが悔しい。 その男の姿を指さして、何か言おうとするが、やっぱり咳き込んだ。
言いたいことは、あいつの銃を奪え…。と
それから、なぜ、俺を殺さなかったのか、聞け。…なのだけど。
やっぱり、伝えることはできなかっただろう。]
(322) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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―――あ?
[他愛もない雑談に興じているとふいに扉が開き、 中から姿を表したのは先程まで話題にしていた赤い褐色の男。>>@77 その姿を見るや否や斬りかかっていく自船の下っ端が一閃され、悲鳴をあげて倒れるのを見遣った。
成程、確かに強いらしい。 倒れた味方を足蹴にしてとんとんと得物を肩に担ぎ、男の方を向く]
(323) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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…かみ、髪ィ…!!
でも、ダメ、だめだ。 オレ、俺が自分で、切らなきゃあ、
そうだ、 じぶ、じぶんでぇ…
[ぶつりと、髪を切り取る聞きなれた音。 しかしその甘い振動は、今は自分に伝わることなく、離れ離れの右だけが受ける物。
降り落ちる細糸>>313を見れば、僅か思考は回復し、首を捻り、長髪を見やる力ぐらいは出た。 残った左はまだナイフを握ったまま。定まらぬ切っ先と視線を注いで、長髪を見上げる。]
(@78) 2014/12/08(Mon) 23時頃
|
|
ったく、淑女ならもう少し身嗜み整えとけよ。
[元々淑女の腹を食い漁っていた鼠達だ。 お宝はそうは無いが、衛生管理と言う意味では服や布は 多ければ多いほど良い。 叶うならもう少し良い服を着て欲しいが、仕方ない。]
あっちは終わったのかね。
[ジェレミーまで向かったのだから、あの鼠はもう終わりだろう。 ひん剥く物があればいい、鼠に思うのはそれ位。]
(324) 2014/12/08(Mon) 23時頃
|
|
か、かみぃ、 切らせろ、もっと…! ぜんぶ、ザクザクに、切って、散らし、て、
ヒヒ、ヒヒヒヒヒヒ――
(@79) 2014/12/08(Mon) 23時頃
|
|
[>>316心の臓を貫かれれば、その髪切りは沈黙を迎えただろう。 散らし暴れ奪いつくした生涯と比べれば、随分とあっけない程に。
その顔に最後の笑みを浮かべたまま、 一足先に、船出へ出向く。*]
(@80) 2014/12/08(Mon) 23時頃
|
|
[手の剣を、酒場の床に突き立てる。 引っかかっていただけの紋章は衝撃で何処かへ飛んでいった。 揺れる足元、丸腰のままで這い蹲り、舌先から喜んでくちづけた*]
(325) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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― 敵甲板上 ―
うひゃー。格好良いッス、キャプテン。
[>>226船長自らのお出ましに、グレッグは黄色い声を上げる。 役職に違わぬ活躍に、胸が熱くなった]
だいたいここらへんの敵は片付いた、と。 どうすっかなー。
[くるくる、と手のひらで短剣を回して。 安堵のため息ひとつ。 やっぱり命のやり取りは慣れるものではない]
(326) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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― 回想・数年前 ―
[彼がまだ、今ほど陽気でなかった頃。ただの奴隷だった頃。 虚ろな目。繋がれた鎖。ぼさぼさの頭髪]
……ころせば。いい。
[見開かれた瞳には、光はなく。ただの虚無が広がっていた]
なぜ。ころさない。
[目の前の海賊に問いかけた]
どうせ。ぼくは。つかいものにならない。ころしたほうがいい。
[背丈の小さい非力な男は、売り物にもならない。そう言われて育ったから。だから]
なんで……?
[目の前の海賊は。なんと答えたろう]
(327) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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[酒がなければ単なる真面目な青年だ。それじゃあやっていけないから酒に逃げる。 この世に酒があってよかった!まともな脳味噌さようなら、ようこそなんにも感じない自分! ただし副作用は三倍返し!
死体の目玉が落ちてたから、ひゃあひゃあ奇声をあげながらヘクターやそばをうろついてたギリアンやらに投げてみたりして。 煙草やら金品やらは、大体ヘクターに渡してしまう。どうせ酒代にしかならないし、煙草はのまない。 ただ、酒だけはガッツリ確保した]
そーぉ、赤いやつ、いた、!ぶっ殺された?た?かな? つーよかった、よーお。ヒャヒャ、ヒャ。おっさけー、おっさけー。
[見つけた酒を煽っていたら、まともに立てなくなった。 それがおかしくてけらけら笑いながら、真面目な青年らしく作業は続ける。 よたつき、吐きそうになってのみ込んで。 ふらふらっと立ち上がったとき]
あ。赤いの。……赤くないけど!あかく、なーい!
[>>@77見えた姿に、指さした]
(328) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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― 敵甲板上 ―
おーい、ホレーショーのアニキィー! 俺の活躍見てくれたッスかー!?
[周りの敵を一掃したのは、自分ではないのだが。 デゼスポワール号の甲板にいる兄貴に、ぶんぶんと手を振る。 無邪気な声は届いたか否か。 彼はガキだった。どうしようもないくらいに。 なぜなら、彼の人生はつい数年前の。 あの時に始まったのだから]
(329) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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さぁて……あっちにもお宝あるかね。
[絶望が通り過ぎた後に彼の為に広がる赤の絨毯。 汚さぬ様に乗り移ろうかと、動き出したところで 戻ってきたキイチ>>315を見つけて手を振った。]
よお、お疲れさん。 何か美味そうなものあったか?
(330) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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[死んだ鼠よりも、生きた鼠の方が良い。 生きた鼠よりも、生きた鼠が着飾る金品が更に良い。 その感覚の差は溝に値する決定的なものだったが 俺様は猫にも興味がおありらしい、と、仲間を見ていると思う。
だが、俺は
早漏野郎なので。]
先にイッちまうねえ。 ―――…ああ、おい、Bitch.
[目星いもの、出来るだけポケットに詰め込んでおけよ。 咳き込むセシル>>322に告げたのは、別に 無理して動くんじゃねえよ、ッて、暗に言いたかったんだか。]
(331) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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[死体から衣を剥ぎ取り、がしごしと頭と顔を乱暴に拭き、サーベルの血も拭って。……これ使えるか。ベッタベタの真っ赤だな。洗っても落ちないんじゃないか。
考えた結果、海に投げた。]
なーんか、使えそうなモンはあるっけかなー、ってか。
[大半は宝物庫に仕舞われていそうだが、見落としがないように検分は真面目にやっている。ミナカが死体を並べているのを見れば、その山を高くするべく死体を転がして。>>307]
(332) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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ほー……よう、若ェの。 下でウチの船長には会わなかったんかい? そんなら大した幸運だ。
―――だが、ここで俺に会ったのは不運だったなあ!!
