24 明日の夜明け
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[図書館に戻る面々とは逆に、こちらは校庭を振り返った]
……他にもまだ、人がいるかも知れないよな。 ホリーやその子みたいに気絶してるかも知れないし。 怖くて下手に動けないのかも。
[講堂。体育館。部室棟。]
俺、一回り行ってみる。 ロレンツォ先生と子猫も、探せたら探してみるから。
(114) 2010/08/02(Mon) 13時頃
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ん。ありがとう。
[大丈夫、と不安げながら笑顔を向けてくれるのに頷く。 きゅっと目を閉じ祈り終えたアイリスに、繋いだ手で触れて]
……一緒に来る? 解った。一応、職員室で鍵取ってから行こう。
[そう答えて、一旦校舎に回ってから校内を巡るだろう。 ……鍵の掛かった場所に人がいる望みは薄いのだけど。]
(118) 2010/08/02(Mon) 13時半頃
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掃除夫 ラルフは、小僧 カルヴィンに、解ったと頷いて、一緒に行く事にする**
2010/08/02(Mon) 13時半頃
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―職員室から体育館へ―
猫、いるなら見付けてやらないとね。
[追い付いたカルヴィナに振り向きつつ、職員室へ。 ソフィア達が通った後で、煌々と明かりが灯っていた]
ロレンツォ先生ー? ……いないか。 ……この時期講堂に人の出入りはないと思うけど。
[鍵棚から体育館と部室棟、講堂の鍵を取る]
あの水泳部の子の着替えが先かな。体育館から行こう。
カルヴィナは、体調は何ともない? ……皆倒れてたりしたって言うし。 たまにしっかりし過ぎる所あるから。
[階段を降り、辺りの様子を見ながら体育館へ向かった]
(121) 2010/08/02(Mon) 17時半頃
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―体育館地下 温水プール―
[いつになく不安げに傍を離れないアイリスに、 大丈夫だからと声を返して。
体育館の一階は、ざっと見て回ったが無人だったので、 カルヴィナとアイリスと共に、体育館の地下に降りる]
じゃあ、そっちお願い。
[女子更衣室を指差してから、自分は逆側へ**]
(122) 2010/08/02(Mon) 18時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 18時頃
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―体育館地下― >>123
滅私奉公って。嫁って。
[時代がかったやら何やらな物言いに少し噴き出した。
男子更衣室の中も無人のようだ。 水泳部員の物らしき私物があるだけ]
……誰もいませんか、っうわあ!?
[がしゃん、と物音]
(141) 2010/08/02(Mon) 20時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 20時半頃
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いっつー……
[手を軽く振って立ち上がる。 濡れた床に足を滑らせただけだった。軽く膝を払う。 倒れた物を戻して、自分が怪我してないか一頻り眺めて。 手に切り傷が一つだけ、ぺろりと舐めといた。
女子更衣室の方から声がしたので、壁ごしに顔を向ける]
ごめん何でもない! こっちは誰もいないよ、あの子の着替えあった?
[尋ねながら男子更衣室の電気を消し、廊下に出た]
(147) 2010/08/02(Mon) 21時頃
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―体育館地下―
[マーゴの物と思しきバッグを持ったカルヴィナとアイリスに、 何事だったのかと問われれば、困ったように]
ん、平気。滑っただけ。 びっくりしたけど痛くなかった。
血も出てないし。
[笑みは、消え入るよう]
……――あ、縁起は悪いか?
[受験生だもんね、と自分で茶化して。 カルヴィナからバッグを引き取った]
(163) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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[バッグの代わりとばかり、校内の施設の鍵を渡した]
カルヴィナは、まだ猫探すよね。 俺、これ先に図書館届けて来る。 アイリスはカルヴィナと一緒に行って?
……――女の子一人にする訳に行かないだろ。
すぐ戻って来るよ、携帯繋がるんだし、大丈夫。 ……ね。
[宥めたのか諭したのか、アイリスの肩を撫でて。 頼んだよ、と言うが早いか、校舎への階段を上がって行く]
(165) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 22時半頃
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―伝説の樹へ―
[一階から渡り廊下に出た。 見上げると、無人の音楽室に電気が点いている。 生徒会室もだ――そこにソフィアがいるとは知らず]
……はは。
[一向に血の滲む気配のない、さっくりとした傷口を。 眇めて、笑みになり切らない乾いた息が零れる。 音のない風が冷たく、夏服の腕をさらった。
桜は今もはっきりと見える。伝説のある樹。生命の実。 近付けば、古い樹皮はくたびれて見えて、そこに手をついた]
……――本当に戻れるのか。
(171) 2010/08/02(Mon) 22時半頃
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掃除夫 ラルフは、【樹に触れて願う――{1}】
2010/08/02(Mon) 23時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 23時頃
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―図書館― >>175 [戻って見れば、丁度水泳部の子が目覚めた所らしい]
あ、起きた? ……気分はどう?