[そう零すと惨忍に哂いながら目を細め、 周囲には脇目も振らず、真っ直ぐに男の方に向かって地を蹴った。手にした鉄槌を振りかぶり、腹を狙って振り抜く]
(333) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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[言われたまま、死体から耳を切り落とし 何回も耳をつけようとする姿を見て>>310。
ハッと心底呆れたように息を吐いた。]
腕がなくなって困るなら、さっさと手伝え。
そんで、二度と壊すな。 俺の仕事を増やすな。
[ギリアンが剥がした板を運ぶように、纏めておく。 汚れ分はギリアンも避ける知恵があるようだが、 元々の傷みは、船大工の目で弾いた。]
(334) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 23時頃
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[目の前で、三面相を見せる航海士に。 安堵を垣間見たんだか、かかかッ、咽喉を鳴らした。
彼が言わんとしていることの三割も伝わってねえ。
半月円を携えて、身を翻す。指を差された方角に、甲板に。 既に淑女の顔は血に化粧で、 生きた鼠>>@77を見付けるのは簡単だった。]
(335) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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……ん、んん。酒の匂いがするぜぇ。
[すぐ横に滴る血の匂いなど興味は無いといった風に、 にぃっと広角が上がり、汚い歯が覗いた。 頭の中は酒でいっぱいの様子。
少し冷えを感じながら、鍵のかかった扉を蹴破る。 闇の先に見えたのは、樽と、瓶。]
(336) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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お。
あー、見た見た!見えにくかったけどよ! 生きてるってことは、それはそれは大活躍だったんだろ?
[無邪気な声が届いて、手をあげて返す。>>329 死なねば上等、命のやり取りの場においてはそんなところ。]
(337) 2014/12/08(Mon) 23時頃
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[髪切りの緑のシャツは、じわじわと己の吹きだす赤に染まり行く。 ワインレッド?ヴァーガンディー? そんな上品な色じゃない。 酸化を始め、黒に近づいた血液は美しさの欠片も無く、今は絶望の船の甲板を汚すだけ。
血染めの腰袋から出て来るのは髪の束。 その色も長さも様々で、見る物の不快感を煽るだけの、 彼にとっての財宝の山。*]
(@81) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[薄暗い船内。階段を下ると聞こえる声は大きくなり、声の主は明らかにこちらの方にいるようであった。]
ああ、捕虜か何かかな?
[見当をつけて見やるとやはり最下層には牢があり、其処に捕らえられている黒髪の男が叫んでいた。「誰か助けてくれ」と。]
月並みな言葉だ。 お前には何が出来る?それ次第では助けてやろう。
[そう声をかけると、男は急に暗がりから現れた道化の白い顔にぎょっとしたようだ。だがそれも束の間、助けてやろうとの言葉に男は藁をも縋るような顔つきで自分に出来ることを熱弁した。 黒髪の捕虜が語ったことは、]
ほう………未来の予言が出来ると? それは興味深い。
(338) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 23時半頃
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俺の勘も、まだまだ捨てたもんじゃねぇってことか。 大漁、大漁……。
[その勘での選りすぐりの一本はマントの下に忍ばせて、 左肩に小振りの樽を担いで食料庫の外に出た。
その時に皮膚のつっぱりを感じて、 腕に傷を負っているのを思い出した。
甲板に戻れば下っ端も大勢いるだろうから、 取り敢えずは知らせに向かう。 食料もお宝も大事だが、先ずは酒だ。
アル中の料理人もきっとイカレた声を上げて喜ぶだろう。]
(339) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[>>323>>333 こちらを向いた男、 交わすべき言葉よりも早く、刃を向ける]
運などとうに尽きてるさ。
[まともに受けては、吹っ飛ぶだけの一撃。 剣の神楽の演技のように横様に跳んで、 けれど交わし切れぬのは、たらり浅く流れた膝の傷。
甲板に転がれれば、 屍より取り上げたナイフを片手に投げざま、 シャムシールを突き出した。
先の男を屠り塗れた白刃は、 びしゃりと紅く血飛沫を散らした。]
(@82) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[気配を薄め、フランクの後に続けば、成程手負いの鼠がいた。 隠した身は、さて鼠には気付かれたか、セシルにはどうか。]
[対峙しての会話は、己の役割ではない。 それはフランクに勝手に任せ、物陰へ移動し、するりと背後に回りこみを試みる。]
(340) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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なに、これ まだ生きて ……ないか
[出来立ての死体をひとつ蹴り、そのまま通り過ぎて、かけられた声に小さく手をあげた]
どいつもこいっつも不味そうな面してやがる
こっちは。いくらか死んだか
[問いかけて、波で傾いだ甲板に、転がる酒瓶を拾い上げた]
(341) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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本当によく鳴く狂い猿だ。
[背に立てたサーベルでそのまま服を裂く。 先は火種か雑巾か、翠色したその服は包帯には向かなかろうか。 サーベルの血をその端切れで拭い、鞘に納めた。 武器らしい武器は先ほど片方捨ててしまった。 もうひとつを拾い上げ、それぞれに離されて軽くなった死体を放り捨てる。
戻る先は門番の仕事場。]
(342) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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――― 宝物庫から甲板に ―――
Yo Ho.
お目当てのチーズは、どいつだあ?
[階段を駆け上がって、死んだ鼠を飛び越えて。 事情のイチも知らない俺様は、単純に 装飾銃の美しさに目を奪われた。正に、権力を誇示する、一品。]
ッて、あああああ、分けろよ! Booby!
[そして、目の前で力強く振り抜かれる、一閃。 力任せなそれが正に、鼠に打ち込まれようとする場面>>333に 分け前を強請って、手元の半月円を我武者羅に放り投げた。]
(343) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[キイチに手を振っていると、ホレーショーが 鼠の死骸の山を作るのを手伝ってくれていた>>332 彼の手元を見ても、淑女ではなくドブネズミばかりだったようだ。]
何かいいもんあったか? あ、綺麗な服とか布は取っとけよ。 剣は別にいらねえが、サーベルとかの欠けた剣先は 色々便利だから寄越せ。
[細かい要望を伝えながら、先程まで遊んでいた鼠の事を思い出す。]
そういや、お前が遊んでいた鼠、面白かったか?
(344) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[胴体を投げ捨てようと、持ち上げたその時か。 猿の腰袋の紐がはらりと解けた。 血濡れた甲板にばさばさ落ちていくのは、髪の束。]
――……
[結局のところ遺髪収集であるのか髪自体への執着なのかを聞くことはできなかったが、結果として遺髪であろう。 己はそれを美しくないとは思わなかった。 汚い猿のものでない髪も、幾らかはあるかと考え、胴を捨てたあと髪束を掴み、海風に流してやった。]
(345) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[ガチンッ! 牢の鍵がカトラスで叩き斬られる。 捕虜の熱弁が道化の眼鏡に適ったのだ。]
口から出任せかもしれないからな。 暫くは捕虜の扱いだ。
[道化は捕虜を連れて来た道を戻る。]
この船が絶望号に襲われることは分かっていたのか? じゃあ絶望号の今後はどうなる?予言出来るのか?
[捕虜は未来が見える時は不定期なんだとかボソボソと言っている。]
まあいい、ならば見えた時に教えてくれ。 絶望号の行く末を。*
(346) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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……っ、船長ねえ、 アンタのほうがよっぽど船長らしいのに、な。
[あの道化はもっと別のもののようだ。 槌の一打に湧き上がる痛みと嘔吐と、 吐き出すものもなければ、零れるのは反吐のような呟きだけ]
……ちっ、
[恐らくは、アレの次に厄介なのに当たったか。 逃走を阻まれれば、背後からは当然に追っ手のやってくるはずだ。
>>343 放られた半月円、 刃は目の前の男とやりあっている以上、 防ぐ手段には使えず、咄嗟の判断で犠牲にしたのは左手だ]
(@83) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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ゴホ……。
[咳が落ち着いたのは、フランクが去って、そして、ヴェラもとっくにいなくなったあとだろう。 肩で息をしながら、宝物庫の扉をゆるく見やるが、フランクの指示>>331とはうらはらに、そこにはもう何も魅力を感じない。]
――……見たことがある……。 でも、どこだ?
[さっきの男、その瞳、そして、背後から羽交い絞めにされたときの感覚。 何かを思い出しそうで、ひっかかって出てこない。]
くそっ。
[立ち上がろうとして、またぺたり、座り込んだ。]
まじ……か。
[いわゆる、腰が抜けていたなどと。本当に誰かに見られてはコトだ。 ともかく、移動せねばと歯を食いしばり移動しはじめる。]
(347) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 23時半頃
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死にたてだから、新鮮だし。魚も喜ぶだろ。
[死体を蹴り上げるキイチ>>341にけらっと笑いながら、 不味そうな面との言葉に顔を覗き込む。]
美味そうな面してたら殺されてねえだろ。
[そんな矛盾を口にしながら並べた死体の山を指差して。]
死んだ連中は全部一纏めにしてる。 探しもんがあるなら、どうぞ。
[転がっていった酒瓶に喉を潤すだけのものがあるかと 少しだけ目は輝いた。]
(348) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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― いつかの、地上での話 ―
[嵐に見舞われ、命を落とすのはつまらない話。 生き延びて他国に行き着くのは、始まりに過ぎぬ。 言葉がわからずとも、生業であった漁業で糊口を凌ぎ――― その村は、善良な人が多かった。 もしかしたら、海軍の紋章に恐れをなしただけかもしれないが 何のゆかりもない男に貴重な食糧を与え、送り出したのを見た。
見ていただけで、手を貸すことなどしなかった。 善良な心根を持つ彼らは、ある日、一晩にしてその命を落とし あるいは地獄へ、大半は天国へ、その魂を旅立たせた。
奪うだけの男は今、刀を携え、船上にいる]
(349) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[>>323指差した先。見えたのは、他愛もない話をしていた副船長が向かう姿。 それを見たあと、歪む視界が急降下して、べしゃりと死体の上へ尻餅をついた。
>>333振るわれる鉄槌を見ながら、ぽやんと。 つくづく、自分は運がよかったんだなあと思う。 リーとかギリアンとか、その他諸々に会ってたら生きてた気はしないし。 もしヘクターが血に昂っていたら、あっさり殺されてた気もする。 ついでに、あの絶望の前で、わあわあと酔いに任せてあることないこと言ったとき煩いと切り捨てられなかったことも、運がよかった。
そうして今日も一日生きてる!!やったあ!!]
あー、神様ありがとうー……
[じゃなくて、なにを考えてたんだっけ。 副船長ともう一人、フランクが飛び出してきて褐色と対峙するのをぼやりと眺めて。
とりあえず、けつの下にいた死骸からの略奪をしておいた]
(350) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 23時半頃
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壊す 無い、おれ守ル リー楽する
[返事だけはいつも立派……でもないが、素直だ。
甲板に赤衣の男が戻り、副船長が相手をしている緊迫の場面が傍に在っても、構わずメリメリ軋ませた床板を剥がした。淑女の衣を剥ぎ取るにしては、あまりに不躾な乱暴さで。
邪魔な死体は、海へ捨てる。 血の臭いに誘われたフカたちが波間に鰭を覗かせているから、死人は速やかに海に還れるだろう。先程捨てた耳朶も、海に沈めた。]
(351) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[>>340 背後の気配、 時には追跡者となる神官ではあったが、 さすがに本業には及ばない。
背の刺青を晒しながら、 ネズミ捕りの猫たちと刃を交えながら、 異端の神官たる男はそれでもじわりと右舷へ、 身を寄せようとしていることは知れただろう。
海へ、逃走の経路はそこしかない]
(@84) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[>>337兄貴が手を振り返してくれる。 自然と顔に笑顔が咲いた。 ぽんぽん、と胸ポケットを叩く。小瓶は健在。 『命より大事にしな』>>44という約束は守ったわけだ]
……よっし。
[キイチが軽い調子で先に帰ると告げてくる>>315。 グレッグも慌てて後を追う]
あ、俺も俺も。
[勢いをつけて、跳躍。 どしん、とデゼスポワール号に着地]
ただいま帰還したッス。
[おどけて敬礼。任務終了]
(352) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[勢いと力に任せた、ヘクターの一撃は まともに喰らいでもすれば一発で背骨と共にあの世逝きだ。
眺めているだけでも昂揚感を覚える一場面に モンドのダンスとも異なる、鼠の避けようも中々だ。 その膝を傷付けた名誉勲章は、今、宙を舞う真っ最中だが。 放り投げた半月の刃が、光を反射して、鈍色に光る。]
ひゅう。
[その切っ先を、受け止めた掌>>@83が、ぱっと散る。 深く染まる血の色よりも、矢張り、彼の手元の銃が気掛かりだ。]
俺様の女神が丁度イッちまったしなあ……
(353) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[勢いよく武器を振りぬけば、男が素早く横に飛ぶ。>>@82 どうやら躱しきれなかったようだが、手応えは浅い。
と、同時に感じる殺気。 危機を感じ反射的に下がれば、横から半月円が男目がけて襲い掛かった>343 投げかけられた大声にそれがフランクの仕業だと察し]
またテメーか!! 邪魔すんじゃねェ!!!!