これ、君のバッグで合ってるかな。 寒いから着替えた方が良いんじゃないかって聞いて、 頼まれて持って来たんだけど。
(182) 2010/08/02(Mon) 23時頃
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掃除夫 ラルフは、良家の息子 ルーカスを見遣る。誰と通話中なのだろう、と首を傾げた**
2010/08/02(Mon) 23時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/08/02(Mon) 23時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 00時頃
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―マーゴ達が出て行く前― >>196 [バッグを手渡して、苦笑する]
どういたしまして。 ……持って来ちゃってごめん、でなければ。
ラルフ=ヴェスティ。三年。
外寒いし、まぁ、色々。気を付けて。
[ルーカスが同行するなら一先ず心配ないと見送る。
カルヴィナとアイリスにメールを打つ事にした]
(214) 2010/08/03(Tue) 00時頃
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『To.アイリス,カルヴィナ Sub.水泳部の子(マーゴ)起きた Txt.割と元気そうだったから安心して。 今からそっち戻る。 桜の所には猫いなかったよ』
[二人に向けた同報メール。かちり、と送信]
(218) 2010/08/03(Tue) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 00時頃
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[図書館にはサイモンが残っていて、ホリーが戻って来たか。 メールには勢いで『今から戻る』と打ってしまったが]
……二人はどうする? まだここで待つ? 俺、アイリスとカルヴィナの所に戻るけど。
[尋ねた所で、携帯が鳴る。 見覚えのない不規則な英数字のアドレスに、 件名のないメールが一件。 こんな状況で迷惑メールなんて届くのか…… 気味も悪いし若干うんざりして、開かずに削除した]
そう言えば、連絡用にアドレス交換した方が良いね。 俺、サイモンの知らないし……はい、赤外線。
今校内にいる中で俺のアドレス知らない人見付けたら、 流しちゃって良いよ。緊急時だしね。
(225) 2010/08/03(Tue) 00時半頃
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>>220 [サイモンが書いてくれた現状のメモを読む]
……うーん……漫画か何かの話みたいだよね。 実感追いつかないけど、ん、頭には入れとく。 ありがとう。
[放送室に向かうらしい彼の挙動。 がらんどうの図書館とその背を見比べて。 世界史のプリントの裏に自分のアドレスを書いて、 机の目立つ辺りに置いておく]
ホリーはまだ戻って来ないか。取り敢えずメールしとこう。
[図書館が無人になる事と、解る範囲で人の行き先を、 (自分、サイモン、ルーカス、マーゴだ) 簡潔にメールで送信した]
……まだ大丈夫、なのかな。
(229) 2010/08/03(Tue) 00時半頃
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>>232 [サイモンのアドレスを受信して、一言礼を。
その後の呟きは、窓の外の月に向けて。――まだ青白い。 敵だとか。逃げろとか。
不安を煽るような事ばかりで]
……幸運を、祈る。か。
[掌を見る。 この世のものとは思いがたかった、銀灰色の人影の顔。
軽く頭を振る。 今はアイリスを不安にさせ過ぎないのが大事。 立ち上がると図書館の電気は点けたまま、外へ]
(239) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 01時頃
掃除夫 ラルフは、どこかでまた、ガラスの割れる音に身を固める。
2010/08/03(Tue) 01時頃
掃除夫 ラルフは、校舎の一階でサイモンの放送を聞いた。
2010/08/03(Tue) 01時半頃
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―校舎一階―
[スピーカーから流れたのは放送と言うより砂嵐。 と言うより。
ザザザザしザてもザザむだだザザザからザザなザザザ……
呪詛に近い歪んだ音が校舎のスピーカーから流れる。 ノイズの中に、何か不吉メッセージが篭もったような]
逆効果じゃないか……? 止めて欲しいよな、こんな時に……
悪戯じゃないよなあ。
[嘆息して。寄ったままの自分の眉間に気付く。 人差し指で押し伸ばした]
(282) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 02時頃
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[薄ら寒いものを感じながら、校舎を抜けて行く。 体育館の方に向かう。アイリス達とは合流出来ただろうか?
フィリップのメールは、まだこちらには届かない**]
(287) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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―部室棟―
[バッテリーが一つ減ったので携帯は温存、人の姿は足で探した。 部室棟の廊下を歩いていれば、話し声が聞こえたようで]
……誰か、いるー?
[少し伸びて落ちる問い掛け]
(335) 2010/08/03(Tue) 12時半頃
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>>337 [こつこつ……こつん]
!?
[一瞬ぎくりとするけど、窓から漏れる月光はまだ青いようだ。 外を覗いてみる]
……ソフィア? 何してるの、そこで。
(338) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 13時頃
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>>339>>341 [ぴょこぴょことせわしない後輩の様子はいつも通りに見える。 その事に僅かばかりの安堵]
あぁ、成程…… 見た所、敷地の外はすぐアレ、って感じだね。 抜けられる所はありそう?