[ごろごろと転がった男が投げるナイフを棒部分で叩き落としつつ。 目の前の男とフランクが先程までやりあってたとは当然知らないので、そんな怒号を飛ばした。 血濡れたシャムシールを突き出され、躱そうと後ろに跳んだ]
(354) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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―数年前の拾い物―
[最初は殺すつもりだった。 痩せていて、ボサボサの髪は手入れもされていないようだし、売っても大した値段がつかないだろうと。>>327]
あ? ……何でお前の指図を受けなきゃなんねえ?
[その考えが変わったのは、殺せばいいと虚ろな瞳で呟かれてから。何もかも諦めたような、殺す前から死んだ瞳。
……気に入らなかった。 殺そうとしたのに、先に死んでいるなど。 本人の望みをきいて殺すのが癪に思えて。]
(355) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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[ぐぐっと胸ぐらを掴んで、奴隷を持ち上げる。 猫かと思うくらい、軽い。]
う、る、せ、え……! 戦利品に価値があるかどうかは、お前じゃなくて俺が決めるんだよ。どうせとか二度と口にすんな、勝手に決めんな!
[腹立ちまぎれに、鎖の繋がったもう一方の板を壊して、奴隷の男を引きずっていった。
コレ、俺がもらうと仲間たちに宣言し、使えるかどうかの見極めと称して、傍に置いておいた。結果的に面倒をみることになったわけだが。**]
(356) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 23時半頃
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魚の面見てたほうがいくらか楽しいってもんだ
[仰向いた顔、開いた口の上、逆さにした酒瓶から滴るは――血]
……ま、っず
[死体の山目掛けて酒瓶を放った]
探しもんなんてねぇよ、ヤブ医者が なぁ、俺今腹へって死にそうなんだけど
[口にすれば、足から力が抜け、またもその場へ座り込んだ。 掃除も片付けも、やろうなんて気ははなからない]
く、す、り ちょーだい
[右手をだらり、と差し出して、なんかくれ、と催促]
(357) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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―船内―
落ち着け。落ち着け。この劣勢、敵の『頭』を落とせば必ずや挽回は出来る。 この『下品な連中』の結束など、たかが知れておるのだからな……!
[部下から訊く戦況は決して良いものでは無く、船の長たるオズワルドの表情に焦りが見え。 けれども最後まで希望は捨てず。狙うは敵の将の首。]
(@85) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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っていうか、あいつが死ぬ前に!
[どうしても引っかかってたまらないその感覚。 それをどうにかするためにはさっきの男を吐かせるしかないと考えれば、よろり、今度こそ立ち上がった。
しかし、それから、甲板までの道のりは、決して近くはない。 きっと、航海士がその場に着くころには、男はもう、口の利ける状態ではないだろう。
たぶん、何もわからないまま。*]
(358) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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―甲板―
[樽を担いで甲板へ戻ってみれば、 はて、と首を傾げた。
あの道化が通った後だというのに、 まだデゼスポワール号の乗組員意外が生きている>>@83。
けれども、副船長とフランク、さらにはヴェラの匂いもあったか。 こいつぁ見物とばかりに入口の横あたりに樽を降ろし、 その上に座って成り行きを見守った。
他にも残党を見つけたなら、その時は動くつもりではいるが。]
(359) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/08(Mon) 23時半頃
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ミナカ。 進んでるか?
[帰り着いた船員たちも何人かいるようだ。 敬礼が見えたので会釈で迎えた。]
ナイフが一本と、あとこいつも使い物にはなるだろう。
[猿の左手のナイフと、空の腰袋を投げる。]
(360) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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―甲板―
はいよ、わかってるって。 海の上じゃなんでも貴重ってな。
[服を剥ぎ取りながら、言われるままにサーベルの切っ先をミナカに投げた。こっちを向いていたから、まあ怪我はするまい。>>344]
ん?ああ。面白かった。 どうも髪マニアだったらしくてな。 まさか、散髪が挑発になるとは思わんかったぜ。 いやはや、海は広い。
[く、と喉奥で笑う。]
(361) 2014/12/08(Mon) 23時半頃
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……、ッ、
[>>354 突き出した刃に男が引けば、 褐色もまたじりと身を引く、広がる海が死の海だとしても、 少なくとも船上には逃げ場は無い。
じりと下がりながら、 >>353 血塗れた半月円を、来た方に投げつける。 腕の腱は無事であったが、血塗れた手元は少し狂った。
腰にはいまだ呪われた輝きのあるが、 呪いの女神になんて頼るのは最後の最後だ。]
(@86) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 00時頃
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[言葉だけならば、優秀>>351。 飼い主の命令に忠実な犬のように、優秀だ。
しかし残念ながらこいつの飼い主ではない。 飼い主といって良いのは、あの道化師だけだ。]
マジで楽させろ。 それか死ね。
[優雅とは言えない手つきで淑女を脱がせる様子を眺める。
赤い衣が舞う様子が目に入っても、気にしない。 味方が戦っているのはわかっている。 加勢はしない。 味方がやられ、敵がこちらに攻撃するのなら迎え撃つ。 ただそれだけだ。
今は、真面目に船大工の仕事をしているからだ。]
(362) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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『頭』さえ狩ってしまえば……!
[敵の『将』さえ落としてしまえば、その首だけすげ替えて自分がその位置に君臨すれば良い。 そう、それは女王蜂のように。]
(@87) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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俺には魚の面は全部同じに見えるけどな。 [魚の面の方が楽しいと言うキイチ>>357に、それは 判らんと首を傾げていたが、瓶の中身が酒で無いと判れば 早々に興味を失い、どこへ転がろうが知った事では無いと。]
おーおー。 じゃあヤブ医者の見立てな。 まだ空腹が足りてねえな。 まだ死なねえ、良かったな。
[ヤブ医者呼ばわりに呆れ顔のまま適当に診断を下す。 手を出されても誰がやるかと、 追い払う様にひらひらと手を払い。]
折角だから向こうの船で飯奪って来いよな。 それか、そこの皮靴でも齧ってろ。
(363) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[肉油に塗れた床は些か滑る。 ついでに先程ニコラスが徒に投げた目玉>>328を踏んづけ、若干バランスを崩す。 顔を剣先が掠り一瞬口元を引き締めた。あのクソガキ後でしばく。 そんな八つ当たりめいたことを思いつつ、半月円>>353が男の左手を裂くのを見た。 状況だけ見れば一応フォローされたと言えなくもないが頼んでない。そしてそんな殊勝なアレでもない気がする。多分。]
そーかい。ありがとよ。
[己の方が余程船長に相応しいと、 敵の言葉にはハッと哂って口先だけで礼を述べ。>>@83 男がじりじりと右舷に寄るのには気づきつつ、>>@84 逃がすかと男が繰り出す剣をいなしつつ、再び間合いを詰め]
往生際が悪いぜ。 絶望に魅入られたんだ、大人しくここで死んどきな。
[もう一度、今度は顔面を狙って槌を大きく振りかぶった]
(364) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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オズワルドは、何かを発見したようだ。
2014/12/09(Tue) 00時頃
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ッかかか、怒鳴り散らさんな。 Booby.
[銃撃の際も、今も、副船長に対する悪意はない。
悪意はないが、短絡で、短気な手元が ついついついついヘクターの近くを通り過ぎてしまうのだ。 前回と今回で"二回目"なんてかわいいものではない。 今まで―――…10年か、もっとか、積み重ねた前科がある。]
分け前が欲しいだけだッつう……… ッとお!?
[俺様のお強請りも長くは続かねえ。 目の前に、半月円>>@86がごろんと転がって来たもんでね。]
(365) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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─ 甲板へ ─
[追う足をわざと遅らせ、気配を殺し、甲板に着く頃には獲物の背後>>@84に回りこむ。
正面からは、フランクと、それに副船長ヘクターの姿もあった。 ───あれも、経緯は違えど己と同じ匂いのする男だ。]
[とりわけ、武勲の欲しいわけでもない男は、今はただ、獲物の退路に身を潜めるのみ。
フランクかヘクターが仕留めてしまうのであれば、それでよし。 もし万が一に撃ち漏らすか、それこそありえないと思ってはいるが返り討ちにあったのなら、こちらから動こうと。]
[しかし───あの晒された背、刺青には、どこか覚えがあるような気もした。]
(366) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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モンドは、甲板での戦闘を見てニタニタ笑っている。**
2014/12/09(Tue) 00時頃
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牢屋、綺麗だったな。
[武器庫も直前に慌ただしく武器を取って崩れたであろう場所以外は整然としていた。 清潔な船内は恐らくはこの船の長の性格によるものなのであろう。
道化はそんなことを考えながら船の最下層から甲板へと戻っていた。 己の首を狙う大物がまだ息を潜めているとは知らずに。]
(367) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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お、さんきゅー。
[戻って来たジェレミーからはナイフと腰袋が渡された>>360 何か入っていないかと逆さにしても何も出て来ない。 髪の毛でも出てくれば多少気色悪いと思う位で。 さて何を詰めておこうかと、用途に思考は向いて。]
お、これも使えそうだな。
[ホレーショーが投げて来たサーベルの切っ先>>361を 思わず強く握ってしまい、うっすらと赤い線が掌に走る。]
切れ味は悪くないな。焼いて血止めに使うか。
[乱暴な治療に使われる事をぼそり暴露した。]
(368) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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ッッッッぶねえな、俺様の指が落ちたら如何する畜生!
[指輪を飾る、指が落ちるのは困る。 十の指があれば十飾れるだろうが分かるだろうが畜生!
そして、背に追い付くヴェラの姿が見えた。 もうちょい遠くには酔っ払いのニコラスの姿。 そして、何でやたらにやにやしてやがる、モンドの野郎。]
Wooooof... 見物料分捕るぞ!
[そして、短気任せに拾い上げた半月円を 再度―――…鼠>>@86の方角に放り投げたのだった。 近付かねえのは、あれよ、副船長の鉄槌が恐いからよ**]
(369) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 00時頃
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あれは、まさしく敵将!
[気配を殺しつつ、船内の様子を伺えば、見覚えのある捕虜(>>338、>>346)を引き連れた道化の男が見えた。
荒らされた船長室に転がる紙くずに映し出された懸賞首の肖像画と一致せるは、鮮やかな化粧とただならぬ殺気(オーラ)。]
(@88) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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髪マニア? え、ホレーショーの髪に惚れたとか言うのか?
[だが興味はすぐにホレーショーが相手をした 鼠の話題に変わっていた。 潮風に揺れるたおやかな流れる女性の髪と言うならまだ判るが、 この髪?と訝しげにホレーショーの髪を見つめ、 次いでジェレミーを見つめた。]
あ、なんか判った気がする。
[そういや、最初あの鼠ジェレミーに突っかかっていたような。]
どうせならギリーとやり合ってくれたら面白いのにな。
[無責任な発言をしてみても、鼠は既に船にはいない。]
(370) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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―回想:まともなころの話―
……なあ、食べないと明日が辛いぞ。
[痩せこけた歳近い彼へ、パン粥を渡してそう声をかける。 食欲がないのか、スプーンを受け取ろうともしない姿が、もう何日も続いていた。 スプーンを差し出し、心配に眉を歪める。 ボサボサで汚れ、痩せた姿はこちらも似たようなものだ。それよりも心配なのは、その目。 自暴自棄の手本のような目を見て、ただ胸には焦燥が込み上げた。 こいつはこのまま死ぬかもしれない。それは、他の奴隷からも何度も感じた予感]
……生きてれば、さ。生きてさえいれば、いつか、 いつか、いいことがあるから。
[それなのに、こんなときに上手い言葉を思い付かない。学がない。逆立ちしてもなにも出てこない。 それが辛くて、ただしばらく口をつぐんで]
……食べろよ。
[スプーンを無理矢理渡して、大きく息を吐いたまともな頭の青年は、今や酒キチガイで。渡された青年は陽気な青年に変貌したとは、なんたる神の悪戯か*]
(371) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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ゥ゛ゥ゛ ア゛
[相手が誰であっても“命令”には素直に従う大男にも、聞き入れられない指示が在る。それがまさに「死ね」である。本気で言われているわけもない場面であっても、何らかの反射のようにいつも濁った低音で唸る。]
ゥ゛ア゛ ァ゛
[頭に頭皮を乗せ、鼠を肩に乗せ、泣くように呻きながら淡々と板を積み上げていく男は、次の命令を得られるまでひたすら作業を続ける。**]
(372) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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― 回想・数年前>>355>>356 ―
[ぐぐぐ、と胸倉を掴まれる。もちろん抵抗はしない。暴力なんて慣れっこだから。抵抗したら、それだけ折檻は長引くんだ。 だらり、と手を下して。無気力に海賊を見据えて。 だけどその目はどんどん見開かれることになる]
(なんで。このひとは。こんなにむきになって。ぼくに)
[唾がかかりそうなくらい、顔を近づけられて怒鳴られて。 いつのまにか。鎖の繋がった板は壊されていた]
……え。
[一瞬、なにが起こったのか分からずに。口をぱくぱくさせる。 虚無に包まれたその瞳には、いつまにか光が宿っていた]
え。あ。
[目を白黒させて。そのまま引きずられていく。 それが兄貴との出会いだった**]
(373) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[逃げて、逃げて、 どこへたどり着きたかったのか。 帰るべき故郷に価値など無い。
あるのは、あったのは、 使命を果たして故郷に帰れば、 自由になれるかもしれない、というほんのかすかな希望だけ。 だがそれだけが、己を支えていたものだ]
がっ、あ……!!!