こっちは他に残ってる人を探してるんだけど、もう殆ど……
[と、そこで横からアイリスとカルヴィナの姿]
あ、良かった、ここにいたか。大丈夫だった? メールしたけどちゃんと届いたかな。
[文字化けしていたと聞けば、マーゴが目を覚ました事と、 桜の近くには猫はいなかった事を伝え。
カルヴィナの具合に気付いたら、保健室に誘導するつもり**]
(348) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 20時半頃
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―回想 保健室に来る前―
[再会するなり抱き着くアイリスに、困ったものだと微笑した。 栗色の髪を撫でて。 『敵』に備えて準備している、と話を聞いて一つ唸る]
そっか……
[懸念は一つ。 そうした武器で『敵』に対抗出来るの? と言うよりは]
あんまり凶器っぽいのを持つのはお勧め出来ないかな…… 暗いと逆に取り扱いが怖いし。周りに与える影響もある。
[お互い不安になる状況にあからさまな武器を持ち出す事で、 お互いに与え得る印象と、ストレス]
自衛の為、ってのは、考えなきゃいけないけどね。
(376) 2010/08/03(Tue) 21時頃
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―回想 保健室まで―
先生と猫は見付からず。……飼育小屋の兎もそうらしい。 今のここには、生徒しかいないのかも知れない。
[それは確か、図書館でサイモンが書いたメモの内容だったか]
生徒以外の皆は、……――
[少し、考える]
いわゆる、『居るべき場所』にいるのかも知れないな。 元通りの、普通の学校。
[そんな事を言いつつ]
表現がストレートだよな、ソフィアは。照れた? この前、次は子猫用の遊び場を作るって言ってた気がする。
[保健室でホリー、サイモン、ズリエルと合流した]
(381) 2010/08/03(Tue) 21時頃
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―保健室―
[鍵が既に開いてる事を訝りつつも中に入る。 先ずはカルヴィナを休ませる事を優先して。
ズリエルが手当を受けたのを見れば、 手を切ったらしい事や、出血したらしい事を聞き出した。 少し間を置いて、嘆息]
利き手なのか……気を付けて。
[自分は絆創膏を一枚ぺたり、右手、小指側の側面に貼った。 さっき体育館でこけた切り傷を覆う。
血が出ないのが気味悪い位に深い傷口から、目を背ける為に]
(385) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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掃除夫 ラルフは、双生児 ホリーがどうやって保健室を開けたのか聞き出して、軽く絶句したり。
2010/08/03(Tue) 21時半頃
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>>386
ルー、……ソフィア? 倒れてたって何が……
[空いたベッドに寝かされるソフィアの様子を尋ねる。 脈はあるらしい事。理由は解らない事]
……それは、びっくりしたろ。
早く目、覚めると良いけど。
[椅子で脱力するルーカスの肩を叩き。 割れたガラスを掃除するなら手伝っている]
(389) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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>>391 [アイリスの手が右手に伸びた瞬間、思わず軽く腕を退いて。 ごめん、と安心させる為に笑みを向ける]
ん、いや。大丈夫……本当に。 痛みもないけど、念の為だから。
[今度こそ取られた手は、絆創膏の上からだと。 そこに傷があるのかどうかさえ、不思議に見える位で**]
(395) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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[目を覚ましたソフィアや駆け込んで来たテッドの様子に、 話を聞きつつ、一先ず大事ないかと場所を空ける。 保健室は置いてある物が多いので、この人数だと手狭だ]
ちょっと向こう出てるね。
[一つ言い残して、保健室の外へ]
(427) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 23時半頃
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―保健室前― >>438 [図書館に戻るらしいルーカスを見送り。 廊下に背を預けるとアイリスもついて来た]
ん。
良いよ、何かあった?
[からり、扉を閉める音が控え目に残る]
ドア、余り触らない方が良いよ。 破片ついてるかも知れないから……
(442) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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>>443
…………――縁起でもない事訊くなよ。
[俯いたままのアイリスの頭をぽふりと撫でる。 視線を追うように、掃き切れなかった細かな破片、 廊下の電灯にちらりと光るのを見た]
そしたら、助けに行かなくちゃな。
[銀灰色の人影は『捕まったら戻れない』、 そう言っていたけれど。
そこに関しては、信じない事にして]
大丈夫。……『敵』だとか。 訳の解らない奴に渡したりしないから。
(447) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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[冷たい風が、渡り廊下から吹き抜けて来る。 微かに混ざる臭いに、眉を顰めた。
♪ ――…… メールの着信だ]
ん。……フィリップからだ。
[胸がざわざわする。ぱちり、携帯を開いた]
『Frm.フィリップ Sub. Txt.9lコロ%・x! ス) ~D { ]iZ#j\・ーo禦*F・*ェ 会ったSg lnF鈩Q杓r〓鞐B @・ネソノ髏M2ナ"クらw4[ケY%ル?エホK 4@羅^qうしろ&[
死のうよ』
(462) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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なっ…………!?
[削除する余裕なんかない、ボタン二連打でメールを閉じる。
やおらアイリスの手を掴み、周囲に視線を走らせた]
(464) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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