[振り下ろされようとする槌 戦うものであれば恥であろうが、 ひたすらに逃げることを選んだがゆえに、 痛打は肩に叩き込まれた。
骨の砕ける音は、肩だか背だかは知れぬままに、倒れこむ]
(@89) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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ふふふ、呑気にしていられるのも今のうち。 皆の見ている前でその『首』、斬り落としてみせよう。
[この船の名が、黒き淑女たる所以。 それはオズワルドの別名が『海洋に名だたる黒き女王蜂(しゅくじょ)』である事からされている。]
(@90) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 00時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 00時頃
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……ちっ 毒でも喰らって死ねや、ヤブめ
[目の前の、医者のような顔をした男。 生かした数より殺した数のが多いだろうと、少なくとも舌打ちをするこの男は思っている。 そしてそれならば、我が船長こそが名医だろうと―― 口にすれば大笑いでも貰えるだろうか。
しかし、敵船の食糧庫をあさるというのは 思いつかなかったことにこそ、舌打ちをしたい。
それでもなんとか立ち上がり、ふらりふらりと船首へと。 それは凪が続くころ、男が釣り糸垂らす場所。 海面がよく見える場所。 今は先ほどまでいた敵船の、甲板の様子なぞ見物しようか、などと考える]
(374) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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前髪ちょいと切ったら、えれえキレられたぞ。 ま、俺の髪の価値がわかったんだろ。
[得意気に言うが、冗談である。 そこまで価値のある代物に思えないのは前述の通り。 だからといってハゲるのは……嫌だが。>>370]
ギリアンの頭なんて見たら発狂してたんじゃねえの……
おう、おかえり。死体の片付け手伝いなぁ。
[帰還したグレッグに声をかけたりしながら、作業の手は止めない。>>352]
(375) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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あいつは髪なら何でもいいのか。
[ホレーショーのお世辞にも美しくはない髪で挑発になると聞けば、深く息をついた。 ミナカの視線に頷く。]
そういうことのようだ。 髪ごときどうだっていいが、あいつにやるものは持ち合わせていない。
ギリアンには、見向きもしないだろうな。
[そういえば今日は鳥糞で汚れていた気がする。特別身なりに頓着しろと言うつもりもないが、どうしてあれほどまでに無頓着でいられるのかは不思議で仕方がなかった。]
(376) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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………。
[何かの予感か。 道化は左のカトラスだけ抜刀していたのを、右側のサーベルも鞘から引き抜き二刀流に持ち替える。
だが足取りはそのままに、甲板へ向かうのは止めない。]
(377) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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[砕ける痛みよりも先に、 >>369 逃げる身を留めたのは、 例の男の半月円だったか]
絶望、……、
[死ぬかもしれない、死ぬだろう。 それは絶望というものだったかもしれないが、 男の口元に笑みを浮かばせるものだ。
かすかな希望に縋るよりも、 望みは無いと思い知るほうがはるかに楽なことだった。
ずる、と右手は甲板を這い、 逃げたところで喰われる定めの待つ海へとまだ伸びて]
(@91) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 00時半頃
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一撃で、落とす。
[タイミングは一つ。甲板に出た瞬間に敵将を落とす。
敵も相当たる手練れではあるが、暗殺(いちげき)の腕には自信はある。
甲板に上がった瞬間、誇示するように敵将の首を落とせば、敵の士気は愕然と落ちる。 そういった『狡猾さ』もまた、オズワルドが『黒き女王蜂(しゅくじょ)』と呼ばれる所以――――]
(@92) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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了解ッス。
[ホレーショーの言葉>>375に、コクリと頷いて。 皆に続いて死体の片付けを手伝う。 いつまで経っても慣れるものではない。 死体の臭いというのは]
うえっ。気持ちわる。
[正直な気持ちが漏れる。 死体の懐を漁って。なにも金目のものがないと分かると。 ずるずると足を引きずって死体を運んで、甲板から落とす]
どぼーん、とな。
[海に消える死体を見つめる目は、いつぞやの虚無を湛えていた**]
(378) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[髪束>>@81は、静かに舞う。
袋に溜めこんだ財宝は、やはりその殆どが彼>>345の思う通りの品であった。 僅か持ち主が生きている物が混じると言えどその殆どを遺髪とし、しかし遺髪と呼ぶほど清い物では無い。
髪切りがかき集めたそれは、 哀れな娼婦、帰り道を襲われた娘、売られた幼子、捕虜の聖職者、囚われの貴族。 中には同業者からむしり取った物もあるが、質の良い物はどうしても陸の人間の物となろう。
長い年月をかけ、より鮮やかで艶やかな物をと、選んで選んでかき集めて、 大切に、少しずつ切り刻んで。
しかし、ナイフから解き放たれたそれらは風に乗って。 海鳥の翼と共、今はその姿を消した。*]
(@93) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 00時半頃
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― 甲板 ―
[黒いレディは、もう、赤いビッチになっていた。 甲板は血の色。そして、それはもう、黒く乾きはじめてもいて。 太陽の光は容赦なく、遺体を乾かしていくが、それもまた海に堕ちれば腐って溶けていくのだろう。
その様子に川底の青色、両眸は細まり、そして、船室の入り口、ただ、佇む。]
(379) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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キヒッ、けーんぶーつりょー?
[>>369フランクからの声に、ぱちりと瞬きして。 見物料?見物料?と首をかしげたあと、高らかに質の悪い宝石の腕輪をはめた敵さんの手首を天に掲げてみたりして。 >>364こちらがぽんぽん投げてた目玉を踏んづけて転びかけたヘクターの姿がツボに入って、陽気な笑い声をたてる。
>>@89倒れこむ褐色の姿にも、指を指して笑って、笑って、笑って。 戦場に似つかわしくない、狂ったような爆笑は ふと、褐色の腰に下がった煌めきを見て止まった]
あー、は。おっかし……。 ん、んー?んん、に。
綺麗?な、銃?
[笑い疲れて、酒を煽ったあと。 きょとりと首をかしげる。
>>@92潜む最後の敵には、酔いの回った頭ではまったく想像さえも出来ず。酔っていなくとも、明らかに此方よりも能力の高い戦士に気がつく道理はない]
(380) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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――――――覚悟!!!!
[期は熟した。
オズワルドは甲板に上がっていく道化の心臓目掛けて一気に間合いを詰めていく。
そう、それは女王蜂が獲物を狩るかのように一気に、スピードをあげて、毒牙を相手に向ける――――]
(@94) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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そんな不味いもん食うわけねえだろ。
[キイチの捨て台詞>>374に呆れていたが、それでもふらふらと 船首へと向かう姿に、生に執着する強さを感じて 口元は笑みに変わった。
生きたいと思う奴を生かすのが医者だと。
血で汚れた肩書だが、陸よりも強く医者である事を 感じさせてくれるのだから、ある意味彼らに感謝すべきだろう。]
今ならデカい獲物が釣れるんじゃねえの?
[血の匂いに寄って来るのは更に凶暴な連中だが。]
(381) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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>>@93 [ふいに視界の隅、異様な色彩が飛んだ。 風に舞うそれが何か、遠目では見ることができなかったが、 煙のようにも見え、そして、わからないがゆえ、それは、
幻霊〜ファントムのようにも見えた。 この青い空の下。]
――……
[その風の舞い方。 航海士は、本能的に眉を潜める。
異常な風の形だ。 あの風の文様は、……師匠と呼ぶべき熟練の航海士から、 滅多にないものとして、過去一度、教わった気がする。]
(382) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[潮風に靡く髪に、肩には小動物。 見ようによっては可愛らしいのかもしれないが、 「可愛らしい」から最も遠い位置にいる大男。 グロテスクというのが正しい。
それが、泣くように唸っている。]
唸るな。うるせぇ。 その舌引っこ抜くぞ。
[いっそ喉でも潰してやろうか。 唸るギリアン>>372へ、そんな言葉を吐いた。
死ねなんて、頻繁に言う言葉だ。 特にギリアンに対しては、毎日言っているようなもの。 その度唸る様子に、いつも同じ言葉を投げていた。]
(383) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[やがてずるりと動いた腕は、 碧玉抱く装飾銃を手に取った。 血反吐を吐いて、震える指を引き金に、 半身は痛む事は感じるのに、麻痺したようだ。
希望に縋らずともよいというのなら、 絶望が許されるというのなら]
……
[その銃はもはや敵に向かうことはない、 神官は己の命を女神への生贄に捧げようと、 ――己のこめかみに銃口を向け、引き金を引いた]
(@95) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[振り下ろした鉄槌が男の肩にめり込む。 骨が軋み、砕ける感触が手に伝わった。 倒れかける男に尚も追撃しようとした所で、 再び半月円が飛んできたのを見る。 またフランクだ。>>369
あの悪趣味な猫野郎とも結構な年月の付き合いになるが 彼の放つ飛び道具が、こうして自身のすれすれの個所を通り過ぎた事は数えきれない。 ある時は首元が刃を、ある時は腕と鉄槌の間を弾丸を。 その頻度と言ったら戦闘に乗じて暗殺を狙ってるんじゃないかと疑うくらいだ。
本人曰く悪意はないらしいが、それにしてはこちらが怒鳴っても殴っても懲りてるんだか懲りてないんだか分からん態度でへらへら躱される。 アル中のクソガキとは違って正気な分だけタチが悪い。 それが余計に癇に障って、彼に対しては(まともな)他の船員よりも喧嘩を吹っ掛ける頻度が多かった。
というのはまた別の話だが。]
(384) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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へー。お前の髪、猫じゃらし以外に役に立つとは驚きだ。
[ホレーショーが鼠を挑発した方法>>375に大袈裟に驚いて、 直後にジェレミーを見やり、楽しげに唇を曲げる。]
手当たり次第って奴か。 なぁんで海にいるのかね。陸の方が綺麗なのいっぱいだろうに。 自分の居場所を見誤った鼠は海に落ちるしかないってな。
[同情の欠片も見せず、死体を甲板から放り投げる作業に移る。]
ギリーを見てどう出るか、賭ければ良かったな。
[相反する予想は賭けの対象に丁度良かった。 惜しむらくは結果は永遠に判らないと言う事だが。]
(385) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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お前、名は?サイモンか。 サイモン、私にも一つ予言出来ることがあるようだ。
[それは船内から甲板へと出る直前。道化はそんなことを捕虜に話しかけた。]
それは、私がこの場で敵の将を切り裂くだろうということさッ!
[>>@94道化はまるで後ろに第三の目があるかのように毒針の渾身の一撃を交わした。 いや、交わしただけではない。道化は既に無謀な毒針に一太刀を入れていた。客の注意が逸れた隙に仕掛けを施す手品師のような見事な手捌きは、淑女の胸にあっさりと赤い花を咲かせた。]
(386) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[そうして今度こそ止めを刺そうとして。 絶望。その言葉を聞いた男が何故だか口元に笑みを浮かべるのが見えた。>>@91]
――――あ?
[何故笑む。死に瀕してとうとう諦めたのか。 けれどその笑みがどこか不穏に感じて一瞬、眉を寄せた。 そんな考えを振り払うように、海に向かって尚手を伸ばす男の身体を叩き壊そうとした刹那。男が銃を手にするのを見る。>>@95]
――――、
[銃弾が発射されるのが早かったか、 それとも己の槌が骨を叩き割るのが先か。 男の身体から撒かれた鮮血が、周囲に散った]
(387) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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――……駄目だ。 早く、船に………。
[そう異様に晴れているのだ。 だからこそ、起こりうる、状態。]
――……ッ
[>>@91その時、軽い銃声がする。 そして飛び散る鮮血……。
空の青からその血の色をみやった。]
(388) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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ぐっ!!!
[手応えは、あったと、確信していた――――]
(@96) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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うるせえ。 万が一すげえ価値が出てもやらんからな。
[頭を抑え、無駄口を叩きながらも。 船長が帰ってくるまでにはなるべく片付けておきたい男は、せっせと作業と検分に混じる。>>376>>385
グレッグが一息ついたなら、「お疲れ」と肩を軽く叩いた。
頭にしないのは、本人が背の低いのを気にしている様子なので。**]
(389) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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しかしお前はチビに好かれるな。
[ホレーショーに懐いているグレッグが、 死体の片付けに混ざってきた>>378 猫やらチビやら色々拾って来ると思うが、船長がそれを 許しているのだから何も言う事は無い。
そして未だ死体に慣れない様子のチビに。]
お前も誰も死んだらこうなる。 気持ち悪いって言われる側になりたくなきゃ、頑張れ。
つーか、お前、下らねえ怪我とかしてねえよな?
[運んでいる様子から大丈夫だと思うが、一応確認を。]
(390) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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ギリアンを岩か何かくらいにしか見ない方に賭ける。
[だとしたらやりあうのは楽だったろうなと思うが今更遅い。 死体の服を剥ぎ海に蹴り落とす。掃除は自分の重要な仕事だ。 ふと、ある屍の指についた指輪に目を留め。]
……ふん。
[引き抜いて空に翳す。 沈みかけた陽を弾いた。]
(391) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[―――引き金を引いた後の、無音]
………、
[男の唇がひきつり歪んだ。 まさしくそれこそが絶望の表情というものだっただろう。 血塗れた女神は生贄が、 嬲り殺しにされることをお望みのようだった。
>>387 やがて壊れた玩具のように、 ひしゃげた体とその背に、白銀の狼は変わらず鮮やかに血塗れていた*]
(@97) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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― 船首楼 ―
[階段を上り、船首楼へ。 転がった死体を蹴り落として、手すりに腰掛け、顎を擦る]
デカい獲物、ねぇ
[船上と違い、波は不思議と穏やかだ。 船の影になった辺りは、夜の闇よりも暗く見え 視線を逸らした男は、ふけでまだらに白くなった髪を乱暴に掻いた。
欠伸をひとつ、ふたつ。
常とは違い、釣り糸は垂らさず ほとんどが命を終えた、淑女の姿に、目を細めた**]
(392) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 00時半頃
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くっ、これしきで、この、私 が
[道化の放った一撃は女王蜂(オズワルド)の急所を突き、紅い華を散らす。
その手つきはショウを魅せるかのように手際よく、鮮やかに。]
(@98) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
|
|
[空はよく晴れて、潮風が流れる。 それをまさか若い航海士が不穏に思っているとも知らず、銀の指輪を誰かいるかと見せてみる。 誰も声を上げなければ、積まれた鉄片やら武器やらに投げて混ぜてしまう。]
(393) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[その銃は誰が拾っただろう。 冷たい冷たい碧石の嵌め込まれた、装飾銃。 そこにあるままなら、もちろん、己の手で取るけれど、 きっと誰かが拾うだろう。
呪われた石などとは知らず。 もちろん、航海士自身もそこまでは知ることはなく、
ただ、手にすれば感じるだろうけれど。
だって、今現在の、腰にある、狼牙のルーペは何かと共鳴いているようで。 それが持ち主の死を待ち望んでいた歓喜の声であることなど、知らない。>>396>>@96]
(394) 2014/12/09(Tue) 01時頃
|
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[窮鼠の口元>>@91は、背後から見ることは出来ない。 海に向かって手を伸ばすさまに、無様に叩き潰され殺されるよりは身を投げることを選ぶかと、相変わらず感情の薄い視線を向け、ひそかに距離を詰めてゆく。]
───?
[ヘクターが眉を寄せる>>387のを見て、僅かに怪訝な表情を浮かべた。 この窮鼠、死の間際に何をしたか。]
[自害のための銃>>@95が構えられれば、ヘクターの槌も唸りをあげた。
飛び散る鮮血と肉片を、背後でもろに浴びるかたちとなったが。 顔色一つ変えることはないだろう。]
(395) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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|
Bonjour!これはこれは挨拶が遅れまして。 私、デゼスポワール号の船長を務めさせていただく ネイサン・ジョーカーと申します。
[倒れゆく女王蜂>>@98に道化は帽子を取って皮肉めいた慇懃無礼な礼を。]
(396) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[乾いた音が聞こえ、音が聞こえた方を見た>>@95。
青い空に、赤い色が舞っていた>>388。
ただ、それだけだった。]
よーし、終わったら次は中な。 宝と一緒に壁剥がして運んどけ。
[ギリアンが転がす前の死体から、 宝石やらなにやら剥がしている下っ端たちへ声をかけた。
補修用の板は、中の分のほうが足りないのだ。 戦闘が原因ならまだ許せる気もするが、 そうでないのが実情。
思い出しただけでも腹立たしい。]
(397) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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これで は 終わら ん
[オズワルドの手元から離れたレイピアの刃先が甲板に突き刺さる。 それはまるで女王蜂の針のように鋭利だが、どこか艶かしく。]
(@99) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[イラつきながら、淑女の胎内へと降りる口を見やれば。
道化師が、女王蜂を討つのが見えた>>@98>>396。
ただ、それだけだった。**]
(398) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[そして、はっと我に返る、きっとそれは、すべての黒い淑女の乗組員が息をひきとったあとのこと。]
船長!! 早く船へ戻るように!!
[道化の船長に向かい、そう声を張り上げた。 一刻も早く、この海域を抜けること。 でないと、ここは、
恐ろしい無風地帯になる、前兆が見えた、から。**]
(399) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 01時頃
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必ずや この者たちに 『絶望(デゼスポワール)』 を
[針をもがれた女王蜂が最後に述べたのは
末代まで続く事を願う*呪詛の言葉*]
(@100) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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|
[弾が出ないと悟った男が浮かべる絶望の表情。 それに一瞬だけ失笑じみた表情を浮かべ、躊躇なく振りぬく。>>@97 骨を砕かれ倒れ伏した男の、いびつな背中に刻まれた狼を目にした]
…これか、刺青っつーのは。
[刺青くらい別に珍しいもんでもなんでもない。 それよりも男の携えていた装飾銃が目に留まった。 冷え冷えとした蒼い宝石が埋め込まれたそれは、結構な貴重品に見える。]
なんだこりゃ。 へーぇ。イイモン持ってんな。
[特に誰かが邪魔しなければそれを毟り、まじまじと眺める。 他に興味を持つ奴が居れば特に抵抗もなく手渡して見せただろう]
(400) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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あ。
[>>@95自害など、そう珍しい話でもない。 が、予想外に。銃は火花を放つことなく、起こった無音を鉄槌が骨を砕く音が埋めた。 しばらくぽかんと口を開けて。 その口目掛けて冷えた血が額から流れてきたので、慌てて口を閉じた。 袖で血を拭って、ぱかっと口を開けた]
ヘクター、ヘクター、ヘクター、副船長!……と、フランク! お怪我ー、は?ない、ね!!
[びちゃびちゃと新しく流れた血を踏みつけながら副船長へと声をかけ。 それから、自害さえ選べなかった死体へと視線を落とす。 その手にはまだぎらぎら光る銃は残っていたが、それよりも。 その背中に残る銀狼の刺青が気になって、じっくり見てみたくって。
血濡れたそれは、褐色の肌によく映えていた]
(401) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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絶望を……ね。
[道化は女王蜂の呪いめいた遺言を確りと聞き届け…それから、誰にも気どられないようにさりげなく斃れた男の見開かれた眼を閉じさせてやった。]
今行く。
[航海士が何やら叫んでいる。不吉な名の彼がそんな声をあげると、本当に絶望がやってきそうだ。*]
(402) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[窮鼠の身体が拉げる>>@97を見れば、漸く、顔に散った血を拭い、鼠を潰した槌を持つ男を見やる。]
手荒いな。
[声色には非難も賞賛もない。 ただ、見たままの感想を述べていれば、駆け寄ってくるニコラス>>401、そしてどこか慌てたような航海士>>399の声がした。]
(403) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[黒い淑女は絶望に呑みこまれ、彼等の生はここでお終い。 幕引きは随分あっさりと、 今は束の間の勝利に酔えばいい。
しかし、 終わりは始まり、始まりは終わる。]
(@101) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[死体を剥ぐ、捨てる、剥ぐ、捨てるついでに床材を滑らせて最後の血を海に流す。 叶うことなら水でもぶちまけて洗いざらい流したいところだが、潮水でやるとたちが悪い。雨が降るまでお預けだ。 断りはしたものの実質掃除夫が似合いの男は、敬愛す船長の帰りを待つ。]
(404) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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